JP2014032284A - 反射型表示装置 - Google Patents

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好 徹 三
Kento Sato
藤 健 人 佐
Nanae Tagaya
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Abstract

【課題】隔壁に基板を接着させる際に、大きな圧力を必要とせず、セル内に気泡が発生することも抑制され、接着剤がセル内に染み出すことも抑制されるような反射型表示装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも一方が透明である対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気泳動体を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所定の情報を表示する、反射型表示装置であって、一方の基板上に所定のパターンで隔壁が形成されており、前記隔壁で区画された各領域をセルとして、前記表示媒体が配置されており、前記隔壁の頂部の幅は、当該隔壁の分岐領域において当該分岐領域以外の領域における隔壁の頂部の幅より狭く、前記隔壁の頂部に接着剤が配置されており、当該接着剤に他方の基板が接着されていることを特徴とする反射型表示装置である。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子ペーパー等に応用されている反射型表示装置に関する。
反射型表示装置として、最近、電気泳動表示装置が広く用いられている。電気泳動表示装置とは、空気中または溶媒中の電気泳動体(通常は電気泳動する粒子)の電気的な泳動、すなわち粒子移動を利用して情報を表示する装置である。通常、2枚の基板間に電界を与えることで電気的な泳動の状態が制御され、それによって所望の表示が実現されるように構成される。電気泳動体としては、荷電粒子の他、荷電粉体をも利用され得る。その場合、当該荷電粉体は気体中を電気的に泳動する。
電気泳動表示装置は、近年では特に、電子ペーパーとしての応用が注目されている。電子ペーパーとして応用する場合には、印刷物レベルの視認性(目にやさしい)、情報書き換えの容易性、低消費電力、軽量といった利点を享受できる。
電気泳動表示装置では、しかし、粒子や粉体の沈降や偏在に起因して、表示の不良、特にコントラストの低下が生じることがある。この現象を防止するべく、上下の電極基板間に隔壁を形成して、電気泳動する粒子や粉体の泳動空間、すなわち移動空間を微小な空間に分割することが採用されている。この微小な空間は、セルあるいは画素と呼ばれている。各セルの中に、電気泳動体を含むインキやガス(表示媒体)が封入されている。例えば特許文献1(特開2005−202245号公報)には、そのようなタイプの電気泳動表示装置の従来例が開示されている。
また、本件出願人による特許文献2(特開2012−013790号公報)には、セルを区画する隔壁上にのみ接着剤を形成し、隔壁と基板との接着を確実にする方法が開示されている。特許文献3(特開2011−154202号公報)には、隔壁でなく、基板の側に接着層を形成しておく方法が開示されている。
さらに、特許文献4(特開2006−154655号公報)には、隔壁上面に塗布した接着剤のセル内への染み出しを防止するために、当該接着剤(層)に基板を貼り合わせる前に当該接着剤を微硬化させる方法が開示されている。
特開2005−202245号公報 特開2012−013790号公報 特開2011−154202号公報 特開2006−154655号公報
本件発明者は、隔壁上に設けられた接着層と基板との接着の状況について鋭意研究を重ねるうち、以下のような知見を得るに至った。
隔壁上に設けられた接着層と基板との接着が不十分である場合には、外部から局所的な圧力が加えられた時に表示媒体がセル間を移動してしまって、いわゆる表示ムラ(圧力痕)が発生してしまう。従って、隔壁上に設けられた接着層と基板との接着については、所望の程度以上になされる必要がある。
しかしながら、本件発明者が得た知見によれば、隔壁上に接着剤によって接着層を形成する場合、隔壁の分岐領域において接着剤が必要量以上に盛られてしまう傾向がある。ここで、隔壁の分岐領域とは、平面視で隔壁の交点ないし分岐点として認識できる隔壁の分岐部及びその近傍の領域を意味する。また、平面視で隔壁の交点ないし分岐点として認識できる隔壁の分岐部の鉛直方向に延びる中心線を、隔壁の分岐中心と呼ぶ。
隔壁上に接着剤が必要量以上に盛られていると、隔壁上の接着剤に基板を接着させる際に、より大きな圧力が必要となったり、セル内に気泡が発生してしまったり、接着剤が基板の面方向に広がってセル内に染み出してしまうことがある。接着剤がセル内に染み出す程度が大きいと、開口率が低下することになり、コントラストが低下してしまう。
また、特許文献4に記載された接着方法は、複雑なプロセスが必要であるため、コスト面で不利である。
本発明は、このような事情に基づいて行われたものであり、その目的は、隔壁に基板を接着させる際に、大きな圧力を必要とせず、セル内に気泡が発生することも抑制され、接着剤がセル内に染み出すことも抑制されるような反射型表示装置を提供することにある。
本発明は、少なくとも一方が透明である対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気泳動体を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所定の情報を表示する、反射型表示装置であって、一方の基板上に所定のパターンで分岐領域を含む隔壁が形成されており、前記隔壁で区画された各領域をセルとして、前記セルの中に前記表示媒体が配置されており、前記隔壁の頂部の幅は、当該隔壁の分岐領域において当該分岐領域以外の領域における隔壁の頂部の幅より狭く、前記隔壁の頂部に接着剤が配置されており、当該接着剤に他方の基板が接着されていることを特徴とする反射型表示装置である。
本発明によれば、隔壁の頂部の幅が当該隔壁の分岐領域において当該分岐領域以外の領域における隔壁の頂部の幅より狭いので、当該分岐領域において接着剤が必要量以上に盛られてしまうということが抑制される。これにより、隔壁に基板を接着させる際に、大きな圧力を必要とせず、セル内に気泡が発生することも抑制され、接着剤がセル内に染み出すことも抑制される。一方、分岐領域以外における隔壁の頂部の幅は狭くないため、隔壁の頂部と基板とを十分良好に接着させることができ、隔壁が倒れる等のおそれもない。
本件発明者による知見によれば、好ましくは、隔壁の頂部の幅は、当該隔壁の分岐領域において1μm〜15μmであり、当該隔壁の分岐領域以外において50μm以下である。
前記分岐領域は、例えば、前記隔壁の分岐中心から30μm以内の領域である。
また、前記接着剤は、例えば、別基板から前記隔壁の頂部に転写されて配置される熱可塑性樹脂である。
あるいは、本発明は、少なくとも一方が透明である対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気泳動体を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所定の情報を表示する、反射型表示装置、を製造する方法であって、一方の基板上に所定のパターンで分岐領域を含む隔壁を形成する隔壁形成工程と、前記隔壁の頂部上に接着層を形成する接着層形成工程と、前記隔壁で区画された各領域をセルとして、前記表示媒体を配置する表示媒体配置工程と、前記表示媒体が配置された後に、前記接着層に他方の基板を接着する他方基板接着工程と、を備え、前記隔壁の頂部の幅は、当該隔壁の分岐領域において狭いことを特徴とする反射型表示装置の製造方法である。
本発明によれば、隔壁の頂部の幅が当該隔壁の分岐領域において当該分岐領域以外の領域における隔壁の頂部の幅より狭いので、当該分岐領域において接着剤が必要量以上に盛られてしまうということが抑制される。これにより、隔壁に基板を接着させる際に、大きな圧力を必要とせず、セル内に気泡が発生することも抑制され、接着剤がセル内に染み出すことも抑制される。
図1は、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の製造方法を概略的に示すフロー図である。 図2は、隔壁形成工程の一例を概略的に示す図である。 図3は、本発明の一実施の形態による隔壁の形状の一例と、その上に転写されるヒートシール剤と、を概略的に示す図である。詳しくは、図3(a)が隔壁の平面図であり、図3(b)が当該隔壁上にヒートシール剤を転写した状態の平面図であり、図3(c)及び図3(d)は、それぞれ、図3(b)のc−c線断面図及びd−d線断面図である。 図4は、隔壁の頂部の幅の定義について説明する図である。 図5は、隔壁を形成する際に使用される露光マスクの一例を示す図である。 図6は、接着層形成工程の一例を概略的に示す図である。 図7は、表示媒体配置工程の一例を概略的に示す図である。 図8は、導電性ペーストの機能を説明するための概略図である。 図9は、他方基板接着工程の一例を概略的に示す図である。 図10は、本発明の他の形態による隔壁の一例と、その上に転写されるヒートシール材と、を概略的に示す図である。詳しくは、図10(a)が隔壁の平面図であり、図10(b)が当該隔壁上にヒートシール剤を転写した状態の平面図であり、図10(c)が図10(b)のc−c線断面図である。
図1及び図2と図3乃至図10とにおいて、一方の基板11の上面と他方の基板16の上面には、それぞれ電極パターンが設けられているが、それら電極パターンの図示は省略されている。
<反射型表示装置の製造方法>
図1は、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の製造方法を概略的に示すフロー図である。図2は、隔壁形成工程の一例を概略的に示す図である。図2に示すように、まず、一般には水平方向に載置される一方の基板11(非視認側の基板:透明でなくてもよい)の上面に、例えばフォトリソグラフィ法(紫外線(UV)照射による露光→現像→焼成)によって、所定のパターンの隔壁12が形成される。隔壁12は、後述する複数のセルの下面と側面とを規定する部材である。
本実施の形態では、隔壁12のパターンは全体として格子状であるが、図3に示すように、隔壁12の分岐中心121から所定距離以内の分岐領域122における隔壁12の頂部の幅が、当該分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅より狭くなっている。
より具体的には、分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅は、9μm〜50μm、好ましくは9μm〜20μmである。9μmというのは、隔壁12が倒れることなくパターニングできる線幅の下限である。隔壁12の頂部の幅が9μm未満である場合、隔壁12の長さが60μm以上に亘るようなパターンでは、少なくとも隔壁12の一部が倒れたり、剥がれたり、剥がれた隔壁12が基板上を移動したりする。そうなった場合には、隔壁12による粒子の移動を防ぐという機能が失われ、表示品質が劣化してしまう。一方、好適な範囲の上限である50μmというのは、目視したときに隔壁12が目立ち過ぎない上限である。
一方、分岐領域122における隔壁12の頂部の幅は、1μm〜15μm、好ましくは1μm〜9μmである。隔壁12の頂部の幅が1μm未満である場合、隔壁12の長さが短くても、当該隔壁12の一部が倒れたり、剥がれたり、剥がれた隔壁12が基板上を移動したりする。そうなった場合には、隔壁12による粒子の移動を防ぐという機能が失われ、表示品質が劣化してしまう。一方、分岐領域122における隔壁12の頂部の幅の上限は、分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅である。前者の幅が後者の幅よりも小さくなければ、本発明は原理的に意味を成さない。
ここで、隔壁12の頂部の幅の定義を、図4に示す。頂部の角が丸まっていなければ、図4(a)や図4(b)に示すように、頂部の幅はそのまま定義される。一方、頂部の角が丸まっている場合には、図4(c)や図4(d)に示すように、頂部の延長面と壁部の延長面との交線間の幅として理解される。評価のための測定方法としては、隔壁12が形成された一方の基板11を硬化性樹脂にて包埋し、ミクロートーム(大和光機工業株式会社製:FX−801)により隔壁12の断面を切り出し、走査電子顕微鏡(SEM)によって撮影した画像に基づいて各幅を測定することができる。
また、分岐領域122は、隔壁12の分岐中心121から例えば30μm以内の領域である。分岐領域122を広くとれば、開口率をその分上昇させることができるが、分岐領域122における隔壁12の現像時に倒れや剥がれが発生するリスクが生じる。分岐領域122を隔壁12の分岐中心121から30μm以内の領域に留めておけば、当該リスクは生じ難い。
また、隔壁12の厚みは、5〜50μm、好ましくは10〜50μmである。セルのサイズは、表示パネルの大きさにもよるが、0.05〜1mmピッチ、好ましくは0.1〜0.5mmピッチである。
本実施の形態では、隔壁12は、図5に示されるような隔壁12のパターンに対応した露光マスク60を使用して、フォトリソグラフィ法で形成される。露光マスク60は遮光部61と露光部62とを有し、露光部62は、隔壁12の分岐領域122に対応する部分においては細く、分岐領域以外の領域123に対応する部分においては太く形成されている。
次に、隔壁12上に接着層22が形成される(接着層形成工程)。この接着層形成工程では、例えば転写法や印刷法により、ポリエステル系熱可塑性接着剤のようなヒートシール剤が、1〜100μmの厚みで形成される。好ましくは、1〜50μmの厚みで形成され、特に好ましくは、1〜20μmの厚みで形成される。
接着層22は、隔壁12のパターンに対応して形成される。特に、本実施の形態では、図3に示すように、分岐領域122における隔壁12の頂部の幅が分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅より狭くなっているため、分岐領域122における隔壁12の頂部上に接着層22が盛られ過ぎてしまうことが効果的に防止される。
転写法として典型的な熱転写法の一例について図6を参照して具体的な説明を補足すれば、例えばPETフィルム上に30μmの厚みでポリエステル系熱可塑性接着剤のようなヒートシール剤を形成した転写シートを用意し、この転写シートのヒートシール剤の面を隔壁上に常温で0.1MPaの圧力でラミネートする。これをヒートシール剤の軟化温度以上の温度である例えば120℃に保たれたホットプレート上において1分間加熱し、その後転写シートを剥離する。これにより、隔壁上に例えば6μm程度の接着剤が形成される。
ここで、接着層22の厚みについて説明を補足する。後述するインキ13が固形粒子を含む場合、隔壁12上に固形粒子が乗ってしまう時、接着層22の厚みが固形粒子の粒子径よりも薄いと、隔壁12上の接着層22が後述する他方の基板16に届かない。従って、固形粒子の粒子径が、接着層22の厚みの下限としての意味を有する。一方で、接着層22の厚みが固形粒子の粒子径よりも大きい場合、接着層22の厚みは当該接着層形成時の圧力や温度に依存して、不均一になる可能性がある。これに対し、接着層22の厚みを固形粒子の粒子径に等しい設定にしておけば、当該粒子が実際に接着層22の厚みを規定してくれるので、接着層22の厚みが均一になることが期待できる。従って、結局のところ、接着層22の厚みを固形粒子の粒子径に等しい設定とすることが好ましい。固形粒子の粒子径は、1〜10μmであるので、接着層22の厚みの好ましい範囲も、1〜10μmということになる。
なお、1〜10μmという好ましい接着層22の厚みの範囲は、当該接着層形成後の厚みの範囲である。ヒートシール剤を転写した状態の、いわゆる接着前の状態では、接着剤は断面略三角形状に隔壁12上に盛られるため、その際の高さについては1〜10μmの倍の値、すなわち、2〜20μmとなる。例えば、粒子径が5μmであれば、隔壁12上に盛られる接着剤の高さは、その倍の10μmとされることが好ましい。接着剤高さの2〜20μmという好ましい範囲は、本実施の形態のように第一接着層22が視認側にある場合には、そのまま当てはまる。
図1に戻って、接着層22が形成された後に、隔壁12または隔壁12及び接着層22で区画された各領域に、表示媒体としてのインキ13が配置される(表示媒体配置工程)。図7は、表示媒体配置工程の一例を概略的に示す図である。ここでは、(1)ディスペンサ31あるいはインクジェット、ダイコートからインキ13が滴下され、(2)中央スキージ32あるいはドクターブレード、ドクターナイフによって面内均一となるようにインキ13が塗工され、(3)更に両端スキージ33a、33bあるいはドクターブレード、ドクターナイフによって、はみ出た余剰インキが掻き取られ、(4)最後にワイパ34によって、一辺側に集まった余剰インキが拭き取られる。
図1に戻って、表示媒体配置工程の後で、導電性ペースト塗布工程が実施される。図8は、導電性ペーストの機能を説明するための概略図である。導電性ペースト14は、例えば銀ペーストのような金属ペーストであり、例えばディスペンサ41あるいはインクジェット、タンポ印刷、パット印刷、スタッピング印刷によって所定位置に塗布される。導電性ペースト14は、図8に示すように、他方の基板16に電圧をかけるための配線として機能する。一方の基板11の電極パターンと他方の基板16の電極パターンとの間に所定の電界(電圧)が与えられる際、表示媒体であるインキ13中の電気泳動粒子が駆動され、文字パターン等の所定の情報が表示される。その後、電界が与えられなくなっても、新たな電界が両基板間に与えられるまで、当該情報表示状態が維持される。
その後、隔壁12上の接着層22上に、一方の基板11に対して対向する他方の基板16(視認側の基板:透明である必要がある)が接着される(他方基板接着工程)。これにより、複数のセルの各上面が規定されて、表示媒体(インキ13)が各セル内に封止される。
他方基板接着工程は、図9に示すように、接着層として形成されたヒートシール剤22を加熱させて接着力を得るようになっている。具体的には、ラミネータ91によって所定の熱圧着圧力(ラミネート圧力)を付与しながら、ヒートシール剤22を周辺からその軟化温度を超える温度にまで加熱して軟化させることによって、インキ13が充填されている隔壁12と他方の基板16とを接着する。もっとも、他の熱圧着の態様が採用されてもよい。
ここで、本実施の形態においては、隔壁12の頂部の幅が分岐領域122において狭くなっているので、当該分岐領域122においてヒートシール剤22が必要量以上に盛られてしまうということが抑制される。これにより、隔壁12に他方の基板16を接着させる際に、大きな圧力を必要とせず、セル内に気泡が発生することも抑制され、ヒートシール剤22がセル内に染み出すことも抑制される。一方、分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅は狭くないため、隔壁12の頂部と他方の基板16とを十分良好に接着させることができ、隔壁12が倒れる等のおそれもない。
その後、図1に示すように、ギロチン、上刃スライド装置、レーザカット装置、レーザーカッター等の断裁装置51によって所定のサイズに断裁され、さらにその後、外周封止処理が施されて、所望の反射型表示装置の製造が完了する。
以上のように、本実施の形態によれば、ヒートシール剤22を接着層として用いることにより、簡便なプロセスでありながらセル形成のための隔壁12と他方の基板16との接着を好適に実施できる。
また、接着層のヒートシール剤22は、熱可塑性材料からなる場合においては、常温においてはタック、すなわちねばつきが無いため、取り扱いの便宜が極めて良い。また、タック、すなわちねばつきが無いことによって、その後の表示媒体配置工程が容易である。具体的には、スキージあるいはドクターブレード、ドクターナイフ等を用いて表示媒体を配置しても、表示媒体(インキ13)がヒートシール剤22と接着してしまうことがない。
また、接着層形成工程において、隔壁12の頂部の幅が分岐領域122において狭くなっているので、当該分岐領域122においてヒートシール剤22が必要量以上に盛られてしまうということが抑制される。これにより、隔壁12に他方の基板16を接着させる際に、大きな圧力や高い温度を必要とせず、そのためセル内に気泡が発生することも抑制され、ヒートシール剤22が糸を引くようにセル内に染み出すことも抑制される。従って、開口率が低下するおそれも低減され、すなわち、コントラストが低下するおそれも低減される。
一方、分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅は狭くないため、隔壁12の頂部と他方の基板16とを十分良好に接着させることができ、隔壁12が倒れる等のおそれもない。
なお、一方の基板11の電極パターン(不図示)と他方の基板16の電極パターン(不図示)との間に所定の電界(電圧)が与えられる際、表示媒体であるインキ13中の電気泳動粒子が駆動され、文字パターン等の所定の情報が表示される。その後、電界が与えられなくなっても、新たな電界が両基板間に与えられるまで、当該情報表示状態が維持される。
また、以上の実施の形態は、原理的に、電気泳動体が荷電粉体で表示媒体が気体である場合にも適用可能である。
なお、前述した実施の形態では、分岐領域122における隔壁12の頂部の幅は一定であり、且つ、分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅は一定であったが、本発明はそのような態様に限定されない。例えば、分岐領域122における隔壁12の頂部の幅は、分岐中心121に向かって徐々に狭くなっていてもよい。分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅と分岐領域122における隔壁12の頂部の幅とがそれぞれ一定であれば、両者の幅は不連続に変化することになるが、そのような形態よりも例えば両者の幅が連続的に変化する形態の方が、隔壁12の現像時の液圧に対する耐久性という観点で有利である。
さらに、前述した実施の形態では、隔壁12のパターンは全体として格子状であったが、本発明はそのような形状に限定されず、例えば、円、ハニカム状(六角形)、その他の多角形など、基本的に任意である。
次に、実際に行われた実施例と比較例について説明する。
<実施例>
一方の基板11として、300mm×400mm×厚さ0.5mmの無アルカリガラス(日本電気硝子製OA−10G)の一方の面に透明電極として酸化インジウムスズ(ITO)蒸着膜(厚さ0.2μm)が設けられた基板が用意された。透明電極は、スパッタリング、真空蒸着法、CVD法などの一般的な成膜方法によって形成され、酸化インジウムスズ(ITO)の他に、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等によっても形成され得る。
次に、当該一方の基板11に、ネガ型感光性樹脂材料(デュポンMRCドライフィルムレジスト(株)製のドライフィルムレジスト)を30μmの厚さにラミネートして100℃、1分間の条件で加熱し、次いで露光マスクを使用して露光(露光量500mJ/cm)し、その後、1%KOH水溶液を用いた現像を30秒行い、200℃、60分間の条件で焼成することで、セルピッチ175μmの格子状パターンの隔壁12が形成された。
隔壁12の頂部の幅は、分岐中心121から約20μm以内の分岐領域122では、約10μmであり、分岐領域以外の領域123では、約20μmであった。
そして、転写フィルム基材21として厚さ50μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(帝人・デュポン社製)が用いられ、これにヒートシール剤22(東洋紡製バイロン630)が厚さ10μmでダイコーダにて塗布され、乾燥された。これにより、10μmの接着層22を有するロール状の転写フィルム20が作製された。なお、ヒートシール剤22の軟化温度は約110℃であった。
そして、隔壁12の上面に転写フィルム20が載せられた状態で、1kPa程度の押圧力をさらに付与しつつ、ヒートシール剤22の周辺がその軟化温度を超える温度、例えば120℃程度にまで加熱され、その結果、ヒートシール剤22が隔壁12の頂部の全面に熱転写された。隔壁12の頂部からヒートシール剤22の頭頂部までの高さは、分岐中心121において約10μm、分岐中心以外の分岐領域122において約5μm、分岐領域以外の領域123において約7μmであった(図3参照)。
続いて、表示媒体として、以下の成分を有するインキ13が用いられ、ディスペンサ31から滴下されて、中央スキージ32(ニューロング製のスキージ1:ウレタン樹脂製)にてスキージ処理されて、各セル内に充填された。基板幅方向にはみ出した余剰インキは、別の両端スキージ33a、33b(ニューロング製のスキージ2:ウレタン樹脂製)にて掻き取られ、さらにロールワイパ34にて拭き取られた。
<インキ成分>
・電気泳動粒子(二酸化チタン)・・・60重量部
・分散液 ・・・40重量部
続いて、隔壁パターン外周の一部(2mm×2mmの正方形領域)に、銀ペースト(藤倉化成製)がディスペンサ41によって点塗布された。
次いで、他方の基板16として、300mm×400mm×厚さ0.5mmの無アルカリガラス(日本電気硝子製OA−10G)に、Cu電極等の各種電極がパターン状に形成されたものが用いられた。各種電極のパターン形成は、一般的なエッチング法によって形成された。
そして、大気中にて、一方の基板11の隔壁12上の接着層22の上に他方の基板16を配置し、重ね合わせて一定の熱圧着圧力をさらに付与しつつ、隔壁12内のセル容積を超える余剰のインクを押し出しながら、一方の基板11の隔壁12と他方の基板16とが密着された(図9参照)。熱圧着時の温度は、80℃〜150℃、好ましくは80℃〜90℃であり、本実施例では80℃であった。また、熱圧着圧力は、好ましくは0.01MPa〜0.7MPa、さらに好ましくは0.1MPa〜0.4MPaであり、本実施例では0.3MPaであった。
その後、所定のサイズに断裁され、両方の基板11,16の周辺にディスペンサ(不図示)を用いて紫外線硬化樹脂(イー・エッチ・シー(株)製:LCB−610)を塗工して封止し、紫外線を露光(露光量(700mJ/cm2)して硬化させた(外周封止処理)。以上により表示パネルが作製された。
以上のようにして得られた表示パネルについて、品質を評価したが、分岐領域122のヒートシール剤22のセル内への染み出しの程度は非常に小さく、図3(b)に示す「染み出し距離D」は10μmに留まり、表示のコントラストは良好であった。また、他方基板接着工程において接着に大きな力を必要とすることも無く、隔壁上のヒートシール剤22と他方の基板16との接着も良好であった。さらに、セル内に気泡が発生することもなかった。
また、変形例として、隔壁12の頂部の幅について、分岐中心121から約20μm以内の分岐領域122で5μmとしたところ、図3(b)に示す「染み出し距離D」は8μmに留まり、やはり表示のコントラストは良好であった。
更に、変形例として、隔壁12の頂部の幅について、分岐中心121から約20μm以内の分岐領域122で15μmとしたところ、図3(b)に示す「染み出し距離D」は12μmに留まり、やはり表示のコントラストは良好であった。
<比較例>
前記実施例に対して、隔壁形成の際に分岐領域122の隔壁12の頂部の幅を狭くしないで、その他は同じ行程で、表示パネルを作製した。隔壁12の頂部の幅は、一律に約20μmであり、隔壁12上の接着層の高さは、分岐領域122において約14μmであり、分岐領域以外の領域123において約7μmであった。
このようにして得られた表示パネルについて、品質を評価したが、分岐領域122のヒートシール剤22のセル内への染み出しの程度が大きく、図3(b)に示す「染み出し距離D」は15μmもあって、表示のコントラストが良くなかった。また、他方基板接着工程において、分岐領域122のヒートシール剤22の山を押し潰すために、接着に大きな力、本比較例では0.6MPa以上の熱圧着圧力を必要とした。さらに、セル内に気泡の発生が見られた。
<他の実施の形態>
次に、本発明の他の実施の形態として、隔壁12のパターンが全体としてハニカム状である場合について、簡単に説明する。
隔壁12のパターンがハニカム状である場合、図10(a)に示すように、隔壁12の分岐中心121から所定距離以内の分岐領域122における隔壁12の頂部の幅が、当該分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅より狭くなっている。
より具体的には、分岐領域以外の領域123における隔壁12の頂部の幅は、9μm〜50μm、好ましくは9μm〜20μmである。また、分岐領域122における隔壁12の頂部の幅は、1μm〜15μm、好ましくは1μm〜9μmである。分岐領域122は、隔壁12の分岐中心121から例えば30μm以内の領域である。また、隔壁12の厚みは、5〜50μm、好ましくは10〜50μmである。セルのサイズは、表示パネルの大きさにもよるが、0.05〜1mmピッチ、好ましくは0.1〜0.5mmピッチである。
このような隔壁12を採用して表示パネルを製造する場合、接着層形成工程において分岐領域122における隔壁の頂部上に接着層22が盛られ過ぎてしまうことが効果的に防止され(図10(c)参照)、また、得られた表示パネルにおける分岐領域122のヒートシール剤22のセル内への染み出しの程度は、図10(b)に示すように非常に小さい。
<各部材の材料ないし特性>
最後に、本発明の製造対象としての反射型表示装置の材料ないし特性等について、さらに詳しく補足しておく。
一方の基板11としては、樹脂フィルム、樹脂板、ガラス、エポキシガラス(ガラエポ)等の表面に金属等の導電性材料によって電極が形成されたものが用いられ得る。また一方の基板11は、光透過性の基材が用いられてもよい。さらに光透過性で不透明な基材であってもよく、電極面とは異なるもう一方の面を粗面下した不透明なガラス基材、樹脂フィルム、樹脂板、ガラス、エポキシガラス(ガラエポ)等が用いられ得る。
一方の基板11の厚みは、10μm〜2mmが好適である。10μmよりも薄いと、パネルとしての強度を得ることができず、破損に至る危険度が増す一方、2mmよりも厚いと、パネル重量が重くなり過ぎて取り扱いが不便になるし、コストも高くなるからである。破損しにくく取り扱いが容易である好適な厚みの範囲は、50μm〜800μm程度である。
一方の基板11には、更なる機能層が付加され得る。例えば、一方の基板11の表面に、バリアフィルムが貼付され得る。予め透明無機膜のバリア層が蒸着等で形成された透明フィルムが一方の基板11として採用されても、これと同様の機能を発揮できる。あるいは、一方の基板11の表面に、紫外線カットフィルムが貼付され得る。一方の基板11の表面に他の紫外線カット処理が施されても、これと同様の機能を発揮できる。その他の表面コート層として、AG層(防眩層)、HC層(傷防止層)、AR層(反射防止層)などが付加され得る。
一方の基板11は、ロール状でもシート状でもどちらでも適用可能である。
隔壁12は、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、常温硬化樹脂等によって構成可能であり、前述のように、5〜50μmの厚みに形成されることが好適である。5μm以下では、充填するインキ量が少なく、十分な表示特性、特にコントラストが得られない一方、50μm以上では、パネルの厚みが厚すぎて、駆動電圧が上昇し過ぎてしまう。低駆動電圧で良好な表示特性が得られるという観点から、10〜50μmの範囲の厚みが好適である。
開口率は、70%以上が好ましく、特に90%以上が好ましい。高開口率であるほど、表示可能エリアが広くなるため、高コントラストを得ることができる。
隔壁12の形成方法は、フォトリソグラフィ法の他、エンボス加工などの型転写方法も採用され得る。さらに、メッシュ加工の構造物を隔壁として製造しておいて、それを一方の基板11に貼り付けるという方法も採用され得る。
接着層(ヒートシール剤)22としては、熱可塑性材料を用いたものが好ましく、加熱により軟化して、冷却すると固化する性質を有し、冷却と加熱を繰り返した場合に、塑性が可逆的に保たれる材料である。熱可塑性材料からなるヒートシール剤を接着層として用いた場合には、転写フィルム基材上の固化しているヒートシール剤をその軟化温度を超える温度にまで加熱することにより軟化させて、隔壁上面のみに確実にヒートシール剤を熱転写することもできる。また、熱転写後のヒートシール剤は常温まで冷却して再び固化することにより、タック、すなわちねばつきが無くなるため、取り扱いの便宜が極めて良い。また、タック、すなわちねばつきが無いことによって、セル内に充填された表示媒体がヒートシール剤と接着してしまうことがない。そして、再び隔壁上面のヒートシール剤をその軟化温度を超える温度にまで加熱して軟化させることにより、タック、すわなちねばつきを有するようになるため、他方の基板が確実に接着される。他方の基板の接着後のヒートシール剤は、再び常温においてはタック、すなわちねばつきが無いため、やはり表示媒体がヒートシール剤と接着してしまうことがなく、表示品質の低下のおそれもない。具体的には、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリウレタンなどの熱可塑性ベースポリマーや、天然ゴム、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体などの熱可塑性エラストマーを主成分とし、粘着性付与樹脂や可塑剤を配合した樹脂が主に使用される。
隔壁12とヒートシール剤22との密着性を上げるために、隔壁12に紫外線照射やプラズマ処理などにより表面処理が施されてもよいし、プライマーが形成されてもよい。あるいは、ヒートシール剤22の方にシランカップリング剤が添加されてもよい。
他方の基板16としては、PE、PET、PES、PEN等の透明フィルムや透明ガラスに、ITO、ZnO等の透明電極を付したものが、典型的に用いられ得る。透明電極は、塗工法や蒸着法等によって形成され得る。
他方の基板16の厚みは、10μm〜2mmが好適である。10μmよりも薄いと、パネルとしての強度を得ることができず、破損に至る危険度が増す一方、2mmよりも厚いと、パネル重量が重くなり過ぎて取り扱いが不便になるし、コストも高くなるからである。破損しにくく取り扱いが容易である好適な厚みの範囲は、50μm〜800μm程度である。
他方の基板16の表面には、メッキ処理による酸化防止処理が施されてもよい。また、他方の基板16の裏面(外側)には、バリア層が設けられてもよい。バリア層の機能は、インキが水分を吸着することによる表示劣化を防止することである。バリア層は、 上側基板は透明、下側基板は透明でも不透明でも良く、無機膜を蒸着することで得られる。あるいは、予めバリア層が形成されたフィルムが貼り合わせられてもよい。一方の基板11の電極パターンの形成は、フォトリソ法、レーザ描画法、インクジェット法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、等によって行われ得る。
他方の基板16は、ロール状でもシート状でもどちらでも適用可能である。
外周封止剤は、紫外線硬化樹脂の他に、熱硬化樹脂、常温硬化樹脂、ヒートシール樹脂等によっても構成可能である。それらは、ディスペンサによって、あるいは、各種の印刷法によって、あるいは、熱圧着によって、両方の基板11,16の周辺に適用される。
11 一方の基板
12 隔壁
13 インキ(表示媒体)
16 他方の基板
22 ヒートシール剤
31 ディスペンサ
32 中央スキージ(スキージ1)
33a、33b 両端スキージ(スキージ2)
34 ロールワイパ
41 ディスペンサ
51 断裁装置
91 ラミネータ
92 ホットプレート
93 金属片

Claims (4)

  1. 少なくとも一方が透明である対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気泳動体を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所定の情報を表示する、反射型表示装置であって、
    一方の基板上に所定のパターンで分岐領域を含む隔壁が形成されており、
    前記隔壁で区画された各領域をセルとして、前記セルの中に前記表示媒体が配置されており、
    前記隔壁の頂部の幅は、当該隔壁の分岐領域において当該分岐領域以外の領域における隔壁の頂部の幅より狭く、
    前記隔壁の頂部に接着剤が配置されており、
    当該接着剤に他方の基板が接着されている
    ことを特徴とする反射型表示装置。
  2. 前記隔壁の頂部の幅は、当該隔壁の分岐領域において1μm〜15μmであり、当該隔壁の分岐領域以外において50μm以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の反射型表示装置。
  3. 前記分岐領域は、前記隔壁の分岐中心から30μm以内の領域である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の反射型表示装置。
  4. 前記接着剤は、熱可塑性樹脂である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の反射型表示装置。
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