JP2002063011A - 省エネルギ待機の画像形成装置 - Google Patents

省エネルギ待機の画像形成装置

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JP2002063011A
JP2002063011A JP2000289372A JP2000289372A JP2002063011A JP 2002063011 A JP2002063011 A JP 2002063011A JP 2000289372 A JP2000289372 A JP 2000289372A JP 2000289372 A JP2000289372 A JP 2000289372A JP 2002063011 A JP2002063011 A JP 2002063011A
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Kei Senba
波 圭 仙
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 画像形成装置の待機時消費電力を低減する。
プリンタコントローラの待機機能を損なうことなく、ま
た、プリンタの待機機能を損なうことなく低減する。 【解決手段】 ホストPcaが与える印刷情報を出力画
像データに変換してプリンタPTRに出力するプリンタ
コントローラ20,プリンタPTRおよびコントローラ
20に給電する電源41a,該電源41aからコントロ
ーラ20の一部の回路要素24−30,32への給電系
統PS2をON/OFFするスイッチ34,ホストPC
aの電源OFF/ONの状態変化を検出する回路31、
及び、検出回路31の、OFF/ON状態変化の検出に
応じて、給電系統PS2をONにし、プリンタPTRを
動作モードにする制御手段21,33、を備える。他
に、2系統の電源をプリンタPTRに備え又、省エネ待
機に、太陽電池,2次電池およびON/OFF小電源を
そなえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ,デジタ
ル複写機,複合機能複写機など、独立の給電電源を内蔵
するパソコンなどホストからの印刷命令を実行する画像
形成装置に関し、特に、印刷命令を待つ間は、画像形成
装置内各部電気回路への通電を遮断または節減する省エ
ネルギモード機能を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来技術】現在、環境問題,国際エネルギースター規
格等により、プリンタ,複写機等の画像形成装置の省エ
ネルギー化が大きな課題となっている。プリンタ,複写
機,複合機等の省エネは、画像形成本体の一部への給電
をシャットダウンすることで、待機時の消費電力を大き
く低減できている。
【0003】特開平7−336486号公報には、パソ
コンなど、独立した電源装置を内蔵する外部装置(ホス
ト)から与えられる画像情報をビットデータに展開し、
これをレーザプリンタに与えるビデオコントローラを備
える画像記録装置において、レーザプリンタの定着器へ
の通電停止,冷却ファンの駆動停止及びMPUのクロッ
ク停止を選択的に、あるいは組合せて行う省エネモード
(スリープ,ストップモード)が開示されている。
【0004】プリンタ本体での省エネにより、動作指示
の到来を待つ省エネ待機状態の電力消費が大幅に低減す
るが、ホストのコマンドを受けて、印刷情報(文章デー
タ:テキストデータおよび画像ビット情報:イメージデ
ータ)すなわち印刷データをプリント出力用の画像デー
タに展開してプリンタに与えるプリンタコントローラに
て、かなりの電力が消費される。情報通信に関する情報
の内容及び通信形態が多様化し、これに伴ってプリンタ
コントローラの機能アップが進むに従い、プリンタコン
トローラでの省エネ待機状態の電力消費が増える。
【0005】レーザープリンタやデジタル複写機などの
画像形成装置は、IEEE1284セントロI/Fの通
信手段を用いてホストから入力された印刷データに基づ
いて画像形成処理を行い、露光,現像,転写,定着及び
クリーニングなどの各プロセス工程を経て、記録用紙に
画像を形成している。また、画像形成装置とホストが接
続されていても、ある所定時間ホストから印刷命令を受
信しない、もしくは画像形成処理を行わない場合、一般
に省エネルギーモード(以下、「省エネモード」と称す
る)に移行し、一般には定着プロセス系の電源を遮断す
る事で省エネルギー化を図っていた。
【0006】特開平8−251316号公報に開示の省
エネルギーの画像形成装置は、画像形成モードから一定
時間ホストから印刷データが送信されて来ない場合、C
PUは自動的に省エネモードに入る。省エネモードに入
ると、プリンタコントローラは画像形成のための動作を
行う必要がないので、大量のDRAMを使用する必要も
なくなり、SRAMだけで動作するする事が可能とな
る。そこで、DRAMの使用を停止しDRAM制御によ
るリフレッシュ動作も中止する。これにより従来の省エ
ネモードよりもさらに消費電力を抑える事が可能とな
る。
【0007】特開平6−311269号公報には、ファ
クシミリ装置本体の各部への通電を制御する電源起動部
を有し、この電源起動部に駆動電力をを供給する主電源
及び太陽電池と、これらの主電源及び太陽電池によって
充電され、その充電電力を前記電源起動部に駆動電力と
して供給する二次電池を備えたファクシミリ装置が開示
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平8−251316号公報の従来技術においては、ホ
スト電源が駆動状態で且つ画像形成装置が省エネモード
に移行した場合の省エネ制御構成であり、例えば、画像
形成装置が待機状態(動作モード)の場合にホスト電源
が遮断された場合、当然の如く画像形成装置はホストか
らの印刷命令を受信しないため、画像形成のための動作
を行う必要がないにも関わらず、待機時における無駄な
消費電力を消費している事になる。
【0009】前記特開平6−311269号公報のファ
クシミリ給電では、回線制御装置(NCU)がCI信号
を検出すると電源起動部が主電源を起動するので、主電
源から給電されるファクシミリ内各電気回路の動作レデ
ィ又は応答が送信側の通信開始に対して遅くなる。
【0010】本発明は、画像形成装置の待機時消費電力
をさらに低減することを第1の目的とし、ホストを待た
せることなく印刷コマンドに即応することを第2の目的
とし、プリンタコントローラの待機機能を損なうことな
くこれらを実現することを第3の目的とし、プリンタの
待機機能を損なうことなくこれらを実現することを第4
の目的とする。ホスト電源がONからOFFにされた場
合だけでなく、ホストの電源がONである時も、従来の
消費電力を節約する通常の省エネモードへの移行制御に
も容易に対応でき実現可能であることを第5の目的とす
る。ホスト電源がOFFからONにされた場合だけでな
く、ホストがONである時も、ホストからの印刷命令を
検出した場合の省エネモードから動作モードへの復帰制
御にも容易に対応でき実現可能であることを第6の目的
とする。省エネモードでの商用電力の消費を更に低減す
ることを第7の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)プリンタ(PTR),
ホスト(Pca,FCU)から送信されてくる印刷情報を出力画
像データに変換して該プリンタに出力するプリンタコン
トローラ(20),前記プリンタ(PTR)およびプリンタコン
トローラ(20)に給電するための電源装置(41a),該電
源装置(41a)からプリンタコントローラ(20)の一部の
回路要素(24-30,32)への給電ライン(PS2)に給電し又給
電を停止する給電/停止手段(34),前記ホストの電源O
FF/ONの状態変化を検出する手段(30,31)、及び、
該検出手段(30,31)の、OFFからONの状態変化の検
出に応じて、前記給電/停止手段(34)を給電にする(図
3の4-5-7)制御手段(21,33)、を備える省エネルギ待機
の画像形成装置(図2)。
【0012】なお、理解を容易にするために括弧内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対
応事項を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0013】ホスト電源がOFFからONに変化する
と、Host Logic High信号(以下、HLH信号:ホスト
から出力される信号であり、ホストによって、ホスト電
源がOFFの場合、該信号は低レベルL、ホスト電源が
ONの場合、該信号は高レベルHに制御される)が、L
からHに切換る。検出手段(30,31)が、この電源OFF
からONへの変化(LからHへの立ち上がり)を検出
し、この検出に応じて、制御手段(21,33)が、給電/停
止 (34)を給電にする。これにより、プリンタコントロ
ーラ(20)の一部の回路要素(24-30,32)への給電系統(PS
2)も給電になり、プリンタコントローラ(20)が活性化す
る。例えば、省エネルギモードで節電のために該回路要
素(24-30,32)への給電系統(PS2)を給電停止にしておい
ても、ホスト電源のONすなわち活性化に連動してプリ
ンタコントローラも活性化させることができるので、す
なわち省エネルギモードから動作モードに切換えること
ができるので、例えばホスト電源のOFFのときはプリ
ンタコントローラ(20)の一部の回路要素(24-30,32)への
給電系統(PS2)を停止にするなど、プリンタコントロー
ラの待機機能を損なうことなく、待機時消費電力を低減
することができる。
【0014】検出手段(30,31)でHLH信号のL/H変
化を検出するようにすることにより、安価なコストでか
つ容易なハード構成でホスト電源の状態切り替わりを検
出することが可能であり、プリンタコントローラの省エ
ネルギを更に促進する事ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(2)プリンタ(PTR),ホスト(PC
a,FCU)から送信されてくる印刷情報を出力画像データに
変換して該プリンタに出力するプリンタコントローラ(2
0),前記プリンタ(PTR)およびプリンタコントローラ(2
0)に給電するための電源装置(41a),該電源装置(4
1a)からプリンタコントローラ(20)の一部の回路要素
(24-30,32)への給電ラインに給電し又給電を停止する給
電/停止手段(34),前記ホスト(PCa,FCU)の電源OFF
/ONの状態変化を検出する手段(30,31)、及び、該検
出手段(30,31)の、ONからOFFの状態変化の検出に
応じて、前記給電/停止手段(34)を停止にする(図4の1
6-17-18-19-21-22-23)制御手段(21,33)、を備える省エ
ネルギ待機の画像形成装置(図2)。
【0016】これによれば検出手段(30,31)が、ホスト
(PCa,FCU)の電源ONからOFFへの変化(HLH信号
のHからLへの立ち下がり)を検出し、この検出に応じ
て、制御手段(21,33)が、給電/停止手段(34)を停止に
する。これにより、プリンタコントローラ(20)の一部の
回路要素(24-30,32)への給電系統(PS2)が給電停止にな
り、プリンタコントローラ(20)が省エネルギモードにな
り、消費電力が低減する。ホスト(PCa,FCU)が電源OF
Fであるので、ホストの指示対応のプリント制御には支
障がない。省エネルギモードで節電のために該回路要素
(24-30,32)への給電系統(PS2)を停止にしておいても、
例えばホスト電源のONすなわち活性化に連動してプリ
ンタコントローラも活性化させることができるので、プ
リンタコントローラの待機機能を損なうことなく、消費
電力を低減できる。
【0017】(a1)装置は更に操作パネル(OPB)を含
み、前記制御手段(21,33)は、操作パネル(OPB)の操作あ
りに応答して前記給電/停止手段(34)を給電にする(図
3の3-6-7)。操作パネル(OPB)の操作によってもプリン
タコントローラ(20)が活性化するので、操作パネル(OP
B)の操作がない間は一部の回路要素(24-30,32)への給電
系統(PS2)を給電停止にして省エネルギ効果を高くする
ことができる。
【0018】(a2)装置は更に、前記電源装置(41
a)から前記プリンタ(PTR)の負荷(42)への給電を省エネ
ルギモード/動作モードに切換える給電切換え手段(44)
を含み、前記制御手段(21,33)は、前記給電/停止手段
(34)を給電にするときは該給電切換え手段(43,44)を動
作モードに設定する(図3の7-8)。これによれば、プリ
ンタ(PTR)を省エネルギモードにしておいても、プリン
タコントローラが動作モードになるときには自動的にプ
リンタ(PTR)も動作モードになり、それらがタイミング
良く印刷ジョブを実行することができる。プリンタコン
トローラ(20)の動作モード復帰に連動したプリンタ(PT
R)の動作モード復帰が実現する。
【0019】(a3)前記制御手段(21,33)は、画像形
成を終了した後あるいは操作パネル(OPB)の操作の後、
操作パネル(OPB)の操作もホストの指示もなく設定時間
(Tw)が経過すると、前記給電切換え手段(43,44)を省エ
ネルギモードに設定する(図4の10-12-14-16-20-21)。
これによれば、操作パネル(OPB)の操作もホスト(Pca,FC
U)の指示もないときには自動的にプリンタ(PTR)が省エ
ネルギモードに切換るので、省エネルギ効果が高い。
【0020】(a4)前記制御手段(21,33)は、前記設
定時間(Tw)が経過したときホスト電源がOFFのとき
は、前記給電/停止手段(34)を停止にする(図4の20-21
-22-23)。ホスト電源がONであるときに給電/停止手
段(34)を停止にすると、ホストが印刷指示を発行しても
プリンタコントローラ(20)はこれを認識できない。ホス
ト電源がOFFであることを条件に給電/停止手段(34)
を停止にするので、そのような問題が避けられる。
【0021】(a5)上記(a1),(a2),(a
3)または(a4)において、制御手段(21,33)は、検
出手段(30,31)の、ホスト電源のONへの変化検出に応
答して給電/停止手段(34)を給電にし、検出した「ホス
ト電源のONへの変化」及び「ホストからの印刷命令」
を表す情報(Fpo=1)を保持し(図3の4-5,図4の14-15)、
ホスト電源のOFFへの変化が検出されたとき「ホスト
電源のONへの変化」または「ホストからの印刷命令」
を表す情報(Fpo=1)を保持していると給電/停止手段(3
4)を停止にする(図4の16-17-18-19-20-21-22-23)。ホ
スト(PCa,FCU)の電源ON又は印刷指示に応答して動作
モードに変わった状態での、ホストの電源OFFに応答
する省エネルギモードへの切換りであるので、ホストの
指示対応のプリント制御には支障がない。省エネルギモ
ードで節電のために該回路要素(24-30,32)への給電系統
(PS2)を給電停止にしておいても、例えばホスト電源の
ONすなわち活性化に連動してプリンタコントローラも
活性化させることができるので、プリンタコントローラ
の待機機能を損なうことなく、消費電力を低減できる。
操作パネル(OPB)を操作して画像読取り又は複写を行う
時には、操作パネル(OPB)の操作に応答してプリンタコ
ントローラ(20)が動作モードに切換るので、パネル操作
を待つ操作パネル入力待機にも支障がない。
【0022】(a6)前記プリンタコントローラ(20)は
画像メモリを含み、出力画像データを圧縮して該画像メ
モリに書込み、該画像メモリから圧縮データを読み出し
て伸長して前記プリンタ(PTR)に出力する。これによれ
ば、プリンタコントローラ(20)に画像データ蓄積機能が
あり、画像データを蓄積しつつあるいは蓄積してから、
プリンタ(PTR)を動作モードに切換えて、プリンタ(PTR)
が画像形成レデイになると即座にプリントアウトを開始
することができる。これによって、省エネモードから動
作モードへの切換え時に、ホスト(PCa,FCU)を格別に待
たせることなくホスト(PCa,FCU)から印刷情報を受信す
ることができる。
【0023】(3)プリンタ(PTR);ホスト(Pca)から送
信されてくる印刷情報を出力画像データに変換して該プ
リンタに出力するプリンタコントローラ(20);前記ホス
トの電源OFF/ONの状態変化を検出する手段(30,3
1);前記プリンタおよびプリンタコントローラに動作電
力を給電するための、給電/停止手段を含む主電源(4
5);前記検出手段(30,31)のOFFからONの状態変化
の検出に応じて前記主電源に給電指示を与えるON制御
手段(33);前記検出手段(30,31)およびON制御手段(3
3)に、主電源(45)の給電停止時にも給電する待機電源(4
6);および、省エネルギモードへの移行条件が成立した
時前記主電源に停止指示を与えるOFF制御手段(21);
を備える画像形成装置(図5)。
【0024】これによれば、上記(1)に記述した作用
効果が得られる。更に、省エネルギモードへの移行条件
が成立すると自動的に主電源による給電が停止し、省エ
ネ効果が高い。
【0025】(a7)画像形成装置本体(PTR)の電源(41
b)から供給されたDC電源が各デバイスに供給され、ホ
スト(PCa)からの印刷データに基づいて画像形成処理を
行う画像形成装置(図5)において、コントローラ(20)に
接続されたホスト(PCa)の電源状態が、ONからOFF
もしくはOFFからONへの変化の検出に基づいて、ホ
スト電源OFF/ONを示す検出信号を発生するホスト
電源検出手段(30,31)と、該ホスト電源検出手段(30,31)
により検出されたホスト電源OFF/ON検出信号に基
づいて、DC電源の遮断/復帰制御信号(S)を電源(41b)
に出力する省エネ制御手段(33)と、省エネ制御手段(33)
より出力された電源遮断/復帰信号(S)に基づいて電源
遮断/電源供給を行う電源供給/遮断手段(45)を含み、
電源供給/遮断手段(45)は、電源遮断時は、ホスト電源
検出手段(30,31)と省エネ制御手段(33)に対してのみ常
時電源を供給し、それ以外の手段に対しては電源供給を
しない2電源出力制御を行う、ことを特徴とする画像形
成装置(図5)。
【0026】電源(41b)の電源供給/遮断手段(45)側
で、省エネ時、常時電源供給する電源系統(PS1)と電源
供給を遮断する系統(PS2,PS3)の2電源系統の制御構成
にする事で、コントローラ(20)側の回路の簡素化,電源
効率のアップが図れ、また、省エネ時に少なくとも省エ
ネからの復帰検知に必要な制御手段(30,31,33)のみ常時
電源供給させておき、それ以外のデバイスおよび制御手
段(21)への電源供給を遮断させる構成を取る事で、従来
よりも更なる省エネ時の低消費電力化の向上が図れる。
【0027】(a8)画像形成装置が待機状態にある
時、ホスト電源検出手段(30,31)がホスト(PCa)の電源状
態がONからOFFに切換ったことを検出した場合、ホ
スト電源検出手段(30,31)は、ホスト電源遮断検出信号
をCPU(21)へ出力し、またCPU(21)は、ホスト電源
遮断検出信号を受信した場合もしくはホストの電源状態
が駆動状態で通常の消費電力を節約する省エネモードに
移行する場合、省エネ制御手段(33)に対して電源遮断許
可信号を出力し、省エネ制御手段(33)は、電源(41b)の
電源供給/遮断手段(45)に対して電源遮断信号(S)を出
力し、ホスト電源検出断手段(30,31)と省エネ制御手段
(33)以外のデバイスおよび制御手段(21)に対する電源供
給を遮断して省エネモードに移行する(図6,図7)。
【0028】これによれば、画像形成が待機状態にある
時に、ホスト電源検出手段(30,31)と省エネ制御手段(3
3)以外の装置手段の電源供給を遮断させる制御は、ホス
ト電源がONからOFFに切換った場合だけでなく、ホ
スト(PCa)の電源状態がON状態である時も、従来の消
費電力を節約する通常の省エネモードへの移行制御にも
容易に対応でき実現可能である。
【0029】(a9)画像形成装置が省エネモード状態
にある時、ホスト電源検出手段(30,31)がホスト(PCa)の
電源状態がOFFからONに変わったことを検出した場
合、ホスト電源検出手段(30,31)は、ホスト電源駆動検
出信号を省エネ制御手段(33)へ出力し、また省エネ制御
手段(33)は、ホスト電源駆動検出信号を受信した場合も
しくは、ホスト(PCa)の電源状態が駆動状態でホストか
らの印刷命令(印刷コマンド)を検出した場合、省エネ制
御手段(33)は、電源(41b)の電源供給/遮断手段(45)に
対して電源復帰信号を出力し、ホスト電源検出手段(30,
31)と省エネ制御手段(33)以外のデバイスおよび制御手
段(21)に対して電源の供給を行い、省エネモードから待
機状態もしくは動作状態に移行する(図6,図7)。
【0030】これによれば、画像形成装置が省エネモー
ド状態にある時に、ホスト電源検出手段(30,31)と省エ
ネ制御手段(33)以外の装置手段の電源供給を復帰させる
制御は、ホスト電源がOFFからONに変化したときだ
けでなく、ホストの電源状態がONである時も、ホスト
からの印刷命令を検出した場合の省エネモードから復帰
制御にも容易に対応し実現できる。
【0031】(4)前記待機電源は、太陽電池(49),そ
れによって充電される2次電池(48)、および、前記検出
手段(30,31)およびON制御手段(33)への給電ライン(PS
1)に、太陽電池または2次電池の電力を供給する手段(5
3,52,Sc1,Sc3,Sc5)、を含む(図8)。
【0032】これによれば、太陽電池が有効な電力を発
電しているときにはそれが給電ライン(PS1)に給電し、
しかも2次電池(48)を充電する。太陽電池が発電しない
ときには2次電池(48)が給電ライン(PS1)に給電する。
したがって、商用電力の消費が少なくなる。
【0033】(5)前記待機電源は更に、商用電源から
給電される小電力電源(46)を含み、供給する手段(53,5
2,Sc1,Sc3,Sc5)は、太陽電池および2次電池ともに有効
な電力を給電し得ないとき該小電力電源(46)から前記給
電ライン(PS1)および2次電池に電力を供給する(図
8)。
【0034】これによれば、太陽電池および2次電池と
もに給電不可になるときに自動的に小電力電源(46)が給
電ライン(PS1)および2次電池(48)に給電するので、省
エネ待機時の給電ライン(PS1)への待機給電の信頼性が
高い。
【0035】(a10)前記供給する手段(53,52,Sc1,S
c3,Sc5)は、待機電源による給電を、太陽電池(49)、二
次電池(48)および小電力電源(46)の順位で優先的に供給
を行う、上記(5)の画像形成装置(図8)。これによ
れば、太陽電池からの発電供給時は、システムに対する
電源供給と同時に二次電池に対する充電が可能となる。
また、太陽電池からの発電供給が不可能となった場合で
も、二次電池からの電源供給が可能である。太陽電池か
らの発電及び二次電池の消耗における電源供給が不可能
となった場合でも、システムに対する電源供給と同時に
二次電池に対する充電も可能となり、二次電池の充電が
完了した場合は、再び二次電池からの電源供給が可能と
なる。
【0036】(a11)太陽電池(49)の電圧検出を第1
電圧検出手段(51)で、二次電池(48)の電圧検出を第2電
圧検出手段(50)で検出して、前記供給する手段(53,52,S
c1,Sc3,Sc5)は、それぞれの検出電圧が、太陽電池及び
二次電池のあらかじめ設定されたしきい値に対して、し
きい値以上あるいは、しきい値以下の値を検出した場
合、各々の検出手段により検出された検出レベルの組み
合わせに基づいて、二次電池からの電源供給もしくは、
太陽電池もしくは小電力電源(46)から二次電池への充電
の制御を行う(図8)。
【0037】これによれば、省エネモード時に長時間二
次電池がバッテリー切れとなる事無く、有効かつ効率的
に二次電池からの電源供給が可能となり、システム全体
の消費電力を限りなく0Wに近づける事が可能となる。
【0038】(6)画像形成装置は更に、前記主電源か
ら給電される、原稿の画像を読取って画像データを生成
するための原稿スキャナ(SCR);を備える。これによれ
ば、原稿のコピーを生成できる。
【0039】(a12)プリンタコントローラ(20)はス
キャナ(SCR)の画像データを画像メモリ(24)に書込み、
画像メモリ(24)の画像データを前記ホスト(PCa,FCU)又
はプリンタ(PTR)に出力する。これによれば、原稿画像
のホスト(PCa,FCU)への転送とそこでの処理や複写を行
う複合機能複写機が実現し、これにおいて上述の省エネ
ルギ効果が得られる。
【0040】本発明の他の目的および特徴は図面を参照
した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0041】
【実施例】−第1実施例− 図1の(a)に、本発明の一実施例の概要を示す。そこ
に示すものは、カラープリンタPTRに画像スキャナS
CR,自動原稿供給装置ADF,ソータ11及びその他
を組付けた画像形成装置であり、パ−ソナルコンピュ−
タ(以下PCと表現)等のホストPCaから、IEEE
1284−I/Fを通じて、画像情報である印刷デ−タ
が与えられるとそれをプリントアウト(画像出力)でき
るシステム構成である。図1の(a)に示す画像形成装
置は複合機能があるデジタルカラー複写機であり、それ
自身で、原稿のコピ−を生成することもできる。
【0042】図1の(b)に、図1の(a)に示すデジ
タルカラー複写機の一部をなすプリンタPTRの機構概
要を示す。この実施例のプリンタPTRは、電子写真方
式のレ−ザ走査型のカラ−プリンタであり、プリンタ機
構,給紙装置(バンク),両面給紙装置,及び後処理装
置(ソータ)11によって構成されている。プリンタ機
構PTRのレ−ザ走査器3には、Bk(黒),Y(イエ
ロ−),M(マゼンタ),C(シア)の各色の成分に分
解された画像データが、各色単位で与えられる。各色単
位が1画像形成単位である。
【0043】単色記録のときには、上記4色の内の一色
の画像デ−タがレ−ザ走査器3に与えられる。感光体1
は定速度で回転駆動され、メインチャ−ジャ2にて荷電
され帯電位はクエンチングランプQLで適正電位に調整
される。そして帯電面に、レ−ザ走査器3が画像デ−タ
で変調したレ−ザを走査投射する。これにより、画像デ
−タに対応する静電潜像が感光体1に形成される。この
静電潜像が、回転位置決め方式の現像装置4の、画像形
成指定色(例えばBk)に対応する色の現像トナ−を有
する現像器(Bk)にて現像されて顕像すなわちトナ−
像となる。トナ−像は、転写チャ−ジャ5にて転写ベル
ト6に転写され、そして、転写分離チャ−ジャ8にて、
レジストロ−ラ7で送り込まれる転写紙に転写され、ト
ナ−像を担持する転写紙は、搬送ベルト9で定着器10
に送り込まれる。
【0044】定着器10は加熱,加圧により転写紙上の
トナ−像を転写紙に固定する。定着を終えた転写紙は、
ソ−タ11に排出される。トナ−像の転写を終えた感光
体面はクリ−ニング装置12でクリ−ニングされる。転
写ベルト6の転写を終えた面はクリ−ニングブレ−ド1
3で拭われる。14は、Pセンサと呼ばれる、感光体面
上のトナ−濃度を検出する反射型の光センサ、15は転
写ベルト6の基準位置を示すマ−クを検出する反射型の
光センサ、16は定着ロ−ラの温度を検出する温度セン
サである。
【0045】2色以上のカラ−重ね記録(最も代表的な
ものはフルカラ−記録)のときには、上述の、感光体1
上へのトナ−像の形成と転写ベルト6への転写が、各色
分繰返えされて転写ベルト6上において各色トナ−像が
重ねて転写され、所要色分の重ね転写を終えてから、転
写紙に転写される。
【0046】図2に、図1に示す画像形成装置の電気シ
ステムの概要を示す。プリンタコントローラ20には、
カラープリンタPTR,オペレータに対する表示とオペ
レータからの機能設定入力制御を行う操作パネルOP
B、スキャナSCRおよび自動原稿供給装置ADFなら
びにパソコンPCaが接続したIEEE1284セント
ロI/F 30が接続されている。
【0047】なお、図2においては、図1に示すプリン
タPTRの、画像形成プロセスの進行のために給電が必
要な要素を一括してエンジン負荷42として示し、画像
形成プロセスの制御その他プリンタ内の制御をする装置
をエンジンコントローラ43として示した。
【0048】プリンタコントローラ20は、メインプロ
セッサであるCPU21,システムバス制御及び画像処
理等を行うASIC(Application Specific IC)22,
CPU21の制御プログラムが格納されているROM2
3,電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM
24,ホストPCaからの受信データをIEEE128
4セントロI/F 30を介して一時格納及び受信デー
タに基づいて形成された画像イメージデータの格納が可
能なDRAM(画像メモリ)25,文字形状をあらわす
イメージデータが格納され、画像形成時に文字データを
イメージデータに変換するフォントROM26,操作パ
ネルOPBをコントロール/通信する操作パネルI/F
27,スキャナI/F28,エンジンコントローラ43
との通信及び画像データの送信を行うエンジンI/F2
9,IEEE1284準拠の通信が可能なIEEE12
84−I/F 30、及び、ホストPCaからIEEE
1284−I/F 30に与えられているHLH信号の
変化を検出して、変化があったときにASI22を介し
てCPU21に知らせるホストON/OFF検知回路3
1、を含む。
【0049】ホストON/OFF検知回路31は、ホス
トPCaのHLH信号(H:ホスト電源ON/L:ホス
ト電源OFF)が、L(ホスト電源OFF)からH(ホ
ストが電源ON)に変化(ホスト電源がONに変化)し
た時、及び、HからLに変化(ホスト電源がOFFに変
化)したときに、これをASI22を介してCPU21
に知らせる。
【0050】プリンタコントローラ20は、外部装置で
あるホストPCaからの画像情報である印刷データ及び
プリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力
画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開
し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定してい
る。その印刷データ及びコマンドをIEEE1284−
I/F30を通じて受信し動作する。また、これらなら
びにプリンタコントーラ20を介して、機内で保持又は
生成する、印刷データ,原稿読取りデータ,これらを出
力用に処理した出力画像データ、および、それらを圧縮
した圧縮データ、をホストPCaに転送することができ
る。
【0051】原稿スキャナSCRは、原稿の表面に対す
るランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素
子に集光する。受光素子(本実施例ではCCD)は、ス
キャナSCR内のセンサー・ボード・ユニット(以下単
にSBUと称す)にあり、CCDに於いて電気信号に変
換された画像信号は、SBU上でデジタル信号すなわち
読取った画像デ−タに変換された後、プリンタコントー
ラ20に出力される。スキャナSCRに装着された自動
原稿供給装置ADFは、スキャナSCRに対して原稿を
給,排する。
【0052】プリンタコントローラ20には、システム
バス制御,画像メモリアクセス制御およびDRAM25
からの作像を行う制御等を行う画像処理ASIC22が
ある。スキャナSCRの読取り画像デ−タは、ASIC
22に転送され、ASIC22が、光学系及びディジタ
ル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣
化:スキャナ特性による読取り画像デ−タの歪)を補正
し、該画像デ−タをDRAM25に書込む。又は、AS
IC22内部のプリンタ出力のための処理系で出力画像
データに変換して、エンジンI/F28を介してプリン
タPTRに与える。
【0053】すなわち、ASIC22には、読取り画像
デ−タをDRAM25に蓄積して再利用するジョブと、
メモリに蓄積しないで、プリンタPTRに作像出力する
ジョブとがある。DRAM25に蓄積する一例として
は、1枚の原稿を複数枚複写する場合、スキャナSCR
を1回だけ動作させ、読取り画像デ−タをDRAM25
に蓄積し、蓄積データを複数回読み出す使い方がある。
DRAM25を使わない例としては、1枚の原稿を1枚
だけ複写する場合、読取り画像デ−タをそのままプリン
タ出力用に処理すれば良いので、DRAM25への書込
みを行う必要はない。
【0054】まず、DRAM25を使わない場合、AS
IC22に於いてCCDによる輝度データを面積階調に
変換するための画質処理を行う。画質処理後の面積階調
に変化された信号はプリンタPTRに与えられ、プリン
タPTR内において、画像メモリを介して書込み制御に
与えられる。書込み制御は、ドット配置に関する後処理
及びドットを再現するためのパルス制御を、作像ユニッ
ト3に対して行い、転写紙上に再生画像を形成する。
【0055】DRAM25に蓄積する場合は、ASIC
22が、DRAM25のアクセス制御,外部ホストPC
aのプリント用データの展開(文字コ−ド/キャラクタ
ビット変換),メモリ有効活用のための画像データの圧
縮を行う。データ圧縮後DRAM25へ蓄積し、蓄積デ
ータを必要に応じて読み出す。読み出しデータは伸張
し、本来の画像データに戻し、画質処理を行い、プリン
タPTRに出力する。すなわち、転写紙上に顕像(トナ
−像)を形成する。
【0056】画像データの流れに於いて、ASIC22
のバス制御により、デジタル複写機の複合機能を実現す
る。各ジョブ、例えばコピー機能およびプリンタ出力機
能において、スキャナSCR,ASIC22及びプリン
タPTRへの共通バス使用権の割り振りを、ASIC2
2が制御する。
【0057】次に、プリンタPTRおよびプリンタコン
トローラ20の省エネモードについて説明する。プリン
タPTR内には、AC商用電源からDC電源を生成する
電源装置41aがあり、ここで生成したDC電源を、エ
ンジンコントローラ43,プリンタコントローラ20お
よびエンジン負荷42へ供給する。
【0058】ここで、電源装置41aで生成したDC電
源には、エンジンコントローラ43にてON/OFF制
御可能な+5V,±12Vおよび+24Vと、図示しな
い元電源スイッチであるメインSWがONであれば、常
にON状態となる+5VEが存在し、+5V,±12V
および+24Vはエンジンコントローラ43、エンジン
負荷42に、+5VEはエンジンコントローラ43とプ
リンタコントローラ20に供給されている。通常動作時
すなわち動作モードでは、+5V,±12V,+24V
および+5VEすべてON状態であるが、省エネモード
時には、エンジンコントローラ43より、スイッチ44
をOFF(OPEN)とさせ、+5V,±12Vおよび
+24Vの電源供給をストップさせ、プリンタコントロ
ーラ20及びエンジンコントローラ43の一部のみの、
+5VEの電源供給としている。
【0059】電源装置41aからプリンタコントローラ
20に供給される電源+5VEは、プリンタコントロー
ラ20内の電源ON/OFF34に引きこまれている。
電源ON/OFF34には、2個の電源ON/OFFリ
レー(以下では単に電源リレー)と、それらを選択的に
ON/OFFするリレードライバがあり、電源ON/O
FFコントローラ33が、各リレードライバに、ON
(スイッチ閉)/OFF(スイッチ開)指示信号を与え
る。各電源リレーのスイッチ接片は電源装置41aから
電源+5VEが供給される給電線に接続されているが、
各電源リレーのスイッチ接点には、給電線PS1,PS
2が接続されている。
【0060】給電線PS1は、CPU21,ASIC2
2、プログラムROM23およびホストON/OFF検
知回路31、ならびに、操作パネルI/F27のキー操
作検知回路に給電する。この給電により、ホストON/
OFF検知回路31は、ホストPCaの各HLH信号の
論理和が、LからHに変化(ホスト電源がONに変化)
したこと、及び、該論理和がHからLに変化(ホスト電
源がOFFに変化)したことを、ASI22を介してC
PU21に知らせることができる。同様に、操作パネル
I/F27はキー操作があったことをCPU21に知ら
せることができる。ASIC22の、これらの報知信号
をCPU21に与える信号ラインおよび電気回路が、給
電線PS1から給電される。CPU21及びプログラム
ROM23も給電線PS1から給電されるので、給電線
PS1を+5VEに接続する第1電源リレーがONであ
る限り、CPU21はプログラムROM23のプログラ
ムにしたがって動作する。
【0061】電源装置41aに商用交流を給電する元電
源スイッチすなわちメインSWがONになって、電源装
置41aが電源+5VEを発生すると、電源ON/OF
F34内にある図示しない電源オンリセット回路がリセ
ット信号を発生し、電源ON/OFF34が自身をリセ
ット(初期化)し、これにより、第1給電線PS1に接
続した第1電源リレーのみをONにする。これによって
電源ON/OFFコントローラ33,CPU21,AS
IC22,プログラムROM23および操作パネルI/
F27(の中の、キー操作検知回路)に電源+5VEが
加わり、それぞれが電源オンリセット動作をして、自身
を初期化する。
【0062】第1給電線PS1に+5VEが印加される
と、CPU21は、図3および図4に示す、給電制御を
行う。
【0063】先ず図3を参照する。+5VEが印加され
るとCPU21は、初期化(ステップ1,2)を実行し
て、第1電源リレーのオン指示(自己保持)を電源ON
/OFFコントローラ33に与える。そして、操作パネ
ルI/F27からキー操作ありが報知されるか、ホスト
ON/OFF検知回路31から、ホスト電源がONに変
化〔HLH信号が、L(ホスト電源OFF)からH(ホ
スト電源ON)に変化〕したことを知らせてくるのを待
つ(ステップ3,4)。これが、「省エネルギモード」
の待機である。
【0064】この省エネモードの時、操作パネルI/F
26および操作パネルOPBには、操作パネルOPBの
「省エネモード/動作モード」切換えキーのオペレータ
操作を検知しこれを表す信号をASIC22に接続した
制御信号線に与える回路要素、のみに電源+5VEが印
加され、表示灯(発光ダイオード)や液晶パネルに通電
する表示駆動系には給電がなく、その分電力消費が少な
い。また、第2給電線PS2にも給電がないので、それ
らに接続された回路要素による電力消費もなく、その分
電力消費が少ない。
【0065】操作パネルI/F27からキー操作ありが
報知されるとCPU21は、これをあらわす0をレジス
タFpoに書きこんで(ステップ3,6)、第2電源リ
レー(給電線PS2)のONを電源コントローラ33に
指示し(ステップ7)、これに応答して電源コントロー
ラ33が電源ON/OFF34の第2電源リレーをON
にすることにより第2給電線がONになりエンジンI/
F29が初期化を完了して待機になるに十分な時間の後
に、CPU21は、ASIC22およびエンジンI/F
29を介してプリンタPTRのエンジンコントローラ4
3に、動作モードへの遷移を指示するコマンドを与え、
これに応答してエンジンコントローラ43が、スイッチ
44を、「動作モード」の状態(大略で、全スイッチO
N)に切換える(ステップ8)。この状態が、「動作モ
ード」の待機である。この「動作モード」の待機では、
図2に示す、ホストPCaを除く全要素は、画像処理
(読取り,転送,コピー,受信,プリントアウト)の指
示に即応できる給電状態になっている。
【0066】前述の「省エネルギモード」の待機中に、
ホストON/OFF検知回路31が、ホスト電源がON
に変化したことを知らせてくると、CPU21は、これ
をあらわす1をレジスタFpoに書きこんで(ステップ
5,7)、キー操作があったときと同様に、第2電源リ
レー(給電線PS2)のONを電源コントローラ33に
指示し(ステップ7)、そしてエンジンコントローラ4
3に、動作モードへの遷移を指示するコマンドを与える
(ステップ8)。この状態も、「動作モード」の待機で
ある。
【0067】次に図4を参照する。この「動作モード」
の待機のときに、IEEE1284通信I/F30にホ
ストPCaから印刷コマンドが来ると、このコマンドが
ASIC22に接続した制御信号線に与えられ、ASI
C22が印刷データ受信&プリントアウトのタスク発生
をCPU21に報知する。CPU21はここでパソコン
出力モードに画像形成装置を設定する(図4のステップ
10,11)。このパソコン出力モードでは、ホストP
Caが送信してくる印刷データは、ASIC22でプリ
ント出力用の画像データに変換され、圧縮されてDRA
M25に書き込まれる。DRAM25のメモリ容量近く
まで書込みが進むと、そこでホストからの印刷データ転
送は停止される。プリンタPTRがプリントレディにな
ると、ASIC22がDRAM25のデータを読み出し
て伸長してエンジンI/F29を介してエンジンコント
ローラ43に出力する。DRAM25に空きができる
と、ホストからの印刷データ転送が再開される。
【0068】オペレータは、操作パネルOPBを使用し
て、複写あるいはファクシミリ送信をすることができ
る。操作パネルI/F28及び操作パネルOPBは、キ
ー操作入力の読込みとオペレータに対する対話型の表示
を行う。表示電力は、第2給電線PS2が供給する。動
作モードでは、スキャナSCRおよびADFの、電力消
費が大きいアクチュエータおよび電気回路には、第4給
電線PS3を通して、また、プリンタPTRのスイッチ
44を通して、電源装置41aが給電する。
【0069】複写モードでは、原稿一枚に付き一枚のコ
ピーの時には、ASIC22が、スキャナSCRが発生
する画像データを画質補正を施してからプリント出力用
の画像データに変換してプリンタPTRに出力する。原
稿一枚につき複数枚のコピーの時には、ASIC22
は、スキャナSCRが発生する画像データを画質補正を
施してからプリント出力用の画像データに変換しそして
圧縮してDRAM25に書込み、それから一枚のプリン
トごとにDRAM25から画像データを読み出して伸長
してプリンタPTRに出力する(図4のステップ10,
11)。
【0070】上述のプリントタスク等を終了するとCP
U21は、計時を開始し(図3のステップ9)、キー操
作(オペレータのアクセス)も、ホストPCaからのア
クセスもなく、設定時間Twが経過すると(ステップ1
0−12−14−16−20−10)、エンジンI/F
29を介してエンジンコントローラ43に「省エネモー
ド」への切換えを指示し(ステップ20−21)、ホス
ト電源がOFFであると電源ON/OFFコントローラ
33に、第2電源リレーのOFFを指示する(22,2
3)。これに応答してエンジンコントローラ43はスイ
ッチ44をOFFにし、電源ON/OFFコントローラ
33が電源ON/OFF34の第2電源リレーをOFF
にする(ステップ23)。これにより、プリンタPTR
及びプリンタコントローラ20ともに、電力消費が少な
い「省エネモード」に切換わる。
【0071】ホスト電源がONであるときには、ホスト
からの印刷指示の到来を検出するために、電源ON/O
FF34の第2電源リレーはOFFにしない(ステップ
21−22−12)。
【0072】ホスト電源がONからOFFに変化したこ
とをホストON/OFF検知回路31が検出してCPU
21に報知すると、CPU21は、レジスタFpoの内
容が1(上述の動作モードへの遷移や画像処理が、ホス
トの電源のONへの変化あるいはホストからの印刷指令
に応じて行われたもので、操作パネルOPBからの指示
によるものでないことを意味する)の場合は、上述の画
像処理が終了しプリンタPTRがエンドサイクルを終了
していると、またそうでないときには終了してから、エ
ンジンI/F29を介してエンジンコントローラ43に
「省エネモード」への切換えを指示し(ステップ16−
17−18−19−21)、電源ON/OFFコントロ
ーラ33に、第2電源リレーのOFFを指示する(ステ
ップ22−23)。これに応答してエンジンコントロー
ラ43はスイッチ44をOFFにし(ステップ21)、
電源ON/OFFコントローラ33が電源ON/OFF
34の第2電源リレーをOFFにする(ステップ2
3)。これにより、プリンタPTR及びプリンタコント
ローラ20ともに、電力消費が少ない「省エネモード」
に切換わる。
【0073】操作パネルOPBのキー操作に応じた上述
の画像処理を終了し、それからキー入力がなく設定時間
Twが経過して、プリンタPTRを「省エネモード」に
切換えるときでも、ホスト電源ONであるときには、後
にホストから印刷指示が与えられるかもしれない。これ
を認知するために、プリンタPTRを「省エネモード」
に切換えてもホスト電源ONであるときには、第2給電
線PS2はONのままにする(ステップ22からステッ
プ12へジャンプ)。この場合は、プリンタPTRは
「省エネモード」であるが、プリンタコントローラ20
はホストから印刷命令がくるのを待つ「動作モード」で
あり第2給電線PS2はON(+5VE)のままであ
る。
【0074】プリンタPTRを「省エネモード」にした
後は、CPU21は、操作パネルI/F27からキー操
作ありが報知されるか、ホストON/OFF検知回路3
1から、ホスト電源がONに変化したことを知らせてく
るか、あるいはホストより印刷指示が到来するのを待つ
(図3のステップ3,4又は図4のステップ12−14
−16−20−21−22−12)。
【0075】この状態で、操作パネルI/F27からキ
ー操作ありが報知されると、あるいは、ホストON/O
FF検知回路31から、ホスト電源がONに変化したこ
とを知らせてきた又はホストから印刷指示が到来する
と、ステップ3,4からステップ7以下に、あるいは、
ステップ12,14から13,15を経てステップ8以
下に進む。
【0076】プリンタコントローラ20が、ホストから
印刷命令がくるのを待つ「動作モード」のままであると
きには、すなわちホストの電源がONであるので第2給
電線PS2をON(+5VE)にしているときは、イン
ターフェース30がホストPCaからの印刷指示を受信
してこれを報知してくると、CPU21は、図3のステ
ップ14でこれを認知して、ステップ15に進んでレジ
スタFpoに1を書込み、そしてステップ8でプリンタ
PTRを動作モードに設定し、ステップ9でタイマTw
をスタートして、画像処理を行う(ステップ10,1
1)。
【0077】上述のように、ホストPCaの電源がOF
FからONにされた場合、ホストPCaはHLH信号を
LからHレベルに変化させ、ホストON/OFF検知回
路31が該信号変化を検出してCPU21に報知し、C
PU21はこの変化報知を受信する事で、ホストPCa
の電源が駆動された事を検知し、これに応答してコント
ローラ20内の第2給電ラインPS2をONにし、更
に、プリンタPTRを動作モードに設定する。
【0078】画像処理を終了してから、操作パネルOP
BやホストPCaからアクセスがなく設定時間Twが経
過すると、あるいは、ホスト電源のONや何等かのアク
セスがあっても、画像処理を開始するコマンドが与えら
れないで設定時間Twが経過すると、CPU21はプリ
ンタPTRを省エネルギモードに設定する。このときホ
ストPCaの電源がOFFであるとコントローラ20内
の第2給電ラインPS2もOFFにするが、ホストPC
aの電源がONであると第2給電ラインPS2のONを
継続する。
【0079】ホストの電源ONへの変化あるいはホスト
からの印刷指示があってコントローラ20を動作モード
に維持しているときに、ホストの電源がOFFに変化す
ると、CPU21はこれに応答してプリンタPTRを省
エネルギモードに設定し、第2給電ラインPS2もOF
Fにするので、プリンタコントローラ20も省エネルギ
モードに切換る(図4のステップ16−17−18−1
9−21−22−23)。
【0080】−第2実施例− 図5に、第2実施例の主要部を示す。上記第1実施例の
場合、プリンタコントローラ20のCPU21,ASI
C22,プログラムROM23,操作パネルI/F27
等のデバイスは、常時動作しているため、そのデバイス
分の消費電力を消費してしまう。最近の省エネに関する
規格動向として、ZESM(Zero Energy Standby Mod
e)・省エネ法・国際エナジースター等の更なる低省エ
ネの対応が求められているため、第2実施例は、更なる
低消費電力化への改善・実現を図ったものである。
【0081】図5に示す第2実施例の電源装置41b
は、電力の供給/遮断回路を内蔵する主電源45と、+
5VEを出力する待機電源回路46を含む。図示しない
大元のメイン電源スイッチがオンで商用電力が電源装置
41bに供給されているとき、主電源45は、それに与
えられる制御信号Sが給電指示レベルHであると画像形
成動作に必要な主電力(+24V,±12V,+5V)
を主電力ラインPS3を介して各部に給電するが、停止
指示レベルLであると主電力を遮断する。しかし、待機
電源回路46は、メイン電源スイッチがオンで商用電力
が電源装置41bに供給されている間は、つねに+5V
Eを出力する。主電力(+24V,±12V,+5V)
系統の+5Vと、待機電源回路46が常時出力する+5
VEが、プリンタコントローラ20のDC電源I/F3
5を介して、それぞれ動作給電ラインPS2および待機
給電ラインPS1に印加される。
【0082】第2実施例では更に、操作パネルOPB
の、動作モード/省エネモード切換えスイッチ47が、
待機給電ラインPS1とホストON/OFF検知31と
の間に介挿され、オペレータがスイッチ47をオンにす
ると、高レベルH(+5VE)がホストON/OFF検
知31に加わる。ホストON/OFF検知回路31は、
ホストPCaのHLH信号(H:ホスト電源ON/L:
ホスト電源OFF)がLからHになつ他ときこれをあら
わす検出信号Hを電源ON/OFFコントローラ33に
与えると共に、この検出信号を、IEEE1284−I
/F30がホストPCaの印刷コマンドを受信したとき
にもホスト電源のOFFからONへの切換りのときと同
じくHとし、更に、スイッチ47がオン(H出力)のと
きにも、同じくHにする。
【0083】図6に、電源ON/OFFコントローラ3
3の制御動作を示す。第1給電線PS1に+5VEが印
加されると(31)、電源ON/OFFコントローラ3
3は、初期化(32)を経て以下の動作を行う。
【0084】ホストON/OFF検知回路31の検知信
号,動作給電ラインPS2の電位(H=+5V/L=0
V)およびASIC22を介したCPU21のコマンド
を読み込む(33)。そして、動作給電ラインPS2の
電位がL(省エネ待機中)であると、ホストON/OF
F検知回路31の検知信号がH(ホスト電源オン,印刷
コマンド到来又はスイッチ47オン)であるかをチェッ
クする(35)。そしてHであると、給電指示信号S=
Hを主電源45に与える(36)。これにより、省エネ
待機中に、ホストPCaが電源OFFからONに切換っ
たとき,ホストPCaが印刷コマンドを発生したとき、
および、省エネ/動作モード切換えスイッチ47がオン
になったときに、電源ON/OFFコントローラ33が
主電源45に給電指示信号S=Hを与え、主電源45
が、画像形成動作に必要な主電力(+24V,±12
V,+5V)の供給を開始する。
【0085】主電力の中の+5VがラインPS2を介し
て印加されることによりCPU21は動作状態になっ
て、図7に示す、省エネモードへの切換り条件の成否の
チエックを行い、省エネモードへの切換り条件が成立す
ると、主電源OFF指示を電源ON/OFFコントロー
ラ33に与える。図7の、切換り条件の成否のチエック
の内容は、後に説明する。
【0086】再度図6を参照すると、動作給電ラインP
S2の電位がH(+5V:動作モード)であるときは、
電源ON/OFFコントローラ33は、CPU21から
主電源OFF指示があるかをチェックして(37)、そ
れがあると、主電源45に停止指示信号S=Lを与え、
主電源45が、画像形成動作に必要な主電力(+24
V,±12V,+5V)の供給を停止する。これによ
り、主電力給電ラインPS2の電圧+5Vが消える。
【0087】図7を参照する。主電源45が、画像形成
動作に必要な主電力(+24V,±12V,+5V)の
供給を開始したとき、主電力給電ラインPS2が+5V
に立ち上がった(41)のに応答してCPU21は、初
期化(42)を実行して、計時を開始し(43)、入力
読取り(44)を行い、画像形成指示があるとそれを行
い(45,46)、操作パネルOPBに入力があるとそ
れに対応した処理(47,49)をして、計時を再スタ
ートする(43)。操作パネルOPBの省エネ/動作モ
ード切換えスイッチ47がオンになると、CPU21は
主電源OFF指示を電源ON/OFFコントローラ33
に与える(48,51)。また、画像形成をしていない
とき計時値がTw以上になると、CPU21は主電源O
FF指示を電源ON/OFFコントローラ33に与える
(50,51)。更にまた、画像形成をしていないとき
にホストPCaの電源がONからOFFに変わると、C
PU21は主電源OFF指示を電源ON/OFFコント
ローラ33に与える(52,51)。
【0088】すなわち、この実施例では、省エネモード
への切換り条件は、画像形成動作がなく、操作パネルや
ホストPCaから入力がなく時間Twが経過,モード切
換えスイッチ47がオン、又は、画像形成動作がなくホ
ストPCaの電源がONからOFFに切換った、のいず
れかである。
【0089】−第3実施例− 図8に、第3実施例の主要部を示す。これは、第2実施
例の電源装置を変更したものである。第2実施例によれ
ば、従来よりも更なる省エネ時の低消費電力化の向上が
図れた。しかしながら、最近の省エネに関する規格動向
として、ZESM(Zero Energy Standby Mode)・省エ
ネ法・国際エナジースター等の更なる省エネの対応が求
められているため、更なる低消費電力化への改善・実現
を図った。
【0090】図8を参照する。プリンタコントローラ2
0のDC電源I/F35への常時給電ライン(+5VE
の給電ライン)には、電子スイッチング回路Sc1,S
c3およびSc5が並列に接続されており、それぞれ
が、小電力の待機電源46,2次電池48および太陽電
池49の電力を、選択的に常時給電ライン(+5VE)
に供給する。
【0091】二次電池用電圧検出回路50が、2次電池
48の電圧が充電要否判定用の閾値より高いか否をあら
わす充電要否信号を、スイッチ制御回路52および充電
制御回路53に与える。太陽電池用電圧検出回路51
が、太陽電池の電圧が+5VE給電可か否か判定用の閾
値より高いか否をあらわす給電可否信号を、スイッチ制
御回路52および充電制御回路53に与える。
【0092】スイッチ制御回路52は、充電要否信号と
給電可否信号に基づいて、太陽電池の電圧が+5VE給
電可のときに電子スイッチング回路Sc5をオンにす
る。太陽電池の電圧が+5VE給電不可かつ2次電池4
8が給電可であると電子スイッチング回路Sc3をオン
にする。太陽電池も二次電池も給電不可であると電子ス
イッチング回路Sc1をオンにする。
【0093】充電制御回路53は、太陽電池の電圧が+
5VE給電可で2次電池48が給電不可(充電要)のと
きには、電子スイッチング回路Sc4をオンにして、太
陽電池によつて2次電池を充電する。太陽電池が給電不
可で2次電池48が給電不可(充電要)のときには、充
電制御回路53は、待機電源46に給電指示を与えて電
力出力をさせて電子スイッチング回路Sc2をオンにし
て、待機電源46によって2次電池を充電する。
【0094】すなわち、省エネ待機のための常時給電
(+5VE)は、太陽電池49,二次電池48,待機電
源46の順位で、先頭から優先的に電源供給が行われ、
例えば、太陽電池からの発電供給が不可能となった場合
は、二次電池からの電源供給に切り替り、該状態時に太
陽電池からの供給が可能となった場合は、二次電池→太
陽電池発電供給に切り替る。また、太陽電池発電と二次
電池の両方が電源供給不可能となった場合の時のみ、待
機電源46が停止→給電に切替わり、常時給電ライン
(+5VE)に対する電源供給及び二次電池に対する充
電を同時に行う。待機電源46からの充電により、二次
電池からの電源供給が可能となった場合は、再び二次電
池から電源供給され、待機電源46は、給電停止とな
る。太陽電池発電供給が可能となった場合は、待機電源
46は給電停止となり、太陽電池からの給電及び二次電
池に対する充電が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1実施例の外観を示す斜
視図、(b)は(a)に示すプリンタPTRの機構骨子
を示すブロック図である。
【図2】 図1の(a)に示す複合機能複写装置の、主
に電力給電系統を示すブロック図である。
【図3】 図2に示すCPU21の給電制御の一部を示
すフローチャートである。
【図4】 図2に示すCPU21の給電制御の残部を示
すフローチャートである。
【図5】 本発明の第2実施例の主要部を示すブロック
図である。
【図6】 図5に示す電源ON/OFFコントローラ3
3の制御動作を示すフローチャートである。
【図7】 図5に示すCPU21の、省エネモードへの
切換り条件の成否チェックを示すフローチャートであ
る。
【図8】 本発明の第3実施例の主要部を示すブロック
図であり、図5に示すシステムの変更部分を示す。
【符号の説明】
PCa,PCb:パソコン PTR:カラープリンタ OPB:操作パネル SCR:原稿スキャナ ADF:自動原稿供給装置 1:感光体 2:メインチャージャ 3:レーザ走査器 4:現像装置 5:転写チャージャ 6:転写ベルト 7:レジストローラ 8:転写分離チャージャ 9:搬送ベルト 10:定着器 11:ソータ 12:クリーニング装置 13:クリーニングブレー
ド 14:光センサ 15:光センサ 16:温度センサ 41a:電源装置 PS1〜PS3:給電線 Sc1〜Sc5:電子スイ
ッチング回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタ,ホストから送信されてくる印刷
    情報を出力画像データに変換して該プリンタに出力する
    プリンタコントローラ,前記プリンタおよびプリンタコ
    ントローラに給電するための電源装置,該電源装置から
    プリンタコントローラの一部の回路要素への給電ライン
    に給電し又給電を停止する給電/停止手段,前記ホスト
    の電源OFF/ONの状態変化を検出する手段、及び、
    該検出手段の、OFFからONの状態変化の検出に応じ
    て、前記給電/停止手段を給電にする制御手段、を備え
    る省エネルギ待機の画像形成装置。
  2. 【請求項2】プリンタ,ホストから送信されてくる印刷
    情報を出力画像データに変換して該プリンタに出力する
    プリンタコントローラ,前記プリンタおよびプリンタコ
    ントローラに給電するための電源装置,該電源装置から
    プリンタコントローラの一部の回路要素への給電ライン
    に給電し又給電を停止する給電/停止手段,前記ホスト
    の電源OFF/ONの状態変化を検出する手段、及び、
    該検出手段の、ONからOFFの状態変化の検出に応じ
    て、前記給電/停止手段を停止にする制御手段、を備え
    る省エネルギ待機の画像形成装置。
  3. 【請求項3】プリンタ;ホストから送信されてくる印刷
    情報を出力画像データに変換して該プリンタに出力する
    プリンタコントローラ;前記ホストの電源OFF/ON
    の状態変化を検出する手段;前記プリンタおよびプリン
    タコントローラに動作電力を給電するための、給電/停
    止手段を含む主電源;前記検出手段のOFFからONの
    状態変化の検出に応じて前記主電源に給電指示を与える
    ON制御手段;前記検出手段およびON制御手段に、主
    電源の給電停止時にも給電する待機電源;および、省エ
    ネルギモードへの移行条件が成立した時前記主電源に停
    止指示を与えるOFF制御手段;を備える画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記待機電源は、太陽電池,それによって
    充電される2次電池、および、前記検出手段およびON
    制御手段への給電ラインに、太陽電池または2次電池の
    電力を供給する手段、を含む請求項3記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】前記待機電源は更に、商用電源から給電さ
    れる小電力電源を含み、前記供給する手段は、太陽電池
    および2次電池ともに電力を給電し得ないとき該小電力
    電源から前記給電ラインおよび2次電池に電力を供給す
    る、請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】更に、前記主電源から給電される、原稿の
    画像を読取って画像データを生成するための原稿スキャ
    ナ;を備える請求項1,請求項2,請求項3,請求項4
    又は請求項5記載の画像形成装置。
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