JP2014531243A - 拡張可能切開部分を有する血管内カテーテル - Google Patents

拡張可能切開部分を有する血管内カテーテル Download PDF

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Abstract

外科手術で使用するための血管内カテーテル装置を提供する。カテーテル装置は、各々が外面を画定する複数の支柱部がある拡張可能部分を有するカテーテルチューブを含む。拡張可能部分は、拡張可能部分が第1の直径を有する閉位置と、拡張可能部分が第1の直径よりも大きな第2の直径を有する開位置との間で動作可能である。切開要素が支柱部の少なくとも1つの外面に設けられている。切開要素は刃部を有し、この刃部は、拡張可能部分が開位置にあるときに、血管内にある動脈硬化物質に切り目を入れるように支柱部の外面から径方向外側に向かって延びている。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、2011年9月13日に出願した米国特許仮出願第61/534,018号の利益を主張するものである。米国特許仮出願第61/534,018号の開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]本発明は、概して、最小侵襲外科手術で使用できるような血管内カテーテルに関する。特に、本発明は、拡張可能切開部分を有する血管内カテーテルに関する。
[0003]動脈硬化は、じゅく状班が血管の内壁に蓄積する慢性の病状である。結果として、血管壁が炎症を起こすことがあり、そして、徐々に硬化して、動脈硬化性病変を形成し、血管管腔の幅を狭くするかもしれない。重症の場合、動脈硬化性病変が破裂し、血栓(つまり、血餅)の形成を誘発することがある。この場合、幅が狭くなった血管管壁を血が流れなくなることがある。
[0004]動脈硬化を治療する、または、動脈硬化に付随するリスクを減らす公知の手技および装置がある。例えば、血管形成術は、バルーンカテーテルを、血管管腔の幅が狭くなった領域に送達カテーテルを介して挿入する手技である。バルーンカテーテルは可撓性チューブを含み、この可撓性チューブの端部には、膨らますことができるバルーンがある。幅が狭くなった領域に位置させたら、幅が狭くなった血管管腔を拡張するために、バルーンを膨らませる。バルーン内の圧力は、一般に、蓄積した班を圧迫するのに十分である。しかし、場合によっては、動脈硬化性病変を断片化することが望ましいであろう。よって、拡張可能部分を有する血管内カテーテルであって、拡張可能部分を使用者が選択的に制御し、動脈硬化物質に切り目を入れて血管形成手技で物質が断片化しやすいように適合させることのできる血管内カテーテルを提供することが望ましいであろう。
[0005]本発明は、外科手術で使用するための血管内カテーテル装置に関するものである。カテーテル装置は、各々が外面を画定する複数の支柱部がある拡張可能部分を有するカテーテルチューブを含む。拡張可能部分は、拡張可能部分が第1の直径を有する閉位置と、拡張可能部分が第1の直径よりも大きな第2の直径を有する開位置との間で動作可能である。切開要素が支柱部の少なくとも1つの外面に設けられている。切開要素は、拡張可能部分が開位置にあるときに、血管内にある動脈硬化物質に切り目を入れるように支柱部の外面から径方向外側に向かって延びる刃部を有する。
[0006]以下の、好ましい実施形態の詳細な説明を添付図面を考慮しながら読めば、本発明のさまざまな態様が当業者に明らかとなるであろう。
[0007]本発明の第1の実施形態による、ハンドルアセンブリと、拡張可能切開部分を有するカテーテルチューブとを含むカテーテル装置の平面図である。 [0008]図1に示した断面線2−2に沿って取ったハンドルアセンブリの側面断面図であって、カテーテル装置が第1の動作モードであるときの図である。 [0009]図1に示した断面線3−3に沿って取ったカテーテルチューブの拡大側面断面図であって、血管の中に配置した拡張可能切開部分を示す図である。 [0010]図3に示した断面線4−4に沿って取った拡張可能切開部分の端部断面図である。 [0011]図1に示した断面線2−2に沿って取ったハンドルアセンブリの側面断面図であって、カテーテル装置が第2の動作モードであるときの図である。 [0012]図1に示した断面線3−3に沿って取ったカテーテルチューブの拡大側面断面図であって、開位置にある拡張可能切開部分を示す図である。 [0013]図6に示した断面線7−7に沿って取った拡張可能切開部分の端部断面図である。 [0014]本発明の第2の実施形態による、拡張可能切開部分を有するカテーテルチューブの拡大側面図である。 [0015]図8に示したカテーテルチューブの側面図であり、開位置にある拡張可能切開部分を示す図である。 [0016]図9に示した断面線10−10に沿って取った拡張可能切開部分の端部断面図である。 [0017]本発明の第3の実施形態による、拡張可能切開部分を有するカテーテルチューブの拡大側面図である。 [0018]図11に示したカテーテルチューブの側面図であり、開位置にある拡張可能切開部分を示す図である。 [0019]図12に示したカテーテルチューブの端面図である。 [0020]本発明の第4の実施形態による、拡張可能切開部分を有するカテーテルチューブの拡大側面図である。 [0021]図14に示したカテーテルチューブの側面図であり、開位置にある拡張可能切開部分を示す図である。 [0022]図15に示したカテーテルチューブの端面図である。
[0023]ここで図面を参照すると、図1に、全体を10で示す、本発明によるカテーテル装置が図示されている。図示したカテーテル装置10は、動脈硬化を治療する、または、動脈硬化に付随するリスクを低減するように構成されている。一般に、カテーテル装置10は拡張可能切開部分を含み、この拡張可能切開部分は、血管に挿入、拡張して、血管の内壁に蓄積した動脈硬化物質に切り目を入れる。この切り目は、その後の血管形成術またはアテレクトミー手技での動脈硬化物質の断片化を容易にする。カテーテル装置10を動脈硬化を治療するとの観点で説明し、図示したが、カテーテル装置10を所望のいかなる環境でも、また、所望のいかなる目的にも使用できることは理解されるべきである。
[0024]ここで図1および2を参照すると、図示のカテーテル装置10は、ハンドルアセンブリを含み、このハンドルアセンブリは全体が20で示されている。図示のハンドルアセンブリ20は、細長い、円筒形のハンドル本体21を含んでいる。ハンドル本体21は、外科医が簡単に扱うのに適した他のいかなる形状を代わりにしていてもよい。さらに、ハンドル本体21は、任意の適当な硬質材料から作ることができ、この硬質材料としては、限定はしないが、ステンレススチールまたはポリマーがある。
[0025]図2に示されているように、図示のハンドル本体21は、内室22を画定している。通路23が、内室22に通じるように、ハンドル本体21の端部部分の中へと延びている。ハンドル本体21は、長穴24をさらに含んでおり、この長穴24は、内室22に通じるように、ハンドル本体21の側壁を貫通している。図示の長穴24は、必要に応じて任意の長さまたは幅であってもよい。図1に示されているように、指標24Aをハンドル本体21に、長穴24の近傍において設けてもよい。例えば、指標24Aは、視覚的な目盛りのこともあるし、他の任意の指示手段のこともある。指標24Aの目的については後述する。
[0026]図示のハンドルアセンブリ20は制御部材25をも含んでおり、この制御部材25は、長穴24内でスライド運動をするようにハンドル本体21に支持されている。例えば、制御部材25は、(図2に示されている)前方位置、(図5に示されている)後方位置、または、以下に詳述する前方位置と後方位置の間における任意の位置との間で可動である。図2に示されているように、図示の制御部材25は基礎部分26を含んでおり、この基礎部分26は、ハンドル本体21の内室22内に配置されている。基礎部分26は、内室22の断面形状にほぼ対応した外側断面形状を画定していてもよい。ただし、これは必須ではない。これに代えて(または加えて)、制御部材25は、ベアリング、ブッシュ、案内レール、または、任意の他の構造的手段でハンドル本体21に可動に支持されていてもよい。他の実施形態では、制御部材25は、回転運動、軸回転運動、または、ハンドル本体21に対する任意の他のタイプの運動をするように支持されていてもよい。このことの目的については以下で明らかにする。前述した視覚的指標24Aは、ハンドル本体21に対する制御部材25の相対的な位置を特定するように構成されている。
[0027]図示のハンドルアセンブリ20は、制御部材25を所望の位置に一時的に固定するように構成されたロック機構27をも含んでいる。ただし、これは必須ではない。図2に示されているように、図示のロック機構27は複数の突出部を含んでおり、この複数の突出部は、長穴24の内面に沿って、互いに間隔を開けて配置されている。制御部材25は、突出部と摩擦係合し、制御部材25を所望の位置に保持する。あるいは、ロック機構27は、ねじ式の締結具、軸回転式ラッチ、押しボタンレリース、または、制御部材25を所望の位置に固定するように構成された任意の他の機構であってもよい。
[0028]ここで図1から図3を参照すると、図示のカテーテル装置10は、ハンドルアセンブリ20から延びるカテーテルチューブ30をも含んでいる。カテーテルチューブ30は、細長い可撓性部材であり、ハンドルアセンブリ20に固定された近位端と、近位端から延びる遠位端とを有する。カテーテルチューブ30は任意の生体適合性材料から作ることができる。任意の生体適合性材料としては、限定はしないが、ポリビニル、ポリエチレン、ニチノール、または、ステンレススチールがある。さらに、カテーテルチューブ30は、任意の他の外径、長さ、または、壁厚を有することができる。
[0029]図2に示されているように、カテーテルチューブ30の近位端はハンドル本体21に固定されていて、通路23を介して内室22に通じている。カテーテルチューブ30は、フランジ結合、溶融結合、接着、圧入結合、ねじ結合、または、任意の他の固定手段を使用してハンドル本体21に固定してもよい。あるいは、カテーテルチューブ30は、コネクターまたは任意の他のタイプの取り付け装置を使用してハンドル本体21に固定してもよい。
[0030]図1および3に示されているように、拡張可能部分32がカテーテルチューブ30の遠位端に設けられている。図示の拡張可能部分32は、長手方向軸を有する円筒部材である。拡張可能部分32は、全体的に弾性があり、さまざまな位置に屈曲できる、ポリビニル、ポリエチレン、ニチノール、または、ステンレススチールのような材料から作ることができる。拡張可能部分32は、任意の方法でカテーテルチューブ30に固定することができる。この任意の方法としては、限定はしないが、溶融結合、接着、圧入結合、ねじ結合、または、任意の他の固定手段がある。あるいは、拡張可能部分32は、カテーテルチューブ30と一体に形成することもできる。さらに、拡張可能部分32は、任意の外径、長さ、または、壁厚を有することができる。
[0031]図示の拡張可能部分32は、一対の支柱部34Aおよび34Bを有する。図示の支柱部34Aおよび34Bは、長手方向に延びる一対の切り込み35Aおよび35Bによって分かれている。一対の切り込み35Aおよび35Bは、拡張可能部分32の側壁を貫通している。図4に示されているように、切り込み35Aおよび35Bは、拡張可能部分32の周囲に互いから等間隔に離れていて、支柱部34Aおよび34Bは同一の周方向の幅を有する。ただし、これは必須のことではない。支柱部34Aおよび34Bは、必要に応じて、いかなる長さ、周方向の幅、または、断面形状であってもよい。
[0032]図3および4に示されているように、図示の拡張可能部分32は、一対の切開要素36をも含んでいる。この一対の切開要素36は、支柱部34Aおよび34Bの外面に沿ってそれぞれ設けられている。この切開要素36は、例えば、アテロトーム(atherotomes)、または、後述するように、動脈硬化物質に切り目を入れるように構成された、アーチ形状の刃部を有する他の切開部材とすることができる。図示の切開要素36は、拡張可能部分32の長手方向軸に平行、かつ、拡張可能部分32から放射方向外側に向かって延びている。切開要素36は、拡張可能部分32の周囲に互いから等間隔に離れている。しかしながら、拡張可能部分32は、任意の数または構成の切開要素36が周囲に設けられていてもよい。さらに、切開要素36は、任意の断面形状、長手方向長さ、または、刃高を有することができ、また、限定はしないが、焼き鈍し鋼、ステンレススチール、高炭素鋼、または、セラミックを含む任意の適する材料から作ることができる。切開要素36は、支柱部34Aおよび34Bとともに成型することができるし、それ以外に任意の方法で支柱部34Aおよび34Bに固定してもよい。この任意の方法は、例えば、溶接または半田結合、接着、または、任意の他の締結手段の使用などである。
[0033]拡張可能部分32の遠位端には、オプションとして、先端部材38があってもよい。図示の先端部材38は、全体的に円錐形状をしていて、この円錐形状により、カテーテルチューブ30を血管50に挿入すること(図3および4参照)、および、その後、血管の中で移動させることが容易になる。しかしながら、先端部材38は、任意の所望の形状をしていてもよい。開口部が先端部材38を軸方向に貫通していてもよい。この開口部の目的については後述する。先端部材38は、拡張可能部分32と一体に形成することも可能であるし、拡張可能部分32に、接着剤等を用いるなどして固定してもよい。さらに、先端部材38は、任意の生体適合性材料から作ることができる。生体適合性材料としては、限定はしないが、ポリビニル、ポリエチレン、ニチノール、ステンレススチール、または、ポリエーテルブロックアミドがある。
[0034]図2から図4に示されているように、図示のカテーテル装置10は、内側スリーブ40をも含んでいる。ただし、これは必須ではない。内側スリーブ40は、可撓性がある筒状部材であり、カテーテルチューブ30内でスライド運動をするように支持されている。このように支持する目的については後述する。内側スリーブ40は、任意の生体適合性材料から作ることができる。任意の生体適合性材料としては、限定はしないが、ポリビニル、ポリエチレン、ニチノール、ステンレススチール、または、織布がある。さらに、内側スリーブ40は、任意の外径、長さ、または、壁厚を有することができる。内側スリーブ40は、筒状部材である必要はなく、代わりに単線、編組線等であってもよい。
[0035]図2に示されているように、内側スリーブ40の近位端は、カテーテルチューブ30から延びて、ハンドル本体21の内室22に入っている。内側スリーブ40の近位端は、制御部材25の基礎部分26に、基礎部分26とともにスライド運動をするように固定されている。このようにする目的については後述する。内側スリーブ40は、フランジ結合、溶融結合、接着、ねじ結合、または、他の任意の固定手段で基礎部分26に固定することができる。
[0036]図3に示されているように、内側スリーブ40は、カテーテルチューブ30の長さ全体にわたって延びている。ハンドルアセンブリ20の反対側にある内側スリーブ40の遠位端は、先端部材38に固定されており、先端部材38は、次に、拡張可能部分32に固定されている。内側スリーブ40は、先端部材38に任意の方法で固定してもよい。任意の方法としては、限定はしないが、溶融結合、接着、締結具等がある。
[0037]図1および図2に戻ると、図示のカテーテル装置10は、保護シース42をも含んでおり、この保護シース42は、カテーテルチューブ30の外面に沿ってスライド運動をするように支持されている。ただし、これは必須ではない。保護シース42は、任意の生体適合性材料から作ることができる。生体適合性材料としては、限定はしないが、ポリビニル、ポリエチレン、ニチノール、または、ステンレススチールがある。さらに、保護シース42は、任意の外径、長さ、または、壁厚を有することができる。保護シース42の目的については後述する。
[0038]図示の保護シース42はフランジ44を含んでおり、このフランジがあることで、保護シース42のカテーテルチューブ30に対するスライド運動が容易となっている。図示のフランジ44は環状部材であり、この環状部材は、保護シース42の、ハンドルアセンブリ20に最も近い端部に設置されている。フランジ44は、保護シース42と一体に形成することもできるし、それ以外に、接着剤等を用いるなどの任意の方法で保護シース42に固定してもよい。フランジ44は、ここ、および、以下に記載する機能を達成するのに任意の形状を有することができるし、代わりに任意の方法で構成してもよいことは理解すべきである。
[0039]ここで、カテーテル装置10の動作を図1から図7を参照しながら説明する。最初に図1から図4を参照すると、カテーテル装置10が第1の動作モードで図示されている。第1の動作モードでは、ハンドルアセンブリ20の制御部材25がハンドル本体21に対し前側の位置に位置している。内側スリーブ40は、図3および4に示すように、拡張可能部分32が閉じた位置となるよう、完全にカテーテルチューブ30の中へと延びている。閉じた位置では、支柱部34Aおよび34Bが互いに、かつ、内側スリーブ40に対してほぼ平行である。(図3に点線で図示されている)切り込み35Aおよび35Bは、ほぼ閉じた構成のままである。このため、拡張可能部分32は初期直径D1を画定する。初期直径D1は、カテーテルチューブ30の残りの部分とほぼ同じ直径である。もっとも、拡張部分32の初期直径D1は、任意の所望の寸法であってもよい。
[0040]カテーテル装置10が第1の動作モードにあるとき、図3および4に示されているように、カテーテルチューブ30の遠位端を血管50に経皮的に挿入することができる。次に、図示のカテーテルチューブ30を血管50の中でガイドワイヤ52に沿って前進させる。ガイドワイヤ52は、カテーテル装置10を貫通している。例えば、ガイドワイヤ52は、内側スリーブ40を完全に貫通し、ハンドル本体21の内室22に入り、ハンドルアセンブリ20の後端部から外に出ていてもよい(図2参照)。カテーテルチューブ30は、ガイドワイヤ52に沿って拡張可能部分32が血管50の、動脈硬化物質54で幅が狭くなった領域に位置するまで前進させる。あるいは、カテーテルチューブ30は、送達カテーテル(不図示)または任意の他の適当な手技で血管50に挿入し、血管内を案内することもできる。カテーテルチューブ30を血管50に挿入し、前進させる間、オプションである保護シース42は、拡張可能部分32の上に位置させ、これにより切開要素36が血管50の内壁と接触するのを防止することが好ましい。
[0041]拡張可能部分32を血管50の幅が狭くなった領域に位置させたら、保護シース42をカテーテルチューブ30の遠位端から図3の方向矢印で示すように後方へスライドさせることによって、切開要素36を露出させることができる。図示の保護シース42は、図2の方向矢印で示すように、フランジ44をハンドルアセンブリ20の方へ引っ張ることで、このように動かすことができる。
[0042]ここで図5から7を参照すると、カテーテル装置10が第2の動作モードで図示されている。第2の動作モードにするには、図5の方向矢印で示すように、制御部材25を前方位置から後方位置へ動かす。制御部材25を後方位置へ動かすにつれ、内側スリーブ40がカテーテルチューブ30内で引っ張られ、これにより、内側スリーブ40のカテーテルチューブ30に対する相対的な長さが短くなる。内側スリーブ40の遠位端は、前述したように、先端部材38に取り付けてあるので、拡張可能部分32が先端部材38と、カテーテルチューブ30の遠位端との間で軸方向に圧縮される。この結果、支柱部34Aおよび34Bが弓なりに、すなわち、外側に向かって広がってほぼアーチ状になり、これにより開位置を画定する。開位置において、拡張可能部分32は第2の直径D2を画定する。この第2の直径D2は、拡張可能部分32が閉位置にあるときの初期直径D1よりも大きい。図6に示されているように、切開要素36は、支柱部34Aおよび34Bの放射方向において最も外側の面に沿ってそれぞれ位置している。さらに、必須ではないが、支柱部34Aおよび34Bの最も外側の面は、開位置において、支柱部34Aおよび34Bの全長にわたってほぼ平坦な部分を画定していてもよい。このことの目的については後述する。支柱部34Aおよび34Bは、開位置において拡張可能部分32が全体的に所望の第2の直径D2となるように、任意の長さを有しうることは理解されるべきである。
[0043]カテーテル装置10を操作している間、制御部材25を前方位置および後方位置の間で選択的に動かすことにより、第2の直径D2を増減させることができる。例えば、第2の直径D2は、制御部材25をさらに後方位置の方へ動かすことによって大きくすることができる。逆に、第2の直径D2は、制御部材25をさらに前方位置の方へ動かすことによって小さくすることができる。視覚的指標24Aは、そのときの拡張可能部分32の第2の直径D2を特定するのに使用できる。これに代えて(または加えて)、支柱部34Aおよび34Bに開位置へのバイアスをかけることで、保護シース42を拡張可能部分32から後へスライドさせたときに、外向きに自動的に広がって第2の直径D2になるようにしてもよい。このように、保護シース42の支柱部34Aおよび34Bに対するスライド運動を第2の直径D2を選択的に調整するのに使用することができる。この構成では、内側スリーブ40と、ハンドルアセンブリ20の可動部品とは必要ないであろう。
[0044]カテーテル装置10が第2の動作モードにあるとき、拡張可能部分32をガイドワイヤ52に沿って引っ張って、血管50の幅が狭くなった領域に通すことができる。これは、ハンドルアセンブリ20を引っ張ることで行うことができる。このようにすると、切開要素36が動脈硬化物質54と係合して、動脈硬化物質54に長手方向の切り目56を入れる。図6および7に示されているように、アーチ形状支柱部34Aおよび34Bの、切開要素36の近傍にある外面領域は、動脈硬化物質54の表面に沿って進み、これによって切り目56の深さを制限し、切開要素36が血管50の壁部を切ることを防止するように構成されている。拡張可能部分32をガイドワイヤ52に沿って任意の距離動かし、任意の所望の長さを有する切り目56を入れることができる。切り目56を動脈硬化物質54に作った後、制御部材25を前方位置へ動かすことによって、カテーテル装置10を(図1から4に示されている)第1の動作モードに戻すことができる。このようにすることで、拡張可能部分32は閉位置へ戻る。保護シース42をスライドさせて拡張可能部分32を覆うことができ、そして、カテーテルチューブ30を血管50から取り除いてもよい。
[0045]あるいは、カテーテル装置10は、動脈硬化物質54にさらに切れ目56を入れるのに使用することもできる。例えば、カテーテル装置10を第1の動作モードに戻した後、拡張可能部分32を血管50の幅が狭くなった領域の中で配置し直すことができる。次に、ハンドルアセンブリ20を回すことで、カテーテルチューブ30を血管50の中で回転させ、切開要素36を動脈硬化物質54の他の部分に合わせることができる。次に、上述したステップを何回でも繰り返し、血管50の幅が狭くなった領域に複数回通し、動脈硬化物質54にさらに切り目を入れることができる。
[0046]よって、図示のカテーテル装置10が多くの点で有益であることは理解されるべきである。一例では、拡張可能部分32の第2の直径D2をハンドルアセンブリ20を操作することによって、または、保護シース42をスライド移動させることによって選択的に調整することができる。このようにすることで、カテーテル装置10をさまざまな大きさ、または、直径が変動する血管50での使用に適合させることができる。別の例では、図示のカテーテル装置10でさまざまな大きさの放射方向の力を動脈硬化物質54に加えることが、ハンドルアセンブリ20の制御部材25に加える力の量を調整することによってできる。これにより、カテーテル装置10で動脈硬化物質54に切り目56を入れるのに足りる放射方向の力を発生させながら、血管50の壁部を引き裂く可能性を低減することができる。さらに別の例では、一回の手技でカテーテル装置10を何回も通して、動脈硬化物質54にさまざまな長さおよび形状の複数の切り目56を作ることができる。
[0047]ここで図8から10を参照すると、本発明の第2の実施形態による、拡張可能部分132を有するカテーテルチューブ130が図示されている。カテーテルチューブ130および拡張可能部分132は、前述した実施形態に記載し、図示したいずれの構造上の特徴を含んでいてもよい。ただし、これは必須ではない。同様の特徴部は、共通の参照番号を伏してあるが、100だけ大きくしてある(つまり、110、120、130、他)。図面または本明細書で他に示さない限り、同様な特徴部が同様な構造にしてあり、同様に動作し、かつ/または、同一機能を有することは理解されなければならない。
[0048]例えば、カテーテルチューブ130は、第1の実施形態で前述したように、ハンドルアセンブリ(不図示)から延びていてもよい。拡張可能部分132は、カテーテルチューブ130の遠位端に設けられており、先端部材138を含んでいてもよい。カテーテルチューブ130はまた、内側スリーブ140と、保護シース(不図示)とを含んでいてもよい。このこともまた第1の実施形態で前述した。
[0049]しかしながら、図示の実施形態では、拡張可能部分132が4つの支柱部134A、134B、134Cおよび134Dを含んでおり、これらの支柱部は、長手方向に延びる4つの切り込み135A、135B、135Cおよび135Dによってそれぞれ分かれている。図示の支柱部134A、134B、134Cおよび134Dは、各々、切開要素136を含んでいる。ただし、これは必須ではない。拡張可能部分132には、必要に応じて任意の数または構成の支柱部および切開要素があってもよい。
[0050]図8に示されているように、図示の拡張可能部分132は、凹状部分160をさらに含んでおり、この凹状部分160は、それぞれ、支柱部134A、134B、134Cおよび134Dの外面へと延びている。例えば、支柱部134A、134B、134Cおよび134Dは、閉位置にあるときに、内側スリーブ140に向かって若干内側へ弓なりにすることもできるし、あるいは、これに代えて、支柱部134A、134B、134Cおよび134Dの中央部分に沿って厚さを薄くして、凹状部分160を形成してもよい。図示の切開要素136は、凹状部分160内にそれぞれ配置されている。このように、カテーテルチューブ130を前述したように血管に挿入すると、凹状部分160が、切開要素136の血管内壁との接触防止に役立つ。他方、拡張可能部分132を後述するように開位置に広げると、切開要素136が凹状部分160から露出する。凹状部分160は、保護シース(不図示)の必要性を無くす、または、軽減することができる。
[0051]拡張可能部分132は、第1の実施形態で前述したように、内側スリーブ140をカテーテルチューブ130に対して選択的に動かすことにより、(図8に示されている)閉位置と、(図9および図10に示されている)開位置との間で操作できる。これに代えて(または加えて)、支柱部134A、134B、134Cおよび134Dには開位置へのバイアスをかけることができる。このような実施形態では、保護シース(不図示)を使用して、拡張可能部分132を閉位置と開位置の間で動かすことができる。
[0052]ここで図11から13を参照すると、本発明の第3の実施形態による、拡張可能部分232を有するカテーテルチューブ230が図示されている。カテーテルチューブ230および拡張可能部分232は、前述した実施形態で記載または図示したいずれの構造上の特徴を含んでいてもよい。ただし、これは必須ではない。同様の特徴部は、共通の参照番号が付されているが、200だけ大きくしてある(つまり、210、220、230、他)。図面または本明細書で他に示さない限り、同様の特徴部が同様な構造をしており、同様に動作し、かつ/または、同一機能を有することは理解されるべきである。
[0053]例えば、カテーテルチューブ230は、第1の実施形態で前述したように、ハンドルアセンブリ(不図示)から延びていてもよい。拡張可能部分232は、カテーテルチューブ230の遠位端に設けられており、また、一対の支柱部234Aおよび234Bを含んでいる。一対の支柱部234Aおよび234Bは、長手方向に延びる一対の切り込み235Aおよび235Bによって分かれている。カテーテルチューブ230はまた、第1の実施形態で前述した先端部材238と、内側スリーブ240と、保護シース(不図示)とを含んでいてもよい。
[0054]しかしながら、図示の実施形態では、拡張可能部分232が第1の弱化領域対237A、237Bおよび第2の弱化領域対239A、239Bを含む。第1の弱化領域対237A、237Bおよび第2の弱化領域対239A、239Bは、支柱部234Aおよび234Bの両側にそれぞれ配置されている。図示の弱化領域237A、237Bおよび239A、239Bは、拡張可能部分232の、ヒンジとして機能する側壁を貫通する拡大開口部によって形成されている。弱化領域237A、237Bおよび239A、239Bは、支柱部234Aおよび234Bを開位置まで動かしたときの、拡張可能部分232の側壁における曲げ応力の大きさを軽減するのに役立つであろう。支柱部234Aおよび234Bは、任意の数または構成の弱化領域を含んでいてもよい。さらに、本開示における他のいずれの実施形態もまた弱化領域237A、237Bおよび239A、239Bを含んでいてもよいことは理解されるべきである。
[0055]図示の支柱部234Aおよび234Bは、頂点を形成するように、(図11に示されている)閉位置および(図12および図13に示されている)開位置の両方でそれぞれの全長にわたってほぼ平坦のままである。ただし、このような構成は必須ではない。切開要素236は、それぞれの支柱部234Aおよび234Bのほぼ平坦な部分に沿って設けられている。このため、切開要素236は、支柱部234Aおよび234Bの強度を増す補強部材としても機能しうる。さらに、この構成は、他の場合では支柱部234Aおよび234Bを弓なりにすることによって生じうる、切開要素236と、支柱部234Aおよび234Bとの間の連結部での応力の大きさを小さくできる。
[0056]図12に示されているように、切開要素236の端部部分は、それぞれの支柱部234Aおよび234Bの各々によって形成される頂点を越えて延びていてもよい。この構成は、拡張可能部分232が開位置にあるときの切開要素236の実効刃高を高くすることができる。このため、切開要素236は、拡張可能部分232が閉位置にあるときの刃高を低くすることができ、これで保護シース(不図示)の必要性がなくなるであろう。
[0057]拡張可能部分232は、第1の実施形態で前述したように、内側スリーブ240をカテーテルチューブ230に対して選択的に動かすことにより、閉位置と、開位置との間で操作できる。これに代えて(または加えて)、支柱部234Aおよび234Bに開位置へのバイアスをかけることができる。このような実施形態では、保護シース(不図示)を使用して、拡張可能部分232を閉位置と、開位置との間で動かすことができる。
[0058]ここで、図14から16を参照すると、本発明の第4の実施形態による、拡張可能部分332を有するカテーテルチューブ330が図示されている。カテーテルチューブ330および拡張可能部分332は、先の実施形態で記載または図示したいずれの構造的特徴を含んでいてもよい。ただし、これは必須ではない。同様の特徴部は、共通の参照番号が付されているが、300だけ大きくしてある(つまり、310、320、330、他)。図面または本明細書で他に示さない限り、同様の特徴部が同様な構造をしており、同様に動作し、かつ/または、同一機能を有することは理解されるべきである。
[0059]例えば、カテーテルチューブ330は、第1の実施形態で前述したように、ハンドルアセンブリ(不図示)から延びていてもよい。拡張可能部分332は、カテーテルチューブ330の遠位端に設けられていて、先端部材338を含んでいてもよい。カテーテルチューブ330はまた、先端部材338に取り付けられた内側スリーブ340と、(不図示の)保護シースとを含んでいてもよい。このことも、第1の実施形態で前述したことである。
[0060]しかしながら、図示の実施形態では、拡張可能部分332が一対の支柱部334Aおよび334Bを含んでいる。一対の支柱部334Aおよび334Bは、拡張可能部分332に片持ち梁式に支持されている(つまり、支柱部334Aおよび334Bの遠位端において、互いに、または、先端部材338に取り付けられていない)。この目的については、後述する。支柱部334Aおよび334Bは、長手方向に延びる一対の切り込み335Aおよび335Bによって分かれており、一対の切り込み335Aおよび335Bは、拡張可能部分332の端部から延びている。一対の切開要素336が支柱部334Aおよび334Bの外面に沿ってそれぞれ設けられている。しかしながら、拡張可能部分332には、必要に応じて、任意の数または構成の支柱部および切開要素があってもよい。
[0061]図15および16に示されているように、図示の支柱部334Aおよび334Bは、外側へ広げてY字形状の構成にすることができるように拡張可能部分332に支持されている。例えば、支柱部334Aおよび334Bは、第1の実施形態で前述したように、内側スリーブ340をカテーテルチューブ330内で引っ張ることによって外側に広げることができる。このようにすると、先端部材338が支柱部334Aおよび334Bの内面に沿ってスライドし、支柱部334Aおよび334Bを外側に向けて軸回転させる。これに代えて(または加えて)支柱部334Aおよび334Bに外に向けて開いた位置へのバイアスをかけることもできる。このような実施形態では、保護シース(不図示)を使用して、拡張可能部分332を閉位置と開位置との間で動かすことができる。
[0062]支柱部334Aおよび334Bは、(図14に示されている)閉位置および外側に開いた位置のいずれでも、それぞれの全長にわたってほぼ平坦のままである。ただし、これは必須ではない。このため、切開要素336は、支柱部334Aおよび334Bの強度を増すための補強部材としても機能するであろう。さらに、この構成は、切開要素336と、支柱部334Aおよび334Bとの間の結合部で、他の場合には支柱部334Aおよび334Bを弓なりにすることで生じうる応力の大きさを小さくすることができる。
[0063]図15に示されているように、切開要素336の端部部分は、それぞれの支柱部334Aおよび334Bの遠位端を越えて延びていてもよい。この構成は、拡張可能部分332が外側へ開いた位置にあるときの切開要素336の実効刃高を高くすることができる。このため、切開要素336は、拡張可能部分332が閉位置にあるとき、刃高を小さくすることができるであろうし、これにより、保護シース(不図示)の必要がなくなるであろう。
[0064]本発明の原理および動作モードを本発明の好ましい実施形態で説明し、図示した。しかしながら、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、本発明を具体的に説明し図示したのとは別の方法で実施しうることは理解されなければならない。

Claims (20)

  1. 各々が外面を画定する複数の支柱部を有する拡張可能部分を含むカテーテルチューブであって、前記拡張可能部分が、前記拡張可能部分が第1の直径を有する閉位置と、前記拡張可能部分が前記第1の直径よりも大きな第2の直径を有する開位置との間で動作可能である、カテーテルチューブと、
    前記支柱部の少なくとも1つの前記外面に設けられた切開要素であって、前記拡張可能部分が前記開位置にあるときに、血管内にある動脈硬化物質に切り目を入れるように前記支柱部の前記外面から径方向外側に向かって延びる刃部を有する、切開要素と、
    を備える血管内カテーテル装置。
  2. 前記切開要素の前記刃部は、前記拡張可能部分の長手方向軸に平行に延びている、請求項1に記載の血管内カテーテル装置。
  3. 前記支柱部は、それぞれ、前記支柱部の両端において互いに取り付けられており、前記開位置では外側に向かって弓なりになる、請求項1に記載の血管内カテーテル装置。
  4. 各支柱部の前記外面は、前記切開部材に隣接する表面領域を有するアーチ状部材を画定し、前記表面領域は、前記切開部材が入れる切り目の深さを制限し、前記切開部材が前記血管の壁部を切ることを防止する、請求項3に記載の血管内カテーテル装置。
  5. 前記カテーテルチューブ内でスライド運動をするように支持されている内側スリーブをさらに含み、前記内側スリーブは、前記閉位置と前記開位置の間での前記支柱部の移動を選択的に制御するために前記拡張可能部分の遠位端に連結されている、請求項3に記載の血管内カテーテル装置。
  6. 前記カテーテルチューブはハンドルアセンブリから延びており、前記内側スリーブは制御部材に接続されており、前記制御部材は、前記閉位置と前記開位置の間での前記拡張可能部分の移動を選択的に制御するために前記ハンドルアセンブリに可動に支持されている、請求項5に記載の血管内カテーテル装置。
  7. 前記ハンドルアセンブリは、前記制御部材の前記ハンドルアセンブリ上の相対的な位置を特定する指標を含む、請求項6に記載の血管内カテーテル装置。
  8. 前記ハンドルアセンブリは、前記制御部材を前記ハンドルアセンブリ上の選択された位置に固定するためのロック機構を含む、請求項6に記載の血管内カテーテル装置。
  9. 前記拡張可能部分は弱化領域を画定しており、前記弱化領域は、それぞれ、各支柱部の両端に位置し、ヒンジとして機能するようにしてある、請求項3に記載の血管内カテーテル装置。
  10. 各支柱部の一部分は、前記閉位置および前記開位置のいずれでも、前記一部分の全長にわたってほぼ平坦なままであり、前記切開要素は、少なくとも1つの前記支柱部の前記平坦な部分で支持されている、請求項3に記載の血管内カテーテル装置。
  11. 前記支柱部は、前記開位置へのバイアスがかけられている、請求項3に記載の血管内カテーテル装置。
  12. 保護シースをさらに含み、前記保護シースは、前記カテーテルチューブの外面に沿ってスライド移動し、前記閉位置と前記開位置の間での前記拡張可能部分の移動を制御するように支持されている、請求項11に記載の血管内カテーテル装置。
  13. 前記支柱部は、前記開位置にあるときに開いて広がるように、前記拡張可能部分に片持ち梁式に支持されている、請求項1に記載の血管内カテーテル装置。
  14. 先端部材をさらに含み、前記先端部分は、前記支柱部の内面に沿ってスライド移動して、前記支柱部を前記閉位置と前記開位置との間で回転させるように支持されている、請求項13に記載の血管内カテーテル装置。
  15. 前記先端部材が内側スリーブに取り付けられていて、前記内側スリーブが、前記カテーテルチューブ内でスライド移動するように支持されている、請求項14に記載の血管内カテーテル装置。
  16. 前記カテーテルチューブはハンドルアセンブリから延びており、前記内側スリーブは制御部材に連結されており、前記制御部材は、前記閉位置と前記開位置の間での前記拡張可能部分の運動を選択的に制御するように前記ハンドルアセンブリに可動に支持されている、請求項15に記載の血管内カテーテル装置。
  17. 前記ハンドルアセンブリは、前記制御部材の前記ハンドルアセンブリ上の相対的な位置を特定する指標を含む、請求項16に記載の血管内カテーテル装置。
  18. 前記支柱部は、前記開位置へのバイアスがかけられている、請求項13に記載の血管内カテーテル装置。
  19. 保護シースをさらに含み、前記保護シースは、前記カテーテルチューブの外面に沿ってスライド運動して、前記閉位置と前記開位置の間での前記拡張可能部分の運動を制御するように支持されている、請求項18に記載の血管内カテーテル装置。
  20. 制御部材を含み、前記制御部材を可動に支持するハンドルアセンブリと、
    前記ハンドルアセンブリから延び、拡張可能部分を含むカテーテルチューブであって、前記拡張可能部分は、長手方向軸を画定し、かつ、複数の支柱部を有し、前記支柱部の各々は外面を画定しており、前記拡張可能部分は、前記拡張可能部分が第1の直径を有する閉位置と、前記拡張可能部分が前記第1の直径よりも大きい第2の直径を有する開位置との間で動作可能である、カテーテルチューブと、
    前記支柱部の少なくとも1つの前記外面に設けられた切開要素であって、前記拡張可能部分の前記長手方向軸に平行に、かつ、前記拡張可能部分から径方向外側へ延びる刃部を有する切開要素と、
    前記カテーテルチューブの中でスライド運動するように支持されている内側スリーブであって、前記閉位置と前記開位置の間での前記拡張可能部分の運動を選択的に制御するように、前記ハンドルアセンブリにある前記制御部材と、前記拡張可能部分の遠位端との間に連結されている、内側スリーブと、
    を備える血管内カテーテル装置。
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