JP2015005632A - 積層コイルの製造方法 - Google Patents

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浩司 山内
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充 小田原
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Abstract

【課題】コイル部をずらし積層により形成した積層コイルにおいて、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる積層コイルの製造方法を提供する。
【解決手段】線状導体32eが印刷された区画A32e及び第2の線状導体32fが印刷された区画A32fの組が複数集まったグリーンシート122fを積層する工程と、線状導体32dが印刷された区画A32b及び線状導体32cが印刷された区画A32cの組が複数集まったグリーンシート122eを積層する工程と、グリーンシート122e上に、更にグリーンシート122dを区画分A32eだけ積層方向と直交する方向にずらして積層する工程と、を備え、線状導体32eの線幅は、積層方向から見て、線状導体32cの線幅よりも細い。
【選択図】図3

Description

本発明は、積層コイルの製造方法、特に、複数の線状導体が印刷されたグリーンシートを一層毎に積層方向と直交する方向にずらして積層する積層コイルの製造方法に関する。
従来の積層コイルの製造方法として、例えば、特許文献1に記載の電子部品の製造方法が知られている。この種の積層コイルの製造方法では、図8に示すように、複数の線状導体が印刷されたグリーンシートを、一層毎に積層方向と直交する方向にずらして積層し(この積層方法を以下で、ずらし積層と称す)、積層コイルを製造する。
具体的には、従来の積層コイルの製造方法では、各グリーンシートに同一の印刷パターン500が印刷されている。この印刷パターン500は、線状導体501が印刷された区画A501と,線状導体502が印刷された区画A502によって構成され、区画A501と区画A502とが交互に並んでいる。また、区画A501と区画A502とを積層方向で重ね合わせ、線状導体501と線状導体502とを接続することによって、一周分のコイルを形成することが可能である。従って、従来の積層コイルの製造方法では、グリーンシートを積層する際に、一層毎にグリーンシートを区画一つ分だけ積層方向と直交する方向にずらすことによって、二層で一周分のターンを描くコイルを形成することができる。さらに、従来の積層コイルの製造方法では、最上層のグリーンシートと最下層のグリーンシートを、積層方向と直交する方向に半区画分だけずらすことによって、積層コイル内の線状導体と外部電極との接続を可能にしている。以上のようにして、従来の積層コイルの製造方法では、各グリーンシートの印刷パターンを全て同一にしている。また、各グリーンシート上の印刷パターン500は、同一の印刷マスクを用いて作製されている。
しかし、各グリーンシート上の印刷パターンを全て同一にすると、積層コイルの設計において自由度が少ない。従って、新たな積層コイルの製造方法として、図9に示すように、外部電極に接続される線状導体が印刷されたグリーンシートM600,M700上の印刷パターンを、コイル部を成す線状導体501,502が印刷されたグリーンシートM500上の印刷パターン500と異なる印刷パターン600,700とする積層コイルの製造方法が考えられている。
ところで、上述の新たな積層コイルの製造方法では、印刷パターン500を作製する印刷マスクと印刷パターン600を作製する印刷マスクとが異なっている。これにより、図10に示すように、グリーンシートを積層する際に用いられるグリーンシート上の基準点RPに対する線状導体が印刷される部分の位置が、グリーンシートM500とグリーンシートM600とでずれる可能性がある(以下で、印刷ずれと称す)。なお、グリーンシートM500とグリーンシートM700についても、印刷ずれを起こす可能性がある。
そうすると、グリーンシートM500,M600,M700を積層した際に、図11に示すように、グリーンシートM600,M700上の線状導体601,701が、グリーンシートM500上の線状導体501に対して、積層方向と直交する方向にはみ出す可能性がある。つまり、同一のマスクにより作製された印刷パターン500であれば、基準点RPに対する線状導体が印刷される部分の位置は全て同じであるから、これらを積層しても、一部の線状導体が他の線状導体に対してはみ出すことはない。一方、印刷パターン500と異なる印刷マスク600,700を用いて印刷パターンを作製すると、基準点RPに対する線状導体が印刷される部分の位置は、印刷パターン500,600,700に用いられたマスクの種類により異なってくる。その結果、積層後に一部の線状導体が、基準の線状導体に対して、ずれた位置に配置されることになり、結果として、一部の線状導体が他の線状導体に対してはみ出すことになる。なお、一般的に、異なる印刷マスクを用いたことに起因する印刷ずれによって発生する積層後の線状導体の位置ずれは、ずらし積層により発生する線状導体の位置ずれよりも大きい。
特開2010−3957号公報
そこで、本発明の目的は、コイル部をずらし積層により形成した積層コイルにおいて、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる積層コイルの製造方法を提供することである。
本発明の一の形態に係る積層コイルの製造方法は、
複数の線状導体が印刷されたグリーンシートを積層して、積層コイルを製造する製造方法であって、
第1の線状導体が印刷された長方形状の第1の区画、及び該第1の区画に隣接し、該第1の区画と同一形状を有し、かつ、第2の線状導体が印刷された第2の区画の組が複数集まった第1のグリーンシートを積層する第1のグリーンシート積層工程と、
前記第1の区画と同一形状を有し、かつ、第3の線状導体が印刷された第3の区画、及び該第3の区画に隣接し、前記第1の区画と同一形状を有し、かつ、第4の線状導体が印刷された第4の区画の組が複数集まった第2のグリーンシートを積層する第2のグリーンシート積層工程と、
前記第2のグリーンシート上に、更に前記第2のグリーンシートを前記第1の区画分だけ積層方向と直交する方向にずらして積層するずらし積層工程と、
を備え、
前記積層コイルを積層方向から透視すると、前記第3の線状導体と前記第4の線状導体とが環状を成し、
前記第1の線状導体の一端は、前記第1の区画の外縁を成す第1の辺と接続され、
前記第1の線状導体の一部であって前記第1の辺と隣接する第2の辺と最も近接している部分の線幅は、積層方向から見て、前記第3の線状導体における該第1の線状導体と重なる部分の線幅、又は前記第4の線状導体における該第1の線状導体と重なる部分の線幅よりも細いこと、
を特徴とする。
本発明の一の形態に係る積層コイルの製造方法では、前記第1の線状導体の一部であって前記第1の辺と隣接する第2の辺と最も近接している部分の線幅、つまり、該第1の線状導体における第1の区画の外縁に最も近い部分の線幅が、積層方向から見て、前記第3の線状導体における該第1の線状導体と重なる部分の線幅、又は前記第4の線状導体における該第1の線状導体と重なる部分の線幅よりも細い。これにより、前記第1の線状導体が積層された位置が、前記第3の線状導体、又は、前記第4の線状導体に対して、ずれた位置に積層されたとしても、第1の線状導体が、前記第3の線状導体、又は、前記第4の線状導体に対して、積層方向と直交する方向にはみ出すことが抑制される。結果として、前記第3の線状導体、又は、前記第4の線状導体を基準にマザー積層体をカットした際に、前記第1の線状導体が積層コイルの表面に露出することが防止される。さらに、前記第1の線状導体がコイルの内径側にはみ出すことが抑制されるため、インダクタンス値の減少を抑制することができる。つまり、本発明の一の形態に係る積層コイルの製造方法では、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる。
本発明に係る積層コイルの製造方法によれば、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる。
一実施形態に係る積層コイルの製造方法を用いて作製された積層コイルの外観斜視図である。 一実施形態に係る積層コイルの製造方法を用いて作製された積層コイルの分解斜視図である。 一実施形態に係る積層コイルの製造方法に用いられるグリーンシートの分解斜視図である。 図1のA−A断面における断面図である。 第1変形例に係る積層コイルの製造方法を用いて作製された積層コイルの分解斜視図である。 第2変形例に係る積層コイルの製造方法を用いて作製された積層コイルの分解斜視図である。 第3変形例に係る積層コイルの製造方法を用いて作製された積層コイルの分解斜視図である。 特許文献1に記載の積層コイルの製造方法と同種の積層コイルの製造方法に用いられるグリーンシートの分解斜視図である。 新たな積層コイルの製造方法に用いられるグリーンシートの分解斜視図である。 新たな積層コイルの製造方法に用いられるグリーンシートの平面図である。 新たな積層コイルの製造方法によって製造された積層コイルの断面図である。
以下に、一実施形態に係る積層コイルの製造方法により製造された積層コイル及び該製造方法について説明する。
(積層コイルの構成 図1,図2参照)
以下に、一実施形態に係る積層コイルの製造方法により製造された積層コイルの構成について、図面を参照しながら説明する。ここで、積層コイル1の積層方向をz軸方向と定義し、z軸方向から平面視したときに、積層コイルの長辺に沿った方向をx軸方向と定義し、短辺に沿った方向をy軸方向と定義する。なお、x軸、y軸及びz軸は互いに直交している。
積層コイル1は、積層体20、コイル30及び外部電極40a,40bを備えている。また、積層コイル1の形状は、図1に示すように、直方体である。
積層体20は、図2に示すように、絶縁体層22a〜22gがz軸方向の正方向側からこの順に並ぶように積層されることにより構成されている。また、各絶縁体層22a〜22gは、z軸方向から平面視したときに、長方形状を成している。従って、絶縁体層22a〜22gが積層されることにより構成された積層体20の形状は、図1に示すように、直方体である。なお、以下で、各絶縁体層22a〜22gのz軸方向の正方向側の面を上面と称し、各絶縁体層22a〜22gのz軸方向の負方向側の面を下面と称す。また、絶縁体層22a〜22gの材料としては、磁性体(フェライト等)あるいは非磁性体(ガラスやアルミナ等、及びその複合体)が挙げられる。
外部電極40aは、図1に示すように、積層体20のx軸方向の負方向側の表面及びその周囲の面の一部を覆うように設けられている。また、外部電極40bは、積層体20のx軸方向の正方向側の表面及びその周囲の面の一部を覆うように設けられている。なお、外部電極40a,40bの材料は、Au,Ag,Pd,Cu,Ni等の導電性材料である。
コイル30は、図2に示すように、積層体20の内部に位置し、線状導体32a〜32e及びビア導体34a〜34dにより構成されている。また、コイル30は螺旋状を成しており、該螺旋の中心軸はz軸と平行である。つまり、コイル30は、積層方向に進行しながら周回する螺旋状を成している。なお、コイル30の材料は、Au,Ag,Pd,Cu,Ni等の導電性材料である。
線状導体32a(第1の線状導体)は、絶縁体層22bの上面に設けられている線状の導体である。また、線状導体32aは、絶縁体層22bにおける、x軸方向の正方向側の外縁及びy軸方向の正方向側の外縁L1(第2の辺)に沿って設けられており、積層方向から見たときL字状を成している。そして、線状導体32aのx軸方向の負方向側の一端は、絶縁体層22bのx軸方向の負方向側の外縁L2(第1の辺)に接続され、外縁L2から積層体20の表面に露出し、外部電極40aと接続されている。さらに、線状導体32aのx軸方向の正方向側の他端は、絶縁体層22bをz軸方向に貫通するビア導体34aと接続されている。
線状導体32b(第3の線状導体)は、絶縁体層22cの上面に設けられている線状の導体である。また、線状導体32bは、絶縁体層22cにおける、x軸方向の正負両側の外縁及びy軸方向の負方向側の外縁に沿って設けられており、積層方向から見たとき、y軸方向の正方向側に開口部を有するコの字状を成している。そして、線状導体32bにおけるx軸方向の正方向側の一端は、ビア導体34aと接続されている。さらに、線状導体32bのx軸方向の負方向側の他端は、絶縁体層22cをz軸方向に貫通するビア導体34bと接続されている。
線状導体32c(第4の線状導体)は、絶縁体層22dの上面に設けられている線状の導体である。また、線状導体32cは、絶縁体層22dにおける、x軸方向の正負両側の外縁及びy軸方向の正方向側の外縁L3に沿って設けられており、積層方向から見たとき、y軸方向の負方向側に開口部を有するコの字状を成している。従って、y軸方向の正方向側に開口部を有するコの字状を成している線状導体32bと線状導体32cとを、積層方向から見ると、環状を成している。そして、線状導体32cにおけるx軸方向の負方向側の一端は、ビア導体34bと接続されている。さらに、線状導体32cのx軸方向の正方向側の他端は、絶縁体層22dをz軸方向に貫通するビア導体34cと接続されている。
線状導体32d(第3の線状導体)は、絶縁体層22eの上面に設けられている線状の導体である。また、線状導体32dは、絶縁体層22eにおける、x軸方向の正負両側の外縁及びy軸方向の負方向側の外縁に沿って設けられており、積層方向から見たとき、y軸方向の正方向側に開口部を有するコの字状を成している。つまり、線状導体32dは、線状導体32bと同一の形状である。従って、y軸方向の負方向側に開口部を有するコの字状を成している線状導体32cと線状導体32dとを、積層方向から見ると、環状を成している。そして、線状導体32dにおけるx軸方向の正方向側の一端は、ビア導体34cと接続されている。さらに、線状導体32dのx軸方向の負方向側の他端は、絶縁体層22eをz軸方向に貫通するビア導体34dと接続されている。
線状導体32e(第1の線状導体)は、絶縁体層22fの上面に設けられている線状の導体である。また、線状導体32eは、絶縁体層22fにおける、x軸方向の負方向側の外縁及びy軸方向の正方向側の外縁L4(第2の辺)に沿って設けられており、積層方向から見たときL字状を成している。そして、線状導体32eのx軸方向の負方向側の一端は、ビア導体34dと接続されている。さらに、線状導体32eのx軸方向の正方向側の他端は、絶縁体層22fのx軸方向の正方向側の外縁L5(第1の辺)に接続され、外縁L5から積層体20の表面に露出し、外部電極40bと接続されている。
以上のように構成された積層コイル1において、線状導体32aの外縁L1に沿う部分P1は、積層方向から見たときに、外縁L3と沿う部分P3と重なっている。そして、部分P1の線幅d1は、部分P3の線幅d3よりも細い。また、線状導体32eの外縁L4に沿う部分P4は、積層方向から見たときに、線状導体32cの外縁L3と沿う部分P3と重なっている。そして、部分P4の線幅d4は、部分P3の線幅d3よりも細い。
(製造方法 図3参照)
一実施形態に係る積層コイルの製造方法について以下に説明する。なお、グリーンシートの積層方向をz軸方向と定義する。また、一実施形態に係る積層コイルの製造方法により作製される積層コイル1の長辺方向をx軸方向と定義し、短辺方向をy軸方向と定義する。
まず、絶縁体層22a〜22gとなるべきグリーンシートを準備する。具体的には、酸化第二鉄(Fe23)、酸化亜鉛(ZnO)及び酸化ニッケル(NiO)を所定の比率で秤量した後、それぞれの材料を原材料としてボールミルに投入し、湿式調合を行う。得られた混合物を乾燥してから粉砕し、得られた粉末を仮焼する。さらに、仮焼粉末をボールミルにて湿式粉砕した後、乾燥してから解砕して、フェライトセラミック粉末を得る。
このフェライトセラミック粉末に対して結合剤(酢酸ビニル、水溶性アクリル等)と可塑剤、湿潤剤、分散剤を加えてボールミルで混合を行い、その後、減圧により脱泡を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法により、キャリアフィルム上にシート状に形成して乾燥させ、絶縁体層22a〜22gとなるべきグリーンシート122a〜122gを作製する。
次に、グリーンシート122b〜122eにレーザービームを照射し、ビアホールを形成する。更に、Au,Ag,Pd,Cu,Ni等を主成分とする導電性ペーストをビアホールに対して充填することにより、ビアホール導体34a〜34dを形成する。なお、ビアホールに導電性ペーストを充填する工程は、後述する線状導体32a〜32eを形成する工程と同時に行われてもよい。
ビアホール形成後又はビアホール導体形成後に、グリーンシート122b〜122fの表面上に、Au,Ag,Pd,Cu,Ni等を主成分とする導電性ペーストを、スクリーン印刷により塗布し、線状導体32a〜32eを形成する。
ここで、図3に示すように、グリーンシート122bには、印刷パターン200が印刷される。印刷パターン200は、線状導体32a、及び線状導体32aをx軸及びy軸と平行な平面上で180°回転させた形状を成す線状導体32gを含む。そして、印刷パターン200が印刷されたグリーンシート122bは、線状導体32aが印刷された区画A32a(第1の区画)、及び線状導体32gが印刷された区画A32g(第2の区画)によって構成され、区画A32aと区画A32gとは隣接し、x軸方向に交互に並んでいる。また、区画A32aと区画A32gとからなる組が格子状に並んでいる。さらに、区画A32aと区画A32gとは、共に長方形状であり、つまり同一の形状である。
また、グリーンシート122fには、印刷パターン300が印刷される。印刷パターン300は、線状導体32e、及び線状導体32eをx軸及びy軸と平行な平面上で180°回転させた形状を成す線状導体32fを含む。そして、印刷パターン300が印刷されたグリーンシート122fは、線状導体32eが印刷された区画A32e(第1の区画)、及び線状導体32fが印刷された区画A32f(第2の区画)によって構成され、区画A32eと区画A32fとは隣接し、x軸方向に交互に並んでいる。また、区画A32eと区画A32fとからなる組が格子状に並んでいる。さらに、区画A32eと区画A32fとは、共に長方形状であり、つまり同一の形状である。また、区画A32eと区画A32fとは、区画A32aと同一の形状である。
さらに、グリーンシート122c〜122eには、同じマスクを用いて、線状導体32b〜32dを含む印刷パターン400が印刷される。印刷パターン400が印刷されたグリーンシート122c〜122eは、線状導体32b(32d)が印刷された区画A32b(第3の区画)、及び線状導体32cが印刷された区画A32c(第4の区画)によって構成され、区画A32bと区画A32cとは隣接し、x軸方向に交互に並んでいる。また、区画A32bと区画A32cとからなる組が格子状に並んでいる。区画A32b及び区画A32cは、共に長方形状であり、区画A32eと同一の形状である。
次に、グリーンシート122a〜122gをこの順に並ぶように積層・圧着して、未焼成のマザー積層体を得る。
具体的には、まず、アルミナ基板(図示しない)等の保持基板上にグリーンシート122gを積層する。
次に、グリーンシート122gの上にグリーンシート122fを積層する。
さらに、グリーンシート122fの上にグリーンシート122eを積層する。これにより、グリーンシート122e上の線状導体32d(32b)が、グリーンシート122eを挟んで線状導体32eの上に配置される。これと同時に、グリーンシート122e上の線状導体32cが、グリーンシート122eを挟んで線状導体32fの上に配置される。
続いて、グリーンシート122eの上にグリーンシート122dを積層する。このとき、グリーンシート122dを、グリーンシート122eを基準として、x軸方向の正方向側に1区画分だけずらして積層する。これにより、グリーンシート122d上の線状導体32cが、グリーンシート122dを挟んで線状導体32d(32b)の上に配置される。これと同時に、グリーンシート122d上の線状導体32d(32b)が、グリーンシート122dを挟んで線状導体32c上に配置される。
その後、グリーンシート122dの上にグリーンシート122cを積層する。このとき、グリーンシート122cを、グリーンシート122dを基準として、x軸方向の負方向側に1区画分だけずらして積層する。これにより、グリーンシート122c上の線状導体32b(32d)が、グリーンシート122cを挟んで線状導体32cの上に配置される。これと同時に、グリーンシート122c上の線状導体32cが、グリーンシート122cを挟んで線状導体32d(32b)の上に配置される。
そして、グリーンシート122c上にグリーンシート122bを積層する。これにより、グリーンシート122b上の線状導体32aが、グリーンシート122bを挟んで線状導体32b(32d)の上に配置される。これと同時に、グリーンシート122b上の線状導体32gが、グリーンシート122bを挟んで線状導体32cの上に配置される。
さらに、グリーンシート122bの上にグリーンシート122aを積層する。
積層終了後に、未焼成のマザー積層体を静水圧プレスなどにより加圧して本圧着を行う。
次に、マザー積層体をカット刃により所定寸法の積層体20にカットする。その後、未焼成の積層体20に、脱バインダー処理及び焼成を施す。脱バインダー処理は、例えば、低酸素雰囲気中において500℃で2時間の条件で行う。焼成は、例えば、800℃〜900℃で2.5時間の条件で行う。
焼成後に、外部電極40a,40bを形成する。まず、Agを主成分とする導電性材料からなる電極ペーストを積層体20の表面に塗布する。次に、塗布した電極ペーストを約800℃の温度で1時間の条件で焼き付ける。これにより、外部電極40a,40bの下地電極が形成される。
最後に、下地電極の表面にNi/Snめっきを施す。これにより、外部電極40a,40bが形成される。以上の工程により、積層コイル1が完成する。
なお、上述の積層コイルの製造方法では、積層コイル1に加え、線状導体32b〜32d、32f、32gを含む積層コイルが製造される。該積層コイルは、外部電極40a,40bと積層体内部のコイルとの接続関係が積層コイル1と異なる以外に大きな相違点はないため、詳細な説明は省略する。なお、線状導体32b〜32d、32f、32gを含む積層コイルは、z軸を中心に180°回転させると、積層コイル1と同じ構造の積層コイルとなる。
(効果 図2〜図4参照)
上述の一実施形態に係る積層コイルの製造方法で作製された積層コイル1では、図2に示すように、線状導体32a,32eの外縁L1,L4に沿う部分P1,P4の線幅d1,d4は、線状導体32cの外縁L3に沿う部分P3の線幅d3よりも細い。これにより、線状導体32a,32eが積層された位置が、印刷ずれに起因して線状導体32cに対してずれた位置に積層された場合でも、図4に示すように、線状導体32a,32eが、線状導体32cに対して、積層方向と直交する方向(より詳細にはy軸方向の正方向側)にはみ出すことが抑制される。結果として、線状導体32cを基準にマザー積層体をカットした際に、線状導体32a,32eが積層コイル1の表面に露出することが防止される。さらに、線状導体32a,32eがy軸方向の負方向側にずれた場合に、線状導体32a,32eがコイルの内径側にはみ出すことが抑制されるため、インダクタンス値の減少を抑制することができる。つまり、本発明の一の形態に係る積層コイルの製造方法では、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる。
また、上述の一実施形態に係る積層コイルの製造方法では、図3に示すように、グリーンシート122cを、グリーンシート122dを基準として、x軸方向に1区画分だけずらして積層している。つまり、本実施形態に係る積層コイルの製造方法では、y軸方向に向かって、ずらし積層を行っていないため、線状導体32bが、線状導体32cに対してy軸方向にずれて配置されることが抑制される。これにより、線状導体32cを基準にマザー積層体をカットした際に、線状導体32bが、積層コイル1の表面へ露出することが抑制される。さらに、線状導体32bが、コイルの内径側にはみ出すことも抑制されるため、インダクタンス値の減少を抑制することができる。また、グリーンシート122dを、グリーンシート122eを基準として、x軸方向に1区画分だけずらして積層している。これについても、上記と同様の効果を奏する。
(第1変形例 図5参照)
第1変形例に係る積層コイルの製造方法で作製された積層コイル1Aと積層コイル1との相違点は、線状導体32a,32eの形状である。具体的には、積層コイル1Aにおける線状導体32a,32eは、図5に示すように、x軸方向の正負両側の外縁及びy軸方向の正負両側の外縁に沿って設けられている。
このとき、線状導体32aのy軸方向の正方向側の外縁L1(第2の辺)に沿う部分P1の線幅d1は、線状導体32cのy軸方向の正方向側の外縁L3に沿う部分P3の線幅d3より細い。さらに、線状導体32aのy軸方向の負方向側の外縁L6(第2の辺)に沿う部分P6の線幅d6は、線状導体32bのy軸方向の負方向側の外縁L7に沿う部分P7の線幅d7、及び線状導体32dのy軸方向の負方向側の外縁L8に沿う部分P8の線幅d8よりも細い。
また、線状導体32eのy軸方向の正方向側の外縁L4(第2の辺)に沿う部分P4の線幅d4は、線状導体32cのy軸方向の正方向側の外縁L3に沿う部分P3の線幅d3より細い。さらに、線状導体32eのy軸方向の負方向側の外縁L9(第2の辺)に沿う部分P9の線幅d9は、線状導体32bのy軸方向の負方向側の外縁L7に沿う部分P7の線幅d7、及び線状導体32dのy軸方向の負方向側の外縁L8に沿う部分P8の線幅d8よりも細い。
上記のように構成された積層コイル1Aでは、線状導体32a,32eが、線状導体32b〜32dに対して、積層方向と直交する方向にはみ出すことが抑制される。従って、積層コイル1Aを作製する積層コイルの製造方法では、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる。なお、積層コイル1Aにおける他の構成は積層コイル1と同様である。従って、積層1Aにおいて線状導体32a,32e以外の説明は積層コイル1での説明のとおりである。
(第2変形例 図6参照)
第2変形例に係る積層コイルの製造方法で作製された積層コイル1Bと積層コイル1との相違点は、線状導体32a〜32eの形状である。具体的には、積層コイル1Bにおける線状導体32a〜32eは、図6に示すように、各線状導体の角部分が曲線によって構成されている点である。
上記のように構成された積層コイル1Bについても、積層コイル1と同様の効果を奏する。つまり、積層コイル1Bを作製する積層コイルの製造方法では、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる。また、積層コイル1Bにおける他の構成は積層コイル1と同様である。従って、積層1Bにおいて線状導体32a〜32e以外の説明は積層コイル1での説明のとおりである。
(第3変形例 図7参照)
第3変形例に係る積層コイルの製造方法で作製された積層コイル1Cと積層コイル1との相違点は、線状導体32a〜32eの形状である。具体的には、積層コイル1Cにおける線状導体32a〜32eは、図7に示すように、半楕円を描くように絶縁体層22b〜22f上に設けられている。
このとき、線状導体32aのy軸方向の正方向側の外縁L1(第2の辺)に最も近接している部分P1Cの線幅d1Cは、z軸方向から見て、線状導体32cにおける部分P1Cと重なる部分P3Cの線幅d3Cより細い。さらに、線状導体32eのy軸方向の正方向側の外縁L4(第2の辺)に最も近接している部分P4Cの線幅d4Cは、z軸方向から見て、線状導体32cにおける部分P4Cと重なる部分P3Cの線幅d3Cより細い。
上記のように構成された積層コイル1Cについても、積層コイル1と同様の効果を奏する。つまり、積層コイル1Cを作製する積層コイルの製造方法では、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれによる影響を抑制することができる。
なお、積層コイル1Cでは、外縁L1に最も近接している部分P1Cの線幅d1C、及び外縁L4に最も近接している部分P4Cの線幅d4Cを細くしている。これは、線状導体32cを基準にマザー積層体をカットした際に、線状導体32a,32eが積層コイル1の表面に露出することを防止するために、最も効果的な部分だからである。
積層コイル1Cにおける他の構成は積層コイル1と同様である。従って、積層1Cにおいて線状導体32a〜32e以外の説明は積層コイル1での説明のとおりである。
(その他の実施形態)
本発明に係る積層コイルの製造方法は、前記実施形態に係る積層コイルの製造方法に限らずその要旨の範囲内において変更可能である。例えば、線状導体32aの線幅d1のみを線状導体32cの線幅d3よりも細くし、線状導体32eの線幅d4を線幅d3と同じにしてもよい。
また、線状導体32b,32dと線状導体32cとは、互いに点対称な構造を有している。しかしながら、線状導体32b,32dと線状導体32cとは、z軸方向から透視したときに環状をなしていればよく、互いに点対称な構造を有していなくてもよい。
さらに、線状導体32a,32eにおいて、積層コイル1及び積層コイル1Aでは、絶縁体層22bにおけるy軸方向に位置する外縁L1,L6に沿う部分の線幅d1、d6、及び絶縁体層22fにおけるy軸方向に位置する外縁L4,L9に沿う部分の線幅d4、d9のみを細くしたが、これに加え、x軸方向の外縁に沿う部分の線幅を細くしてもよい。
以上のように、本発明は、積層コイルの製造方法に対して有用であり、特にコイル部をずらし積層により形成した積層コイルにおいて、印刷ずれに起因する積層後の線状導体の位置ずれの影響を抑制することができる点において優れている。
A32a,A32e 第1の区画
A32b 第3の区画
A32c 第4の区画
A32f,A32g 第2の区画
d1,d1C,d3,d3C,d4,d4C 線幅
L1,L4,L6,L9 第2の辺
L2,L5 第1の辺
1,1A,1B,1C 積層コイル
122a〜122g グリーンシート
32a,32e 第1の線状導体
32b,32d 第3の線状導体
32c 第4の線状導体
32f,32g 第2の線状導体

Claims (4)

  1. 複数の線状導体が印刷されたグリーンシートを積層して、積層コイルを製造する製造方法であって、
    第1の線状導体が印刷された長方形状の第1の区画、及び該第1の区画に隣接し、該第1の区画と同一形状を有し、かつ、第2の線状導体が印刷された第2の区画の組が複数集まった第1のグリーンシートを積層する第1のグリーンシート積層工程と、
    前記第1の区画と同一形状を有し、かつ、第3の線状導体が印刷された第3の区画、及び該第3の区画に隣接し、前記第1の区画と同一形状を有し、かつ、第4の線状導体が印刷された第4の区画の組が複数集まった第2のグリーンシートを積層する第2のグリーンシート積層工程と、
    前記第2のグリーンシート上に、更に前記第2のグリーンシートを前記第1の区画分だけ積層方向と直交する方向にずらして積層するずらし積層工程と、
    を備え、
    前記積層コイルを積層方向から透視すると、前記第3の線状導体と前記第4の線状導体とが環状を成し、
    前記第1の線状導体の一端は、前記第1の区画の外縁を成す第1の辺と接続され、
    前記第1の線状導体の一部であって前記第1の辺と隣接する第2の辺と最も近接している部分の線幅は、積層方向から見て、前記第3の線状導体における該第1の線状導体と重なる部分の線幅、又は前記第4の線状導体における該第1の線状導体と重なる部分の線幅よりも細いこと、
    を特徴とする積層コイルの製造方法。
  2. 前記第2のグリーンシート積層工程では、前記第1のグリーンシート上に前記第2のグリーンシートを積層すること、
    を特徴とする請求項1に記載の積層コイルの製造方法。
  3. 前記第1のグリーンシート積層工程が、前記ずらし工程の後に行われること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の積層コイルの製造方法。
  4. 前記ずらし積層工程において、前記第2のグリーンシートをずらす方向は、前記第2の辺と平行な方向であること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の積層コイルの製造方法。
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