JP2014518712A - 回転式電気コネクター及びこのコネクターを使用する呼吸ガス供給システム - Google Patents

Abstract

アクセサリーをメイン装置に回転可能なように及び電気的に結合するための接続アセンブリは、ハウジング部、回転可能なポートアセンブリ及びワイヤーアセンブリを含む。前記ポートアセンブリの端部は、前記アクセサリーに結合される。前記ポートアセンブリは、前記アクセサリーに電気結合される第１のコネクター端部を持つ電気コネクター部材を含む。前記ワイヤーアセンブリは、前記電気コネクター部材の第２のコネクター端部に電気結合される第１の端部と、電源に電気結合される第２の端部とを持つ電気ワイヤー部材を持つ。前記ワイヤー部材は、前記ポートアセンブリの周りに巻き取られ、前記ハウジング部と前記ポートアセンブリとの間に定められるチャンバ内に入れられる。前記ポートアセンブリの逆方向への回転は、前記電気ワイヤー部材がワイヤーが締め付ける又は絡まることなく、前記ポートアセンブリの周りに多少きつく巻かせる。

Description

本発明は、２０１１年５月２０日に出願された米国仮出願番号61/488,311の35 U.S.C.§119(e)に基づき優先権を主張し、これの内容は参照することにより本明細書に組み込まれるものとする。

本発明は、電気部品のコネクター、特に電気アクセサリー部品に電力を与える及び前記接続した部品の回転を可能にすることの両方を行う出口ポートを含む回転可能な接続アセンブリに関する。この接続アセンブリは、例えば限定ではなく、呼吸療法を提供するためのガス供給システム（例えば非侵襲的換気及び圧支持(pressure support)システム）のような装置に使用される。

患者の気道に呼吸ガスの気流を非侵襲的に、すなわち患者に挿管することなく又は気管チューブを患者の食道内に外科的に挿入することなく供給することが必要である又は望ましい状況が多数ある。例えば、非侵襲的換気として知られる技法を用いて患者を換気することが知られている。特定の医療疾患を治療するために、気道陽圧（ＰＡＰ）を与えることも知られており、その疾患の最も有名なのは閉塞性睡眠時無呼吸（ＯＳＡ）である。既知のＰＡＰ療法は、患者の気道をスプリント開放するために一定の陽圧が患者の気道に供給される持続的気道陽圧法（ＣＰＡＰ）と、患者の気道に供給される圧力が患者の呼吸サイクルと共に変化する可変気道内圧とを含む。このような治療は通例、患者が眠っている間の夜に患者に施される。

このような非侵襲的換気及び圧支持療法は、柔らかく柔軟なクッションを持つマスクの構成要素を含む患者インターフェース装置を患者の顔の上に配することを含む。このマスクの構成要素は、限定ではなく、患者の鼻を覆う鼻マスク、患者の鼻孔内に入れられる鼻カニューレ(nasal prong)を持つ鼻クッション、鼻及び口を覆う鼻／口マスク、又は患者の顔を覆うフルフェイスマスクでもよい。このような患者インターフェース装置は、例えば額支持、頬パッド及び顎パッドのような、他の患者と接する部品を用いてもよい。患者インターフェース装置は、ガス供給管又は送出管に接続され、換気又は圧支持装置を患者の気道と連動させるので、呼吸ガスの気流が圧力／気流発生装置から患者の気道に送出されることができる。患者の頭の上／その周りに嵌めるのに適した１つ以上のストラップを持つヘッドギアにより、装着者の顔に上記装置を維持することが知られている。

加湿器は、別の方法で相対的に乾燥圧縮した、発生する空気を加湿するために、呼吸治療システムのガス流発生部と前記ユーザーインターフェースとの間にしばしば設けられる又は一体化される。加湿器内において、呼吸ガスが水面上を通過する間、タンク内に蒸気を発生させるために水が蒸発することを可能にする。タンク内に水蒸気が増えると、ユーザーに送出されるガスに多くの湿度を与える能力を増大させる。このガス流の湿度の増大は通例、このガス流の温度の増大を伴う。呼吸治療システムの周りの周囲温度がガス流の温度より低いとき、患者呼吸回路の内部に結露が形成することがある。

患者呼吸回路上及び／又は回路内に結露が形成するのを減らすために、この患者呼吸回路を加熱することが現在知られている。この患者呼吸回路の可動性を増大させるために、加湿器の出口に旋回ポートがしばしば用いられる。この旋回ポートは、患者呼吸回路の加熱機構に電力を供給しなければならない一方、ワイヤーが締め付ける又は絡まることなく、前記ポートの回転を可能にすることによりワイヤー管理の問題を軽減する。しかしながら、現在の旋回ポートの解決法は、複数の部品及び／又は、難しい及び／又は非常に長いアセンブリの処理を必要とする。

それ故に、本発明の目的は、従来の出口ポートの欠点を克服した、例えば呼吸ガス供給システムのような装置に出口ポートを設けることである。本目的は、本発明のある実施例に従って、例えば加熱管のような接続した部品に電力を供給する及びワイヤーが締め付ける又は絡まることなく、前記接続した部品の回転を可能にすることの両方を行う出口ポートを含む簡単並びにコスト効率のよい回転可能な接続アセンブリを提供することにより達成される。

ある実施例において、例えば加熱ガス供給管のような電気アクセサリー部品を例えば呼吸ガス供給システムのようなメイン装置（例えばＣＰＡＰマシン又は非侵襲的換気システム）に回転可能なように結合する、及び前記メイン装置から前記電気アクセサリー部品に電力を供給するための接続アセンブリが設けられる。この接続アセンブリは、ハウジング部（例えば前記メイン装置のメインハウジングの一部を形成するピボット旋回する蓋）、前記ハウジング部に回転可能なように結合されるポートアセンブリ及びワイヤーアセンブリを含む。このポートアセンブリは、第１の端部及び第２の端部を持ち、このポートアセンブリの第２の端部は、前記アクセサリー部品に結合され、前記ポートアセンブリは、前記アクセサリー部品に電気結合される第１のコネクター端部及び第２のコネクター端部を持つ電気コネクター部材を含む。ワイヤーアセンブリは、前記第２のコネクターに電気結合した第１の端部及び前記メインの装置の電源に電気結合した第２の端部を持つ電気ワイヤー部材を持つ。この電気ワイヤー部材の一部は、前記ポートアセンブリの第１の端部の周りに巻き取られ、前記ハウジング部と前記ポートアセンブリとの間に定められるチャンバ内に入れられ、ここで前記ポートアセンブリの第１の方向への回転は、前記電気ワイヤー部材の一部を前記ポートアセンブリの前記第１の端部の周りにきつく巻き取らせ、前記ポートアセンブリの第２の方向への回転は、前記電気ワイヤー部材の一部を前記ポートアセンブリの前記第１の端部の周りにあまりきつくは巻き取らせない。

本発明のこれら及び他の目的、特徴並びに特性は、構成物の関連する要素の動作方法及び機能、並びに製造物の部品の組み合わせ及び経済性と同じく、添付する図面を参照して以下の説明及び付随する特許請求の範囲を理解すると明らかとなり、これら全ては本明細書の一部を形成し、ここで同様の参照番号は、様々な図面において対応する部分を指している。しかしながら、図面は、単に説明及び記載を目的とするものであり、本発明の限度を定めているとは意味しないことをはっきりと理解すべきである。

図１は、本発明の１つの特定の、限定ではない実施例による圧支持システムの概略図である。 図２は、本発明の例示的な実施例による、図１の圧支持システムの一部を形成する接続アセンブリの上面等角図である。 図３は、本発明の例示的な実施例による、図１の圧支持システムの一部を形成する接続アセンブリの底面等角図である。 図４は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成するハウジングの蓋部材の上面等角図である。 図５は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成するハウジングの蓋部材の底面等角図である。 図６は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成するワイヤーアセンブリの上面図である。 図７は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成するワイヤーアセンブリの底面図である。 図８は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回コネクター部材の上面図である。 図９は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回コネクター部材の底面図である。 図１０は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回コネクター部材の後方等角図である。 図１１は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回コネクター部材の側面図である。 図１２は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回コネクター部材の背面図である。 図１３は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回カバーアセンブリの前方等角図である。 図１４は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回カバーアセンブリの後方等角図である。 図１５は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回カバーアセンブリの底面図である。 図１６は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回アセンブリの後方等角図である。 図１７は、図２及び図３の接続アセンブリの一部を形成する旋回アセンブリの底面図である。 図１８は、図２及び図３の接続アセンブリの断面図である。 図１９は、図２及び図３の接続アセンブリの選択部を示す概略図である。

本明細書では、文脈が特にはっきりと述べていない限り、複数あると述べなくても、それらが複数あることも含む。本明細書では、２つ以上の部品又は構成要素が"結合される"という表現は、連係が起きている限り、これら部品が接合される又は直接若しくは間接的、すなわち１つ以上の中間部品又は構成要素を介して共に動作することを意味している。本明細書では、"直接結合される"とは、２つの要素が互いに直に接していることを意味している。本明細書では、"固定して結合される"又は"固定される"とは、２つの構成要素は、互いに関連した一定の方向を維持しながら、１つとして移動するように結合されていることを意味する。

本明細書では、"単一(unitary)"という言葉は、部品が単体又は単独ユニットとして作られることを意味している。すなわち、別々に作られ、次いで１つのユニットとして連結される部品を含む部品は、"単一"の部品又は本体ではない。ここに用いられるように、２つ以上の部品又は構成要素が互いに"係合する"という表現は、前記部品が互いに直接又は１つ以上の中間部品若しくは構成要素を介して力を及ぼしていることを意味している。ここに用いられるように、"数"の用語は、１又は１よりも大きな整数（すなわち複数）を意味している。

ここに用いられる方向の言葉は、例えば限定ではなく、頂部、底部、右側、左側、上部、下部、前方及び後方、並びにそれらの派生語は、図面に示される要素の方向に関連し、そこではっきりと述べない限り、請求項に制限を与えない。

図１は、本発明のある特定の限定していない実施例による圧支持システム５０の概略図である。図１を参照すると、圧支持システム５０は、例えば酸素若しくは空気の加圧タンク、周囲大気又はこれらの組み合わせのような何れかの適切な供給源からのガス流発生器５２、例えば一般的に矢印Ｃで示される呼吸ガスを入れるような、従来のＣＰＡＰ又はバイレベル(bi-level)圧支持装置に用いられるブロアーを含む。ガス流発生器５２は、相対的に高い圧力及び低い圧力で、すなわち一般的に大気圧に等しい又はそれより上で、患者５４の気道に送出するための呼吸ガスの気流、例えば空気、酸素又はそれらの組み合わせの気流を生じさせる。

例示的な実施例において、ガス流発生器は、３から３０ｃｍＨ_２Ｏの圧力にわたる呼吸ガスの気流を供給することが可能である。ガス流発生器５２からの、一般的に矢印Ｄで示される加圧した呼吸ガスの気流は、送出管５６を介して、何れかの知られる構成からなる呼吸マスク又は患者インターフェース５８に送出される。この呼吸マスク又は患者インターフェース５８は、患者５４の気道に前記呼吸ガスの気流を伝えるために、通例は患者５４により着用される又は他の方法で患者５４に取り付けられる。送出管５６及び患者インターフェース装置５８は通例、患者回路と総称される。

図１に示される圧支持システム５０は、前記患者回路が患者５４を圧支持システム５０に接続する送出管５６だけを含むことを意味する、１つのリムシステム(limb system)として知られているものである。そういうものとして、矢印Ｅで示されるような、前記システムから呼気ガスを放出するための排気口５７が送出管５６に設けられる。排気口５７は、送出管５６に加えて又はそれに代わって他の位置に、例えば患者インターフェース装置５８に設けられ得ることにも注意すべきである。排気口５７は、圧支持システム５０からガスが放出される所望の方法に依存して様々な構成を持つことができることも理解すべきである。

本発明は、圧支持システム５０が患者に接続される送出管及び放出管を持つ２つのリムシステムとすることも考慮している。２つのリムシステム（デュアルリムシステムとも呼ばれる）において、前記放出管は、患者５４からの呼気ガスを搬送し、患者５４の遠位端に排気弁を含む。このような実施例における排気弁は通例、このシステムにおいて所望のレベル又は圧力を維持するように能動的に制御され、これは一般的に呼気終末陽圧(PEEP: positive end expiratory pressure)として知られている。

さらに、図１に示される説明する例示的な実施例において、患者インターフェース５８は、鼻／口マスクである。しかしながら、患者インターフェース５８は、鼻マスク、鼻枕、気管チューブ、気管内チューブ若しくは適切なガス流伝達機能を提供する他の何れかの装置を含むことができる。さらに、本発明の目的で、"患者インターフェース"という言葉は、送出管５６及び前記加圧した呼吸ガスの供給源を患者５４に接続する他の何れかの構造を含むことができる。

説明する実施例において、圧支持システム５０は、送出管５６に設けられる圧力制御器を弁６０の形式で含んでいる。弁６０は、患者に送出される、ガス流発生器５２からの呼吸ガスの気流の圧力を制御する。本目的のために、ガス流発生器５２及び弁６０が患者５４に送出されるガスの圧力及び／又は気流を制御するように協力して働くので、これらガス流発生器５２及び弁６０は圧力発生システムと総称される。しかしながら、当然のことながら、単独で若しくは圧力制御弁と共同しての何れか一方で患者５４に送出するガスの圧力を制御する、例えばガス流発生器５２の風速を変更するような他の技術は本発明により考慮される。故に、弁６０は、患者５４に送出される呼吸ガスの気流の圧力を制御するのに使用される技術に任意に依存している。弁６０が除去される場合、圧力発生システムは単独でガス流発生器５２に対応し、患者回路におけるガスの圧力は、例えばガス流発生器５２のモーターの速度を制御することにより制御される。

圧支持システム５０はさらに、送出管５６内における呼吸ガスの流量を測定する流量センサ６２を含む。図１に示される特定の実施例において、流量センサ６２は、送出管５６に沿って、最も好ましくは弁６０の下流に挿入される。流量センサ６２は、制御器６４に供給され、制御器６４により患者５４におけるガスの流量（Ｑ_patient）を決めるのに用いられる流量信号Ｑ_measuredを発生させる。

Ｑ_measuredに基づいてＱ_patientを計算する技術はよく知られ、並びに患者回路の圧力低下、システムからの知られている漏れ、すなわち図１に矢印Ｅで示されるような回路からの意図的なガスの放出、及び前記システムからの不明な漏れ、例えばマスク／患者インターフェースにおける漏れを考慮する。本発明は、漏洩流を計算する如何なる既知の又は今後開発される技術を使用すること、及びＱ_measuredに基づいてＱ_patientを計算するのにこの決定を用いることを考慮している。このような技術の例は、米国特許番号第5,148,802号、第5,313,937号、第5,433,193号、第5,632,269号、第5,803,065号、第6,029,664号、第6,539,940号、第6,626,175号及び第7,011,091号により教授され、これら米国特許出願の各々の内容は、参照することにより本発明に組み込まれるものとする。

もちろん、患者５４の呼吸流量を測定する他の技術、例えば限定ではなく、患者５４において又は送出管５６に沿った他の位置において前記流量を直接測定する、ガス流発生器５２の動作に基づいて患者の流量を測定する、及び弁６０の上流にある流量センサを用いて患者の流量を測定する技術が本発明により考慮される。

制御器６４は、例えばマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又は他の何らかの適切な処理装置である処理部、並びにこの処理部に内在する又はこの処理部に動作可能なように結合される、及び圧支持システム５０の動作を制御する前記処理部により実行可能であるデータ及びソフトウェアのための記憶媒体を備える、メモリ部を含む。情報及びデータをユーザー、例えば臨床医又は介護者に表示及び出力するためと同じく、圧支持システム５０により使用される様々なパラメタを設定するための入力／出力装置６６が設けられてもよい。

説明する実施例において、圧支持システム５０は、この圧支持システム５０のメインハウジング６９に設けられる加湿器６８を含んでもよい。代わりに、加湿器６８がメインハウジング６９から分離し、外部に置かれてもよい。加湿器６８はさらに、供給されるガスに湿気を与えることにより、快適さを向上させる。例示的な実施例において、加湿器６８はパスオーバー(passover)型の加湿器である。参照することによりその全てが本発明に組み込まれる米国特許出願公開番号2007/0169776号は、本発明で使用するのに適した例示的な加湿器装置を開示している。他のデザインの加湿器装置が使用されてもよい。

圧支持システム５０はさらに、患者回路加熱装置７０を含み、前記説明した実施例においてこの装置は加熱コイル７４に動作可能なように結合される（メインハウジング６９に設けられる）加熱制御ユニット７２を有する。加熱コイル７４は、患者回路の送出管５６に隣接して又は送出管内に位置決められ、加熱制御ユニット７２の制御下で患者回路を加熱するように構成される。加熱制御ユニット７２は、制御器６４に制御可能なように結合され、この制御器６４により制御される。加熱制御ユニット７２及び加熱コイル７４を含む患者回路加熱装置７０は、適切な加熱装置の一例であるが、他の加熱装置が本発明に用いられてよいと理解される。圧支持システム５０はさらに、電力を必要とする圧支持システム５０の部品に電力を供給するための適切な電源７６を含む。送出管５６及び加熱コイル７４は、以下により詳細に説明される本発明の接続アセンブリ７８を介してメインハウジング６９に物理的及び電気的に接続される。

本発明の説明する、限定していない実施例において、圧支持システム５０は本質的にＣＰＡＰ圧支持システムとして機能し、故に患者５４に適切なＣＰＡＰ圧力レベルを供給するために、このようなシステムに必要な機能の全てを含んでいる。これは、例えば最大及び最小のＣＰＡＰ圧力設定のような、適切なＣＰＡＰ圧力を与えるために、必要なパラメタを、入力コマンド、信号、指示又は他の情報を介して受信するステップを含む。これは単に例示的であることを意味し、これらに限定されないが、ＢｉＰＡＰ ＡｕｔｏＳＶ、ＡＶＡＰＳ、ＡｕｔｏＣＰＡＰ及びＢｉＰＡＰ Ａｕｔｏを含む他の圧支持方法は、本発明の範囲内にあると理解すべきである。

図２及び図３は、本発明の例示的な実施例による接続アセンブリ７８の夫々、上面等角図及び底面等角図である。接続アセンブリ７８は、以下の４つの主要な構成要素、（ｉ）ハウジングの蓋部材８０、（ii）ワイヤーアセンブリ８２、（iii）旋回コネクター部材８４及び（iv）旋回カバーアセンブリ８６を含む。これら４つの構成要素の各々は、最初に以下に詳細に説明され、前記アセンブリ及び接続アセンブリ７８の動作の説明が続く。

図４及び図５は、ハウジングの蓋部材８０の夫々、上面等角図及び底面等角図である。ハウジングの蓋部材８０は、上面８８、底面９０、第１の側面９２及び第２の側面９４を含む。説明する実施例において、ハウジングの蓋部材８０は、メインハウジング６９の内部へのアクセスを提供するために、ハウジングの蓋部材８０が（複数のピン（図示せず）を介して）第１の側面９２の周りをピボット旋回することを可能にするように、メインハウジング６９に結合される（メインハウジングの一部を形成する）ように構成される。上面８８は、底面９８を持つ円形の中央陥凹９６を含む。ハウジングの蓋部材８０を通り延在している第１の円形の受流オリフィス(receiving orifice)１００は、中央陥凹９６の中心に設けられている。受流オリフィス１００の周囲にあるフィンガー部１０２は、底面９０に設けられている。加えて、ハウジングの蓋部材８０を通り延在している第２の固有の形状をした受流オリフィス１０４（以下の説明を参照）は、中央陥凹９６の外縁に設けられている。チャンネル１０６は、底面９０に設けられ、受流オリフィス１０４からポスト部材１０８まで延在している。

図６及び図７は、ワイヤーアセンブリ８２の夫々、上面図及び底面図である。例示的な実施例において、ワイヤーアセンブリ８２は、ワイヤー管理ハーネス部材１１２内に受け入れ及び保持されるリボンケーブル１１０を含む。代替実施例において、他の電気ワイヤー部材、例えば１つ以上の個別のワイヤー又はフレックス回路がリボンケーブル１１０に代わってもよい。図６及び図７に見られるように、ハーネス部材１１２は、細長部１１４と、この細長部１１４の第１の端部に結合される一般的な弓形部１１６を含む。一般的な弓形部１１６は、ハウジングの蓋部材８０の受流オリフィス１０４に受け入れ及び保持されるようなサイズ及び形状である。受け入れられるとき、弓形部１１６の下面が中央陥凹９６（図３及び図４参照）の底面９８を完成する。加えて、弓形部１１６は、回転制限機能１１８を含む。説明する実施例において、回転制限機能１１８は、弓状部１１６の端部に設けられる係合面１１９Ａ及び１１９Ｂを持つ係合部材を有する。弓形部１１６の反対側にある細長部１１４の端部に電気コネクター１２０が設けられる。これらの要素の機能は以下に説明される。

図８、９、１０、１１及び１２は、旋回コネクター部材８４の夫々、上面図、底面図、背面等角図、側面図及び背面図である。旋回コネクター部材８４は、メインハウジング６９の内部にある送出管５６の部分に結合されるように構成される第１の端部１２４、及びメインハウジング６９の外部にある送出管５６の部分（例えば加熱した管）に結合されるように構成される第２の端部１２６を持つ管部材１２２を含む。例示的な実施例において、他の形状も可能であるが、送出管１２２はエルボー管の形状である。旋回コネクター部材８４は、送出管１２２がそれを通り延在している円形のベース部材１２８も含む。円形のベース部材１２８にスロット１３０が設けられる。管部材１２２の上端は、壁部１３４及び１３６により形成されるチャンネル１３２も含み、ここで壁部１３４はカットアウト(cutout)１３８を含む。さらに、管部材１２２の両側面は各々、壁部１３４に取り付けられている、突出する壁部材１４０Ａ、１４０Ｂを含む。さらに、第１及び第２の係合面１３９Ａ、１３９Ｂを持つ半円形の壁部１３７は、ベース部材１２８より下にあり、それに隣接している第１の端部１２４に設けられる。

図１３、１４及び１５は、旋回カバーアセンブリ８６の夫々、正面等角図、背面等角図、底面図である。旋回カバーアセンブリ８６は、内部のコネクターアセンブリ１４４を収納及び支持するフード部材１４２を含む。コネクターアセンブリ１４４は、ワイヤー１５０により接合される第１の電気コネクター端部１４６及び第２の電気コネクター端部１４８を含む。フード部材１４２は、このフード部材の上端に内部フランジ１５２及びフード部材の両側に設けられる陥凹１５４も含む。

接続アセンブリ７８の組立体は最初に、旋回カバーアセンブリ８６を旋回コネクター部材８４に接続して、図１６及び図１７に示されるように、旋回ポートアセンブリ１５６を形成することから始まる。特に、旋回カバーアセンブリ８６は、フランジ１５２をチャンネル１３２に挿入し、壁部材１４０Ａ、１４０Ｂを夫々の陥凹１５４に挿入することにより、旋回コネクター部材８４に結合される。例示的な実施例において、これら２つの部品がスナップ結合により互いに固定される。加えて、図１５に見られるように、第２の電気コネクター端部１４８は、スロット１３０内に位置決められる。

次いで、ワイヤーアセンブリ８２のリボンケーブル１１０の第１の端部１１１は、第２の電気コネクター端部１４８に物理的及び電気的に結合される。このとき、ハーネス部材１１２を含むワイヤーアセンブリ８２の部分は、オリフィス１０４を介して挿入され、管部材１２２の第１の端部１２４は、フィンガー１０２により捕えられ、保持されている受流オリフィス１０４を介して挿入される。接続アセンブリ７８の断面図である図１８に示されるように、これが行われるとき、旋回コネクター部材８４のベース部材１２８と中央陥凹９６の底面９８との間に（以下により詳細に説明される）チャンバ１５８が作られ、このチャンバ内にリボンケーブル１１０の自由な巻き取られた端部が置かれる。リボンケーブル１１０は次いで、例示的な実施例において、旋回ポートアセンブリ１５６を回転させることにより、管部材１２２の第１の端部１２４の周りを右回り方向に全１回転巻き取られる。ハーネス部材１１２の細長部１１４は次いで、チャンネル１０６内に挿入され、弓形部１１６は、図３に示されるようにオリフィス１０４にスナップ結合され、ハウジングの蓋部材８０の底面の適切な位置にワイヤーアセンブリ８２を固定する。さらに、電気コネクター１２０は、ポスト部材８０を電気コネクター１２０に設けられるスロットに挿入することにより、図３に見らえるようにポスト部材１８０に結合される。

電気コネクター１２０は、１つ以上のワイヤーを用いてメインハウジング６９内にある加熱制御ユニット７２に電気接続される。加えて、第１の電気コネクター端部１４６は、加熱制御ユニット７２の制御下で送出管５６に適切な程度の熱を与えるように選択的に給電されることができるように、加熱コイル７４に接続されている。

この方法で組み立てられるとき、接続アセンブリ７８内にあるワイヤーアセンブリ８２に対する旋回ポートアセンブリ１５６の方向が図１９に示され、ここで接続アセンブリ７８の他の部分は説明を目的とするために省略されている。図１９に見られるように、回転制限機能１１８を含む弓形部１１６の部分は、スロット１３０に隣接して位置決められる。そのようなものとして、旋回ポートアセンブリ１５６は、図２及び図１９において矢印で示されるように、ハウジングの蓋部材の中央陥凹９６内で回転することができる。加えて、このような回転の程度は、回転制限機能１１８により制限される。特に、旋回ポートアセンブリ１５６は、係合面１１９Ａと係合する係合面１３９Ａにより上記回転が止まるまでは第１の方向に、及び係合面１１９Ｂと係合する係合面１３９Ｂにより上記回転が止まるまでは第２の方向に回転することができる。説明した、限定しない実施例において、この配置は、係合面１３９Ａ、１３９Ｂの位置（すなわち、半円形の壁部１３７の弓形の長さ）に依存して、他の３６０°未満の回転範囲も可能であったとしても、旋回ポートアセンブリ１５６が約１８０°にわたり回転することを可能にする。

旋回ポートアセンブリ１５６がこのように回転するとき、チャンバ１５８内に置いてあるリボンケーブル１１０の自由端は、リボンケーブルがチャンバ１５８内で締め付けられる又は絡まることなく、管部材１２２の第１の端部の周りをある程度きつく巻き取らせる。このようにして、チャンバ１５８の半径サイズ及び高さは重要であり、リボンケーブル１１０を適切に入れ、上記締め付け及び絡まりが起こることを防ぐように選択されるべきである（すなわち、チャンバ１５８が大きすぎる場合、リボンケーブルは締め付け及び絡まり可能である）。例示的な実施例において、チャンバ１５８の高さは、入れられる個々のワイヤー要素の直径の１〜２倍であり、１．５倍は１つの特定の実施例である。

従って、接続アセンブリ７８は、簡単及びコスト効率のよい機構を提供し、これにより加熱した管が圧支持システム５０に対してある程度の回転を可能にする方法で、この加熱した管が圧支持システム５０に電気接続されてもよい。加えて、本発明の機構は、加熱した管の一部としての使用に制限するのではなく、例えば限定ではなく、マスクに取り付けられる部品、例えばセンサに結合される電気ワイヤーを担持する管のような、回転方法で圧支持システム５０に電気接続される必要がある他の形式のアクセサリー部品のための回転可能な接続ポートとして代わりに使用されてもよい。さらに、接続アセンブリ７８の使用は、呼吸ガス供給システムに限定されるのではなく、代わりに、電気アクセサリー部品をメイン装置又はシステムに回転可能及び電気的に接続する必要がある他の応用に用いられてもよい。

本発明は、例えば、加熱した管のような接続した装置に電力を供給する、及びこの接続した装置の回転を可能にすることの両方を行う例えば呼吸療法システムの簡単並びにコスト効率のよい出口ポートを提供することが、上記説明から明らかである。

請求項において、括弧の間に置かれる如何なる参照符号もその請求項を限定するとは考えない。"有する"又は"含む"という言葉は、請求項に挙げた以外の要素又はステップの存在を排除するものではない。幾つかの手段を列挙している装置の請求項において、これら手段の幾つかは、ハードウェアの同じアイテムにより具現化されてもよい。上記要素が複数あることを述べないことが、これら要素が複数あることを排除するものではない。幾つかの手段を列挙している如何なる装置の請求項において、これら手段の幾つかがハードウェアの同じアイテムにより具現化されてもよい。ある要素が互いに異なる従属請求項に挙げられているという単なる事実は、これらの要素が組み合わせて用いられることができないことを示しているのではない。

本発明は、最も実用的及び好ましい実施例であると現在考えているものに基づいて、説明を目的に詳細に説明されていたとしても、このような詳細は単にその目的のためであり、本発明は、開示した実施例に限定されず、それどころか請求する請求項の主旨及び範囲内にある修正版及び等価の装置にも及んでいると意味すると理解すべきである。例えば、本発明は、可能な限り、如何なる実施例の１つ以上の特性が他の如何なる実施例の１つ以上の特性と組み合わされることができると考えられることを理解すべきである。

Claims (32)

1. （ａ）メインハウジング、
   （ｂ）電気アクセサリー部品、及び
   （ｃ）前記電気アクセサリー部品に結合され、前記電気アクセサリー部品に電力を供給するように構成される回転可能な接続アセンブリ
   を有する呼吸ガス供給システムにおいて、前記回転可能な接続アセンブリは、
   （１）前記メインハウジングの部分を形成するハウジング部、
   （２）前記ハウジング部に回転可能なように結合されるポートアセンブリであり、前記ポートアセンブリは、第１の端部及び第２の端部を持ち、前記ポートアセンブリの前記第２の端部は、前記電気アクセサリー部品に結合され、前記ポートアセンブリは、前記電気アクセサリー部品に電気結合される第１のコネクター端部と、第２のコネクター端部を持つ電気コネクター部材を含んでいる、ポートアセンブリ、並びに
   （３）前記第２のコネクター端部に電気結合される第１の端部と、前記呼吸ガス供給システムの電源に電気結合される第２の端部とを持つ電気ワイヤー部材を持つワイヤーアセンブリであり、前記電気ワイヤー部材の一部は、前記ポートアセンブリの第１の端部の周りに巻き取られ、前記ハウジング部と前記ポートアセンブリとの間に定められるチャンバに入れられ、前記ポートアセンブリの第１の方向への回転は、前記電気ワイヤー部材の一部を前記ポートアセンブリの第１の端部の周りにきつく巻き取らせ、前記ポートアセンブリの第２の方向への回転は、前記電気ワイヤー部材の一部を前記ポートアセンブリの第１の端部の周りにあまりきつくは巻き取らせない、ワイヤーアセンブリ
   を含んでいる、呼吸ガス供給システム。
2. 前記チャンバは、前記ポートアセンブリの回転中、前記電気ワイヤー部材の一部が締め付ける又は絡まることを防ぐようなサイズである、請求項１に記載の呼吸ガス供給システム。
3. 前記電気ワイヤー部材は、ワイヤー径を持つ少なくとも１つのワイヤーを含む、及び前記チャンバの高さは、前記ワイヤー径の１倍から２倍の間にある、請求項２に記載の呼吸ガス供給システム。
4. 前記チャンバの高さは、前記ワイヤー径の１．５倍である、請求項３に記載の呼吸ガス供給システム。
5. 前記ハウジング部は、底面を持つ陥凹を含み、前記ポートアセンブリは、前記陥凹内において回転可能なように受け入れられ、及び前記チャンバは、前記ポートアセンブリのベース部と前記陥凹の底面との間に定められる、請求項１に記載の呼吸ガス供給システム。
6. 前記アクセサリー部品は、加熱したガス供給管であり、前記ポートアセンブリは、管部材を含み、前記管部材の第２の端部は、前記加熱したガス供給管と流体的に結合され、及び前記管部材の第１の端部は、前記呼吸ガス供給システムにより生じた呼吸ガスの気流を受け入れる、請求項１に記載の呼吸ガス供給システム。
7. 前記管部材は、旋回コネクター部材の一部であり、前記ポートアセンブリはさらに、前記旋回コネクター部材に結合されるカバー部材を含み、及び前記電気コネクター部材は、前記カバー部材の一部である、請求項６に記載の呼吸ガス供給システム。
8. 前記ハウジング部は、前記メインハウジングの残りの部分にピボット旋回するように結合される蓋部材を有する、請求項１に記載の呼吸ガス供給システム。
9. 前記ワイヤーアセンブリはさらにハーネス部材を含み、前記電気ワイヤー部材の巻き取られる部分とは異なる前記電気ワイヤー部材の第２の部分は、前記ハーネス部材の細長部内に受け入れられ、前記ハーネス部材は、前記陥凹に隣接している前記ハウジング部の内部表面に結合されている、請求項５に記載の呼吸ガス供給システム。
10. 前記細長部は、前記ハウジング部の内部表面上に設けられるチャンネル内に受け入れられる、請求項９に記載の呼吸ガス供給システム。
11. 前記ハーネス部材は、前記細長部に結合される制限部を含み、前記制限部は、前記陥凹の底面に設けられるオリフィス内に受け入れられ、前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するように構成される、請求項９に記載の呼吸ガス供給システム。
12. 前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を約１８０°に制限するように構成される、請求項１１に記載の呼吸ガス供給システム。
13. 前記制限部は、第１及び第２の係合面を持つ制限機構を含み、前記ポートアセンブリは、第３及び第４の係合面を持つ半円形の壁部を含み、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するために、前記第１の係合面は、前記第３の係合面に断続的に係合するように構成され、前記第２の係合面は、前記第４の係合面に断続的に係合するように構成されている、請求項１１に記載の呼吸ガス供給システム。
14. 前記ワイヤーアセンブリは、前記ポートアセンブリの回転を３６０未満に制限するように構成される、請求項１に記載の呼吸ガス供給システム。
15. 前記ワイヤーアセンブリは、前記陥凹の底面に設けられるオリフィスに受け入れられる制限部を含み、及び前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するように構成される、請求項１４に記載の呼吸ガス供給システム。
16. 前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を約１８０°に制限するように構成される、請求項１５に記載の呼吸ガス供給システム。
17. 前記制限部は、第１及び第２の係合面を持つ制限機構を含み、前記ポートアセンブリは、第３及び第４の係合面を持つ半円形の壁部を含み、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するために、前記第１の係合面は、前記第３の係合面と断続的に係合するように構成され、前記第２の係合面は、前記第４の係合面と断続的に係合するように構成される、請求項１５に記載の呼吸ガス供給システム。
18. 前記電気ワイヤー部材は、リボンケーブル、複数の個別のワイヤー及びフレックス回路から成る集合から選択される、請求項１に記載の呼吸ガス供給システム。
19. 電気アクセサリー部品をメイン装置に回転可能なように結合して、前記メイン装置から前記アクセサリー部品に電力を供給するための接続アセンブリにおいて、
    ハウジング部
    前記ハウジング部に回転可能なように結合されるポートアセンブリであり、前記ポートアセンブリは、第１の端部及び第２の端部を持ち、前記ポートアセンブリの前記第２の端部は、前記電気アクセサリー部品に結合され、前記ポートアセンブリは、前記電気アクセサリー部品に電気結合される第１のコネクター端部と、第２のコネクター端部とを持つ電気コネクター部材を含んでいる、ポートアセンブリ。
    前記第２のコネクター端部に電気結合される第１の端部と、前記メイン装置の電源に電気結合される第２の端部とを持つ電気ワイヤー部材を持つワイヤーアセンブリであり、前記電気ワイヤー部材の一部は、前記ポートアセンブリの第１の端部の周りに巻き取られ、前記ハウジング部と前記ポートアセンブリとの間に定められるチャンバに入れられ、前記ポートアセンブリの第１の方向への回転は、前記電気ワイヤー部材の一部を前記ポートアセンブリの第１の端部の周りにきつく巻き取らせ、前記ポートアセンブリの第２の方向への回転は、前記電気ワイヤー部材の一部を前記ポートアセンブリの第１の端部の周りにあまりきつくは巻き取らせない、ワイヤーアセンブリ
    を有する、接続アセンブリ。
20. 前記チャンバは、前記ポートアセンブリの回転中、前記電気ワイヤー部材の一部が締め付ける又は絡まることを防ぐようなサイズである、請求項１９に記載の接続アセンブリ。
21. 前記電気ワイヤー部材は、ワイヤー径を持つ少なくとも１つのワイヤーを含み、及び前記チャンバの高さは、前記ワイヤー径の１倍から２倍の間にある、請求項２０に記載の接続アセンブリ。
22. 前記チャンバの高さは、前記ワイヤー径の１．５倍である、請求項２１に記載の接続アセンブリ。
23. 前記ハウジング部は、底面を持つ陥凹を含み、前記ポートアセンブリは、前記陥凹内において回転可能なように受け入れられ、及び前記チャンバは、前記ポートアセンブリのベース部と前記陥凹の底面との間に定められる、請求項１９に記載の接続アセンブリ。
24. 前記ワイヤーアセンブリはさらにハーネス部材を含み、前記電気ワイヤー部材の巻き取られた部分とは異なる前記電気ワイヤー部材の第２の部分は、前記ハーネス部材の細長部内に受け入れられ、前記ハーネス部材は、前記陥凹に隣接している前記ハウジング部の内部表面に結合されている、請求項２３に記載の接続アセンブリ。
25. 前記細長部は、前記ハウジング部の内部表面上に設けられるチャンネル内に受け入れられる、請求項２４に記載の接続アセンブリ。
26. 前記ハーネス部材は、前記細長部に結合される制限部を含み、前記制限部は、前記陥凹の底面に設けられるオリフィス内に受け入れられ、前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するように構成される、請求項２４に記載の接続アセンブリ。
27. 前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を約１８０°に制限するように構成される、請求項２６に記載の接続アセンブリ。
28. 前記制限部は、第１及び第２の係合面を持つ制限機構を含み、前記ポートアセンブリは、第３及び第４の係合面を持つ半円形の壁部を含み、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するために、前記第１の係合面は、前記第３の係合面に断続的に係合するように構成され、前記第２の係合面は、前記第４の係合面に断続的に係合するように構成されている、請求項２６に記載の接続アセンブリ。
29. 前記ワイヤーアセンブリは、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するように構成される、請求項１９に記載の接続アセンブリ。
30. 前記ワイヤーアセンブリは、前記陥凹の底面に設けられるオリフィスに受け入れられる制限部を含み、及び前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するように構成される、請求項２９に記載の接続アセンブリ。
31. 前記制限部は、前記ポートアセンブリの回転を約１８０°に制限するように構成される、請求項３０に記載の接続アセンブリ。
32. 前記制限部は、第１及び第２の係合面を持つ制限機構を含み、前記ポートアセンブリは、第３及び第４の係合面を持つ半円形の壁部を含み、前記ポートアセンブリの回転を３６０°未満に制限するために、前記第１の係合面は、前記第３の係合面と断続的に係合するように構成され、前記第２の係合面は、前記第４の係合面と断続的に係合するように構成されている、請求項３０に記載の接続アセンブリ。

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