JP2014037163A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドアパネルとスイングドアパネルとのロックが不完全な状態においてスイングドアパネルが開くことを防止できる車両用ドア構造を提供する。
【解決手段】車両用ドア構造1は、車体2の後部ドア開口部の前側領域を開閉するスライドドアパネル6と、後部ドア開口部の後側領域をスライドドアパネル6と共に開閉するスイングドアパネル7と、スライドドアパネル6の開度を検知して、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態を推定する開度検知機構30と、スイングドアパネル7に設けられ、スイングドアパネル7が全閉状態となっているときに、スイングドア用ハンドル10の操作を無効化するハンドル空振り機構31とを備えている。ハンドル空振り機構31は、開度検知機構30によりスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態が検知されると、スイングドア用ハンドル10の操作を有効化する。
【選択図】図5

Description

本発明は、スライド開閉式のスライドドアパネルとスイング開閉式のスイングドアパネルとを備えた車両用ドア構造に関するものである。
従来の車両用ドア構造としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の車両用ドア構造は、後部ドア開口部の前側領域を開閉するスライドドアパネルと、後部ドア開口部の後側領域をスライドドアパネルと共に開閉するスイングドアパネルとを備えている。スライドドアパネルは、スライド機構を介して車体の前後にスライド移動する。スイングドアパネルは、スライドドアパネルが全開で重なった状態において、ヒンジ機構を介して車体に対して回動する。また、車両用ドア構造は、スライドドアパネルが全開状態となってスイングドアパネルに重なったときに、スライドドアパネルとスイングドアパネルとを連結(ロック)するスライド規制機構を備えている。
特開2011−46271号公報
しかしながら、上記従来技術の車両用ドア構造においては、スライドドアパネルがほぼ全開状態となり、スライドドアパネルがスイングドアパネルと共に回動可能な状態であっても、スライドドアパネルとスイングドアパネルとがロックされていない状態でスイングドアパネルを開けると、スライドドアパネルががたついたり、スイングドアパネルの回動中にスライドドアパネルがスイングドアパネルに対して移動したりする可能性がある。
本発明の目的は、スライドドアパネルとスイングドアパネルとのロックが不完全な状態においてスイングドアパネルが開くことを防止できる車両用ドア構造を提供することである。
本発明は、車体の側方部または後方部に設けられたドア開口部の第1領域を開閉するスライドドアパネルと、ドア開口部の第2領域をスライドドアパネルと共に開閉するスイングドアパネルとを備えた車両用ドア構造において、スイングドアパネルを開くためのスイングドア用ハンドルと、スライドドアパネルが所定開度となってスイングドアパネルに重なったときに、スライドドアパネルとスイングドアパネルとをロックするロック手段と、スイングドアパネルが全閉状態となっているときに、スイングドア用ハンドルの操作を無効化する操作動作制御手段と、ロック手段によるスライドドアパネルとスイングドアパネルとのロック状態を検知するロック検知手段とを備え、操作動作制御手段は、ロック検知手段によりスライドドアパネルとスイングドアパネルとのロック状態が検知されると、スイングドア用ハンドルの操作を有効化することを特徴とするものである。
このような本発明の車両用ドア構造においては、スイングドアパネルの全閉時に、スライドドアパネルとスイングドアパネルとのロック状態が検知されないときは、スイングドア用ハンドルの操作が無効化されるため、スイングドア用ハンドルを操作してもスイングドアパネルが開くことは無い。一方、スイングドアパネルの全閉時に、スライドドアパネルとスイングドアパネルとのロック状態が検知されたときは、スイングドア用ハンドルの操作が有効化されるため、スイングドア用ハンドルを操作することでスイングドアパネルを開けることが可能となる。従って、本発明によれば、スライドドアパネルとスイングドアパネルとがロックされていない状態でスイングドアパネルが開くことが防止される。
好ましくは、ロック検知手段は、スライドドアパネルが所定開度まで開いたことを検知する開度検知手段である。この場合には、スライドドアパネルとスイングドアパネルとのロック状態を、スライドドアパネルが所定開度まで開いたことを検知することで判断することができる。
このとき、好ましくは、開度検知手段は、スライドドアパネルに設けられた検知用部品と、スイングドアパネルに回動可能に設けられ、所定開度において検知用部品と係合する係合部材と、係合部材と操作動作制御手段とを接続する接続部材とを有する。この場合には、スライドドアパネルを開いたときに、検知用部品が係合部材に当たって係合部材が回動すると、スライドドアパネルが所定開度となったと検知され、スイングドア用ハンドルの操作が有効化されることになる。このように開度検知手段を機械的に簡単に構成することができる。
スイングドアパネルには、スライドドアパネルの開閉方向に延びるスライドレールが設けられており、スライドドアパネルには、スライドレールに案内される案内体が設けられており、検知用部品が案内体であることが好ましい。この場合には、既設の案内体が係合部材に当たることで、スライドドアパネルが所定開度まで開いたことが検知されるため、部品点数を増やさなくて済む。
また、スライドドアパネルには、スイングドアパネル側に突出した突起部が設けられており、検知用部品が突起部であっても良い。この場合には、突起部が係合部材に当たることで、スライドドアパネルが所定開度まで開いたことが検知されることになる。このとき、突起部をスライドドアパネルの適切な位置に設けることにより、スライドドアパネルが所定開度まで開いたことを精度良く検知することができる。
このとき、スイングドアパネルには、スライドドアパネルの開閉方向に延びるスライドレールが設けられており、スライドドアパネルには、スライドレールに案内される案内体が設けられており、突起部は、スライドドアパネルにおける案内体よりも第1領域側に設けられていることが好ましい。突起部をスライドドアパネルにおける案内体よりもドア開口部の第1領域側に設けることにより、それに合わせて係合部材がドア開口部の第1領域側に設けられることになる。このため、操作動作制御手段がドア開口部の第1領域側に配置されている場合には、接続部材の長さが短くなるため、開度検知手段による検知誤差を十分抑えることができる。
本発明の車両用ドア構造によれば、スライドドアパネルとスイングドアパネルとのロックが不完全な状態においてスイングドアパネルが開くことを防止できる。
本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態を備えた車両を示す側面図である。 スライドドアパネル及びスイングドアパネルを開く様子を示す斜視図である。 図1に示したスライド支持機構及びドアパネルロック機構を概略的に示す平面図である。 開度検知機構及びハンドル空振り機構の配置箇所を示す図である。 図4に示した開度検知機構の構成を示す図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図4に示したハンドル空振り機構の構成を示す図である。 開度検知機構によりスライドドアパネルが所定開度となったことが検知されたときのハンドル空振り機構の動作状態を示す図である。 本発明に係る車両用ドア構造の他の実施形態として、図5に示した開度検知機構の変形例を示す図である。 本発明に係る車両用ドア構造の更に他の実施形態として、図9に示した開度検知機構の変形例を示す図である。 図10に示した開度検知機構の配置箇所に示す図である。
以下、本発明に係る車両用ドア構造の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態を備えた車両を示す側面図である。同図において、本実施形態の車両用ドア構造1は、車体2の側方部に適用されている。車体2の側方部には、前部座席の側方に位置する前部ドア開口部3と、前部座席の後方に設けられた荷室の側方に位置する後部ドア開口部4とが形成されている。前部ドア開口部3は、フロントドアパネル5により開閉される。
後部ドア開口部4は、スライド開閉式のスライドドアパネル6とスイング開閉式のスイングドアパネル7とにより開閉される。スライドドアパネル6は、図2(a)、(b)に示すように、車体2の前後方向にスライド移動して、後部ドア開口部4の前側に位置する第1領域を開閉するように構成されている。スライドドアパネル6が所定開度(本例では全開)まで開いた状態では、スライドドアパネル6は、スイングドアパネル7の外側に位置してスイングドアパネル7と重なる(図2(b)参照)。
スライドドアパネル6が全開となってスイングドアパネル7に重なった状態では、スイングドアパネル7は、図2(c)に示すように、車体2に対して回動して、後部ドア開口部4の後側に位置する第2領域をスライドドアパネル6と共に開閉するように構成されている。
スライドドアパネル6の外面にはスライドドア用アウターハンドル8が設けられ、スライドドアパネル6の内面にはスライドドア用インナーハンドル9が設けられている。スライドドア用アウターハンドル8及びスライドドア用インナーハンドル9は、スライドドアパネル6を開くためのハンドルである。スイングドアパネル7の前端部には、スイングドアパネル7を開くためのスイングドア用ハンドル10が設けられている。
車両用ドア構造1は、スライドドアパネル6を車体2の前後方向にスライド可能に支持するスライド支持機構11A〜11Cと、スイングドアパネル7を車体2に対して回動可能に支持する回動支持機構12とを備えている。
スライド支持機構11Aは、車体2の上部に車体2の前後方向(スライドドアパネル6の開閉方向)に延びるように設けられた上部スライドレール13と、スライドドアパネル6の前端上部に設けられ、スライドドアパネル6の開閉時に上部スライドレール13に案内されるローラ14とを有している。スライド支持機構11Bは、車体2の下部に車体2の前後方向に延びるように設けられた下部スライドレール15と、スライドドアパネル6の前端下部に設けられ、スライドドアパネル6の開閉時に下部スライドレール15に案内されるローラ16とを有している。スライド支持機構11Cは、スイングドアパネル7に車体2の前後方向に延びるように設けられた中間スライドレール17と、スライドドアパネル6の後端部に設けられ、スライドドアパネル6の開閉時に中間スライドレール15に案内される案内体18とを有している。なお、案内体18の構造については、後で詳述する。
ローラ14,16は、図2(c)に示すように、スライドドアパネル6の前端上部及び前端下部にそれぞれ取り付けられたブラケット21にフリー回転自在に支持されている。ブラケット21には、ラッチ22が取り付けられている。
回動支持機構12は、車体2の後端部に設けられたリアピラー23とスイングドアパネル7とを回動可能に連結する上下2つのヒンジ24を有している。
また、車両用ドア構造1は、スライドドアパネル6を所定開度まで開いて、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とが重なった状態となったときに、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とをロックする上下2つのドアパネルロック機構25を更に備えている。
ドアパネルロック機構25は、図3にも示すように、スライドドアパネル6の前端上部及び前端下部にそれぞれ取り付けられた2つの上記ラッチ22と、スイングドアパネル7の前端上部及び前端下部にそれぞれ取り付けられ、ラッチ22と係合される2つのストライカー26とからなっている。
スライドドアパネル6を所定開度(本例では全開位置)まで開き、ラッチ22とストライカー26とが係合される(図3参照)と、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態となる。なお、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック解除は、スライドドア用アウターハンドル8またはスライドドア用インナーハンドル9によるスライドドアパネル6の開け操作によって行われる。
スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態では、上下のローラ14,16が上部スライドレール13及び下部スライドレール15の後端部(ローラ導入部)より離脱される。このため、スライドドアパネル6は、ドアパネルロック機構25と中間スライドレール17及びローラ18とによってスイングドアパネル7のみに支持されるようになり、スライドドアパネル6はスイングドアパネル7と一体で回動可能となる。
さらに、車両用ドア構造1は、スイングドアパネル7を全閉させたときに、スイングドアパネル7を車体2に対してロックする上下2つのスイングドアパネルロック機構27を更に備えている。スイングドアパネルロック機構27は、スイングドアパネル7の上部及び下部にそれぞれ取り付けられたロック部材28と、車体2の上部及び下部にそれぞれ取り付けられ、ロック部材28と係合されるストライカー29(図2(c)参照)とからなっている。
スイングドアパネル7を全閉状態とすると、バネ(図示せず)の力でロック部材28が車体2側に移動してストライカー29と係合されることで、スイングドアパネル7と車体2とがロック状態となる。スイングドアパネル7と車体2とのロック解除は、スイングドア用ハンドル10によるスイングドアパネル7の開け操作によって行われる。具体的には、図4に示すように、スイングドア用ハンドル10を矢印A方向に持ち上げることで、スイングドアパネル7と車体2とのロックを解除することができる。
このような車両用ドア構造1において、スライドドアパネル6及びスイングドアパネル7の全閉状態から、スライドドアパネル6及びスイングドアパネル7を開くときは、まずスライドドアパネル6を車体2の後側にスライドさせて所定開度まで開く(図2(a),(b)参照)。そして、その状態で、スイングドアパネル7を回動させて開く(図2(c)参照)。
ところで、スイングドアパネル7を閉じるときに、上部スライドレール13とローラ14との接触、下部スライドレール15とローラ16との接触を避けるために、スライドドアパネル6が全開状態となる前に、上部スライドレール13からローラ14が離脱すると共に下部スライドレール15からローラ16が離脱するように、スライドレール13,15の後端部の位置を設定する場合がある。この場合、スライドドアパネル6を全開近くに開くことで、上部スライドレール13からローラ14が離脱すると共に下部スライドレール15からローラ16が離脱し、かつスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロックされていない状態で、スイングドア用ハンドル10を操作すると、スライドドアパネル6はスイングドアパネル7に中間スライドレール17のみで支持された状態となる。このため、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロックされていない状態で、スイングドアパネル7を開けると、スライドドアパネル6のがたつきが生じる可能性がある。
また、スライドドアパネル6をスライド移動中に、スイングドア用ハンドル10を操作しても、上部スライドレール13によってローラ14が支持されていると共に下部スライドレール15によってローラ16が支持されているため、スイングドアパネル7がスライドドアパネル6と一緒に回動することは無いが、ロック部材28とストライカー29との係合が解除された状態が維持される不具合が発生すると、スライドドアパネル6のがたつきが生じる可能性がある。
そこで、そのような不具合を解決するために、本実施形態の車両用ドア構造1は、図4に示すように、開度検知機構30及びハンドル空振り機構31を更に備えている。なお、図1及び図2では、開度検知機構30及びハンドル空振り機構31を省略してある。
開度検知機構30は、スライドドアパネル6が所定開度となったことを検知することで、ドアパネルロック機構25によるスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態になったことを推定する機構である。開度検知機構30の一部は、スライドドアパネル6に設けられた上記案内体18によって構成されている。
案内体18は、図5及び図6に示すように、略L字型のアーム32の先端部に取り付けられている。アーム32は、車体2の外側(スイングドアパネル7側)に延びるようにスライドドアパネル6に回動可能に連結されている。案内体18は、中間スライドレール17に案内される前後1対の水平ローラ33及び垂直ローラ34を有している。垂直ローラ34は、1対の水平ローラ33の間に配置されている。水平ローラ33は、アーム32の上側に取り付けられた軸部35にフリー回転自在に支持されている。垂直ローラ34は、アーム32の下側にブラケット36を介して取り付けられた軸部37にフリー回転自在に支持されている。
また、開度検知機構30は、スイングドアパネル7に軸部38aを介して揺動(回動)可能に取り付けられ、案内体18の軸部37の頭部37aと係合する係合レバー38と、この係合レバー38とハンドル空振り機構31とを接続する接続部材39とを有している。係合レバー38の先端部分は、中間スライドレール17の外側部に形成された切欠部17aを通って中間スライドレール17内に入り込んでいる。接続部材39は、例えばケーブルやワイヤ、ロッドで形成され、係合レバー38の基端部に連結されている。
このような開度検知機構30は、軸部37の頭部37aが係合レバー38に当たって係合レバー38を押し込んだときに、スライドドアパネル6が所定開度(ここでは全開)となって、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態(図3参照)となるように構成されている。
具体的には、スライドドアパネル6を車体2の後側にスライドさせて開いた際、図5(a)に示すように、案内体18の軸部37の頭部37aが係合レバー38に当たる前の段階では、スライドドアパネル6が所定開度(全開)となっておらず、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態となっていないと検知される。一方、図5(b)に示すように、案内体18の軸部37の頭部37aが係合レバー38に当たって係合レバー38を押し込んだときは、スライドドアパネル6が所定開度(全開)となり、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態であると検知される。このとき、係合レバー38は回動し、接続部材39がハンドル空振り機構31側に引っ張られた状態となる。なお、ライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロックされていない状態では、係合レバー38は、例えばバネ(図示せず)の付勢力により図5(a)に示すような通常状態に保持される。
ハンドル空振り機構31は、スイングドアパネル7が全閉状態となっているときに、スイングドア用ハンドル10の操作を無効化する、つまりスイングドア用ハンドル10を操作してもスイングドアパネル7が開かないように、スイングドア用ハンドル10を空振りさせる機構である。ハンドル空振り機構31は、スイングドアパネル7におけるスイングドア用ハンドル10の近傍位置に設けられている(図4参照)。
ハンドル空振り機構31は、図7に示すように、3枚の板状部材40〜42を有している。板状部材40は、軸部43によりスイングドアパネル7に軸支されている。板状部材40の一端部には、開度検知機構30の接続部材39が連結されている。板状部材40の他端側部分には、板状部材40の長手方向に沿って延びる湾曲状のガイド孔44が形成されている。
板状部材41は、板状部材40に対して交差する方向に延びているように配置されている。板状部材41は、軸部45によりスイングドアパネル7に軸支されている。板状部材41の一端部には、スイングドア用ハンドル10と接続されたワイヤ等の接続部材46が連結されている。板状部材41の他端側部分には、略L字状のガイド孔47が形成されている。ガイド孔47は、板状部材41の長手方向に沿って延びる略長円形状の孔部47aと、板状部材41の長手方向に対して交差する方向に沿って延びる湾曲状の孔部47bとからなっている。
板状部材42は、板状部材40に対して交差する方向に延びているように配置されている。板状部材42は、軸部45によりスイングドアパネル7に軸支されている。板状部材42における軸部45の反対側の端部には、スイングドアパネルロック機構27と接続されたワイヤ等の接続部材48が連結されている。板状部材42には、板状部材42の長手方向に沿って延びる長円形状のガイド孔49が形成されている。
これらの板状部材40〜42は、互いに重なり合うように配置されている。板状部材41は、板状部材40,42間に配置されている。板状部材40〜42のガイド孔44,47,49には、ピン50が貫通している。
このようなハンドル空振り機構31において、図5(a)に示すように、開度検知機構30によりライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態が検知されていないときは、図7(a)に示すように、ガイド孔47の孔部47aとガイド孔49とが重なると共に、ガイド孔44とガイド孔47とが孔部47aにおける軸部45側の端部で重なった状態で、ガイド孔44とガイド孔47の孔部47bとがほぼ同一線上で延在している。このとき、ピン50は、ガイド孔47の孔部47aにおける軸部45側の端部に位置している。
そのような状態にあるときに、スイングドア用ハンドル10が操作されると、図7(b)に示すように、接続部材46が引っ張られて板状部材41が回動して傾く。このとき、ピン50は、ガイド孔47の孔部47bに沿って相対的に移動する(逃げる)ことになる。このため、板状部材41の回動につられて板状部材42が回動することは無いため、スイングドアパネルロック機構27と接続された接続部材48が引っ張られることは無い。つまり、スイングドア用ハンドル10が操作されても、スイングドア用ハンドル10が空振り状態となる。従って、スイングドアパネルロック機構27によるスイングドアパネル7と車体2とのロック状態が解除されることは無いため、スイングドアパネル7を開けることができない。
一方、図5(b)に示すように、開度検知機構30によりスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態が検知されると、接続部材39がハンドル空振り機構31側に引っ張られる。このため、図8(a)に示すように、板状部材40が回動し、ガイド孔47の孔部47aとガイド孔49とが重なると共に、ガイド孔44とガイド孔47とが孔部47aにおける接続部材48側の端部で重なるようになる。このとき、ピン50は、ガイド孔47のガイド孔47aにおける接続部材48側の端部に位置している。
そのような状態にあるときに、スイングドア用ハンドル10が操作されると、図8(b)に示すように、接続部材46が引っ張られて板状部材41が回動して傾く。このとき、ピン50は、ガイド孔47の孔部47bに沿って逃げることができないため、板状部材41の回動につられて板状部材42も回動して傾くようになり、スイングドアパネルロック機構27と接続された接続部材48が引っ張られる。つまり、スイングドア用ハンドル10の空振り状態が解除されることになる。従って、スイングドアパネルロック機構27によるスイングドアパネル7と車体2とのロック状態が解除されるため、スイングドアパネル7を開けることが可能となる。
以上により、開度検知機構30によりスライドドアパネル6が所定開度まで開かれたことが検知されないときは、ハンドル空振り機構31によりスイングドア用ハンドル10の操作が無効化される。一方、開度検知機構30によりスライドドアパネル6が所定開度まで開かれたことが検知されたときは、スイングドア用ハンドル10の操作が有効化される。
以上のように本実施形態にあっては、スライドドアパネル6を開いた際に、開度検知機構30によりスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態が検知されないときは、ハンドル空振り機構31によりスイングドア用ハンドル10の操作が無効化されるため、スイングドア用ハンドル10を操作しても、スイングドアパネル7を開けることができない。これにより、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロックされていない状態においてスイングドアパネル7が開くことを防止できる。また、スイングドアパネル7と車体2とがロックが不完全な状態になることも防止できる。その結果、スライドドアパネル6のがたつきを防ぐことができる。
また、案内体18の軸部37の頭部37aという既設の部品を開度検知機構30の一部として構成するので、部品点数の増大が抑えられると共に、荷室スペースを損なうことも無い。
図9は、本発明に係る車両用ドア構造の他の実施形態として、図5に示した開度検知機構30の変形例を示す図である。同図において、本変形例の開度検知機構60は、スライドドアパネル6の内側側面に固定された検知用の突起部61を有している。突起部61は、中間スライドレール17内に入り込むように配置されている。また、突起部61は、スライドドアパネル6における案内体18の前方側(後部ドア開口部4の第1領域側)に配置されている。
また、開度検知機構60は、上述した開度検知機構30と同様に、スイングドアパネル7に設けられた係合レバー38及び接続部材39を有している。係合レバー38は、突起部61と係合する部材である。
このような開度検知機構60は、突起部61が係合レバー38に当たって係合レバー38が押されたときに、スライドドアパネル6が所定開度となり、ドアパネルロック機構25によりスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態(図3参照)となるように構成されている。
本変形例においても、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロックされていない状態においてスイングドアパネル7が開くこと、スイングドアパネル7と車体2とがロックが不完全な状態になることを防止できる。その結果、スライドドアパネル6のがたつきを防ぐことができる。
また、突起部61の取付位置に対応して、図5に示す実施形態に比べて係合レバー38が車体2の前方側に配置されることになるため、その分だけ接続部材39が短くなる。従って、開度検知機構60の検知誤差を十分抑制することができる。
図10は、本発明に係る車両用ドア構造の更に他の実施形態として、図9に示した開度検知機構60の変形例を示す図である。同図において、本変形例の開度検知機構70は、図11(a)に示すように、スライドドアパネル6及びスイングドアパネル7の前端上部に設けられている。
具体的には、スライドドアパネル6の前端上部の内側側面には、検知用の突起部71が固定されている。スイングドアパネル7の前端上部には、上述した係合レバー38及び接続部材39が設けられている。係合レバー38は、突起部71と係合する部材である。
このような開度検知機構70は、突起部71が係合レバー38に当たって係合レバー38が押されたときに、スライドドアパネル6が所定開度となり、ドアパネルロック機構25によりスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態(図3参照)となるように構成されている。
本変形例においても、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロックされていない状態においてスイングドアパネル7が開くこと、スイングドアパネル7と車体2とがロックが不完全な状態になることを防止できる。その結果、スライドドアパネル6のがたつきを防ぐことができる。
なお、開度検知機構70は、図11(b)に示すように、スライドドアパネル6及びスイングドアパネル7の前端下部に設けられていても良い。
以上、本発明に係る車両用ドア構造の好適な実施形態について幾つか説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば図5及び図6に示す実施形態では、案内体18の軸部37の頭部37aが、係合レバー38と係合する検知用部品となっているが、例えば係合レバー38と係合する検知用の突起部を頭部37aに設けても良い。
また、上記実施形態では、開度検知機構30,60,70をスライドドアパネル6の側面のみに配置したが、特にそれには限られず、スライドドアパネル6の他の部位に開度検知機構を設けても良い。開度検知機構をドアパネルロック機構25の付近に設けることで、スライドドアパネル6が所定開度まで開いたことを検知する精度を上げることができる。
また、上記実施形態では、スライドドアパネル6が所定開度となったことを検知することで、ドアパネルロック機構25によるスライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態になったことを推定する開度検知機構30,60,70を設けたが、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とのロック状態を検知する手段としては、特にそれには限られない。例えば、ラッチ22内にストライカー26が配置されたか否かを検出するセンサを設け、ラッチ22内にストライカー26が配置されたことが検出されたときに、スライドドアパネル6とスイングドアパネル7とがロック状態になったと検知し、ハンドル空振り機構31によりスイングドア用ハンドル10の操作を有効化させるようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、スライドドアパネル6が後部ドア開口部4の前側に位置する第1領域を開閉するように構成され、スイングドアパネル7が後部ドア開口部4の後側に位置する第2領域をスライドドアパネル6と共に開閉するように構成されているが、本発明の車両用ドア構造は、スライドドアパネル6が後部ドア開口部4の後側に位置する第1領域を開閉するように構成され、スイングドアパネル7が後部ドア開口部4の前側に位置する第2領域をスライドドアパネル6と共に開閉するように構成されているものにも適用可能である。また、本発明の車両用ドア構造は、車体2の後方部に設けられたドア開口部を開閉するスライドドアパネル及びスイングドアパネルを有するものにも適用可能である。
1…車両用ドア構造、2…車体、4…後部ドア開口部、6…スライドドアパネル、7…スイングドアパネル、10…スイングドア用ハンドル、17…中間スライドレール、18…案内体、25…ドアパネルロック機構(ロック手段)、30…開度検知機構(開度検知手段、ロック検知手段)、31…ハンドル空振り機構(操作動作制御手段)、37…軸部、37a…頭部(検知用部品)、38…係合レバー(係合部材)、39…接続部材、60…開度検知機構(開度検知手段)、61…突起部(検知用部品)、70…開度検知機構(開度検知手段)、71…突起部(検知用部品)。

Claims (6)

  1. 車体の側方部または後方部に設けられたドア開口部の第1領域を開閉するスライドドアパネルと、前記ドア開口部の第2領域を前記スライドドアパネルと共に開閉するスイングドアパネルとを備えた車両用ドア構造において、
    前記スイングドアパネルを開くためのスイングドア用ハンドルと、
    前記スライドドアパネルが所定開度となって前記スイングドアパネルに重なったときに、前記スライドドアパネルと前記スイングドアパネルとをロックするロック手段と、
    前記スイングドアパネルが全閉状態となっているときに、前記スイングドア用ハンドルの操作を無効化する操作動作制御手段と、
    前記ロック手段による前記スライドドアパネルと前記スイングドアパネルとのロック状態を検知するロック検知手段とを備え、
    前記操作動作制御手段は、前記ロック検知手段により前記スライドドアパネルと前記スイングドアパネルとのロック状態が検知されると、前記スイングドア用ハンドルの操作を有効化することを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記ロック検知手段は、前記スライドドアパネルが前記所定開度まで開いたことを検知する開度検知手段であることを特徴とする請求項1記載の車両用ドア構造。
  3. 前記開度検知手段は、前記スライドドアパネルに設けられた検知用部品と、前記スイングドアパネルに回動可能に設けられ、前記所定開度において前記検知用部品と係合する係合部材と、前記係合部材と前記操作動作制御手段とを接続する接続部材とを有することを特徴とする請求項2記載の車両用ドア構造。
  4. 前記スイングドアパネルには、前記スライドドアパネルの開閉方向に延びるスライドレールが設けられており、
    前記スライドドアパネルには、前記スライドレールに案内される案内体が設けられており、
    前記検知用部品が前記案内体であることを特徴とする請求項3記載の車両用ドア構造。
  5. 前記スライドドアパネルには、前記スイングドアパネル側に突出した突起部が設けられており、
    前記検知用部品が前記突起部であることを特徴とする請求項3記載の車両用ドア構造。
  6. 前記スイングドアパネルには、前記スライドドアパネルの開閉方向に延びるスライドレールが設けられており、
    前記スライドドアパネルには、前記スライドレールに案内される案内体が設けられており、
    前記突起部は、前記スライドドアパネルにおける前記案内体よりも前記第1領域側に設けられていることを特徴とする請求項5記載の車両用ドア構造。
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