JP4125960B2 - 産業用ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、マニピュレータと制御装置を備える産業用ロボットに関し、該マニピュレータはそれぞれが可動プラットフォームを支持するリンク機構を有するアームを3本有する。該制御装置は、所望の方法で該マニピュレータを駆動し誘導するためのマイクロプロセッサおよびソフトウェアを含む手段と駆動装置とを有する。プラットフォームに所望の動作を実現するため、リンク機構は、プラットフォームとアームの間に関節接合されたロッドまたはリンクを備える。各ジョイントは3自由度の運動が可能である。アームは1自由度の運動を可能にする固定アクチュエータに固定される。この運動は回転および平行移動の両方を含む。プラットフォームの役割は、運動、計測、処理、機械加工、接合などのためのツールまたは物体を直接的または間接的に支持することである。
物体の傾斜角を変えずに移動および回転させるため、いわゆるSCARA型ロボットが現在主に使用されている。これらのロボットは、自由度4、つまり物体のx、y、z方向への運動およびz軸を中心にした回転が可能となるように設計されている。xy面内で物体を操作するために、xy面内で操作される直列接続された2本のアームが用いられ、よって軸は該xy面に対して垂直である。アームが直列接続されているということは、一方のアームが他方のアームを支持し、他方のアームが物体を支持していることを意味する。z方向の運動を可能にするため、線形運動装置が用いられる。この装置は、ロボットの直列連鎖において、直列接続されたアームの後方に配置することも前方に配置することもできる。前者の場合、直列接続されたアームがz方向への運動のための駆動パッケージを動かさなくてはならず、後者の場合、z方向への運動のための駆動パッケージが直列接続されたアームを動かさなくてはならない。z軸を中心にして物体を回転させるための駆動パッケージは、ロボットの連鎖において常に最も外側に配置される。
直列接続リンクを有する他のロボットと同様に、SCARAロボットのアームの直列接続は、ロボットの可動質量が大きく、構造が弱く、精度が限られ、高速で動作させるために大きなモータトルクが必要であることを意味する。
SCARAロボットが有する複数の欠点の一部は、3本の並列動作アームでプラットフォームを操作するロボットにより解決することができる。これはパラレル(平行運動)構造と呼ばれる。積載容量が大きくて質量の小さい剛健なアームシステムを可能にするため、パラレルマニピュレータの外側のアーム、つまり操作するプラットフォームに最も近いアームの構造を、圧縮力および引張力のみを伝達する合計6本のリンクとしなければならない。空間内でプラットフォームを動かすためのマニピュレータは既知であり、そのようなマニピュレータでは全動作範囲に亘りプラットフォームの傾斜と方向が同じである。既知のロボットは、3本の平行動作アームを有し、各アームは独自のリンク機構を有している。このような状況に置いて、リンクの総数が6本であること、および選択的に2/2/2または3/2/1の組み合わせでアームに分配できることが知られている。
リンク機構を備えるパラレルロボットについてさらに簡潔に説明するために、複数のリンク機構を以下のように定義する:
・ リンク: リンクとは、2つの要素を運動可能に連結し、両端において3自由度の運動を可能にする部材である。通常は、例えば各端にボールジョイントを有するロッドなど、剛性の細長い部材からなる。リンクは複数の要素を互いに一定の距離に保ち、引張力または圧縮力のみを吸収する。したがって、リンクは捻れ運動を伝達しない。
・ ダブルリンク: ダブルリンクとは、2つの要素を運動可能に連結し、両端において3自由度の運動を可能にし、要素間の平面内のモーメントを伝える部材である。ダブルリンクは、例えば、第1のリンク対を形成する2つの上述したようなリンクと、第2のリンク対を形成する要素を有する1つの四角形から構成される。特定の実施例ではダブルリンクは平行四辺形で、その場合2つの要素は互いに平行な運動をすることを余儀なくされる。全てのジョイントは3自由度で運動でき、これはダブルリンクが捻れる場合があることを意味する。したがって、ダブルリンクを平面内に維持するには、他のリンク機構からの支援が必要である。
・ 固定ダブルリンク: 固定ダブルリンクとは、2つの要素を運動可能に連結し、両端において2自由度の運動を可能にする部材である。固定ダブルリンクは、少なくとも1つの対角線が固定された、上述のダブルリンク1つから構成される。例えば、他のいずれのリンクにも平行でない追加リンクを四角形に付けることによりこれを達成できる。これにより要素の移動が防止されるが、依然として固定ダブルリンクが捻れる場合がある。
・ トリプルリンク: トリプルリンクとは、2つの要素を運動可能に接合し、両端において3自由度の運動を可能にし、要素間の2つの平面内のモーメントを伝える部材である。トリプルリンクは通常、異なる面に伸び、1本のリンクを共有する2つのダブルリンクから構成される。特定の実施例では、トリプルリンクは、長さが等しい3本の平行リンクから構成される空間平行四辺形を備える。そのような空間内の平行四辺形は捻れてもよく、要素を平行な面内に維持する。
・ トライアングル: トライアングルとは、2つの要素を運動可能に接合し、一方の端部(下部)において1自由度の運動を可能にし、他方の端部において3自由度の運動を可能にする部材である。トライアングルは、例えば、下方で軸を介して第1要素に接合し、反対側の端部で玉継手により第2要素に回転自在に接合する、ねじりに対して剛性の部材から構成される。トライアングルは1つのジョイントを共通とする上述したような2つのリンクから構成されてもよい。
以降、ロボットのアームは、支持アームにより支持されているリンク機構を意味するものとする。概念として、支持アームは、2つの要素を運動可能に接合し、その両端において1自由度の運動を可能にする捻れに対して剛性の部材を意味する。支持アームは、例えば、各端が分岐し、そこに軸が通る管から成る。特定の実施例では、軸は互いに平行であり、よって支持アームにより結合された要素は1平面内のみの運動が可能である。ここで、運動は平行移動だけでなく回転も含むことに注意されたい。支持アームは、1方の要素から他方の要素へ、引張力と圧縮力の両方、捻れモーメントおよび曲げモーメントを伝達することができる。
上記に定義したリンク機構を有する第1の周知のシステムは、それぞれが支持アームとダブルリンクとで構成されるアーム3本を有するマニピュレータと定義することができる。第2の周知のマニピュレータは、第1アームが支持アームとリンクから構成され、第2アームが支持アームとダブルリンクから構成され、第3アームが支持アームとトリプルリンクから構成される3本のアームを伴うマニピュレータと定義できる。2/2/2の構成で設計する場合、可動要素の方向を明確にするため、支持アームの軸は互いに交差させなくてはならないことに注意されたい。
3自由度(例えばデカルト座標系におけるx、y、およびz方向)でプラットフォームを運動させるためのパラレルロボットを完全に伸張するためには、3本の平行動作アームが必要である。プラットフォームの全6自由度(x、y、zとツールの方向)を操作する場合は、6本の平行動作アームが必要である。そのようなアームはそれぞれ上部アームと下部アームを備える。いくつかの応用分野では、位置決めの自由度と方向付けの自由度を組み合わせた操作が求められる。そのような応用分野の1つは、狭い空間内での内部作業である。その場合、ツールの方向付けについて2自由度を、半径方向の位置決めについて1自由度を有するロボットが所望されることが多い。
特許文献1により、パラレルマニピュレータが既知である。2つの軸の周りを動作可能な支持アームを中柱が支持している。次いでこの支持アームは、可動要素を支持する第2の支持アームを支持している。同じ軸の周りに回転自在に取り付けられている第1および第3支持アームは、ワイヤを備える外側のアームにより可動要素に連結している。当該ワイヤの機能は、支持アームおよびダブルリンクの組み合わせに似ていてもよい。外側のアームならびに第2支持アームは、引張力および圧縮力、ならびに捻れモーメントを伝達するように構成されている。これにより、マニピュレータの設計は不格好なものとならざるを得ない。円滑さなどの視点から言うと、このマニピュレータは、引張力および圧縮力のみを吸収できる外側のアームを有する同様のマニピュレータには匹敵しない。
特許文献2にも、パラレルマニピュレータが開示されている。ここではリンク機構を含む3本のアームが固定要素と可動要素を結合している。固定要素に固定されている3つのアクチュエータが、それぞれ1つのアームを動作させる。第1アームはトリプルリンクを有する支持アームを含む。第2アームは、支持アームとダブルリンクを含む。第3アームは、支持アームと1本のリンクを含む。これらのリンク機構に含まれるリンクに必要とされるのは圧縮力および引張力を伝達することだけであるので、これらリンクは軽量な材料を用いて小型に設計されるものの剛性が非常に高い。加えて、ジョイントはリンクから通常の力を受けるだけなので、軸受を軽量でかつ精度の高いものにすることができる。
特許文献3により、別のパラレルマニピュレータも周知である。ここでも、リンク機構を含む3本のアームが固定要素と可動要素を結合しており、固定要素に固定されている3つのアクチュエータがそれぞれ1つのアームを操作する。全アームはダブルリンクを有する支持アームを含み、アームは圧縮力および引張力のみを伝達する。このアーム構造は、操作されるプラットフォームを、特許文献2のような2次元の面構造のプラットフォームでなく、3次元内のフレーム構造として設計することにより可能になった。
操作の対象であるプラットフォームが2次元の場合も、特許文献3のマニピュレータのように3次元である場合も、ロボットの鉛直方向(z方向)の運動を行うアームには大きな力が作用するという問題が生じる。他のアームが大きく移動する場合(xy面内で)、該アームには捻れモーメントだけでなく強い曲げモーメントが作用する。特に好ましくないのは、アームの外側の端において軸方向に作用する力である。このような設計では、ロボットを伸張する際、折り畳まれている場合と同様に、前記鉛直方向のアームが他の2本のアームの間で斜めになる。運動学により、前記z方向の操作のためのアームは、ロボットの中心から半径方向に短い距離の範囲において他の2本のアームの中間に位置することになる。これは必然的に以下の欠点の原因となる。
・ 他のアームに対し、z方向の操作を行うアームが不適当な位置を取ることにより、作業範囲が制限される。
・ z方向の操作を行うアームにより、操作されるプラットフォームに対して少なくとも1つの連接ロッドが不適当に位置づけられることにより、ロボットの剛性が制限される。
・ z方向の操作を行うアームにより運動学的非直線性が必要以上に生成されることにより、ロボットの精度が制限される。
・ z方向の操作を行うアームに動的な力が斜め方向に作用することにより、ロボットの動力学特性および速度が制限される。
・ ロボット運動学により半径方向の運動面が自動的に与えられず、z方向の操作を行うアームにより生じる曲線の制御システムにおいて複雑な数学的補償を行わなければならない。
米国特許第5539291号明細書 国際公開第98/30366号パンフレット 国際公開第99/58301号パンフレット
本発明の目的は、動作範囲が広く、ロボットのアームに不適切な力が作用しないパラレルロボットを製造するための方法および手段を提案することである。これは、固定要素、可動要素、およびそれら要素を相互に連結する3本のアームを備えるマニピュレータを有する産業用ロボットにおいて、各アームに支持アームと支持アームにより支持されるリンク機構とを具備し、中間のアームの運動面が全運動において可動要素と交差するように調整することにより達成される。
本発明による第1の実施様態では、マニピュレータは可動要素の空間内での運動を可能にするリンク機構を備え、該要素の方向は位置に関係なく常に一定である。第2様態では、マニピュレータは、半径が変化する架空の円柱に沿って可動要素が運動できるようにするリンク機構を備える。第3実施様態では、マニピュレータは、半径が変化する楕円に沿って可動要素が運動できるようにするリンク機構を備える。
全ての実施様態に共通して、マニピュレータは第1ないし第3支持アームを備える。以降第2支持アームを中間支持アームとも言う。周囲に駆動システムが配置される第1軸に回転可能に取り付けられているだけでなく、中間支持アームは駆動軸に実質的に垂直な第2軸の周りに自由に回転自在に取り付けられている。中間アームにわずかな横力のみしか伝えないようにする方法は、他の2本のアームに連結することにより、それら他のアームの間に中間アームが位置するよう中間アームを調整することを含む。
第1の好ましい実施形態において、マニピュレータは追加の支持アームを備え、該支持アームは中間支持アームに回転自在に取り付けられている。この追加の支持アームの端は、第1リンクにより第1支持アームに、第3リンクにより第3支持アームに連結している。別の好ましい実施形態では、追加のアームは底辺が回転自在に中間支持アームに結合するトライアングルを備える。もう1つの好ましい実施形態では、中間支持アームは、当該アームに固定されてその上にスリーブが付いているロッドを備える。該ロッドは、第1および第3リンクにより、それぞれ第1および第3支持アームに連結する。追加の支持アーム、トライアングルまたはロッドは、2つの要素の間にも固定要素の後方にも等しく配置することができる。
さらに別の好適な実施形態では、マニピュレータは、底辺で中間支持アームの外端に回転自在に結合し、頂点で可動要素に回転自在に結合するトライアングルを備える。この実施形態では、他の2本の支持アームにより支持されるリンク機構がダブルリンクおよびトリプルリンクを備えることを前提とする。よって、この実施形態では、中間アームに横力が作用し得る。中間支持アームは横力の方向に自由に回転自在に結合しているので、この力は和らげられる。特定の実施例では、マニピュレータの可動要素は細長く形成され、したがってリンク付属部品はすべて一直線上に配置される。このような形状のマニピュレータは、5本のリンクのみで操作される。
操作されるプラットフォームの6自由度全てを固定するために、全部で少なくとも6本の(特定の実施例では5本)連接ロッドを用いる。このようにすると、各連接ロッドは、引張力および圧縮力を伝達するだけでよく、よって連接ロッドは剛性が高く、軽量で、精度の高いものにすることができる。複数の連接ロッドを使用する場合で、同じ支持アームに複数の連接ロッドを搭載する場合、それらの長さをみな同じにし、互いに平行に配置する。
本発明による産業用ロボットはまた、マニピュレータの運動を操作する制御ユニットを備える。制御ユニットは、各アームの駆動装置、動力伝達装置等を備え、コンピュータプログラムからの指示によりマニピュレータを操作するために導入された複数のマイクロプロセッサを備える。
以下の説明においては、本願発明の理解を助けるために、まず図1及び図2を参照して、従来技術におけるマニピュレータを備えた産業用ロボットの参考例について説明する。そして、図3から図8を参照して、本願発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
[参考例]
図1は、特に特許文献1に開示された周知の構造を有するパラレルロボットを示す。本ロボットは支柱1Bが固定された脚部1Aに搭載されている。この支柱には、第1支持アーム5を第1軸の周りに回転させる第1アクチュエータ2と、第2支持アーム6Aを第2軸の周りに回転させる第2アクチュエータ3とが配設されている。2つの軸は互いに平行なので、2本の支持アームは図中に示した各々の水平面内で回転する。アクチュエータ2および3は、同一の垂直な回転軸を有する回転式アクチュエータである。アーム6Aには要素1Cが取付具1Dにより固定されており、要素1Cの上には第3アクチュエータ4が取り付けられている。これによりアクチュエータ3はアクチュエータ4をアクチュエータ3の垂直な回転軸の周りに回転させる。第3アクチュエータ4は第3支持アーム7Aを図に示したような鉛直面内で回転させる。したがって、第3軸は他の2本の軸と実質的に交差する。したがって、アクチュエータ3がアーム6Aを回転させるとき、アーム7Aはアーム6Aの動きに連動し、(アーム6Aが伸びている水平面における)アーム7Aの射影とアーム6Aとの間の角度は一定である。
アーム5Aには、三角形を構成する3本の連接ロッド8A、8B、および8Cからなる連接ロッド構造がそれぞれジョイント11A、11B、および11Cにより取り付けられている。連接ロッド8A、8B、および8Cの他方の端は、それぞれジョイント12A、12Bおよび12Cにより、ロボットが操作するプラットフォーム17に取り付けられている。連接ロッド8A、8B、および8Cは、長さが等しく、互いに平行に配置されている。この構成はトリプルリンクを形成する。プラットフォーム17は、アーム5Aおよびアーム5Aに固定的に取り付けられている垂直ロッド5Bとにより形成される表面に平行に保たれる。
同様に、アーム6Aには垂直ロッド6Bが取り付けられており、連接ロッド9Aおよび9Bからなる連接ロッド構造を介してアーム6Aがプラットフォームに連結している。連接ロッド9Aおよび9Bの一方の端は、ジョイント13Aおよび13Bを介してそれぞれアーム6Aおよび6Bに連結しており、そして他方の端は、ジョイント14Aおよび14Bを介してプラットフォーム17に連結している。連接ロッド9Aおよび9Bは互いに平行で長さが等しい。この構造はダブルリンクを形成している。プラットフォーム17はロッド13Aに平行に保持される。この実施形態では、第3支持アーム7Aとプラットフォーム17の間の連接ロッド構造は1本のリンクから成り、当該リンクはジョイント15Aを介してアーム7Aに、ジョイント16Aを介してプラットフォーム17に関節接続している。
全てのジョイントは自由度2または3を有することができる。構造内に固有応力が生じないように、各連接ロッドの少なくとも一方の端は自由度3のジョイントを有さねばならない。
アクチュエータ2および3によりアーム5Aおよび6Aが互いに対して回転するとき、プラットフォーム17は支柱1Bを中心にして半径方向に前後する運動を行い、アクチュエータ2および3が同じ方向に向かって同調的に動作するとき、アーム5Aと6Aは互いに一定の角度を保って同じ方向に回転し、プラットフォーム17は支柱1Bを中心とする円形の軌道に沿って回転する。アクチュエータ4がアーム7Aを回転させるとき、プラットフォーム17は実質的に上下方向の運動を行い、全体として支柱1Bの周りに対称的な環状動作領域が得られる。該環状動作領域は、従来のロボット、いわゆるSCARAロボットの動作領域に相当する。
図2は図1のロボットの上部平面図であり、図2Aはプラットフォーム17が支柱1Bの近傍に位置する場合を、図2Bはプラットフォーム17が支柱1Bから離れて位置する場合を示している。アーム5(図1の5Aおよび5B)は連接ロッド構造8(8A、8B、8C)を介してプラットフォーム17に連結している。連接ロッド構造8の一方の端にはジョイント11(11A、11Bおよび11C)が配値され、他方の端にはジョイント12(12A、12Bおよび12C)が配置されている。同様の方法で、アーム6(6A、6B)はジョイント13(13A、13B)、連接ロッド9(9A、9B)およびジョイント14(14A、14B)を介してプラットフォーム17に連結している。最後に、アーム7は、ジョイント15、連接ロッド10およびジョイント16を介してプラットフォーム17に連結している。
平行連接ロッド8(8B、8C)により、プラットフォーム17は常にアーム5(5A)に平行であり、したがって図2Aではプラットフォームは左方向を向いており、図2Bでは右方向を向いている。アクチュエータ4はアーム6Aの上に取り付けられているので(図1参照)、図2に示すように上から見た場合、アーム7とアーム6の間の角度は常に一定である。これは図2Aではアーム7がアーム5よりアーム6に近くに位置し、図2Bではアーム7がアーム6よりアーム5の近くに位置していることを意味する。このことから、ロボットの動作範囲を完全に活用することはできず、プラットフォーム17が動作範囲のどこに位置しているかによって、アーム7には異なる傾斜荷重が加わる。これらの問題を取り除くために、ロボットの構造において常にアーム7をアーム5とアーム6の間に位置させることが必要となる。
図3は(水平面への射影において)アーム7を常にアーム5とアーム6の間に位置させる機構を示している。図3と図1のロボットの違いは、図1の接合具1Dを軸受け18に替えた点のみである。この軸受により、中心にある支柱の要素1Cが、同支柱の要素1B、およびアクチュエータ2と3に対して自由に回転できる。ここでロボットにさらに必要なのは、アーム7Aが常にアーム5Aと6Aの中間に位置すること、または少なくとも5Aと6Aの間で一定の角度比を有する地点に位置することを確実にする機構である。これを行う最も簡単な方法は、当然要素1C内で要素1Bに対して回転する4番目のモータを設置することであるが、そうするとロボットがより高価でかつ重いものになってしまう結果となる。代わりに図3では、付加的な連接ロッド機構(19−26)をロボットの後方に設けている。
スイングアーム19が要素1C上の駆動軸20に取り付けられ、ロボット後方の鉛直面内を回転することができる。回転アーム19の他方の端は、ジョイント23および24(図中ジョイント24はアーム19の背後に位置している)を介し、それぞれ連接ロッド21および22に取り付けられている。次いでこれらの連接ロッドは、ジョイント25および26によりそれぞれアーム6Aおよび5Aに取り付けられる。アーム5Aと6Aが相対的に互いの方向へ動く場合、連接ロッド21と22は、連接ロッド21と22の間の比により決定される面内でアーム19を鉛直方向に回転させる。この比は一定なので、該面はアーム5Aと6Aの間の一定比率により決定されることとなり、アーム7Aは常にアーム5Aと6Aの間のこの比率にしたがって回転する。この比率を1/1に選択すると(リンク21と22の長さが等しく、ジョイント25および26が同じ水平面に位置する場合。図示された構造とは異なる。)、アーム7Aは常にアーム5Aと6Aの中央に位置することになる。
ジョイント23ないし26はそれぞれ、自由度が2以上でなくてはならない。駆動軸20により、アーム19の要素1Cに対する自由度は1になる。
図4Aはロボットの背面図であり、アーム7Aのセンタリング機構をさらに分かり易く図解している。パラレルロボット自体は、プラットフォーム17に関する限り構造の点で図1のロボットとは異なる。図4のプラットフォームは、横梁17Bを有する軸17から構成されている。駆動軸17には、ジョイント16A、12A、14A、12Bおよび14Bが共通の対称線上に取り付けられている。横梁17Bには、ジョイント12Cが取り付けられている。ジョイント12A、12Bおよび12Cは、プラットフォーム17/17Bを連接ロッド8A、8Bおよび8Cにそれぞれ連結し、次いでこれら連接ロッドはそれぞれ対応するジョイントによりアーム部品5Bおよび5Cに取り付けられている。アーム部品5Bおよび5Cは、アクチュエータ2によって回転駆動されるアーム5Aに固定されており、この図ではアクチュエータ2はモータ3の上方で支柱1B上で取り付けられている。アクチュエータ3がアーム6Aを駆動し、アーム6Aにはそれぞれジョイント13Aおよび13Bを介して連接ロッド9A、9Bが取り付けられている。それら連接ロッドの他方の端は、それぞれジョイント14Aおよび14Bを介してプラットフォームである軸17に取り付けられている。上にアクチュエータ4を搭載する要素1Cは、軸受18により1Bに対して回転することができ、軸受18の回転軸はアクチュエータ2および3の回転軸と一致する。アクチュエータ4は、アーム7A、アーム部品7B、ジョイント15A、連接ロッド10A、およびジョイント16Aを介してプラットフォームに連結している。
ここでは、アーム5Aと6Aの間でのアーム7Aのセンタリングは、機構19ないし26により行われる。この機構では、2本の回転アーム19Aおよび19Bを、プラットフォーム部品1C上の駆動軸20に取り付けることにより、図3の機構より剛性が高まっている。アーム5Aおよび6Aが相対的に互いの方向へ動くとき、連接ロッド21および22は、共通のジョイント23を介して、アーム対19Aおよび19Bを駆動軸20の周りで鉛直方向に回転させる。連接ロッド21と22の長さが等しく、ジョイント25および26が同じ水平面内に取り付けられている場合、アーム7Aはアーム5Aと6Bの中間地点に導かれることになる。図4Bは、図4Aのセンタリング機構の変形例を示している。ここでジョイント23は、アーム19A、19Bならびに横梁19Cから構成されるアーム回転システムに取り付けられた2つのジョイント23および24に置き換えられている。この設計により、図4Aの設計より幾分剛性は低くなるが、ジョイント設計が単純化される。
図4Aおよび図4Bでは、ジョイント23ないし26はそれぞれ2以上の自由度を有する。
図5に示すロボットは図3のロボットとほぼ同じであるが、図3および4ではコラム1Bの背後にあったアーム7Aのセンタリング機構がコラム1Bの前方に位置している。図3と同様に、ジョイント25はアーム6Aに、ジョイント26はアーム5Aに搭載されている。しかしここでは、ジョイント20Aと20Bは軸によりコラム部分1Cに直接搭載されておらず、アーム7Aの横ばり7Bに搭載されている。リンク21および22の一方の端はそれぞれジョイント25および26に取り付けられており、他方の端は共通のジョイント23に取り付けられている。リンク19Aと19Bも共通ジョイント23に取り付けられており、それらの他方の端はジョイント20Aおよび20Bに取り付けられている。当然ながら、共通ジョイント23は図4Bと同様に2つ以上のジョイントとしてもよい。このセンタリング機構の全ジョイントは、2以上の自由度を有する。
図6に示すロボットは図3のロボットとほぼ同じであるが、アーム7Aをアーム6Aと5Aの間でセンタリングするための機構が異なっている。ここでのセンタリング機構は、軸受18によりロボットアセンブリ構造の自由度が1増えることと、それにより、プラットフォーム17の自由度を重複固定することで、軸受18により増えた新しい自由度をコラム1Bと要素1Cの間に固定することが可能になることとを基礎としている。図中、重複固定は第7連接ロッド10Bにより行われている。この連接ロッドの一方の端はジョイント16Aを介してプラットフォーム17に取り付けられており、他方の端はジョイント15Bを介してアーム7Aに固定された横ばり17Bに搭載されている。図に示すように、連接ロッド10Bは連接ロッド10Aと同じジョイントを共有している。プラットフォーム17は連接ロッド8Bと8Cによりアーム5Aと平行に保たれるので、プラットフォーム17が垂直な回転軸の周りで回転するために連接ロッド10Aが必要である。連接ロッド10Aの上端は、ジョイント15Aにより横梁7Bに取り付けられている。ジョイント15Aおよび15Bは、1ないし3自由度を有してよく、ジョイント16Aは2以上の自由度を有していなくてはならない。ジョイント15Aおよび15Bが1自由度しか有さない場合、これらの回転軸は、一致していなくてはならない。連接ロッドとジョイント内に機械的ストレスが蓄積するのを防ぐため、全ジョイント(15A、15Bおよび16A)の自由度が3であるのが好ましい。
図7は図6のロボットの変形例を示している。図6と同様に、ロボットの3本のアーム(5A、6Aおよび7A)とプラットフォーム17の間に7本の連接ロッドが用いられているが、この場合はアーム間の連接ロッドの配分が異なっている。つまり、アーム5Aおよび6Aはそれぞれ2本ずつの連接ロッド(それぞれ8Aと8Bおよび9Aと9C)を介してプラットフォーム17に接合されている。プラットフォームとアームシステムの間に合計7本の連接ロッドを配置するため、ここではアーム7Aは3本の連接ロッドによりプラットフォーム17に連結されなくてはならない。ここでは、プラットフォームの6自由度に軸受18による自由度を加えた全自由度を固定するため、これら3本の連接ロッド(10A、10B、10C)のうち2本が平行でなくてはならない。したがって、図7では連接ロッド10Aと10Cが平行で、連接ロッド10Bが連接ロッド10Aと10Bの間で斜めに取り付けられている。3本の連接ロッド10A、10Bおよび10Cにおいて、ジョイント16Aないし16Cを通る直線は、ジョイント15Aないし15Cを通る直線に平行であることが必要であり、これを可能にするために、アーム5Aは平行四辺形の機構を備えている。この機構は梁34Bが常に梁7Bと平行になるように調整し、ここでプラットフォーム17はもはやアーム5Aの方向に追従することはないが、アーム5Aとアーム6Aの間でセンタリングされるアーム7Aに対して常に一定の方向性を有している。平行四辺形の機構は、要素1Cに固定されているアーム30、柔軟な軸31、アーム5Aに平行な平行四辺形のアーム33、柔軟な軸35および36、そしてL字型の梁34Aないし34Bを備える。アーム5Aが要素1Cに対して回転するとき、梁部品34Aを支柱要素1Cに固定されている梁30と平行に保つように、平行四辺形のアーム33はL字型の梁34A−34Bの梁部品34Bを回転させる。これは、梁部品34Aと34Bとの間の角度を適切に選択することにより、梁部品34Bは梁7Bに平行に維持されることを意味する。図はこれを十分透視するものではないが、図中のジョイント11Bと11Cを通る直線は、ジョイント12Bと12Cを通る直線、ジョイント16A、16Bおよび16Cを通る線、ならびにジョイント15A、15Bと15Cを通る直線と平行である。また、梁30と平行四辺形のアーム33の間の機構が概略図に描かれているにすぎないことにも注意されたい。軸31の周りのジョイントが剛性となるように、ここにはフレーム構造が存在している。
最後に、図8は図7の変形例を示している。軸受18が導入されているので、アームシステムとプラットフォーム17の間に連接ロッドが必要である。図7では、それら連接ロッドはアーム5A、6Aおよび7Aに2/2/3という配分で分配されている。しかし、例えば3/2/2および3/1/3のような他の機能的な配分もある。3/1/3の場合を図8に示した。図7との相違点は、梁34A―34B間の角度を鉛直な梁34Cで補い、該梁34Cに連接ロッド8Aを取り付け、連接ロッド9Aを取り除いたことだけである。3/2/2の場合、図8の連接ロッド8A、および図7のリンク9Aを使用し、リンク10Cをアーム7Aから適切に取り除く。
図7および図8両方において、ジョイント15A、15B、15C、16A、16Bおよび16Cの自由度は1、2または3でよい。自由度が1の場合、ジョイント15A、15Bおよび15Cの回転軸は一致していなくてはならず、同様にジョイント16A、16Bおよび16Cの回転軸も一致していなくてはならない。
連接ロッド8A、8B、8C、9A、9B、10A、10Bはジョイント12A、12B、12C、14A、14B、16Aによりプラットフォーム17に取り付けられている。同様に、連接ロッド8A、8B、8C、9A、9B、10A、10Bはジョイント11A、11B、11C、13A、13B、15A、15Bにより3本の回転アーム5A、6A、7Aに取り付けられており、連鎖を形成している。このようにして、第3回転アーム7Aが取り付けられている第1要素1C、第3回転アーム自体7A、および第3回転アーム7Aに連結する連接ロッド10A、10Bからなる第1の連鎖が獲得される。第2の連鎖は、2本の回転アーム5A、6Aが取り付けられている第2の要素1B、2本の回転アーム5A、6Aのうちの1つである5A、2本の回転アームのうちの1つである5Aに連結する連接ロッド8A、8B、8C、操作の対象であるプラットフォーム17、要素1Bに取り付けられている2本の回転アームの他方の1本である6Aに連結する連接ロッド9A、9B、および2本の回転アーム5A、6Aの他方の1本である6Aにより定義される。
複数の連接ロッドを使用する場合で、同じ回転アームに複数の連接ロッドを取り付ける場合、それら連接ロッドは互いに平行で、長さが等しい。第2連鎖に含まれる連接ロッド8A、8B、8C、9A、9Bのジョイント11A、11B、11C、12A、12B、12C、13A、13B、14A、14Bの自由度は2または3であり、一方第1の連鎖に含まれる連接ロッド10A、10B、10Cのジョイント15A、15B、15C、16A、16B、16Cの自由度は1でよい。
動作範囲が広く、動力学特性がよいロボットを実現するために、上記2本の回転アーム5A、6Aの回転軸は互いに直交してはならず、これらの回転軸が平行であるとき、好ましくは一致する場合に、最良の動作が得られる。第3回転アーム7Aの回転軸は、2本の回転アームの回転軸の何れとも平行であってはならず、第3回転アーム7Aの回転軸が2本の回転アーム5A、5B両方の回転軸と直交している場合に最良の動作が得られる。
本発明は、上記第1要素1Cが、上記第2の要素1Bに対して自由に回転可能であるように、軸受18を介して第2要素1Bに連結されているロボットを備える。これは、ジョイントまたはアクチュエータ4を介して回転する第1要素1Cに取付けられる第3回転アーム7Aが、第2要素1Bとは異なる方向に回転できることを意味する。前記軸受18を取り付けることにより、第1連鎖と第2連鎖の間の自由度が1増え、その動作範囲内でロボットがプラットフォームを操作するとき、第2連鎖内の構成要素5A、5B、5C、11A、11B、11C、8A、8B、8C、12A、12B、12C、17、17A、14A、14B、9A、9B、13A、13B、6A、6Bに対し、第1連鎖の構成要素1C、4,7A、7B、15A、10Aに所望の位置が獲得できるように、第1連鎖を案内するのに役立つ。
本発明の概念は、2つの連鎖の間にブリッジを設けることにより、上記連鎖を互いに対して導くことを含む。このブリッジは、直接、または回転アーム19、19A、19Bおよび/または別の追加の連接ロッド19A、19Bを介して、ジョイント15B、16A、15C、16C、23、24、25、26に連結する1つ以上の追加の連接ロッド10B、10C、21、22を備える。該連鎖は前述の軸受18により分離されているので、該ブリッジは軸受18により提供される回転の自由度を固定する。
本発明の概念はまた、軸受18の回転軸が、2本の回転アーム5A、6Aの回転軸と直交しないように、および前記第3回転アーム7Aの回転軸と平行にならないように、該軸受を取り付けることを含む。ロボットに可能な限り広い動作範囲と最良の動力学特性を実現するため、前記軸受18は、その回転軸が2本の回転アーム5A、6Aの回転軸と平行で、および好ましくは一致し、同時に第3回転アーム7Aの回転軸に垂直になるように取り付けられる。
本発明の概念はまた、前記軸受18により提供される回転の自由度を固定するための前記ブリッジを獲得するため、操作されるプラットフォーム17と第3回転アーム7Aとの間に、追加の連接ロッド10Bを取り付けることを含む。この追加の連接ロッドは、プラットフォーム17と第3回転アーム7Aの間に既存の連接ロッド10Aに対して斜めに取り付けられる。追加の連接ロッド10Bの一方の端は、既存の連接ロッド10Aと共通のジョイント16Aによりプラットフォーム17に取り付けられ、追加の連接ロッド10Bの他方の端は、既存の連接ロッド10Aから距離をおいて梁7Bに取り付けられる。梁7Bは第3回転アーム7Aに固定され、第3回転アーム7Aに平行にならないように、好ましくは直交するように固定される。そのようにすることにより、プラットフォームが横方向に運動すると、第3回転アームおよび第1要素1Cが軸受18上で回転してプラットフォームの横方向への運動に連動する。これは、第3回転アームが、2本の回転アーム5A、6Aの間の動作範囲においてセンタリングされることを意味する。追加の連接ロッド10Bと既存の連接ロッド10Aは、プラットフォーム側に共通ジョイント16Aを有し、プラットフォームをロボットの中心に対して半径方向に操作するときにこれが回転できるようにしなければならない。
本発明の概念はまた、プラットフォーム17側の共通ジョイント16Aを必要としない動力学的ブリッジを使用することを含む。そのために、平行四辺形機構30、31、33、35、34A、36が2本の回転アームの何れか一方に設けられる。この平行四辺形の機構を、第1要素1Cと、2本の回転アームの一方(本明細書では5A)に属する連接ロッド8A、8B、8Cとの間に接合することにより、プラットフォーム17を、第3回転アーム7Aの横梁7Bに対して常に平行に保つことができる。これにより、プラットフォーム17側に共通ジョイントを必要とすることなく、操作されるプラットフォーム17と第3回転アーム7Aの横梁7Bの間に、2本以上の連接ロッドを用いることができる。例えば、第3回転アーム7Aをプラットフォーム17に連結するとき2本の連接ロッドを用いる場合、プラットフォーム17を底辺とする三角形の構成を用いてよい。さらに、2本の連接ロッドを用いる場合、平行六面体の配置を用いてよい。第3回転アーム7Aとプラットフォーム17の間に2本の連接ロッドを用いる場合、2本の回転アーム5A、6Aにはプラットフォーム17に対して合計5本の連接ロッドが必要で、その場合の回転アームへの分配は、回転アームの一方に3本、他方に2本である。代わりに、第3回転アーム7Aの横梁7Bとプラットフォーム17との間に3本の連接ロッド10A、10B、10Cのが取り付けられている場合、2つの回転アーム5A、6Aに必要な連接ロッドは全部で4本のみで、それらの分配には、各回転アーム5A、6Aに2本づつか、または一方の回転アームに3本かつ他方の回転アームに1本の2種類の方法が可能である。第3回転アームとプラットフォームの間に3本の連接ロッドを用いる場合、3本の連接ロッド全部を平行に取り付ける必要はなく、少なくとも1本の連接ロッド10Bを他の連接ロッド10A、10Cに対して斜めに取り付けなくてはならない。実際、これらの連接ロッド10A、10B、10Cのうちのいずれも平行である必要はない。反対に、連接ロッドのプラットフォーム側のジョイント16A、16B、16C全ては、連接ロッドの横梁7B側のジョイント15A、15B、15Cを通る直線に平行な直線上に配置されなくてはならない。これらの直線は、加えて第3回転アームの回転軸に平行でなくてはならない。ここで指摘しなくてはならないのは、ジョイント15A、15B、15C、16A、16B、16Cの自由度は1、2または3でよく、自由度が1の場合、連接ロッドの同じ端にある全ジョイントの回転軸は一致しなくてはならないことである。好ましくは、連接ロッドおよびロボット構造の残りの部分に機械的ストレスが蓄積するのを防ぐため、連接ロッドの一方の端は自由度3を、他方の端は自由度2または3を有する。最良の設計では、前述の連鎖における自由度の固定に関する限り重複がない。
本発明の概念は、追加の回転アーム19、19A、19Bおよび/または付加的な追加連接ロッド19A、19Bにより、追加の連接ロッド21、22を補うことを含む。回転アームおよび付加的な追加連接ロッドは、上述の第1要素1Cまたは第3回転アーム7Aに連結される。追加の回転アーム19は、追加回転アーム19の回転軸が第3回転アーム7Aの回転軸と実質的に平行になるように、1自由度のジョイントを介して他の要素1C上に適切に取り付けられる。付加的な追加連接ロッド19A、19Bは、第3回転アーム7Aまたは第2要素1C上の横梁上に取り付けられる。追加連接ロッド21、22の内の1本である連接ロッド21は、一方の端で、2自由度のジョイント25を介して2本の回転アームの1本である6Aに、他方の端で、2自由度のジョイント23を介して回転アームおよび/または追加連接ロッドに取り付けられる。追加連接ロッド21、22の他方の1本である22は、一方の端で、2自由度のジョイント26を介して2本の回転アームの他方の1本である5Aに、他方の端で、2自由度のジョイント24を介して回転アームおよび/または追加連接ロッドに取り付けられている。このようにして、前記第1連鎖は前記第2連鎖に連結され、軸受18により追加される自由度が固定される。この固定は容易に行うことができ、第3回転アーム7Aが常に2本の回転アーム5A、6Aの中間に配置される。
周知のパラレルロボットを示す。アクチュエータを搭載するアームが別のマニピュレータにより回転されるため、作業範囲および、動的性能と静的性能がかなり限定される。 図2Aおよび図2Bは、図1のロボットを用いた場合に生じる運動学的な問題を示す。 マニピュレータの中間支持アームを他の2本の支持アームの間に配置する機構を有し、よって図2Aおよび図2Bの実施形態に生じる運動学的な問題を解決する、本発明によるマニピュレータを示す。 図4Aおよび図4Bは、本発明によるマニピュレータの2つの有利な実施形態を示す。 ロボットの中央正面に前記機構が配置された、本発明によるマニピュレータの別の有利な実施形態を示す。 マニピュレータ内の既存構造をトライアングルを形成するために活用した、マニピュレータの別の有利な実施形態を示す。 センタリング機構が既存リンクを組み合わせたリンクから形成される固定ダブルリンクを備え、ロボットにより操作されるプラットフォームの法線がロボットの中心から常に半径方向の外側に向かうように方向付けられる、本発明によるマニピュレータの別の有利な実施形態を示す。 図7のマニピュレータの有利な実施形態を示している。

Claims (11)

  1. 空間内で物体を移動させるための産業用ロボットであって、固定プラットフォーム(1)、物体を支持するための可動プラットフォーム(17)、および固定プラットフォーム(1)と可動プラットフォーム(17)とをそれぞれ連結する第1、第2および第3アームを備え、第1アームは、第1アクチュエータ(2)、第1アクチュエータにより作動し、第1軸を中心とした回転が可能な第1支持アーム(5)、および第1リンク機構(8)を備え、第2アームは、第2アクチュエータ(4)、第2アクチュエータにより作動し、第2軸を中心とした回転が可能な第2支持アーム(7)、および第2リンク機構(10)を備え、第3アームは、第3アクチュエータ(3)、第3アクチュエータにより作動し、第3軸を中心とした回転が可能な第3支持アーム(6)、および第3リンク機構(9)を備え、第2支持アーム(7)が第3軸に垂直な面に配置される第4軸の周りを自由に回転できるように、第2アームと第3アームとの間に配置される軸受(18)を固定プラットフォーム(1)が備えることを特徴とする産業用ロボット。
  2. 第2支持アーム(7)が、第2支持アームを可動プラットフォームに交差する面内で回転させるリンク機構(19ないし26)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の産業用ロボット。
  3. 第2支持アーム(7)が、その外端において第1リンク(22)により第1支持アーム(5)に、第2リンク(21)により第3支持アーム(6)に連結する第4支持アーム(19)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の産業用ロボット。
  4. 第4支持アーム(19)は底辺(20)が第2支持アーム(7)に回転可能に取り付けられたトライアングル(19、20)を備えることを特徴とする、請求項3に記載の産業用ロボット。
  5. 第2リンク機構(10)は、底辺(7B)が第2支持アーム(7)に、頂点(16)が可動プラットフォーム(17)に、それぞれ回転可能に取り付けられたトライアングル(7B、10A、10B、15、16)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の産業用ロボット。
  6. 第1リンク機構(8)がトリプルリンク(8A、8B、8C)を備えることと、第3リンク機構(9)がダブルリンク(9A、9B)を備えることとを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の産業用ロボット。
  7. 第2リンク機構(10)が、第2支持アーム(7)を可動プラットフォーム(17)に連結する固定ダブルリンク(10A、10B、10C)を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の産業用ロボット。
  8. 第1リンク機構(8)がダブルリンク(8A、8B)を備えることと、第3リンク機構(9)がダブルリンク(9A、9B)を備えることとを特徴とする請求項7に記載の産業用ロボット。
  9. 第1リンク機構(8)がトリプルリンク(8A、8B、8C)を備えることと、第3リンク機構(9)が1本のリンク(9B)を備えることとを特徴とする、請求項7に記載の産業用ロボット。
  10. 第1軸と第3軸とが一致することを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の産業用ロボット。
  11. 全てのリンクの外側のジョイントは一直線上に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の産業用ロボット。
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