JP2015112960A - 操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突音の小さい小型の操舵装置を提供する。【解決手段】操舵輪208を操舵させるために車幅方向に移動するラックバー205と、ラックバー205に設けられたラックエンド210と、ラックバー205を収容するハウジング220と、ハウジング220に設けられ弾性変形可能である台座部11と、台座部11のラックエンド側面11a面全体と接触するように配置され、ラックバー205が移動した場合にラックエンド210が衝突し、ラックエンド210からの衝突荷重を台座部11に伝達する第1伝達プレート110等と、第1伝達プレート110等のラックエンド210側に配置され、ラックバー205が移動した場合にラックエンド210が第1伝達プレート110等よりも前に衝突し、弾性変形可能である先端部13と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、操舵装置に関する。
四輪車の車輪を操舵する操舵装置の機構として、ラックピニオン式、ボールナット式等が知られている。例えば、ラックピニオン式の操舵装置は、ピニオン歯が形成されたピニオン軸と、ピニオン歯に噛合するラック歯が形成され車幅方向に延びるラックバー(操舵軸)と、ラックバーの各端に螺合された金属製のラックエンド(ストッパー部材)と、ラックバーを収容する筒状のハウジングと、ラックエンド及びハウジングの間に設けられラックエンドが衝突する際の衝撃(衝突荷重)を緩衝するゴム製の弾性体(緩衝体)と、を備えて構成される(特許文献1〜2参照)。
特開2004−232714号公報 特開2013−35481号公報
しかしながら、ラックエンドがゴム製のエンドストッパの一部に衝突する構成である場合、エンドストッパの一部が欠損し易く、エンドストッパの寿命が短くなり易い。また、大きな衝撃荷重を吸収する場合、ゴム製のエンドストッパを大きくする必要がある。
そこで、本発明は、衝突音の小さい小型の操舵装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、車輪を操舵させるために車幅方向に移動する操舵軸と、前記操舵軸に設けられたストッパー部材と、前記操舵軸を収容するハウジングと、前記ハウジングに設けられ弾性変形可能である第1弾性部と、前記第1弾性部の前記ストッパー部材側面と接触するように配置され、前記操舵軸が移動した場合に前記ストッパー部材が衝突し、前記ストッパー部材からの衝突荷重を前記第1弾性部に伝達する伝達部材と、前記伝達部材の前記ストッパー部材側に配置され、前記操舵軸が移動した場合に前記ストッパー部材が前記伝達部材よりも前に衝突し、弾性変形可能である第2弾性部と、を備えることを特徴とする操舵装置である。
このような構成によれば、車輪を操舵させるために操舵軸が車幅方向に移動すると、操舵軸に設けられたストッパー部材も一体となって車幅方向に移動する。
そして、ストッパー部材が伝達部材よりも前に第2弾性部に衝突し、ストッパー部材から第2弾性部に衝突荷重が入力されると、第2弾性部が弾性変形し、前記衝突荷重が第2弾性部で吸収され、ストッパー部材及び操舵軸の移動速度が減衰、つまり、小さくなる。
次いで、ストッパー部材及び操舵軸が車幅方向において移動すると、ストッパー部材が伝達部材に衝突する。この場合において、前記したように、第2弾性部が弾性変形することで、ストッパー部材の移動速度は小さくなっているので、ストッパー部材と伝達部材との衝突音が小さくなる。
次いで、ストッパー部材から伝達部材に衝突荷重が入力され、この衝突荷重は伝達部材から第1弾性部に伝達する。この場合において、伝達部材は、第1弾性部のストッパー部材側面と接触するように配置されているので、衝突荷重は、伝達部材から第1弾性部に入力される。すなわち、衝突荷重が第1弾性部の一部に入力される構成ではないので、第1弾性部は欠損等し難くなる。なお、伝達部材は第1弾性部のストッパー部材側面全体と接触するように配置されることが好ましい。
そして、第1弾性部が弾性変形することで、伝達部材(ストッパー部材)からの衝突荷重を吸収できる。この場合において、衝突荷重は第1弾性部全体に入力されるので、第1弾性部全体で大きな衝突荷重も吸収できる。すなわち、小型の第1弾性部で大きな衝突荷重も吸収できる。
また、操舵装置において、前記第1弾性部と前記第2弾性部とを連結し、前記ストッパー部材の前記伝達部材への衝突前であって前記ストッパー部材の前記第2弾性部への衝突中、前記第2弾性部に入力された荷重の一部を前記第1弾性部に伝達する連結部を備えてもよい。
このような構成によれば、ストッパー部材の伝達部材への衝突前であってストッパー部材の第2弾性部への衝突中、第2弾性部に入力された荷重の一部は連結部を介して第1弾性部に伝達する。そして、第1弾性部が弾性変形することで、これに伝達した荷重が吸収され、ストッパー部材及び操舵軸の移動速度が減衰、つまり、小さくなる。よって、ストッパー部材と伝達部材との衝突音がさらに小さくなる。
また、第1弾性部及び第2弾性部が連結部を介して連結されているので、部品点数が少なくなる。
本発明によれば、衝突音の小さい小型の操舵装置を提供する。
第1実施形態に係る操舵装置の構成図である。 第1実施形態に係る操舵装置の要部拡大図であり、弾性体の非圧縮時(通常時)を示している。 第1実施形態に係る操舵装置の要部拡大図であり、ラックエンドと第1伝達プレート及び第2伝達プレートと衝突前を示している。 第1実施形態に係る操舵装置の要部拡大図であり、ラックエンドと第1伝達プレート及び第2伝達プレートと衝突後を示している。 第1実施形態に係る操舵装置の側断面図であり、図2のX1−X1線断面に対応している。 第1実施形態に係る操舵装置の一動作例を示すグラフである。 第2実施形態に係る操舵装置の側断面図であり、図2のX1−X1線断面に対応している。 第3実施形態に係る操舵装置の要部拡大図であり、通常時(非操舵時)を示している。 第4実施形態に係る操舵装置の要部拡大図であり、通常時(非操舵時)を示している。
≪第1実施形態≫
本発明の第1実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
なお、以下の説明において、軸方向はラックバー205(操舵軸)の軸方向(長手方向)を意味し、径方向は細長で円柱状のラックバー205の径方向を意味する。車幅方向外側は車幅方向(左右方向)において車外に近づく側を意味し、車幅方向内側は車幅方向において車両中央に近づく側を意味する。
≪操舵装置の構成≫
操舵装置200は、ラックピニオン式の電動パワーステアリング装置であって、電動モータの発生するアシスト力がピニオン軸204に入力されるピニオンアシスト型である。ただし、コラムアシスト型、ラックアシスト型でもよい。また、油圧モータでアシスト力を発生させる油圧パワーステアリング装置でもよい。
操舵装置200は、運転者が操作するステアリングホイール201と、ステアリングホイール201と一体で回転するステアリング軸202(ステアリングコラム)と、ステアリング軸202の下端に連結されたトーションバー203と、トーションバー203の下端に連結されたピニオン軸204と、ラックバー205(操舵軸)と、を備えている。
ピニオン軸204には、ウォームホイール206が同軸で固定されている。そして、トーションバー203で発生した捩れトルクに応じて、電動モータ(図示しない)からウォームホイール206(ピニオン軸204)にアシスト力が入力されるようになっている。
ピニオン軸204のピニオン歯204aは、ラックバー205のラック歯205aに噛合している。そして、ピニオン軸204が回転すると、ラックバー205が車幅方向において移動し、タイロッド207を介して連結された操舵輪208(車輪)が操舵されるようなっている。
また、操舵装置200は、ラックバー205の両端にそれぞれ固定されたラックエンド210(ストッパー部材)と、ラックバー205を収容するハウジング220と、ハウジング220に取り付けられた弾性体10Aと、弾性体10A及びラックエンド210の間に配置された第1伝達プレート110(伝達部材)及び第2伝達プレート120(伝達部材)と、を備えている。
<ラックバー>
ラックバー205は、軸線O1を中心として、操舵輪208を操舵するために車幅方向(左右方向)に移動する棒状の部品である。ラックバー205は、軸受(図示しない)等を介して、ハウジング220内にスライド自在で収容されている。
<ラックエンド>
ラックエンド210は、ラックバー205の両端部にそれぞれ固定されたストッパー部材である。ラックエンド210は、例えば、ラックバー205に螺合されることで固定されている。
ラックエンド210は、車幅方向内側が閉じた有底円筒状のラックエンド本体211と、ラックエンド本体211の車幅方向内側に大径で形成されたストッパー部212と、を備えている。
ラックエンド本体211の内面は球面であり、ラックエンド本体211はタイロッド207の球状頭部207aを首振り自在で収容している。すなわち、ラックエンド本体211とタイロッド207とでボールジョイントが構成されている。
ストッパー部212は、弾性体10A、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120に衝突(当接)することで、ラックバー205等の車幅方向内側への移動を規制するものである。ストッパー部212の車幅方向内側には、弾性体10A、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120に衝突する衝突面212aが形成されている。
<ハウジング>
ハウジング220は、ラックバー205をその内部に収容し、車幅方向に延びる筒状の容器である。ハウジング220は、図示しないボルト等によって車体に固定されている。
ハウジング220は、肉厚の円筒体であるハウジング本体221と、ハウジング本体221の各端部から車幅方向外側に向かって延びる肉薄のラックエンド収容部222と、を備えている。すなわち、ラックエンド収容部222の内径は、ハウジング本体221の内径よりも大きい。そして、ラックエンド収容部222内に、ラックエンド210が収容されている。
ハウジング本体221の車幅方向外側には、弾性体10Aを収容する環状の収容溝223が形成されている。収容溝223の深さは、後記する台座部11の厚さ(軸方向長さ)の略1/2である。
収容溝223の径方向内側には円筒状の止め部224が形成されている。止め部224は、これに第2伝達プレート120が当接することで、第2伝達プレート120及びラックバー205等の軸方向移動を止める(規制する)部分である。すなわち、軸方向において、止め部224と第2伝達プレート120との間に隙間S1が形成されており、隙間S1の軸方向長さが、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120への衝突後におけるラックエンド210のストローク量を規定している。
止め部224は例えば金属製である。また、止め部224が収容溝223の径方向内側に形成されているので、弾性変形する台座部11がハウジング本体221とラックバー205との間に噛み込みに難くなっている。
なお、止め部224は、ハウジング220に一体で形成された構成でもよいし、カラー等の別部品である構成でもよい。また、止め部224は、収容溝223の径方向外側に形成された構成でもよい。
収容溝223の径方向外側の溝側面は、やや拡径して逃げ部225が形成されている。すなわち、収容溝223の溝幅は、台座部11の径方向長さよりも大きい。これにより、弾性体10Aに荷重が入力された場合、台座部11の一部が逃げ部225に逃げ(図4参照)、台座部11が軸方向において圧縮され易くなっている。なお、逃げ部225を備えない構成としてもよいし、収容溝223の径方向内側の溝側面にも逃げ部を形成する構成としてもよい。
<弾性体>
弾性体10Aは、ゴム等の弾性材料で一体成型された部材であって、弾性変形することによって、ラックエンド210から入力される衝突荷重を吸収し、衝突荷重を減衰させる部材である。弾性体10Aは、軸線O1上にラックバー205が遊挿する中空部を有する環状の部材であって、リング状の台座部11(第1弾性部)と、台座部11のラックエンド210側(車幅方向外側)からラックエンド210に向かって延びる円筒部12(凸部)と、を備えている。ただし、台座部11と円筒部12とが別部材である構成でもよい。この構成の場合、円筒部12が接触しない台座部11のラックエンド側面11a全体に、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120が接触することになり、本発明の技術的範囲に属することになる。
<弾性体−台座部>
台座部11は、収容溝223に収容されると共に、軸方向においてハウジング本体221と第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120とで挟まれている。すなわち、弾性体10Aの非圧縮時(通常時)、台座部11の略1/2は収容溝223に収容されており、収容溝223から突出した台座部11に、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120が当接している。
<弾性体−円筒部>
円筒部12は、台座部11から第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120の間の環状の隙間S2を通って、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120から突出しラックエンド210に向かって延びている。すなわち、軸方向において、円筒部12の長さは、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120の厚さよりも大きい。
円筒部12は、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120から突出した先端側(ラックエンド210側)の先端部13(第2弾性部)と、先端部13及び台座部11を連結する基端側の連結部14と、を備えている。すなわち、先端部13は連結部14を介して台座部11と連結され、先端部13は台座部11と一体である。
これにより、例えば、先端部13に入力された衝突荷重(圧縮応力)は、ラックエンド210が第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120に当接する前も、連結部14を介して台座部11に伝達するようなっている。そして、円筒部12と共に台座部11が変形することで、前記衝突荷重が吸収されるようになっている。
円筒部12の外径は、先端側に向かうにつれて徐々に小さくなっており、円筒部12の内径は先端側に向かうにつれて徐々に大きくなっており、円筒部12の周壁厚さは、先端側に向かうにつれて徐々に小さくなっている。すなわち、円筒部12の外周面及び内周面はテーパ面(傾斜面)である。また、円筒部12の周壁厚さは、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120の間に形成される隙間S2よりも小さい。
これにより、ラックエンド210から円筒部12に車幅方向内向きの衝突荷重が入力された場合、円筒部12は隙間S2内で良好に弾性変形し、衝突荷重が良好に吸収されるようになっている(図3参照)。また、円筒部12は、隙間S2で、軸方向において第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120でガイドされながら圧縮/復元するので、円筒部12の耐久性は高められている。
先端部13は、通常時において、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120からラックエンド210側に突出している。すなわち、先端部13は、通常時において、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120と、ラックエンド210との間に配置されている。これにより、ラックエンド210は、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120に衝突する前に、先端部13に衝突するようになっている。
連結部14は、軸方向において、先端部13及び台座部11を連結する部分であって、先端部13に入力された荷重を台座部11に伝達する部分である。なお、ここでは、先端部13、連結部14及び台座部11が、一体成型され、同一の材質である構成を例示しているが、その他に例えば、連結部14が別部品であって、剛体ある構成でもよい。ただし、連結部14がゴム等の弾性材料で形成され弾性変形可能である場合、連結部14が圧縮変形することで、衝突荷重の一部を吸収可能となる。
<第1伝達プレート、第2伝達プレート>
第1伝達プレート110、第2伝達プレート120は、台座部11のラックエンド210側に配置され、ラックバー205が移動した場合にラックエンド210が衝突し(図4参照)、ラックエンド210からの衝突荷重を台座部11に伝達するものである。
第1伝達プレート110、第2伝達プレート120は、金属製であって弾性体10Aよりも剛性の高い部品である。第1伝達プレート110、第2伝達プレート120は、リング状を呈しており、軸線O1を中心として同軸で配置されている。第2伝達プレート120は、第1伝達プレート110よりも小径であり、第1伝達プレート110の径方向内側に、隙間S2をあけて配置されている。
第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120で構成される伝達プレートは、ラックエンド210のストッパー部212よりも大径であり、台座部11のラックエンド側面11a(ストッパー部材側面)全体と接触している。すなわち、台座部11に対して、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120で構成される伝達プレートの接触面積は、仮に第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120を備えない場合におけるストッパー部212の接触面積よりも大きい。
これにより、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120から台座部11全体に衝突荷重が入力され、台座部11全体が弾性変形し衝突荷重を吸収するようになっている。すなわち、台座部11の全容量を有効に利用して、衝突荷重を吸収することができ、台座部11を小型化することも容易となっている。
これに対して、台座部11の一部に衝突荷重が入力され、台座部11の一部が弾性変形し衝突荷重を吸収する場合、大きな衝突荷重を吸収するには台座部11を大型化する必要がある。
また、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120から台座部11全体に衝突荷重が入力され、台座部11の一部に荷重が入力される構成でないので、台座部11が欠損・劣化等し難くなる。
ここで、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120で構成される伝達プレートについて、台座部11のラックエンド側面11aに接触する接触面積(つまり、伝達プレートの弾性体10A側の面積)は、ラックエンド側面11aの面積の70%以上、更に好ましくは80%以上、最も好ましくは90%以上であって、100%以下であることが好ましい。100%を超えると、つまり、径方向において伝達プレートが台座部11よりも大きいと、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120で構成される伝達プレートが径方向において台座部11から突出し、デッドスペースが形成されるからである。その他、台座部11のラックエンド側面11aに接触する接触面積は、ラックエンド側面11aの面積と同一である構成でもよい。
第2伝達プレート120の径方向内側には、隙間S3をあけて、ラックバー205が配置されている。これにより、ラックバー205は、第2伝達プレート120と接触せずに移動自在である。
≪操舵装置≫
このような操舵装置200によれば、次の作用効果を得る。
ステアリングホイール201が操作され、ステアリング軸202及びピニオン軸204が回転すると、ラックバー205、ラックエンド210及びタイロッド207が車幅方向において移動し、操舵輪208が操舵される。
そして、ラックエンド210が先端部13に衝突すると、ラックエンド210から先端部13に車幅方向内向きの衝突荷重が入力される(図3、図6参照)。そうすると、先端部13及び連結部14が弾性変形し、つまり、先端部13及び連結部14が車幅方向において圧縮変形し、衝突荷重が徐々に吸収される。また、衝突荷重の一部は、先端部13から連結部14を介して台座部11に伝達し、台座部11が圧縮変形(弾性変形)することで吸収される。
このようにして、ラックエンド210から弾性体10Aに入力された衝突荷重が徐々に吸収されるので、ラックエンド210の移動速度が徐々に小さくなる。また、ラックエンド210は、先端部13(第2弾性部)と接触するため、衝突時の金属打音発生を抑制できる。
その後、ラックバー205がさらに移動すると、ラックエンド210が第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120に衝突する。この場合において、ラックエンド210の移動速度は小さくなっているので、ラックエンド210と第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120との衝突音が小さくなる。また、ラックエンド210から第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120に入力される衝突荷重が急に立ち上がらず、ラックエンド210、第1伝達プレート110、第2伝達プレート120の欠けや、ラック歯205aの歪み等が防止される。
その後、ラックバー205がさらに移動すると、ラックエンド210と第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120が密着し一体のまま車幅方向内側に移動し、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120がハウジング本体221とで台座部11を車幅方向において圧縮する(図4、図6参照)。すなわち、ラックエンド210の衝突荷重が、第1伝達プレート110、第2伝達プレート120を介して、台座部11全体に伝達する。
そうすると、台座部11全体が弾性変形し、つまり、台座部11が車幅方向において圧縮変形し、衝突荷重が徐々に吸収される。
このようにして、ラックエンド210から台座部11(弾性体10A)に入力された衝突荷重が徐々に吸収されるので、ラックエンド210、第2伝達プレート120等の移動速度が徐々に小さくなる。
その後、ラックバー205がさらに移動すると、第2伝達プレート120が止め部224に衝突し、ラックバー205の移動が規制される。この場合において、第2伝達プレート120は減速しているので、第2伝達プレート120と止め部224との衝突音が小さくなり、また、止め部224が欠け等によって損傷することもない。
このようにして、ラックバー205が徐々に減速した後、第2伝達プレート120が止め部224に当接し、操舵限界に到達するので、良好な操舵フィーリングとなる。
また、ラックエンド210と第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120の衝突前、主に円筒部12が弾性変形することで衝撃荷重を吸収し(図3、図6参照)、ラックエンド210と第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120の衝突後、主に台座部11が弾性変形することで衝撃荷重を吸収するので(図4、図6参照)、つまり、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120との衝突前後において、別の部分で衝突荷重を吸収するので、大きな荷重も吸収できる。
この場合において、例えば、円筒部12は通常操舵時(または最大推力時)に変形する構成とし、縁石等に操舵輪208が衝突し異常荷重が入力された場合に台座11部が変形する構成とすることもできる。
さらに、第2伝達プレート120が止め部224に急に衝突しないので、ピニオン歯204a及びラック歯205aが変形等し難くなり、補助力を発生するモータ等に荷重が急に作用することはない。
≪変形例≫
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更してもよい。
前記した実施形態では、操舵装置200がラックピニオン式である構成を例示したが、その他の方式、ボールナット式でもよい。操舵装置200がボールナット式である場合、車輪を操舵させるために車幅方向に移動する操舵軸は、車幅方向に延びるステアリグシャフトで構成される。
前記した実施形態では、ステアリング軸202とピニオン軸204とがトーションバー203を介して機械的に接続された操舵装置200を例示したが、ステアリングホイール201等の入力装置と操舵軸とが機械的に接続されないステアバイワイヤ式の操舵装置でもよい。
≪第2実施形態≫
本発明の第2実施形態について、図7を参照して説明する。なお、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第2実施形態に係る操舵装置は、円筒部12(図2参照)に代えて、台座部11からラックエンド210に向かって延びる6本の円柱部15を備えている。6本の円柱部15は周方向において等間隔で配置されている。ただし、円柱部15は6本に限定されず、その他の本数(3本、8本等)でもよい。また、円柱に限定されず、角柱(三角柱等)でもよい。
操舵装置は、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120に代えて、伝達プレート130を備えている。伝達プレート130は、第1伝達プレート110及び第2伝達プレート120と同様に、台座部11のラックエンド210側に配置されている。
各円柱部15は、伝達プレート130に形成された貫通孔131を通って、伝達プレート130からラックエンド210側に突出している。すなわち、円柱部15の長さは、伝達プレート130の厚さよりも大きい。
そして、各円柱部15は、伝達プレート130から突出した先端部(第2弾性部)と、先端部と台座部とを連結する連結部と、を備えている。
≪第3実施形態≫
本発明の第3実施形態について、図8を参照して説明する。なお、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第3実施形態に係る操舵装置は、止め部224(図2参照)を備えていない。この構成の場合、台座部11の軸方向における圧縮限界に到達すると、ラックエンド210が停止し、操舵限界となる。
≪第4実施形態≫
本発明の第4実施形態について、図9を参照して説明する。なお、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第4実施形態に係る操舵装置は、台座部11のみで構成された第1弾性体10B(第1弾性部)と、第1弾性体10Bのラックエンド210側に配置された伝達プレート140(伝達部材)と、伝達プレート140のラックエンド210側に配置された第2弾性体16(第2弾性部)と、を備えている。すなわち、第4実施形態に係る操舵装置は、別部品である第1弾性体10Bと、第2弾性体16とを備えている。
伝達プレート140は、リング板状を呈しており、その中空部をラックバー205が貫通している。伝達プレート140は、第1弾性体10Bのラックエンド側面11b全体と接触するように配置され、ラックエンド210からの衝突荷重を第1弾性体10B全体に伝達するプレートである。
第2弾性体16は、リング板状を呈しており、その中空部をラックバー205が貫通している。第2弾性体16は、伝達プレート140のラックエンド210側に配置され、ラックエンド210が伝達プレート140よりも前に衝突する部材である。なお、第2弾性体16は、例えば、伝達プレート140に接着固定される。また、第1弾性体10B、伝達プレート140、第2弾性体16は、同一の外形(大きさ)であってもよい。
そして、ラックエンド210が第2弾性体16に衝突すると、第2弾性体16が弾性変形し押し潰される。第2弾性体16が押し潰された後、ラックエンド210からの衝突荷重は、第2弾性体16、伝達プレート140を介して、第1弾性体10Bに伝達し、第1弾性体10Bが弾性変形する。
10A 弾性体
10B 第1弾性体(第1弾性部)
11 台座部(第1弾性体)
11a、11b ラックエンド側面(ストッパー部材側面)
12 円筒部
13 先端部(第2弾性部)
14 連結部
15 円柱部(第2弾性部)
16 第2弾性体(第2弾性部)
110 第1伝達プレート(伝達部材)
120 第2伝達プレート(伝達部材)
130 伝達プレート(伝達部材)
140 伝達プレート(伝達部材)
200 操舵装置
205 ラックバー(操舵軸)
208 操舵輪(車輪)
210 ラックエンド(ストッパー部材)
220 ハウジング
221 ハウジング本体
222 ラックエンド収容部

Claims (2)

  1. 車輪を操舵させるために車幅方向に移動する操舵軸と、
    前記操舵軸に設けられたストッパー部材と、
    前記操舵軸を収容するハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ弾性変形可能である第1弾性部と、
    前記第1弾性部の前記ストッパー部材側面と接触するように配置され、前記操舵軸が移動した場合に前記ストッパー部材が衝突し、前記ストッパー部材からの衝突荷重を前記第1弾性部に伝達する伝達部材と、
    前記伝達部材の前記ストッパー部材側に配置され、前記操舵軸が移動した場合に前記ストッパー部材が前記伝達部材よりも前に衝突し、弾性変形可能である第2弾性部と、
    を備える
    ことを特徴とする操舵装置。
  2. 前記第1弾性部と前記第2弾性部とを連結し、前記ストッパー部材の前記伝達部材への衝突前であって前記ストッパー部材の前記第2弾性部への衝突中、前記第2弾性部に入力された荷重の一部を前記第1弾性部に伝達する連結部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の操舵装置。
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