JP2015102389A - ウェーハの検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サポートウェーハに積層されたウェーハの外周エッジを精度よく検出すること。【解決手段】サポートウェーハに積層されたウェーハの外周エッジを検出するウェーハの検出方法を、垂直光によってウェーハの面取り部の内側の平坦面内にハレーションを起こさせた状態で、ウェーハの外周エッジを低倍率で撮像して低倍率エッジの3点の位置座標を検出し、低倍率エッジの3点の位置座標からウェーハの中心位置を算出すると共に、中心位置とウェーハの直径からウェーハの低倍率の外周エッジを算出し、低倍率の外周エッジを高倍率で撮像して高倍率エッジの3点の位置座標を検出し、高倍率の3点の位置座標からウェーハの中心位置を算出し、高倍率エッジの3点の位置座標を検出する際には、低倍率の外周エッジに含まれる誤差範囲内に高倍率エッジが1つだけ存在する場合に、高倍率エッジとして検出する構成にした。【選択図】図9

Description

本発明は、サポートウェーハの上部に積層されるサポートウェーハと略同一直径のウェーハをエッジトリミング加工する際のウェーハの検出方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスでは、ハンドリングの向上やウェーハの極薄化を目的として、サポートウェーハ上に同一直径のウェーハを貼着した状態で、ウェーハの薄化加工が行われている。一方で、ウェーハの外周には、製造工程中の割れや発塵防止のために面取り加工が施されている。この場合、ウェーハが薄く研削されると、外周の面取り部がナイフエッジ状(ひさし状)に残り、ウェーハの割れや欠けによるデバイス品質低下の原因となる。そこで、ウェーハの裏面を研削するのに先立って、切削ブレードでウェーハの面取り部を除去する加工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ウェーハの面取り部を除去する加工方法として、チャックテーブルに対するウェーハの位置ズレを補正しながら加工する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この加工方法では、チャックテーブルに載置されたウェーハの外周エッジの任意の3箇所が撮像され、この3箇所の位置座標からウェーハの中心位置が算出される。そして、算出されたウェーハの中心位置とチャックテーブルの中心位置とのズレ量が求められ、ズレ量を補正するように切削ブレードを移動させてウェーハの外周が切削される。これにより、ウェーハの中心位置から同一の距離で面取り部が精度よく周方向に切削される。
特開2000−173961号公報 特開2006−93333号公報
サポートウェーハ上に積層されたウェーハの面取り部を除去する際には、ウェーハの外周エッジを正確に検出する必要がある。しかしながら、貼り合わせ誤差の影響で上側のウェーハと下側のサポートウェーハに数十μm〜数百μmのズレが生じる場合がある。特許文献2のように、顕微鏡等の撮像手段でウェーハの外周エッジを検出する場合、ウェーハからサポートウェーハがはみ出した位置では、サポートウェーハの表面にできたウェーハの影等の影響により面取りされたウェーハの外周エッジのコントラストが弱く、ウェーハの外周エッジを精度よく検出することが困難である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、サポートウェーハに積層されたウェーハの外周エッジを精度よく検出することができるウェーハの検出方法を提供することを目的とする。
本発明のウェーハの検出方法は、サポートウェーハ及びサポートウェーハ上に貼着されたサポートウェーハと略同一直径のウェーハからなる積層ウェーハのサポートウェーハ側を保持して回転可能なチャックテーブルと、チャックテーブルの保持面に保持されたウェーハの上面を撮像する第一の撮像手段と、チャックテーブルの保持面に保持されたウェーハに加工を施す加工手段と、を少なくとも備えた加工装置において、保持面に載置したウェーハの中心位置を検出するウェーハの検出方法であって、チャックテーブルの保持面に積層ウェーハのサポートウェーハ側を載置するウェーハ載置ステップと、ウェーハの外周エッジの任意の3箇所を第一の撮像手段で撮像して画像を取得し、画像処理により3箇所のエッジの位置座標を検出する第一のエッジ位置検出ステップと、第一のエッジ位置検出ステップを実施した後に、エッジの位置座標3点からウェーハの中心位置を算出し、ついで中心位置及びウェーハの設計値に基づき外周エッジ位置座標を算出する外周エッジ算出ステップと、を備え、積層ウェーハにおいては、ウェーハの外周に表面側から裏面側にわたって断面円弧状に面取りされた面取り部が形成され、ウェーハとサポートウェーハはそれぞれの中心位置がずれた状態で且つウェーハの下方からサポートウェーハが僅かに露出した状態で積層されており、第一のエッジ位置検出ステップにおいては、第一の撮像手段の光源からウェーハの表面に対して垂直に光を照射し、ウェーハの面取り部及びサポートウェーハは暗く且つウェーハの面取り部よりも内側の平坦面内をハレーションさせて、第一の撮像手段でウェーハの面取り部内周の白黒の境界をエッジとして検出すること、を特徴とする。
この構成によれば、第一の撮像手段による撮像時にウェーハの面取り部の内側の平坦面内にハレーションが起こされることで、白黒のコントラストによって面取り部内周に境界が形成される。そして、この境界の3箇所のエッジの位置座標からウェーハの中心位置が算出され、さらにウェーハの中心位置と設計値からウェーハの外周エッジ位置座標が算出される。すなわち、面取り部外周である実際の外周エッジに対して直にエッジ検出を行うことなく、ウェーハの中心位置及び外周エッジを検出することができる。よって、ウェーハとサポートウェーハの貼り合せ誤差の影響を受けることがない。
本発明の上記ウェーハの検出方法において、チャックテーブルの保持面に保持されたウェーハの上面を、第一の撮像手段よりも高倍率の撮像領域にて撮像して高倍率画像を取得する第二の撮像手段をさらに備えた加工装置において、保持面に載置したウェーハの中心位置を検出するウェーハの検出方法であって、第外周エッジ算出ステップを実施した後に、算出された外周エッジ位置座標の任意の3箇所に第二の撮像手段を位置付けて撮像して3つの高倍率画像を取得し、画像処理により3箇所の高倍率エッジの位置座標を検出する第二のエッジ位置検出ステップと、第二のエッジ位置検出ステップを実施した後に、高倍率エッジの位置座標3点から中心位置を算出する中心位置算出ステップと、を備え、第二のエッジ位置検出ステップにおいては、ウェーハの下方からサポートウェーハが僅かに露出した位置に第二の撮像手段が位置付けられ、ウェーハ及びサポートウェーハの両方のエッジが高倍率の撮像領域内に入ってしまうことにより複数の高倍率エッジが検出された場合には、当高倍率画像は破棄するとともに第二の撮像手段を外周エッジ位置座標の任意の他の位置に位置付け、ウェーハのエッジのみが高倍率の撮像領域内に入る位置に第二の撮像手段が位置付けられ、高倍率画像内の外周エッジ位置座標から所定範囲内に高倍率エッジが一つのみ検出された場合には、当高倍率画像により高倍率エッジの位置座標を検出する。
本発明によれば、ウェーハの面取り部の内側の平坦面内をハレーションさせて、面取り部内周の境界をエッジとして中心位置を算出することで、サポートウェーハに積層されたウェーハの外周エッジを精度よく検出することができる。
本実施の形態に係る積層ウェーハの斜視図である。 本実施の形態に係るウェーハ載置ステップの一例を示す図である。 本実施の形態に係る低倍率エッジ位置検出ステップの一例を示す図である。 本実施の形態に係る低倍率外周エッジ算出ステップの一例を示す図である。 本実施の形態に係る高倍率エッジ位置検出ステップの一例を示す図である。 本実施の形態に係る高倍率エッジ位置検出ステップの一例を示す図である。 本実施の形態に係る高倍率中心位置算出ステップの一例を示す図である。 本実施の形態に係るエッジトリミング加工の一例を示す図である。 本実施の形態に係るウェーハの検出方法を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る高倍率エッジ位置検出ステップを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係るウェーハの検出方法について説明する。図1を参照して、積層ウェーハについて説明する。図1は、本実施の形態に係る積層ウェーハの斜視図である。
図1に示すように、積層ウェーハ1は、サポートウェーハ2の上部に、サポートウェーハ2と略同一直径のウェーハ3を接着剤等で貼り付けて構成される。ウェーハ3は、略円板状に形成されており、その外周部分には製造工程中の割れや発塵防止のために断面円弧状の面取り部31が形成されている。サポートウェーハ2は、100μm以下に薄化されたウェーハ3を支持できるように、剛性材料によって円板状に形成されている。なお、以下の説明では、サポートウェーハ2の中心位置に対してウェーハ3の中心位置にズレが生じており、ウェーハ3の下方からサポートウェーハ2が僅かに露出した状態で積層されているものとする。
なお、ウェーハ3は、シリコン、ガリウム砒素等の半導体ウェーハでもよいし、セラミック、ガラス、サファイア系の光デバイスウェーハでもよい。サポートウェーハ2は、ガラス、金属、セラミックス、剛性樹脂等で形成され、より剛性が高い材質を使用することで薄化することも可能である。接着剤は、特に限定されるものではなく、サポートウェーハ2の材質に応じて、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、ワックス等を用いてもよい。このように、サポートウェーハ2によってウェーハ3の反りが抑えられ、ウェーハ3のハンドリングの向上やウェーハ3の極薄化を可能にしている。
このような積層ウェーハ1においても、ウェーハ3の薄化時に面取り部31がナイフエッジ状に残らないように、ウェーハ3の薄化に先だってエッジトリミング加工によってウェーハ3の面取り部31が除去される(図8参照)。エッジトリミング加工では、ウェーハ3の外周エッジ32を精度よく検出する必要があるが、サポートウェーハ2に対してウェーハ3が位置ズレした状態では、外周エッジ32のコントラストが弱く高精度に検出することが難しい。本実施の形態に係るウェーハ3の検出方法では、このような積層ウェーハ1であっても、サポートウェーハ2上のウェーハ3の外周エッジ32を精度よく検出できるようにしている。
本実施の形態に係るウェーハ3の検出方法では、ウェーハ載置ステップ、低倍率エッジ位置検出ステップ(第一のエッジ位置検出ステップ)、低倍率外周エッジ算出ステップ(外周エッジ算出ステップ)、高倍率エッジ位置検出ステップ(第二のエッジ位置検出ステップ)、高倍率中心位置算出ステップ(中心位置算出ステップ)を経てウェーハ3の外周エッジ32が検出される。ウェーハ載置ステップでは、チャックテーブル4の保持面41に積層ウェーハ1のサポートウェーハ2側が載置される(図2参照)。
低倍率エッジ位置検出ステップでは、ウェーハ3の外周エッジ32の任意の3箇所が低倍率で撮像され、3箇所の低倍率エッジ33の位置座標が検出される(図3参照)。この場合、ウェーハ3の表面に対する垂直光によってウェーハ3の面取り部31の内側の平坦面37内にハレーションが起こされ、ウェーハ3の面取り部31内周の白黒の境界が低倍率エッジ33として検出される。低倍率外周エッジ算出ステップでは、低倍率エッジ33の位置座標3点P11−P13からウェーハ3の中心位置Oが算出され、さらに中心位置Oとウェーハ3の設計値(直径)Rからウェーハ3の低倍率外周エッジ位置座標34が算出される(図4参照)。
高倍率エッジ位置検出ステップでは、低倍率外周エッジ位置座標34の任意の3箇所が高倍率で撮像され、3箇所の高倍率エッジ36の位置座標が検出される(図5参照)。この場合、ウェーハ3及びサポートウェーハ2の両方のエッジが高倍率エッジ36として検出される高倍率画像は使用されず、ウェーハ3のエッジのみが高倍率エッジ36として検出される高倍率画像が使用される。また、低倍率外周エッジ位置座標34を基準とした所定範囲L内に高倍率エッジ36が1つのみ存在する場合に、高倍率エッジ36から位置座標が検出される。高倍率中心位置算出ステップでは、高倍率エッジ36の位置座標3点P21−P23からウェーハ3の中心位置Oが算出される(図7参照)。
以下、図2から図7を参照して、本実施の形態に係るウェーハの検出方法について詳細に説明する。図2はウェーハ載置ステップ、図3は低倍率エッジ位置検出ステップ、図4は低倍率外周エッジ算出ステップ、図5及び図6は高倍率エッジ位置検出ステップ、図7は高倍率中心位置算出ステップのそれぞれ一例を示す図である。
図2に示すように、まずウェーハ載置ステップが実施される。ウェーハ載置ステップでは、切削装置(不図示)のチャックテーブル4の保持面41に、サポートウェーハ2側を下に向けた状態で積層ウェーハ1が保持される。積層ウェーハ1にはウェーハ3とサポートウェーハ2に貼り合わせ誤差が生じている。このため、ウェーハ3の下方からサポートウェーハ2が露出した箇所ではウェーハ3の影ができ、ウェーハ3の下方にサポートウェーハ2が隠れた箇所では、ウェーハ3の外周部分にサポートウェーハ2の輪郭が透けて見えている。この状態ではウェーハ3の実際の外周エッジ32を画像処理により認識することが難しい。
図3に示すように、ウェーハ載置ステップの後には低倍率エッジ位置検出ステップが実施される。図3Aに示すように、低倍率エッジ位置検出ステップでは、チャックテーブル4の上方に、チャックテーブル4上の積層ウェーハ1の上面を低倍率で撮像する第一の撮像手段5が移動される。この場合、第一の撮像手段5の撮像領域38内にウェーハ3の外周エッジ32が含まれるように、第一の撮像手段5が位置付けられる。第一の撮像手段5は、積層ウェーハ1の上面を低倍率の撮像領域38にて撮像して低倍率画像を取得する。低倍率画像とは、例えば1ピクセルが10μmに設定された撮像画像である。
図3Bに示すように、第一の撮像手段5による撮像は、ウェーハ3の実際の外周エッジ32の任意の3箇所で実施される。3箇所の低倍率画像にはそれぞれ画像処理が施されて、3点の低倍率エッジ33の位置座標P11−P13が検出される。この低倍率画像は、第一の撮像手段5の光源からウェーハ3の表面に対して垂直に光が照射された状態で撮像される。このため、図3Cに示すように、ウェーハ3のR状の面取り部31とサポートウェーハ2は暗くなり、ウェーハ3の面取り部31の内側の平坦面37内だけがハレーションを起こして明るくなる。このウェーハ3の面取り部31内周に形成される白黒の境界が低倍率エッジ33として検出される。
このように、低倍率エッジ位置検出ステップでは、ウェーハ3の実際の外周エッジ32ではなく、ウェーハ3の面取り部31内周が低倍率エッジ33の位置座標として検出される。よって、ウェーハ3とサポートウェーハ2の貼り合せ誤差の影響を受けることなく、低倍率エッジ33の3点の位置座標P11−P13を精度よく検出できる。すなわち、サポートウェーハ2の露出部分にできたウェーハ3の影や、ウェーハ3の外周部分からサポートウェーハ2の輪郭が透けて見えても、ウェーハ3の実際の外周エッジ32として誤認識されることがない。
図4に示すように、低倍率エッジ位置検出ステップの後には低倍率外周エッジ算出ステップが実施される。低倍率外周エッジ算出ステップでは、低倍率エッジ33の3点の位置座標P11−P13からウェーハ3の中心位置Oが算出される。中心位置Oの中心座標(XO1、YO1)は、位置座標P11−P13をそれぞれ(X11、Y11)、(X12、Y12)、(X13、Y13)とすると、以下の式(1)、(2)によって算出される。
ウェーハ3の中心位置Oが算出されると、中心位置Oとウェーハ3の設計値である直径Rとに基づきウェーハ3の低倍率外周エッジ位置座標34が検出される。このように、面取り部31外周である実際の外周エッジ32(図3A参照)に対して直にエッジ検出を行うことなく、ウェーハ3の中心位置Oと低倍率外周エッジ位置座標34が算出される。低倍率画像の1ピクセルは10μmに設定されているため、低倍率外周エッジ位置座標34には実際の外周エッジ32に対して最大で±10μm(20μm)の誤差が含まれると考えられる。このため、後段のステップでは、低倍率外周エッジ位置座標34周辺の高倍率画像を用いた画像処理によって、ウェーハ3の実際の外周エッジ32が高精度に検出される。
図5に示すように、低倍率外周エッジ算出ステップの後には高倍率エッジ位置検出ステップが実施される。図5Aに示すように、高倍率エッジ位置検出ステップでは、チャックテーブル4の上方に、チャックテーブル4上の積層ウェーハ1の上面を高倍率で撮像する第二の撮像手段6が移動される。この場合、低倍率外周エッジ位置座標34(図7参照)上に第二の撮像手段6が位置付けられることで、第二の撮像手段6の撮像領域39内にウェーハ3の実際の外周エッジ32が含められる。これにより、撮像領域39の小さな高倍率の第二の撮像手段6による外周エッジ32のサーチ時間が短縮化されている。
第二の撮像手段6は、積層ウェーハ1の上面を高倍率の撮像領域39にて撮像して高倍率画像を取得する。高倍率画像とは、1ピクセルが1μmに設定された撮像画像である。第二の撮像手段6による撮像は、低倍率外周エッジ位置座標34の任意の3箇所で実施され、3箇所の高倍率画像にエッジ検出処理が施されて高倍率エッジ36の位置座標P21−P23が検出される(図7参照)。このとき、ウェーハ3の下方からサポートウェーハ2が露出した箇所が第二の撮像手段6によって撮像されて、ウェーハ3及びサポートウェーハ2の両方のエッジが含まれる高倍率画像については破棄される。
高倍率画像が破棄されると、第二の撮像手段6は低倍率外周エッジ位置座標34の任意の他の位置に位置付けられて高倍率画像が撮像される。また、図5B及び図5Cに示すように、高倍率エッジ36の検出時には、上記したように低倍率外周エッジ位置座標34自体に誤差が含まれるため、誤差の範囲を示す所定範囲以外にマスクをかけた状態で実施される。図5Bに示すように、所定範囲L内(マスク範囲外)に高倍率エッジ36が一つのみ検出された場合には、高倍率エッジ36から座標位置が検出される。一方で、図5Cに示すように、所定範囲L内(マスク範囲外)に複数の高倍率エッジ36が検出された場合には、高倍率エッジ36の信頼性が低いとして高倍率画像が破棄される。
なお、高倍率画像内に複数の高倍率エッジ36が検出されるのは、ウェーハ3の輪郭だけでなく、サポートウェーハ2の輪郭等も抽出されるからである。例えば、ウェーハ3の下方からサポートウェーハ2が僅かに露出した位置に第二の撮像手段6が位置付けられて、ウェーハ3及びサポートウェーハ2の両方のエッジが高倍率の撮像領域に入る場合に、ウェーハ3及びサポートウェーハ2の両方の輪郭が抽出される。また、ウェーハ3の下方にサポートウェーハ2が隠れる位置であっても、サポートウェーハ2のエッジ以外の部分での光の反射が濃淡を発生させその結果、輪郭(例えば、図6Bの多数の波打ったエッジ36e)が抽出される。
マスク範囲は、低倍率画像、高倍率画像のピクセルサイズに応じて適宜設定される。例えば、低倍率画像、高倍率画像の1ピクセルがそれぞれ10μm、1μmの場合には、ウェーハ3の実際の外周エッジ32(図5A参照)は低倍率外周エッジ位置座標34を中心とした±10μm(20μm)の所定範囲L内に存在するはずである。このため、高倍率画像には、低倍率外周エッジ位置座標34を中心とした±10μm以外にマスクをかけた状態で高倍率エッジ36の検出処理が実施される。
ここで、図6を参照して、高倍率エッジの検出処理について具体例に説明する。図6Aに示す高倍率画像では、2本の直線状の高倍率エッジ36a、36bが検出されている。±10μmの所定範囲L内には、高倍率エッジ36aのみが存在し、残りの高倍率エッジ36bは所定範囲Lの外側に存在する。よって、所定範囲L内の高倍率エッジ36aから座標位置が検出され、所定範囲L外の高倍率エッジ36bはサポートウェーハ2の輪郭を示すものとして無視される。
図6Bに示す高倍率画像では、2本の直線状の高倍率エッジ36c、36dと、多数の波打った高倍率エッジ36eが検出されている。±10μmの所定範囲L内には、高倍率エッジ36cのみが存在し、残りの高倍率エッジ36dや波打った高倍率エッジ36eは所定範囲Lの外側に存在する。よって、所定範囲L内の高倍率エッジ36cから座標位置が検出され、所定範囲L外の高倍率エッジ36d、36eはサポートウェーハ2の輪郭や反射を示すものとして無視される。
図6Cに示す高倍率画像では、3本の直線状の高倍率エッジ36f、36g、36hが検出されている。±10μmの所定範囲L内には、2本の高倍率エッジ36f、36gが存在し、残りの高倍率エッジ36hは所定範囲Lの外側に存在する。よって、所定範囲L内の高倍率エッジ36f、36gのいずれがウェーハ3のエッジを示しているのかが特定できず、高倍率エッジ36f、36gの信頼性が低いとして高倍率画像は破棄される。
図6Dに示す高倍率画像では、1本の直線状の高倍率エッジ36iが検出されている。±10μmの所定範囲L内には、1本も高倍率エッジ36が存在せず、高倍率エッジ36iは所定範囲Lの外側に存在する。よって、ウェーハ3のエッジを示すものがなく、高倍率エッジ36iの信頼性が低いとして高倍率画像は破棄される。
このようにして、低倍率外周エッジ位置座標34(図4参照)の誤差の範囲外に存在する高倍率エッジ36や、低倍率外周エッジ位置座標34の誤差の範囲内に複数の高倍率エッジ36が存在する高倍率画像を無視することで、信頼性の高い高倍率エッジ36だけが検出される。これにより、ウェーハ3から露出したサポートウェーハ2のエッジや、光の反射等によってウェーハ3の下方に透けて見えるサポートウェーハ2のエッジが、ウェーハ3の実際の外周エッジ32(図5A参照)として誤認識されることがない。
図7に示すように、高倍率エッジ位置検出ステップの後には高倍率中心位置算出ステップが実施される。高倍率中心位置算出ステップでは、高倍率エッジ36の3点の位置座標P21−P23からウェーハ3の中心位置Oが算出される。中心位置Oの中心座標(XO2、YO2)は、位置座標P21−P23をそれぞれ(X21、Y21)、(X22、Y22)、(X23、Y23)とすると、以下の式(3)、(4)によって算出される。
ウェーハ3の検出方法によってウェーハ3の中心位置Oが算出されると、図8に示すように、エッジトリミング加工が実施される。エッジトリミング加工では、チャックテーブル4の中心位置Oに対するウェーハ3の中心位置Oのズレ量から、加工時の切削ブレード7の補正量が求められる。そして、切削ブレード7によってウェーハ3の面取り部31が切り込まれ、チャックテーブル4が回転することでウェーハ3の面取り部31が切削される。このとき、切削ブレード7を移動させてチャックテーブル4の中心位置Oに対するウェーハ3の中心位置Oのズレが補正され、ウェーハ3の中心位置Oから同一の距離で面取り部31が精度よく除去される。
次に、図9及び図10を参照して、本実施の形態に係るウェーハの検出方法の流れについて説明する。図9は、ウェーハの検出方法を示すフローチャートである。図10は、高倍率エッジ位置検出ステップを示すフローチャートである。なお、高倍率エッジ位置検出ステップ以外の各ステップの詳細については、上述したため、ここではできるだけ説明を省略する。
図9に示すように、ウェーハ載置ステップでは、ウェーハ3側を上方に向けた状態で積層ウェーハ1がチャックテーブル4に載置される(ステップST01)。次に、低倍率エッジ位置検出ステップでは、ウェーハ3の外周エッジ32の3箇所の低倍率画像から低倍率エッジ33の位置座標が検出される(ステップST02)。ここでは、ウェーハ3の表面のハレーションによってコントラストが明確になった面取り部31内周から低倍率エッジ33の3点の位置座標が検出される。次に、低倍率外周エッジ算出ステップでは、低倍率エッジ33の3点の位置座標からウェーハ3の中心位置が算出され、中心位置とウェーハ3の直径から低倍率外周エッジ位置座標34が算出される(ステップST03)。
次に、高倍率エッジ位置検出ステップが実施される(ステップST04)。図10に示すように、高倍率エッジ位置検出ステップでは、低倍率外周エッジ位置座標34上の任意の位置が高倍率に撮像される(ステップST11)。次に、ウェーハ3及びサポートウェーハ2の両方のエッジが撮像領域39内か否かが判定される(ステップST12)。ウェーハ3及びサポートウェーハ2の両方のエッジが撮像領域39に入る場合(ステップST12でYes)、ステップST11に戻って低倍率外周エッジ位置座標34上の任意の他の位置が撮像される。ウェーハ3のエッジだけが高倍率の撮像領域に入る場合(ステップST12でNo)、低倍率外周エッジ位置座標34からの所定範囲L内に高倍率エッジ36が1つか否かが判定される(ステップST13)。
所定範囲L内に複数の高倍率エッジ36が存在する場合(ステップST13でNo)、ステップST11に戻って低倍率外周エッジ位置座標34上の任意の他の位置が撮像される。所定範囲L内に1つの高倍率エッジ36が存在する場合(ステップST13でYes)、高倍率エッジ36から位置座標が検出される。そして、高倍率エッジ36の3点の位置座標が検出されるまで、ステップST11からステップST14までの各ステップが繰り返される。次に、図9に戻り、高倍率中心位置算出ステップでは、高倍率エッジ36の3点の位置座標からウェーハ3の中心位置が算出される(ステップST05)。なお、図10におけるステップST12については省略することも可能である。
以上のように、本実施の形態に係るウェーハ3の検出方法によれば、第一の撮像手段5による低倍率画像の撮像時にウェーハ3の面取り部31の内側の平坦面37内にハレーションが起こされることで、白黒のコントラストによって面取り部31内周に境界が形成される。そして、この境界の3箇所の低倍率エッジ33の位置座標からウェーハ3の中心位置が算出され、さらにウェーハ3の中心位置と設計値(直径)からウェーハ3の低倍率外周エッジ位置座標34が算出される。すなわち、面取り部31外周である実際の外周エッジ32に対して直にエッジ検出を行うことなく、ウェーハ3の中心位置及びウェーハ3の外周エッジ32を算出することができる。よって、ウェーハ3とサポートウェーハ2の貼り合せ誤差の影響を受けることがない。
また、低倍率外周エッジ位置座標34には低倍率画像のピクセルサイズによる誤差が含まれているが、第二の撮像手段6によって低倍率外周エッジ位置座標34が撮像されることで、ウェーハ3の外周エッジ32を高精度に検出できる。このとき、撮像範囲39内にウェーハ3及びサポートウェーハ2のエッジが入る場合や、低倍率外周エッジ位置座標34を中心とした所定範囲L内に複数の高倍率エッジ36が検出される場合には、高倍率画像が破棄される。よって、認識し易い高倍率画像だけを使用してエッジ検出が行われるため、ウェーハ3とサポートウェーハ2の貼り合せ誤差の影響を受けることなく、ウェーハ3の外周エッジ32を高精度に検出できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
なお、本実施の形態に係るウェーハ3の検出方法では、3点の低倍率エッジ33の位置座標を検出してウェーハ3の中心位置を算出する構成としたが、この構成に限定されない。低倍率エッジ33の4点以上の位置座標を検出して、この4点以上の位置座標から信頼性の高い3点の位置座標を選択してウェーハ3の中心位置を算出してもよい。また、高倍率エッジ36についても、4点以上の位置座標から信頼性の高い3点の位置座標を選択してウェーハ3の中心位置を算出してもよい。
また、本実施の形態に係るウェーハ3の検出方法では、低倍率でウェーハ3の中心と外周エッジを求めた後に、高倍率でウェーハ3の中心と外周エッジを求める構成としたが、この構成に限定されない。高精度な検出が求められない場合には、低倍率でウェーハ3の中心と外周エッジを求めた時点で処理を終了してもよい。すなわち、ウェーハ3の検出方法が、ウェーハ載置ステップ、低倍率エッジ位置検出ステップ、低倍率外周エッジ算出ステップで構成されてもよい。
以上説明したように、本発明は、サポートウェーハに積層されたウェーハの外周エッジを精度よく検出することができるという効果を有し、特に、ウェーハの面取り部に対してエッジトリミング加工する際のウェーハの検出方法に有用である。
1 積層ウェーハ
2 サポートウェーハ
3 ウェーハ
4 チャックテーブル
5 第一の撮像手段
6 第二の撮像手段
7 切削ブレード
31 面取り部
32 外周エッジ
33 低倍率エッジ(エッジ)
34 低倍率外周エッジ位置座標(外周エッジ位置座標)
36 高倍率エッジ
37 平坦面
41 保持面

Claims (2)

  1. サポートウェーハ及び該サポートウェーハ上に貼着された該サポートウェーハと略同一直径のウェーハからなる積層ウェーハの該サポートウェーハ側を保持して回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルの保持面に保持されたウェーハの上面を撮像する第一の撮像手段と、該チャックテーブルの該保持面に保持されたウェーハに加工を施す加工手段と、を少なくとも備えた加工装置において、該保持面に載置したウェーハの中心位置を検出するウェーハの検出方法であって、
    該チャックテーブルの該保持面に積層ウェーハの該サポートウェーハ側を載置するウェーハ載置ステップと、
    該ウェーハの外周エッジの任意の3箇所を該第一の撮像手段で撮像して画像を取得し、画像処理により3箇所のエッジの位置座標を検出する第一のエッジ位置検出ステップと、
    該第一のエッジ位置検出ステップを実施した後に、該エッジの位置座標3点からウェーハの中心位置を算出し、ついで該中心位置及びウェーハの設計値に基づき外周エッジ位置座標を算出する外周エッジ算出ステップと、を備え、
    該積層ウェーハにおいては、ウェーハの外周に表面側から裏面側にわたって断面円弧状に面取りされた面取り部が形成され、ウェーハと該サポートウェーハはそれぞれの中心位置がずれた状態で且つウェーハの下方からサポートウェーハが僅かに露出した状態で積層されており、
    該第一のエッジ位置検出ステップにおいては、
    該第一の撮像手段の光源からウェーハの表面に対して垂直に光を照射し、ウェーハの該面取り部及び該サポートウェーハは暗く且つウェーハの該面取り部よりも内側の平坦面内をハレーションさせて、該第一の撮像手段でウェーハの該面取り部内周の白黒の境界をエッジとして検出すること、
    を特徴とするウェーハの検出方法。
  2. 該チャックテーブルの該保持面に保持されたウェーハの上面を、該第一の撮像手段よりも高倍率の撮像領域にて撮像して高倍率画像を取得する第二の撮像手段をさらに備えた該加工装置において、該保持面に載置したウェーハの中心位置を検出するウェーハの検出方法であって、
    該外周エッジ算出ステップを実施した後に、算出された該外周エッジ位置座標の任意の3箇所に該第二の撮像手段を位置付けて撮像して3つの高倍率画像を取得し、画像処理により3箇所の高倍率エッジの位置座標を検出する第二のエッジ位置検出ステップと、
    該第二のエッジ位置検出ステップを実施した後に、該高倍率エッジの位置座標3点から中心位置を算出する中心位置算出ステップと、を備え、
    該第二のエッジ位置検出ステップにおいては、
    ウェーハの下方からサポートウェーハが僅かに露出した位置に該第二の撮像手段が位置付けられ、ウェーハ及びサポートウェーハの両方のエッジが該高倍率の撮像領域内に入ってしまうことにより複数の高倍率エッジが検出された場合には、当該高倍率画像は破棄するとともに該第二の撮像手段を該外周エッジ位置座標の任意の他の位置に位置付け、
    ウェーハのエッジのみが該高倍率の撮像領域内に入る位置に該第二の撮像手段が位置付けられ、高倍率画像内の該外周エッジ位置座標から所定範囲内に高倍率エッジが一つのみ検出された場合には、当該高倍率画像により高倍率エッジの位置座標を検出する請求項1に記載のウェーハの検出方法。
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