JP2014068874A - 画像表示システム、放射線画像撮影システム、画像表示制御プログラム、及び画像表示制御方法。 - Google Patents

画像表示システム、放射線画像撮影システム、画像表示制御プログラム、及び画像表示制御方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】立体視観察するのに適した一組の画像を表示させることができる画像表示システム、放射線画像撮影システム、画像表示制御プログラム、及び画像表示制御方法を提供する。
【解決手段】放射線画像処理装置14が放射線画像撮影装置10によるトモシンセシス撮影により得られた複数の投影画像を取得し、断層画像生成部80が投影画像を再構成して断層画像を生成する。投影相当画像生成部82は、生成された断層画像を再々構成して投影相当画像を生成する。画像表示制御部84は、投影相当画像と、複数の投影画像から選択された一つの投影画像と、を立体視用画像として、放射線画像読影装置18の表示部42(42R、42L)に表示させるよう制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像表示システム、放射線画像撮影システム、画像表示制御プログラム、及び画像表示制御方法に関する。
医療診断を目的として、患者である被検者の被写体に放射線を照射させて、放射線画像撮影装置により、放射線画像の撮影が行われている。放射線画像の撮影方法として、被写体に対して複数の方向から放射線を照射して放射線画像を撮影し、撮影した放射線画像に基づいて断層画像を生成する、トモシンセシス撮影が知られている。
また、その他の撮影方法としてステレオ撮影が知られている。ステレオ撮影では、複数の方向から放射線を照射して撮影(ステレオ撮影)を行い、撮影された複数の画像から2つの画像を左目用画像及び右目用画像として選択的に適用して表示させることにより、ステレオ画像を表示させることができ、立体視させることができる。
このような立体視用の画像として用いる画像についての技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、投影画像と断層画像とを重畳させた画像を立体視用画像として用いる技術が開示されている。また、特許文献2には、トモシンセシス撮影により生成した断層画像を立体視用の左右目用の画像として用いる技術が開示されている。
特開2012−61187号公報 特開2012−50605号公報
しかしながら、上記従来の技術では、立体視用の画像に生じるノイズやボケにより、ユーザの観察の妨げになる場合がある。例えば、一般に投影画像は、低線量の放射線の照射により撮影された放射線画像であるため、ノイズが多く含まれている場合があり、当該ノイズが観察の妨げとなる場合がある。一方、断層画像では、被写体の移動、放射線画像撮影装置の機械精度、再構成計算誤差に起因するボケが生じ、当該ボケが観察の妨げとなる場合がある。
本発明は、立体視観察するのに適した一組の画像を表示させることができる画像表示システム、放射線画像撮影システム、画像表示制御プログラム、及び画像表示制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像表示システムは、放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部から放射線画像検出器上の被写体に対して異なる投影角度から放射線を照射して放射線画像検出器により投影角度毎に撮影された複数の投影画像を放射線画像検出器から取得し、取得した複数の投影画像に基づいて、放射線画像検出器の検出面を基準として再構成した複数の断層画像を生成する断層画像生成手段と、断層画像生成手段により生成された複数の断層画像から投影画像に相当する投影相当画像を再々構成する投影相当画像生成手段と、右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段に、投影相当画像を前記一組の画像のうちの一方とし、複数の投影画像のいずれか一つを他方として立体視可能に表示するよう制御する制御手段と、を備える。
また、本発明の画像表示システムは、投影相当画像生成手段が再々構成する投影相当画像の、放射線画像検出器の検出面を基準とした高さを設定する高さ設定手段を備え、投影相当画像生成手段は、高さ設定手段により設定された高さに応じた投影相当画像を生成する、ようにしてもよい。
また、本発明の画像表示システムは、投影相当画像の投影角度を設定させる投影角度設定手段を備え、投影相当画像生成手段は、投影角度設定手段により設定された投影角度に基づいて、投影相当画像を生成するようにしてもよい。
また、本発明の画像表示システムは、投影相当画像の投影角度と投影画像の投影角度との差である観察角度を設定する観察角度設定手段を備え、制御手段は、投影相当画像と、観察角度設定手段により設定された観察角度に応じて選択された投影画像と、を一組の画像として表示するよう表示手段を制御するようにしてもよい。
また、本発明の画像表示システムの制御手段は、投影相当画像と、立体視の度合いに応じて予め定められた観察角度に応じて選択された投影画像と、を一組の画像として表示するよう表示手段を制御するようにしてもよい。
また、本発明の画像表示システムは、表示手段に表示させる投影画像を設定する投影画像設定手段を備え、制御手段は、投影相当画像と、投影画像設定手段により設定された投影画像と、を一組の画像として表示するよう表示手段を制御するようにしてもよい。
また、本発明の画像表示システムは、投影相当画像、及び投影画像のいずれを、一組の画像の右目用または左目用とするかを設定する左右設定手段を備え、制御手段は、左右設定手段の設定に基づいて、投影相当画像及び投影画像を一組の画像の右目用または左目用として表示するよう制御するようにしてもよい。
本発明の放射線画像撮影システムは、放射線照射部から照射された放射線を放射画像検出器により検出して投影画像を撮影する放射線画像撮影装置と、放射線画像撮影装置により撮影された投影画像を取得する本発明の画像表示システムと、画像表示システムによる制御に基づいて、右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段と、を備える。
本発明の画像表示制御プログラムは、放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部から放射線画像検出器上の被写体に対して異なる投影角度から放射線を照射して放射線画像検出器により投影角度毎に撮影された複数の投影画像を放射線画像検出器から取得し、取得した複数の投影画像に基づいて、放射線画像検出器の検出面を基準として再構成した複数の断層画像を生成する断層画像生成手段と、断層画像生成手段により生成された複数の断層画像から投影画像に相当する投影相当画像を再々構成する投影相当画像生成手段と、右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段に、投影相当画像を一組の画像のうちの一方とし、複数の投影画像のいずれか一つを他方として立体視可能に表示するよう制御する制御手段として、コンピュータを機能させるためものである。
本発明の画像表示制御方法は、放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部から放射線画像検出器上の被写体に対して異なる投影角度から放射線を照射して放射線画像検出器により投影角度毎に撮影された複数の投影画像を放射線画像検出器から取得し、取得した複数の投影画像に基づいて、放射線画像検出器の検出面を基準として再構成した複数の断層画像を生成する断層画像生成工程と、断層画像生成工程により生成された複数の断層画像から投影画像に相当する投影相当画像を再々構成する投影相当画像生成工程と、右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段に、投影相当画像を一組の画像のうちの一方とし、複数の投影画像のいずれか一つを他方として立体視可能に表示するよう制御する制御工程と、を備える。
本発明によれば、立体視観察するのに適した一組の画像を表示させることができる、という効果が得られる。
本実施の形態の放射線画像撮影システムの一例の全体構成の概略を示す概略構成図である。 本実施の形態に係る放射線画像読影装置の構成の一例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る放射線画像読影装置の偏光メガネの構成と偏光メガネによる立体視を説明するための概略図である。 本実施の形態の放射線画像撮影装置の構成の一例を示す概略構成図である。 本実施の形態の放射線画像撮影装置の撮影時における構成の一例を示す構成図である。 本実施の形態の放射線画像撮影装置の撮影時の説明を行うための説明図である。 本実施の形態の放射線画像処理装置の画像表示制御処理機能を中心にした構造の一例を示すブロック図である。 本実施の形態の放射線画像処理装置で実行される画像表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の画像表示制御処理で実行される設定処理の一例のフローチャートである。 本実施の形態の設定処理における投影相当画像のスラブ厚の設定を説明するための説明図である。 本実施の形態の画像表示制御処理で実行される投影相当画像生成処理の一例のフローチャートである。 本実施の形態の画像表示制御処理で実行される投影画像選択処理の一例のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態は本発明を限定するものではない。
まず、本実施の形態の放射線画像撮影システム全体の概略構成について説明する。図1には、本実施の形態の放射線画像撮影システムの全体構成の一例の概略構成図を示す。
本実施の形態の放射線画像撮影システム1は、コンソール16を介して外部のシステム(例えば、RIS:Radiology Information System:放射線情報システム)から入力された指示(撮影メニュー)に基づいて、医師や放射線技師等の操作により放射線画像の撮影を行う機能を有するものである。なお、本実施の形態では、医師等、撮影された放射線画像により石灰化、腫瘤、及び乳腺等の関心物の観察、診察、及び診断等を行う者や放射線技術士やオペレータ等を「ユーザ」と称する。また、ユーザの観察、診察、及び診断等の対象となる、石灰化や腫瘤等の病変部位や組織を「関心物」と称する。なお、関心物は、人体組織以外(例えば、マーカ等)のものであってもよい。また、本実施の形態では、放射線画像撮影装置10で撮影された投影画像、断層画像、及び投影相当画像(いずれも詳細後述)を総称する場合は、「放射線画像」と称する。
また、本実施の形態の放射線画像撮影システム1は、放射線画像をコンソール16のディスプレイ50や放射線画像読影装置18に表示させることにより、医師や放射線技師等に放射線画像を読影させる機能を有するものである。
本実施の形態の放射線画像撮影システム1は、放射線画像撮影装置10、放射線発生装置12、放射線画像処理装置14、コンソール16、記憶部17、放射線画像読影装置18、及び電子カセッテ20を備えている。
放射線発生装置12は、放射線照射制御ユニット22を備えている。放射線照射制御ユニット22は、放射線画像処理装置14の放射線制御部62の制御に基づいて放射線照射部28から放射線Xを撮影台32上の被検者Wの撮影対象部位(図1では、***N)に照射させる機能を有している。
被検者Wを透過した放射線Xは、撮影台32内部に保持された電子カセッテ20に照射される。電子カセッテ20は、被検者Wを透過した放射線Xの線量に応じた電荷を発生し、発生した電荷量に基づいて放射線画像を示す画像情報を生成して出力する機能を有するものである。
本実施の形態では、電子カセッテ20により出力された放射線画像を示す画像情報は、放射線画像処理装置14を介してコンソール16に入力される。本実施の形態のコンソール16は、無線通信(LAN:Local Area Network)等を介して外部システム(RIS)等から取得した撮影メニューや各種情報等を用いて、放射線画像撮影装置10、放射線発生装置12、及び電子カセッテ20の制御を行う機能を有している。また、本実施の形態のコンソール16は、放射線画像処理装置14との間で放射線画像の画像情報を含む各種情報の送受信を行う機能を有する。
本実施の形態のコンソール16は、サーバー・コンピュータとして構成されており、制御部24、ディスプレイドライバ26、ディスプレイ50、操作入力検出部52、操作パネル54、I/O部56、I/F部57、及びI/F部58を備えて構成されている。制御部24、ディスプレイドライバ26、操作入力検出部52、及びI/O部56は、システムバスやコントロールバス等のバス59を介して相互に情報等の授受が可能に接続されている。
制御部24は、コンソール16全体の動作を制御する機能を有しており、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びHDD(Hard Disk Drive)を備えている。CPUは、コンソール16全体の動作を制御する機能を有しており、ROMには、CPUで使用される制御プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されている。RAMは、各種データを一時的に記憶する機能を有しており、HDD(ハードディスク・ドライブ)は、各種データを記憶して保持する機能を有している。
ディスプレイドライバ26は、ディスプレイ50への各種情報の表示を制御する機能を有している。本実施の形態のディスプレイ50は、撮影メニューや放射線画像等を表示する機能を有している。操作入力検出部52は、操作パネル54に対する操作状態を検出する機能を有している。操作パネル54は、放射線画像の撮影に関する操作指示を、ユーザが入力するためのものである。本実施の形態では操作パネル54は、例えば、タッチパネル、タッチペン、複数のキー、及びマウス等を含んで構成されている。
また、I/O部56及びI/F部58は、無線通信により、放射線画像処理装置14を介して放射線画像撮影装置10、放射線発生装置12、及び電子カセッテ20との間で各種情報や画像情報等の送受信を行う機能を有している。また、I/F部57は、RISとの間で、各種情報の送受信を行う機能を有している。
本実施の形態の放射線画像処理装置14は、システム制御部60、放射線制御部62、パネル制御部64、画像処理制御部66、I/F部67、及び撮影制御部68を備えている。
システム制御部60は、放射線画像処理装置14全体を制御する機能を有すると共に、放射線画像撮影システム1を制御する機能を有している。放射線制御部62は、コンソール16の指示等に基づいて、放射線発生装置12の放射線照射制御ユニット22を制御する機能を有している。パネル制御部64は、コンソール16の指示等に基づいて、電子カセッテ20を制御する機能を有している。画像処理制御部66は、放射線画像に対して各種画像処理を施す機能を有している。撮影制御部68は、コンソール16の指示等に基づいて、放射線画像撮影装置10を制御する機能を有している。システム制御部60、放射線制御部62、パネル制御部64、画像処理制御部66、及び撮影制御部68は、システムバスやコントロールバス等のバス69を介して相互に情報等の授受が可能に接続されている。
本実施の形態の記憶部17は、撮影された放射線画像及び当該放射線画像に関係する情報を記憶する機能を有するものである。記憶部17としては、例えば、HDD等が挙げられる。
また、本実施の形態の放射線画像読影装置18は、撮影された放射線画像をユーザが立体視により読影するための機能を有する装置である。本実施の形態の放射線画像読影装置18は、パーソナル・コンピュータとして構成されており、コンソール16や放射線画像処理装置14と同様に、CPU、ROM、RAM、HDD、ディスプレイドライバ、表示部42、操作入力検出部、操作部40、I/O部、及びI/F部を備えて構成されている。なお、図1では、記載が煩雑になるのを避けるため、これらの構成のうち、表示部42及び操作部40のみを示し、その他の記載を省略している。
図2に、本実施の形態に係る放射線画像読影装置18の構成の一例を示す斜視図を示す。図2に示すように、放射線画像読影装置18は、2つの表示部42が上下に並んで配置されており、上側に表示部42が前方に傾斜されて固定されている。2つの表示部42は、上側の表示部42が右目用の画像を表示する表示部42Rとされ、下側の表示部42が主に左目用の画像を表示する表示部42Lとされている。
本実施の形態に係る放射線画像読影装置18では、表示部42Lの解像度が、その用途等に応じて要求される予め定められた解像度とされる一方、表示部42Rの解像度が表示部42Lより低くされている。これにより、表示部42Rの解像度を表示部42Lと同一にする場合に比較して、放射線画像読影装置18のコストを低減させることができる。
この表示部42Lと表示部42Rとの間には、表示部42Lからの表示光を透過し、表示部42Rからの表示光を反射する、平面視矩形状で、かつ板状のビーム・スプリッター・ミラー44が設けられている。本実施の形態に係る放射線画像読影装置18では、ビーム・スプリッター・ミラー44が、表示部42Rの表示部42Lに固定されている側の端部に、ヒンジ46を介して、当該ヒンジ46の回転軸を中心として図2矢印A方向に回動可能に設置されている。
本実施の形態に係るビーム・スプリッター・ミラー44は、ハーフミラーを基台として、当該ハーフミラーにおける表示部42Lの表示面側の面に、予め定められた偏光方向(本実施の形態では、水平方向)に入射光を偏光する偏光フイルム44Aが貼り付けられる一方、表示部42Rの表示面側の面に、上記予め定められた偏光方向とは直交する方向(本実施の形態では、垂直方向)に入射光を偏光する偏光フイルム44Bが貼り付けられている。
なお、本実施の形態に係る放射線画像読影装置18では、ビーム・スプリッター・ミラー44の回動範囲が、ユーザが正面から放射線画像読影装置18を目視した際に、表示部42Lに表示される画像と表示部42Rに表示される画像とが重なるように角度が調整された全開位置(図2に図示される位置)と、ビーム・スプリッター・ミラー44の偏光フイルム44Bが貼り付けられている側の面が表示部42Rの表示面に重なる全閉位置との間の範囲に制限されている。
図3は、本実施の形態に係る放射線画像読影装置18の偏光メガネの構成と偏光メガネによる立体視を説明するための概略図である。ユーザは、図3に示すように、ビーム・スプリッター・ミラー44を全開位置に位置決めし、かつ表示部42Lに左目用画像を、表示部42Rに右目用画像を各々表示させた状態で、右のレンズと左のレンズとで偏光方向が直交方向とされている偏光メガネ48をかけてビーム・スプリッター・ミラー44を参照することにより、左目と右目とで表示部42Lに表示された左目用画像と表示部42Rに表示された右目用画像とを各々別々に見ることができ、この結果として立体画像を見ることができる。
なお、放射線画像読影装置18は、右目用及び左目用の一組の放射線画像を用いて三次元表示(立体視)が可能なものであれば、これに限らない。例えば、一組の画像を重ね合わせ、これを偏光メガネで観察することで立体視画像を表示する方式を用いてもよい。また例えば、表示部42を3D液晶により構成し、パララックスバリア方式及びレンチキュラー方式のように、立体視可能な方式を用いるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、投影画像及び投影相当画像を、右目用及び左目用の一組の画像としている。以下では、右目用及び左目用の一組の画像を「立体視用画像」と称する。
次に、本実施の形態の放射線画像撮影装置10の構成について詳細に説明する。図4に、本実施の形態の放射線画像撮影装置10の構成の一例の概略構成図を示す。また、図5に、本実施の形態の放射線画像撮影装置10の撮影時における構成の一例の構成図を示す。また、図6に、本実施の形態の放射線画像撮影装置10の撮影時の説明を行うための説明図を示す。
図4〜図6に示すように、本実施の形態の放射線画像撮影装置10は、被検者Wが立った立位状態において、被検者Wの***N、を放射線(例えば、X線)により撮影する装置であり、例えば、マンモグラフィと称される。なお、以下では、撮影の際に放射線画像撮影装置10に被検者Wが対面した場合の被検者Wに近い手前側を放射線画像撮影装置10の装置前方側とし、放射線画像撮影装置10に被検者Wが対面した場合の被検者Wから離れた奥側を放射線画像撮影装置10の装置後方側とする。また、放射線画像撮影装置10に被検者Wが対面した場合の被検者Wの左右方向を放射線画像撮影装置10の装置左右方向として説明する(図4〜図6の各矢印参照)。
放射線画像撮影装置10は、図4に示すように、装置前方側に設けられた側面視略C字状の測定部70と、測定部70を装置後方側から支える基台部72と、を備えている。
測定部70は、立位状態にある被検者Wの***Nと当接する平面状の撮影面34が形成された撮影台32と、***Nを撮影台32の撮影面34との間で圧迫するための圧迫板36と、撮影台32及び圧迫板36を支持する保持部76と、を備えて構成されている。
また、測定部70は、管球等の放射線源30が設けられ、放射線源30から撮影面34に向けて検査用の放射線を照射する放射線照射部28と、保持部76とは分離され放射線照射部28を支持する支持部77とを備えている。
測定部70には、基台部72に回動可能に支えられている回動軸74が設けられている。回動軸74は、支持部77に対して固定されており、回動軸74と支持部77は一体に回動するようになっている。
保持部76に対しては、回動軸74が連結されて一体に回動する状態と、回動軸74が分離されて空転する状態とに切り替え可能とされている。具体的には、回動軸74及び保持部76にそれぞれギアが設けられ、このギア同士の噛合状態・非噛合状態を切替えるようになっている。なお、回動軸74の回動力の伝達・非伝達の切替えは、種々の機械要素を用いることができる。
保持部76は、撮影面34と放射線照射部28とが所定間隔離れるように撮影台32と放射線照射部28とを支持するとともに、圧迫板36と撮影面34との間隔が可変であるように圧迫板36をスライド移動可能に保持している。
***Nが当接する撮影面34は、放射線透過性や強度の観点から、例えば、カーボンで形成されている。撮影台32の内部には、***N及び撮影面34を通過した放射線が照射され、その放射線を検出する電子カセッテ20が配置されている。電子カセッテ20が検出した放射線が可視化されて放射線画像が生成される。電子カセッテ20は画像情報を担持する放射線の照射を受けて画像情報を記録し、記録した画像情報を出力するものであり、照射された放射線の線量に応じて発生した画素毎の電荷を画像情報として検出する放射線検出器を備えている。電子カセッテ20は、例えば、放射線感応層を配置し、放射線をデジタルデータに変換して出力するFPD(Flat Panel Detector)として構成されている。
本実施の形態の放射線画像撮影装置10は、少なくとも、被写体としての***Nに対して、複数の方向から撮影を行うことができる装置とされている。図5及び図6は、それぞれ、当該撮影時における放射線画像撮影装置10の姿勢、当該撮影時における放射線照射部28の位置を示している。図5及び図6に示すように、当該撮影は、支持部77を傾けて撮影を行うものである。
放射線画像撮影装置10では、図6に示すように、***Nに対して複数の方向から撮影(トモシンセシス撮影)を行う場合、保持部76に対して回動軸74が空転して撮影台32と圧迫板36が動かず、支持部77が回動することにより放射線照射部28のみが円弧状に移動する。なお、本実施の形態では、図6に示すように角度αから所定角度θずつ撮影位置を移動させて、放射線照射部28の位置がP1〜PNのN箇所で撮影が行われる。
次に、本実施の形態の放射線画像処理装置14において画像表示制御処理を行う機能について説明する。図7に、放射線画像処理装置14の画像表示制御処理機能を中心にした構造の一例のブロック図を示す。
放射線画像処理装置14は、システム制御部60、放射線制御部62、パネル制御部64、画像処理制御部66、I/F部67、撮影制御部68、断層画像生成部80、投影相当画像生成部82、画像表示設定部85、及び記憶部86を備えている。これらは、コントロールバスやデータバス等のバス69を介して互いに情報等の授受が可能に接続されている。
システム制御部60は、放射線画像処理装置14全体の動作を制御する機能を有するものであり、CPU90、ROM92、RAM94、及びHDD96を含んでいる。CPU90は、具体的には、ROM92に格納されているプログラムを実行することにより放射線画像処理装置14全体の制御を行っている。なお、本実施の形態では、プログラムは、予めROM92に格納されている構成としているがこれに限らず、プログラムをCD−ROMやリムーバブルディスク等の記録媒体等に記憶しておき記録媒体からROM92等にインストールするようにしてもよい。また、インターネット等の通信回線を介して外部装置からROM92等にインストールするようにしてもよい。RAM94は、CPU90でプログラムを実行する際の作業用の領域を確保するものである。HDD96は、各種データを記憶して保持するものである。
放射線制御部62は、I/F部67を介してコンソール16等から照射指示を受け付けると、指定された曝射条件に基づいて設定された撮影メニューに従って、放射線照射部28に設けられた放射線源30から撮影面34に対して放射線を照射させる。I/F部67を介して受け付ける曝射条件には、管電圧、管電流、照射時間、及び姿勢情報等が含まれている。姿勢情報には、***Nに対して複数の方向から撮影を行う場合の撮影位置(撮影姿勢、角度)を表す情報等が含まれている。
なお、これらの曝射条件や姿勢情報等は、コンソール16等からユーザが設定するようにしてもよいし、他の制御装置(RIS)等から得るようにしてもよいし、予め記憶部86等に記憶させておいてもよい。
各種情報の設定を受け付けると、放射線制御部62は、設定された各種情報に基づいて撮影メニューに従って、放射線照射部28から放射線Xを被検者Wの撮影部位(***N)に照射させて放射線画像の撮影を実行する。撮影制御部68は、複数の方向から撮影を行う場合には、撮影面34が上方を向いた状態に保持部76の姿勢を調整すると共に放射線照射部28が撮影面34に対して上方に位置する状態に支持部77の姿勢を調整する。そして、トモシンセシス撮影を行う場合は、撮影制御部68及び放射線制御部62は、図4に示すように、支持部77を回動させて放射線照射部28を円弧状に角度αから角度θずつ移動させて撮影条件に基づいて放射線照射部28に設けられた放射線源30から撮影面34に対して異なる投影角度で個別に放射線Xを照射させる。パネル制御部64は、撮影メニューに従って、電子カセッテ20を駆動する。電子カセッテ20は、放射線Xが照射されると、放射線画像(投影画像)を示す画像情報をパネル制御部64を介して放射線画像処理装置14へ出力する。本実施の形態では、電子カセッテ20によって、***Nを透過した放射線の照射を受けて、N枚の投影画像を示す画像情報が得られる。なお、本実施の形態では、このようにトモシンセシス撮影により得られる放射線画像を「投影画像」と称する。
断層画像生成部80は、トモシンセシス撮影により得られた複数の投影画像から、断層画像を再構成して、撮影面34に平行な断層画像を生成する機能を有するものである。なお、本実施の形態では、「平行」としているが、略平行も含むものとする。
断層画像生成部80は、P1、P2、P3、・・・、PNの位置で撮影された複数の放射線画像から断層画像を生成する。放射線源30が各位置から放射線を照射する撮影角度(投影角度)によって、関心物が投影画像上に投影される位置が異なる。そこで、断層画像生成部80では、放射線画像撮影装置10から当該投影画像を撮影した際の撮影条件を取得し、当該撮影条件に含まれる撮影角度(投影角度)に基づいて、複数の投影画像間における関心物の移動量を算出して、公知の再構成方法に基づいて断層画像の再構成を行う。
投影相当画像生成部82は、断層画像生成部80により生成された断層画像から、投影相当画像を再々構成して、擬似的な二次元画像を生成する機能を有するものである。なお、本実施の形態では、このように断層画像から再々構成される擬似的な二次元画像の放射線画像を、投影画像に相当するものであることから、「投影相当画像」と称する。
断層画像から投影相当画像(擬似的な二次元画像)を再々構成する方法としては、特に限定されず、例えば、US公開2010−0135558号公報に記載されている技術を用いればよい。
画像表示設定部85は、放射線画像読影装置18に表示させる立体視用画像に関する各種設定(詳細後述)をユーザに行わせるための機能を有している。画像表示設定部85は、I/F部67を介して、放射線画像読影装置18の表示部42に、各種設定を行わせるための設定画面(図示省略)等を表示させ、当該表示に応じてユーザが操作部40を用いて指定したパラメータを受け付けて設定する機能を有している。
記憶部86は、各種情報を記憶しておくためのものであり、いわゆる大容量ハードディスク等が挙げられる。本実施の形態では、放射線画像撮影装置10から取得した投影画像、断層画像生成部80により生成された断層画像、及び投影相当画像生成部82により生成された投影相当画像等を一時的に格納する。
画像表示制御部84は、放射線画像読影装置18の表示部42に対して、I/F部67を介して画像の表示を制御する機能を有している。本実施の形態の画像表示制御部84は、立体視用画像として、投影画像及び投影相当画像を表示部42(42R、42L)に表示させるよう制御する。
次に、本実施の形態の放射線画像撮影システム1の作用について図面を参照して説明する。
まず、本実施の形態の放射線画像撮影装置10における放射線画像の撮影について説明する。放射線画像の撮影を行なう場合、放射線画像撮影装置10は、撮影メニューに従って撮影が実行される。
放射線画像撮影装置10は、CC(Cranio & Caudal:頭尾方向)撮影の撮影指示が入力された場合、撮影面34が上方を向いた状態に保持部76の姿勢を調整すると共に放射線照射部28が撮影面34に対して上方に位置する状態に支持部77の姿勢を調整する。また、MLO(Mediolateral−Oblique:内外斜位方向)撮影が指示された場合、撮影台32を所定の角度回転させて撮影面34を傾けた状態に保持部76の姿勢を調整する。
被検者Wは、放射線画像撮影装置10の撮影面34に***Nを当接させる。放射線画像撮影装置10は、この状態でユーザから圧迫開始の操作指示が行なわれると、圧迫板36が撮影面34に向けて移動する。
本実施形態に係る放射線画像撮影装置10は、この状態で、***Nに対して複数の方向から撮影を行うトモシンセシス撮影を行う撮影指示が入力された場合、支持部77のみを回動させて放射線照射部28を円弧状に移動させて、図6に示すように、角度αから所定角度θずつ撮影位置を移動させて、放射線照射部28の位置がP1〜PNのN箇所で各々撮影条件に基づいた放射線の照射を行う。放射線照射部28から個別に照射された放射線は、それぞれ***Nを透過した後に電子カセッテ20に到達する。
電子カセッテ20は、放射線が照射されると、照射された放射線画像(投影画像)を示す画像情報をそれぞれパネル制御部64へ出力する。上記のように、放射線照射部28の位置がP1〜PNのN箇所で放射線の照射が行われた場合には、N枚の投影画像の画像情報をパネル制御部64へ出力する。
放射線画像処理装置14では、放射線画像撮影装置10から入力された投影画像、及び投影画像から再構成した断層画像から再々構成した投影相当画像を放射線画像読影装置18の表示部42に立体視可能に表示させる画像表示制御処理を行う。
次に、当該画像表示制御処理について詳細に説明する。図8に、本実施の形態の放射線画像処理装置14で実行される画像表示制御処理の流れの一例のフローチャートを示す。
ステップS100では、画像表示に関する各種設定を行うか否か判断する。ユーザが立体使用の画像表示に関する各種設定を行う場合は、肯定されてステップS102に進み、設定処理を行った後、ステップS114へ進む。
ステップS102で行われる設定処理の一例のフローチャートを図9に示す。なお、本実施の形態の設定処理は、投影相当画像のスラブ厚の設定、放射線画像読影装置18に表示させる立体視用画像の左右の設定、投影相当画像を生成する際の投影角度の設定、及び観察角度の設定の4種類のうちのいずれかの設定を行う。なお、本実施の形態では、投影相当画像生成部82で投影相当画像の再々構成に際しての放射線Xが照射されたとみなす角度を、投影画像の撮影と同様に「投影角度」と称している。また、本実施の形態では、立体視用画像である投影画像の投影角度と投影相当画像の投影角度との差を「観察角度」と称している。
そのため、図9に示したフローチャートのステップS200で肯定された後のステップS202〜ステップS206は、スラブ厚の設定処理となっている。また、ステップ208で肯定された後のステップS210は、立体視用画像の左右の設定処理となっている。また、ステップS212で肯定された後のステップS216〜S222は、投影角度の設定処理となっている。さらに、ステップS212で否定された後のステップS224〜ステップS230は、観察角度の設定処理となっている。これらの設定処理により設定されたパラメータは、画像表示設定部85の記憶部(図示省略)や、記憶部86等に記憶される。以下、図9に示したフローチャートに従って、各処理を順次説明する。
ステップS200では、ユーザが行う設定がスラブ厚の設定であるか否か判断する。なお、いずれの設定を行うかについては、放射線画像読影装置18の操作部40を用いたユーザの指示をI/F部67を介して画像表示設定部85が受け付ける。
スラブ厚の設定を行う場合は、肯定されてステップS202へ進む。ステップS202では、画像表示設定部85により、被写体(***N)の横向きの画像を生成し、放射線画像読影装置18の表示部42に表示させるよう指示する。ここで横向きの画像とは、***Nに対して撮影角度(投影角度)と交差する方向(図5、左右方向参照)から放射線Xを照射した場合に撮影される放射線画像に相当する画像のことをいう。放射線画像撮影装置10により横向きの画像を撮影している場合は、撮影した放射線画像を放射線画像読影装置18の表示部42に表示させる。一方、撮影していない場合は、投影画像、または断層画像生成部80により生成された断層画像に基づいて、擬似的な横向きの画像を公知の方法を用いて生成し、放射線画像読影装置18の表示部42に表示させる。なお、ここでの表示は、立体視させなくてよいため、表示部42R、42Lの双方に同一の画像を表示させるようにすればよい。なお、表示方法はこれに限らず、表示部42R、42Lのいずれか一方のみに表示させるようにしてもよい。
表示部42に表示させた横向き画像の具体例を図10に示す。図10の横向き画像では、***画像NGの画像中にユーザが観察に用いる金属のマーカの画像(マーカ画像)MGが写っている状態を示している。また、図10中の点線は、スラブ厚を示している。
図10に具体例を示した表示に基づいて、ユーザは、操作部40を用いて指定を行う。例えば、マウスやタッチペン等により、スラブ厚とする範囲を指定する(図10、矢印B参照)。例えば、図10に示したように、マーカ画像MG等の存在により、立体視観察が阻害される場合がある。また、マーカ画像MGや、腫瘤等の画像により、その下の画像(組織)の観察の妨げになる場合がある。このような場合等に、マーカ画像MGが含まれない範囲をスラブ厚として指定することにより、投影相当画像からマーカ画像MGを除くことができ、ユーザの立体視観察が容易になる。なお、このような場合、立体視用画像のうち投影画像にはマーカ画像MGが含まれるため、ユーザの左右いずれか一方の目には、マーカ画像MGが見えることになるが、他方の目には、マーカ画像MGは見えない。そのため、マーカ画像MGは、立体視されないことになり、ユーザの立体視観察を阻害しなくなる。
このようにユーザがスラブ厚を指定すると、次のステップS204で、当該指定を受け付ける。
次のステップS206では、受け付けた指定に基づいて、スラブ厚を決定した後、本処理を終了する。なお、本実施の形態では、ユーザから指定を受け付けていない場合は、初期値としてスラブ厚を全厚(全範囲指定と同義)としている。
一方、ステップS200で否定された場合は、ステップS208へ進む。ステップS208では、ユーザが行う設定が立体視用画像の左右の設定処理であるか否か判断する。
立体視用画像の左右の設定を行う場合は、肯定されてステップS208へ進む。本実施の形態では、立体視用画像である投影画像と投影相当画像のいずれを右目用の画像とするのか、または左目用の画像とするのかをユーザが指定可能となっている。当該指定は、立体視用画像の表示前にユーザが予め指定してもよいし、立体視用画像の観察中にユーザが適宜指定してもよい。このようにユーザが左目用画像と右目用画像とを指定すると、次のステップS210で、当該指定を受け付けた後、本処理を終了する。
一方、ステップS208で否定された場合は、ステップS212へ進む。ステップS212では、ユーザが行う設定が投影角度の設定処理であるか否か判断する。
投影角度の設定処理を行う場合は、肯定されてステップS214へ進む。ステップS214では、ユーザが、投影角度そのものを指定するのか否か判断する。投影角度そのものをユーザが指定する場合は、肯定されてステップS216へ進む。ユーザは、操作部40を用いて、投影角度を指定する。そこで、次のステップS216では、ユーザが指定した投影角度を受け付けた後、本処理を終了する。
一方、ステップS214で否定された場合は、ステップS218へ進み、放射線画像撮影装置10から取得した複数の投影画像を表示部42に表示させる。複数の投影画像は、順次、表示部42に表示させるようにしてもよいし、同時に表示させるようにしてもよい。ユーザは、操作部40を用いて、投影画像を選択する。そこで、次のステップS220では、ユーザが選択した投影画像を受け付けた後、ステップS222へ進む。
本実施の形態では、このようにして立体視用の投影画像が選択されると、ステップS22では、当該投影画像を基準として、立体視に適した投影相当画像の投影角度を決定した後、本処理を終了する。本実施の形態では、投影相当画像の投影角度は、観察角度が設定されている場合は、受け付けた投影画像の投影角度+観察角度を投影相当画像の投影角度として決定する。一方、観察角度が設定されていない場合は、受け付けた投影画像の投影角度+4度、または、受け付けた投影画像の投影角度−4度を投影相当画像の投影角度として決定する。一般に、観察角度が±4度〜±6度の範囲とすることにより、立体視が適切に行えるとされている。そのため、本実施の形態では、観察角度が設定されていない場合は、初期値として、観察角度を+4度または、−4度としている。初期値をこのように設定することにより、立体視の奥行感を安定化することができる。なお、いずれとするかは、表示部42の仕様や、ユーザの好み等に合わせて予め設定しておけばよい。
一方、ステップS212で否定された場合は、観察角度の設定処理を行うためにステップS224へ進む。ステップS224では、既に、表示部42(表示部42R、42Lのいずれか一方)に投影相当画像が表示されているか否か判断する。なお、ここでは、既に表示部42に立体視用画像が表示されている場合や、ユーザが観察角度の設定を行うために、投影相当画像生成部82に生成させた投影相当画像を表示部42に表示させた場合等に肯定される。投影相当画像が表示されていない場合は、否定されステップS226へ進み、操作部40を用いてユーザが指定した観察角度を設定した後、本処理を終了する。このようにユーザが観察角度を設定することができるため、ユーザは、立体視の奥行感を調整することができる。
一方、ステップS224で肯定された場合は、ステップS228へ進む。ステップS228では、投影相当画像が表示されていない方の表示部42(表示部42Rまたは42L)に放射線画像撮影装置10から取得した複数の投影画像を順次、表示させる。このように投影画像を順次、表示させることにより、ユーザは、立体視を行いながら投影画像を選択できるため、立体視の奥行感を容易に調整することができる。これにより、ユーザが投影画像を選択すると、次のステップS230では、投影画像の選択を受け付けた後、本処理を終了する。
一方、このような各種設定処理を行わない場合は、画像表示制御処理のステップS100で否定されてステップS104へ進む。
ステップS104では、断層画像生成部80により断層画像を生成する。パネル制御部64を介して電子カセッテ20から取得した投影画像の画像情報は、記憶部86に一旦、記憶される。断層画像生成部80は、上述したように、公知の再構成方法に基づいて所定のスラブ厚で断層画像の再構成を行う。生成された複数の断層画像は、記憶部86に一旦、記憶させておく。
次のステップS106では、投影相当画像生成処理を行い、投影相当画像を生成する。ステップS106で行われる投影画像生成処理の一例のフローチャートを図11に示す。
ステップS300では、投影角度の設定が有るか否か判断する。上述した設定処理により投影相当画像の投影角度が設定されている場合は、肯定されてステップS302へ進み、設定された投影角度を取得した後、ステップS306へ進む。一方、設定されていない場合は、否定されてステップS304へ進み、投影角度を初期値(本実施の形態では、0度)とした後、ステップS306へ進む。
ステップS306では、スラブ厚の設定が有るか否か判断する。上述した設定処理によりスラブ厚が設定されている場合は、肯定されてステップS308へ進み、設定されたスラブ厚を取得した後、ステップS312へ進む。一方、設定されていない場合は、否定されてステップS310へ進み、スラブ厚を初期値(本実施の形態では、全厚)とした後、ステップS312へ進む。
ステップS312では、投影相当画像生成部82により、投影角度及びスラブ厚に応じた投影相当画像を生成した後、本処理を終了する。投影相当画像生成部82は、記憶部86に記憶されている断層画像を用いて、上述したように、公知の再々構成方法に基づいて、上記で取得した投影角度及びスラブ厚で投影相当画像の再々構成を行う。生成された投影相当画像は、立体視用画像として記憶部86に一旦、記憶させておく。
このようにして投影相当画像が生成されると次のステップS108では、投影画像選択処理を行い、放射線画像撮影装置10から取得した複数の投影画像のうちから立体視用画像とする投影画像を選択する。ステップS108で行われる投影画像選択処理の一例のフローチャートを図12に示す。
ステップS400では、投影画像に関する設定が有るか否か判断する。上述した設定処理により投影画像に関する設定がされていない場合は、否定されてステップS402へ進み、観察角度が初期値(本実施の形態では、+4度、または−4度)となる投影画像を選択した後、本処理を終了する。なお、初期値に対応する投影画像がない場合は、観察角度が初期値に最も近い投影画像を選択する。このように選択することにより、本実施の形態では、立体視の奥行感を安定化することができる。
一方、投影画像に関する設定が有る場合は、肯定されてステップS404へ進む。ステップS404では、設定されているのが、投影画像そのものなのか、観察角度なのかを判断する。上述した設定処理のステップS220やステップS230を実行している場合は、投影画像が設定されていることとなり、ステップS406へ進む。ステップS406では、設定された(上述のステップS220やステップS230で受け付けた)投影画像を選択した後、本処理を終了する。
一方、上述した設定処理のステップS226を実行している場合は、観察角度が設定されているため、ステップS408へ進む。ステップS408では、設定された(上述のステップS226で受け付けた)観察角度に応じた投影画像を選択した後、本処理を終了する。
このようにして投影画像が選択されると、次のステップS110では、画像表示制御部84により、投影相当画像及び投影画像を放射線画像読影装置18の表示部42に表示させるよう制御する。なお、この際、上述した設定処理により立体視用画像の左右の設定が成されている場合は、当該設定に基づいて表示させるよう制御する。一方、設定されていない場合は、初期設定に基づいて表示させるよう制御する。
これにより、放射線画像読影装置18を読影するユーザは、適切に立体視観察を行うことができる。
次のステップS112では、設定の変更が有るか否か判断する。例えば、ユーザが奥行感の変更を行いたい場合等は、設定の変更を行うため、肯定されてステップS102へ進み、上述の設定処理を行う。一方、設定の変更がない場合は、否定されてステップS114へ進む。
ステップS114では、本処理を終了するか否か判断する。終了しない場合は、否定されてステップS100に戻り本処理を繰り返す。一方、終了する場合は、肯定されて本処理を終了する。
以上、説明したように本実施の形態では、放射線画像処理装置14が放射線画像撮影装置10によるトモシンセシス撮影により得られた複数の投影画像を取得し、断層画像生成部80が投影画像を再構成して断層画像を生成する。投影相当画像生成部82は、生成された断層画像を再々構成して投影相当画像を生成する。画像表示制御部84は、投影相当画像と、複数の投影画像から選択された一つの投影画像と、を立体視用画像として、放射線画像読影装置18の表示部42(42R、42L)に表示させるよう制御する。
一般に放射線画像の観察において、微細形状を観察する際は、ボケが観察の妨げとなり、微弱な濃度変化を観察する際は、ノイズが妨げとなる。被写体が***の場合の放射線画像の観察においては、微少石灰化や腫瘤といった病変部(微細形状や微弱な濃度変化)を観察する必要があるため、特に、ノイズやボケが観察の妨げとなりやすい。
一般に投影画像は、低線量の放射線の照射により撮影された放射線画像であるため、ノイズが多く含まれている場合がある。一方、断層画像では、被写体の移動、放射線画像撮影装置の機械精度、再構成計算誤差に起因するボケが生じる場合がある。
これに対して投影相当画像は、一般的に、断層画像から再々構成するため、断層画像のもととなる複数の投影画像の画像情報を用いることになり、その結果、ノイズが低減される。その一方、複数の投影画像の撮影、及び再々構成過程において、被写体(***N)の移動、放射線画像撮影装置10の機械精度、再々構成計算誤差に起因するボケが生じる場合がある。
本実施の形態では、ボケが少ない投影画像と、ノイズが少ない投影相当画像とを、立体視用画像として用いているため、投影画像及び断層画像の一方のみ、または両方を用いる場合に比べて、ノイズやボケが立体視観察の妨げとなるのを低減することができる。
従って、本実施の形態では、立体視観察するのに適した一組の画像を表示させることができる。これにより、立体視観察を行うユーザは、より正確に速く観察を行うことができる。
また、本実施の形態では、画像表示設定部85により、ユーザが立体視を行う際の奥行感を調整(設定)することができるため、より正確に速く観察を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、このようにより正確に速く観察を行うことができるため、より低線量での撮影が可能となり、被検者Wの被曝を低減することできる。
なお、放射線画像読影装置18の表示部42に立体視用画像の表示中等に、画像の拡大や縮小を行う場合は、これに合わせて観察角度を変更するようにしてもよい。立体視用画像が拡大表示や縮小表示された場合、奥行感が変化するため、奥行感が一定となるように、観察角度を変更することが好ましい。例えば、拡大表示により、立体感(奥行感)が減じた場合は、観察角度を小さくするとよい。この場合、例えば、拡大倍率(縮小倍率)に応じて観察角度を定めておき、立体視用画像の投影相当画像はそのままにし、拡大倍率(縮小倍率)に応じた観察角度に対応する投影画像を選択して表示させるようにするとよい。
また、立体視用画像の設定は、上述の設定処理(図9参照)で説明したものに限らず、その他の設定を行うようにしてもよい。上記のように、拡大倍率(縮小倍率)に応じた観察角度を設定するようにしてもよい。また、投影相当画像の投影角度に対して、投影画像の投影角度を+側とするのか、−側とするのかを設定するようにしてもよい。このように設定するばあい、立体視用画像の左右と、投影画像及び投影相当画像と、の関係を固定することができる。
また、上述の設定処理(図9参照)で設定した立体視用画像の設定を、設定したユーザに対応付けて記憶部86に記憶するようにしてもよい。例えば、ユーザが設定したパラメータをユーザID等に対応付けて記憶しておくことにより、次回の読影において、当該ユーザがIDを入力することにより、当該ユーザの好み等を反映した表示を行わせることができるようになる。
また、本実施の形態では、放射線画像処理装置14が画像表示制御処理を行う機能を有する構成について詳細に説明したがこれに限らず、例えば、当該機能を放射線画像読影装置18が有するように構成してもよい。
また、本実施の形態では、放射線画像読影装置18を立体視を行うものとして構成した場合について詳細に説明したこれに限らず、コンソール16に、立体視を行う表示部42及び機能を備えるように構成してもよい。
また、本実施の形態では、被写体を***Nとした場合について説明したがこれに限らず、被写体は限定されるものではない。また同様に、放射線画像撮影装置10も、被写体に応じた装置とすればよく、本実施の形態で説明したマンモグラフィ装置に限定されるものではない。
また、放射線画像の撮影に用いられる放射線は、特に限定されるものではなく、X線やγ線等を適用することができる。
その他、本実施の形態で説明した放射線画像撮影システム1、放射線画像撮影装置10、放射線画像処理装置14、及び放射線画像読影装置18の構成及び動作は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。また、本実施の形態で説明した放射線画像の撮影の流れや画像表示制御処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
1 放射線画像撮影システム
10 放射線画像撮影装置
14 放射線画像処理装置
18 放射線画像読影装置
34 撮影面 (検出面)
42、42R、42L 表示部
60 システム制御部
67 I/F部
80 断層画像生成部
82 投影相当画像生成部
85 画像表示設定部
N ***、W 被検者

Claims (10)

  1. 放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部から前記放射線画像検出器上の被写体に対して異なる投影角度から放射線を照射して前記放射線画像検出器により当該投影角度毎に撮影された複数の投影画像を前記放射線画像検出器から取得し、取得した複数の投影画像に基づいて、前記放射線画像検出器の検出面を基準として再構成した複数の断層画像を生成する断層画像生成手段と、
    前記断層画像生成手段により生成された複数の断層画像から投影画像に相当する投影相当画像を再々構成する投影相当画像生成手段と、
    右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段に、投影相当画像を前記一組の画像のうちの一方とし、複数の投影画像のいずれか一つを他方として立体視可能に表示するよう制御する制御手段と、
    を備えた画像表示システム。
  2. 前記投影相当画像生成手段が再々構成する投影相当画像の、前記放射線画像検出器の検出面を基準とした高さを設定する高さ設定手段を備え、
    前記投影相当画像生成手段は、前記高さ設定手段により設定された高さに応じた投影相当画像を生成する、
    請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 投影相当画像の投影角度を設定させる投影角度設定手段を備え、
    前記投影相当画像生成手段は、前記投影角度設定手段により設定された投影角度に基づいて、投影相当画像を生成する、
    請求項1または請求項2に記載の画像表示システム。
  4. 投影相当画像の投影角度と投影画像の投影角度との差である観察角度を設定する観察角度設定手段を備え、
    前記制御手段は、投影相当画像と、前記観察角度設定手段により設定された観察角度に応じて選択された投影画像と、を前記一組の画像として表示するよう前記表示手段を制御する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像表示システム。
  5. 前記制御手段は、投影相当画像と、立体視の度合いに応じて予め定められた観察角度に応じて選択された投影画像と、を前記一組の画像として表示するよう前記表示手段を制御する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像表示システム。
  6. 前記表示手段に表示させる投影画像を設定する投影画像設定手段を備え、
    前記制御手段は、投影相当画像と、前記投影画像設定手段により設定された投影画像と、を前記一組の画像として表示するよう前記表示手段を制御する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像表示システム。
  7. 投影相当画像、及び投影画像のいずれを、前記一組の画像の右目用または左目用とするかを設定する左右設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記左右設定手段の設定に基づいて、投影相当画像及び投影画像を前記一組の画像の右目用または左目用として表示するよう制御する、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像表示システム。
  8. 放射線照射部から照射された放射線を放射画像検出器により検出して投影画像を撮影する放射線画像撮影装置と、
    前記放射線画像撮影装置により撮影された投影画像を取得する前記請求項1から前記請求項7のいずれか1項に記載の画像表示システムと、
    前記画像表示システムによる制御に基づいて、右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段と、
    を備えた放射線画像撮影システム。
  9. 放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部から前記放射線画像検出器上の被写体に対して異なる投影角度から放射線を照射して前記放射線画像検出器により当該投影角度毎に撮影された複数の投影画像を前記放射線画像検出器から取得し、取得した複数の投影画像に基づいて、前記放射線画像検出器の検出面を基準として再構成した複数の断層画像を生成する断層画像生成手段と、
    前記断層画像生成手段により生成された複数の断層画像から投影画像に相当する投影相当画像を再々構成する投影相当画像生成手段と、
    右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段に、投影相当画像を前記一組の画像のうちの一方とし、複数の投影画像のいずれか一つを他方として立体視可能に表示するよう制御する制御手段として、コンピュータを機能させるための画像表示制御プログラム。
  10. 放射線画像検出器に対向して設けられた放射線照射部から前記放射線画像検出器上の被写体に対して異なる投影角度から放射線を照射して前記放射線画像検出器により当該投影角度毎に撮影された複数の投影画像を前記放射線画像検出器から取得し、取得した複数の投影画像に基づいて、前記放射線画像検出器の検出面を基準として再構成した複数の断層画像を生成する断層画像生成工程と、
    前記断層画像生成工程により生成された複数の断層画像から投影画像に相当する投影相当画像を再々構成する投影相当画像生成工程と、
    右目用及び左目用の一組の画像を表示させて立体視を行う表示手段に、投影相当画像を前記一組の画像のうちの一方とし、複数の投影画像のいずれか一つを他方として立体視可能に表示するよう制御する制御工程と、
    を備えた画像表示制御方法。
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