JP2015152844A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 スリープ状態に移行する前に発生した画像形成装置に関わる異常情報であって、スリープ復帰時の選択されない機能に対応した異常の情報を初期化することなく表示する。【解決手段】電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移可能な画像形成装置において、第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移する際に、前記検知手段が検知した異常情報を記憶手段に記憶させておく。そして、第2の電力状態から第1の電力状態に復帰する要求を受け付けた場合、復帰する要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶された異常情報で特定される異常を検知した駆動部を使用するかどうかを判断する。ここで、異常を検知した駆動部を使用しないと判断した場合、電源手段より使用しない駆動部に対応づけられた検知手段に電源を供給することにより当該駆動部で検知される異常情報を表示する。【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、環境意識が高まる中、複写機等の画像形成装置において、装置が所定時間使用されなかった場合や、ユーザが低消費電力状態(スリープモード)へ移行を指示した場合などに、装置をスリープモードに移行し、省電力化を図ることが行われている。このスリープモードでは、例えば、プリンタ部やスキャナ部などへの電源供給を停止することで、ユーザの利便性をできる限り損なわない範囲で省電力を実現している。
さらに、エラー発生時にも装置各部を制御するメインCPUとは別に、該メインCPUより性能の低いサブCPUを搭載し、前記メインCPUへの電源供給を遮断すると共に、サブCPUのみ動作させることでスリープモードに移行し、省電力を実現する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また一方で、画像形成装置がスリープモードから復帰する際に、復帰要因の動作要求内容に応じて、装置の一部だけが初期化される技術が提案されている(特許文献2参照)。例えば、スリープモードにおいて、プリント要求を受け付けた場合は、プリンタ部は初期化されるが、スキャナ部は初期化されない。つまり、プリント要求を受け付けた場合には、プリンタ部は電力が供給され、スキャナ部には電力が供給されない。このように、特許文献2に記載の技術では、スリープモードにおいて何らかの要求があった場合に、その要求に応じるために最低限必要な部分のみ電力を供給することにより、省電力、騒音の防止及び機器の長寿命化などを実現している。
特開2008−122917号公報 特開2003−241582号公報
しかし、上述した従来技術では、紙ジャム等のエラー状態でスリープモードに移行し、その後復帰要求を受けた場合に、その要求が紙ジャムを起こした部分を動作させる必要のない要求であった場合に初期化が実行されない。そのため、紙ジャム発生部分への電力供給が行われず、スリープ復帰後すぐに紙ジャム等のエラーを操作者に対し報知することができないという課題がある。
また近年、スリープモードからの復帰をより簡易にするために、人体センサを備え、操作者が装置に近づいただけでスリープモードから復帰する画像形成装置が登場している。このような装置においても、できる限り消費電力の削減を図るために、人体センサ要因によって復帰した場合は、プリンタ部やスキャナ部には電力を供給しない場合が多い。そのため、操作者はスリープモードから復帰しただけでは紙ジャムが発生していることに気づかず、その後、コピー機能などのエラー発生部を使用するジョブを実行してはじめてエラーが発生していることがわかるため、前述の課題がより顕在化している。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、スリープ状態に移行する前に発生した画像形成装置に関わる異常情報であって、スリープ復帰時の選択されない機能に対応した異常の情報を初期化することなく表示できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移可能な画像形成装置であって、画像形成装置が備える複数の駆動部で発生する特定の異常を検知する検知手段と、前記第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移する際に、前記検知手段が検知した異常情報を記憶する記憶手段と、前記第2の電力状態から第1の電力状態に復帰する要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段が復帰する要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶された異常情報で特定される異常を検知した駆動部を使用するかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段が前記駆動部を使用しないと判断した場合、前記電源手段より使用しない駆動部に対応づけられた検知手段に電源を供給することにより当該駆動部で検知される異常情報を表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スリープ状態に移行する前に発生した画像形成装置に関わる異常情報であって、スリープ復帰時の選択されない機能に対応した異常の情報を初期化することなく表示できる。
画像形成装置の構成を説明する断面図である。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置で表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 スリープ復帰の要因毎の電源供給状態を示す図である。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。 画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置1の構成を説明する断面図である。本例に示す画像形成装置1は、画像入力デバイスであるスキャナ部10、画像出力デバイスであるプリンタ部20を備えている。本実施形態に示す画像形成装置は、詳細は後述するが電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態(スリープ状態)に遷移可能とする電源制御を実現可能に構成されている。
図1において、スキャナ部10は、原稿台101、自動原稿給紙装置102を備えている。なお、この自動原稿給紙装置102の代わりに、鏡面圧板もしくは白色圧板(図示せず)を装着する構成でもよい。103および104は原稿を照明する光源であり、ハロゲンランプ、蛍光灯、キセノン管ランプなどの類の光源を使用する。
105および106は光源103および104の光を原稿に集光する反射傘である。107〜109はミラー、110は原稿からの反射光または投影光をCCD(電荷結合素子)イメージセンサ(以下、CCDということにする)111上に集光するレンズである。
112はCCD111が実装されている基板、113はリーダスキャナ制御部である。114は、光源103および104と反射傘105および106と、ミラー107を収容するキャリッジである。115は、ミラー108および109を収容するキャリッジである。なお、キャリッジ114および115はCCD111の電気的走査方向(主走査方向X)に対して直交する副走査方向Yに機械的に移動することによって、原稿の全面を走査する。
次に、プリンタ部20の構成を説明する。
プリンタ部20において、201はレーザスキャナで、画像データ信号に対応するレーザ光を、ポリゴンミラーで主走査方向に走査して感光ドラム202に照射する。感光ドラム202上に形成された静電潜像は、感光ドラム202の反時計方向への回転により、色現像器203や黒現像器204のスリーブ位置に達する。色現像器203および黒現像器204からは、感光ドラム202上の電荷に応じた量のトナーが供給され、感光ドラム202上の静電潜像が現像される。
なお、黒単色画像を現像する際には黒現像器204のみが使用され、画像形成速度を増加するように切り替え、各モータ類、各バイアス値もそれに応じて切り替える。フルカラー画像を現像する際には色現像器203および黒現像器204の両方が使用され、標準の画像形成速度で動作する。
感光ドラム202上に形成されたトナー像は、感光ドラム202の反時計方向への回転により、時計方向に回転する中間転写体205に転写される。中間転写体205への転写は、黒単色画像の場合には中間転写体205の1回転で、フルカラー画像の場合は同4回転で完了する。
一方、上段カセット208または下段カセット209からピックアップローラ211または212によりピックアップされ、給紙ローラ213または214により搬送される記録紙は、搬送ローラ215によりレジストローラ219まで搬送される。そして、中間転写体205への転写が終了するタイミングで、中間転写体205と転写ベルト206の間に記録紙が搬送される。
その後、記録紙は、転写ベルト206により搬送されるとともに中間転写体205に圧着され,中間転写体205上のトナー像が記録紙に転写される。記録紙に転写されたトナー像は、定着ローラおよび加圧ローラ207により加熱および加圧され記録紙に定着される。画像が定着された記録紙は、フェイスアップ排紙口217に排出される。
なお、記録紙に転写されずに残る中間転写体205上の残トナーは、画像形成シーケンス後半の後処理制御でクリーニングされる。後処理制御では、記録紙に転写終了後の中間転写体205上の残トナーは廃トナーとして、クリーニングRによりもともとのトナー極性の逆極性に帯電され、逆極性の残トナーは感光ドラム202に再度転写される。
感光ドラムユニット内では、逆極性残トナーがブレード(図示しない)によりドラム表面から掻き取られ、感光ドラムユニット内に一体化されている廃トナーボックスまで搬送される。こうして、中間転写体205上の残トナーが完全にクリーニングされて後処理制御は終了する。なお、ここで説明した画像形成動作は、後述するメイン制御部や、画像処理部等を備えているコントローラによって行われる。
図2は、本実施形態を示す画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。本実施形態では、画像形成装置の各機能処理部に電源の供給制御を行う電源供給部60を備えている。
図2の画像形成装置1は大きく、画像処理及び画像形成動作の制御などを行うコントローラ30、画像形成装置1とユーザ間での情報の入出力を行う操作部40、図1にて動作を説明した画像入力デバイスであるスキャナ部10、画像出力デバイスであるプリンタ部20からなる。
図2において、メイン制御部31は、装置全体の動作制御を司る。このメイン制御部31は、図略のCPU(中央演算ユニット)に、そのCPUの動作を規定するプログラムを格納するROM(Read Only Memory)や演算に用いるデータを一時的に格納する為のワークメモリや作業領域としての機能を有するRAM(Random Access Memory)などの周辺装置を有して構成されている。
次に、サブ制御部32は、図略のCPUに、そのCPUの動作を規定するプログラムを格納するROMやデータを一時的に保管するRAM等の記憶部を有して構成されている。サブ制御部32は、メイン制御部31に比して回路規模が小さく、メイン制御部31との間で通信可能に構成されている。サブ制御部32は、主に、後述するスリープモードに設定されているときに必要な処理を実行するものである。
画像処理部33は、操作部40からの指示によりスキャナ部10によって読み取られたアナログ画像をデジタル画像に変換し、画像処理や圧縮などを施す。また、画像処理部33は、ローカルエリアネットワーク上のコンピュータ端末50から、ネットワークI/F34を介して受信したプリントアウト対象のファイルデータ(圧縮画像)が記憶部35に書き込まれると、当該圧縮されたファイルデータを伸張処理し、出力状態に応じた画像処理を施し、例えばレーザ露光の場合には、レーザ信号にアナログ変調する。このアナログ変調された信号に基づいてプリンタ部20でプリントアウトが行われる。
次に、電源制御部36は、メイン制御部31またはサブ制御部32の制御に基づいて電源制御部36を制御するオン/オフ制御信号を送信し、スタンバイモードやスリープモード等の電力状態の切り替えを行っている。
次に、スキャナ制御部11は、コントローラからの指示を受け、図1で説明した画像読取部12の動作に必要な各部の動作制御を行い、同様にプリンタ制御部21は画像形成部22の動作に必要な各部の動作制御を行うものである。
次に、スキャナ紙ジャムセンサ部13及びプリンタ紙ジャムセンサ部23は、前記自動原稿給紙装置102や各搬送路等における原稿搬送路上での紙ジャムを検知するように適所にそれぞれ設置された複数のジャムセンサからなるものである。画像形成装置1においては、前記各搬送路上を用紙が搬送されて該用紙に画像を形成する処理がなされたり、画像形成後の用紙に対して後処理がなされたりする際に、搬送される用紙がそれらの搬送路上でジャムを起こすことがあり、前記各ジャムセンサは、これらのジャムを検出する。
原稿検知部14は、サブ制御部32によって制御されており、圧板の開閉や原稿がセットされたことを検知すると、サブ制御部32は直ちに電源制御部36を制御してメイン制御部31を起動し、スタンバイモードに切り替える。また、紙なしセンサ部24は、上段カセット208及び下段カセット209に設置され、カセットに用紙があるか否かを検知する。トナー切れセンサ部25は、色現像器203や黒現像器204に設置され、現像容器内にある現像剤の量を検出し、トナー切れを検知する。
UI制御部41は操作者から各種の操作指示やメイン制御部31からの指示を受けて、操作部40の制御を行う。キー部42は、装置を省電力ボードに移行するための節電キーや操作者によって印刷実行指示が入力されるスタートキー、印刷部数等を入力するためのテンキー等からなる。表示部43は、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる。次に、人体検知部44は、赤外線センサや反射センサ等の人体を検出するセンサで、画像形成装置1が省電力状態であった場合に、操作者が装置に近づいたことを検知し、スリープモードから復帰するための信号を出力する。
最後に電源供給部60は商用電源からDC5V/DC12V/DC24Vを生成し、コントローラ30にはDC5VとDC12V、スキャナ部10とプリンタ部20にはDC12V/DC24Vを供給している。
また、操作部40の電源はコントローラ30を経由してコントローラと同じDC5VとDC12Vの供給を受けている。
次に、各電源の用途について説明する。DC5Vはスリープモードの際にも常時供給が継続される電源で、スリープモード移行後に装置の制御を行うサブ制御部32やスリープモードから復帰要求を受けるためのネットワークI/F34やキー部42、人体検知部44などに供給されている。次にDC12VとDC24Vはスリープモード時には供給が停止される電源で、画像読取部12や画像形成部22などのモータ等の駆動系を動作させる電源にはDC24Vが供給され、それ以外の制御部やセンサ部にはDC12Vが供給されている。なお、スキャナ部10の原稿検知部14についてはコントローラ30からDC5Vの供給を受けているため、スリープモード時にも動作可能となっている。
次に、第1実施形態における画像形成装置1の制御動作を、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
図3は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成部22においてジャムが発生した場合における電源供給の制御例である。なお、各ステップは、制御プログラムを実行することで実現される。なお、本実施形態に示す画像形成装置のスキャナ部10やプリンタ部20には、シートジャム(原稿あるいは印刷すべきシート)を検知するためにセンサが所定の搬送路上に複数設けられている。また、図1に示す黒現像器204や色現像器204には、各色の現像剤の残量を検知するセンサを備えている。これにより、受付けたジョブに対応してプリンタ部20やスキャナ部10の回転駆動系が動作することで発生し得る特定の異常を検知しているかどうかをメインン制御部31が判断することが可能に構成されている。
画像形成装置1が画像形成部22において画像形成動作を実行中にジャムが発生すると、プリンタ紙ジャムセンサ部23がジャムを検知し、プリンタ制御部21を介してメイン制御部31に紙ジャム発生信号と紙ジャム位置を送信する。メイン制御部31は、前記紙ジャム発生信号を受けると、図4に示すように表示部43にジャムが発生した旨を警告するUI画面を表示すると共に、画像形成動作を停止する(S101)。
その後、画像形成装置1はジャムの状態のまま所定時間放置されたりユーザのキー部42押下によりスリープ移行要求を受けたりすると(S102)、メイン制御部31は前記プリンタ紙ジャムセンサ部23及びスキャナ紙ジャムセンサ部13で取得した紙ジャム情報に基づき現在の画像形成装置1における紙ジャム状態情報を作成してサブ制御部32に送信し、サブ制御部32の記憶部(不図示)に該紙ジャム状態情報(異常情報)を記憶する(S103)。また、メイン制御部31はジャムによってジョブが中断状態になっていた場合は、該ジョブ情報を記憶部35に記憶する。メイン制御部31は前記紙ジャム状態情報をサブ制御部32に送信後、電源制御部36を制御し、DC12VとDC24Vの出力を停止し、スリープモードへ移行する(S104)。
一方、S102において、所定時間以内にジャムが取り除かれた場合は、画像形成装置1はスリープモードには移行せず、中断していたジョブを再開する。
なお、ジャムが発生していない正常状態のフローを図5に図示する。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成部22においてジャムが発生した場合における電源供給の制御例である。なお、各ステップは、制御プログラムを実行することで実現される。
S201で所定時間が経過したり、キー部42の押下によってスリープモード移行要求信号を受けた場合も、紙ジャムなしという紙ジャム状態情報をサブ制御部32の記憶部に記憶し(S202)、スリープモードへ移行する(S203)。
ここで、スリープモードに移行した際の画像形成装置1のモジュール毎の電源ON/OFFの状態を図6に示す。
図6は、本実施形態を示す画像形成装置における電源供給系統を説明するブロック図である。前述したように、画像形成装置1はスリープモードに移行すると、DC5V以外のDC12VとDC24Vの電源供給が停止され、斜線で示す部分については電源OFF状態となる。
即ち、スリープモードにおける画像形成装置1はスキャナ部10やプリンタ部20には電源が供給されておらず、コントローラ30のサブ制御部32や操作部40の人体検知部44など一部のみに電源が供給されている状態となる。
しかしながら、他に操作部40とスキャナ部10のみ電力供給が停止されている構成や、消費電力の違うスリープモードを複数設け、一定の時間経過後に各部の電力供給を順次オフにしていく構成などでも良い。即ち、通常消費電力状態から少しでも低い電力状態へ移行する状態のことをスリープモードと言う。
次に、図3に示す処理の説明に戻り、S105おいて、サブ制御部32はスリープ復帰要求信号を待つが、本実施形態では以下のケース(1)〜(4)の場合に、キー部42や人体検知部44などの各モジュールからサブ制御部32にスリープ復帰要求信号が送出される。
具体的には、(1)操作者によってキー部42が押下されるか、(2)操作者が近付いたことを人体検知部44にて検知するか、(3)原稿がセットされたことを原稿検知部14にて検知するか、(4)ネットワークI/F34を介してプリントジョブを受信するか等である。
なお、本実施形態ではスリープモードから復帰するケースを上記4つに絞ったが、その他にもFAX(不図示)ジョブを受信した場合や手差しトレイ(不図示)に原稿がセットされた場合、近距離無線IDカードがカード認証部(不図示)にかざされた場合など種々のケースがあることは言うまでもない。
サブ制御部32がスリープ復帰要求信号を受信すると、サブ制御部32は前記スリープ復帰要求信号を発行した要因が画像形成部22(ジャム発生部)を使用するか否かの判定を行う(S106)。具体的には、スリープ復帰の要因毎に図7に示すように画像読取部12/画像形成部22/表示部43の使用する部分のみを電源ONするようになっており、サブ制御部32はスリープ移行前に記憶したジャム状態情報に基づき、スリープ復帰の要因が画像形成部を使用するか否かの判定を行う。
次に、復帰要因がプリントジョブ受信、即ち画像形成部22(ジャム発生部)を使用する要因であった場合、サブ制御部32は電源制御部36を制御し、電源供給部60からコントローラ部のDC12V及びプリンタ部20のDC12VとDC24Vを出力し、メイン制御部31をはじめプリンタ制御部21や画像形成部22に電源を供給する(図8参照)。また同時に、サブ制御部32は画像形成部22を使用するスリープ復帰要因を受けたので、プリンタ制御部21に対して初期化実行信号をアサートする。
ここで、初期化実行信号とはスリープモードから復帰する際に、サブ制御部32からスキャナ制御部11及びプリンタ制御部21に対して各々出力される信号で、該信号がHighにアサートされていると各駆動部の初期化が実行され、Lowにディアサートされていると初期化を実行せず、紙ジャムセンサ等の各種センサ部のみONする。
メイン制御部31に電源が供給されると、メイン制御部31が起動し、スキャナ制御部11及びプリンタ制御部21とネゴシエーションを行い相互通信を確立する。また、プリンタ制御部21はサブ制御部32から初期化実行信号のアサートを受けて、画像形成部22の初期化を実行する(S108)。なお、画像形成部22の初期化を実行する際に、プリンタ制御部21はプリンタ紙ジャムセンサ部23の値を取得し、画像形成部22のジャム状況を確認する。
次に、復帰要因が原稿検知、即ち画像形成部22(ジャム発生部)を使用しない要因であった場合、サブ制御部32は電源制御部36を制御し、電源供給部60から全てのDC12Vとスキャナ部10のDC24Vへの電源供給を開始する。即ち、プリンタ部20のDC24Vへの電源供給は行わずにスリープモードから復帰する(図9参照)。
また同時に、サブ制御部32は画像形成部22を使用しないスリープ復帰要因を受けたので、プリンタ制御部21に対して初期化実行信号をディアサートする(S109)。次に、プリンタ制御部21はサブ制御部32から初期化実行信号のディアサートを受けているため画像形成部22の初期化は行わず、プリンタ紙ジャムセンサ部23などセンサ部のみをONし、ジャムの状況を確認する(S110)。そうすることで、プリンタ部20へのDC24Vが供給されず画像形成部22の初期化が行われない場合であっても画像形成部22で発生しているジャムを検知することができる。
また、復帰要因が人体検知等の画像読取部12も画像形成部22も使用しない要因であった場合、サブ制御部32は電源制御部36を制御し、電源供給部60からコントローラ30とプリンタ部20へのDC12Vの電源供給を開始する。即ち、スキャナ部10へのDC12VとDC24V、プリンタ部20へのDC24Vの電源供給は行わずにスリープモードから復帰する(図10参照)。
また同時に、サブ制御部32は画像形成部22を使用しないスリープ復帰要因を受けたので、プリンタ制御部21に対して初期化実行信号をディアサートする(S109)。次に、プリンタ制御部21はサブ制御部32から初期化実行信号のディアサートを受けているため画像形成部22の初期化は行わず、プリンタ紙ジャムセンサ部23などセンサ部のみをONし、ジャムの状況を確認する(S110)。ここで、図5に示したS205移行の処理を説明する。
図5の正常状態のフローチャートで、S204で、スリープ復帰要求信号を受信したと判断した場合、復帰要因が画像形成部22を使用するか否かの判定を行い、復帰要因が画像形成部22を使用しないと判定された場合(S205)、サブ制御部32は紙ジャム状態情報から紙ジャムなしの情報を得るため、プリンタ部20のDC12VとDC24Vの電源供給を行わない(S208)。
さらに、復帰要因が画像読取部12も使用しない要因で合った場合、サブ制御部32はコントローラ30のDC12Vだけ供給を開始し、スキャナ部10のDC12VとDC24Vへの電源供給も行わない(図11参照)。即ち、スキャナ部10とプリンタ部20はスリープモード状態のままで、コントローラ30だけが起動している状態であるため、初期化を実施しない限りジャムの検知も行われない。
一方、S205で、復帰要因が画像形成部22を使用すると判定された場合(S205)、S206で、プリンタ部20のDC12VとDC24Vへの電源供給を行い、初期化実行信号を朝―とする。そして、S207で、画像形成部22の初期化を開始する。
次に、図3に示した処理の説明に戻り、S111において、スリープモード中にジャム処理が行われずに画像形成装置1において再度ジャムが検知された場合、メイン制御部31は表示部43にジャムが発生している旨を表示し、操作者に再度ジャムが発生していることを警告する表示制御を実行する(S112)。また、S111でジャムが検知されなかった場合、画像形成装置1はS104で記憶部35に記憶した中断中のジョブがあれば、メイン制御部31は記憶部35から該ジョブを読み出して実行する。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では消費電力の削減を優先させるため、スリープモードから復帰する際に、復帰要因が使用しない部分については電源供給を停止し、その後、その部分を使うジョブが実行されてから電源投入を行っている。そのため、各駆動部(画像読取部12及び画像形成部22)の動作を実行するためには電源投入から各制御部の各種設定を行い、初期化を完了するまで待つ必要があり、スリープモードからの復帰が遅くなってしまう。そこで、本実施形態においては、スリープモードから復帰要因を受けると、全ての電源を供給する点とスキャナ制御部11及びプリンタ制御部21が初期化実行信号を受信した時の制御方法が第1の実施形態と異なる。
図12は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成部22においてジャムが発生した場合における電源供給の制御例である。なお、各ステップは、制御プログラムを実行することで実現される。なお、S301〜S305及びS311〜S312については、図3のS101〜S105及びS109〜S110のステップと同様のため、説明を省略する。
S306において、復帰要因が原稿検知、即ち画像読取部12を使用する復帰要因であった場合、まずサブ制御部32はスリープ復帰要求信号を受けると、電源制御部36を制御し、電源供給部60から全てのDC12VとDC24Vを出力し、画像形成装置1の各部へ電源供給を開始する。
また同時に、サブ制御部32は画像読取部12を使用するスリープ復帰要因を受けたので、スキャナ制御部11に対して初期化実行信号をアサートする。ここで、初期化実行信号とはスリープモードから復帰する際に、サブ制御部32からスキャナ制御部11及びプリンタ制御部21に対して各々出力される信号で、該信号がHighにアサートされていると各駆動部の初期化が実行され、Lowにディアサートされている場合、各駆動部は初期化レディ状態で保持される。
さらに、サブ制御部32はプリンタ制御部21に対しても初期化実行信号をアサートするが、通常であればスリープ復帰要因が原稿検知の場合は画像形成部22を使用しないため初期化を実行する必要はない。
しかし、最新のスリープモード移行時にジャム状態でスリープモードに移行した場合は、サブ制御部32は必ず画像形成部22を初期化するために、プリンタ制御部21への初期化実行信号を必ずアサートする(S307)。次に、S308において、メイン制御部31が起動しスリープモードから復帰すると、スキャナ制御部11とプリンタ制御部21は前記初期化実行信号を受けて、画像読取部12と画像形成部22を各々初期化する。
S309において、復帰要因がプリントジョブ受信、即ち画像読取部12を使用しない復帰要因であった場合、まずサブ制御部32はS307と同様に電源制御部36を制御し、電源供給部60から全てのDC12VとDC24Vを出力し、画像形成装置1の各部へ電源供給を開始する。
また同時に、サブ制御部32は画像読取部12を使用しないスリープ復帰要因を受けたので、スキャナ制御部11に対して初期化実行信号をディアサートし、プリンタ制御部21に対してはアサートする。尚、復帰要因が人体検知等の画像読取部12も画像形成部22も使用しない要因であったとしても、プリンタ制御部21に対しては必ず初期化実行信号がアサートされるためS309の処理と同様になる。
次に、S310において、メイン制御部31が起動しスリープモードから復帰すると、前記初期化実行信号を受けて、スキャナ制御部11は画像読取部12の初期化を実行せず、一方、プリンタ制御部21は画像形成部22の初期化を実行する。
図13は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成部22においてジャムが発生していない正常な状態な場合における電源供給の制御例である。なお、各ステップは、制御プログラムを実行することで実現される。以下、ジャムが発生していない正常状態について、図13のフローチャートを用いて説明する。S401〜S404については、図5のS201〜S204のステップと同様のため、説明を省略する。
まず、S405でサブ制御部32は復帰要因が画像読取部12を、S406及びS407で画像形成部22を使用するか否かの判定を行う。次に、S405、S406で画像読取部12および画像形成部22で両方使用する復帰要因であるとサブ制御部32が判断した場合、サブ制御部32は電源制御部36を制御し、電源供給部60から全てのDC12VとDC24Vの出力を開始する。
また同時に、サブ制御部32はスキャナ制御部11とプリンタ制御部21に対して初期化実行信号をアサートする(S408)。次に、メイン制御部31が起動しスリープモードから復帰すると、スキャナ制御部11とプリンタ制御部21は前記初期化実行信号を受けて、画像読取部12と画像形成部22を各々初期化する(S409)。
一方、S405、S406で画像読取部12を使用し、画像形成部22は使用しない復帰要因であると判定された場合、サブ制御部32は全てのDC12VとDC24Vの出力を開始すると同時に、スキャナ制御部11に対して初期化実行信号をアサート、プリンタ制御部21に対して初期化実行信号をディアサートする(S410)。次に、メイン制御部31が起動しスリープモードから復帰すると、スキャナ制御部11は前記初期化実行信号を受けて、画像読取部12を初期化する(S411)。
一方、S405、S406で画像読取部12は使用せず、画像形成部22を使用する復帰要因であると判定された場合、サブ制御部32は全てのDC12VとDC24Vの出力を開始すると同時に、スキャナ制御部11に対して初期化実行信号をディアサート、プリンタ制御部21に対して初期化実行信号をアサートする(S412)。次に、メイン制御部31が起動しスリープモードから復帰すると、プリンタ制御部21は前記初期化実行信号を受けて、画像形成部22を初期化する(S413)。
一方、S405、S407で画像読取部12も画像形成部22も使用しない復帰要因であると判定された場合、サブ制御部32は全てのDC12VとDC24Vの出力を開始すると同時に、スキャナ制御部11とプリンタ制御部21に対して初期化実行信号をディアサートする(S414)。次に、メイン制御部31が起動しスリープモードから復帰すると、スキャナ制御部11及びプリンタ制御部21は前記初期化実行信号がディアサートのため、初期化は行わず処理を終了する。以上、正常状態において上記処理を実行することで、復帰要因毎に使用するところだけ適切に初期化を実行することができる。
〔第3実施形態〕
図14は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成部22においてジャムが発生した場合における電源供給の制御例である。本実施形態では、スキャナ部10の画像読取部12でジャムが発生している点と初期化実行信号を使用しない点が第1実施形態と異なっている。なお、各ステップは、制御プログラムを実行することで実現される。
画像形成装置1が画像読取部12において画像読取動作を実行中にジャムが発生すると、スキャナ紙ジャムセンサ部13がジャムを検知し、スキャナ制御部11を介してメイン制御部31に紙ジャム発生信号と紙ジャム位置を送信する。メイン制御部31は前記紙ジャム発生信号を受けると、表示部43にジャムが発生した旨を警告すると共に、画像読取動作を停止する(S501)。
S502〜S505については、図3のS102〜S105のステップと同様のため、説明を省略する。
S506において、サブ制御部32がスリープ復帰要求信号を受信すると、サブ制御部32は前記スリープ復帰要求信号を発行した要因が画像読取部12(ジャム発生部)を使用するか否かの判定を行う。復帰要因が原稿検知、即ち画像読取部12(ジャム発生部)を使用する要因であった場合、サブ制御部32は電源制御部36を制御し、電源供給部60からコントローラ部のDC12V及びスキャナ部10のDC12VとDC24Vを出力し、メイン制御部31をはじめスキャナ制御部11や画像読取部12に電源を供給する(S507、図15参照)。
また、プリンタ部20については復帰要因が原稿検知でプリンタ部20を使用しないため、電源供給は行われない。メイン制御部31に電源が供給されると、メイン制御部31の起動が行われ、スキャナ制御部11はスキャナ部10のDC24Vの電源が供給されているかの確認を行い(S509)、供給されている場合は、画像読取部12の初期化を実行する(S510)。
なお、画像読取部12の初期化を実行する際に、スキャナ制御部11はスキャナ紙ジャムセンサ部13の値を取得し、画像読取部12のジャム状況を確認する。
次に、復帰要因がプリンタ受信、即ち画像読取部12(ジャム発生部)を使用しない要因であった場合、サブ制御部32は電源制御部36を制御し、電源供給部60から全てのDC12Vとプリンタ部20のDC24Vへの電源供給を開始する(図16参照)。つまり画像読取部12のDC24Vは供給しない(S508)。この時に、スキャナ制御部11はスキャナ部10のDC24Vの電源が供給されているかの確認を行い(S509)、供給されていない場合は、画像読取部12の初期化は行わず、スキャナ紙ジャムセンサ部13をONし、ジャムの状況を確認する(S511)。そうすることで、スキャナ部10へのDC24Vが供給されず画像読取部12の初期化が行われない場合であっても画像読取部12で発生しているジャムを検知することができる。
また、復帰要因が人体検知等の画像読取部12も画像形成部22も使用しない要因であった場合、サブ制御部32は電源制御部36を制御し、電源供給部60からコントローラ30とスキャナ部10のDC12Vへの電源供給を開始する。即ち、スキャナ部10へのDC24V、プリンタ部20へのDC12VとDC24Vの電源供給は行わない(図17参照)。この時に、スキャナ部10のDC24Vは電源供給が停止したままの状態のためスキャナ制御部11は画像読取部12の初期化は行わず、スキャナ紙ジャムセンサ部13などセンサ部のみをONし、ジャム発生の状況を確認する(S511)。
最後に、S512〜S513については、図3のS111〜S112と同様のステップのため、説明を省略する。
また、ジャムが発生していない正常状態については、第1実施形態の正常状態のフローチャート(図5)と初期化実行の判断を初期化実行信号で行うのか、電源(DC24V)で判断するのかの違いのみのため説明を省略する。
尚、本実施形態では紙ジャムエラーが発生した場合について説明したが、これに限らず紙なしやトナー切れ等のエラー発生時の場合でも同様の処理を適応可能であることは言うまでも無い。
上記各実施形態によれば、スリープモードから復帰する際に、最新のスリープモード移行時のエラー情報と復帰要因から異常部を使用するか否かを判定し、使用しないと判定された場合は、異常の検出された部分の駆動部に対しては電源供給を行わず異常センサだけをONにする。そうすることで、該駆動部の初期化を行うことなく、エラー発生を検知することができる。ゆえに、不要な初期化動作をなくすことでき、無駄な消費電流と駆動音を抑えつつ、エラー発生をスリープモードから復帰後すぐに操作者に報知することができる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
30 コントローラ
31 メイン制御部
32 サブ制御部
36 電源制御部
40 操作部
43 表示部
44 人体検知部
50 コンピュータ端末
60 電源供給部

Claims (8)

  1. 電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移可能な画像形成装置であって、
    画像形成装置が備える複数の駆動部で発生する特定の異常を検知する検知手段と、
    前記第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移する際に、前記検知手段が検知した異常情報を記憶する記憶手段と、
    前記第2の電力状態から第1の電力状態に復帰する要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が復帰する要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶された異常情報で特定される異常を検知した駆動部を使用するかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が異常を検知した駆動部を使用しないと判断した場合、前記電源手段より使用しない駆動部に対応づけられた検知手段に電源を供給することにより当該駆動部で検知される異常情報を表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移可能な画像形成装置であって、
    画像形成手段または画像読取手段による動作で発生する特定の異常を検知する検知手段と、
    前記第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移する際に、前記検知手段が検知した異常情報を記憶する記憶手段と、
    前記第2の電力状態から第1の電力状態に復帰する要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が復帰する要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶された異常情報で特定される異常を検知した前記画像形成手段を使用するかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記画像形成手段を使用しないと判断した場合、前記電源手段より前記検知手段に電源を供給することにより前記画像形成手段で検知される異常情報を表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移可能な画像形成装置であって、
    画像形成手段または画像読取手段による動作で発生する特定の異常を検知する検知手段と、
    前記第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移する際に、前記検知手段が検知した異常情報を記憶する記憶手段と、
    前記第2の電力状態から第1の電力状態に復帰する要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が復帰する要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶された異常情報で特定される異常を検知した前記画像読取手段を使用するかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記画像読取手段を使用しないと判断した場合、前記電源手段より前記検知手段に電源を供給することにより前記画像読取手段で検知される異常情報を表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移可能な画像形成装置であって、
    画像形成手段または画像読取手段による動作で発生する特定の異常を検知する検知手段と、
    前記第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移する際に、前記検知手段が検知した異常情報を記憶する記憶手段と、
    前記第2の電力状態から第1の電力状態に復帰する要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が復帰する要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶された異常情報で特定される異常を検知した前記画像形成手段を使用するかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記画像形成手段を使用しないと判断した場合、前記電源手段より前記画像形成手段に電源を供給して前記画像形成手段を初期化する初期化手段と、
    前記初期化手段が初期化を実行する際に、前記検知手段が検知する異常情報を表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記検知手段は、シートジャムを検知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段は、前記画像形成装置で使用される現像剤のエラーを検知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 電源手段による電力の供給状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移可能な画像形成装置の制御方法であって、
    画像形成装置が備える複数の駆動部で発生する特定の異常を検知手段で検知する検知工程と、
    前記第1の電力状態よりも低い第2の電力状態に遷移する際に、前記検知工程で検知した異常情報を記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記第2の電力状態から第1の電力状態に復帰する要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程で復帰する要求を受け付けた場合、前記記憶手段に記憶された異常情報で特定される異常を検知した駆動部を使用するかどうかを判断する判断工程と、
    前記判断工程が前記駆動部を使用しないと判断した場合、前記電源手段より使用しない駆動部に対応づけられた検知手段に電源を供給することにより当該駆動部で検知される異常情報を表示する表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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