JP2015081851A - 二周波cwレーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】A/D変換のサンプル周期毎に送信電波の送信周波数を切り替えることなく、距離を精度良く算出すること。
【解決手段】二周波CWレーダ装置で、周波数の異なる第1送信波と、第2送信波とを所定の送信期間毎に交互に送信する送信部において送信して、第1送信波の反射波と、第2送信波の反射波とを受信する受信部において、第1送信波に係る受信信号をA/D変換して第1サンプリングデータを生成すると共に、第2送信波に係る受信信号をA/D変換して第2サンプリングデータを生成するA/D変換部と、第1サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転し且つ位相を反転した状態でフーリエ変換し、第2サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転せず且つ位相を反転しない状態でフーリエ変換するフーリエ変換部と、フーリエ変換部でのフーリエ変換結果に基づいて、反射物までの距離を算出する距離算出部とを含む。
【選択図】図1

Description

本開示は、二周波CW(Continuous Wave)レーダ装置に関する。
従来から、電波を放射し、測定対象物からの反射波を受信し、受信信号をA/D変換し信号処理を施すことで、測定対象物を検出する距離計測装置において、A/D変換のサンプル周期毎に送信電波の送信周波数を切り替える距離計測装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-042061号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の構成では、周波数を高速に切り替えることができる発振器が必要となり、送信機のハードウェアコストの増大を招くという問題がある。
この点、第1周波数と第2周波数のそれぞれに対して、複数回A/D変換を行う場合には、第1周波数及び第2周波数間を高速(A/D変換のサンプル周期毎)に切り替える必要性が無くなる。しかしながら、かかる場合には、その反面として、第1周波数に係る送信波と第2周波数に係る送信波のそれぞれの送信期間が長くなるので、第1周波数に係る受信波(反射波)の受信開始タイミングと第2周波数に係る受信波(反射波)の受信開始タイミングとの間に、有意なずれが生じる。このため、かかるずれを補償するために(第1周波数に係る受信開始タイミングと第2周波数に係る受信開始タイミングとを仮想的に一致させるために)、位相シフト処理が必要となる。かかる位相シフト処理には、ドップラ周波数の検出結果を利用する必要があり、ドップラ周波数の検出誤差に起因した誤差の影響を受けて、距離の算出精度が悪くなるという問題がある。
そこで、本開示は、A/D変換のサンプル周期毎に送信電波の送信周波数を切り替えることなく、距離を精度良く算出することができる二周波CWレーダ装置の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、第1周波数を有する第1送信波と、前記第1周波数とは異なる第2周波数を有する第2送信波とを所定の送信期間毎に交互に送信する送信部と、
一の前記送信期間において送信した前記第1送信波の反射波と、前記一の前記送信期間に後続する一の前記送信期間において送信した前記第2送信波の反射波とを受信する受信部と、
前記第1送信波の反射波に係る受信信号を複数のサンプリングタイミングでA/D変換して第1サンプリングデータを生成すると共に、前記第2送信波の反射波に係る受信信号を複数のサンプリングタイミングでA/D変換して第2サンプリングデータを生成するA/D変換部と、
前記第1サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転し且つ位相を反転した状態でフーリエ変換し、前記第2サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転せず且つ位相を反転しない状態でフーリエ変換するフーリエ変換部と、
前記フーリエ変換部でのフーリエ変換結果に基づいて、反射物までの距離を算出する距離算出部とを含む、二周波CWレーダ装置が提供される。
本開示によれば、A/D変換のサンプル周期毎に送信電波の送信周波数を切り替えることなく、距離を精度良く算出することができる二周波CWレーダ装置が得られる。
一実施例(第1実施例)による二周波CWレーダ装置1の構成を概略的に示す図である。 第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータの位相関係を示す図である。 位相シフト処理に起因した距離算出誤差の発生要因の説明図である。 ドップラ周波数fの検出誤差の発生要因の説明図である。 データ変換/位相反転部30における処理を概念的に示す説明図である。 二周波CWレーダ装置1の受信系のより具体的な構成の一例を示す図である。 ある1周期の送信動作の期間で得られる第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータの時系列を示す図である。 他の一実施例(第2実施例)による二周波CWレーダ装置1Aの構成を概略的に示す図である。 第1窓関数α及び第2窓関数βの一例を示す図である。 対称窓関数処理と非対称窓関数処理とを比較する図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例(第1実施例)による二周波CWレーダ装置1の構成を概略的に示す図である。二周波CWレーダ装置1は、任意の態様で設けられてよいが、以下では、車両に搭載されるものとする。この場合、二周波CWレーダ装置1は、車両前方の物体を検出するために設けられてもよいし、車両側方や車両後方の物体を検出するために設けられてもよい。
図1に示す例では、二周波CWレーダ装置1は、送信部10と、受信部12と、2周波変調部14と、ローパスフィルタ(LPF)16と、A/D変換部18と、データメモリ20と、データ変換/位相反転部30と、フーリエ変換部(FFT)40と、ピーク検出/位相反転部50と、ピーク検出部58と、位相差検出/距離・速度算出部60とを含む。
尚、データ変換/位相反転部30、フーリエ変換部40、ピーク検出/位相反転部50、ピーク検出部58及び位相差検出/距離・速度算出部60の各種機能(以下で説明する機能を含む)は、任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの組み合わせにより実現されてもよい。また、データ変換/位相反転部30等の各種機能は、複数の処理装置により実現されてもよい。
送信部10は、送信アンテナ10aを備える。送信部10は、第1周波数f1を有する第1送信波と、第2周波数f2を有する第2送信波とを所定の送信期間T毎に交互に送信アンテナ10aを介して送信する。即ち、送信部10は、所定の送信期間T毎の時分割にて第1送信波及び第2送信波を切り替えて送信する。第1周波数f1及び第2周波数f2は異なる周波数であるが、その差は僅か(例えば、数MHz)であってよい。尚、以下では、便宜上、第1送信波を送信期間Tで送信し、次いで、第2送信波を送信期間Tで送信する動作を、「1周期の送信動作」と称する。従って、1周期の送信動作の期間は、2Tである。二周波CWレーダ装置1の動作時、送信部10は、この1周期の送信動作を繰り返し実行することになる。送信期間Tは、任意であるが、必要な測距距離(検出可能な最大距離)等に応じて決定されてよい。
2周波変調部14は、ローカル発振器(例えば、VCO(Voltage Controlled Oscillator))で生成される搬送波を変調して、第1周波数f1及び第2周波数f2の各ローカル信号を所定の送信期間T毎に交互に生成する。搬送波の周波数は任意であってよい。2周波変調部14で生成される各信号は、アンプ10bにて増幅されて送信アンテナ10aを介して送信される。
受信部12は、受信アンテナ20aを備える。受信部12は、第1送信波の反射波と、第2送信波の反射波とを受信アンテナ20aを介して受信する。これらの反射波は、車両周辺の物体(反射物)にて第1送信波及び第2送信波が反射することにより生成される。即ち、受信部12は、車両周辺の物体から反射してきた反射波を受信アンテナ20aで受信する。受信アンテナ20aで受信した信号は、アンプ(例えば、ローノイズアンプ)12bにて増幅される。増幅された受信信号は、ミキサ13に入力される第1周波数f1又は第2周波数f2のローカル信号で乗算(ミキシング)され、ビート信号が生成される。尚、ミキサ13に入力されるローカル信号の周波数(第1周波数f1又は第2周波数f2)は、送信部10から送信される送信波の周波数の切換え(第1周波数f1又は第2周波数f2)に同期して切り替えられてよい。
尚、ミキシング後のビート信号は、それぞれ次式で表される。
Figure 2015081851
ここで、Bf1は、第1送信波の反射波に係るビート信号であり、Bf2は、第2送信波の反射波に係るビート信号である。また、cは光速であり、fはドップラ周波数であり、Rは物体までの距離である。ドップラ周波数fは、以下で表される。
=2v/λ
ここで、vは物体との相対速度であり、λは波長である。第1周波数f1及び第2周波数f2の差は、上述の如く僅かであることから、両ビート信号Bf1及びBf2におけるドップラ周波数fは等しいとして問題はない。
ローパスフィルタ16は、ビート周波数前後の帯域のみを取り出す。ローパスフィルタ16を通されたビート信号(受信信号)は、A/D変換部18に入力される。
A/D変換部18は、所定のサンプリング周期で、ローパスフィルタ16を通されたビート信号(受信信号)をA/D変換してサンプリングデータ(受信データ)を取得する。以下では、A/D変換部18で得られるサンプリングデータのうち、第1送信波に係る受信信号に係るサンプリングデータを「第1サンプリングデータ」と称し、第2送信波に係る受信信号に係るサンプリングデータを「第2サンプリングデータ」と称する。一の送信期間Tに対応した第1サンプリングデータを得るためのサンプリング数は、2以上であり、一の送信期間Tに対応した第2サンプリングデータを得るためのサンプリング数と同一であってよい。尚、以下では、主に、ある1周期の送信動作に対応して得られる第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータに対する処理について説明するが、同様の処理は、他の周期の送信動作に対応して得られる第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータに対しても実行される。
データメモリ20は、A/D変換部18にて生成された第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータを記憶する。データメモリ20に、例えば1周期の送信動作に係る第1サンプリングデータが蓄積されると、蓄積された第1サンプリングデータがデータ変換/位相反転部30に入力されてよい。同様に、データメモリ20に、例えば1周期の送信動作に係る第2サンプリングデータが蓄積されると、蓄積された第2サンプリングデータがフーリエ変換部40に入力されてよい。
データ変換/位相反転部30は、第1サンプリングデータ(第1周波数に係る受信データ)を処理する。データ変換/位相反転部30は、第1サンプリングデータの時系列の並び順を反転すると共に、第1サンプリングデータの位相を反転する。この処理の意義については後述する。
フーリエ変換部40は、データ変換/位相反転部30にて並び順及び位相が反転された第1サンプリングデータをフーリエ変換(高速フーリエ変換)すると共に、A/D変換部18にて生成された第2サンプリングデータをフーリエ変換する。即ち、フーリエ変換部40は、第1サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転し且つ位相を反転した状態でフーリエ変換し、第2サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転せず且つ位相を反転しない状態でフーリエ変換する。
ピーク検出/位相反転部50は、第1サンプリングデータのFFT変換結果に基づいて、ピーク周波数(以下、「第1ピーク周波数f1'」という)を検出すると共に、第1ピーク周波数に対応する位相(以下、「第1位相」という)を算出(抽出)する。即ち、ピーク検出/位相反転部50は、フーリエ変換部40で変換された周波数スペクトル上からピーク検出処理により第1ピーク周波数と、第1ピーク周波数に対応する第1位相を求める。また、ピーク検出/位相反転部50は、求めた第1位相を反転する。
ピーク検出部58は、第2サンプリングデータのFFT変換結果に基づいて、ピーク周波数(以下、「第2ピーク周波数f2'」という)を検出すると共に、第2ピーク周波数に対応する位相(以下、「第2位相」という)を算出する。即ち、ピーク検出部58は、フーリエ変換部40で変換された周波数スペクトル上からピーク検出処理により第2ピーク周波数と、第2ピーク周波数に対応する第2位相を求める。
位相差検出/距離・速度算出部60は、ピーク検出/位相反転部50及びピーク検出部58での検出・算出結果に基づいて、物体までの距離及び速度を算出する。具体的には、位相差検出/距離・速度算出部60は、反転された第1位相と、第2位相との差Δθに基づいて、物体までの距離Rを算出する。例えば、距離Rは、以下の式で算出されてよい。
Figure 2015081851
また、位相差検出/距離・速度算出部60は、検出したドップラ周波数f(例えば第1ピーク周波数f1'又は第2ピーク周波数f2')に基づいて、物体との間の相対速度vを算出する。例えば、相対速度vは、以下の式で算出されてよい。
Figure 2015081851
図2は、第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータの位相関係を示す図であり、(A)は、送信部10における1周期の送信動作の時系列を模式的に示し、(B)は、1周期の送信動作に対応して得られる第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータの時系列を示す図である。
図2(B)において、○は、サンプリング点を表し、第1サンプリングデータ(但し、並び順及び位相が反転される前の第1サンプリングデータ)は、S1で指示され、第2サンプリングデータは、S2で指示されている。第1サンプリングデータは、第1周波数f1を有する第1送信波の送信期間Tに同期して取得される。即ち、第1サンプリングデータは、第1送信波の送信開始タイミングに同期した時刻t1から第2送信波の送信開始タイミング(第1送信波から第2送信波への切換えタイミング)に同期した時刻t2までの間の期間において取得される。また、同様に、第2サンプリングデータは、第2周波数f2を有する第2送信波の送信期間Tに同期して取得される。即ち、第2サンプリングデータは、第2送信波の送信開始タイミングに同期した時刻t2から次の第1送信波の送信開始タイミングに同期した時刻(図示せず)までの間の期間において取得される。尚、本例では、模式的に、7つのサンプリング点でサンプリング(A/D変換)を行うことで、第1サンプリングデータが取得されているが、サンプリング数は、2以上である限り、任意である。
図3及び図4は、位相シフト処理に起因した誤差の発生要因の説明図である。図3には、1周期の送信動作に対応して得られる第1送信波に係る受信波(反射波)の波形D1と、同1周期の送信動作に対応して得られる第2送信波に係る受信波(反射波)の波形D2とが模式的に示されている。図4には、FFT変換結果の一例が示されている。図4において、●は、FFT変換結果(離散値)を表す。
二周波CW方式では、上述の如く、第1送信波及び第2送信波は、所定の送信期間T毎に交互に送信されるので、それぞれの反射波の受信開始時刻は同一にならない。即ち、図2(B)に示したように、第1サンプリングデータと第2サンプリングデータのサンプリング開始タイミングは、送信期間Tに対応した時間分だけずれる。従って、このままでは位相差Δθを求めることが出来ない。これに対して、図3に示すように、第1送信波に係る受信波と第2送信波に係る受信波の受信開始時刻が仮想的に同時刻になるように、第2サンプリングデータの位相を、送信期間Tに対応した時間分だけずらす処理(位相シフト処理)を行う構成(以下、「比較構成」という)が考えられる。かかる比較構成では、距離Rは、以下の式で算出される。
Figure 2015081851
数4の式において、2πfTの項は、位相シフト処理に対応する。即ち、比較構成では、抽出した位相差Δθを2πfTだけシフトする位相シフト処理を行うことで、距離Rを算出する。しかしながら、FFT変換結果は離散値であるので、検出したドップラ周波数fは、図4に模式的に示すように、真のドップラ周波数fに対して誤差を含みうる。この点、比較構成では、数4の式において2πfTの項を含むので、ドップラ周波数fの誤差に起因して、距離Rの精度が悪化するという問題がある。
これに対して、本実施例によれば、数2の式において2πfTの項を含まないので、ドップラ周波数fの誤差に起因した距離Rの精度の悪化を低減することができる。即ち、本実施例によれば、位相シフト処理に代えて、データ変換/位相反転部30等における処理を行うことで、位相シフト処理に起因した誤差を低減することができる。これにより、本実施例では、送信期間Tを長くした場合でも、距離Rの算出精度を高く維持することができる。即ち、第1周波数及び第2周波数間の切換え周期を高速にする必要なく、距離Rの算出精度を高めることができる。従って、送信期間Tを長くして測距距離を長くしつつ、距離Rの算出精度を高く維持することが可能である。
次に、データ変換/位相反転部30等における処理について詳説する。
図5は、データ変換/位相反転部30における処理を概念的に示す説明図である。図5は、図2(B)に対応した図であり、1周期の送信動作に対応して得られる第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータの時系列を示す図である。図5において、○は、サンプリング点を表し、並び順及び位相が反転される前の第1サンプリングデータは、S1で指示され、並び順及び位相が反転される前の第1サンプリングデータは、S1'で指示されている。
図5に模式的に各矢印で示すように、第1サンプリングデータS1は、時系列上で並び順が反転されると共に、位相が反転されることで、第1サンプリングデータS1'へと変換される。第1サンプリングデータS1'は、図5に示すように、第2サンプリングデータのサンプリングデータS2と同期したデータとなる。即ち、第1サンプリングデータS1'は、第2サンプリングデータと同様、時刻t2を基準としたデータとして扱うことができる。従って、数4の式でT=0として数2の式とすることができる。このようにして、並び順及び位相を反転させることで、位相シフト処理が不要となり、位相シフト処理に起因した誤差を低減することができる。
尚、図5に示すように、本実施例では、第1サンプリングデータS1'は、元の第1サンプリングデータS1に対して位相が反転されているので、かかる第1サンプリングデータS1'に対するFFT変換結果から得られる第1位相をそのまま使用することはできない。このため、本実施例では、上述の如く、ピーク検出/位相反転部50は、第1サンプリングデータS1'に対するFFT変換結果から得られる第1位相を反転している。
次に、データ変換/位相反転部30等におけるより具体的な処理の一例について説明する。
図6は、二周波CWレーダ装置1の受信系のより具体的な構成の一例を示す図である。図7は、図6に示す構成において、ある1周期の送信動作の期間(時刻t1から時刻t3)で得られる第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータの時系列を示す図である。尚、図6において、図1に示した構成要素に対応する構成要素には、同一の参照符合を付している。尚、図6においては、図1に示したデータメモリ20については図示を省略している。また、図6においては、便宜上、データ変換/位相反転部30は、データ変換部31と、位相反転部32とに分離されている。
先ず、時刻t1からt2の間、送信部10(図1参照)は、第1周波数f1の第1送信波を送信する。この間、受信部12では、物体から反射してきた第1送信波に係る反射波を受信アンテナ12aで受信し、アンプ12bで増幅する。増幅された受信信号は、ミキサ13に入力される第1周波数f1のローカル信号でミキシングされ、ビート信号が出力される。図6に示す例では、直交検波方式が使用されているため、受信信号は2系統に分けられ、直交するローカル信号cos(2πf1t)及びsin(2πf1t)でそれぞれの系統の受信信号がミキシングされる。第1系統のビート信号は、A/D変換部18aでA/D変換され、第1系統のサンプリングデータa(k)が生成される。第2系統のビート信号は、A/D変換部18bでA/D変換され、第2系統のサンプリングデータb(k)が生成される。この結果、図7に示すように、A/D変換部18aでは、{a(1)、a(2)、...a(n)}のn個(n>1)が得られ、A/D変換部18bでは、{b(1)、b(2)、...b(n)}のn個が得られる。尚、1,2、...nは、時系列の順序を表す。
データ変換部31では、第1系統のサンプリングデータa(k)及び第2系統のサンプリングデータb(k)のそれぞれの並び順が反転される。具体的には、以下のように反転される。
{a(1)、a(2)、...a(n)}={a(n)、a(n−1)、...a(1)}
{b(1)、b(2)、...b(n)}={b(n)、b(n−1)、...b(1)}
位相反転部32では、以下のように、データ変換部31からの2系統のデータを複素信号に結合する。
(k)=a(k)−jb(k) (k=1、2、...n)
ここでは、位相の反転(位相の回転方向の逆転)は、複素成分の符合を負とすることにより実現されている。
フーリエ変換部40では、複素信号r(k)は、以下のように高速フーリエ変換により周波数スペクトルに変換される。
Figure 2015081851
ピーク検出/位相反転部50では、上述の如く、周波数スペクトルR(f)上からピーク検出処理により第1ピーク周波数f1'が検出されると共に、第1ピーク周波数f1'に対応する第1位相φ1が抽出される。但し、上述の如くフーリエ変換部40で処理されたサンプリングデータは並び順及び位相回転方向が逆転されているため、抽出された第1位相φ1は反転される。即ち、θ1=−φ1とされる。
次に、時刻t2からt3の間、送信部10(図1参照)は、第2周波数f2の第2送信波を送信する。この結果、図7に模式的に示すように、A/D変換部18aでは、{a(1)、a(2)、...a(n)}のn個が得られ、A/D変換部18bでは、{b(1)、b(2)、...b(n)}のn個が得られる。
時刻t2からt3の間、データ変換部31及び位相反転部32は機能せず(即ち、並び順及び位相回転方向の反転は実行されず)、2系統のデータは、以下のように複素信号に結合される。
(k)=a(k)+jb(k) (k=1、2、...n)
尚、ここでは、位相の反転が実行されないので、複素成分の符合は正である。
フーリエ変換部40では、同様に、複素信号r(k)が高速フーリエ変換により周波数スペクトルに変換される。そして、ピーク検出部58では、上述の如く、周波数スペクトルR(f)上からピーク検出処理により第2ピーク周波数f2'が検出されると共に、第2ピーク周波数f2'に対応する第2位相φ2が抽出される。抽出された第2位相φ2は反転されずに、そのまま使用される。即ち、θ2=φ2とされる。
位相差検出/距離・速度算出部60では、上述の如く算出されたθ1及びθ2に基づいて、位相差Δθ(=θ1−θ2)が算出され、算出された位相差Δθに基づいて、物体までの距離Rが算出される(数2の式参照)。
図8は、他の一実施例(第2実施例)による二周波CWレーダ装置1Aの構成を概略的に示す図である。
本実施例の二周波CWレーダ装置1Aは、第1非対称窓関数処理部22と、第2非対称窓関数処理部24とを備える点で、上述した第1実施例による二周波CWレーダ装置1と主に異なる。尚、上述した第1実施例による二周波CWレーダ装置1においても、フーリエ変換部40での変換処理の前処理(データ両端の連続性を保つための前処理)として窓関数処理は適用されるが、使用される窓関数は、例えば左右対称である。例えば、上述した第1実施例による二周波CWレーダ装置1においては、一般的な左右対称のハニング関数による窓関数処理が実行されてよい。これに対して、本実施例の二周波CWレーダ装置1Aにおいて、第1非対称窓関数処理部22及び第2非対称窓関数処理部24で使用される第1窓関数α及び第2窓関数βは、それぞれ左右非対称性を有する。以下では、第2実施例に特有の構成について重点的に説明し、他の構成については上述した実施例1と同様であってよい。
第1非対称窓関数処理部22は、第1サンプリングデータに第1窓関数αを乗算することで窓関数処理を実現する。第1窓関数αは、1周期の送信動作に係る第1サンプリングデータに対して左右非対称なゲインが乗算されるように、左右非対称な特性を有する。第1窓関数αの例について、及び、左右非対称な特性の意義については、後述する。
第2非対称窓関数処理部24は、第2サンプリングデータに第2窓関数βを乗算することで窓関数処理を実現する。第2窓関数βは、1周期の送信動作に係る第2サンプリングデータに対して左右非対称なゲインが乗算されるように、左右非対称な特性を有する。第2窓関数βの例について、及び、左右非対称な特性の意義については、後述する。
図9は、第1窓関数α及び第2窓関数βの一例を示す図である。図9においては、第1窓関数α及び第2窓関数βは、適用対象となる第1サンプリングデータS1及び第2サンプリングデータS2との関係が模式的に示されている。
第1窓関数αは、上述の如く、第1サンプリングデータS1(並び順及び位相が反転される前の第1サンプリングデータ)に乗算される。第1窓関数αは、1周期の送信動作に係る第1サンプリングデータのうちの時系列の後のデータ(データ中央部に対して時刻t2に近い側のデータ)の方が前のデータ(データ中央部に対して時刻t1に近い側のデータ)よりも大きいゲインが乗算される左右非対称な特性を有する。但し、第1窓関数αは、データ両端の連続性を保つため、左右両端でゲインは略0となる。
第2窓関数βは、上述の如く、第2サンプリングデータS2に乗算される。第2窓関数βは、1周期の送信動作に係る第2サンプリングデータのうちの時系列の前のデータ(データ中央部に対して時刻t2に近い側のデータ)の方が後のデータ(データ中央部に対して時刻t3に近い側のデータ)よりも大きいゲインが乗算される左右非対称な特性を有する。但し、第2窓関数βは、データ両端の連続性を保つため、左右両端でゲインは略0となる。例えば、第2窓関数βは、以下の式で表されてよい。
Figure 2015081851
ここで、mは係数であり、例えば2であってよい。また、tは、時刻t2を0(原点)とした時間である。
この場合、第1窓関数αは、数6の式を左右反転させた式であってよい。
図10は、対称窓関数処理と非対称窓関数処理とを比較する図であり、(A)は、対称窓関数処理(本例ではハニング関数による処理)の場合を示し、(B)は、非対称窓関数処理の場合を示す。(A)及び(B)のそれぞれにおいて、上から順に、1周期の送信動作に係る第1サンプリングデータS1及び第2サンプリングデータS2の各サンプリングタイミングを示す図、同1周期の送信動作に対応して得られる第1送信波に係る受信波の波形D1(第1サンプリングデータS1の波形)及び第2送信波に係る受信波の波形D2(第2サンプリングデータS2の波形)を示す図、窓関数を示す図、及び、窓関数処理後の波形D1'及び波形D2'を示す図が示されている。
ところで、上述した実施例1によれば、上述の如く、位相シフト処理が不要となるが、図4に示したようなドップラ周波数f(第1ピーク周波数f1'及び第2ピーク周波数f2')の検出誤差は依然として存在する。図10(A)に示すような左右対称な窓関数(本例ではハニング関数)では、両端に行くほど重み(ゲイン)が小さくなり、データ中央部(時刻t4、t5)の影響を大きく受ける。即ち、検出されるドップラ周波数の誤差(及びそれに基づき抽出される第1位相及び第2位相の誤差、ひいては距離Rの算出誤差)は、時間差|t4−t2|及び|t5−t2|に比例して大きくなる。
この点、本実施例2によれば、上述の如く左右非対称な窓関数処理を行うことにより、最も位相の影響を大きく受ける部分(時刻t4'付近のデータ及び時刻t5'付近のデータ)を時刻t2に近づけることができる。これにより、時間差|t4'−t2|及び|t5'−t2|が小さくなるので、検出されるドップラ周波数の誤差(及びそれに基づき抽出される第1位相及び第2位相の誤差、ひいては距離Rの算出誤差)を低減することができる。
尚、図8乃至図10に示す例では、第1窓関数αは、並び順及び位相が反転される前の第1サンプリングデータに乗算されているが、乗算位置は、フーリエ変換部40よりも前段である限り任意である。例えば、第1窓関数αは、A/D変換部18でA/D変換される前の受信信号(アナログ信号)に乗算されてもよい。或いは、第1窓関数αは、並び順及び位相が反転された後の第1サンプリングデータに乗算されてもよい。即ち、第1非対称窓関数処理部22は、データ変換/位相反転部30の後段に設けられてもよい。この場合、第1窓関数αは、第2窓関数βと同一であることができる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、データ変換処理として、第1サンプリングデータの時系列の並び順を反転しているが、等価的な他の態様で同様の並び替えを実現してもよい。例えば、データメモリ20に対する読み出し順や書き込み順を反転することで、同様の並び替えを実現してもよい。
また、上述した実施例では、A/D変換部18は、第1周波数及び第2周波数間の切換えとは無関係に、所定のサンプリング周期でサンプリングを実行しているが、第1周波数及び第2周波数間の切換えタイミングをトリガとしてサンプリングタイミングを決定してもよい。但し、この場合、1周期の送信動作当たりの第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータのそれぞれを得るためのサンプリング回数は、少なくとも2以上とされる。即ち、1周期の送信動作当たり、第1サンプリングデータを得るために、少なくとも2回以上のサンプリングを行い、また、第2サンプリングデータを得るために、少なくとも2回以上のサンプリングを行う。また、A/D変換部18は、第1周波数及び第2周波数間の切換えタイミング(例えば、図2のt2参照)が一のサンプリング周期の中間時点となるように、サンプリングタイミングが同期されてもよい。
また、上述した実施例では、1周期の送信動作として、第1周波数の第1送信波を送信期間Tで送信し、次いで、第1周波数よりも高い第2周波数の第2送信波を送信期間Tで送信しているが、逆であってもよい。即ち、1周期の送信動作は、第2周波数の第2送信波を送信期間Tで送信し、次いで、第1周波数の第1送信波を送信期間Tで送信するものであってもよい。この場合は、第2サンプリングデータの並び順及び位相が反転されればよい。
また、上述した実施例では、1周期の送信動作毎に、第1サンプリングデータ及び第2サンプリングデータに基づいて、距離等を算出しているが、半周期の送信動作毎に、距離等を算出してもよい。例えば、図7に示す例において、時刻t3から送信期間T後の時刻t4(図示せず)までは、再び、送信部10は、第1周波数f1の第1送信波を送信することになる。このとき、時刻t2から時刻t3までの第2サンプリングデータと、時刻t3から時刻t4までの第1サンプリングデータとに基づいて、距離等を算出してもよい。この場合は、第2サンプリングデータの並び順及び位相が反転されればよい。かかる構成は、処理負荷が高くなるものの、距離の算出周期が高くなるので、送信期間Tが比較的長い場合に有利となる。
また、上述した実施例2では、好ましい実施例として、第1窓関数α及び第2窓関数βの双方が適用されているが、一方のみが適用されてもよい。即ち、第1窓関数α及び第2窓関数βのうちの一方は、例えばハニング関数に置換されてもよい。
1 二周波CWレーダ装置
10 送信部
10a 送信アンテナ
12 受信部
12a 受信アンテナ
16 ローパスフィルタ
18 A/D変換部
20 データメモリ
22 第1非対称窓関数処理部
24 第2非対称窓関数処理部
30 データ変換/位相反転部
31 データ変換部
32 位相反転部
40 フーリエ変換部
50 ピーク検出/位相反転部
58 ピーク検出部
60 位相差検出/距離・速度算出部

Claims (5)

  1. 第1周波数を有する第1送信波と、前記第1周波数とは異なる第2周波数を有する第2送信波とを所定の送信期間毎に交互に送信する送信部と、
    一の前記送信期間において送信した前記第1送信波の反射波と、前記一の前記送信期間に後続する一の前記送信期間において送信した前記第2送信波の反射波とを受信する受信部と、
    前記第1送信波の反射波に係る受信信号を複数のサンプリングタイミングでA/D変換して第1サンプリングデータを生成すると共に、前記第2送信波の反射波に係る受信信号を複数のサンプリングタイミングでA/D変換して第2サンプリングデータを生成するA/D変換部と、
    前記第1サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転し且つ位相を反転した状態でフーリエ変換し、前記第2サンプリングデータに対しては、時系列の並び順を反転せず且つ位相を反転しない状態でフーリエ変換するフーリエ変換部と、
    前記フーリエ変換部でのフーリエ変換結果に基づいて、反射物までの距離を算出する距離算出部とを含む、二周波CWレーダ装置。
  2. 前記第1サンプリングデータの時系列の並び順を反転するデータ変換部と、
    前記第1サンプリングデータの位相を反転する位相反転部とを更に含む、請求項1に記載の二周波CWレーダ装置。
  3. 前記第1サンプリングデータに対するフーリエ変換結果から得られる第1ピーク周波数に対応する第1位相を反転するピーク位相反転部とを更に含み、
    前記距離算出部は、前記反転した第1位相と、前記第2サンプリングデータに対するフーリエ変換結果から得られる第2ピーク周波数に対応する第2位相との差に基づいて、前記距離を算出する、請求項1又は2に記載の二周波CWレーダ装置。
  4. 前記フーリエ変換部でのフーリエ変換のための前処理として前記第1サンプリングデータに対して所定の第1窓関数を乗算する第1窓関数処理部を更に含み、
    前記第1窓関数は、前記第1サンプリングデータのうちの時系列の中央に対して後のデータの方が前のデータよりも大きいゲインが乗算される非対称な特性を有する、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の二周波CWレーダ装置。
  5. 前記フーリエ変換部でのフーリエ変換のための前処理として前記第2サンプリングデータに対して所定の第2窓関数を乗算する第2窓関数処理部を更に含み、
    前記第2窓関数は、前記第2サンプリングデータのうちの時系列の中央に対して前のデータの方が後のデータよりも大きいゲインが乗算される非対称な特性を有する、請求項4に記載の二周波CWレーダ装置。
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