JP6111716B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、ステアリング装置に関する。
ラックアンドピニオン方式のステアリング装置は、ステアリングホイールに固定されたステアリングシャフトの回転をピニオン軸を介してラック軸の軸方向の直線運動に変換する。ラック軸両端には、操舵輪に連結されたタイロッドとラック軸とを揺動可能に連結するボールジョイントが設けられている。ボールジョイントは、タイロッドに形成されたボールスタッドの球頭部と、この球頭部を収容するジョイントハウジングとを構成要素としている。
ステアリングホイールは、ジョイントハウジングとラックハウジングとの当接によって最大舵角が規定される。つまり、ステアリングホイールが最大舵角まで回転操作されると、ラックハウジングの端部とジョイントハウジングとが接触する。この接触の際に発生する衝撃が大きいと、ステアリングホイールを介して伝わるショックや打音によって運転者に不快感を与えるため、ラック軸の端部には樹脂などの緩衝材が装着されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載のステアリング装置は、ラック軸の端部における外周に緩衝材が装着されている。この緩衝材は、ラック軸の軸方向に沿った移動を防ぐべく、ラック軸に圧入して固定される。
特許文献2に記載のステアリング装置は、ラック軸の端部に固定されたラックエンドのラックハウジングとの対向面に環状の凹溝が形成され、この凹溝に緩衝材が取り付けられている。凹溝は、ラック軸の軸方向に窪んでラックハウジング側に開口している。緩衝材は、この凹溝に対して軸方向に圧入されている。
特開2003−312491号公報 特開2012−35713号公報
特許文献1に記載のステアリング装置のように、ラック軸の外周に緩衝材を圧入する場合、ラック軸が水平であると緩衝材が重力の影響で位置がずれること等により適切な圧入ができないので、緩衝材の圧入工程では、ラック軸を鉛直方向に沿って立てた状態から緩衝材に向かって下方に移動させ、圧入を行うことが望ましい。ステアリング装置の組み立ては、緩衝材の圧入工程以外はラック軸を水平にした状態で行われるので、上記のようにラック軸を立てて緩衝材を圧入する場合は、ラック軸をラックハウジング等と共に90度回転させて一方の端部に緩衝材を圧入し、その後さらに180度回転させて他方の端部に緩衝材を圧入することが必要となる。このため、組み立て工程及び製造装置が複雑化してしまう。
一方、特許文献2に記載のステアリング装置では、ラックエンドの凹溝に予め緩衝材を圧入してラック軸に固定することができるので、ラック軸に緩衝材を圧入することなく、緩衝材を組み付けることが可能である。しかし、このように凹溝に圧入して固定された緩衝材は、圧入による応力が時間と共に低下する応力緩和(所謂「へたり」)により、長期の使用によって脱落しやすくなる。緩衝材が凹溝から脱落すると、緩衝材が意図しない位置でラックエンドとラックハウジングとの間に介在してしまい、所期の最大舵角までステアリングを操作することができないこととなる。
そこで、本発明は、緩衝材をラック軸の外周に圧入することなく、かつ緩衝材が脱落してしまうことのないステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、[1]〜[3]のステアリング装置を提供する。
[1]ピニオン歯を有し、ステアリングホイールの操作によって回転するピニオン軸と、前記ピニオン軸の前記ピニオン歯に噛み合うラック歯を有し、車両の操舵輪に連結されたタイロッドを介して前記操舵輪を転舵させるラック軸と、前記ラック軸を軸方向移動可能に収容する筒状のラックハウジングと、前記ラック軸の端部に固定され、前記タイロッドに形成されたボールスタッドの球頭部を回動可能に保持する保持部材とを備え、前記保持部材は、前記球頭部を収容するソケット状の本体部と、前記ラック軸の端部に形成されたネジ孔に螺合するネジ部と、前記本体部と前記ネジ部との間に形成された段部とを一体に有し、前記段部の外径が前記本体部の外径及び前記ラック軸の前記端部の外径よりも小さく、前記保持部材の前記段部に、前記ラックハウジングの端部との接触による衝撃を緩和する環状の緩衝材が外嵌され、前記緩衝材の内径は、前記ラック軸の端部における外径及び前記保持部材の前記本体部の外径よりも小さく、前記ネジ孔に前記ネジ部が螺合することにより前記ネジ孔が開口する前記ラック軸の軸方向端面に前記保持部材の前記段部が接触し、かつ前記緩衝材が前記ラック軸と前記保持部材の前記本体部との間に挟持されたステアリング装置。
[2]前記保持部材は、前記段部の外径が前記ネジ部の外径よりも大きい、[1]に記載のステアリング装置。
[3]前記ラックハウジングは、その端部に前記緩衝材の外径よりも大きな内径を有して軸方向に突出して形成された環状の突起を有し、前記保持部材は、前記緩衝材が前記ラック軸の軸方向に圧縮されることにより、前記ラックハウジングの前記突起の先端面に接触可能である、[1]又は[2]に記載のステアリング装置。
本発明によれば、緩衝材をラック軸の外周に圧入しないために組み立て工程及び製造装置を簡素化することができ、かつ緩衝材が応力緩和によって脱落してしまうことのないステアリング装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るステアリング装置を示す概略構成図。 (a)は、ボールジョイント及びその周辺部を示す断面図。(b)は、(a)のA部拡大図。 ラックストッパ及び緩衝材を示す断面図。 (a)は、ラック軸がラックハウジングに対して軸方向に移動して緩衝材がラックストッパに当接した状態した状態を示す断面図。(b)は(a)のB部拡大図。 (c)は、ジョイントハウジングの本体部がラックストッパに当接した状態した状態を示す断面図、(d)は(c)のC部拡大図。 (a)は、ジョイントハウジングに緩衝材を圧入する工程を示す説明図。(b)は、ジョイントハウジングをラック軸に組み付ける工程を示す説明図。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリング装置を示す概略構成図である。
ステアリング装置1は、運転者が回転操舵するステアリングホイール2と、ステアリングホイール2が一端に固定されたステアリングシャフト3と、アシストトルクを発生させて操舵を補助する操舵補助装置4と、操舵補助装置4の出力軸40に連結された中間軸5と、中間軸5に連結されたピニオン軸60を有する転舵機構6とを備える。
ステアリングシャフト3は、ステアリングコラム30の内部に回転自在に支持され、ステアリングホイール2と一体に回転する。操舵補助装置4は、電動モータと減速機とを備え、ステアリングホイール2の操舵トルクに応じたアシストトルクを出力軸40に付与する。
転舵機構6は、ステアリングホイール2の操作によって回転するピニオン軸60と、ピニオン軸60の外周面に形成されたピニオン歯601に噛み合うラック歯611を有するラック軸61と、ラック軸61を軸方向移動可能に収容する筒状のラックハウジング62とを有している。ラック軸61は、車両の操舵輪11に連結されたタイロッド12を介して操舵輪11を転舵させる。ラック軸61とタイロッド12とは、ラック軸61の端部に配置されたブーツ63の内部において、次に述べるボールジョイントによって連結されている。操舵輪11は、ラック軸61の軸方向の変位量に応じてその転舵角が変化する。
図2(a)は、ボールジョイント7及びその周辺部を示す断面図である。図2(b)は、(a)のA部拡大図である。なお、図2では、ラック軸61の一方の端部を示しているが、ラック軸61の他方の端部も同様に構成されている。
ボールジョイント7は、ラック軸61の端部に固定された保持部材としてのジョイントハウジング70と、タイロッド12の端部に形成されたボールスタッド120とによって構成されている。ジョイントハウジング70は、ボールスタッド120の球頭部121を回動可能に保持している。ジョイントハウジング70は、例えば鉄系金属からなる。
ラック軸61は、図略のラックブッシュを介してラックハウジング62に支持されている。ラック軸61には、ラック軸61の軸方向端面61aに開口するネジ孔610が形成されている。ネジ孔610は、ラック軸61の軸方向に延びるように形成され、その内周面には雌ネジが形成されている。
ジョイントハウジング70は、ボールスタッド120の球頭部121を収容するソケット状の本体部71と、ラック軸61のネジ孔610に螺合するネジ部73と、本体部71とネジ部73との間に形成された段部72とを一体に有している。段部72は、本体部71とラック軸61の軸方向端面61aとの間に形成されている。本体部71には、球頭部121を収容する空間710が形成され、ボールスタッド120の軸部122が空間710から導出されている。
本体部71の外径(本体部71の段部72側の端部における外径)をD、段部72の外径をD、ネジ部73の外径をDとすると、段部72の外径Dは、本体部71の外径Dよりも小さく、かつネジ部73の外径Dよりも大きく形成されている。また、ラック軸61の外径をDとすると、段部72の外径Dは、ラック軸61の外径をDよりも小さく形成されている。段部72には、環状の緩衝材8が外嵌されている。つまり、段部72の外周側に緩衝材8が嵌め合されている。緩衝材8は、例えばポリウレタン等の弾性体からなる。
ラックハウジング62は、筒状の本体部62Aと、本体部62Aの端部に設けられた環状のラックストッパ620とを有している。本実施の形態では、ラックストッパ620が本体部62Aの端部に形成された凹部62bに圧入されている。ラックストッパ620は、本体部62Aよりも硬度が高い素材からなる。ラックストッパ620は例えば鉄系金属からなり、本体部62Aは例えばアルミニウム合金からなる。
ラックストッパ620は、基部621と、基部621からラック軸61の軸方向に突出して形成された環状の突部622とを一体に有し、基部621が凹部62bの奥側に、突部622がジョイントハウジング70の本体部71側に、それぞれ配置されている。突部622の内径は基部621の内径よりも大きく、突部622の外径は基部621の外径と同じである。つまり、突部622は、基部621の外周側に形成された鍔状の突起として形成されている。
図2(b)に示すように、緩衝材8は、ジョイントハウジング70の本体部71の軸方向端面71aと、ラック軸61の軸方向端面61aとの間に配置されている。本実施の形態では、緩衝材8の軸方向の一方の端面8aの内側の一部がラック軸61の軸方向端面61aに接触し、他方の端面8bの全体がジョイントハウジング70の本体部71の軸方向端面71aに接触している。つまり、緩衝材8が弾性変形してジョイントハウジング70の本体部71及びラック軸61に挟持されている。これにより、ラック軸61の軸方向への緩衝材8の移動が規制されている。
図3は、ラックストッパ620及び緩衝材8を示す断面図である。
緩衝材8の外径をD11とし、内径をD12とすると、緩衝材8の外径D11は、本体部71の外径Dよりも小さく形成されている。緩衝材8の内径D12は、段部72の外径Dと同等である。また、ラックストッパ620の基部621の内径をD21とし、突部622の内径をD22とすると、突部622の内径D22は、緩衝材8の外径D11よりも大きく、かつ本体部71の外径Dよりも小さく形成されている。基部621の内径D21は、ラックハウジング62の本体部62Aの内径と同等である。
図4A(a)は、ラック軸61がラックハウジング62に対して軸方向に移動して緩衝材8がラックストッパ620に当接した状態した状態を示し、(b)は(a)のB部拡大図である。図4B(c)は、ラック軸61がさらに移動してジョイントハウジング70の本体部71がラックストッパ620に当接した状態した状態を示し、(d)は(c)のC部拡大図である。
ステアリングホイール2が一方向(例えば右方向)に最大舵角近くまで回転操作されると、図4A(a)及び(b)に示すように、ジョイントハウジング70がラックストッパ620に接近して緩衝材8がラックストッパ620に当接する。この際、緩衝材8の一方の端面8aがラックストッパ620の基部621の端面621aに接触し、ラックストッパ620の突部622の先端面622aとジョイントハウジング70の本体部71の軸方向端面71aとは僅かな隙間を介して向かい合う。
緩衝材8がラックストッパ620が接触した後、さらにステアリングホイール2が一方向に回転操作されると、図4B(c)及び(d)に示すように、緩衝材8が軸方向に圧縮されて弾性変形し、ラックストッパ620の突部622の先端面622aとジョイントハウジング70の本体部71の軸方向端面71aとが接触(メタルタッチ)する。つまり、ジョイントハウジング70は、緩衝材8がラック軸61の軸方向に圧縮されることにより、ラックストッパ620の突部622の先端面622aに接触可能である。ジョイントハウジング70の本体部71がラックストッパ620の突部622に接触すると、さらなるラック軸61の軸方向移動が妨げられるので、そのときの舵角が最大舵角となる。
次に、図5を参照してジョイントハウジング70の組み立て手順について説明する。図5(a)は、ジョイントハウジング70に緩衝材8を圧入する工程を示す説明図である。図5(b)は、ジョイントハウジング70をラック軸61に組み付ける工程を示す説明図である。
図5(a)に示すように、緩衝材8は、その中心軸が鉛直方向となるように水平に置かれた状態でジョイントハウジング70の段部72に圧入される。ジョイントハウジングは、ネジ部73を下側として緩衝材8の上方から矢印D方向への推力を受け、段部72の外周に緩衝材8が外嵌される。なお、図5(a)では、予めジョイントハウジング70の本体部71にボールスタッド120の球頭部121が収容されている場合について図示しているが、緩衝材8を圧入した後に本体部71に球頭部121を収容してもよい。
次に、図5(b)に示すように、ジョイントハウジング70のネジ部73をラック軸61のネジ孔610に螺合させる。ネジ部73には雄ネジ73aが螺旋状に形成され、ネジ孔610には雌ネジ610aが螺旋状に形成されている。ジョイントハウジング70を矢印E方向に回転させることにより、雄ネジ73aが雌ネジ610aに噛み合い、ネジ部73がネジ孔610の奥側に移動する。これにより、緩衝材8がラック軸61とジョイントハウジング70の本体部71との間に挟持される。
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)緩衝材8は、ジョイントハウジング70の段部72に外嵌されて組み付けられるので、ラック軸61に緩衝材を圧入する必要がない。これにより、ステアリング装置1の組み立て時にはラック軸61を水平に保った状態で組み立てを行うことが可能となり、ステアリング装置1の組み立て工程及び製造装置を簡素化することができる。
(2)緩衝材8は、ジョイントハウジング70の段部72に外嵌されるので、長期の使用によっても緩衝材8が脱落してしまうことがない。また、段部72の外径D及び緩衝材8の内径D12は、ラック軸61の端部における外径Dよりも小さく、緩衝材8はラック軸61とジョイントハウジング70の本体部71との間に挟持されるので、緩衝材8を段部72に圧入した際の応力が応力緩和によって低下しても、緩衝材8がラック軸61の軸方向に移動してしまうことを抑制することができる。
(3)ジョイントハウジング70は、緩衝材8の弾性変形によりラックストッパ620に接触するので、最大舵角までステアリングホイール2が回転操作された際の衝撃が緩衝材8によって緩和されると共に、ラック軸61のラックハウジング62に対する最大の移動量を正確に規制することができる。つまり、仮にジョイントハウジング70とラックストッパ620との間に常に緩衝材8が介在する場合には、長期の使用によって緩衝材8の厚さが変化すると、ラック軸61のラックハウジング62に対する最大移動量も変化してしまうが、本実施の形態では、最大舵角時にジョイントハウジング70がラックストッパ620に接触するので、緩衝材8の厚さが変化したとしても、ラック軸61の最大移動量は不変である。これにより、例えば操舵輪11が設計値以上に転舵されてしまうことを回避することが可能となる。
以上、本発明のステアリング装置の連結部材を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本実施の形態では、ラックハウジング62が筒状の本体部62Aとラックストッパ620とを有し、ラックストッパ620に突部622が形成された場合について説明したが、これに限らず、筒状の本体部に軸方向に突出する突部が形成されていてもよい。つまり、本体部62Aとラックストッパ620とを一体としてラックハウジング62が構成されていてもよい。
また、本実施の形態では、ジョイントハウジング70とラック軸61とが、ネジ部73とネジ孔610との螺合によって固定された場合について説明したが、ジョイントハウジング70とラック軸61との固定手段は、これに限らない。例えば、ラック軸に雄ネジが形成され、ジョイントハウジングのネジ孔に雌ネジが形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、緩衝材8をジョイントハウジング70の段部72に圧入する場合について説明したが、緩衝材8は、必ずしも段部72に圧入しなくともよい。
1…ステアリング装置、2…ステアリングホイール、3…ステアリングシャフト、4…操舵補助装置、5…中間軸、6…転舵機構、7…ボールジョイント、8…緩衝材、8a,8b…端面、11…操舵輪、12…タイロッド、30…ステアリングコラム、40…出力軸、60…ピニオン軸、61…ラック軸、61a…軸方向端面、62…ラックハウジング、62A…本体部、62b…凹部、63…ブーツ、70…ジョイントハウジング、71…本体部、71a…軸方向端面、72…段部、73…ネジ部、73a…雄ネジ、120…ボールスタッド、121…球頭部、122…軸部、601…ピニオン歯、610…ネジ孔、610a…雌ネジ、611…ラック歯、620…ラックストッパ、621…基部、621a…端面、622…突部、622a…先端面、710…空間

Claims (3)

  1. ピニオン歯を有し、ステアリングホイールの操作によって回転するピニオン軸と、
    前記ピニオン軸の前記ピニオン歯に噛み合うラック歯を有し、車両の操舵輪に連結されたタイロッドを介して前記操舵輪を転舵させるラック軸と、
    前記ラック軸を軸方向移動可能に収容する筒状のラックハウジングと、
    前記ラック軸の端部に固定され、前記タイロッドに形成されたボールスタッドの球頭部を回動可能に保持する保持部材とを備え、
    前記保持部材は、前記球頭部を収容するソケット状の本体部と、前記ラック軸の端部に形成されたネジ孔に螺合するネジ部と、前記本体部と前記ネジ部との間に形成された段部とを一体に有し、前記段部の外径が前記本体部の外径及び前記ラック軸の前記端部の外径よりも小さく、
    前記保持部材の前記段部に、前記ラックハウジングの端部との接触による衝撃を緩和する環状の緩衝材が外嵌され、
    前記緩衝材の内径は、前記ラック軸の端部における外径及び前記保持部材の前記本体部の外径よりも小さく、
    前記ネジ孔に前記ネジ部が螺合することにより前記ネジ孔が開口する前記ラック軸の軸方向端面に前記保持部材の前記段部が接触し、かつ前記緩衝材が前記ラック軸と前記保持部材の前記本体部との間に挟持された
    ステアリング装置。
  2. 前記保持部材は、前記段部の外径が前記ネジ部の外径よりも大きく、
    前記緩衝材は、前記段部に圧入されている、
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記ラックハウジングは、その端部に前記緩衝材の外径よりも大きな内径を有して軸方向に突出して形成された環状の突起を有し、
    前記保持部材は、前記緩衝材が前記ラック軸の軸方向に圧縮されることにより、前記ラックハウジングの前記突起の先端面に接触可能である、
    請求項1又は2に記載のステアリング装置。
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