JP2014153560A - 画像形成制御装置、画像検査システム及び画像形成制御方法 - Google Patents

画像形成制御装置、画像検査システム及び画像形成制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査において、装置の大型化や装置コストの増大を伴わずに、ページ順も含めた自動リカバリを実現すること。
【解決手段】正常であると判定された用紙を排紙トレイ501に排紙し、欠陥が検知された用紙を後処理排紙トレイ503に排紙し、正常であると判定された用紙であって、再出力命令に係る用紙が排紙トレイ501に排出されるまでの間に搬送された用紙を、前記後処理装置において後処理を行うために複数の用紙を一次的に保持するバッファトレイ502に排出するように制御し、再出力命令に係る用紙が排紙トレイ501に出力された後、バッファトレイ502に保持されている用紙を排紙トレイ501に排出するように制御することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成制御装置、画像検査システム及び画像形成制御方法に関し、特に、欠陥判定されたページの再印刷におけるページの排紙先の制御に関する。
従来、印刷物の検品は人手によって行われてきたが、近年オフセット印刷の後処理として、検品を行う装置が用いられている。このような検品装置では、印刷物の読取画像の中から良品のものを人手によって選択して読み取ることにより基準となるマスター画像を生成し、このマスター画像と検査対象の印刷物の読取画像の対応する部分を比較し、これらの差分の程度により印刷物の欠陥を判別している。
しかし、近年普及が進んでいる電子写真などの無版印刷装置は少部印刷を得意としており、バリアブル印刷など毎ページ印刷内容の異なるケースも多く、オフセット印刷機のように印刷物からマスター画像を生成して比較対象とすることは非効率である。この問題に対応するため、印刷データからマスター画像を生成することが考えられる。これにより、バリアブル印刷に効率的に対応可能である。
このような画像の検査技術において、欠陥の検知された欠陥ページを正常なページとは別の排紙先に排紙すると共に、欠陥の検知されたページ以降の正常なページを一次収納専用のトレイにスタックし、欠陥ページに対応するリカバリページを正常なページと同一の排紙先に排紙した後に、一次収納専用のトレイにスタックされた正常なページを正常なページと同一の排紙先に排紙することにより、ページ順も含めた自動リカバリを実現する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)
特許文献1に開示された技術によれば、欠陥の検知されたページ以降の正常なページをスタックするための一次収納専用のトレイが必要となる。しかしながら、このようなトレイを設けることは、装置の大型化や装置コストの増大を招くこととなる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査において、装置の大型化や装置コストの増大を伴わずに、ページ順も含めた自動リカバリを実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、画像形成装置によって紙面上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行うシステムにおいて用紙の搬送を制御する画像形成制御装置であって、前記読取画像の検査を行うための検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定した結果を取得する検査結果取得部と、前記読取画像において欠陥が検知された場合に、前記読取画像に対応する画像を再度画像形成出力させるための再出力命令を出力する再出力制御部と、前記判定が完了した読取画像に対応する用紙の排紙先を制御する排紙制御部とを含み、前記排紙制御部は、前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙を、通常の排紙先である第一のトレイに排出するように制御し、前記欠陥の判定において欠陥が検知された読取画像に対応する用紙を、画像形成出力された用紙の後処理を行う後処理装置において後処理された後の用紙を排出するための第二のトレイに排出するように制御し、前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙であって、前記再出力命令が出力された後、その再出力命令に係る読取画像が正常であると判定されて再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に搬送された用紙を、前記後処理装置において後処理を行うために複数の用紙を一次的に保持する中間トレイに排出するように制御し、前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出された後、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、紙面上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像検査システムであって、画像形成出力を実行する画像形成部と、画像形成出力が施された用紙を読み取ることにより前記読取画像を生成する画像読取部と、前記画像形成部が画像形成出力を実行するための出力対象画像を取得し、前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と、前記読取画像において欠陥が検知された場合に、前記読取画像に対応する画像を再度画像形成出力させるための再出力命令を出力する再出力制御部と、前記判定が完了した読取画像に対応する用紙の排紙先を制御する排紙制御部とを含み、前記排紙制御部は、前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙を、通常の排紙先である第一のトレイに排出するように制御し、前記欠陥の判定において欠陥が検知された読取画像に対応する用紙を、画像形成出力された用紙の後処理を行う後処理装置において後処理された後の用紙を排出するための第二のトレイに排出するように制御し、前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙であって、前記再出力命令が出力された後、その再出力命令に係る読取画像が正常であると判定されて再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に搬送された用紙を、前記後処理装置において後処理を行うために複数の用紙を一次的に保持する中間トレイに排出するように制御し、前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出された後、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御することを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、画像形成装置によって紙面上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行うシステムにおいて用紙の搬送を制御する画像形成制御方法であって、前記読取画像の検査を行うための検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定した結果を取得し、前記読取画像において欠陥が検知された場合に、前記読取画像に対応する画像を再度画像形成出力させるための再出力命令を出力し、前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙を、通常の排紙先である第一のトレイに排出するように制御し、前記欠陥の判定において欠陥が検知された読取画像に対応する用紙を、画像形成出力された用紙の後処理を行う後処理装置において後処理された後の用紙を排出するための第二のトレイに排出するように制御し、前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙であって、前記再出力命令が出力された後、その再出力命令に係る読取画像が正常であると判定されて再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に搬送された用紙を、前記後処理装置において後処理を行うために複数の用紙を一次的に保持する中間トレイに排出するように制御し、前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出された後、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査において、装置の大型化や装置コストの増大を伴わずに、ページ順も含めた自動リカバリを実現することができる。
本発明の実施形態に係る検査装置を含む画像形成システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る検査装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るエンジンコントローラ、プリントエンジン、検査装置及び後処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジン、検査装置及び後処理装置の機械的構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るマスター画像処理部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙の排紙態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る検査装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るリカバリ印刷リストの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る欠陥シート排紙先判定動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る正常シート排紙先判定動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るリカバリ印刷指示を受けたエンジン制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るジャム発生後のエンジン制御部の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像形成出力による出力結果を読み取った読取画像とマスター画像とを比較することにより出力結果を検査する検査装置を含む画像検査システムにおいて、欠陥と認定されたページを自動的に再印刷した上で、適正なページ順序で出力するための制御を特徴として説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムは、DFE(Digital Front End)1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3、検査装置4及び後処理装置5を含む。DFE1は、受信した印刷ジョブに基づいて印刷出力するべき画像データ、即ち出力対象画像であるビットマップデータを生成し、生成したビットマップデータをエンジンコントローラ2に出力する。
エンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータに基づいてプリントエンジン3を制御して画像形成出力を実行させる。また、本実施形態に係るコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータを、プリントエンジン3による画像形成出力の結果を検査装置4が検査する際に参照するための検査用画像の元となる情報として検査装置4に送信する。
プリントエンジン3は、エンジンコントローラ2の制御に従い、ビットマップデータに基づいて画像形成出力を実行する画像形成装置である。検査装置4は、エンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータに基づいてマスター画像を生成する。そして、検査装置4は、プリントエンジン3が出力した用紙を読取装置で読み取って生成した読取画像を上記生成したマスター画像と比較することにより、出力結果の検査を行う画像検査装置である。
検査装置4は、マスター画像と読取画像との比較により出力結果に欠陥があると判断した場合、欠陥として認定されたページを示す情報をエンジンコントローラ2に通知すると共に、そのページの再印刷、即ちリカバリ印刷を依頼する。これにより、エンジンコントローラ2によって欠陥ページの再印刷制御が実行される。後処理装置5は、プリントエンジン3によって出力された用紙の製本やステープル等の後処理を行う。この後処理装置に搭載されている機能を利用して、再印刷されたページを複数ページの用紙における適正な位置に挿入することが本実施形態に係る要旨である。
ここで、本実施形態に係るエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能ブロックを構成するハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る検査装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。図2においては、検査装置4のハードウェア構成を示すが、エンジンコントローラ2及びプリントエンジン3についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る検査装置4は、一般的なPC(Personal Computer)やサーバ等の情報処理装置と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係る検査装置4は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、検査装置4全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが検査装置4の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが検査装置4に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
専用デバイス80は、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4において、専用の機能を実現するためのハードウェアであり、プリントエンジン3の場合は、画像形成出力対象の用紙を搬送する搬送機構や、紙面上に画像形成出力を実行するプロッタ装置や、紙面上に出力された画像を読み取る読取装置である。また、エンジンコントローラ2、検査装置4の場合は、高速に画像処理を行うための専用の演算装置である。このような演算装置は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成される。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能を実現する機能ブロックが構成される。
図3は、本実施形態に係るエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能構成を示すブロック図である。図3においては、データの送受信を実線で、用紙の流れを破線で示している。図3に示すように、本実施形態に係るエンジンコントローラ2は、データ取得部201、エンジン制御部202、ビットマップ送信部203を含む。また、プリントエンジン3は、印刷処理部301を含む。また、検査装置4は、読取装置400、読取画像取得部401、マスター画像処理部402、検査制御部403及び比較検査部404を含む。
データ取得部201は、DFE1から入力されるビットマップデータを取得し、1ページ分のビットマップデータを識別するための情報である固有番号と関連付けて記憶すると共に、エンジン制御部202及びビットマップ送信部203夫々を動作させる。ビットマップデータは、画像形成出力するべき画像を構成する各画素の情報である。
エンジン制御部202は、データ取得部201から転送されたビットマップデータに基づき、プリントエンジン3に画像形成出力を実行させる。また、エンジン制御部202は、ビットマップデータに関連付けられた固有番号を検査装置4に通知すると共に、検査装置4からフィードバックされるエラー判定に基づき、エラーとなったページの再印刷を制御する。このエラーとなったページは、上述した固有番号によって識別される。ビットマップ送信部203は、データ取得部201が取得したビットマップデータを、マスター画像生成の為に検査装置4に送信する。
印刷処理部301は、エンジンコントローラ2から入力されるビットマップデータを取得し、印刷用紙に対して画像形成出力を実行し、印刷済みの用紙を出力する画像形成部である。本実施形態に係る印刷処理部301は、電子写真方式の一般的な画像形成機構によって実現されるが、インクジェット方式等の他の画像形成機構を用いることも可能である。
読取装置400は、印刷処理部301によって印刷が実行されて出力された印刷用紙の紙面上に形成された画像を読み取り、読取データを出力する画像読取部である。読取装置400は、例えば印刷処理部301によって出力された印刷用紙の、検査装置4内部における搬送経路に設置されたラインスキャナであり、搬送される印刷用紙の紙面上を走査することによって紙面上に形成された画像を読み取る。
読取画像取得部401は、印刷用紙の紙面が読取装置400によって読み取られて生成された読取画像の情報を取得する。読取画像取得部401が取得した読取画像の情報は、比較検査のために比較検査部404に入力される。尚、比較検査部404への読取画像の入力は検査制御部403の制御によって実行される。その際、検査制御部403が読取画像を取得してから比較検査部404に入力する。
マスター画像処理部402は、上述したようにエンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータを取得し、上記検査対象の画像と比較するための検査用画像であるマスター画像を生成する。即ち、マスター画像処理部402が、読取画像の検査を行うための検査用画像であるマスター画像を出力対象画像に基づいて生成する検査用画像生成部として機能する。マスター画像処理部402によるマスター画像の生成処理については後に詳述する。
検査制御部403は、検査装置4全体の動作を制御する制御部であり、検査装置4に含まれる各構成は検査制御部403の制御に従って動作する。また、本実施形態に係る検査制御部403は、読取画像の検査結果に応じて読取装置400によって紙面が読み取られた用紙の排出先を制御する。
比較検査部404は、読取画像取得部401から入力される読取画像とマスター画像処理部402が生成したマスター画像とを比較し、意図した通りの画像形成出力が実行されているか否かを判断する。比較検査部404は、膨大な計算量を迅速に処理するために上述したようなASICによって構成される。本実施形態においては、検査制御部403が、比較検査部404を制御することによって画像検査部として機能する。
比較検査部404においては、上述したようにRGB各色8bitで表現された200dpiの読取画像及びマスター画像を対応する画素毎に比較し、夫々の画素毎に上述したRGB各色8bitの画素値の差分値を算出する。そのようにして算出した差分値と閾値との大小関係に基づき、検査制御部403は、読取画像における欠陥の有無を判断する。即ち、検査制御部403が検査装置4に含まれる各部を制御することにより画像検査部として機能する。
尚、差分値と閾値との大小関係の比較方法として、本実施形態に係る検査制御部403は、夫々の画素について比較検査部404によって算出された差分値を画像上の所定範囲毎に合計し、その合計値について設定された閾値と合計値とを比較する。このように各画素の差分値を合計する所定範囲としては、例えば数ドット〜数十ドット四方若しくは百数十ドット四方の範囲である。
このような比較検査によって読取画像に欠陥が発見された場合、検査制御部403は、欠陥の発見されたページをエンジン制御部202に対して通知する。これにより、エンジン制御部202は、欠陥の発見されたページを再度データ取得部201から取得し、そのページの再印刷の実行を制御する。
ここで、プリントエンジン3、検査装置4、後処理装置5の機械的な構成及び用紙の搬送経路について、図4を参照して説明する。図4に示すように、本実施形態に係るプリントエンジン3に含まれる印刷処理部301は、無端状移動手段である搬送ベルト101に沿って各色の感光体ドラム102Y、102M、102C、102K(以降、総じて感光体ドラム102とする)が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ103から給紙される用紙(記録媒体の一例)に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト101に沿って、この搬送ベルト101の搬送方向の上流側から順に、複数の感光体ドラム102Y、102M、102C、102Kが配列されている。
各色の感光体ドラム102の表面においてトナーにより現像された各色の画像が、搬送ベルト101に重ね合わせられて転写されることによりフルカラーの画像が形成される。そのようにして搬送ベルト101上に形成されたフルカラー画像は、図中に破線で示す用紙の搬送経路と最も接近する位置において、転写ローラ104の機能により、経路上を搬送されてきた用紙の紙面上に転写される。
紙面上に画像が形成された用紙は更に搬送され、定着ローラ105にて画像を定着された後、検査装置4に搬送される。また、両面印刷の場合、片面上に画像が形成されて定着された用紙は反転パス106に搬送され、反転された上で再度転写ローラ104の転写位置に搬送される。
読取装置400は、検査装置4内部における用紙の搬送経路において用紙の両面側に夫々設けられた撮像部400a、400bによって、印刷処理部301から搬送された用紙の夫々の面を読み取り、読取画像を生成して検査装置4内部の情報処理装置によって構成される読取画像取得部401に出力する。また、読取装置400によって紙面が読み取られた用紙は検査装置4内部を更に搬送され、後処理装置5に搬送される。後処理装置5においては、検査装置4における検査結果に応じて、排紙トレイ501、バッファトレイ502及び後処理排紙トレイ503のいずれかに排出する。
排紙トレイ501は、通常の画像形成出力において用紙が排出されるトレイである。バッファトレイ502は、後処理装置5において、製本やステープル等の後処理を行うために用紙を一次的にスタックする中間トレイである。バッファトレイ502にスタックされた用紙の束に対して、後処理装置5に含まれる図示しない後処理機構が製本やステープル等の後処理を実行する。後処理排紙トレイ503は、製本やステープル等の後処理が施された用紙束を輩出するためのトレイである。尚、バッファトレイ502にスタックされた用紙は、後処理排紙トレイ503のみならず排紙トレイ501にも排出可能である。
次に、マスター画像処理部402に含まれる機能の詳細について図5を参照して説明する。図5は、マスター画像処理部402内部の構成を示すブロック図である。図5に示すように、マスター画像処理部402は、少値多値変換処理部421、解像度変換処理部422、色変換処理部423及びマスター画像出力部424を含む。尚、本実施形態に係るマスター画像処理部402は、図2において説明した専用デバイス80、即ち、ASICとして構成されたハードウェアが、ソフトウェアの制御に従って動作することにより実現される。
少値多値変換処理部421は、有色/無色で表現された二値画像に対して少値/多値変換処理を実行して多値画像を生成する。本実施形態に係るビットマップデータは、プリントエンジン3に入力するための情報であり、プリントエンジンはCMYK(Cyan,Magenta,Yellow,blacK)各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する。これに対して検査対象の画像である読取画像は、基本三原色であるRGB(Red,Green,Blue)各色多階調の多値画像であるため、少値多値変換処理部421により先ず二値画像が多値画像に変換される。多値画像としては、例えばCMYK各8bitで表現された画像を用いることができる。
尚、本実施形態においては、プリントエンジン3がCMYK各色二値の画像に基づいて画像形成出力を実行する場合を例とし、マスター画像処理部402に少値多値変換処理部421が含まれる場合を例とするが、これは一例である。即ち、プリントエンジン3が多値画像に基づいて画像形成出力を実行する場合は、少値多値変換処理部421は省略可能である。
解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を、検査対象の画像である読取画像の解像度に合わせるように解像度変換を行う。本実施形態においては、読取装置400は200dpiの読取画像を生成するため、解像度変換処理部422は、少値多値変換処理部421によって生成された多値画像の解像度を200dpiに変換する。
色変換処理部423は、解像度変換処理部422によって解像度が変換された画像を取得して色変換を行う。上述したように、本実施形態に係る読取画像はRGB形式の画像であるため、色変換処理部423は、解像度変換処理部422によって解像度変換された後のCMYK形式の画像をRGB形式に変換する。これにより、画素毎にRGB各色8bit(合計24bit)で表現された200dpiの多値画像が生成される。即ち、本実施形態においては、少値多値変換処理部421、解像度変換処理部422及び色変換処理部423が、検査用画像生成部として機能する。
サイズ処理部424は、色変換処理部423までの処理によって生成されたRGB8bit、200dpiの画像に対して、変倍処理を施すことにより、プリントエンジン3の読取装置400から検査装置4に入力される読取画像とマスター画像とのサイズを合わせ、画像の位置ずれを低減させる。
このようなシステムにおいて、本実施形態に係る要旨は、検査制御部403からエンジン制御部202に欠陥として通知されたページの再印刷において、再印刷されたページが他のページとの関係において適正なページ位置に挿入されるように自動的にソートを行うことにある。以下、本実施形態に係る再印刷の処理について説明する。
先ず、本実施形態に係る再印刷におけるページソートの態様について説明する。以下の説明においては、P1からP10までの10枚の用紙が片面印刷によって出力される場合を例として説明する。図6は、P3の用紙について欠陥が検知された場合の、用紙の搬送状態を示す図である。P1、P2については、既に検査をパスして後処理装置5に向かって搬送されている状態である。また、P4、P5は既に紙面に対して画像が転写された後の状態であり、P6、P7は、給紙トレイ103から給紙されて転写位置に搬送される途中であり、P8は給紙トレイ103から給紙されるタイミングである。
図6に示すような状態において、P3について欠陥が検知されると、上述したように、検査制御部403がエンジン制御部202に対して、P3を識別するための固有番号の情報をエンジン制御部202に通知する。これにより、エンジン制御部202は、既に給紙が開始されているP8の次に、P3の再印刷が実行されるように、データ取得部201からP3のビットマップデータを取得してプリントエンジン3に送信する。また、これに応じて、ビットマップ送信部203もP3のビットマップデータをマスター画像処理部402に送信する。
また、エンジン制御部202は、P3の再印刷を実行した後、P8の続き、即ちP9から通常の印刷を再開するが、その際、再印刷に際しての用紙のソート処理に要する時間のため、連続して搬送される用紙間の間隔を通常よりも広く空けてP9の給紙を開始するように、プリントエンジン3を制御する。図7は、P3の欠陥が検知された後、再印刷であるP3´及びその後の通常印刷のためのP9、P10が給紙されて搬送されている状態を示す図である。
図7に示すように、検査をパスしたP1及びP2は、検査制御部403の制御に従って排紙トレイ501に排出される。他方、欠陥の検知されたP3は、センサ制御部403の制御に従い、バッファトレイ502を経て後処理排紙トレイ503に排出される。欠陥の検知されたP3が後処理排紙トレイ503に排紙された後、検査をパスしたP4、P5は一次的にバッファトレイ502にスタックされている。P6以降のページも、検査をパスしたら順次バッファトレイ502にスタックされる。
P4〜P8の検査の後、再印刷のP3´が読取装置400によって読み取られて検査が行われる。その検査がパスすると、検査制御部403はP3´の用紙を排紙トレイ501に排出するように制御する。図8は、P3´が排紙トレイ501に排出された状態を示す図である。
この状態において、上述したようにP3´から次のP9までの用紙の搬送間隔は、通常よりも広く確保されている。その広く確保された搬送期間の間に、検査制御部403は、バッファトレイ502にスタックされているP4〜P8の用紙を排紙トレイ501に排出するように制御する。
バッファトレイにスタックされていたP4〜P8の用紙が排紙トレイ501に排出された後、検査をパスしたP9、P10が通常通り排紙トレイ501に排出される。図9は、P10までの排紙が完了した状態を示す図である。図9に示すように、本実施形態に係る用紙排出の制御を用いることにより、再印刷であるP3´の用紙が、P2とP4との間に挿入された状態で排紙が完了する。
次に、1つのページについて欠陥が検知された後、再印刷の用紙が排出されるまでの間に更に欠陥が検知された場合の動作について説明する。図10は、図6と同様にP3について欠陥が検知された後、P3´が排出される前に、P8において更に欠陥が検知された状態を示す図である。この場合、P6、P7及び欠陥の検知されたP8までは、図8の場合と同様にバッファトレイ502側に排出される。
また、P8についての欠陥を検知した検査制御部403は、最初に欠陥が検知されたP3から次に欠陥が検知されたP8までの全てのページが再印刷されるように、エンジン制御部202に対して固有番号を通知する。この際、エンジン制御部202においては、P3からP8までの全てのページの再印刷に際して、その直前に給紙された用紙との間隔が通常の給紙間隔よりも広い間隔となるように確保して給紙を開始する。これにより、P8までがバッファトレイに排出されると、図11に示すような状態となる。図11に示すP3´´が、P3からの全てのページの再印刷の先頭である。
その後、欠陥の検知されたP8に続くP3´は、排紙トレイ501ではなくバッファトレイ502側に排出され、バッファトレイ502側にスタックされたP4〜P7、欠陥の検知されたP8及び再印刷のP3´は、後処理排紙トレイ503に排出される。この排出処理は、再印刷の用紙が排出される前に再度欠陥が検知された場合に実行されるスタック用紙の廃棄処理である。
また、P3´に続いて搬送されて検査をパスしたP9、P10は、スタックされていた用紙が後処理排紙トレイ503に排出されて、空になったバッファトレイ502に一次的にスタックされる。図12は、用紙の廃棄処理が実行された後、P9、P10がスタックされた状態を示す図である。図12に示すように、P10に続いて、P3からP8までの全てのページの再印刷の先頭であるP3´´が続いて搬送されている。
検査制御部403は、P3´´以降の用紙が検査をパスしたら、排紙トレイ501に排出するように制御し、図13に示すように、再印刷であるP8´が排紙トレイ501に排出されると、バッファトレイ502にスタックされていたP9、P10の用紙を排紙トレイ501に排出する。これにより、P1〜P10までの正常な状態の用紙が順番に排紙トレイ501に排出された状態となる。
次に、1つのページについて欠陥が検知された後、再印刷の用紙が排出されるまでの間に用紙ジャムが発生した場合の動作について説明する。図14は、図6と同様にP3について欠陥が検知された後、P3´が排出される前に、P8が定着ローラ105においてジャムとなった状態を示す図である。
この場合、エンジン制御部202は、既に排出が完了しているページを除き、ジャムのために正常に排出されなかった用紙及び再印刷の通知をうけている用紙の画像形成出力の順番を入れ替えて、ページ数の若い順に再度出力を実行する。また、エンジン制御部202は、図14のP4のように正常に排出されたページの前後、即ち、P3とP5との間は、図15に示すように通常の給紙間隔よりも広い間隔を確保して給紙を行う。
これにより、ジャム後に再印刷においてP3´´が排紙トレイ501に排出された後、バッファトレイに一次的に排出されていたP4が排紙トレイ501に排出され、更にP5以降が排紙トレイ501に排出される、これにより、P1〜P10までの正常な状態の用紙が順番に排紙トレイ501に排出された状態となる。
次に、このような用紙の排出制御を実現するための検査装置4の動作について説明する。図16は、本実施形態に係る検査装置4の動作を示すフローチャートである。エンジン制御部202の制御によってプリントエンジン3において画像形成出力が実行される際、図16に示すように、検査制御部403は、エンジン制御部202から、出力されるページを識別するための固有番号を受信する(S1601)。
その後、プリントエンジン3から検査装置4に用紙が搬送されると、読取装置400によってスキャンが実行される(S1602)。これにより、読取画像取得部401は、S1601において取得された固有番号と、読取装置400によって生成された読取画像とを関連付けて記憶する。また、マスター画像処理部402においては、ビットマップ送信部203から受信したビットマップデータに基づいて生成されたマスター画像が、同じくS1601において取得された固有番号と関連付けて記憶される。
そして、検査制御部403は、読取画像取得部401が取得した読取画像と、マスター画像処理部402が生成したマスター画像とを、夫々に関連付けられている固有番号に基づいて取得し、比較検査部404に入力して画像比較を実行する(S1603)。即ち、検査制御部403が、検査結果取得部として機能する。この比較検査の結果、欠陥無しと判断した場合(S1604/NO)、検査制御部403は、検査をパスしたページである正常シートの排紙先判定を実行し(S1608)、処理を終了する。
他方、S1603の比較の結果、欠陥ありと判断した場合(S1604/YES)、検査制御部403は、そのページの固有番号をリカバリ印刷リストに登録し(S1605)、そのページの固有番号を指定して、エンジン制御部202に対してリカバリ印刷を指示する(S1606)。即ち、検査制御部403が、欠陥ページを再度画像形成出力させるための再出力命令を出力する再出力制御部として機能する。その後、検査制御部403は、欠陥を検知したページである欠陥シートの排紙先判定を実行し(S1607)、処理を終了する。即ち、S1607及びS1608においては、検査制御部403が、排紙制御部として機能する。
図17は、本実施形態に係るリカバリ印刷リストの例を示す図である。図17に示すように、本実施形態に係るリカバリ印刷リストにおいては、欠陥が検知されて再印刷が必要であると判断されたページの固有番号が列挙されたリストである。このリカバリ印刷リストが、リカバリ印刷指示である再出力命令に係る画像を識別するための再出力識別情報として用いられる。
図18は、図16のS1607における欠陥シートの排紙先判定動作を示すフローチャートである。図18に示すように検査制御部403は、まずそのページのみがリカバリ印刷リストに登録されているか否か、即ち、図6のP3のような、最初の欠陥ページであるか否かを判断する(S1801)。S1801の判断の結果、そのページが最初の欠陥ページであった場合(S1801/YES)、検査制御部403は、その用紙を後処理排紙トレイ503に排出するように制御し(S1802)、処理を終了する。
他方、そのページが図10のP8のように、1つのリカバリ印刷が完了する前に新たに発生した欠陥ページであり、他にもリカバリ印刷リストにページが登録されていた場合(S1801/NO)、検査制御部403は、その用紙をバッファトレイ502に排出するように制御し(S1803)、更に、バッファトレイ502にスタックされた用紙の廃棄が必要であることを示すバッファトレイ廃棄フラグをON、即ち廃棄が必要であることを示す状態にし(S1804)、処理を終了する。
図19は、図16のS1608における正常シートの排紙先判定動作を示すフローチャートである。図19に示すように、検査制御部403は、まずそのページがリカバリ印刷シートであるか否かを判断する(S1901)。S1901の判断は、そのページの固有番号がリカバリ印刷リストに登録されているか否かを判断することにより可能である。
S1901の判断の結果、リカバリ印刷シートであった場合(S1901/YES)、検査制御部403は、その固有番号をリカバリ印刷リストから削除し(S1902)、これにより、リカバリ印刷リストが空になったか否かを判断する(S1903)。S1903の判断の結果、リカバリ印刷リストが空になっていない場合(S1903/NO)、即ち、図11のP3´や、図12のP3´´並びにP4´〜P7´の場合、次に、検査制御部403は、バッファトレイ502内にスタックされた用紙の廃棄の要否を示すバッファトレイ廃棄フラグの状態を確認する(S1904)。
S1904の判断の結果、バッファトレイ廃棄フラグがONである場合(S1904/YES)、即ち、図11のP3´の場合、検査制御部403は、そのページをバッファトレイ502に排出するように制御し(S1905)、バッファトレイ502の排紙が必要であることを示すバッファトレイ排紙フラグをONにする(S1906)。そして、バッファトレイ502にスタックされた用紙を後処理排紙トレイ503に排出する廃棄処理を行い(S1907)、バッファトレイ排紙フラグをOFFにする(S1908)。
更に検査制御部403は、S1907において廃棄されたページの固有番号をリカバリ印刷リストに登録し(S1909)、その固有番号を指定してエンジン制御部202に対してリカバリ印刷指示を通知する(S1910)。そして、バッファトレイ廃棄フラグをOFFにし(S1911)、処理を終了する。
他方、S1904において廃棄フラグがOFFであった場合(S1904/NO)、即ち、図11のP3´の後の、図12のP3´´以降の場合、検査制御部403は、そのページを排紙トレイ501に排出する正常排紙の制御を行う(S1912)。図12のP3´´並びにP4´〜P7´について、この処理が繰り返される。
S1903においてリカバリ印刷リストが空であった場合(S1903/YES)、即ち、図7、図8のP3´や、図12、図13のP8´並びに図15のP8´の場合、検査制御部403は、そのページを排紙トレイ501に排出する正常排紙の制御を行い(S1913)、続いてバッファトレイ排紙フラグの状態を確認する(S1914)。
S1914の確認の結果、バッファトレイ排紙フラグがOFFであった場合(S1914/NO)、即ち、排出するべき用紙がバッファトレイ502にスタックされていない場合、検査制御部403は、そのまま処理を終了する。これは、例えば、図15のP8´の場合である。図15のP8´のタイミングにおいては、既にバッファトレイ502のP4は、排紙トレイ501に排出され、バッファトレイ排紙フラグはOFFとなっている。
他方、バッファトレイ排紙フラグがONであった場合(S1914/YES)、即ち、排出するべき用紙がバッファトレイ502にスタックされている場合、検査制御部403は、バッファトレイ502の一括正常排紙制御、即ち、バッファトレイ502にスタックされている用紙を一括して排紙トレイ501に排出する制御を行い(S1915)、バッファトレイ排紙フラグをOFFにして(S1916)、処理を終了する。これにより、図8のP4〜P8や、図13のP9、P10が排紙トレイ501に排出される。
また、S1901において、リカバリ印刷シートではなかった場合(S1901/NO)、検査制御部403は、リカバリ印刷リストが空であるか否か、即ち、完了していないリカバリ印刷ページがあるか否かを確認する(S1917)。この判断の結果、リカバリ印刷リストが空であった場合(S1917/YES)、即ち、特別な排紙制御の必要が無い状態であった場合、検査制御部403は、そのページを排紙トレイ501に排出する正常排紙の制御を行い(S1919)、処理を終了する。
他方、リカバリ印刷リストが空ではなかった場合(S1917/NO)、即ち、図7、図8のP4〜P8等の状態の場合、検査制御部403は、そのページをバッファトレイ502に排出するように制御し(S1919)、バッファトレイ502の排紙が必要であることを示すバッファトレイ排紙フラグをONにする(S1920)。これにより、バッファトレイ502にスタックされた用紙は、S1914、S1915の処理によって、図8のP4〜P8のように排紙トレイ501に排出される。
次に、リカバリ印刷の指示を受けたエンジン制御部202の動作について、図20を参照して説明する。図20に示すように、検査制御部403からリカバリ印刷の指示を受信すると(S2002)、エンジン制御部202は、リカバリ印刷指示と同時に通知された固有番号をリカバリ対象のシートを管理する情報として保存する(S2002)。そして、エンジン制御部202は、通知された固有番号に関連付けられているビットマップデータをデータ取得部201から取得する(S2003)。
リカバリ対象のページのビットマップデータを取得したエンジン制御部202は、現在給紙中の用紙の給紙が完了するまで待機し(S2004/NO)、その給紙が完了すると(S2004/YES)、リカバリ印刷用の給紙を開始するようにプリントエンジン3を制御する(S2005)。
続いて、エンジン制御部202は、次に印刷出力を実行するのが再度リカバリ印刷か否かを判断し(S2006)、リカバリ印刷が連続する場合には(S2006/YES)、そのまま通常通りの用紙間隔で給紙を行うように、現在のページについてのリカバリ印刷処理を終了する。他方、次に印刷出力を実行するのが、リカバリ印刷ではなく通常の印刷である場合(S2006/NO)、エンジン制御部202は、次のページの給紙タイミングが1シート分送れるように、即ち、図7のP9のような状態となるように制御し(S2007)、処理を終了する。
次に、用紙ジャム、即ち用紙詰まりが発生した場合のエンジン制御部202の動作について、図21を参照して説明する。図21に示すように、用紙ジャムが発生した後、装置内を搬送中であった用紙、即ち、図14に示すP5、P5〜P9及びP3´が取り除かれて動作を再開したエンジン制御部202は、図20のS2002において登録された固有番号が残っているか否かを確認する(S2101)。
S2101の確認の結果、リカバリ印刷シートがなかった場合(S2101/NO)、エンジン制御部202は、ジャムによって印刷が完了していないページから印刷を再開するように給紙を開始し(S2107)、処理を終了する。他方、リカバリ印刷シートがある場合(S2101/YES)、エンジン制御部202は、リカバリ対象のシートを管理する情報を参照して、最も若いページ番号を確認し(S2102)、ページ番号の若い順に給紙を開始する(S2103)。これにより、図15のP3´´のように給紙が開始される。
S2103の処理により、エンジン制御部202はページ番号の若い順に給紙を行い、次に給紙するページ番号が現在給紙中のページ番号と非連続となるまで、給紙を継続する(S2104/NO)。そして、ページ番号が不連続となった場合(S2104/YES)、即ち、図15のP5´のような場合、エンジン制御部202は、次に給紙するページの給紙タイミングが1シート分送れるように、即ち、図15のP3´´とP5´との間隔となるように制御(S2105)する。
更に、エンジン制御部202は、不連続となる前の最後のリカバリ印刷シート、即ち、図15のP3´´のような用紙の排紙が完了したタイミングで、バッファトレイ502にスタックされた用紙が一括して排紙トレイ501に排出されるように制御して(S2106)、処理を終了する。このように、図21の動作においては、エンジン制御部202がジャム復帰制御部として機能する。これにより、図15に示すP4が、P3´´の後に排紙トレイ501に排出され、P5´以降のリカバリ印刷が順次実行される。
このような制御により、本実施形態に係る検査装置4を含む画像形成システムにおいては、欠陥の検知された用紙のリカバリ印刷に係る用紙が、ページ順序において正しい位置に挿入された状態で出力される。また、リカバリ印刷が完了する前に欠陥が検知された場合やジャムが発生した場合であっても、正確なページ順での排紙を、廃棄する用紙の枚数を最小限に抑えた上で自動的に実現することが可能である。
以上、説明したように、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、製本やステープル等の後処理を行うためのバッファトレイ502を用いて、リカバリ印刷に係る要旨の自動的なページ順ソートを行う。従って、自動ソート用に一次的に用紙を保持するためのトレイを別途設ける必要がなく、画像形成出力による出力結果を読み取った画像とマスター画像とを比較することによる画像の検査において、装置の大型化や装置コストの増大を伴わずに、ページ順も含めた自動リカバリを実現することができる。
尚、上記実施形態においては、用紙ジャムが発生した場合を除き、検査装置4が要旨の排紙先を制御する場合を例として説明した。これは、検査制御部403が、用紙の搬送先を切り替えるための機械的なモジュールを制御することによって実現可能である。この場合、検査装置4が、システム中において用紙の搬送を制御する画像形成制御装置として機能する。このような制御は、検査装置4が行う他、検査装置4からの通知に基づいてエンジンコントローラ2側で行っても良い。この場合、エンジン制御部202が、上記画像形成制御装置として機能する。
また、更に多くの制御をエンジンコントローラ2側で実行するようにしても良い。即ち、上記実施形態においては、図16において説明したように、検査制御部403が、読取画像の検査結果に応じて、図18や図19において説明した制御を実行する場合を例として説明した。この他、検査制御部403が各読取画像についての検査結果を全てエンジン制御部202に通知し、エンジン制御部202が以降の全ての制御、即ち、図16のS1604以降の処理及び図18、図19に示す処理を実行するようにしても良い。この場合エンジン制御部202が、検査結果取得部、再出力制御部及び排紙制御部として機能する。
また、上記実施形態においては、図18のS1804、即ち、複数の固有番号がリカバリ印刷リストに登録された場合に、バッファトレイ502の廃棄が必要なことを示すバッファトレイ廃棄フラグを記憶し、図19のS1904においては、バッファトレイ廃棄フラグがONの場合に、バッファトレイ502にスタックされた用紙の廃棄処理、即ちS1905〜S1911の処理に進む場合を例として説明した。
この他、バッファトレイ廃棄フラグに代替するフラグ情報として、バッファトレイ502にスタックされた用紙が廃棄されたことを示す廃棄済みフラグを用いても良い。この場合、廃棄済みフラグはS1911にONに変更される。そして、S1904においては、廃棄済みフラグがOFFである場合に、バッファトレイ502にスタックされた用紙の廃棄処理、即ちS1905〜S1911の処理に進む。このような処理によっても、上記と同様の効果を得ることが可能である。
バッファトレイ廃棄フラグ、廃棄済みフラグのいずれの場合においても、その趣旨は、フラグの状態に応じてバッファトレイの廃棄が必要であることやバッファトレイ内の用紙が廃棄されたことを示すことである。即ち、バッファトレイ廃棄フラグ、廃棄済みフラグのいずれのフラグであっても、バッファトレイ内の用紙の廃棄が必要であることを示す識別情報や、バッファトレイ内の用紙が廃棄されたこと、即ち、空にしたことを示す識別情報として用いられる。
また、上述したように、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、リカバリ印刷に際しての自動ソートのために後処理装置5内のバッファトレイ502を用いる。そのため、後処理装置5の本来の機能は用いることができなくなる。従って、検査制御部403は、エンジンコントローラ2から後処理指定の有無を示す情報を取得し、後処理指定がある場合には、上述した自動リカバリ印刷を行わないように制御することが好ましい。また、上述した後処理指定の有無に関わらず、本実施形態において説明した自動リカバリ印刷の有効/無効をオペレータが手動で切り換えられるようにしても良い。
1 DFE
2 エンジンコントローラ
3 プリントエンジン
4 検査装置
5 後処理装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 専用デバイス
90 バス
101 搬送ベルト
102、102Y、102M、102C、102K 感光体ドラム
103 給紙トレイ
104 転写ローラ
105 定着ローラ
106 反転パス
107、108 撮像部
201 データ取得部
202 エンジン制御部
203 ビットマップ送信部
301 印刷処理部
501 排紙トレイ
502 バッファトレイ
503 後処理排紙トレイ
400 読取装置
401 読取画像取得部
402 マスター画像処理部
403 検査制御部
404 比較検査部
421 少値多値変換処理部
422 解像度変換処理部
423 色変換処理部
424 サイズ変倍部
特開2007−057808公報

Claims (7)

  1. 画像形成装置によって紙面上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行うシステムにおいて用紙の搬送を制御する画像形成制御装置であって、
    前記読取画像の検査を行うための検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定した結果を取得する検査結果取得部と、
    前記欠陥の判定において前記読取画像において欠陥が検知された場合に、前記読取画像に対応する画像を再度画像形成出力させるための再出力命令を出力する再出力制御部と、
    前記判定が完了した読取画像に対応する用紙の排紙先を制御する排紙制御部とを含み、
    前記排紙制御部は、
    前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙を、通常の排紙先である第一のトレイに排出するように制御し、
    前記欠陥の判定において欠陥が検知された読取画像に対応する用紙を、画像形成出力された用紙の後処理を行う後処理装置において後処理された後の用紙を排出するための第二のトレイに排出するように制御し、
    前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙であって、前記再出力命令が出力された後、その再出力命令に係る読取画像が正常であると判定されて再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に搬送された用紙を、前記後処理装置において後処理を行うために複数の用紙を一次的に保持する中間トレイに排出するように制御し、
    前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出された後、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御することを特徴とする画像形成制御装置。
  2. 前記排紙制御部は、
    用紙を前記中間トレイに排出するように制御した場合、前記中間トレイからの用紙の排出が必要であることを示す情報を記憶媒体に記憶させ、
    前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出された後、前記中間トレイからの用紙の排出が必要であることを示す情報が前記記憶媒体に記憶されている場合、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成制御装置。
  3. 前記排紙制御部は、前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に更に前記欠陥の判定において欠陥が検知された場合、欠陥が検知された読取画像に対応する用紙を前記中間トレイに排出した上で、前記中間トレイに一次的に保持されている用紙を前記第二のトレイに排出するように制御し、
    前記再出力制御部は、前記中間トレイから前記第二のトレイに排出された用紙に対応する画像についての再出力命令を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成制御装置。
  4. 前記再出力制御部は、前記再出力命令を出力した画像を識別するための再出力識別情報を記憶媒体に記憶させ、
    前記排紙制御部は、
    前記中間トレイに一次的に保持されている用紙を前記第二のトレイに排出するように制御した場合に、前記中間トレイを空にしたことを示す識別情報を生成して記憶媒体に記憶させ、
    前記再出力命令に係る用紙の読取画像が正常であると判定された場合、前記記憶媒体に格納されている前記再出力識別情報を参照し、正常であると判定された読取画像以外の画像を示す前記再出力識別情報が前記記憶媒体に記憶されている場合、前記中間トレイを空にしたことを示す識別情報を確認し、
    前記確認の結果、前記中間トレイを空にしたことを示す識別情報が前記記憶媒体に記憶されていない場合に、前記中間トレイに一次的に保持されている用紙を前記第二のトレイに排出するように制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成制御装置。
  5. 前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に用紙詰まりが発生した場合、用紙詰まりにより排紙されなかった用紙に対応する画像及び前記再出力命令に係る画像についての画像形成出力がページ順序の早い順に実行されるように制御すると共に、次に画像形成出力を実行させる画像のページ順序が直前に画像形成出力を実行させた画像のページ順序と非連続である場合、直前に実行させた画像形成出力における用紙の給紙タイミングと次に実行させる画像形成出力の用紙の給紙タイミングとの間隔を通常よりも長くするように制御し、直前に実行させた画像形成出力における用紙が前記第一のトレイに排出された後に、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御するジャム復帰制御部を含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像形成制御装置。
  6. 紙面上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行う画像検査システムであって、
    画像形成出力を実行する画像形成部と、
    画像形成出力が施された用紙を読み取ることにより前記読取画像を生成する画像読取部と、
    前記画像形成部が画像形成出力を実行するための出力対象画像を取得し、前記読取画像の検査を行うための検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と、
    前記欠陥の判定において前記読取画像において欠陥が検知された場合に、前記読取画像に対応する画像を再度画像形成出力させるための再出力命令を出力する再出力制御部と、
    前記判定が完了した読取画像に対応する用紙の排紙先を制御する排紙制御部とを含み、
    前記排紙制御部は、
    前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙を、通常の排紙先である第一のトレイに排出するように制御し、
    前記欠陥の判定において欠陥が検知された読取画像に対応する用紙を、画像形成出力された用紙の後処理を行う後処理装置において後処理された後の用紙を排出するための第二のトレイに排出するように制御し、
    前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙であって、前記再出力命令が出力された後、その再出力命令に係る読取画像が正常であると判定されて再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に搬送された用紙を、前記後処理装置において後処理を行うために複数の用紙を一次的に保持する中間トレイに排出するように制御し、
    前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出された後、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御することを特徴とする画像検査システム。
  7. 画像形成装置によって紙面上に画像形成出力された画像を読み取った読取画像の検査を行うシステムにおいて用紙の搬送を制御する画像形成制御方法であって、
    前記読取画像の検査を行うための検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて前記読取画像の欠陥を判定した結果を取得し、
    前記欠陥の判定において前記読取画像において欠陥が検知された場合に、前記読取画像に対応する画像を再度画像形成出力させるための再出力命令を出力し、
    前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙を、通常の排紙先である第一のトレイに排出するように制御し、
    前記欠陥の判定において欠陥が検知された読取画像に対応する用紙を、画像形成出力された用紙の後処理を行う後処理装置において後処理された後の用紙を排出するための第二のトレイに排出するように制御し、
    前記欠陥の判定において正常であると判定された読取画像に対応する用紙であって、前記再出力命令が出力された後、その再出力命令に係る読取画像が正常であると判定されて再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出されるまでの間に搬送された用紙を、前記後処理装置において後処理を行うために複数の用紙を一次的に保持する中間トレイに排出するように制御し、
    前記再出力命令に係る用紙が前記第一のトレイに排出された後、前記中間トレイに保持されている用紙を前記第一のトレイに排出するように制御することを特徴とする画像形成制御方法。
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