JP2005137902A - 車輪付きの旅行鞄のための引き込み可能な傾斜した牽引ハンドルシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、地面に沿って旅行鞄を足車で運ぶための牽引ハンドルを有する車輪付きの旅行鞄製品、特に、車輪付きの旅行鞄のための引き込み可能な牽引ハンドルを提供する。
【解決手段】 車輪付き旅行鞄のための牽引ハンドルシステムが、第1および第2の支柱と、その支柱に対して平行な直立位置とその支柱に対して一定の角度にある牽引位置との間で位置決め可能である牽引ハンドルとを備える。この牽引ハンドルは、第1および第2の支柱の間を延びる角位置要素を含むロッキングラッチ機構を備え、および、この角位置要素はリブ付きの外側表面を有する。ロック要素が、角位置要素の外側表面上に受けられる内側表面を備え、および、この内側表面は、直立位置に対応する第1の方向配置において角位置要素にロックする形で係合し、および、牽引位置を規定する第2の方向配置において角位置要素にロックする形で係合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般的に、地面に沿って旅行鞄を足車で運ぶための牽引ハンドルを有する車輪付きの旅行鞄製品に関し、さらに特に、車輪付きの旅行鞄のための引き込み可能な牽引ハンドルに関する。
現在では、旅行鞄製品からブリーフケースおよびバックパックにいたる様々なタイプのバッグが、こうしたバッグが地面より高く持ち上げられて運ばれるのではなく地表に沿って引かれて動かされることを可能にする車輪と牽引ハンドルとを含む。この牽引ハンドルは、典型的には、車輪の反対側に位置したバッグ端部に配置されており、および、バッグは傾斜した状態で地面に沿って引かれて動かされる。こうしたハンドルは非常に便利である可能性があり、現在では人気がある。
典型的には、牽引ハンドルは、バッグの背部パネルに沿って平行に延びる入れ子式の支持体に取り付けられており、および、このハンドルは牽引のために伸長可能であり、および、バッグの外側輪郭とおおむね面一な位置においてそのバッグの中に引き込み可能である。従来においては、このハンドルは支持体に不動に取り付けられており、および、その支持体が伸ばされている時には、その支持体に対して固定された位置にあった。しかし、こうしたハンドルを長時間にわたって把持することが不快感を与える可能性があるということが発見されている。これは、少なくとも部分的には、バッグの重量の大部分がそのハンドルを把持するユーザによって支持されるからである。
旅行鞄の牽引におけるユーザの疲労を軽減するために、様々なタイプのハンドルシステムが開発されてきた。例えば、より快適な牽引位置を提供しようとして、旋回式または回転可能なハンドルが使用されてきた。公知のハンドルシステムはこれらの問題に対処することにおいて様々な度合いの成功を収めてはいるが、こうしたハンドルシステムの多くは、極めて複雑であり、実現のためのコストが高く、かつ、必要とされるだけの信頼性を実現していない場合が多い。
さらに、多くの公知の牽引ハンドルシステムは、使用時には、入れ子式の支持体と一直線に位置しており、したがって、そのハンドルが牽引されている時にはバッグの中心の上方に位置している。この位置では、バッグが望ましくない形でそのバッグを牽引する人間の踵を打撃して、その人間の足取りを妨害する可能性が高い。
これらの欠点と他の欠点とを克服する車輪付きの旅行鞄のための牽引ハンドルを提供することが望ましいだろう。
例示的な実施態様では、車輪付き旅行鞄のための牽引ハンドルシステムが提供される。このハンドルシステムは、第1および第2の支柱と、これらの支柱に対して平行な直立位置とこれらの支柱に対して一定の角度にある牽引位置との間で位置決め可能な牽引ハンドルとを備える。牽引ハンドルは、第1および第2の柱の間を延びる角位置要素を含むロッキングラッチ機構を備え、および、この角位置要素はリブ付きの外側表面を有する。ロック要素が角位置要素の外側表面上に受けられる内側表面を備え、および、この内側表面は、直立位置に対応する第1の方向配置において角位置要素にロックする形で係合し、および、牽引位置を規定する第2の方向配置において角位置要素にロックする形で係合する。
随意に、牽引位置が直立位置から約45°の角度に方向付けられ、および、偏倚要素がロック要素をロック位置とロック解除位置のどちらか一方に押しやる。シェルと、このシェルに連結されている押しボタンが設けられており、この押しボタンはロック要素を角位置要素からロック解除する。
別の例示的な実施態様では、旅行鞄が提供される。この旅行鞄は、少なくとも1つの本体パネルを備える本体と、1対の車輪とを含む。第1および第2の入れ子式の支柱がその本体に連結されており、引き込み可能な牽引ハンドルが支柱に対して平行な位置と、支柱に対して一定の角度にある牽引位置との間で位置決め可能である。このハンドルは、牽引位置において本体パネルから遠ざかる方向に延び、および、この牽引ハンドルは、ハンドルシェルと、このシェルに取り付けられているロッキングラッチ機構とを備える。このロッキングラッチ機構は、ハンドルシェルと支持体とのどちらか一方に固定されて取り付けられている角位置要素を備え、および、この角位置要素は第1の柱と第2の柱との間を延びると共に、第1の係合表面を備える。少なくとも1つのロック要素がシェルと支持体のどちらか他方に固定されて取り付けられており、および、そのロック要素は、角位置要素の第1の係合表面上に受けられる第2の係合表面を備える。この第2の係合表面は、直立位置に対応する第1の方向配置においてロック要素にロックする形で係合し、および、牽引位置を規定する第2の方向配置においてロック要素にロックする形で係合する。
別の例示的な実施態様では、1つの旅行鞄が提供される。この旅行鞄は、輸送のために品物を詰め込むための区画を画定する本体と、この本体に取り付けられている車輪と、本体に取り付けられている第1および第2の入れ子式の支柱と、牽引ハンドルシステムとを備える。この牽引ハンドルシステムは、第1および第2の支柱に旋回自在に取り付けられているU字形のハンドルシェルと、このシェルに連結されている押しボタンと、シェルに旋回自在に取り付けられておりかつ押しボタンの動きに応答する第1および第2のロッカーアームと、第1および第2のロッカーアームのそれぞれに連結されている第1および第2の解除ケーブルとを備える。ロッキングラッチ機構が解除ケーブルに連結されており、および、U字形のハンドルの末端に位置した第1および第2の支柱の間を横方向に延び、このロッキングラッチ機構は、リブ付きの係合表面を有する角位置要素と、角位置要素のリブ付き係合表面の上に受けられる溝付きの係合表面を備えるロック要素とを備える。この溝付き係合表面は直立位置においてロック要素にロックする形で係合し、および、ハンドルシェルが支柱に対して一定の角度をなしている牽引位置においてロック要素にロックする形で係合する。
別の実施態様では、牽引可能なバッグのためのハンドルアセンブリが提供される。このハンドルアセンブリは、U字形のシェルと、そのU字形シェルに取り付けられているロッキングラッチ機構とを備える。このロッキングラッチ機構は、シェルに固定されて取り付けられている軸と、この軸の外側表面から延びる少なくとも1つのリブとを備える。1対のロック要素がその軸にスライド自在に取り付けられており、ロック位置とロック解除位置との間でこの軸の軸線に沿って移動可能である。これらのロック要素は互いに反対方向に移動し、および、そのリブはロック位置とロック解除位置の各々においてロック要素の間に位置している。
さらに別の実施態様では、牽引可能なバッグのためのハンドルアセンブリが提供される。このハンドルアセンブリは、U字形のシェルと、そのU字形シェルに取り付けられているロッキングラッチ機構とを備える。このロッキングラッチ機構は、位置セレクタとロッキングプレートとを備え、および、この位置セレクタとロッキングプレートとは、ロッキングプレートに対して相対的にシェルを位置決めするために噛み合う係合表面を備える。位置セレクタはロック解除位置においてロッキングプレートの下方を移動する。
図1は、本発明の例示的な実施形態にしたがって形成されている引き込み可能な牽引ハンドルシステム102を含む車輪付きバッグ100の斜視図である。このバッグ100は、公知の材料で作られており、かつ、背部パネル104と、側部パネル106、108と、頂部パネル110と、底部パネル112と、前部パネル114とを有する本体を含む。この本体パネル104、106、108、110、114は、集合的に、旅行のために衣服と個人用の品物とのような所望の品物を中に収容して輸送するための本体内の保管空洞を画定する。
車輪116が公知の方法でバッグ100の下部端部に取り付けられている。この示されている実施形態では、バッグ100は汎用の旅行鞄であるが、代案の実施形態では、当業者が理解するように、車輪付きのブリーフケース、車輪付きのダッフルバッグ等を非限定的に含む他のタイプの車輪付きバッグが使用されてよい。図1では、牽引ハンドルシステム102は、頂部パネル110と背部パネル104のそれぞれの凹み118に中に配置されている。
図2は、伸長状態にある牽引ハンドルシステム102を伴うバッグ100の一部を示す。牽引ハンドルシステム102は、1対の入れ子式の支柱または支持棒120と、その支柱120上の末端に取り付けられているハンドルアセンブリ122とを含む。この支柱120は背部パネル104に概ね平行に延び、および、凹み118内においてバッグ100に固定的に取り付けられている。公知の入れ子式の支持体では、支柱120は、同軸の形で配置されているスライドする支持部材を含み、および、このスライド部材は、その支持体を伸長状態(図2)と引っ込み状態(図1)とにおいてロックするように穴(図示されていない)に係合する、ばね押さえピン(図示されていない)を含む。ハンドルアセンブリ122は、特に、そのピンを柱120内の穴から解放してその支柱120が伸長状態または引っ込み状態に自在に伸縮することを可能にする押しボタン124を含む。支柱120は、例えばアルミニウムから公知の方法で作られてよい。
図3に示されているように、押しボタン124はロッキングラッチ機構(図3には示されていない)も解除し、このことが、支柱120に実質的に平行である直立位置(図4に仮想線で示されている)と支柱120の軸線に対して予め決められた角度αをなしている牽引位置との間をハンドルアセンブリ122が移動することを可能にする。したがって、牽引位置においては、ハンドルアセンブリ122はそのバッグに対して角度αに傾斜し、および、さらに、ハンドルアセンブリ122はバッグ100の軸線130から遠ざかる方向に傾斜し、および、バッグ100の背部パネル104を超えて遠ざかる形で延びる。
図4は、床のような支持表面140上でバッグ100が傾斜しておりかつ車輪116が支持表面140と転がり接触している、牽引状態にあるバッグ100を示す。この状態では、ユーザは、車輪116が支持表面140上を転がる形で矢印Aの方向にバッグ100を牽引するために、ハンドルアセンブリ122を把持してよい。ハンドルアセンブリ122がこの牽引状態において予め決められた角度αに傾斜しているので、支持表面140に対するバッグ100の傾斜角度βは、ハンドルアセンブリが直立位置(図2および図3)に位置している場合の傾斜角度βよりも大きい。この傾斜角度βの増大は、バッグが矢印Aの方向に牽引される時、バッグをより直立した状態にし、したがって、バッグ100の重量のより大きい部分が支持表面140上の車輪116によって支持され、および、その重量のより小さい部分がユーザによってハンドルアセンブリ122において支持される。したがって、牽引位置における傾斜したハンドルアセンブリ122は、ユーザが体験するバッグ100の有効重量を減少させ、および、したがって、バッグ100を牽引する時の疲労を軽減する。
さらに、傾斜したハンドルアセンブリ122は、ハンドルアセンブリ122の支持位置をバッグ100の軸線130からさらに遠くの位置に移動させる。したがって、バッグ100は、バッグ100を牽引する時にユーザの歩行パターンを侵害し妨げる可能性が低くなる。
図5は、支柱120の末端に連結されているハンドルアセンブリ122を示す牽引ハンドルシステム102の斜視図である。ハンドルシステム102は、リベットのような公知の締付け固定具152によって支柱120に固定的に取り付けられているハンドル保持器ハウジング150を含む。このハンドル保持器ハウジング150は支柱120の間を延びて支柱120を互いに連結し、それによって支柱120を互いに間隔を置いた関係に維持する。例示的な実施形態では、ハンドル保持器ハウジング150は、2つの半分部分(図1にはその一方だけが示されている)によって作られており、および、例えば公知の方法でプラスチックで作られている。保持器150の半分部分は、ハンドルアセンブリ122が直立位置と牽引位置との間を移動することを可能にするロッキングラッチ機構(図5には示されていないが後述される)を収容する。
ハンドルアセンブリ122は、ハンドル保持器ハウジング150に旋回自在に取り付けられているU字形のフレームすなわちシェルを含む。このシェル154はハンドル保持器ハウジング150に対して相対的に移動することが可能であり、および、後述の仕方で直立位置と牽引位置との間で位置決めすることが可能である。親指載せ(thumb rest)156がシェル154内に設けられており、および、押しボタン124がシェル154の外側表面158を貫通して延びる。シェル154は、例えば、公知の成形作業によってプラスチックで作られてよい。
図6は、(図5に示されている)ハンドル保持器ハウジング150から取り外されたハンドルアセンブリ122を示す。シェル154は、内側部分160と、この内側部分160に嵌合する外側部分162とを含む。シェル154の内側部分160と外側部分162の各々は、互いに反対側に位置する脚部材164、166と、それぞれの脚部材164、166の間を延びてこの脚部材を互いに連結する横断部材168、170とをそれぞれに含む。
シェル154の内側部分164は、輪郭を持つ把持表面172を含む。例示的な実施形態では、この把持表面172は、ゴムのような弾性材料で作られており、および、シェル154の内側表面上に堅固であるが快適な把持表面を提供するように、シェル154の内側表面164に取り付けられている。別の実施形態では、把持表面172はシェル154の内側部分160と外側部分162との形に形成されてよく、または、さらに、把持表面172はハンドルアセンブリ構造において省略されてもよい。
外側シェル部分162の脚部166が、横断部材170の反対側に位置した取り付け脚部174を含み、および、この取り付け脚部174はU字形の外側シェル162の脚166から互いに向かって内方に延びる。シェル内側部分160はシェル外側部分162の内側に収まり、および、シェル内側部分160の脚164は、シェル外側部分162の取り付け脚部174の上に載る。例示的な実施形態では、取り付け脚部174の各々はピボット基部175と、ピボット基部175から延びる整合面176と、整合面176から軸方向に延びる首部177と、首部177から軸方向に延びる受け円板178とを含む。ピボット基部175と、首部177と、受け円板178は、横軸線180に沿って互いに同心である。首部177はピボット基部175に比べて小さい横断面積を有し、および、受け円板178は首部177よりも大きい横断面積を有する。例示的な実施形態では、首部177と受け円板178は実質的に円筒形の形状であり、一方、ピボット基部175はハンドルシェル154の輪郭に合致するように比較的に正方形である。ピボット基部175は、さらに、ハンドルアセンブリ122がハンドル保持器ハウジング150に対して相対的に移動させられる時に、ハンドル保持器ハウジング150(図5)の上方に隙間を生じさせるように、その底面180上では丸められている。
取り付け脚部174のピボット基部175は、ハンドル保持器ハウジング150(図5)に取り付けられると、そのハンドル保持器ハウジング150に外側に延び、および、整合面176はハンドル保持器ハウジング150の外側端縁に隣接している。受け円板178は、ハンドル保持器ハウジング150内に形成されている受けスロット(図示されていない)内に受け入れられ、および、したがって、受け円板128は横軸線180を中心として受けスロット内で回転することができるが、その受け円板178は、横軸線180に対して平行な方向にハンドル保持器ハウジングに対して相対的に移動することが防止される。
ロッキングラッチ機構182は取り付け脚部174の間を延び、および、受け円板178の間で横軸線180に沿って概ね位置合せされている。例示的な実施形態では、ロッキングラッチ機構182は、位置決め軸184と、軸184に取り付けられている止め子186と、1対のロック要素188と、止め子186とロック要素188との間を延びる偏倚要素190とを含む。位置決め軸184はシェル154の取り付け脚部174に固定されて取り付けられており、および、ロック要素188は、ハンドル保持器ハウジング150内に形成されている空洞(図示されていない)の中に受け入れられる。ロック要素188は軸184上の位置決めリブ192、194と協働して、後述するように直立位置と牽引位置とにハンドルアセンブリ122をロックする。位置決めリブ192、194はロック要素188の間を延び、および、ロック要素188は軸184に対してスライド自在に取り付けられており、かつ、後述するようにリブ192、194の近くまたは遠くに位置決めすることが可能である。
例示的な実施形態では、偏倚要素190は螺旋コイルばねであるが、他の弾性要素とばね要素が、後述するようにロック要素188に対して偏倚力を加えるために備えられてもよいということが理解される。さらに、一実施形態では、止め子186は、ハンドルアセンブリ122が取り付けられている時にハンドル保持器ハウジング150によって予め決められた位置に維持される金属座金である。しかし、止め子186が軸184自体に形成されることも可能であり、または、そうでない場合には、例えばハンドル保持器ハウジング150内に偏倚要素のための止め表面を設けることを含む、別の公知の方法で設けられることも可能であることが想定されている。
図7は、概ね円筒形の外側表面200と、その外側表面200から半径方向に外側に突出する位置決めリブ194、192とを含む、例示的な位置決め軸184の斜視図である。リブ194、192は軸184の縦軸線206に平行に延び、および、リブ192、194はハンドルアセンブリ122の直立位置と牽引位置との間の角度α(図3)に実質的に等しい角間隔で延びる。例示的な実施形態では、この角度αは約45°であるが、別の実施形態ではこれよりも大きいか小さい角度が使用されてもよいということが理解される。ロック要素188は軸の外側表面200上を延び、および、そのロック要素188は、後述されるように位置決めリブ194、192と整合している時に、必要に応じてハンドル保持器ハウジング150(図5)に対してハンドルアセンブリ122を位置決めするために直立位置と牽引位置との各々においてハンドルアセンブリ122を掛止する。
図8は、位置決め軸184の端面図と、例示的なロック要素188とのその位置決め軸の相互作用とを示す。ロック要素188は、外側表面212と内側表面214と解除アーム216とを有する多角形の本体210を含む。内側表面214は実質的に円筒形であり、および、軸184の外周部上にスライド自在に取り付けられており、および、したがって、位置決め軸184の表面200を完全に取り囲む。位置スロット218、220、222が内側表面214から半径方向外方に延び、および、位置スロット218、220、222は軸184の位置決めリブ192、194を受けるための大きさにされている。
後述されるようにロック要素188がロック解除位置に解除されると、軸184はロック要素188の内側表面214の内側においてこの内側表面214に対して相対的に回転することが可能であり、一方、ロック要素188は、ハンドル保持器ハウジング150(図5)内において予め決められた整合状態のままである。ロック要素188に対して相対的に軸184を回転させることによって、位置決めスロット218、220、222に対する軸184の位置決めリブ192、194の相対的位置が変化させられてもよい。
例示的な実施形態では、各ロック要素188の解除アーム216は、入れ子式の支柱120(図2から図5)を動かすための解除ワイヤまたは解除ケーブル(図8には示されていない)を案内または保持する係合スロット224、226を含む。係合スロット228もロック要素本体120の外側表面212内に備えられており、および、スロット228は、後述するようにロック要素188を作動させるための解除ワイヤまたは解除ケーブルを保持する。ロック要素188の外側表面212は、さらに、必要に応じて軸184に対するロック要素188の相対移動を制限するようにハンドル保持器ハウジング150および/または軸184の中の相補的な形状構成と共に協働するタブおよびスロットの形の止め形状構成を含む。
図9から図11は、牽引ハンドルシステム102の動作を概略的に示す。図9に示されているように、ハンドルアセンブリ122はハンドル保持器ハウジング150に連結されており、一方、このハンドル保持器ハウジング150は支柱120に固定的に取り付けられている。ハンドルアセンブリ122のシェル154は、受け円板178を介してハンドル保持器ハウジング150に旋回自在に取り付けられており、および、ロッキングラッチ機構182は、取り付け脚部174の間をハンドル保持器ハウジング150の端から端まで延びる。軸184に取り付けられている止め子186は、軸184とハンドル保持器ハウジング150とに対して予め決められた位置に維持され、および、偏倚要素190は、止め子186に突き当たる形で取り付けられており、および、軸184の位置決めリブ192、194との係合位置にロック要素188を維持するために、ロック要素188に対して内向きの偏倚力Fを与える。このばね要素190は、ロック要素188が軸184のリブ192、194との係合を維持することを確実なものにするために、それぞれのロック要素188に対して、等しい大きさであるが互いに反対方向の力を及ぼす。
加動アセンブリ240が、軸184からロック要素188を解除するためにハウジングアセンブリ122のシェル154内に備えられており、および、その加動アセンブリは、押しボタン124とロッカーアーム242と解除ワイヤ244とを含む。
図10は、シェル154の内側部分160と、加動アセンブリ240(図9)を収容するためのその形状構成とを概略的に示す。シェルの内側部分160は、押しボタン座250と、ロッカーアーム242のための位置決めレール252(図10には仮想線で示されている)と、シェル154を貫通する解除ワイヤ244(図9)を案内する溝254とをその内部に有する形に作られている。位置決めレール252は、ロッカーアーム242のピボットアーム258を受ける凹んだ丸い受け256を含む。したがって、押しボタン124がシェル154の中に下方に(すなわち、矢印Bの方向に)押し込まれる時に、ロッカーアーム242はロック位置(図9)とロック解除位置(図11)との間において受け256内で旋回し、振動し、すなわち、揺動することができる。
図9と図11とに示されているように、押しボタン124が矢印Bの方向に押し下げられると、押しボタン124の下部リブ260がロッカーアーム242の第1の端部262を矢印Bの方向に下方に移動させる。この第1の端部262の移動が、ロッカーアーム242がシェル154内でピボットアーム258上で揺動することを引き起こし、および、ロッカーアーム242の第2の端部264が矢印Cの方向に上方に移動させられる(図11)。解除ワイヤ244はロッカーアーム242の第2の端部264に取り付けられており、および、この第2の端部264の上方への移動が、それぞれのロック要素188に連結されている解除ワイヤ244を引っ張る。解除ワイヤ244を引っ張ることが、ハンドルアセンブリ122のそれぞれの取り付け脚部174に向かって互いに反対の方向D、E(図11)にロック要素188を移動させる。解除ワイヤ244は、ロック要素188が位置決めリブ192、194に触れずに通過して図11に示されているロック解除位置に達するまで、偏倚力F(図9)に逆らって矢印Dと矢印Eの方向にロック要素188を引っ張って軸方向に移動させる。このロック解除位置では、ハンドルシェル154と位置決め軸184とが、ロック要素188に対するハンドルアセンブリ122の相対的な位置を変化させるために、および、これに対応して直立位置と牽引位置との間でハンドルアセンブリ122を移動させるために、横軸線180を中心として自由回転させられることも可能である。
ハンドルアセンブリ122と軸184とがロック解除位置においてロック要素188内で回転させられるので、軸184がロック要素と再び位置合わせされ、および、位置決めリブ192、194がロック要素188によって受け入れ可能になると、偏倚要素190によって発生させられる偏倚力Fは、ロック要素188を互いに向けて押しやり、ロック要素がリブ192、194と係合する図9に示されているロック位置に移動させる。したがって、直立位置と牽引位置とが得られる時に、偏倚要素190からの力は自動的にロック要素188をそのロック位置に戻し、および、ユーザは適切なハンドル位置を発見するためには何もする必要がない。むしろ、牽引位置と直立位置とが得られる時には、ハンドルアセンブリ122は自動的に所定の位置にロックする。
さらに、ロック要素がロック位置に移動すると、解除ワイヤ244は図9に示されているロック位置に引き戻され、および、このことがロッカーアーム242をその初期位置に戻す。押しボタン124の下部リム260は、ロッカーアーム242が位置に戻る時に、ロッカーアーム242の第1の端部262によって上方に移動させられる。したがって、押しボタン124は、ハンドルアセンブリ122の選択された位置(すなわち、直立位置または牽引位置)が得られる時に、図9に示されているロック位置に自動的に戻る。
さらに、支柱120は別の解除ワイヤ270、272を含む。解除ワイヤ270、272はそれぞれに取り付け箇所274、276においてロック要素188に取り付けられている。各々のロック要素188上では、解除アーム216(図8)のスロット224、226(図8)の一方がワイヤ270、272の一方のためのガイドとして機能し、および、スロット224、226の他方がワイヤ270、272の他方を保持する。したがって、ロック要素188の各々に関して、スロット224、226の一方が、解除ワイヤ270、272の一方のための貫通スロットであり、および、スロット224、226の他方がそれぞれのワイヤ270、272の固定された係合のための連結箇所274、276を規定する。
加動アセンブリ240が、ロック要素188をロック解除位置(図11)に移動させるように作動させられる時に、矢印Dと矢印Eの方向へのロック要素188の移動が入れ子式の支持体120の内側で解除ワイヤ270、272を引っ張り、その結果として、機構(図示されていない)を解除し、バッグ100からの支柱120の伸長のために支柱をロック解除し、または、支柱120をバッグ100に中に引っ込ませる。同様に、ロック要素188がロック位置(図9)に戻る時に、そのロック要素188は、ワイヤ270、272が伸長されていようと短縮されていようと、支持体120がロック位置に係合しているままで、ワイヤ270、272をその初期位置に戻す。
したがって、加動アセンブリ240は、ロック要素188を介して、横軸線180を中心としたハンドルアセンブリ122の回転と入れ子式の支持体120の移動とを同時に起動する働きをする。したがって、ユーザは、押しボタン124を作動させることと、ハンドルアセンブリ122を所望の位置に案内することとによって単純で直接的な仕方で、片手を使用して、支持体120を伸び縮みさせ、および、直立位置と牽引位置との間でハンドルを回転させることができる。ハンドルアセンブリ122および/または入れ子式の支持体120が適正に位置合せされる時には、押しボタン124は自動的にその初期位置に戻り、および、加動アセンブリ240はそのロック位置に効果的に戻される。
上述のハンドルアセンブリ122と牽引ハンドルシステム102は、バッグ100を牽引する人間のために便利であり、バッグ牽引のための多くの公知のハンドルシステムよりも快適であり、かつ、動作の信頼性が高い、バッグ100を牽引するための高信頼性のハンドルシステムを提供する。伸長させられて角度α(図3)に傾斜させられた時は、このバッグ100は、このバッグ100を牽引する人間の歩行パターンを妨害する可能性がより低い。
ハンドルアセンブリ122が、直立位置から角度αの単一の牽引位置へと動くことが可能であるとして図示され説明されているが、ロック要素188と位置決め軸184とが、必要に応じて角度αよりも大きいか小さい他の角位置にハンドルを位置決めすることを容易にするために、適切に変更されてもよいということが理解される。追加の牽引位置が、より多くの位置決めリブを軸184に追加し、および、より多くのスロットをロック要素188に追加することによって実現されてよい。
図12は、バッグ100(図1から図4に示されている)のようなバッグのより快適な牽引のために入れ子式の支持体(図12には示されていない)に対して角度αの牽引位置に位置決めされることが可能な、旅行鞄牽引ハンドルアセンブリ300の別の例示的な実施形態の概略的な組立図である。ハンドルアセンブリ300は、加動アセンブリ304が上に取り付けられている内側シェル302と、U字形ハンドルアセンブリを形成するように内側シェル302に嵌合させられている外側シェル306とを含む。内側シェル302は、取り付け脚部308と、この取り付け脚部から延びる受け円板310とを含む。加動アセンブリ304は、押しボタン312と、この押しボタン312の付近に取り付けられているロッカーアーム314と、このロッカーアーム314に連結されている解除ワイヤ316とを含む。この解除ワイヤの各々は、公知のばね押しロック機構318と、このロック機構318によって作動させられる1対のロックピン320とに連結されている。このロックピン320は内向きに互いに面しており、および、ロックピン320の各々は、その中に形成されている溝322を含む。
図13は、互いに組み合わされた内側シェル302と外側シェル306とを有するハンドル300を示す。ロックピン320は、予め決められた方向にロックピン320を偏倚させる弾性偏倚要素330を貫通して延び、および、解除レバー332がそれぞれのロックピン320の各々に取り付けられている。
図14は、例示的な偏倚要素330の分解図であり、例示的な実施形態では、その弾性要素330は外側の剛性層340と、この剛性層340の間に挟まれている弾性層342とを含む。剛性層340は弓形のスロット344を含み、および、弾性層342は、ロックピン320(図13)を受け入れるための大きさにされている丸穴346を含む。アセンブリ時には、弾性層342は剛性層340の間に固定され、および、ロックピン320は剛性層340のスロット344と弾性層342の穴346との中を通って延びる。弾性層342は、変形可能であり、および、ハンドル位置を選択するためにピン320がスロット344の境界範囲内で動くことを可能にし、さらに、ハンドル位置が選択され終わると弾性層342がロックピン320を動かしてその初期位置に戻してハンドルアセンブリ300を所定位置にロックするのに十分なだけの弾力性がある。剛性層340は、例えば型打ち鋼で作られてもよく、および、弾性層342は、例えばエラストマー性ゴム材料で作られてもよい。
図15は、下部セクション350と、上部セクション352と、下部セクション350と上部セクション352との間を外方に延びるピボットアーム354とを含む、例示的な解除レバー332を示す。下部セクション350は、ハンドルアセンブリ300と共に使用される入れ子式の支持体(図1には示されていない)のための解除ワイヤ(図示されていない)を保持する閉じたスロット356を含む。上部セクションは、ロックピン320内の溝322(図12)を受ける開いたスロット358を画定する。上部セクション352は、ロックピン320が矢印G(図13)の方向に移動する時に解除レバー332がピボットアームを中心として旋回し、下部セクション350に取り付けられている解除ワイヤを引っ張って入れ子式の支持体を作動させるように、ロックピン溝320内に保持される。
図16と図17は、さらに、ハンドルアセンブリ300とロッキングラッチ機構368とを示し、このロッキングラッチ機構368は、アクチュエータハウジング360内に形成されている支持体受け362内に入れ子式の支柱(図示されていない)が受け入れられる時にその支柱に固定的に取り付けられていることが可能なアクチュエータハウジング360を含む。ハウジング360は、基部372を有するダイヤル位置セレクタ370を受ける空洞(図示されていない)を画定し、このダイヤル位置セレクタ370は、ロックピン320を受けるための穴374と、基部372から上方に延びる位置決め部分376と、位置決め部分376の間を延びるボタン部分378とを含む。位置決め部分376は、互いに対して予め決められた間隔で並べられている、表面上を延びる突起すなわち歯を有するリブ付きの外側表面378を含む。例示的な実施形態では、このリブすなわち歯は8°刻みであるが、これよりも大きいかまたは小さい角間隔が、さらに別の実施形態および/または代案の実施形態で使用されてよいということが理解されるだろう。ダイヤル位置セレクタ370は、さらに、螺旋コイルばね要素のような偏倚要素384(図17)のための座を提供する受けを中に有する下部延長部分380を含む。
ダイヤル位置セレクタ370が図17に示されているようにアクチュエータハウジング360内に嵌合されると、ロッキングプレート386がそのダイヤル位置セレクタ370上に延ばされ、および、位置セレクタ370の位置決め部分376は、ロッキングプレート386に突き当たるように偏倚させられる。図16に示されているように、ロッキングプレート386の内側表面388には、ダイヤル位置セレクタ370の位置決め部分376に対して相補的な形でリブが付けられており、および、この位置決め部分376と内側表面388は、ロッキングプレート386に対してダイヤル位置セレクタ370を方向付けるように舌片/溝構成の形で互いに係合でき、および、アクチュエータハウジング360に対してハンドルアセンブリ300の安定した方向配置を決定することができる。この安定した方向配置は、ロッキングプレート386とダイヤル位置セレクタ370とのそれぞれの表面内のリブの間隔にしたがった各々の角間隔において実現される。したがって、ハンドルアセンブリは、直立位置に加えて、幾つかの異なる牽引位置を提供するように、アクチュエータハウジング360に対して幾つかの異なる角度(例えば、37°、45°、53°)に位置決めされることが可能である。
図17は、カバープレート400がロッキングラッチ機構368を一体的に保持する組合せ状態におけるハンドルアセンブリ300を示す。偏倚要素384は、位置セレクタ370上に矢印Hの方向に上方に方向付けられた力を印加し、および、この偏倚力は、ダイヤル位置セレクタ370とロッキングプレート386との接触状態を維持する。直立位置から牽引位置への回転のために、または、1つの牽引位置から別の牽引位置への回転のためにハンドルアセンブリ300を解除するために、押しボタン312が矢印Iの方向に下方に押し下げられ、このことがロッカーアーム314が旋回して解除ワイヤ316を引っ張ることを生じさせ、その結果として、ロック機構318を駆動して、ロックピン320をダイヤル位置セレクタ370から遠ざかる形で互いに反対の方向Jと方向Kとに引っ張ることを引き起こす。ロックピン320が位置セレクタ370から自由になると、ダイヤル位置セレクタ370のボタン378は矢印Iの方向に下方に押し下げられ、および、そのセレクタ370は、偏倚要素384の偏倚に逆らって下方に移動させられる。
セレクタ370の位置決め表面376が、ボタン378が押し下げられる時にロッキングプレート386の内側表面388に触れずに通過すると、ロッキングプレート386とハンドルシェルとが別の相対的な方向にダイヤル位置セレクタ370の上で回転させらることが可能である。ダイヤル位置セレクタ370のボタン378が解除されると、偏倚要素384は、ダイヤル位置セレクタ370の位置決め表面376がロック位置においてロッキングプレート386にロックする形で係合するまで、矢印Hの方向に上方にダイヤル位置セレクタ370を戻す。ばね押さえロック機構318は、その新しい位置でロッキングピン320に係合し、ハンドルの牽引の用意が整う。
これに加えて、ロッキングピン320をロック解除位置に動かすために押しボタン312が作動させられると、矢印Jおよび矢印Kの方向におけるロッキングピン320の移動が、解除レバー322が旋回して入れ子式の支持体の内側で解除ワイヤ316を引っ張り、その結果として機構(図示されていない)を解除し、および、関連のバッグからの伸長または引っ込みのために支持脚部をロック解除することを引き起こす。
したがって、上述のハンドルアセンブリ122とは違って、ハンドルアセンブリ300は、ハンドルアセンブリ300を解除して回転させるために2段階の動作を使用する。それにもかかわらず、および、ハンドルアセンブリ122と同様に、ハンドルアセンブリ300は、バッグを牽引する人間にとって便利であり、バッグを牽引するための多くの公知のハンドルシステムよりも快適であり、かつ、動作の信頼性が高い、バッグを牽引するための信頼性の高いハンドルシステムを提供する。このハンドルアセンブリ300は、(図3に示されているように)伸長させられて角度αに傾斜させられる時に、このバッグを牽引する人間の歩行パターンを妨害する可能性がより一層低い。
本発明を様々な実施形態に関して説明してきたが、当業者は、本発明が特許請求項の着想と範囲の範囲内の変更を伴って実現されることが可能であるということを理解するだろう。
本発明の例示的な実施形態によって形成された牽引ハンドルシステムを含む、車輪付きバッグの斜視図である。 伸長位置におけるハンドルを伴う、図1に示されているバッグの部分平面図である。 牽引位置におけるハンドルを伴う、図1に示されているバッグを示す。 牽引位置における、図1に示されているバッグを示す。 牽引ハンドルの斜視図である。 バッグから取り外された牽引ハンドルの正面立面図である。 図6に示されている牽引ハンドルのための位置決め軸の斜視図である。 ロック要素が取り付けられている位置決め軸の端面図である。 ロック位置における図1から図4に示されている牽引ハンドルシステムの略正面立面図である。 ハンドルシステムの一部分の平面図である。 ロック解除位置における図1から図4に示されている牽引ハンドルシステムの略正面立面図である。 牽引ハンドルシステムの別の実施形態の略組立図である。 図12に示されている牽引ハンドルシステムの別の組立図である。 図13に示されているハンドルシステムのための弾性偏倚部材の分解図である。 図12に示されているハンドルシステムのラッチレバーの斜視図である。 図12と図13とに示されている牽引ハンドルシステムの別の組立図である。 図12と図13と図16とに示されている牽引ハンドルシステムの組立図である。
符号の説明
100 車輪付きバッグ
102 引き込み可能な牽引ハンドルシステム
104 背部パネル
106、108 側部パネル
110 頂部パネル
112 底部パネル
114 前部パネル
116 車輪
118 凹み
120 支柱
122 ハンドルアセンブリ
124 押しボタン
140 支持表面
150 ハンドル保持器ハウジング
152 締付け固定具
154 シェル
156 親指載せ

Claims (10)

  1. 車輪付きの旅行鞄のための牽引ハンドルシステムであって、
    第1および第2の支柱と、
    前記支柱に対して平行な直立位置と前記支柱に対して一定の角度にある牽引位置との間で位置決め可能である牽引ハンドルと、を具備する牽引ハンドルシステムにおいて:
    前記牽引ハンドルは、
    前記第1および第2の支柱の間を延びておりかつリブ付きの外側表面を有する角位置要素と、
    前記角位置要素の前記外側表面上に受けられる内側表面を備えるロック要素であって、前記内側表面は、前記直立位置に対応する第1の方向配置において前記角位置要素にロックする形で係合し、および、前記牽引位置を規定する第2の方向配置において前記角位置要素にロックする形で係合するロック要素とを備えている、
    牽引ハンドルシステム。
  2. さらに、ロックされた位置とロック解除位置とのどちらか一方に前記ロック要素を押しやる偏倚要素を備える、請求項1に記載の牽引ハンドルシステム。
  3. 前記偏倚要素は螺旋コイルばね要素を備える、請求項2に記載の牽引ハンドルシステム。
  4. 前記偏倚要素はエラストマー性要素を備える、請求項2に記載の牽引ハンドルシステム。
  5. さらに、シェルと、前記シェルに連結されている押しボタンとを備え、前記押しボタンは前記角位置要素から前記ロック要素をロック解除する、請求項1に記載の牽引ハンドルシステム。
  6. 前記角位置要素は円筒形の軸を備える、請求項1に記載の牽引ハンドルシステム。
  7. 前記ロック要素は、予め決められた間隔で上に配置されているリブを有するロッキングプレートを備える、請求項1に記載の牽引ハンドルシステム。
  8. 前記ロック要素は、開口を画定する本体を備え、前記角位置要素は前記開口の中に受け入れられ、および、前記本体は前記角位置要素の外周部を完全に取り囲む、請求項1に記載の牽引ハンドルシステム。
  9. さらに、前記第1および第2の支柱の上方に延びるU字形のハンドルシェルを備える、請求項1に記載の牽引ハンドルシステム。
  10. さらに、前記ロッキングラッチ機構の反対の位置において前記シェルに旋回自在に取り付けられている第1および第2のロッカーアームを備える、請求項9に記載の牽引ハンドルシステム。
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