JP2015085116A - 骨盤運動装置 - Google Patents

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紀夫 中野
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紀夫 中野
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Abstract

【課題】鍛錬の効果の低下を抑制することができる骨盤運動装置を提供する。
【解決手段】骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23、左側坐骨支持部33、右側駆動部、左側駆動部、右側骨盤支持部21、左側骨盤支持部31、および制御部を有する。右側坐骨支持部23は、右側の坐骨を支持する。左側坐骨支持部33は、左側の坐骨を支持する。右側駆動部は、右側坐骨支持部23を動作させる。左側駆動部は、左側坐骨支持部33を右側坐骨支持部23とは各別に動作させる。右側骨盤支持部21は、右側坐骨支持部23よりも上方に位置し、右側坐骨支持部23と一体的に動作し、骨盤を支持する。左側骨盤支持部31は、左側坐骨支持部33よりも上方に位置し、左側坐骨支持部33と一体的に動作し、骨盤を支持する。制御部は、右側駆動部および左側駆動部を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、骨盤運動装置に関する。
特許文献1の骨盤運動装置は、座部が揺動する。使用者は、座部の揺動にともなって姿勢を保持しようとする。このため、骨盤は、骨盤全体が前方および後方、または右方および左方に傾斜運動する。このため、骨盤内部および骨盤回りの筋肉および関節を鍛錬することができる。
特開2006−061672号公報
上記骨盤運動装置は、座部が揺動する。このとき、使用者の臀部の位置が座部に対してずれることがある。このため、骨盤内部および骨盤回りの鍛錬の効果が低下するおそれがある。
本発明は、以上の背景をもとに創作されたものであり、鍛錬の効果の低下を抑制することができる骨盤運動装置を提供することを目的とする。
本骨盤運動装置は、右側の坐骨を支持する右側坐骨支持部と、左側の坐骨を支持する左側坐骨支持部と、前記右側坐骨支持部を動作させる右側駆動部と、前記左側坐骨支持部を前記右側坐骨支持部と各別に動作させる左側駆動部と、前記右側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記右側坐骨支持部と一体的に動作し、骨盤を支持する右側骨盤支持部と、前記左側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記左側坐骨支持部と一体的に動作し、骨盤を支持する左側骨盤支持部と、前記右側駆動部および前記左側駆動部を制御する制御部とを備える。
上記骨盤運動装置は、右側骨盤支持部および左側骨盤支持部を有する。このため、骨盤が右側坐骨支持部および左側坐骨支持部からずれることが抑制される。このため、鍛錬の効果の低下を抑制することができる。
本骨盤運動装置は、鍛錬の効果の低下を抑制することができる。
第1実施形態の骨盤運動装置の全体構造を示す斜視図。 第1実施形態の骨盤運動装置の全体構造を示す側面図。 第1実施形態の骨盤運動装置の全体構造を示す正面図。 第1実施形態の骨盤運動装置の全体構造を示す平面図。 第1実施形態の駆動部の構成を示す模式図。 第1実施形態の一体駆動部について、(a)はターンテーブルが基準回転状態のときの駆動部の平面図、(b)はターンテーブルが右回転状態のときの駆動部の平面図、(c)はターンテーブルが左回転状態のときの駆動部の平面図。 第1実施形態の骨盤運動装置について、骨盤上下モードにおける実行態様の一例を示すタイミングチャート。 第1実施形態の骨盤運動装置について、骨盤上下モードにおける骨盤運動装置の動作と骨盤の動作との関係を示す模式図。 第1実施形態の骨盤運動装置について、骨盤回転モードにおける実行態様の一例を示すタイミングチャート。 第1実施形態の骨盤運動装置について、骨盤回転モードにおける骨盤運動装置の動作と骨盤の動作との関係を示す模式図。 第2実施形態の骨盤運動装置の全体構造を示す斜視図。 第2実施形態の駆動部の構成を示す模式図。 第2実施形態の骨盤運動装置について、(a)は正面視における坐骨支持部の移動方向を模式的に示した模式図、(b)は側面視における坐骨支持部の移動方向を模式的に示した模式図。 第2実施形態の骨盤運動装置について、実行態様の一例を示すタイミングチャート。 第1実施形態の変形例の骨盤運動装置の全体構造を示す斜視図。 第2実施形態の変形例Aの右側坐骨支持部および左側坐骨支持部の動作を模式的に示す模式図。 第2実施形態の変形例Aの一体駆動部の動作を模式的に示す模式図。 第2実施形態の変形例Bの右側坐骨支持部および左側坐骨支持部の動作を模式的に示す模式図。 第2実施形態の変形例Cの右側坐骨支持部および左側坐骨支持部の動作を模式的に示す模式図。 第2実施形態の変形例Dの右側坐骨支持部および左側坐骨支持部の動作を模式的に示す模式図。 第2実施形態の変形例について、(a)は駆動部の構成を示す斜視図、(b)は右側エアーバッグが膨張したときの動作を示す斜視図。 第2実施形態の変形例について、(a)は駆動部の構成を示す斜視図、(b)は右側エアーバッグが膨張したときの動作を示す斜視図。 その他の実施形態のターンテーブルの構造を示す分解斜視図。 その他の実施形態の骨盤運動装置の全体構造を示す側面図。 その他の実施形態の骨盤運動装置の全体構造を示す側面図。 その他の実施形態の骨盤回転モードにおける骨盤運動装置の動作と骨盤の動作との関係を示す模式図。 その他の実施形態の骨盤運動装置の部分的な構造を示す斜視図。 その他の実施形態の一体駆動部の構造を模式的に示す正面図。
(1)本骨盤運動装置は、右側坐骨支持部、左側坐骨支持部、右側駆動部、左側駆動部、右側骨盤支持部、左側骨盤支持部、および制御部を有する。右側坐骨支持部は、右側の坐骨を支持する。左側坐骨支持部は、左側の坐骨を支持する。右側駆動部は、前記右側坐骨支持部を動作させる。左側駆動部は、前記左側坐骨支持部を前記右側坐骨支持部と各別に動作させる。右側骨盤支持部は、前記右側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記右側坐骨支持部と一体的に動作し、骨盤を支持する。左側骨盤支持部は、前記左側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記左側坐骨支持部と一体的に動作し、骨盤を支持する。制御部は、前記右側駆動部および前記左側駆動部を制御する。
(2)上記骨盤運動装置は、右側調整部および左側調整部を有する。前記右側調整部は、骨盤に近づく方向および前記左側骨盤支持部から離れる方向に移動させ、前記左側調整部は、骨盤に近づく方向および前記右側骨盤支持部から離れる方向に移動させることが好ましい。
(3)上記骨盤運動装置の前記制御部は、前記右側調整部および前記左側調整部を移動させることが好ましい。
(4)上記骨盤運動装置の前記制御部は、前記右側坐骨支持部の動作と、前記左側坐骨支持部の動作と、前記右側調整部の動作と、前記左側調整部の動作とを組み合わせた制御を実行することが好ましい。
(5)上記骨盤運動装置は、右側腰椎支持部および左側腰椎支持部を有する。前記右側腰椎支持部は、前記右側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記右側坐骨支持部と一体的に動作し、腰椎を支持する。前記左側腰椎支持部は、前記左側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記左側坐骨支持部と一体的に動作し、腰椎を支持することが好ましい。
(6)上記骨盤運動装置は、一体駆動部を有し、前記一体駆動部は、前記右側坐骨支持部と前記左側坐骨支持部とを一体的に動作させることが好ましい。
(7)上記骨盤運動装置の前記制御部は、前記右側坐骨支持部の動作と前記左側坐骨支持部の動作と前記一体駆動部の動作とを組み合わせた制御を実行することが好ましい。
(8)上記骨盤運動装置は、前記右側坐骨支持部が前方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が後方に傾斜し、前記右側坐骨支持部が後方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が前方に傾斜することが好ましい。
(9)上記骨盤運動装置は、前記右側坐骨支持部が右方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が左方に傾斜し、前記右側坐骨支持部が左方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が右方に傾斜することが好ましい。
(10)上記骨盤運動装置は、前記右側坐骨支持部および前記左側坐骨支持部は、前記右側坐骨支持部の右方かつ前方の端部と前記左側坐骨支持部の右方かつ左方の端部とが互いに離れる方向および互いに近づく方向への移動を繰り返すことが好ましい。
(第1実施形態)
図1〜5を参照して、骨盤運動装置1の構成について説明する。
以下では、骨盤運動装置1の幅方向Xにおいて、骨盤運動装置1に座ったときの使用者の左半身から右半身に向かう方向を右方XAとする。幅方向Xにおいて、骨盤運動装置1に座ったときの使用者の右半身から左半身に向かう方向を左方XBとする。
床面F(図2参照)と垂直な方向を高さ方向Yとし、骨盤運動装置1の床面Fから骨盤運動装置1側に向かう方向を上方YAとし、骨盤運動装置1から床面Fに向かう方向を下方YBとする。
骨盤運動装置1の奥行方向Zにおいて、骨盤運動装置1に座ったときの使用者の背中側から腹側に向かう方向を前方ZAとする。奥行方向Zにおいて、骨盤運動装置1に座ったときの使用者の腹側から背中側に向かう方向を後方ZBとする。
図1に示されるように、骨盤運動装置1は、本体10、右側支持部20、左側支持部30、一体駆動部40、駆動部50、制御部60(図5参照)、および操作部70を有する。本体10は、床面F(図2参照)に設置される。本体10の内部には、制御部60が配置されている。本体10の外面には、操作部70が配置されている。
右側支持部20は、右側骨盤支持部21、右側腰椎支持部22、および右側坐骨支持部23を有する。右側支持部20は、一体駆動部40のターンテーブル41を介して本体10の上方YAかつ本体10のうちの右方XA側の部分に取り付けられる。
右側骨盤支持部21は、右前骨盤エアーバッグ21A、右後骨盤エアーバッグ21B、および支持部21Cを有する。
右前骨盤エアーバッグ21Aは、本体10の上方YAかつ右端部に配置されている。右後骨盤エアーバッグ21Bは、本体10の上方YAかつ右端部かつ右前骨盤エアーバッグ21Aよりも後方ZBに配置されている。
支持部21Cは、クッション材料により形成されている。支持部21Cは、右前骨盤エアーバッグ21Aおよび右後骨盤エアーバッグ21Bの上方YA側の面に取り付けられている。支持部21Cは、右前骨盤エアーバッグ21Aおよび右後骨盤エアーバッグ21Bから上方YAに延びた形状を有する。
右側腰椎支持部22は、右側腰椎エアーバッグ22Aおよび支持部22Bを有する。
右側腰椎エアーバッグ22Aは、本体10の上方YAかつ後端部に配置されている。
支持部22Bは、クッション材料により形成されている。支持部22Bは、右側腰椎エアーバッグ22Aの上方YA側の面に取り付けられている。支持部22Bは、右側腰椎エアーバッグ22Aから上方YAに延びた形状を有する。支持部22Bの上端部は、支持部21Cの上端部よりも上方YAに位置している。
右側坐骨支持部23は、右前エアーバッグ23Aおよび右後エアーバッグ23Bを有する。右前エアーバッグ23Aは、本体10の上方YAに配置されている。右後エアーバッグ23Bは、本体10の上方YAかつ右前エアーバッグ23Aよりも後方ZBに配置されている。
図5に示されるように、右前エアーバッグ23Aおよび右前骨盤エアーバッグ21Aは、互いに連通している。右後エアーバッグ23B、右後骨盤エアーバッグ21B、および右側腰椎エアーバッグ22Aは、互いに連通している。このため、右側骨盤支持部21は、右側坐骨支持部23と一体的に動作する。また、右側腰椎支持部22は、右後エアーバッグ23Bと一体的に動作する。
例えば、右前エアーバッグ23Aおよび右後エアーバッグ23Bの両方が膨張することにより、右側坐骨支持部23が上方YAに移動する。このとき、右側骨盤支持部21および右側腰椎支持部22は、上方YAに移動する。
右前エアーバッグ23Aが収縮し、右後エアーバッグ23Bが膨張することにより、右側坐骨支持部23の前端部が後端部よりも下方YBに傾斜する。このとき、右側坐骨支持部23は、前端部が後端部よりも下方YBに傾斜し、右側腰椎支持部22は、上方YAに移動する。
図1に示されるように、左側支持部30は、左側骨盤支持部31、左側腰椎支持部32、および左側坐骨支持部33を有する。左側支持部30は、一体駆動部40のターンテーブル41を介して本体10の上方YAかつ本体10の左側部分に取り付けられる。
左側骨盤支持部31は、左前骨盤エアーバッグ31A、左後骨盤エアーバッグ31B、および支持部31Cを有する。
左前骨盤エアーバッグ31Aは、本体10の上方YAかつ左端部に配置されている。左後骨盤エアーバッグ31Bは、本体10の上方YAかつ左端部かつ左前骨盤エアーバッグ31Aよりも後方ZBに配置されている。
支持部31Cは、クッション材料により形成されている。支持部31Cは、左前骨盤エアーバッグ31Aおよび左後骨盤エアーバッグ31Bの上方YA側の面に取り付けられている。支持部31Cは、左前骨盤エアーバッグ31Aおよび左後骨盤エアーバッグ31Bから上方YAに延びた形状を有する。
左側腰椎支持部32は、左側腰椎エアーバッグ32Aおよび支持部32Bを有する。
左側腰椎エアーバッグ32Aは、本体10の上方YAかつ後端部に配置されている。
支持部32Bは、クッション材料により形成されている。支持部32Bは、左側腰椎エアーバッグ32Aの上方YA側の面に取り付けられている。支持部32Bは、左側腰椎エアーバッグ32Aから上方YAに延びた形状を有する。支持部32Bの上端部は、支持部31Cの上端部よりも上方YAに位置している。
左側坐骨支持部33は、左前エアーバッグ33Aおよび左後エアーバッグ33Bを有する。
左前エアーバッグ33Aは、本体10の上方YAに配置されている。
左後エアーバッグ33Bは、本体10の上方YAかつ左前エアーバッグ33Aよりも後方ZBに配置されている。
図5に示されるように、左前エアーバッグ33Aおよび左前骨盤エアーバッグ31Aは、互いに連通している。左後エアーバッグ33B、左後骨盤エアーバッグ31B、および左側腰椎エアーバッグ32Aは、互いに連通している。このため、左側骨盤支持部31は、左側坐骨支持部33と一体的に動作する。また、左側腰椎支持部32は、左後エアーバッグ33Bと一体的に動作する。
例えば、左前エアーバッグ33Aおよび左後エアーバッグ33Bの両方が膨張することにより、左側坐骨支持部33が上方YAに移動するとき、左側骨盤支持部31および左側腰椎支持部32は、上方YAに移動する。
左前エアーバッグ33Aが収縮し、左後エアーバッグ33Bが膨張することにより、左側坐骨支持部33の前端部が後端部よりも下方YBに傾斜する。このとき、左側骨盤支持部31は、前端部が後端部よりも下方YBに傾斜し、左側腰椎支持部32は、上方YAに移動する。
図2〜図4を参照して、右側支持部20および左側支持部30と、使用者の身体との関係について説明する。
図3に示されるように、右側骨盤支持部21および左側骨盤支持部31は、幅方向Xにおいて対向している。使用者が骨盤運動装置1に座ったとき、支持部21Cは、右半身の腸骨稜に接触する。支持部31Cは、左半身の腸骨稜に接触する。すなわち、骨盤は、支持部21C,31Cにより幅方向Xから挟まれる。このため、骨盤は、支持部21Cよりも右方XA、および支持部31Cよりも左方XBへの移動が規制される。
図2に示されるように、右側腰椎支持部22および左側腰椎支持部32は、幅方向Xに並んで配置されている。使用者が骨盤運動装置1に座ったとき、支持部22Bは、体幹のうちの腰椎よりも右方XA側を支持する。支持部32Bは、体幹のうちの腰椎よりも左方XB側を支持する。すなわち、腰椎および腰椎付近の部分は、支持部22B,32Bにより支持されている。なお、右側腰椎支持部22および左側腰椎支持部32は、「腰椎支持部」に相当する。
図4に示されるように、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33は、幅方向Xに並んで配置されている。使用者が骨盤運動装置1に座ったとき、右側坐骨支持部23は、右側の坐骨を支持する。右前エアーバッグ23Aは、右側の坐骨のうちの前方ZAの部分を支持する。右後エアーバッグ23Bは、右側の坐骨のうちの後方ZBの部分を支持する。左側坐骨支持部33は、左側の坐骨を支持する。左前エアーバッグ33Aは、左側の坐骨のうちの前方ZAの部分を支持する。左後エアーバッグ33Bは、左側の坐骨のうちの後方ZBの部分を支持する。
図4および図6を参照して、一体駆動部40について説明する。
図6(a)に示されるように、一体駆動部40は、ターンテーブル41、右共通エアーバッグ42、左共通エアーバッグ43、2つのストッパー44、および接続部45を有する。
ターンテーブル41は、本体10(図4参照)の上方YA側の面に本体10に対して回転可能に取り付けられる。なお、ターンテーブル41の下方YB側の面は、回転方向に沿ったスライド溝を形成し、本体10の上方YA側の面は、突起を有することが好ましい。本体10の上方YA側の突起は、スライド溝に挿入される。このため、突起およびスライド溝は、ターンテーブルの回転をガイドする。
右共通エアーバッグ42は、ターンテーブル41よりも後方ZBに配置されている。左共通エアーバッグ43は、ターンテーブル41よりも後方ZBかつ右共通エアーバッグ42よりも左方XBに配置されている。
2つのストッパー44の一方は、右共通エアーバッグ42の右端部よりも右方XAに配置されている。2つのストッパー44の他方は、左共通エアーバッグ43の左端部よりも左方XBに配置されている。ストッパー44は、右共通エアーバッグ42の右方XAへの移動、および左共通エアーバッグ43の左方XBへの移動を規制する。
接続部45は、棒状の形状を有する。接続部45の一端は、右共通エアーバッグ42の左端部および左共通エアーバッグ43の右端部に接している。接続部45の他端は、ターンテーブル41に取り付けられている。
図5を参照して、駆動部50について説明する。
駆動部50は、第1電磁弁51、第2電磁弁52、第3電磁弁53、第4電磁弁54、第5電磁弁55、第6電磁弁56、エアーポンプ57、および排気通路58を有する。なお、第1電磁弁51および第2電磁弁52は、「右側駆動部」に相当する。第3電磁弁53および第4電磁弁54は、「左側駆動部」に相当する。エアーポンプ57は、「駆動源」に相当する。
第1電磁弁51は、右前エアーバッグ23Aおよび右前骨盤エアーバッグ21Aのエアーの給排態様を変更する。具体的には、第1電磁弁51は、各エアーバッグ23A,21Aを、エアーポンプ57および排気通路58の一方に接続する。
第1電磁弁51が各エアーバッグ23A,21Aとエアーポンプ57とを接続するとき、各エアーバッグ23A,21Aにエアーが供給される。このため、各エアーバッグ23A,21Aは、膨張する。
第1電磁弁51が各エアーバッグ23A,21Aと排気通路58とを接続するとき、各エアーバッグ23A,21Aからエアーが排出される。このため、各エアーバッグ23A,21Aは、収縮する。
第2電磁弁52は、右後エアーバッグ23B、右後骨盤エアーバッグ21B、および右側腰椎エアーバッグ22Aのエアーの給排態様を変更する。具体的には、第2電磁弁52は、各エアーバッグ23B,21B,22Aを、エアーポンプ57および排気通路58の一方に接続する。
第2電磁弁52が各エアーバッグ23B,21B,22Aとエアーポンプ57とを接続するとき、各エアーバッグ23B,21B,22Aにエアーが供給される。このため、各エアーバッグ23B,21B,22Aは、膨張する。
第2電磁弁52が各エアーバッグ23B,21B,22Aと排気通路58とを接続するとき、各エアーバッグ23B,21B,22Aからエアーが排出される。このため、各エアーバッグ23B,21B,22Aは、収縮する。
第3電磁弁53は、左前エアーバッグ33Aおよび左前骨盤エアーバッグ31Aのエアーの給排態様を変更する。具体的には、第3電磁弁53は、各エアーバッグ33A,31Aを、エアーポンプ57および排気通路58の一方に接続する。
第3電磁弁53が各エアーバッグ33A,31Aとエアーポンプ57とを接続するとき、各エアーバッグ33A,31Aにエアーが供給される。このため、各エアーバッグ33A,31Aは、膨張する。
第3電磁弁53が各エアーバッグ33A,31Aと排気通路58とを接続するとき、各エアーバッグ33A,31Aからエアーが排出される。このため、各エアーバッグ33A,31Aは、収縮する。
第4電磁弁54は、左後エアーバッグ33B、左後骨盤エアーバッグ31B、および左側腰椎エアーバッグ32Aのエアーの給排態様を変更する。具体的には、第4電磁弁54は、各エアーバッグ33B,31B,32Aを、エアーポンプ57および排気通路58の一方に接続する。
第4電磁弁54が各エアーバッグ33B,31B,32Aとエアーポンプ57とを接続するとき、各エアーバッグ33B,31B,32Aにエアーが供給される。このため、各エアーバッグ33B,31B,32Aは、膨張する。
第4電磁弁54が各エアーバッグ33B,31B,32Aと排気通路58とを接続するとき、各エアーバッグ33B,31B,32Aからエアーが排出される。このため、各エアーバッグ33B,31B,32Aは、収縮する。
第5電磁弁55は、右共通エアーバッグ42のエアーの給排態様を変更する。具体的には、第5電磁弁55は、右共通エアーバッグ42を、エアーポンプ57および排気通路58の一方に接続する。
第5電磁弁55が右共通エアーバッグ42とエアーポンプ57とを接続するとき、右共通エアーバッグ42にエアーが供給される。このため、右共通エアーバッグ42は、膨張する。
第5電磁弁55が右共通エアーバッグ42と排気通路58とを接続するとき、右共通エアーバッグ42からエアーが排出される。このため、右共通エアーバッグ42は、収縮する。
第6電磁弁56は、左共通エアーバッグ43のエアーの給排態様を変更する。具体的には、第6電磁弁56は、左共通エアーバッグ43を、エアーポンプ57および排気通路58の一方に接続する。
第6電磁弁56が左共通エアーバッグ43とエアーポンプ57とを接続するとき、左共通エアーバッグ43にエアーが供給される。このため、左共通エアーバッグ43は、膨張する。
第6電磁弁56が左共通エアーバッグ43と排気通路58とを接続するとき、左共通エアーバッグ43からエアーが排出される。このため、左共通エアーバッグ43は、収縮する。
図6を参照して、一体駆動部40の動作について説明する。
以下では、ターンテーブル41の回転方向(以下、「回転方向R」)において、上方視における時計回りの方向を第1回転方向RAとし、上方視における反時計回りの方向を第2回転方向RBとする。
図6(b)に示されるように、右共通エアーバッグ42が膨張し、かつ左共通エアーバッグ43が収縮するとき、接続部45の一端は、左方XBに移動する。このため、ターンテーブル41は、接続部45を介して第1回転方向RAに回転する。
図6(c)に示されるように、右共通エアーバッグ42が収縮し、かつ左共通エアーバッグ43が膨張するとき、接続部45の一端は、右方XAに移動する。このため、ターンテーブル41は、接続部45を介して第2回転方向RBに回転する。
図5を参照して、骨盤運動装置1の制御について説明する。
制御部60は、電磁弁51〜56の切り替えパターンとしての骨盤上下モードおよび骨盤回転モードを記憶している。制御部60は、操作部70の出力および選択されたモードの切り替えパターンに基づいてエアーポンプ57の駆動および停止、電磁弁51〜56の切り替えを制御する。
操作部70は、電源ボタン71および選択ボタン72を有する。操作部70は、使用者の操作に基づいた信号を制御部60に出力する。操作部70は、使用者の選択ボタン72の操作により骨盤上下モードおよび骨盤回転モードの一方を実行する旨の信号を制御部60に出力する。
図7および図8を参照して、骨盤上下モードが選択されているときの骨盤運動装置1の動作態様の一例について説明する。
骨盤上下モードにおいては、電磁弁51〜54は、順次切り替えられる。第5電磁弁55は、右共通エアーバッグ42を排気通路58に接続する。第6電磁弁56は、左共通エアーバッグ43を排気通路58に接続する。
時刻t11、すなわち、操作部70からの出力に基づいて骨盤運動装置1の動作が開始されるとき、制御部60は、エアーポンプ57を駆動させる。また、制御部60は、電磁弁51〜54の切り替えを介して右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、左前エアーバッグ33A、および左後エアーバッグ33Bと排気通路58とを接続する。これにより、右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、左前エアーバッグ33A、および左後エアーバッグ33Bからエアーが自然排気される。このため、各エアーバッグ23A,23B,33A,33Bにより形成される座面は床面Fに水平な基準状態(図8(a)参照)が形成される。
時刻t12、すなわち時刻t11から所定期間が経過したとき、制御部60は、第1電磁弁51および第2電磁弁52を切り替える。これにより、右前エアーバッグ23Aおよび右後エアーバッグ23Bとエアーポンプ57とが互いに接続される。このため、右前エアーバッグ23Aおよび右後エアーバッグ23Bが吸気により膨張する。このため、右前エアーバッグ23Aおよび右後エアーバッグ23Bにより形成される右側の座面が、左前エアーバッグ33A、および左後エアーバッグ33Bにより形成される左側の座面よりも低い右高状態(図8(b)参照)が形成される。
時刻t13、すなわち時刻t12から所定期間が経過したとき、制御部60は、第1電磁弁51を切り替える。これにより、右前エアーバッグ23Aが排気通路58と接続される。このため、右前エアーバッグ23Aが自然排気により収縮する。このため、右前エアーバッグ23Aにより形成される右側かつ前側の座面が、右後エアーバッグ23Bにより形成される右側かつ後側の座面よりも低い右後高状態(図8(c)参照)が形成される。
時刻t14、すなわち時刻t13から所定期間が経過したとき、制御部60は、第2電磁弁52を切り替える。これにより、右後エアーバッグ23Bが排気通路58と接続される。このため、右後エアーバッグ23Bが自然排気により収縮する。このため、基準状態(図8(d)参照)が形成される。右高状態から右後高状態に変更されるとき、右側坐骨支持部23の前端部の高さ位置と右側坐骨支持部23の後端部の高さ位置との関係が変更される。
時刻t15、すなわち時刻t14から所定期間が経過したとき、制御部60は、第3電磁弁53および第4電磁弁54を切り替える。これにより、左前エアーバッグ33Aおよび左後エアーバッグ33Bとエアーポンプ57とが互いに接続される。このため、左前エアーバッグ33Aおよび左後エアーバッグ33Bが吸気により膨張する。このため、左側の座面が、右側の座面よりも低い左高状態(図8(e)参照)が形成される。
時刻t16、すなわち時刻t15から所定期間が経過したとき、制御部60は、第3電磁弁53を切り替える。これにより、左前エアーバッグ33Aが排気通路58と接続される。このため、左前エアーバッグ33Aが自然排気により収縮する。このため、左前エアーバッグ33Aにより形成される左側かつ前側の座面が、左後エアーバッグ33Bにより形成される左側かつ後側の座面よりも低い左後高状態(図8(f)参照)が形成される。左高状態から左後高状態に変更されるとき、右側坐骨支持部23の前端部の高さ位置と右側坐骨支持部23の後端部の高さ位置との関係が変更される。
時刻t17、すなわち時刻t16から所定期間が経過したとき、制御部60は、第4電磁弁54を切り替える。これにより、左後エアーバッグ33Bが排気通路58と接続される。このため、左後エアーバッグ33Bが自然排気により収縮する。このため、基準状態(図8(a)参照)が形成される。時刻t17以降は、操作部70からの操作信号を介して制御部60から運動終了の信号が出力されるまで、時刻t11以降の動作が繰り返し実行される。
図8を参照して、骨盤上下モードが選択されているときの骨盤運動装置1の動作と骨盤の関係について説明する。
図8(a)に示されるように、骨盤運動装置1が基準状態にあるとき、右側の坐骨および左側の坐骨は左右対称に保持されている。
図8(b)に示されるように、骨盤運動装置1が右高状態にあるとき、右側の坐骨に上方YAに向かう力が作用している。このとき、右側の坐骨が左側の坐骨よりも高い位置に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節に応力が生じる。
図8(c)に示されるように、骨盤運動装置1が右後高状態にあるとき、右後側の坐骨に上方YAに向かう力が作用している。すなわち、右前エアーバッグ23Aおよび右後エアーバッグ23Bにより形成される右側坐骨支持部23に奥行方向Zの傾斜が生じている。このとき、右後側の坐骨が右前側の坐骨および左側の坐骨よりも高い位置に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節、および右側の骨盤の内部に応力が生じる。
図8(e)に示されるように、骨盤運動装置1が左高状態にあるとき、左側の坐骨に上方YAに向かう力が作用している。このとき、左側の坐骨が右側の坐骨よりも高い位置に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節に応力が生じる。
図8(f)に示されるように、骨盤運動装置1が左後高状態にあるとき、左後側の坐骨に上方YAに向かう力が作用している。すなわち、左前エアーバッグ33Aおよび左後エアーバッグ33Bにより形成される左側坐骨支持部33に奥行方向Zの傾斜が生じている。このとき、左後側の坐骨が左前側の坐骨および右側の坐骨よりも高い位置に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節、および左側の骨盤の内部に応力が生じる。
図9および図10を参照して、骨盤回転モードが選択されているときの骨盤運動装置1の動作態様の一例について説明する。
骨盤回転モードにおいては、電磁弁51〜56は、順次切り替えられる。第1電磁弁51および第2電磁弁52は、同一のタイミングにおいて切り替えられる。第3電磁弁53および第4電磁弁54は、同一のタイミングにおいて切り替えられる。
時刻t21、すなわち、操作部70からの出力に基づいて骨盤運動装置1の動作が開始されるとき、制御部60は、エアーポンプ57を駆動させる。また、制御部60は、電磁弁51〜56の切り替えを介して右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、左前エアーバッグ33A、左後エアーバッグ33B、右共通エアーバッグ42、および左共通エアーバッグ43と排気通路58とを接続する。これにより、右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、左前エアーバッグ33A、左後エアーバッグ33B、右共通エアーバッグ42、および左共通エアーバッグ43からエアーが自然排気により排出される。このため、座面が床面Fに水平な基準状態かつターンテーブル41の回転方向Rにおける位相(以下、「回転位相」)が基準位相の基準回転状態(図10(a)参照)が形成される。なお、基準位相は、右共通エアーバッグ42および左共通エアーバッグ43が収縮し、接続部45が右側のストッパー44と左側のストッパー44の中央の位置にあるときのターンテーブル41の位相に対応する。
時刻t22、すなわち時刻t21から所定期間が経過したとき、制御部60は、第1電磁弁51、第2電磁弁52、および第6電磁弁56を切り替える。これにより、右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、および左共通エアーバッグ43とエアーポンプ57とが互いに接続される。このため、右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、および左共通エアーバッグ43が吸気により膨張する。このため、座面が右高状態かつターンテーブル41の回転位相が基準位相よりも第2回転方向RBに変更された右回転状態(図10(b)参照)が形成される。
時刻t23、すなわち時刻t22から所定期間が経過したとき、制御部60は、第1電磁弁51、第2電磁弁52、および第6電磁弁56を切り替える。これにより、右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、および左共通エアーバッグ43が排気通路58と接続される。このため、右前エアーバッグ23A、右後エアーバッグ23B、および左共通エアーバッグ43が自然排気により収縮する。このため、基準状態かつ基準回転状態(図10(c)参照)が形成される。
時刻t24、すなわち時刻t23から所定期間が経過したとき、制御部60は、第3電磁弁53、第4電磁弁54、および第5電磁弁55を切り替える。これにより、左前エアーバッグ33A、左後エアーバッグ33B、および右共通エアーバッグ42とエアーポンプ57とが互いに接続される。このため、左前エアーバッグ33A、左後エアーバッグ33B、および右共通エアーバッグ42が吸気により膨張する。このため、左高状態かつターンテーブル41の回転位相が基準位相よりも第1回転方向RAに変更された左回転状態(図10(d)参照)が形成される。
時刻t25、すなわち時刻t24から所定期間が経過したとき、制御部60は、第3電磁弁53、第4電磁弁54、および第5電磁弁55を切り替える。これにより、左前エアーバッグ33A、左後エアーバッグ33B、および右共通エアーバッグ42と排気通路58とが互いに接続される。このため、左前エアーバッグ33A、左後エアーバッグ33B、および右共通エアーバッグ42が自然排気により収縮する。このため、基準状態(図8(a)参照)が形成される。時刻t25以降は、操作部70からの操作信号を介して制御部60から運動終了の信号が出力されるまで、時刻t21以降の動作が繰り返し実行される。
図10を参照して、骨盤回転モードが選択されているときの骨盤運動装置1の動作と骨盤の関係について説明する。
図10(a)に示されるように、骨盤運動装置1が基準状態かつ基準回転状態にあるとき、右側の坐骨および左側の坐骨は左右対称かつ、骨盤が前方ZAを向いた状態が保持されている。
図10(b)に示されるように、骨盤運動装置1が右高状態かつ右回転状態にあるとき、右側の坐骨に上方YAに向かう力、および骨盤に第2回転方向RBに回転する力が作用している。このとき、右側の坐骨が左側の坐骨よりも高い位置に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節に応力が生じる。また、使用者が姿勢を保持しようとするとき、体幹のうちの骨盤よりも上方の部分に対して骨盤が第2回転方向RBに回転する。このため、骨盤と背骨とを接続する関節に応力が生じる。
図10(d)に示されるように、骨盤運動装置1が左高状態かつ左回転状態にあるとき、左側の坐骨に上方YAに向かう力、および骨盤に第1回転方向RAに回転する力が作用している。このとき、左側の坐骨が右側の坐骨よりも高い位置に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節に応力が生じる。また、使用者が姿勢を保持しようとするとき、体幹のうちの骨盤よりも上方の部分に対して骨盤が第1回転方向RAに回転する。このため、骨盤と背骨とを接続する関節に応力が生じる。
骨盤運動装置1の作用について説明する。
骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が各別に動作することができる。このため、骨盤の右側と左側とに異なる方向の力、または同一の方向であっても異なる大きさの力を作用させることができる。このため、骨盤運動装置1は、骨盤内部の関節、および骨盤周囲の筋肉に効果的に刺激を付与することができる。なお、骨盤内部の関節は、例えば右側および左側の仙腸関節、および恥骨結合があげられる。
骨盤運動装置1は、一体駆動部40を有する。このため、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33の動作による骨盤の右側および左側への力の付与と、骨盤全体への力の付与とを同時に行うことができる。このため、骨盤および骨盤に関わる関節、および骨盤周囲の筋肉に多様な刺激を付与することができる。
図8(a)〜(f)に示されるように、骨盤上下モードのとき、骨盤運動装置1は、基準状態、右高状態、右後高状態、基準状態、左高状態、および左後高状態を繰り返す。換言すれば、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33は、交互かつ左右対称に動作する。このため、骨盤運動装置1は、床に座った状態において骨盤の動作により前進する、いわゆるお尻歩き運動の動作と類似した動作を骨盤に促すことができる。お尻歩き運動は、骨盤の矯正に効果があるとされている。このため、骨盤を矯正する効果が期待できる。
図10(a)〜(d)に示されるように、骨盤回転モードのとき、一体駆動部40は、骨盤を回転させる。このため、骨盤回りの関節、例えば腰椎と骨盤とを接続する関節および骨盤回りの筋肉を刺激することができる。このため、骨盤周囲をほぐす効果を期待することができる。
骨盤運動装置1は、骨盤を移動させる。このため、臀部が坐骨支持部23,33上を滑りやすい。骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31を有する。このため、臀部および骨盤の骨盤支持部21,31に対する移動が抑制される。
骨盤運動装置1は、以下の効果を奏する。
(1)骨盤運動装置1は、左側坐骨支持部33および右側坐骨支持部23が各別に動作することができる。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とをずらした運動を行わせることができる。このため、骨盤内部の関節および骨盤周囲の筋肉を効果的に運動させることができる。骨盤運動装置1は、骨盤内部の関節および骨盤周囲の筋肉を効果的に運動させることにより、身体機能の向上に貢献できる。例えば、姿勢の維持、歩行動作の改善、筋肉および動作の左右差の低減、運動能力の向上、下腹のシェイプアップ、体幹部の血行促進による冷え性の改善、骨盤底筋の活性化による排尿障害の改善に貢献できる。
(2)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が交互に動作する。このため、歩行時の骨盤の動きを再現した運動を使用者に行わせることができる。
(3)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が左右対称に動作する。このため、右側の骨盤の運動と左側の骨盤の運動とを均一に行うことができる。このため、右側の骨盤の運動に関わる関節および筋肉と、左側の骨盤の運動に関わる関節および筋肉との鍛錬効果に差が出ることを抑制できる。
(4)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が高さ方向Y(垂直方向)に移動する。このため、骨盤の日常時の動作である拳上および下制を再現した運動を使用者に行わせることができる。
(5)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が前方ZAに傾斜する。このため、骨盤の日常時の動作である前方ZAへの傾斜を再現した運動を使用者に行わせることができる。
(6)駆動部50は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33を、基準状態、右高状態、右後高状態、基準状態、左高状態、左後高状態、基準状態の順に変更する。このため、骨盤の歩行時の動作を再現した運動を使用者に行わせることができる。
(7)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33の一方が動作するとき、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33の他方が動作しない。このため、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33の一方が動作するとき、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33の他方に支えられる側の骨盤が運動の軸となる。このため、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が同時に動作する構成と比較して、骨盤運動装置1から骨盤がずれることが抑制される。
(8)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が共通のエアーポンプ57により動作する。このため、骨盤運動装置1の駆動源の数を削減することができる。
(9)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33がエアーバッグ23A,23B,33A,33Bにより構成されている。このため、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33の動作量がエアーバッグ23A,23B,33A,33Bの膨張量の上限により制限される。このため、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33の動作量を予め想定している範囲内に収めることができる。すなわち、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33が、使用者に予期しない負荷をかけることが抑制される。
(10)骨盤運動装置1は、一体駆動部40がエアーバッグ42,43により構成されている。このため、一体駆動部40の動作量、すなわちターンテーブル41の回転量がエアーバッグ42,43の膨張量の上限により制限される。このため、ターンテーブル41の回転量を予め想定している範囲内に収めることができる。すなわち、ターンテーブル41が、使用者に予期しない負荷をかけることが抑制される。
また、一体駆動部40がエアーバッグ42,43により構成されているため、エアーバッグ42,43へのエアーの供給および排出時間を変更することにより、ターンテーブル41の回転量を変更することができる。このため、ターンテーブル41の回転量に対する多様な要求に対応することが容易になる。
(11)骨盤運動装置1は、右側腰椎支持部22および左側腰椎支持部32を有する。このため、使用者は、右側腰椎支持部22および左側腰椎支持部32を腰椎に合わせることにより、適切な姿勢をとりやすくなる。
(12)骨盤運動装置1は、右側骨盤支持部21および左側骨盤支持部31を有する。このため、使用者の使用者の臀部および骨盤が坐骨支持部23,33に対してずれることにより、骨盤運動装置1による鍛錬効果が低下することを抑制できる。
(第2実施形態)
本実施形態の骨盤運動装置1は、第1実施形態の骨盤運動装置1と比較して次の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。すなわち、骨盤運動装置1は、機械要素により駆動する右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133を有する。なお、第2実施形態の骨盤運動装置1の説明は、第1実施形態の骨盤運動装置1と共通する構成に対して、第1実施形態の骨盤運動装置1と同一の符号を付している。
図11に示されるように、骨盤運動装置1は、本体10、右側支持部120、左側支持部130、一体駆動部140、駆動部150、制御部60(図5参照)、および操作部70を有する。
右側支持部120は、右側骨盤支持部121、右側腰椎支持部122、および右側坐骨支持部123を有する。右側支持部120は、一体駆動部140のターンテーブル41を介して本体10の上方YAかつ本体10のうちの右方XA側の部分に取り付けられる。
右側骨盤支持部121は、接続部121Aおよび支持部21Cを有する。右側骨盤支持部121は、本体10の上方YAかつ右端部に配置されている。接続部121Aは、右側骨盤支持部121と支持部21Cとを接続している。
右側腰椎支持部122は、接続部122Aおよび支持部22Bを有する。右側腰椎支持部122は、本体10の上方YAかつ後端部に配置されている。接続部122Aは、右側腰椎支持部122と支持部22Bとを接続している。
右側坐骨支持部123は、奥行方向Zが幅方向Xよりも大きい板形状を有する。右側坐骨支持部123は、駆動部140のターンテーブル41を介して、本体10の上方YAに配置されている。右側坐骨支持部123は、ターンテーブル41上において立体的な回転可能にターンテーブル41に取り付けられている。
右側坐骨支持部123、右側骨盤支持部121、および右側腰椎支持部122は、互いに接続されている。このため、右側骨盤支持部121および右側腰椎支持部122は、右側坐骨支持部123と一体的に動作する。
例えば、右側坐骨支持部123の前端部が後端部よりも下方YBに傾斜するとき、右側骨盤支持部121は、前端部が後端部よりも下方YBに傾斜し、右側腰椎支持部122は、上方YAに移動する。
右側坐骨支持部123の右端部が左端部よりも下方YBに傾斜するとき、右側骨盤支持部121は、下方YBに移動し、右側腰椎支持部122は、右端部が左端部よりも下方YBに傾斜する。
左側支持部130は、左側骨盤支持部131、左側腰椎支持部132、および左側坐骨支持部133を有する。左側支持部130は、一体駆動部140のターンテーブル41を介して本体10の上方YAかつ本体10のうちの左方XB側の部分に取り付けられる。
左側骨盤支持部131は、接続部131Aおよび支持部31Cを有する。左側骨盤支持部131は、本体10の上方YAかつ右端部に配置されている。接続部131Aは、左側骨盤支持部131と支持部31Cとを接続している。
左側腰椎支持部132は、接続部132Aおよび支持部32Bを有する。左側腰椎支持部132は、本体10の上方YAかつ後端部に配置されている。接続部132Aは、左側腰椎支持部132と支持部32Bとを接続している。
左側坐骨支持部133は、奥行方向Zが幅方向Xよりも大きい板形状を有する。左側坐骨支持部133は、駆動部140のターンテーブル41を介して、本体10の上方YAかつ右側坐骨支持部123よりも左方XBに配置されている。左側坐骨支持部133は、ターンテーブル41上において立体的な回転可能にターンテーブル41に取り付けられている。
左側坐骨支持部133、左側骨盤支持部131、および左側腰椎支持部132は、互いに接続されている。このため、左側骨盤支持部131および左側腰椎支持部132は、左側坐骨支持部133と一体的に動作する。
例えば、左側坐骨支持部133の前端部が後端部よりも下方YBに傾斜するとき、左側骨盤支持部131は、前端部が後端部よりも下方YBに傾斜し、左側腰椎支持部132は、上方YAに移動する。
左側坐骨支持部133の左端部が右端部よりも下方YBに傾斜するとき、左側骨盤支持部131は、下方YBに移動し、左側腰椎支持部132は、左端部が右端部よりも下方YBに傾斜する。
図12を参照して、一体駆動部140について説明する。なお、図12は、右側骨盤支持部121、右側腰椎支持部122、左側骨盤支持部131、および左側腰椎支持部132を省略している。
一体駆動部140は、ターンテーブル41、ターンロッドエンド142、はすば歯車143、およびウォーム144を有する。
ターンロッドエンド142は、ターンテーブル41とはすば歯車143を接続している。はすば歯車143は、ウォーム144に噛み合わされている。ウォーム144は、駆動部150のモーター153に接続されている。
駆動部150について説明する。
駆動部150は、右側ロッドエンド151、左側ロッドエンド152、およびモーター153を有する。右側ロッドエンド151は、「右側駆動部」に相当する。左側ロッドエンド152は、「左側駆動部」に相当する。モーター153は、「駆動源」に相当する。
右側ロッドエンド151は、右側坐骨支持部123と、本体10とを揺動可能に接続している。左側ロッドエンド152は、左側坐骨支持部133と、本体10とを揺動可能に接続している。
骨盤運動装置1の動作について説明する。
図13に示されるように、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、幅方向X、奥行方向Z、高さ方向Y、坐骨支持部123,133の回転軸PR,PLまわりの傾斜方向S、およびターンテーブル41の回転中心C回りの回転方向Rに移動する。なお、以下では、傾斜方向Sにおいて、前方ZAが上方YAに移動する方向を第1傾斜方向SAとし、前方ZAが下方YBに移動する方向を第2傾斜方向SBとする。
図12に示されるように、右側坐骨支持部123は、ターンテーブル41に対して回転可能に取り付けられている。図13(a)に示されるように、右側坐骨支持部123のターンテーブル41に対する回転軸PRは、右側坐骨支持部123の長手方向が奥行方向Zに平行なとき、右側坐骨支持部123の右端部から左端部に向かって形成されている。回転軸PRは、右端部から左端部に向かうにつれて後方ZBから前方ZAに向かう。すなわち、回転軸PRは、右側坐骨支持部123の上面に平行、かつ右側坐骨支持部123の短手方向に対して傾斜している。
図12に示されるように、右側坐骨支持部123は、ターンテーブル41に対して回転可能に取り付けられている。図13(a)に示されるように、左側坐骨支持部133のターンテーブル41に対する回転軸PLは、左側坐骨支持部133の長手方向が奥行方向Zに平行なとき、左側坐骨支持部133の左端部から右端部に向かって形成されている。回転軸PLは、左端部から右端部に向かうにつれて後方ZBから前方ZAに向かう。すなわち、回転軸PLは、左側坐骨支持部133の上面に平行、かつ左側坐骨支持部133の短手方向に対して傾斜している。
右側坐骨支持部123は、回転軸PRを中心に回転する。このため、右側坐骨支持部123の長手方向が水平面に対して傾斜する。図13(b)に示されるように、左側坐骨支持部133は、回転軸PLを中心に回転する。このため、左側坐骨支持部133の長手方向が水平面に対して傾斜する。
図12および図13に示されるように、モーター153が一方に回転するとき、モーター153の回転はウォーム144およびはすば歯車143を介してターンテーブル41に伝達される。ターンテーブル41は、はすば歯車143の回転により第1回転方向RAに回転する。
ターンテーブル41が第1回転方向RAに回転するとき、右側坐骨支持部123は、右側ロッドエンド151との揺動により右側坐骨支持部123の前端部、右端部、後端部、および左端部が順次下方YBから上方YAに傾斜する動作を繰り返す。
ターンテーブル41が第1回転方向RAに回転するとき、左側坐骨支持部133は、左側ロッドエンド152との揺動により左側坐骨支持部133の後端部、左端部、前端部、および右端部が順次下方YBから上方YAに傾斜する動作を繰り返す。
すなわち、ターンテーブル41が第1回転方向RAに回転するとき、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、ターンテーブル41上において、左右対称に動作する。
モーター153が他方に回転するとき、モーター153の回転はウォーム144およびはすば歯車143を介してターンテーブル41に伝達される。ターンテーブル41は、はすば歯車143の回転により第2回転方向RBに回転する。
ターンテーブル41が第2回転方向RBに回転するとき、右側坐骨支持部123は、右側ロッドエンド151との揺動により右側坐骨支持部123の後端部、左端部、前端部、および右端部が順次下方YBから上方YAに傾斜する動作を繰り返す。
ターンテーブル41が第2回転方向RBに回転するとき、左側坐骨支持部133は、左側ロッドエンド152との揺動により左側坐骨支持部133の前端部、右端部、後端部、および左端部が順次下方YBから上方YAに傾斜する動作を繰り返す。
すなわち、ターンテーブル41が第2回転方向RBに回転するとき、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、ターンテーブル41上において、左右対称に動作する。
また、ターンテーブル41が第2回転方向RBに回転するとき、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、ターンテーブル41が第1回転方向RAに回転するときと反対方向に動作する。
このように、モーター153(図12参照)が駆動するとき、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133の幅方向X、奥行方向Z、高さ方向Y、傾斜方向S、および回転方向Rへの移動は同期して生じる。
図14を参照して、骨盤運動装置1の動作態様の一例について説明する。なお、図中の破線は、右側坐骨支持部123の動作を示し、実線は左側坐骨支持部133の動作を示している。
以下では、モーター153の回転により、ターンテーブル41が基準位相から第1回転方向RAに最大に移動し、基準位置を経て、第2回転方向RBに最大に移動し、基準位置に戻るまでの期間を、単位周期TXとする。なお、基準位置は、ターンテーブル41の回転位相が基準位相かつ、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133が床面Fに平行な状態と対応する。
図14(a)に示されるように、単位周期TXにおいて、右側坐骨支持部123は、回転軸PR回りにおいて、基準位相から第1傾斜方向SAに最大に移動し、基準位置を経て、第2傾斜方向SBに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、右側坐骨支持部123の回転軸PRまわりの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。
単位周期TXにおいて、左側坐骨支持部133は、回転軸PL回りにおいて、基準位置から第2傾斜方向SBに最大に移動し、基準位置を経て、第1傾斜方向SAに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、左側坐骨支持部133の回転軸PLまわりの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。また、右側坐骨支持部123の回転軸PRまわりの動作は、左側坐骨支持部133の回転軸PLまわりの動作と対称になっている。
図14(b)に示されるように、単位周期TXにおいて、右側坐骨支持部123は、ターンテーブル41の回転にともなって、中心C回りにおいて基準位置から第1回転方向RAに最大に移動し、基準位置を経て第2回転方向RBに最大に移動し、基準位置に戻る。左側坐骨支持部133は、ターンテーブル41の回転にともなって、中心C回りにおいて、基準位置から第1回転方向RAに最大に移動し、基準位置を経て、第2回転方向RBに最大に移動し、基準位置に戻る。右側坐骨支持部123の中心Cまわりの動作は、左側坐骨支持部133の中心Cまわりの動作と一致する。
図14(c)に示されるように、単位周期TXにおいて、右側坐骨支持部123の右前端部TR(図13参照)は、基準位置から右方XAに最大に移動し、基準位置を経て、左方XBに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、右側坐骨支持部123の幅方向Xの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。
単位周期TXにおいて、左側坐骨支持部133の左前端部TL(図13参照)は、基準位置から左方XBに最大に移動し、基準位置を経て、右方XAに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、右側坐骨支持部123の幅方向Xの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。また、右側坐骨支持部123の幅方向Xの動作は、左側坐骨支持部133の幅方向Xの動作と左右対称になっている。
図14(d)に示されるように、単位周期TXにおいて、右側坐骨支持部123の右前端部TR(図13参照)は、基準位置から上方YAに最大に移動し、基準位置を経て、下方YBに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、右側坐骨支持部123の高さ方向Yの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。
単位周期TXにおいて、左側坐骨支持部133の左前端部TL(図13参照)は、基準位置から下方YBに最大に移動し、基準位置を経て、上方YAに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、左側坐骨支持部133の高さ方向Yの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。また、右側坐骨支持部123の高さ方向Yの動作は、左側坐骨支持部133の高さ方向Yの動作と上下対称になっている。
図14(e)に示されるように、単位周期TXにおいて、右側坐骨支持部123の右前端部TRは、基準位置から前方ZAに最大に移動し、基準位置を経て、後方ZBに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、右側坐骨支持部123の奥行方向Zの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。
単位周期TXにおいて、左側坐骨支持部133の左前端部TLは、基準位置から後方ZBに最大に移動し、基準位置を経て、前方ZAに最大に移動し、基準位置に戻る。すなわち、左側坐骨支持部133の奥行方向Zの動作は、ターンテーブル41の動作と同期する。また、右側坐骨支持部123の奥行方向Zの動作は、左側坐骨支持部133の奥行方向Zの動作と前後対称になっている。
骨盤運動装置1の作用について説明する。
骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123、左側坐骨支持部133、および一体駆動部140のターンテーブル41が同期して動作する。このため、単位周期TXにおいて多様な刺激を骨盤に作用させることができる。
骨盤運動装置1は、第1実施形態の(1)、(3)〜(5)、(11)、および(12)の効果に加えて、以下の効果を奏する。
(13)骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、幅方向X(左右)に傾斜する。このため、骨盤に、骨盤を開く、または閉じる力を作用させることができる。
(14)骨盤運動装置1は、共通のモーター153により右側坐骨支持部123、左側坐骨支持部133、および一体駆動部140を動作している。このため、右側坐骨支持部123、左側坐骨支持部133、および一体駆動部140に各別の駆動源を用いる仮想の構成と比較して、駆動源の数を削減することができる。
(その他の実施形態)
本骨盤運動装置は、上記実施形態以外の実施形態を含む。以下、本骨盤運動装置のその他の実施形態としての上記実施形態の変形例を示す。
・第1実施形態の骨盤運動装置1の電磁弁51〜54の切り替えパターンは、第1実施形態に例示されたものに限られない。第1実施形態の骨盤運動装置1の電磁弁51〜54の切り替えパターンは、以下の(条件A)〜(条件E)のいずれかの条件を満たすものであれば、いずれの切り替えパターンに変更することもできる。また、制御部60は、以下の(条件A)〜(条件E)のいずれかの条件を満たす切り替えパターンのうちの複数のパターンを記憶し、実行する動作を選択することもできる。また、第5電磁弁55および第6電磁弁56の切り替えと組み合わせることもできる。
(条件A)右側坐骨支持部23と左側坐骨支持部33とが交互に動作する。この条件を満たす切り替えパターンの一例においては、第1電磁弁51および第2電磁弁52の切り替えと、第3電磁弁53および第4電磁弁54の切り替えとを交互に実行する。
(条件B)右側坐骨支持部23と左側坐骨支持部33とが左右対称の軌道で動作する。この条件を満たす切り替えパターンの一例においては、第1電磁弁51および第2電磁弁52の切り替えパターンの組み合わせと、第3電磁弁53および第4電磁弁54の切り替えパターンの組み合わせとが一致する。各切り替えパターンの組み合わせは、所定期間ずれて実行される。そして、各切り替えパターンの組み合わせを比較したとき、第1電磁弁51と第3電磁弁53とが互いに対応し、第2電磁弁52と第4電磁弁54とが互いに対応する。
(条件C)右側坐骨支持部23の全体が上方および下方に移動し、左側坐骨支持部33の全体が上方および下方に移動する。要するに、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33は、それぞれ傾斜をともなわずに高さ方向において移動する。この条件を満たす切り替えパターンの一例においては、第1電磁弁51および第2電磁弁52の切り替えによる給気が同時に実行され、第1電磁弁51および第2電磁弁52の切り替えによる排気が同時に実行される。第3電磁弁53および第4電磁弁54の切り替えによる給気が同時に実行され、第3電磁弁53および第4電磁弁54の切り替えによる排気が同時に実行される。
(条件D)右側坐骨支持部23の前端部と後端部との関係が変更され、左側坐骨支持部33の前端部と後端部との関係が変更される。要するに、右側坐骨支持部23の前端部が後端部よりも上方または下方に傾斜し、左側坐骨支持部33の前端部が後端部よりも上方または下方に傾斜する。この条件を満たす切り替えパターンの一例においては、第1電磁弁51の切り替えによる給気が実行されるとき、第2電磁弁52の切り替えによる排気を実行する。第1電磁弁51の切り替えによる排気が実行されるとき、第2電磁弁52の切り替えによる給気を実行する。第3電磁弁53の切り替えによる給気が実行されるとき、第4電磁弁54の切り替えによる排気を実行する。第3電磁弁53の切り替えによる排気が実行されるとき、第4電磁弁54の切り替えによる給気を実行する。
(条件E)右側坐骨支持部23が動作するとき、左側坐骨支持部33は静止し、左側坐骨支持部33が動作するとき、右側坐骨支持部23は静止する。この条件を満たす切り替えパターンの一例においては、第1電磁弁51および第2電磁弁52の複数回の切り替えを実行するとき、第3電磁弁53および第4電磁弁54の切り替えを実行しない。第3電磁弁53および第4電磁弁54の複数回の切り替えを実行するとき、第1電磁弁51および第2電磁弁52の切り替えを実行しない。
・第1実施形態の骨盤運動装置1に以下の構成を追加することもできる。すなわち、この変形例の骨盤運動装置1は、同一動作モードを有する。制御部60は、同一動作モードが選択されているとき、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33を一体的に動作させる。すなわち、第1〜第4電磁弁51〜54を同一に制御する。同一動作モードは、骨盤全体を一体的に動作させることができる。このため、例えば、一体駆動部40と組み合わせて動作させることにより、一体駆動部40による骨盤全体の動作を大きくすることができる。このため、右側坐骨支持部23および左側坐骨支持部33を各別に動作させるモードのみを有する構成と比較して、骨盤に多様な運動を与えることができる。
・第1実施形態の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23が、右前エアーバッグ23Aおよび右後エアーバッグ23Bを有し、左側坐骨支持部33が、左前エアーバッグ33Aおよび左後エアーバッグ33Bを有する。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23が、1つの右側坐骨エアーバッグにより構成され、左側坐骨支持部33が、1つの左側坐骨エアーバッグにより構成されている。この変形例の骨盤運動装置1は、少なくとも骨盤回転モードを実行することができる。
図15に示される上記変形例の一例としての骨盤運動装置1は、右側支持部320および左側支持部330がクッション形状に形成されている。右側支持部320および左側支持部30は、ターンテーブル41の上面に取り付けられている。
右側支持部320は、右側の坐骨を支持するための右側坐骨支持部323および骨盤の右側を右方から支持するための右側骨盤支持部321を有する。右側坐骨支持部323の内部には、1つの右側坐骨エアーバッグ323Aが配置されている。右側骨盤支持部321の内部には、1つの右側骨盤エアーバッグ321Aが配置されている。
左側支持部330は、右側の坐骨を支持するための左側坐骨支持部333および骨盤の左側を左方から支持するための左側骨盤支持部331を有する。左側坐骨支持部333の内部には、1つの左側坐骨エアーバッグ333Aが配置されている。左側骨盤支持部331の内部には、1つの左側骨盤エアーバッグ331Aが配置されている。
右側支持部320および左側支持部330の側方には、本体310が配置されている。本体310は、駆動部50、制御部60、右共通エアーバッグ42、および左共通エアーバッグ43が配置されている。
なお、この変形例においては、右側坐骨エアーバッグおよび右側骨盤エアーバッグは、共通の右側電磁弁により動作させ、左側坐骨エアーバッグおよび左側骨盤エアーバッグは、共通の左側電磁弁により動作させることが好ましい。
・第1実施形態の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部23、左側坐骨支持部33、および一体駆動部40が1つのエアーポンプ57により動作する。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、複数のエアーポンプを有し、右側坐骨支持部23、左側坐骨支持部33、および一体駆動部40が各別のエアーポンプにより動作する。
・第1実施形態の骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31がエアーバッグ21A,21B,31A,31Bにより動作する。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、エアーバッグ21A,21B,31A,31Bに代えてまたは加えて、骨盤支持部21,31を坐骨支持部23,33と一体的に動作させるモーターおよび高さ方向の移動機構を有する。
・第1実施形態の骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31のエアーバッグ21A,31Aが、坐骨支持部23,33のエアーバッグ23A,33Aと連通している。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31のエアーバッグ21A,31Aが、坐骨支持部23,33のエアーバッグ23A,33Aと連通していない。この変形例の骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31のエアーバッグ21A,31Aのエアーの給排態様を変更する電磁弁を備えている。なお、この変形例のエアーバッグ21Aのエアーの給排態様を変更する電磁弁は、第1電磁弁51の動作と同期する。また、エアーバッグ31Aのエアーの給排態様を変更する電磁弁は、第3電磁弁53の動作と同期する。
・第1実施形態の骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31のエアーバッグ21B,31Bおよび腰椎支持部22,32のエアーバッグ22A,32Aが、坐骨支持部23,33のエアーバッグ23B,33Bと連通している。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31のエアーバッグ21B,31Bおよび腰椎支持部22,32のエアーバッグ22A,32Aが、坐骨支持部23,33のエアーバッグ23B,33Bと連通していない。この変形例の骨盤運動装置1は、骨盤支持部21,31のエアーバッグ21B,31Bのエアーの給排態様を変更する電磁弁、および腰椎支持部22,32のエアーバッグ22A,32Aの給排態様を変更する電磁弁を備えている。なお、この変形例のエアーバッグ21Bのエアーの給排態様を変更する電磁弁は、第2電磁弁52の動作と同期する。また、エアーバッグ31Bのエアーの給排態様を変更する電磁弁は、第4電磁弁54の動作と同期する。
・第1実施形態の骨盤支持部21,31は、支持部21C,31Cがエアーバッグ21A,21B,31A,31Bを介してターンテーブル41に取り付けられている。ただし、骨盤支持部21,31の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤支持部21,31は、エアーバッグ21A,21B,31A,31Bを省略している。この変形例の骨盤支持部21,31は、支持部21C,31Cが直接的にターンテーブル41に取り付けられている。
・第1実施形態の腰椎支持部22,32は、支持部22B,32Bがエアーバッグ22A,32Aを介してターンテーブル41に取り付けられている。ただし、腰椎支持部22,32の構成はこれに限られない。例えば、変形例の腰椎支持部22,32は、エアーバッグ22A,32Aを省略している。この変形例の腰椎支持部22,32は、支持部22B,32Bが直接的にターンテーブル41に取り付けられている。
・第2実施形態の骨盤運動装置1を以下の(A)〜(D)ように変更することもできる。なお、第2実施形態、および(A)〜(D)のうちの2つ以上の構成を組み合わせることもできる。
(A)図16に示される骨盤運動装置1は、右側駆動部が右側坐骨支持部123を水平面上で回転させ、左側駆動部が左側坐骨支持部133を水平面上で回転させる。この変形例の右側駆動部は、例えば、右側坐骨支持部123の下面に固定され、かつターンテーブル41に対して回転可能に取り付けられる回転軸として構成されている。この変形例の左側駆動部は、左側坐骨支持部133の下面に固定され、かつターンテーブル41に対して回転可能に取り付けられる回転軸として構成されている。この変形例の右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、互いに反対の方向に回転する。この変形例の骨盤運動装置1は、骨盤を開く、または閉じる動作を効果的に骨盤に作用させることができる。
図17に示される骨盤運動装置1は、図16に示される変形例の骨盤運動装置1のターンテーブル41が第2回転方向RBに回転したときを示している。この変形例の骨盤運動装置1は、骨盤が開いた状態を維持したまま、骨盤全体を第1回転方向RAおよび第2回転方向RBに回転させることができる。
(B)図18に示される骨盤運動装置1は、右側駆動部が右側坐骨支持部123を右側坐骨支持部123の長手方向に水平移動させ、左側駆動部が左側坐骨支持部133を左側坐骨支持部133の長手方向に水平移動させる。この変形例の右側駆動部は、例えば、右側坐骨支持部123の下面に取り付けられた歯車と、ターンテーブル41に取り付けられたレールにより構成されている。この変形例の左側駆動部は、左側坐骨支持部133の下面に取り付けられた歯車と、ターンテーブル41に取り付けられたレールにより構成されている。この変形例の右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133の歯車は、互いに反対の方向に回転する。このため、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、長手方向において互いに反対の方向に移動する。なお、右側坐骨支持部123の長手方向および左側坐骨支持部133の長手方向は、角度をなすようにしてもよいし、互いに平行になるようにしてもよい。
(C)図19に示される骨盤運動装置1は、右側駆動部が右側坐骨支持部123を幅方向Xに水平移動させ、左側駆動部が左側坐骨支持部133を幅方向Xに水平移動させる。この変形例の右側駆動部は、例えば、右側坐骨支持部123の下面に取り付けられた歯車と、ターンテーブル41に取り付けられたレールにより構成されている。この変形例の左側駆動部は、左側坐骨支持部133の下面に取り付けられた歯車と、ターンテーブル41に取り付けられたレールにより構成されている。この変形例の右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133の歯車は、互いに異なる方向に回転する。このため、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、幅方向Xにおいて互いに異なる方向に移動する。なお、右側坐骨支持部123の長手方向および左側坐骨支持部133の長手方向は、角度をなすようにしてもよいし、互いに平行になるようにしてもよい。また、右側駆動部が右側坐骨支持部123を幅方向Xに対して傾斜する方向に水平移動させ、左側駆動部が左側坐骨支持部133を幅方向Xに対して傾斜する方向に水平移動させることもできる。
(D)図20に示される骨盤運動装置1は、右側駆動部が右側坐骨支持部123を側面視において8の字状に移動させ、左側駆動部が左側坐骨支持部133を側面視において8の字状に移動させる。この変形例の右側駆動部は、上記変形例(C)の長手方向の水平移動機構に加えて右側坐骨支持部123を上方YAおよび下方YBに移動させるウォームギアを有する。この変形例の左側駆動部は、上記変形例(C)の長手方向の水平移動機構に加えて右側坐骨支持部123を上方および下方YBに移動させるウォームギアを有する。
この変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133が、図20(a)〜図20(d)に示されるように、側面視において8字形状に動作する。
具体的には、まず、図20(a)に示されるように、右側坐骨支持部123が下方YBに移動しかつ左側坐骨支持部133が上方YAに移動する。次に、図20(b)に示されるように、右側坐骨支持部123が前方ZAかつ上方YAに移動し、左側坐骨支持部133が後方ZBかつ下方YBに移動する。次に、図20(c)に示されるように、右側坐骨支持部123が後方ZBに移動しかつ左側坐骨支持部133が前方ZAに移動する。次に、図20(d)に示されるように、右側坐骨支持部123が上方YAに移動しかつ左側坐骨支持部133が下方YBに移動する。以降、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133は、反対の動作を行いながら、図20(e)に示される側面視において8字状の軌道に沿って移動する。
この変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133が8字状の動作を含む。このため、一方向への動作よりも右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133の動作にともなって腰回りが動きやすい。このため、使用者の腰回りがよく動かされる。このため、使用者の腰回りを効果的に刺激することができる。また、使用者の腰回りが鍛えられる。
・第2実施形態の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123、左側坐骨支持部133、および一体駆動部140が1つのモーター153により動作する。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、複数のモーターを有し、右側坐骨支持部123、左側坐骨支持部133、および一体駆動部140が各別のモーターにより動作する。この変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123のモーターをターンテーブル41上に配置し、モーターと右側坐骨支持部123とを、ロッドエンドにより接続することもできる。また、左側坐骨支持部133のモーターをターンテーブル41上に配置し、モーターと左側坐骨支持部133とを、ロッドエンドにより接続することもできる。また、この変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133を左右非対称に動作させることもできる。また、この変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133を交互に動作させることもできる。また、この変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133の一方のみを動作させ、他方を静止した状態に維持することもできる。
・第2実施形態の骨盤運動装置1は、駆動源としてモーター153を採用したが、駆動源としてエアーバッグ、およびソレノイド等を採用することもできる。この場合、駆動源の直線運動が、ターンテーブル41を回転させる。
・第2実施形態の骨盤運動装置1は、ロッドエンド151,152により坐骨支持部123,133をターンテーブル41に揺動可能に取り付けている。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。要するに、坐骨支持部123,133がターンテーブル41に対して揺動可能に取り付けられる構成であれはいずれの構成を採用することもできる。例えば、坐骨支持部123,133の下方YB側の面およびターンテーブル41の上方YA側の面の一方に、ならい突起を形成し、坐骨支持部123,133の下方YB側の面およびターンテーブル41の上方YA側の面の他方に傾斜面を有するガイドを形成する。ならい突起は、ガイドの傾斜面に沿って相対的に移動する。このため、坐骨支持部123,133は、ターンテーブル41に対して揺動する。
・第2実施形態の駆動部150は、右側ロッドエンド151および左側ロッドエンド152により駆動する。ただし、駆動部150の構成はこれに限られない。例えば、図21に示される変形例の駆動部150は、右側エアーバッグ154および左側エアーバッグ155により駆動する。図21(a)に示されるように、右側坐骨支持部123は、右側エアーバッグ154の上方YAに配置されている。左側坐骨支持部133は、左側エアーバッグ155の上方YAに配置されている。
右側坐骨支持部123は、右側坐骨支持部123の左方XBにおいて回転軸156を介してターンテーブル41に取り付けられている。このため、図21(b)に示されるように、右側エアーバッグ154が膨張するとき、右側坐骨支持部123は、回転軸156を中心に傾斜し、右端部が左端部よりも上方YAに移動する。
左側坐骨支持部133は、左側坐骨支持部133の右方XAにおいて回転軸156を介してターンテーブル41に取り付けられている。このため、左側エアーバッグ155が膨張するとき、左側坐骨支持部133は、回転軸156を中心に傾斜し、左端部が右端部よりも上方YAに移動する。
・図21に示される変形例の骨盤運動装置1を図22に示すように変更することもできる。すなわち、図22(a)に示されるように、変形例の骨盤運動装置1は、右側坐骨支持部123は、右側坐骨支持部123の、前方ZAにおいて回転軸156を介してターンテーブル41に取り付けられている。このため、図22(b)に示されるように、右側エアーバッグ154が膨張するとき、右側坐骨支持部123は、回転軸156を中心に傾斜し、後端部が前端部よりも上方YAに移動する。
左側坐骨支持部133は、左側坐骨支持部133の前方ZAにおいて回転軸156を介してターンテーブル41に取り付けられている。このため、左側エアーバッグ155が膨張するとき、左側坐骨支持部133は、回転軸156を中心に傾斜し、後端部が前端部よりも上方YAに移動する。
・各実施形態の骨盤運動装置1は、本体10の上方YA側の面の突起が、ターンテーブル41の下方YB側の面のスライド溝に挿入される。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、図23に示される変形例の一体駆動部400は、ターンテーブル410の上板411が回転する。ターンテーブル410は、上板411、中板412、下板413、軸部414、および針ころ415を有する。軸部414は、上板411、中板412、および下板413の中央に形成される貫通孔に挿入される。針ころ415は、中板412に放射状に形成される貫通溝412Aに配置される。中板412の厚みよりも針ころ415の直径が大きく作成されている。このため、針ころ415は、上板411と下板413との回動をスムーズにするベアリングとして機能する。接続部45は、上板411の外周に接続されている。このため、接続部45が右方XAおよび左方XBに移動するとき、上板411は、針ころ415の上を回転する。
・図23に示される変形例において、接続部45は上板411の外周のどの位置に配置することもできる。このため、骨盤運動装置1の外観デザインや使い勝手等を考慮して適宜変更することができる。
・上記各実施形態の骨盤運動装置1に以下の構成を追加することもできる。すなわち、図24に示される変形例の骨盤運動装置1は、大腿支持部160を有する。大腿支持部160は、本体10の上方YA側かつ、ターンテーブル41よりも前方ZAに位置している。大腿支持部160は、基部161および揺動部162を有する。基部161は、本体10に固定されている。揺動部162は、下方YB側の端部が、球形状を有する。揺動部162は、球形状の端部が基部161の上方YA側の面に取り付けられている。このため、揺動部162は、基部161に対して球形状の先端を基点に揺動部162の上方YA側の面が傾斜することができる。揺動部162の上方YA側の面は、大腿を支持する。
右側坐骨支持部23,123、左側坐骨支持部33,133、および一体駆動部40,140の動作により骨盤が動くとき、大腿も移動する。このとき、足が床面Fに設置していると、足と床面Fとの摩擦が大腿の移動を抑制する。このため、骨盤の動作が抑制されるおそれがある。図24に示される変形例の骨盤運動装置1は、揺動部162が大腿を揺動可能に支持するため、足と床面Fとの摩擦により大腿および骨盤の動作が抑制されることを低減できる。
なお、大腿支持部160は、図24で例示した構成に限られない。例えば、揺動部162が幅方向Xまたは奥行方向に移動可能なスライダー機構としての大腿支持部160を採用することもできる。この場合、スライダー機構により、大腿は幅方向Xまたは奥行方向Zに移動することができる。さらに、揺動部162が幅方向Xおよび奥行方向に移動可能な平面移動機構としての大腿支持部160を採用することもできる。例えば、基部161に穴を形成し、揺動部162と基部161との間に球を配置する。この場合、球が穴の内部を移動することにより、大腿は幅方向Xおよび奥行方向Zに移動することができる。
・上記各実施形態の骨盤運動装置1は、使用者が座った状態で使用する。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、図25に示される変形例の骨盤運動装置1は、使用者が仰臥状態で使用する。この変形例の骨盤運動装置1は、本体10の高さ方向Yの大きさを小さくしている。また、腰椎支持部22,122,32,132は、高さ方向Yに対して傾斜している。
図25に示される変形例において、図26(a)〜(d)を参照して、骨盤回転モードが選択されているときの骨盤運動装置1の動作と骨盤の関係について説明する。
図26(a)および図26(c)に示されるように、骨盤運動装置1が基準状態かつ基準回転状態にあるとき、右側の坐骨および左側の坐骨は左右対称かつ、骨盤が前方ZAを向いた状態が保持されている。
図26(b)に示されるように、骨盤運動装置1が右高状態かつ右回転状態にあるとき、右側の坐骨に上方YA(使用者の前方)に向かう力、および骨盤に第2回転方向RBに回転する力が作用している。このとき、右側の坐骨が左側の坐骨よりも高い位置(使用者の前方側)かつ左半身側に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節、および骨盤と腰椎とを接続する関節に応力が生じる。
図26(d)に示されるように、骨盤運動装置1が左高状態かつ左回転状態にあるとき、左側の坐骨に上方YA(使用者の前方)に向かう力、および骨盤に第1回転方向RAに回転する力が作用している。このとき、左側の坐骨が右側の坐骨よりも高い位置(使用者の前方側)かつ右半身側に移動する。このため、右側の骨盤と左側の骨盤とを接続する関節、および骨盤と腰椎とを接続する関節に応力が生じる。
なお、仰臥状態においては、使用者の腹筋および背筋が脱力しやすい。このため、腰回りのストレッチを好適に行うことができる。また、仰臥状態で使用する骨盤運動装置1は、座位状態で使用する骨盤運動装置1よりも駆動部50の動作速度を遅くすることが好ましい。これにより、筋神経系の脱力を促進させやすくなるため、ストレッチ効果の向上に貢献できる。
・各実施形態の支持部22B,32Bに以下の構成を追加することもできる。すなわち、図25に示されるように、支持部22B,32Bに、温熱付加部200を取り付ける。温熱付加部200は、腰椎付近に温熱を付与する。このため、使用者の腰椎付近を温め、使用者をリラックスさせることができる。
・各実施形態の腰椎支持部22,122,32,132に以下の構成を追加することもできる。すなわち、変形例の腰椎支持部22,122,32,132は、支持部22B,32Bの角度を調整できる腰椎角度調整部を有する。この変形例の骨盤運動装置1は、腰椎角度調整部により、腰椎支持部22,122,32,132が腰椎に近づく方向、および腰椎から離れる方向に移動することができる。このため、使用者の体型に合わせて支持部22B,32Bの位置を適切に変更することができる。
・各実施形態の腰椎支持部22,122,32,132に以下の構成を追加することもできる。すなわち、変形例の腰椎支持部22,122,32,132は、上方YAおよび下方YBに移動させる高さ位置調整部を有する。
・各実施形態の骨盤支持部21,121,31,131に、以下の構成を追加することもできる。すなわち、図27に示される骨盤運動装置1は、右側調整部170および左側調整部180を有する。右側調整部170は、右側坐骨支持部123と右側骨盤支持部121とを、回転可能に取り付ける。左側調整部180は、左側坐骨支持部133と左側骨盤支持部131とを、回転可能に取り付ける。この変形例の骨盤運動装置1は、右側調整部170および180により、右側骨盤支持部121および左側骨盤支持部131が骨盤に近づく方向、および骨盤から離れる方向に移動することができる。このため、使用者の体型に合わせて右側骨盤支持部121および左側骨盤支持部131の位置を適切に変更することができる。
なお、右側調整部170および左側調整部180を支持部22B,32Bに取り付けられるエアーバッグにより構成することもできる。支持部22B,32Bは、エアーバッグの膨張および収縮により、骨盤と対抗する側の面が、骨盤に近づく方向および骨盤から離れる方向に移動する。なお、この変形例において、エアーバッグの膨張および収縮を繰り返すことにより、骨盤に対してマッサージを行う構成を追加することもできる。また、エアーバッグの膨張および収縮を、右側坐骨支持部23,123、左側坐骨支持部33,133、および一体駆動部40,140の動作と組み合わせることもできる。
・図27に示される変形例の骨盤運動装置1において、ベルト190を追加することもできる。ベルト190は、右側骨盤支持部121および左側骨盤支持部131の外周に取り付けられる。使用者が骨盤運動装置1に座った状態においてベルト190を締めることにより、右側骨盤支持部121および左側骨盤支持部131の位置がずれることを抑制できる。
・図27に示される変形例の骨盤運動装置1において、右側調整部170および左側調整部180を、制御部60により制御することもできる。この場合、右側骨盤支持部121および左側骨盤支持部131に荷重センサを取り付け、荷重センサの出力に基づいて右側調整部170および左側調整部180を動作させることができる。また、操作部70の出力に基づいて右側調整部170および左側調整部180を動作させることもできる。
・各実施形態の一体駆動部40,140は、回転方向Rに回転するターンテーブル41を有する。ただし、一体駆動部40,140の構成は、これに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置は、右側坐骨支持部23,123および左側坐骨支持部33,133の高さ方向Yの移動を連動する連結機構341を備えた一体駆動部340を有する。図28に示される一体駆動部340は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133を下方YBにおいて連結している。一体駆動部340は、右側坐骨支持部123および左側坐骨支持部133を高さ方向Yにおいて一体的に動作させる。具体的には、一体駆動部340は、制御部60からの信号により右側坐骨支持部123を上方YAに移動させるとき、左側坐骨支持部133を下方YBに移動させる。一体駆動部340は、制御部60からの信号により右側坐骨支持部123を下方YBに移動させるとき、左側坐骨支持部133を上方YAに移動させる。
・各実施形態の坐骨支持部23,123,33,133に以下の構成を追加することもできる。すなわち、変形例の右側坐骨支持部23,123は、右側移動規制部123Aを有し、左側坐骨支持部33,133は、左側移動規制部133Aを有する。例えば、図28に示される右側移動規制部123Aは、右側坐骨支持部23,123の右端部において、右側坐骨支持部123から上方YAに突出した形状を有する。左側移動規制部133Aは、左側坐骨支持部133の左端部において、左側坐骨支持部133から上方YAに突出した形状を有する。右側移動規制部123Aおよび左側移動規制部133Aは、坐骨の幅方向Xの移動を規制する。このため、使用者の臀部が坐骨支持部23,123,33,133からずれることを抑制することができる。
・各実施形態の坐骨支持部23,123,33,133に以下の構成を追加することもできる。すなわち、坐骨支持部23,123,33,133の下方YBかつ前方ZA側の部分に、座面角度調整部を取り付ける。座面角度調整部は、エアーバッグにより形成することができる。坐骨支持部23,123,33,133は、座面角度調整部により、前方ZAを後方ZBよりも上方YAに傾斜させることができる。使用者が坐骨支持部23,123,33,133の前方ZAに座る等して、骨盤が高さ方向に対して傾いているとき、使用者が過度に前傾姿勢となることがある。変形例の坐骨支持部23,123,33,133は、座面角度調整部を有するため、使用者の前傾姿勢を適切にすることができる。なお、座面角度調整部は、エアーバッグに代えて、ヒンジ機構、別体のくさび部材、または別体の脚部材に変更することができる。
・各実施形態の骨盤支持部21,31は、腸骨稜に接触する位置に配置されている。ただし、骨盤支持部21,31の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤支持部21,31は、臀部に接触する位置に配置されている。要するに、臀部の滑りにより骨盤の移動を規制できる。
・各実施形態の骨盤運動装置1は、腰椎支持部22,122,32,132を有する。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、腰椎支持部22,122,32,132を省略している。
・各実施形態の骨盤運動装置1は、一体駆動部40,140を有する。ただし、骨盤運動装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例の骨盤運動装置1は、一体駆動部40,140を省略している。
(実施形態の記載に基づく付記事項)
上記実施形態に記載の事項を上位概念化した事項を以下に記載する。
(付記1)前記右側坐骨支持部の動作と、前記左側坐骨支持部の動作と、前記一体駆動部の動作とは、互いに同一の単位周期を有する骨盤運動装置。
1…骨盤運動装置、21,121…右側骨盤支持部、22,122…右側腰椎支持部、23,123…右側坐骨支持部、31,131…左側骨盤支持部、32,132…左側腰椎支持部、33,133…左側坐骨支持部、40,140,340…一体駆動部、50…駆動部(右側駆動部、左側駆動部)、60…制御部。

Claims (10)

  1. 右側の坐骨を支持する右側坐骨支持部と、
    左側の坐骨を支持する左側坐骨支持部と、
    前記右側坐骨支持部を動作させる右側駆動部と、
    前記左側坐骨支持部を前記右側坐骨支持部と各別に動作させる左側駆動部と、
    前記右側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記右側坐骨支持部と一体的に動作し、骨盤を支持する右側骨盤支持部と、
    前記左側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記左側坐骨支持部と一体的に動作し、骨盤を支持する左側骨盤支持部と、
    前記右側駆動部および前記左側駆動部を制御する制御部と
    を備える骨盤運動装置。
  2. 前記骨盤運動装置は、右側調整部および左側調整部を有し、
    前記右側調整部は、骨盤に近づく方向および前記左側骨盤支持部から離れる方向に移動し、
    前記左側調整部は、骨盤に近づく方向および前記右側骨盤支持部から離れる方向に移動する
    請求項1に記載の骨盤運動装置。
  3. 前記制御部は、前記右側調整部および前記左側調整部を移動させる
    請求項2に記載の骨盤運動装置。
  4. 前記制御部は、前記右側坐骨支持部の動作と、前記左側坐骨支持部の動作と、前記右側調整部の動作と、前記左側調整部の動作とを組み合わせた制御を実行する
    請求項3に記載の骨盤運動装置。
  5. 前記骨盤運動装置は、右側腰椎支持部および左側腰椎支持部を有し、
    前記右側腰椎支持部は、前記右側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記右側坐骨支持部と一体的に動作し、腰椎を支持し、
    前記左側腰椎支持部は、前記左側坐骨支持部よりも上方に位置し、前記左側坐骨支持部と一体的に動作し、腰椎を支持する
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の骨盤運動装置。
  6. 前記骨盤運動装置は、一体駆動部を有し、
    前記一体駆動部は、前記右側坐骨支持部と前記左側坐骨支持部とを一体的に動作させる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の骨盤運動装置。
  7. 前記制御部は、前記右側坐骨支持部の動作と、前記左側坐骨支持部の動作と、前記一体駆動部の動作とを組み合わせた制御を実行する
    請求項6に記載の骨盤運動装置。
  8. 前記骨盤運動装置は、前記右側坐骨支持部が前方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が後方に傾斜し、前記右側坐骨支持部が後方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が前方に傾斜する
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の骨盤運動装置。
  9. 前記骨盤運動装置は、前記右側坐骨支持部が右方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が左方に傾斜し、前記右側坐骨支持部が左方に傾斜するとき前記左側坐骨支持部が右方に傾斜する
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の骨盤運動装置。
  10. 前記右側坐骨支持部および前記左側坐骨支持部は、前記右側坐骨支持部の右方かつ前方の端部と前記左側坐骨支持部の左方かつ前方の端部とが互いに離れる方向および互いに近づく方向への移動を繰り返す
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の骨盤運動装置。
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