JP2014218226A - シートの支持ブラケット構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスやブレーキワイヤなどの線状部材を配索する配索領域を、フットブラケットで制限されることなく容易に確保することができるシートの支持ブラケット構造を提供する。
【解決手段】支持ブラケット構造15は、フロアパネル11に内外の端部35,36が取り付けられた支持ブラケット20と、支持ブラケット20の中間部37に設けられた前外フットブラケット21とを備えている。支持ブラケット20は、中間部37がフロアパネル11の上方に***されることにより、フロアパネル11および中間部37間にブレーキ用ケーブル13を通すケーブル空間71が形成されている。前外フットブラケット21は、シート18を支持するように中間部37に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の床部にフットブラケットが設けられ、このフットブラケットにシートが取り付けられることによりシートをフットブラケットで支持するシートの支持ブラケット構造に関する。
車両用シート装置のなかには、フロアパネルにフットブラケット(シートの支持ブラケット構造)を介してスライドレールが設けられ、スライドレールにシートが取り付けられ、スライドレールの内部空間にワイヤハーネスが導入された状態で配索(配置)されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、スライドレールの内部空間は、比較的小さな空間であり、ワイヤハーネスを配索する本数や外径が制限される。
特開2008−110634号公報
この対策として、スライドレールの外側のフロアパネルにワイヤハーネスを配索する(這わせる)ことが考えられる。
しかし、スライドレールの外側のフロアパネルにワイヤハーネスを配索するためには、シートの支持ブラケット構造のフットブラケットを回避するように配索領域を確保する必要がある。このため、配索領域の選択箇所がフットブラケットで制限され、配索領域の確保が難しく、この観点から改良の余地が残されていた。
ここで、シートの支持ブラケット構造(フットブラケット)を回避する配索領域を確保することにより、ワイヤハーネスに限らないでブレーキワイヤなどの他の線状部材を配索することも可能である。
本発明は、ワイヤハーネスやブレーキワイヤなどの線状部材を配索する配索領域を、フットブラケットで制限されることなく容易に確保することができるシートの支持ブラケット構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両の床部にシートを支持するシートの支持ブラケット構造において、前記床部に両端部が取り付けられ、中間部が前記床部の上方に***されることにより、前記床部および前記中間部間に線状部材を通す空間を形成する支持ブラケットと、該支持ブラケットの前記中間部に設けられ、前記シートを支持するフットブラケットと、を備えたことを特徴とする。
請求項2は、前記支持ブラケットは、前記空間が貫通される貫通方向の両辺部に前記両端部の方向に延びるフランジ部を有することを特徴とする。
ここで、支持ブラケットの中間部にフットブラケットが設けられ、フットブラケットでシートが支持されている。よって、シートの荷重がフットブラケットを経て支持ブラケットの中間部に作用する。
そこで、請求項2において、支持ブラケットの両辺部にフランジ部を備え、各フランジ部を両端部の方向に延出させた。
請求項3は、前記支持ブラケットは、前記両端部がそれぞれ前記貫通方向に間隔をおいて2箇所で前記床部に締結され、前記2箇所の間で、かつ、前記中間部に前記フットブラケットが締結されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、支持ブラケットの中間部を床部の上方に***させ、床部および中間部間に空間を形成して空間に線状部材を通すようにした。
よって、フットブラケットを回避させて配索領域を確保する必要がない。これにより、ワイヤハーネスやブレーキワイヤなどの線状部材を配索する(配置する、這わせる)配索領域を、フットブラケットで制限されることなく容易に確保することができる。
さらに、線状部材を配索する配索領域を容易に確保できるので設計の自由度を高めることができる。
請求項2に係る発明では、支持ブラケットの両辺部にフランジ部を備え、各フランジ部を両端部の方向に延出させた。よって、両辺部のフランジ部で支持ブラケット(特に、中間部)を補強することができ、支持ブラケットの剛性・強度を高めることができる。
これにより、支持ブラケットの中間部に作用するシートの荷重を支持ブラケットで支えることができる。
請求項3に係る発明では、支持ブラケットの両端部をそれぞれ2箇所で床部に締結した。よって、支持ブラケットの両端部を床部に強固に締結することができ、支持ブラケットの中間部の剛性・強度を確保することができる。さらに、中間部において2箇所の間にフットブラケットを締結した。
これにより、支持ブラケットの中間部に作用するシートの荷重を支持ブラケットで支えることができる。
本発明に係るシートの支持ブラケット構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1の2部拡大図である。 図2のシートの支持ブラケット構造を示す分解斜視図である。 図2の4矢視図である。 図3の支持ブラケットを示す斜視図である。 図4の6−6線断面図である。 図4の7−7線断面図である。 図4の8−8線断面図である。 本発明に係る支持ブラケットでシートの荷重を支える例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係るシートの支持ブラケット構造15について説明する。以下、シートの支持ブラケット構造15を「支持ブラケット構造15」と略記する。
図1に示すように、車両10は、車両10の床部を形成するフロアパネル11と、フロアパネル11に配索された(配置された、這わされた)ブレーキ用ケーブル(線状部材)13と、ブレーキ用ケーブル13の配索を許容する支持ブラケット構造15と、支持ブラケット構造15に支持された内外の連結ブラケット16,17と、内外の連結ブラケット16,17にスライドレール(図示せず)を介して支持されたシート18とを備えている。
図2、図3に示すように、フロアパネル11の取付部位11aに凹状の段差部12が設けられ、段差部12の壁部12aに一対の貫通孔14が形成されている。一対の貫通孔14からブレーキ用ケーブル13が引き出され、一対の貫通孔14から引き出されたブレーキ用ケーブル13がフロアパネル11に配索されている。
ブレーキ用ケーブル13は、例えば、パーキングブレーキレバーを左右の後輪用ブレーキレバーに連結する線状部材である。
図1に戻って、フロアパネル11に支持ブラケット構造15が設けられている。
この支持ブラケット構造15によりフロアパネル11に内外の連結ブラケット16,17が支持され、内外の連結ブラケット16,17の上方に内外のスライドレール(図示せず)が固定され、内外のスライドレールによりシート18が車体前後方向に移動可能に支持されている。
支持ブラケット構造15は、支持ブラケット20、前外フットブラケット(フットブラケット)21、後外フットブラケット22、前内フットブラケット23および後内フットブラケット(図示せず)を備えている。
支持ブラケット20は、フロアパネル11の段差部12(壁部12a)(図2も参照)を覆うように設けられている。
前外フットブラケット21は、支持ブラケット20に設けられ、外連結ブラケット17の前端部17aを支持するブラケットである。
支持ブラケット20および前外フットブラケット21については後で詳しく説明する。
後外フットブラケット22は、フロアパネル11のうち、前外フットブラケット21に対して車体後方の部位11bにボルト26・ナットで取り付けられている。後外フットブラケット22で外連結ブラケット17の後端部17bが支持されている。
前内フットブラケット23は、フロアパネル11のうち、前外フットブラケット21に対して車幅方向内側の部位11cにボルト27・ナットで取り付けられている。前内フットブラケット23で内連結ブラケット16の前端部16aが支持されている。
後内フットブラケットは、後外フットブラケット22と内外(左右)対称の部材であり、詳しい説明を省略する。後内フットブラケットで内連結ブラケット16の後端部が支持されている。
すなわち、支持ブラケット構造15に内外の連結ブラケット16,17が支持され、内外の連結ブラケット16,17にスライドレール(図示せず)を介してシート18が支持されている。
シート18は、内外の連結ブラケット16,17にスライドレールを介してシートクッション31が支持され、シートクッション31の後部側(内外のスライドレールの後部)にシートバック32が支持され、シートバック32の頂部32aにヘッドレスト33が設けられている。
以下、支持ブラケット20および前外フットブラケット21について詳しく説明する。
図4、図5に示すように、支持ブラケット20は、平面視略矩形状に形成され、フロアパネル11の取付部位11aに設けられる内外の端部(両端部)35,36と、内端部35および外端部36を連結する中間部37とを有する。
図6に示すように、支持ブラケット20は、内端部35が段差部12(壁部12a)の車幅方向内側に取り付けられ、外端部36が壁部12aの車幅方向外側に取り付けられることにより、中間部37が壁部12aの上方に配置されている。
図7に示すように、支持ブラケット20の外端部36は、中間部37に対して下方に向けて凹状に形成された外取付部41と、外取付部41の前辺部41aに形成された前外フランジ部42と、外取付部41の後辺部41bに形成された後外フランジ部43とを有する。
前外フランジ部42および後外フランジ部43がそれぞれ外取付部41やフロアパネル11に対して上方に設けられている。
外取付部41は、フロアパネル11の段差部12の車幅方向外側の部位に、前外ボルト45・前外ナット46および後外ボルト47・後外ナット48で前後の外箇所(2箇所)41c,41dが取り付けられている(締結されている)。
前外箇所41cおよび後外箇所41dは、車体前後方向に間隔L1をおいて締結されている。
図5に戻って、支持ブラケット20の内端部35は、中間部37に対して下方に向けて凹状に形成された内取付部51と、内取付部51の前辺部51aに形成された前内フランジ部52と、内取付部51の後辺部51bに形成された後内フランジ部53とを有する。
前内フランジ部52および後内フランジ部53は、前外フランジ部42および後外フランジ部43と同様に、それぞれ内取付部51やフロアパネル11に対して上方に設けられている。
図4に示すように、内取付部51は、フロアパネル11の段差部12の車幅方向内側の部位に、前内ボルト55・前内ナット56および後内ボルト57・後内ナット58で前後の内箇所(2箇所)51c,51dが取り付けられている(締結されている)。
前内箇所51cおよび後内箇所51dは、前外箇所41cおよび後外箇所41dと同様に、車体前後方向に間隔L1をおいて締結されている。
前外箇所41cおよび前内箇所51cが車幅方向に延びる前直線61上に配置されている。後外箇所41dおよび後内箇所51dが車幅方向に延びる後直線62上に配置されている。前直線61および後直線62が平行に延出されている。
このように、支持ブラケット20は、外端部36が前後の外箇所41c,41dでフロアパネル11に締結され、内端部35が前後の内箇所51c,51dでフロアパネル11に締結されている。
これにより、外端部36および内端部35(すなわち、支持ブラケット20)がフロアパネル11に強固に、かつ、安定させた状態に締結されている。
図5、図6に示すように、内端部35および外端部36が中間部37で連結されている。
中間部37は、内端部35の基端35aから車幅方向外側に向けて上り勾配に傾斜角θ1で傾斜された内傾斜部64と、外端部36の内端36aから車幅方向内側に向けて上り勾配に傾斜角θ2で傾斜された外傾斜部65と、内傾斜部64および外傾斜部65の各上端64a,65aに略水平に架け渡された中間取付部66とを有する。
外傾斜部65の傾斜角θ2は、内傾斜部64の傾斜角θ1に対して小さく設定されている。よって、外傾斜部65が内傾斜部64より長く形成されている。よって、外傾斜部65の上方(すなわち、中間取付部66および外端部36間)に比較的大きな空間68を確保できる。
これにより、外傾斜部65の上方の空間68にワイヤハーネス(図示せず)などの線状部材を配索することができ、配索するための領域を容易に確保することができる。
中間部37がフロアパネル11の段差部12(壁部12a)の上方に***した状態に配置され、壁部12aが中間部37で覆われている。よって、中間取付部66がフロアパネル11に対して一定の高さH1の位置に配置されている。
すなわち、中間部37は、フロアパネル11の上方に高さH1だけ***されることにより、フロアパネル11および中間部37間にケーブル空間(空間)71が形成されている。
ケーブル空間71は、ブレーキ用ケーブル13を通すように車体前後方向(貫通方向)に貫通されている(図2も参照)。
このように、支持ブラケット20の中間部37をフロアパネル11の上方に***させ、フロアパネル11および中間部37間にケーブル空間71を形成してケーブル空間71にブレーキ用ケーブル13を通すようにした。
よって、前外フットブラケット21を回避させて配索領域を確保する必要がない。これにより、ブレーキ用ケーブル13を配索する配索領域(すなわち、ケーブル空間71)を、前外フットブラケット21で制限されることなく容易に確保することができる。
さらに、ブレーキ用ケーブル13を配索する配索領域(ケーブル空間71)を容易に確保できるので設計の自由度を高めることができる。
図4、図5に戻って、中間取付部66および外傾斜部65の交差部に稜線部73が車体前後方向に向けて形成されている。この稜線部73に交差するように前後のリブ74,75が延出されている。前後のリブ74,75は、車体前後方向に間隔L2をおいてそれぞれ凹状に形成されている。
これにより、内傾斜部64より長く形成された外傾斜部65が、前後のリブ74,75で補強されることにより支持ブラケット20の剛性・強度が確保されている。
図4、図6に示すように、中間取付部66の取付箇所66aに前外フットブラケット21の基部21aがボルト77・ナット78で取り付けられている(図2も参照)。
具体的には、中間取付部66の取付箇所66aが、車体前後方向において、前後の外箇所41c,41d間で、かつ、前後の内箇所51c,51d間に配置されている。
また、図3に示すように、前外フットブラケット21の頂部21bに外連結ブラケット17の前端部17aが支持されている。
ここで、図4に示すように、支持ブラケット20の外端部36が前後の外箇所41c,41dでフロアパネル11に締結され、支持ブラケット20の内端部35が前後の内箇所51c,51dでフロアパネル11の取付部位11aに締結されている。
よって、支持ブラケット20の外端部36および内端部35がフロアパネル11(取付部位11a)に強固に締結され、支持ブラケット20の中間部37の剛性・強度が確保されている。
この中間部37のうち前後の外箇所41c,41d間で、かつ、前後の内箇所51c,51d間に前外フットブラケット21の基部21aが締結されている。これにより、前外フットブラケット21の基部21aが中間部37に強固に支えられている。
図5、図8に示すように、中間部37は、前辺部37aに沿って前中間フランジ部81が設けられ、後辺部37bに沿って後中間フランジ部82が設けられている。前中間フランジ部81および後中間フランジ部82がそれぞれ下方に向けて折り曲げられている。
よって、中間部37が前中間フランジ部81および後中間フランジ部82で補強されている。
ここで、外端部36の前外フランジ部42、内端部35の前内フランジ部52および中間部37の前中間フランジ部81で前フランジ部38が一体に連結されている。
この前フランジ部38は、外端部36および内端部35の方向(すなわち、ケーブル空間71が貫通される貫通方向に対して略直交する車幅方向)に延出されている。
また、外端部36の後外フランジ部43、内端部35の後内フランジ部53および中間部37の後中間フランジ部82で後フランジ部39が一体に連結されている。
この後フランジ部39は、外端部36および内端部35の方向(すなわち、ケーブル空間71が貫通される貫通方向に対して略直交する車幅方向)に延出されている。
すなわち、支持ブラケット20は、ケーブル空間71が貫通される車体前後方向の前辺部20aに設けられた前フランジ部(フランジ部)38と、ケーブル空間71が貫通される車体前後方向の後辺部20bに設けられた後フランジ部(フランジ部)39とを有する。
よって、支持ブラケット20(特に、中間部37)が前フランジ部38および後フランジ部39で補強され、支持ブラケット20の剛性・強度が高められている。
ここで、前辺部20aは、「ケーブル空間71が貫通される貫通方向の両辺部の一方の辺部」である。また、後辺部20bは、「ケーブル空間71が貫通される貫通方向の両辺部の他方の辺部」である。
つぎに、支持ブラケット20でシート18の荷重を支える例を図9に基づいて説明する。
図9に示すように、支持ブラケット20の中間部37に前外フットブラケット21の基部21aが設けられ、前外フットブラケット21でシート18が支持されている。よって、シート18の荷重F1が前外フットブラケット21を経て支持ブラケット20の中間部37に作用する。
ここで、支持ブラケット20(特に、中間部37)が前フランジ部38および後フランジ部39で補強され、支持ブラケットの剛性・強度が高められている。
よって、支持ブラケット20の中間部37に作用するシート18の荷重F1を、支持ブラケット20の中間部37を経て外端部36および内端部35に荷重F2、F3として伝えることができる。これにより、シート18から伝えられた荷重F1を支持ブラケット20で好適に支えることができる。
加えて、支持ブラケット20の外端部36が前後の外箇所41c,41dでフロアパネル11に強固に締結され、内端部35が前後の内箇所51c,51dでフロアパネル11の取付部位11aに強固に締結されている。よって、支持ブラケット20(特に、中間部37)の剛性・強度が確保されている。
この中間部37に前外フットブラケット21の基部21aが取り付けられることにより、基部21aが中間部37に強固に支えられている。
これにより、支持ブラケット20の中間部37に作用するシート18の荷重F1を支持ブラケット20で一層好適に支えることができる。
なお、本発明に係るシートの支持ブラケット構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、線状部材としてブレーキ用ケーブル13を例示したが、これに限らないで、ワイヤハーネスなどの他の線状部材に適用することも可能である。
また、前記実施例では、支持ブラケット構造15に内外のスライドレールを介してシート18を支持した例について説明したが、これに限らないで、支持ブラケット構造15にシート18を直接支持することも可能である。
さらに、前記実施例で示した車両、フロアパネル、ブレーキ用ケーブル、支持ブラケット構造、シート、支持ブラケット、前後の辺部、前外フットブラケット、内外の端部、中間部、前フランジ部、後フランジ部、外取付部、前後の外箇所、内取付部、前後の内箇所およびケーブル空間などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車両の床部にフットブラケットが設けられ、フットブラケットでシートを支持するシートの支持ブラケット構造を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、11…フロアパネル(床部)、13…ブレーキ用ケーブル(線状部材)、15…支持ブラケット構造(シートの支持ブラケット構造)、18…シート、20…支持ブラケット、20a…前辺部(両辺部の一方の辺部)、20b…後辺部(両辺部の他方の辺部)、21…前外フットブラケット(フットブラケット)、35,36…内外の端部(両端部)、37…中間部、38…前フランジ部(フランジ部)、39…後フランジ部(フランジ部)、41…外取付部、41c,41d…前後の外箇所(2箇所)、51…内取付部、51c,51d…前後の内箇所(2箇所)、71…ケーブル空間(空間)。

Claims (3)

  1. 車両の床部にシートを支持するシートの支持ブラケット構造において、
    前記床部に両端部が取り付けられ、中間部が前記床部の上方に***されることにより、前記床部および前記中間部間に線状部材を通す空間を形成する支持ブラケットと、
    該支持ブラケットの前記中間部に設けられ、前記シートを支持するフットブラケットと、
    を備えたことを特徴とするシートの支持ブラケット構造。
  2. 前記支持ブラケットは、
    前記空間が貫通される貫通方向の両辺部に前記両端部の方向に延びるフランジ部を有することを特徴とする請求項1記載のシートの支持ブラケット構造。
  3. 前記支持ブラケットは、
    前記両端部がそれぞれ前記貫通方向に間隔をおいて2箇所で前記床部に締結され、
    前記2箇所の間で、かつ、前記中間部に前記フットブラケットが締結されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシートの支持ブラケット構造。
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