JP4915645B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、人体に対して関節や筋肉などのほぐし動作を行うことによって、関節可動域を改善したりリラックス状態へ導いたりできるマッサージ機に関する。
従来から、もみ玉(施療子)のもみ運動により上半身をマッサージして肩こりを軽減するだけでなく、腕や脚をエアバッグによってマッサージする機能を備えたマッサージ機が知られている。また、最近では、ストレッチング機能を備えたマッサージ機が提案されている。例えば、背もたれ部に設置した楕円球形や円柱形のエアバッグを膨張収縮させて、椅子に座った状態の身体のバランスを大きく崩すことのないように背中を押してストレッチング運動をさせるストレッチングチェアが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、マッサージ機の背もたれ部に、伸縮する肩掛けベルトを配置し、この肩掛けベルトによって被施療者の肩を後ろに牽引することにより肩の筋肉を弛緩させ、背骨を延ばした状態で施療子によるマッサージを行い、マッサージ効果を高めようとするマッサージ機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−118308号公報 特開2001−129043号公報
しかしながら、上述したような従来提案されているマッサージ機においては、以下のような問題がある。すなわち、ストレッチングの主な目的は、関節をとりまく筋肉や軟部組織の柔軟性を獲得したり、関節可動域を増大させて正常な関節可動域を獲得したりすることにある。このような筋肉のほぐしや関節可動域の改善などを目的とした運動の実施に際して、幾つかの留意すべき点がある。なかでもストレッチングを実施する際には患者を楽な姿勢とし、安定した肢位を取らせ、できるだけリラックスさせた状態でストレッチングの施療を行うことが重要である(理学療法の分野では、心身をリラックスさせる目的で種々のリラクゼーション法や温熱療法が併用されることもある)。局所あるいは全身的な筋肉の緊張をほぐすために、まず精神的な緊張から解放することが、ストレッチングの効果をあげるだけでなく、予期せぬ怪我の防止といった観点からも非常に重要である。
上述の特許文献1に示されるようなストレッチングチェアは、ストレッチング効果を上げようとすると、バランスを崩すような背中を大きく押す動作が必要であり、装置の施療動作に対して身構えるような緊張感が要求される。また、上述の特許文献2に示されるようなマッサージ機は、肩をベルトで牽引するので、束縛感を与えることになり、やはり身構えることになる。従って、これらの装置は、局所的又は全身的な筋緊張状態にある被施療者を、まず精神的に解放させ、「脱力させて筋肉のほぐし動作を行う」ということができず、ほぐし動作の効果を有効に発揮することができないという問題がある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、ほぐし動作の対象部位を緊張状態から解放させて脱力した状態にでき、かつ、効果的なほぐし動作を実現できるマッサージ機を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、座部を備え、前記座部に座っている人体に対してマッサージ動作を行うマッサージ機において、人体の施療対象部位の関節又は筋肉の緊張をほぐすために、施療対象部位に他動的揺動運動を付与する揺動部と、前記揺動部に揺動運動を発生させる揺動発生部と、前記揺動部によるほぐし動作の開始に先立ち、ほぐし動作の対象部位が脱力する状態に被施療者の姿勢を保持する姿勢保持手段と、を備え、前記揺動発生部は、揺動の振幅変更用のモータ及び揺動の駆動源となるモータを備え、これらのモータにより、前記揺動部の揺動振幅を変更すると共に揺動周波数を時間経過につれて変化させ、前記揺動部は、前記座部の上面後部に該座部とは独立に設けられ、被施療者の腰部に上下方向の揺動、左右方向の揺動、前後方向の揺動、腰部中心を回転軸とする揺動、および回旋的な揺動のいずれか複数の揺動を含む3次元的な他動的揺動運動を付与するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のマッサージ機において、前記揺動部は複数備えられ、手首関節部分が脱力するように手首関節を除く前腕部分を保持するアームレストを備え、前記アームレストが被施療者の手首のほぐし動作を行う揺動部を構成するものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のマッサージ機において、前記揺動部は複数備えられ、水平面内で回転揺動運動を行うアームレストを備え、前記アームレストが該アームレストに載せた腕につながる肘及び肩のほぐし動作を行う揺動部を構成するものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のマッサージ機において、前記揺動部は複数備えられ、マッサージ機は足載せ台を備えた椅子型であって、前記足載せ台が足部のほぐし動作を行う揺動部を構成するものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のマッサージ機において、前記揺動部と姿勢保持手段とが兼用のものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のマッサージ機において、前記揺動部の位置が可変のものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のマッサージ機において、前記揺動部の位置を時間経過につれて徐々に上昇するものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のマッサージ機において、前記揺動部の揺動振幅を時間経過につれて徐々に増大するものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のマッサージ機において、前記揺動部の揺動運動によるほぐし動作以外の通常のもみ運動を行う機能を備え、このもみ運動による動作が終了した後に前記ほぐし動作を開始するものである。
請求項1の発明によれば、被施療者の姿勢を保持し、ほぐし動作の対象部位が脱力する状態にする姿勢保持手段を備えるので、ほぐし動作の対象部位を緊張状態から解放させて脱力した状態にでき、従って、被施療者を精神的にリラックスさせて効果的なほぐし動作を実現できる。また、対象部位に他動的揺動運動を付与してほぐし動作を行うので、従来の空気袋の膨張収縮の動きを用いて行うストレッチングや筋肉の緊張緩和と比べて、効果的なほぐし動作を実現できる。また、揺動運動によるほぐし動作は、体のバランスを損なうことのないリラックスした状態で行うことができ、筋緊張状態で施療を行う場合に比べ、より効果的に関節の可動域を広げたり、柔軟性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、手首関節のほぐし効果が得られる。
請求項3の発明によれば、肘及び肩関節のほぐし効果が得られる。
請求項4の発明によれば、足部のほぐし効果が得られる。
請求項の発明によれば、安価で簡便なマッサージ機を提供できる。
請求項の発明によれば、体格の違う被施療者や所望の施療部位が変化する被施療者などに対して、柔軟に対応してほぐし動作を行うことができる。
請求項の発明によれば、例えば、腕の筋肉のほぐしを行う場合に、腕を持ち上げることによって、治療効果の進展に伴う治療部位の変化や、ほぐし動作の強度の変化に対応できる。
請求項の発明によれば、揺動振幅を増すことによりほぐし動作の強度を増すことができるので、例えば、治療効果の進展に伴って揺動振幅を徐々に増大すれば、安心感のある効果的なほぐし治療を実現できる。
請求項の発明によれば、例えば、通常のもみ玉のもみ運動による肩や背中のマッサージを行うことで心身をリラックス状態に誘導した後にほぐし動作を実行することにより、更に、ほぐし動作の効果を高めることができ、被施療者にとって無理のない自然で効果的な施療を実現できる。なお、もみ玉のもみ運動には、たたき動作や背筋伸ばし動作などのマッサージ動作を含むことができる。
以下、本発明のマッサージ機について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)(b)は本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機1を示し、図2はマッサージ機1の揺動発生部3を示し、図3(a)〜(c)は揺動発生部3の可動アーム31の動きを示し、図4はマッサージ機1によるほぐし動作の様子を示し、図5(a)〜(d)はほぐし動作による腰部の動きを示す。マッサージ機1は、人体の施療対象部位の関節及び/又は筋肉の緊張をほぐすために、施療対象部位に他動的揺動運動を付与する揺動部2と、揺動部2に揺動運動を発生させる揺動発生部3と、揺動部2によるほぐし動作の開始に先立ち、ほぐし動作の対象部位が脱力する状態に被施療者の姿勢を保持する姿勢保持手段と、を備えている。以下、マッサージ機1の各構成と動作を詳述する。
マッサージ機1は、図1(a)(b)に示すように、足載せ台を備えた椅子型をしており、床面に対する固定台となる基台10と、背もたれ部11と、座部12と、下腿部のマッサージを行うためのエアバッグを備えた足載せ台13と、アームレスト14と、背もたれ部に設けたヘッドレスト15と、を備えている。背もたれ部11には、被施療者の上半身マッサージを行うための、例えば、もみ玉によりもみ運動を行う周知のマッサージ機構(不図示)が搭載されている。なお、以下において、もみ玉によるもみ運動には、たたき動作、背筋伸ばし動作、挟み動作、さすり動作などのもみ玉によって可能な動作を含むことができる。
また、マッサージ機1は、背もたれ部11、座部12、及び足載せ台13は、それぞれが床面とのなす角度を自在に可変できる周知のリクライニング機構(不図示)を備えている。マッサージ機1は、ほぐし動作の対象とする関節及び/又は筋肉の部位に応じて最大のほぐし効果を提供するため、このリクライニング機構により、被施療者の姿勢を最適な状態に保持することができる。すなわち、リクライニング機構が、ほぐし動作の対象部位が脱力する状態に被施療者の姿勢を保持する姿勢保持手段と成っている。
上述の揺動部2は、座部12の上面後部(背もたれ部11側)に設けられており、被施療者の腰部に他動的揺動運動を付与する。また、揺動部2を揺動さす上述の揺動発生部3は、座部12の下部の基台10の内部に設けられている。また、基台10の内部には、この揺動発生部3及び背もたれ部11に搭載したマッサージ機構を制御する制御部4が配置されている。揺動部2は、座部12とは独立に配設されており、基台10内の揺動発生部3によって上下方向、左右方向、前後方向、及びこれらを組合せた方向に、3次元的な揺動を与えることが可能になっている。
なお、揺動部2と座部12は、揺動部2と座部12の隙間に手指や衣服などを挟みこんでしまうことがないように、例えば、伸縮性に富んだ布や合皮などから成るカバーによって覆っておくことが好ましい。また、揺動によって被施療者の座位置がずれるのを防止するために、揺動部2を座部12の上面よりも凹状に配設したり、上記カバー表面に滑り止め加工を施したりすることが望ましい。
上述の揺動発生部3は、図2に示すように、下から順に3層構造に水平に配置したベース板30、可動アーム31、揺動ベース32を備えており、これらは、以下に述べるように、互いにリンクしており、水平面内で揺動して互いに相対運動する。ベース30には揺動の駆動源となるモータM1と、揺動の振幅変更用のモータM2とが固定されている。モータM1の出力軸には偏心カム35装着され、偏心カム35は可動アーム31の長孔31a(図3(a)参照)の一端側に嵌合している。偏心カム35に嵌合した可動アーム31は、モータM1の回転によって、モータM1の出力軸に垂直な面内で首振り運動(揺動運動)をする。
モータM2の出力軸には、水平方向のねじ軸33が装着され、ねじ軸33には支点ピン34の下部のナット34aが螺合している。この支点ピン34は、ベース30の長孔30a、及び可動アーム31の長孔31aに嵌合している。支点ピン34は、モータM2の回転に伴うねじ軸33の回転によって、矢印aで示すように、長孔30a,31aの中をねじ軸33に沿って移動する。揺動ベース32と可動アーム31とは、可動アーム31の長孔31aの他端側の近傍に設けた連結ピン36によって、互いに連結ピン36の軸回りに回転自在に連結されている。また、揺動ベース32の一辺側は、摺動ガイド機構37によって、摺動自在に固定されている。
上記構成のもとで、モータM1によって偏心カム35を回転させると、図3(a)〜(c)に示すように、可動アーム31が支点ピン34を回転中心として揺動する。振幅変更用のモータM2を駆動して長孔30a,31a内の支点ピン34の位置を変更すると、可動アーム31の揺動の振幅が変更される。すなわち、支点ピン34の位置が偏心カム35寄りの位置にあるときには、可動アーム31他端の揺れ幅Sが大きくなり、支点ピン34が偏心カム35から離れたときには、可動アーム31他端の揺れ幅Sが小さくなる。
従って、揺動ベース32は、可動アーム31の他端に連結ピン36で連結されると共に摺動ガイド機構37によって摺動方向ガイドがなされるので、モータM1の回転に伴い、支点ピン34の位置に応じた振幅(ストローク)のもとで、矢印bで示すように揺動運動を行う。そして、モータM1の回転数を可変としておくことで、揺動ベース32は、その揺動周波数が可変となる。この揺動ベース32に、座部12の上面に適合する所定形状の部材を固定することにより、上述した揺動部2を構成することができる。
なお、揺動発生部3は、上述した例では揺動部2が摺動ガイド機構37に沿った1方向の揺動運動をする機構例となっているが、これに限定されるものではない。例えば、上述した機構を3段連結することにより、互いに直交する3軸X,Y,Zの方向に揺動する揺動部2を実現できる。
上述したような揺動部2を備えたマッサージ機1は、図4に示すように、背もたれ部11を後ろに倒したリクライニング状態で、被施療者Pの腰部の関節や筋肉をほぐす施療に用いられる。なお、アームレストは図示省略している。被施療者Pが、マッサージ機1に着座し、操作部(不図示)を操作し、腰部ほぐし動作がプログラミングされた自動コースを選択して実行すると、制御部4が、マッサージ機1の各部の制御を開始する。制御部4による制御によって、背もたれ部11が背中後方に向けて傾斜し、また、足載せ台13が上方に向けて起き上がり、椅子全体がリクライニング状態となり、座部12はマッサージ機1の横方向から見て座面が後傾する状態となる。
ここで、ほぐし動作による関節や筋肉の緊張をほぐすことについて、効果的なほぐしの前提について説明する。ほぐしの主な目的は、関節をとりまく筋肉や軟部組織の柔軟性を獲得したり、関節可動域を増大させて正常な関節可動域を獲得したりすることにある。このような筋肉のほぐしや関節可動域の改善などを目的としたほぐし運動の実施に際して、被施療者を楽な姿勢とし、安定した肢位を取らせ、できるだけリラックスさせた状態で施療を行うことが重要である。つまり、局所的又は全身的な筋緊張状態にある被施療者を、まず精神的に解放させ、脱力させて筋肉のほぐし動作を行うことが、ほぐしの効果を有効に発揮する。
この点、上述のようにマッサージ機1をリクライニング状態にして被施療者の姿勢を保持することにより、被施療者の体重が、背もたれ11、座部12、及び足載せ台13に分散されることになり、ほぐし動作の対象とする腰部を、筋緊張状態から解放させることができる。つまり、本発明のマッサージ機1によると、「背もたれ11が全立した状態では、腰部及び大腿部が被施療者の体重の殆どを支えることになり、ほぐし動作の対象となる腰部が無意識的に筋緊張状態となってしまう」、という状態を回避して、効果的なほぐし施療ができる。
このように、マッサージ機1では、腰部に対してほぐし動作を行うのに適した姿勢に被施療者を保持した後に、基台10に内蔵された揺動発生部3が作動して腰部の下に位置する揺動部2が作動を開始し、揺動部2が腰部に対して局所的な揺動を付与して腰部のほぐし施療を行う。揺動の周波数は、例えば、ほぐし動作の対象とする関節や筋肉が揺動に追従できる周波数であればよい。しかしながら、4〜7Hz付近の周波数は、人体の内臓などの共振周波数とされていることから、4Hz以下の周波数、好ましくは、2Hz以下の周波数のゆっくりとした周波数が好適である。また、揺動運動の与え方は、終始一定の周波数としてもよく、時間経過に伴って周波数を変化させるようにしてもよい。
また、上記の腰部への時間的な揺動の与え方に対し、空間的な揺動の与え方として、図5(a)〜(d)に示すような種々の方法を用いることができる。これらの図は、被施療者の腰部を正面から見たときの腰部の動きについて、例をあげて示したものである。図5(a)は上下方向の揺動、図5(b)は左右方向の揺動、図5(c)は腰部中心を回転軸とする揺動、図5(d)は回旋的な揺動の例を示している。腰部のほぐしを行うために用いることができる揺動動作の種類は、以上の動作に限定されるものではなく、これらの空間的、及び時間的な複合動作を用いることができる。
(第2の実施形態)
図6は本発明の第2の実施形態に係るマッサージ機1の概要を示す。この実施形態は、手首関節をほぐし動作の対象部位とする、マッサージ機1に関する。このマッサージ機1は、第1の実施形態のマッサージ機1(図1(a))におけるアームレスト14が、揺動部2となったものであり、他の点は第1の実施形態のマッサージ機1と同様である。このアームレスト位置の揺動部2は、揺動部2の長さを、手首関節を除く前腕部分を保持する長さとしていることにより、手首関節部分が自然と脱力できるようになっている。この揺動部2は、基台10に内蔵された揺動発生部3が作動することにより、例えば、図中の矢印方向に前後に揺動する局所的な揺動運動を行う。揺動部2は、この前後の揺動運動の他に、上下の局所的な揺動運動や、これらの複合運動を行うことができる。
被施療者Pがマッサージ機1に着座し、操作部(不図示)を操作して手首関節ほぐし動作がプログラミングされた自動コースを選択して実行すると、制御部4が、マッサージ機1の各部の制御を開始する。制御部4による制御によって、揺動発生部3が作動して、揺動部2に揺動運動が発生する。この揺動運動が腕に付与されることにより、手首関節のほぐし効果が得られる。
本実施形態では、アームレスト位置の揺動部2が、被施療者Pの姿勢を保持する姿勢保持手段の役割を兼ねるものとなっている。ここにおいて、もし、揺動部2の長さが、被施療者Pの手首関節を含む前腕部分の全体を保持する長さとなっている場合には、手首関節がフリーな状態にならないので、アームレスト位置の揺動部2が揺動しても手首関節部分が揺動部2の揺動運動に追従しにくく、所望のほぐし効果が得られないことになる。そこでマッサージ機1は、被施療者Pの体格、特に、腕の長さに応じて、揺動部2の長さや、背もたれ部11と座部12に対する揺動部2の相対的な位置関係を調節できる調節機構(不図示)を備えている。
(第3の実施形態)
図7は本発明の第3の実施形態に係るマッサージ機1の概要を示す。この実施形態は、肘及び肩関節をほぐし動作の対象部位とする、マッサージ機1に関する。このマッサージ機1は、上述の第2の実施形態のマッサージ機1(図6)におけるアームレスト位置の揺動部2の高さと位置が、より上方及び前方に移動可能となったものであり、この違いの他は、第2の実施形態のマッサージ機1と同様である。揺動部2は、揺動部2に置かれた手首より先の部分で、手腕部の全体を保持するので、肘関節及び肩関節が、筋緊張状態から解放された状態になり、肘及び肩関節に、ほぐし効果が得られる。
被施療者Pがマッサージ機1に着座し、操作部(不図示)を操作し、肘肩関節ほぐし動作がプログラミングされた自動コースを選択して実行すると、アームレスト位置の揺動部2が被施療者Pの肩関節よりも高い位置まで上昇し、基台10に内蔵された揺動発生部3が作動し、揺動部2が、例えば、上下方向の局所的な揺動運動を発生する。この揺動運動が肘及び肩関節に付与されることにより、肘及び肩関節のほぐし効果が得られる。なお、揺動部2は、この上下の揺動運動の他に、前後の局所的な揺動運動や、これらの複合運動を行うことができる。
ところで、一般に、被施療者の筋緊張状態の度合いや体調、個人差などによるが、マッサージの基本的手順の一つとして、局所的に見た場合、マッサージの対象部位を末梢から体幹に向かうように移動することでマッサージ効果を高めることができるともされている。そこで、上述の第2の実施形態におけるマッサージ機1による手首関節のほぐし動作を行った後に、揺動部2の位置と高さを移動させて、第3の実施形態におけるマッサージ機1による肘及び肩関節のほぐし動作を行うようにすれば、ほぐし動作の対象部位が、末梢から体幹に向かうことになるので、より効果を高めることができる。
(第4の実施形態)
図8は本発明の第の実施形態に係るマッサージ機1の概要を示す。この実施形態は、肘及び肩関節をほぐし動作の対象部位とする、他の例のマッサージ機1に関する。このマッサージ機1は、第1の実施形態のマッサージ機1(図1(a))におけるアームレスト14が、揺動部2となったものであり、他の点は第1の実施形態のマッサージ機1と同様である。アームレスト位置の揺動部2は、基台10に内蔵された揺動発生部3が作動すると、水平面内で回転揺動運動を行う。被施療者が揺動部2に腕を載せておくことにより、腕につながる肘及び肩関節が揺動部2の揺動運動に連動して受動的な揺動運動を行い、これにより肘及び肩関節のほぐし効果が得られる。
上述の揺動部2の揺動運動は、終始一定の振幅で行うようにしてもよく、振幅を変化させてもよい。例えば、揺動運動の振幅が小さい場合には、肘及び肩関節の揺動運動も小さくなり十分なほぐし効果が得られない。そこで、最初は小さい振幅の揺動運動から初めて徐々に振幅を大きくしていくようにすれば、十分なほぐし効果が得られる上に、予期せぬ怪我を防止するといった観点からも好ましい。また、被施療者が異なれば関節の可動範囲も異なるので、揺動運動の振幅の上限を別途調整できるようにすることが好ましい。
(第5の実施形態)
図9は本発明の第5の実施形態に係るマッサージ機1の足載せ台の揺動機構を示す。この実施形態は、足部をほぐし動作の対象部位とする、マッサージ機1に関する。このマッサージ機1は、上述の各実施形態におけるマッサージ機1の足載せ台13が、揺動部2を構成したものであり、他の点はそれぞれの実施形態と同様である。そこで、以下では、図9に加えて、例えば、図6を参照する。このマッサージ機1の揺動発生部3は、基台10の内部に設けられており、ねじ軸16、ねじ軸16に螺合したナット17、ナット17を回転するモータ(不図示)、及び、ナット17と揺動部2の間にあってナット17の動きを揺動部2に伝達するリンク部材18、などから構成されている。
揺動部2は、その上端部を基台10の上前部に設けたヒンジ部19に回動自在に固定され、不図示のモータの正転逆転の動作によるナット17の前進後進の動きによって、ヒンジ部19を中心とする回動からなる揺動運動をする。なお、揺動発生部3、及び揺動部2の動きは、図9に示す機構やこれによる動きに限定されるものではなく、例えば、水平方向に揺動したり、マッサージ機1を正面に見て、足載せ台13から成る揺動部2が8の字状に揺動したりするような揺動を発生する機構のものであってもよい。
被施療者が、マッサージ機1に着座し、操作部を操作して足部ほぐし動作がプログラミングされた自動コースを実行すると、制御部4が、マッサージ機1の各部の制御を開始する。制御部4による制御によって、足載せ台13(揺動部2)が上方に向かって所定のストレッチポジションになるまで回動した後、ヒンジ部19を中心に揺動部2が所定のスピードと揺動振幅で往復回動を繰り返す。被施療者の足は、揺動部2の先端から突出した状態でほぐし動作が行われるようになっており(下記)、揺動部2の揺動運動によって、脱力状態にある足首関節にほぐし効果が得られる。本実施形態では、足載せ台13が、被施療者の姿勢を保持する姿勢保持手段と揺動部2の両方の役割を兼ねるものとなっている。
ここにおいて、もしも、揺動部2の長さが、被施療者の膝関節から足首関節までの長さよりも長い場合には、足首関節が足載せ台13上に載ってしまい、揺動部2の往復回動を行っても足首関節部分が揺動部2の往復回動に追従して揺動しにくくなり、所望のほぐし効果が得られないといった問題が生じる。このような問題を避けるため、揺動部2の長さを調節できる調節機構を備えることができる。
以上に述べた各実施形態のマッサージ機1は、ほぐし動作の対象部位に応じて、対象部位が筋緊張状態から解放されるのに最適な姿勢を保持したうえでほぐし動作を行うようになっているので、筋緊張状態でほぐし動作を行う場合に比べてほぐし効果を高めることが可能である。更に好ましくは、揺動部2の揺動運動によるほぐし動作以外の通常のもみ運動を行う機能(マッサージ機能)のもみ運動により被施療者の身体各部をもみほぐす所定のマッサージ動作を行い、心身をリラックス状態に誘導した後に、上述したように、対象部位に応じた姿勢を保持して、揺動部2によるほぐし動作を実行するようにすれば、更に効果を高めることができる。
なお、上述の各実施形態では、第1の実施形態における腰部、第2の実施形態における手首関節、第3及び第4の実施形態における肘肩関節、第5の実施形態における足首関節のように、各施療対象部位のほぐし動作をそれぞれ単独で行うものとして説明しているが、複数の部位に対するほぐし動作を同時並行で行うものや、順次交替して行うものであってもよい。また、揺動手段(揺動発生部3と揺動部2)としては、上記実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、エアバッグの膨張、収縮による繰り返し動作を利用したものであってもよい。
また、腰部をほぐし動作の対象とする場合には、背もたれ部11に設けた従来通常のマッサージに用いるもみ玉を、揺動部2とすることもできる。この場合は、もみ玉を腰部まで下降させた後、もみ玉を被施療者の腰部に向かって断続的に突出動作させたり、もみ玉による腰部のもみ動作(左右のもみ玉による挟み動作)によって腰部に局所的な揺動を付与するものであってもよい。
また、揺動の方向は、上述の各実施形態における揺動の方向だけに限定されるものではなく、上下、左右、前後方向や、これらの方向を、空間的時間的に組み合わせた方向とすることができる。従って、揺動部2による3次元的な揺動や回転運動をほぐし動作とすることができる。例えば、揺動部2の揺動振幅を時間経過につれて徐々に増大したり、また、徐々に減少させたりすることができる。また、揺動部2の位置は、可変とすることができ、揺動部2の位置を時間経過につれて徐々に上昇させたり、下降させたりすることができる。
さらに、揺動部2と姿勢保持手段とは、兼用とすることができる。また、被施療者の姿勢を保持するための背もたれ部11、座部12、足載せ台13のリクライニング角度についても、上述の実施形態に限定されるものではなく、ほぐし動作の対象部位を筋緊張状態から解放できるものであればよい。また、上述の実施形態において椅子型のマッサージ機1について説明しているが、椅子型に限らず、例えば、介護用ベッドのように、背中や足の角度を自在に調整できる機能を備えたベッド型のマッサージ機であってもよい。
(a)は本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の概略側面図、(b)は同概略平面図。 同上マッサージ機の揺動発生部の側断面図。 (a)(b)(c)は図2の揺動発生部の可動アームの動きを説明する平面図。 同上マッサージ機によるほぐし動作の状態を示す概略側面図。 (a)〜(d)は同上マッサージ機のほぐし動作による被施療者の腰部の動きを説明する断面図。 本発明の第2の実施形態に係るマッサージ機の概略側面図。 本発明の第3の実施形態に係るマッサージ機の概略側面図。 本発明の第4の実施形態に係るマッサージ機の概略平面図。 本発明の第5の実施形態に係るマッサージ機の足載せ台の揺動機構の概略側面図。
符号の説明
1 マッサージ機
2 揺動部
3 揺動発生部

Claims (9)

  1. 座部を備え、前記座部に座っている人体に対してマッサージ動作を行うマッサージ機において、
    人体の施療対象部位の関節又は筋肉の緊張をほぐすために、施療対象部位に他動的揺動運動を付与する揺動部と、
    前記揺動部に揺動運動を発生させる揺動発生部と、
    前記揺動部によるほぐし動作の開始に先立ち、ほぐし動作の対象部位が脱力する状態に被施療者の姿勢を保持する姿勢保持手段と、を備え、
    前記揺動発生部は、揺動の振幅変更用のモータ及び揺動の駆動源となるモータを備え、これらのモータにより、前記揺動部の揺動振幅を変更すると共に揺動周波数を時間経過につれて変化させ、
    前記揺動部は、前記座部の上面後部に該座部とは独立に設けられ、被施療者の腰部に上下方向の揺動、左右方向の揺動、前後方向の揺動、腰部中心を回転軸とする揺動、および回旋的な揺動のいずれか複数の揺動を含む3次元的な他動的揺動運動を付与することを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記揺動部は複数備えられ、手首関節部分が脱力するように手首関節を除く前腕部分を保持するアームレストを備え、前記アームレストが被施療者の手首のほぐし動作を行う揺動部を構成することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記揺動部は複数備えられ、水平面内で回転揺動運動を行うアームレストを備え、前記アームレストが該アームレストに載せた腕につながる肘及び肩のほぐし動作を行う揺動部を構成することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  4. 前記揺動部は複数備えられ、マッサージ機は足載せ台を備えた椅子型であって、前記足載せ台が足部のほぐし動作を行う揺動部を構成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のマッサージ機。
  5. 前記揺動部と姿勢保持手段とが兼用であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のマッサージ機。
  6. 前記揺動部の位置が可変であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のマッサージ機。
  7. 前記揺動部の位置を時間経過につれて徐々に上昇することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のマッサージ機。
  8. 前記揺動部の揺動振幅を時間経過につれて徐々に増大することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のマッサージ機。
  9. 前記揺動部の揺動運動によるほぐし動作以外の通常のもみ運動を行う機能を備え、このもみ運動による動作が終了した後に前記ほぐし動作を開始することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のマッサージ機。
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