JP7283360B2 - カテーテル - Google Patents
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Description
図1及び図2に示されるカテーテル10は、粥腫切除用であり、図1及び図2に示されるように、シャフト11(第1シャフトの一例)と、シャフト11の内部空間26、27に設けられたカッター21及びシャフト22(第2シャフトの一例)と、シャフト11の基端と連結されたハブ14と、シャフト11の基端部80に設けられたレバー81及びジョイント82と、カッター21に回転駆動を付与するモータユニット15とを備える。
図2に示されるように、シャフト11は、内部空間26にカッター21を内包できるチューブであり、円筒形状である。シャフト11は、本体部16と先端部13とに大別される。
図2に示されるように、シャフト11の内部空間における開口20の近傍(詳細には、中間部17の内部空間27から、本体部16の内部空間26のうち中間部17近傍に位置する部分までに亘る空間)には、カッター21が設けられている。カッター21は、概ね円筒形状である。カッター21の外径は、シャフト11の内径より若干小さい。カッター21の先端側には、複数の刃が中心から放射状に延びるように形成されている。図2には現れていないが、カッター21の中心には、軸線方向101に沿って貫通孔が形成されている。
図1及び図2に示されるように、シャフト11の軸線に対して開口20と反対側となる位置には、バルーン23が設けられている。バルーン23は、中間部17の周壁25からシャフト11の径方向外側へ膨らむことが可能なものである。バルーン23は、カテーテル10が血管に挿入されるまでの間、折り畳まれて中間部17の周壁25に密着している。バルーン23の素材としては、生体適合性を有する材料が好ましく、具体的には、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等が挙げられる。
図2に示されるように、カッター21の基端に、シャフト22が連結されている。シャフト22は細長な管である。シャフト22の内部空間は、カッター21の貫通孔と連通している。シャフト22の内部空間及びカッター21の貫通孔には、ガイドワイヤが挿通される。
図1及び図3に示されるハブ14は、ポリプロピレンやABSなどの樹脂の成形体である。ハブ14は、シャフト11を血管へ挿抜するときなどの操作において持ち手となり得る。
図3に示されるように、レバー81及びジョイント82が、基端部80における本体42の開口45から延出した部分に取り付けられている。
図1に示されるように、ハブ14及びジョイント82は、モータユニット15に接続可能である。モータユニット15は、モータ73と、筐体74とを備える。
以下、図8~図10などが参照されつつカテーテル10の使用方法が説明される。
操作者によって、シャフト22へ向かってレバー81が押されると、レバー81の先端部87が円筒体76の開口部である筐体74の外面(先端面631、641)に当接する。これにより、レバー81がシャフト22へ向かって移動することが抑制される。その結果、基端部86の貫通孔84の内面68とシャフト22とが当接する圧力が過剰に増大せず、シャフト22の回転数が低下しにくい。そのため、モータ73の回転数を上げるためにモータ73へ供給する電流が増大されることによるヒューズの切断を防止することができる。
上記実施形態では、モータユニット15において、シャフト22が挿入され、ハブ14が嵌合される部分は、円筒に構成されていた(円筒体76)。しかし、当該部分は、円筒に限らず、筒状であればよい。例えば、当該部分は、四角筒であってもよい。
11 シャフト(第1シャフト)
13 先端部
14 ハブ
15 モータユニット
20 開口
21 カッター
22 シャフト(第2シャフト)
25 周壁(側壁)
26 内部空間
27 内部空間
42 本体
43 回転体
47 周面
66 側壁
67 側壁
73 モータ
74 筐体
76 円筒体(筒部)
78 内部空間
81 レバー
82 ジョイント
84 貫通孔
86 基端部
87 先端部
104 長手方向(所定方向)
Claims (6)
- 先端部の側壁に第1開口を有する円筒形状の第1シャフトと、
上記第1シャフトの内部空間における上記第1開口付近に位置するカッターと、
上記内部空間を上記第1シャフトに沿って延びており、一端が上記カッターと連結されており、他端が上記第1シャフトの基端から突出している第2シャフトと、
上記第1シャフトの基端と連結されており、上記第1シャフトの基端から突出した上記第2シャフトが貫通されており、上記第2シャフトを軸周りに回転可能に支持するハブと、
上記第2シャフトの他端に固定されたジョイントと、
上記第2シャフトが挿通された貫通孔を有しており、上記第2シャフトにおける上記ジョイント及び上記ハブの間において、上記第2シャフトに対して上記第2シャフトの軸線方向へ移動しないように設けられたレバーと、
接続された上記ジョイントを介して上記第2シャフトへ軸周りに回転させる駆動力を伝達するモータ、及び上記モータを覆っており上記ハブが接続される筐体を有するモータユニットと、を備え、
上記筐体は、筒部と、当該筒部の側壁を貫通して所定方向へ延びる第2開口と、を有しており、
上記レバーは、
上記ハブが上記筐体と嵌合した接続状態において上記筒部の内部空間から外部へ突出しており、上記貫通孔が形成された基端部と、
上記接続状態において上記筒部の外部において上記基端部と連続しており、上記第2開口の縁部を覆う先端部と、を備え、
上記接続状態において、上記レバーが上記所定方向へスライドされることにより、上記第2シャフトが上記レバーと一体に上記第1シャフトに対して上記軸線方向へスライドし、
上記貫通孔を区画する内面が上記第2シャフトと当接した状態において、上記レバーの先端部は上記第2開口の縁部と当接可能であるカテーテル。 - 上記レバーの先端部は、上記第2開口において対向する縁部の両方を覆っており、両方の縁部と当接可能である請求項1に記載のカテーテル。
- 上記ハブは、
上記第2シャフトが貫通された本体と、
上記第1シャフトが連結されており、上記本体によって上記第1シャフトの軸周りに回転可能に支持された回転体と、を備える請求項1または2に記載のカテーテル。 - 上記回転体の周面には、凹凸が形成されている請求項3に記載のカテーテル。
- 上記筐体は、上記軸線方向に沿った寸法が上記軸線方向と直交する2方向に沿った寸法より長い細長な形状であり、
上記所定方向は、上記軸線方向と平行である請求項1から4のいずれかに記載のカテーテル。 - 上記第2シャフトは、
上記ジョイント及び上記ハブの間に位置しており、上記貫通孔より大径の第1部分と、
上記第1部分及び上記ジョイントの間に位置しており、上記第1部分よりも小径且つ上記貫通孔より小径であり、上記貫通孔に挿通された第2部分と、を備え、
上記ジョイントは、上記貫通孔より大径であり、
上記第2部分の上記軸線方向に沿った長さは、上記基端部の上記軸線方向に沿った長さと同一である請求項1から5のいずれかに記載のカテーテル。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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Citations (2)
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Family Cites Families (2)
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DE3781826T2 (de) * | 1986-02-28 | 1993-01-07 | Devices Vascular Intervention | Motor-antriebseinheit fuer einen arteriektomie-katheter. |
JPH03501212A (ja) * | 1988-07-05 | 1991-03-22 | ディバイシズ フォー バスキュラー インターベンション,インコーポレイティド | アテローム切開装置及びその方法 |
-
2019
- 2019-11-20 JP JP2019209311A patent/JP7283360B2/ja active Active
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WO2013080730A1 (ja) | 2011-11-28 | 2013-06-06 | ニプロ株式会社 | 粥腫切除装置 |
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