JP2014021190A - 波長選択光スイッチ装置及びその特性制御方法 - Google Patents

波長選択光スイッチ装置及びその特性制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】波長多重光を波長に応じて分波する波長選択光スイッチ装置などに用いられ、マルチレベルの光フェーズドアレイを用いて高分解能での選択を可能とすること。
【解決手段】2次元の波長選択素子にx軸方向に波長を分散させ、y軸に強度を分散させた光を入射するマルチレベルの光フェーズドアレイを用いて入射光の波長毎に異なる方向に光ビームを偏向させる。そしてのこぎり波状の相異なる周期の複数の位相パターンを用いて少なくとも1つのx軸上の画素の座標のy軸方向には全画素に合成した位相パターンを与えることで、1画素以下の高精度で波長の特性を任意に変化させる。
【選択図】図17

Description

本発明は光通信システムのノード等に用いられる波長選択光スイッチ装置及びその特性制御方法に関するものである。
今日の高度情報通信社会を支える高速大容量光ネットワークには、波長多重光通信技術が利用されている。光ネットワーク網の分岐点に相当する光ノードでは、再構成可能なアド、ドロップ機能を有するROADM(Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexer)装置の導入が進められている。ROADM装置を実現するため、任意の波長の光を任意の方向に切り換える波長選択スイッチ(Wavelength Selective Switch、WSSともいう)が注目されている。波長選択スイッチでは、波長を選択し所望の出力ポートへ光ビームを偏向させる光ビーム偏向素子が用いられている。特許文献1,2では光ビーム偏向素子としてMEMS(Micro-Electro-Mechanical System) ミラーアレイの機械的変位を利用したものが提案され、特許文献3,4,5ではLCOS素子(Liquid crystal on silicon)による回折現象を利用したものが提案されている。
一方、近年の伝送容量需要に応えるべく、伝送レートの高速化、新規変調フォーマットが盛んに研究開発されており、光ネットワークも複雑化している。このような光ネットワークにおいては、各光信号の伝送レートや変調フォーマットに対し最適なフィルタリングを実現するため、従来の波長選択機能に加え、パスバンドの中心波長のシフト、及びパスバンドの拡大、縮小などの動的制御機能が求められている。
この機能は、WDM信号の各チャンネル、即ち相異なる波長の光に複数の画素を割り当てる高精細なLCOS素子やMEMSミラーアレイなどを用い、光ビームの偏向にはマルチレベルの光フェーズドアレイを用いることで実現することができる。
図1(a)はx軸方向に波長が分散し、y軸方向には同一の波長で光強度が分散した光を入射し、夫々の波長を異なった方向に反射させるLCOS素子101を示している。図2はLCOS素子101のx軸方向に波長分散された入射光を与える光ファイバ102と、夫々異なった方向に反射された反射光を受光する光ファイバ103,104,105を示している。尚図2ではx軸方向に波長分散させy軸方向には同一の波長で光強度を分散させるための光学系と、x軸,y軸方向に分散した光を集束して出力用の光ファイバ103,104,105に戻すための光学系については省略して示している。
さて図1(a)において、LCOS素子101をx軸に沿って分割し、領域R1に加わる波長成分の光、領域R2に加わる波長成分の光、領域R3に加わる波長成分の光を夫々異なった3方向に反射させ、その反射した光を図2に示すように異なった位置にある光ファイバ103〜105に入射するものとする。このとき領域R1に位置する画素はx軸の位置にかかわらず、y軸方向に沿っていずれも図1(b)に示すような7画素単位でのこぎり波状に位相シフト量が変化するように制御される。又領域R2については電圧を与えず、位相シフトを0とした状態とし、領域R3に位置する画素はx軸の位置にかかわらずy軸方向に沿って5画素周期でのこぎり波状に位相シフト量が変化するように制御する。このようにLCOS素子101の領域R1,R2,R3に異なった周期ののこぎり波状の位相パターンを与えることによって、異なった方向に入射光を反射させることができ、異なった波長毎に光ファイバ103,104,105に出力することができる。
図3(a)はx軸を横方向としているが、図1(a)と同じLCOS素子101を示しており、図3(b)はこれに対応して光ファイバ103〜105に入射するx座標に対応する波長帯を示している。こうすればLCOS素子101の3つの領域の画素に異なった位相パターンを印加することによって、波長を選択し、光のスイッチングを行うことができる。
US7162115B2 US6707959B2 US2006/0067611A1 US7397980B2 特開2012−108346号公報
このようなマルチレベルの光フェーズドアレイを用いた波長選択素子では、画素単位の素子で画素単位で波長選択することができる。しかし1画素単位以下の高分解能で波長を選択することは不可能であった。又波長選択素子としてLCOS素子を用いた場合には、隣接画素間でフリンジ効果によって各画素に入射した光ビームを想定通りには偏向することができず、選択波長が狭くなってしまうという問題点があった。
次にフリンジ効果と、それが生じる原因について説明する。例えば図1(a)の領域R1とR2の右端の境界にある4つの画素についてみると、図4に示すようにLCOS素子101の基板110上に各画素の反射電極111−1〜111−4があり、上部には透明電極112が位置している。そしてLCOS素子内部では電圧が加えられている画素111−2と加えられていない画素111−3とが隣接しているため、画素111−2より画素111−3に向けて電気力線が生じることとなる。従って境界の画素に入射した光は所定の方向に反射する光のレベルが低下する。従って図3(c)に示すように光ファイバ103に加わるべき選択波長帯域は広くなり、光ファイバ104,105に加わるべき選択した波長帯域が狭くなってしまうという問題点があった。
又図5(a)は領域R1,R2の一部分を示し、図5(b)はこれに対応する2つの光ファイバからの出力光の波長を拡大して示している。ここで図6(a)に示すように領域R1,R2について、x軸方向に1画素分領域R1を拡大し、領域R2を縮小すると、図6(b)に示すように領域R1に対応する光ファイバの出力の波長範囲を大きくし、領域R2に対応する光ファイバへの波長帯を小さくすることができる。しかしこれらの制御は1画素単位でのみ可能であった。
本発明はこのような従来のマルチレベルの光フェーズドアレイの問題点に鑑みてなされたものであって、1画素単位以下での波長選択を可能とし、選択波長を画素単位以下で制御できるようにすることを技術的課題とする。
この課題を解決するために、本発明の波長選択光スイッチ装置は、多数の波長の光から成る信号光を入射し、選択された波長の光信号を出射する入出射部と、信号光をその波長に応じて空間的に分散させると共に、反射光を合波する波長分散素子と、前記波長分散素子によって分散された光を2次元平面上に集光する集光素子と、波長に応じて展開されたx軸方向と、これに垂直なy軸方向から成るxy平面に展開された入射光を受光する位置に配置され、xy平面に格子状に配列された多数の画素を有し、x軸上の各画素についてy軸方向に位相シフト量をのこぎり波状に周期的に変化させるマルチレベル光フェーズドアレイを用いた波長選択素子と、前記波長選択素子のxy方向に配列された各画素の電極を駆動し、x軸上の少なくとも1つの画素と共通するx座標を有するy軸上の全ての画素について、y軸に沿って2以上ののこぎり波の合成波を生成してその合成波によって位相シフト量を変化させ、その画素に加わる波長の光を複数の方向に反射する波長選択素子駆動部と、を具備するものである。
この課題を解決するために、本発明の波長選択光スイッチ装置は、多数の波長の光から成る信号光を入射する入射部と、前記入射部より入射した信号光をその波長に応じて空間的に分散させる波長分散素子と、前記波長分散素子によって分散した光を2次元平面上に集光する第1の集光素子と、波長に応じて展開されたx軸方向と、これに垂直なy軸方向から成るxy平面に展開された入射光を受光する位置に配置され、xy平面に格子状に配列された多数の画素を有し、2次元の各画素の位相シフト特性をのこぎり波状に周期的に変化させるマルチレベル光フェーズドアレイを用いた波長選択素子と、前記波長選択素子のxy方向に配列された各画素の電極を駆動し、x軸上の少なくとも1つの画素と共通するx座標を有するy軸上の全ての画素について、y軸に沿って2以上ののこぎり波の合成波を生成してその合成波によって位相シフト量を変化させ、その画素に加わる波長の光を複数の方向に透過する波長選択素子駆動部と、前記波長選択素子を透過した各波長の光を集光する第2の集光素子と、前記第2の集光素子によって集光された分散光を入射位置毎に夫々合成する波長合成素子と、を具備するものである。
ここで前記波長選択素子駆動部は、前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を第1のパターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を第2のパターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第1,第2のパターンを合成した第1の合成パターンで制御するものとしてもよい。
ここで前記波長選択素子駆動部は、前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を第1のパターン及び第3のパターンを合成した第2の合成パターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を第2のパターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第2の合成パターン及び第2のパターンを合成した第3の合成パターンで制御するものとしてもよい。
ここで前記波長選択素子駆動部は、第1,第2のパターンの合成パターンを第4の合成パターンとし、第1,第4のパターンを合成したパターンを第5の合成パターンとし、第2,第4のパターンを合成したパターンを第6の合成パターンとするとき、前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を前記第5の合成パターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を前記第6の合成パターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の少なくとも1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第4の合成パターンで制御するものとしてもよい。
ここで前記波長選択素子駆動部は、第1,第2のパターンの合成パターンを第4の合成パターンとし、第1,第4のパターンを合成したパターンを第5の合成パターンとし、第2,第4のパターンを合成したパターンを第6の合成パターンとし、第5の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第7の合成パターンとし、第4の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第8の合成パターンとし、第6の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第9の合成パターンとするとき、前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を前記第7の合成パターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第2の領域の画素群を前記第9の合成パターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の少なくとも1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第8の合成パターンで制御するものとしてもよい。
ここで前記波長選択素子は、2次元に配列された多数の画素を有するLCOS素子であり、前記波長選択素子駆動部は、波長選択特性に応じて各画素に印加する電圧を制御するものとしてもよい。
ここで前記波長選択素子は、2次元に配列された多数の画素を有する液晶素子であり、前記波長選択素子駆動部は、波長選択特性に応じて各画素に印加する電圧を制御するものとしてもよい。
ここで前記波長選択素子は、2次元に配列された多数の画素を有するMEMS素子であり、前記波長選択素子駆動部は、波長選択特性に応じて各画素に印加する電圧を制御するものとしてもよい。
このような特徴を有する本発明によれば、マルチレベルの光フェーズドアレイを用いて波長選択を行う光スイッチ装置において、少なくとも1つのx座標を含む全てのy座標の画素から成る領域に合成パターンを与えて制御することによって、複数の方向に光を反射又は透過させることができる。又請求項3及び請求項10においては、波長選択素子の1画素単位以下の高精度で波長選択が可能となる。又フリンジ効果を生じさせることなく、選択波長を設計した帯域よりも狭くなることがなくなるという効果が得られる。請求項4,11においては、高分解能で選択した波長の光を減衰させることができる。又請求項5,6,12,13においては、各領域の出力を平均化して出力することができるという効果が得られる。
図1はLCOS素子とその3つの領域に加える位相シフト量の変化を示す図である。 図2はLCOS素子とこれに光を入射する光ファイバ、反射した光を受光する光ファイバを示す図である。 図3はLCOS素子と光ファイバに入射する波長帯を示す図である。 図4は領域の境界における反射電極の画素と電気力線を示す図である。 図5は隣接する領域と反射光の波長帯を示す図である。 図6は隣接する領域と反射光の波長帯を示す図である。 図7Aは本発明の第1の実施の形態による反射型の波長選択光スイッチ装置のx軸方向から見た光学的な配置を示す図である。 図7Bは本発明の第1の実施の形態による反射型の波長選択光スイッチ装置のy軸方向からの光学的な配置を示す図である。 図8Aは本発明の第2の実施の形態による透過型の波長選択光スイッチ装置のx軸方向から見た光学的な配置を示す図である。 図8Bは本発明の第2の実施の形態による透過型の波長選択光スイッチ装置のy軸方向からの光学的な配置を示す図である。 図9は本発明の第1,第2の実施の形態による波長選択光スイッチ装置に用いられる2次元の波長選択素子を示す図である。 図10Aは本発明の第1の実施の形態による波長選択光スイッチ装置の波長選択素子の構造と波長選択素子への光の入射を示す図である。 図10Bはこの波長選択素子からの光の反射を示す図である。 図11は本実施の形態によるLCOS素子の入射位置と位相シフトの関係を示す図である。 図12はある位相パターンをLCOS素子に与えた場合に位相パターンと光の反射角度を示す図である。 図13は画素に電圧を印加しない場合のLCOS素子の反射角度を示す図である。 図14は画素に最大位相シフト量がπの位相パターンをLCOS素子に与えた場合の入射光に対する反射光を示す図である。 図15はある位相パターンAをLCOS素子に与えた場合に位相パターンと光の反射角度を示す図である。 図16はある位相パターンBをLCOS素子に与えた場合に位相パターンと光の反射角度を示す図である。 図17は位相パターンA及びBを合成した位相パターンを与えたときの入射光に対する反射角度と反射強度を示す図である。 図18は合成パターンを与えて高分解能で波長制御する状態を示す図である。 図19は合成パターンを与えて出力レベルを減衰させる状態を示す図である。 図20は合成パターンを与えて出力を平均化させる波長制御を示す図である。
(第1の実施の形態)
図7Aは本発明の第1の実施の形態による反射型の波長選択光スイッチ装置の光学素子の構成を示すx軸方向から見た側面図、図7Bはそのy軸方向から見た側面図である。入射光は波長λ1〜λnの光信号が多重化されたWDM信号光である。WDM光は夫々光ファイバ11を介してコリメートレンズ12に出射される。コリメートレンズ12はx方向及びy方向に一定の幅の光を平行として出力するものであるが、図7Aではその中心線のみを示している。又コリメートレンズ13−1〜13−mに入射した光は夫々光ファイバ11に平行に配置された光ファイバ14−1〜14−mより外部に出射される。ここでmは1以上の自然数である。コリメートレンズ12から出射するWDM光はz軸に平行であり、WDM光は波長分散素子15に入射される。波長分散素子15は光を波長に応じてxz平面上で異なった方向に分散するものである。ここで波長分散素子15としては、回折格子であってもよく、又プリズム等を用いてもよい。又回折格子とプリズムを組み合わせた構成でもよい。こうして波長分散素子15で分散された光は集光素子であるレンズ16に与えられる。レンズ16はxz平面上で分散した光をz軸方向に平行に集光する集光素子であって、集光した光は波長選択素子17に入射される。
尚ここでは図7Bに最長波長λ1及び最短波長λnの光を例示しているが、入射光はλ1〜λnまでの間で多数のスペクトルを有するWDM信号光であるので、xz平面に沿って展開されたWDM信号光が帯状に波長選択素子17に加わる。波長選択素子17は入射光の波長毎に方向を異ならせ反射するものであり、その反射特性に応じて光フィルタの選択特性が決定されるが、詳細については後述する。波長選択素子17によって反射された光は、同一の経路を通ってレンズ16に加わり、再び波長分散素子15に加わる。波長分散素子15は反射光に対しては元の入射光と同一方向に集束し、z軸に平行な光に変換し、コリメートレンズ13−1〜13−mを介して夫々光ファイバ14−1〜14−mに出射する。ここで光ファイバ11,14―1〜14−mとコリメートレンズ12,13−1〜13−mは、WDM信号光を入射し、選択された光を出射する入出射部を構成している。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態による透過型の波長選択光スイッチ装置について説明する。図8Aは本発明の第2の実施の形態による透過型の波長選択光スイッチ装置の光学素子の構成を示すx軸方向から見た側面図、図8Bはそのy軸方向から見た側面図である。図8Aにおいても入射光は第1の実施の形態で説明したWDM信号であり、光ファイバ21からコリメートレンズ22に入射され、平行な光ビームとして第1の波長分散素子23に与えられる。光ファイバ21、コリメートレンズ22はWDM信号光を入射する入射部を構成している。波長分散素子23は図8Bに示すように光の波長に応じてxz平面上で異なった方向に光を出射するものである。波長分散素子23は波長分散素子15と同様に、回折格子やプリズムもしくは回折格子とプリズムの組み合わせにより実現することができる。分散された光はいずれもレンズ24に入射される。レンズ24はxz平面上で分散した光をz軸方向に平行に集光する第1の集光素子である。又レンズ24の光軸に垂直に波長選択素子25が配置される。波長選択素子25は入射光を波長毎に所望の方向に透過するものであり、詳細については後述する。波長選択素子25を透過した光はレンズ26に入射される。レンズ24、波長分散素子23とレンズ26、波長合成素子27は波長選択素子25の中心のxy面に対して面対称である。レンズ26はxz平面上の平行な光を集光する第2の集光素子であり、波長合成素子27は図8Bに示すように異なった方向から同一位置に入射した光を合成して出射するものである。波長合成素子27によって合成された光はコリメートレンズ28−1〜28−mを介して光ファイバ29−1〜29−mに与えられる。コリメートレンズ28−1〜28−m及び光ファイバ29−1〜29−mは、選択された波長の光を出射する出射部を構成している。
(波長選択素子の構成)
次にここで第1,第2の実施の形態による波長選択光スイッチ装置に用いられる波長選択素子17,25について説明する。第1,第2の実施の形態において、入射光を波長に応じてxz平面上で分散させ、帯状の光として波長選択素子17,25に入射したとき、その入射領域は図9に示す長方形状の領域Rであるとする。そして第1の実施の形態の波長選択光スイッチ装置では、波長毎に反射させる方向を選択することによって、任意の波長の光を選択することができる。第2の実施の形態の波長選択光スイッチ装置では、波長毎に透過させる方向を選択することによって、任意の波長の光を選択することができる。波長選択素子17,25には設定部30がドライバ31を介して接続されている。設定部30はxy平面の光を反射又は透過する画素を選択波長に合わせて後述するように決定するものである。ドライバ31は入力されたデジタル信号を画素に印加する電圧に変換するD/A変換器を含んでいる。設定部30とドライバ31は波長選択素子のxy方向に配列された各画素の電極を駆動することによってx軸及びy軸方向の所定の位置の画素の特性を制御する波長選択素子駆動部を構成している。
次に波長選択素子17の詳細な構成について説明する。波長選択素子17としてはLCOS(Liquid Crystal On Silicon)の液晶素子を用いて実現することができる。LCOS素子17Aは各画素の背面に液晶変調ドライバを内蔵しているため、画素数を多くすることができ、例えば1920×1080の多数の格子状の画素から構成することができる。図10AはLCOS素子17Aを示す概略図であり、光が入射する面からz軸に沿ってAR層41,ガラス層42,透明共通電極43,アライメント層44,液晶45,多数の背面反射電極47を含むアライメント層46及びシリコン層48を積層して構成されている。
LCOS素子17Aでは波長毎に異なる位置に光ビームが入射する。即ち入射領域に加わる光はWDM光を波長帯λi(i=1〜n)に応じてxy平面に展開した光である。ここで波長分散方向を図9に示すx軸方向とすると、夫々の波長に対してy軸方向に並んだ多数の画素が対応する。そのため、LCOS素子17Aのある波長の光λiが入射するy軸方向の多数の画素に周期的に異なった電圧を与えることによって、図9に示すようにステップ状の位相シフト関数で示され、全体としてのこぎり形状となる屈折率の変化を実現することができる。図11はこの位相シフト関数と光の入射位置との関係を示す図である。図11では複数の画素、ここでは6画素によって位相シフト量を段階的に変化させ、この変化を周期的に繰り返すことによってブレーズ型の回折格子と同等の機能を実現するようにしている。尚、図中では直線状ののこぎり波はブレーズ型回折格子の場合であり、ステップ状の波形は多数のレベル数を有するLCOS素子の場合を示している。このように屈折率の変化によりマルチレベル光フェーズドアレイが実現でき、回折現象により例えば図10Bに示すように反射方向を異ならせることができる。ここで位相シフト関数を適宜選択することによって入射光の屈折角度を夫々の波長毎に異なった方向に変化させることができるので、LCOS素子は特性可変型の回折格子として考えることができる。従って透明共通電極43と背面反射電極47との間に電圧を印加することによって各波長成分の回折角を独立に制御し、特定波長の入力光を所望の方向に反射させたり、他の波長成分の光を不要な光として回折させ、出射されない方向に光を反射させることができる。
またこの波長選択素子17の第2の例として、LCOS構造ではない反射型の2次元電極アレイを有する液晶素子17Bについて説明する。LCOS素子の場合には画素の背面に液晶ドライバが内蔵されているが、2次元電極アレイ液晶素子17Bは液晶変調用のドライバが素子の外部に装備されている。その他の構成はLCOS素子と同様であり、前述したマルチレベルの光フェーズドアレイを実現することができる。
波長選択素子17の第3の例として2次元のMEMS素子17Cについて説明する。多数のMEMSミラーが2次元に配置されたMEMS素子は、デジタルマイクロ素子(DMD)として実用化されている。MEMSミラーのy軸方向の1列の全画素はWDM信号のある波長に対応させるものとする。MEMSを用いた場合も1つの波長帯に対して複数のMEMS素子の画素を対応付けているので、1つの波長に対応する多数の画素に印加する電圧を制御する。そしてMEMS素子の各画素をそのz軸方向の位置は位相シフト関数で示されるように、全体として一定周期ののこぎり波形状とすることができる。これにより入射光の波長毎に異なった方向に反射させることができる。
次に第2の実施の形態の波長選択光スイッチ装置で用いる透過型の波長選択素子25について説明する。この波長選択素子25の第1の例としては透過型の2次元LCOS素子25Aを用いて構成することができる。透過型のLCOS素子25Aは図10A,10Bの背面反射電極47に代えて透明電極としたものである。この場合も各波長毎に異なる位置に光ビームが入射するので、その位置の画素を透過状態とすればその光信号を選択することができる。LCOS素子25Aは1つの波長に相当する位置にy軸方向に複数の画素が対応しているため、これらの複数画素について透明電極間に電圧を印加することによって屈折率の凹凸を形成し、回折現象を発現することができる。そして各波長の回折角を独立に制御し、特定波長の入力光を図8Aに示すように特定方向に回折させたり、他の波長成分の光を不要な光として出射されない方向に光を回折させることができる。
またこの波長選択素子25の第2の例として、LCOS構造ではない透過型の2次元電極アレイを有する液晶素子25Bを用いることができる。LCOS素子の場合には画素の背面に液晶ドライバが内蔵されているが、2次元電極アレイ液晶素子25Bは液晶変調用のドライバが素子の外部に装備されている。その他の構成はLCOS素子と同様である。
さてマルチレベル光フェーズドアレイの回折角度は次式(1)で示される。
sinθin+sinθdiff=m・λ/Λ ・・・(1)
ここで
q:マルチレベル数
m:回折次数
λ:波長
Λ:フェーズドアレイピッチ
θin:入射角度
θdiff:回折角度
とする。
次に波長選択素子の特性制御方法についてLCOS素子17Aを一例として説明する。まずLCOS素子17Aに印加する位相パターンを、図12(a)に示すように最大の位相シフト量を2πの一定周期ののこぎり波状とする。この場合は図12(b)に示すように反射光は角度θ1の光のみとなる。
次に図13(a)に示すように画素に電圧を印加しない場合には、LCOS素子17Aがミラー状態となって正反射する。このときの反射角をθ0とする。この場合には図12(a)と同一レベルの反射光が得られる。
更に図14(a)に示すように最大の位相シフト量をπとして図12(a)の場合と同一周期で変化するのこぎり波状の出力を与えると、出力は図14(b)に示すように角度θ1と角度θ0の反射光に分光され、夫々のレベルは図12(b),図13(b)の1/2となる。そして最大の位相シフト量を2πから連続的に低下させれば、分光比も図12(b)の状態から図14(b)の状態を通って図13(b)の状態に連続的に変化することとなる。
次に図15(a)に示すように、ある画素単位の周期ののこぎり波状の第1の位相パターンAで最大の位相シフト量を2πとすると、そのときの反射角は図15(b)に示すように角度をθaとなる。図16(a)に示すように異なった画素単位の周期ののこぎり波状の第2の位相パターンBで最大の位相シフト量を2πとすると、そのときの反射角度はθbとなる。又パターンA,パターンBの最大の位相シフト量を元の1/2、即ち図17(a),(b)に示すようにπとし、図17(c)に示すようにこれらを合成したパターンA+Bを生成してLCOS素子の各画素に与えた場合には、図17(d)に示すように夫々1/2のレベルの反射光が角度θa,θbの2方向に得られる。又パターンAの出力レベルとパターンBの合成の比を連続的に変化させれば、それに対応して角度θa,θbの反射光のレベルも変化することとなる。更に他のパターンを用いて最大位相シフト量の合計を2πとして同様に合成することによって、3方向又はそれ以上の相異なる方向に光を反射させることができる。本発明ではこの知見に基づいて波長選択素子をより精密に制御できるようにしたものである。尚以上は反射型のLCOS素子17Aについて説明しているが、他の波長選択素子についても同様である。又第2の実施の形態による透過型のLCOS素子25Aやその他の波長選択素子についても同様に成り立っている。
(高分解能波長設定)
次に本発明の第1,第2の実施の形態による波長選択光スイッチ装置の、画素単位以下の高分解能での波長制御の詳細について説明する。以下の説明では第1の実施の形態の波長選択光スイッチ装置において、波長選択素子17にLCOS素子17Aを用いた場合について説明する。図18において、波長選択素子駆動部により第1の領域R1は反射角度θaとなるようにLCOS素子17Aにy軸方向に沿ったのこぎり波状の第1のパターンAを与え、第2の領域R2には反射角度θbの方向に反射するように異なった周期の第2のパターンBを与えた状態を示している。第1,第2の領域R1,R2はx軸方向に連続して複数画素、y方向には全画素を有する領域である。又この中間の第3の領域R3はx軸方向の1画素分、y軸方向には全画素の狭い領域とする。領域R3にはパターンAとパターンBの位相シフト量を合成した第1の合成パターンとなるように電圧を印加する。この合成パターンは合成比率kを0〜1の任意の値とすると、以下のようにパターンA,Bを合成比率kで変化させたものである。
kA+(1−k)B
さて合成比率kを0とすると、パターンAが与えられた画素からの反射光を受光するファイバ14−Aについては、特性曲線は図18(b)に実線で示すものとなり、パターンBが与えられた画素からの反射光を受光するファイバ14−Bについては、特性曲線は図18(b)に実線で示すものとなる。合成比率kを0から連続的に上昇させることによって2つの特性曲線は破線で示すように徐々に右側にシフトし、光ファイバ14−Aについては特性曲線L1a,L2a・・・となり、光ファイバ14−Bについては特性曲線L1b,L2b・・・となる。合成係数kが1となれば図18(c)に示す特性曲線の状態に変化させることができる。こうすれば光ファイバ14−Aは受光する波長帯が徐々に広くなり、光ファイバ14−Bは受光する波長帯が徐々に狭くなるように反射光が受光される。このように合成比率kの値を連続的に変化させれば特性曲線も連続的に変化することとなり、パスバンドを狭くすることなく、1画素以下の高分解能で波長の制御を行うことが可能となる。
(減衰制御)
次に領域R1からの反射光の出力レベルのみを適宜減衰させ、領域R2からの反射光の出力は変化させずに波長帯のみを適宜前述したように変化させたい場合を考える。この場合も第1のパターンAに対応する反射光が受光できる光ファイバを14−A、第2のパターンBに対応する反射光が受光できる光ファイバを14−Bとする。このためにパターンA,Bの位相特性とは異なる周期ののこぎり波状で最大位相シフト量が2πの第3のパターンCを用いる。パターンCを用いると、光ファイバ14−A,14−Bが受光しない方向に光が反射する。この反射光は他の光ファイバで受光するものであってもよく、どの光ファイバでも受光できないものであってもよい。そして領域R1に第1のパターンA、第3のパターンCの位相特性を合成した第2の合成パターンを以下のように与える。
(1−k)A+kC
ここでkは合成比率とする。
領域R2についてはパターンBを与える。又その境界部分の領域R3については、他の合成係数をpとすると、次式のように第2の合成パターンと第2のパターンBとを合成した第3の合成パターンを与える。
p{(1−k)A+kC}+(1−p)B
このとき合成係数pを1に保っておき、合成係数kを0から1まで変化させることによって、図19(b)に示すように出力パターンを実線から破線L1a,L2a・・・のように変化させることができ、高分解能で出力レベルを減衰させることができる。このとき合成係数kが1となって光ファイバ14−Aの出力を0としても、領域R1の画素には第3のパターンCによって電圧を加えているため、図3で説明したような波長帯域の狭窄化が起こることはない。
この場合も合成係数pを1から徐々に低下させることによって、図18の場合と同様に波長を切り換える位置を1画素以下の高分解能で制御することができる。例えばk=0.5、p=0.5とすると、光ファイバ14−A,14−Bの出力は図19(c)に示すものとなる。ここでパターンCが与えられた画素からの反射光を別の光ファイバで受光する場合には、図19(b),(c)に示すように光ファイバ14−Aは受光されなかった残余の光をその光ファイバで受光することができる。
(出力平均化処理)
この場合もパターンAに対応する反射光が受光できる光ファイバを14−A、パターンBに対応する反射光が受光できる光ファイバを14−Bとする。図20においてLCOS素子17Aの領域を隣接する第1,第3,第2の領域R1,R3,R2とし、いずれもx軸方向に連続する複数画素、y方向には全画素を有する領域とする。そして中央の領域R3に第1のパターンA,第2のパターンBを合成した第4の合成パターン(A+B)/2を与える。ここで、(A+B)/2は、次式において、合成比率gが0.5の場合を意味する。
(1−g)A+gB
これによって領域R3からの反射光を光ファイバ14−A,14−Bに同時に1/2ずつの光強度で入射することができる。ここで領域R1についてはパターンA,領域R2についてはパターンBをそのまま加えると、図20(b)に破線で示すように、光ファイバ14−Aでは領域R1に加わる波長の反射光のレベルが領域R3からの反射光のレベルよりも高くなる。同様に図20(c)に示すように、光ファイバ14−Bでは領域R2からの反射光のレベルが高くなる。
従ってこれらのレベルをそろえるためには、いずれの方向にも出力が加わらない方向に光を反射させる第4の位相パターンDを用いる。パターンDはパターンA,Bの位相特性とは異なる周期ののこぎり波状で最大位相シフト量が2πのパターンである。
そして領域R1については第1,第4のパターンを合成した第5の合成パターン、
(A+D)/2
領域R2については第2,第4のパターンを合成した第6の合成パターン、
(B+D)/2
の出力を与える。こうすれば図20(b)に実線で示すように、光ファイバ14−Aには領域R1,R3に入射する光の夫々1/2のレベルの出力が得られる。同様に図20(c)に実線で示すように、光ファイバ14−Bには領域R3,R2に入射する光の夫々1/2のレベルの出力が得られ、各出力を一定にそろえることができる。
更にこのレベルからいずれの領域についても減衰させる場合には、領域R1については、第5の合成パターンと第4のパターンを合成した第7の合成パターン
{(1−k)・{(A+D)/2}+kD
を与える。
領域R3については、第4の合成パターンと第4のパターンを合成した第8の合成パターン
{(1−k)・{(A+B)/2}+kD
を与える。
領域R2については、第6の合成パターンと第4のパターンを合成した第9の合成パターン
{(1−k)・{(B+D)/2}+kD
を与える。kは0〜1までの合成係数である。こうすればパターンA,Bの光を受光する光ファイバの夫々の出力をkを0〜1に徐々に大きくすることによって同時に同一レベルで減衰させることが可能となる。
尚ここでは第4の合成パターンは2つのパターンA,Bの成分が等しくなるものとしているが、必ずしも等比とする必要はない。この場合、第5,第6の合成パターンは出力が同一となるように変更する必要がある。
以上詳細に説明したように本発明によれば、波長選択素子の反射特性や透過特性を種々変更することによって、多数チャンネルのWDM信号の夫々について任意の波長の光を選択することができる。又各波長について複数のビットを有する波長選択素子を用いれば、波長選択特性を自由に変化させることができる。これにより波長選択光スイッチ装置をWDM光のアドドロップ機能を有するノードの主要構成要素として用いることができる。
11,14−1〜14−m,21,29−1〜29−m 光ファイバ
12,13−1〜13−m,22,28〜28−m コリメートレンズ
16,18 レンズ
15,23 波長分散素子
17,25 波長選択素子
17A,25A LCOS素子
17B,25B 2D電極アレイ液晶素子
17C MEMS素子
27 波長合成素子
30 設定部
31 ドライバ

Claims (13)

  1. 多数の波長の光から成る信号光を入射し、選択された波長の光信号を出射する入出射部と、
    信号光をその波長に応じて空間的に分散させると共に、反射光を合波する波長分散素子と、
    前記波長分散素子によって分散された光を2次元平面上に集光する集光素子と、
    波長に応じて展開されたx軸方向と、これに垂直なy軸方向から成るxy平面に展開された入射光を受光する位置に配置され、xy平面に格子状に配列された多数の画素を有し、x軸上の各画素についてy軸方向に位相シフト量をのこぎり波状に周期的に変化させるマルチレベル光フェーズドアレイを用いた波長選択素子と、
    前記波長選択素子のxy方向に配列された各画素の電極を駆動し、x軸上の少なくとも1つの画素と共通するx座標を有するy軸上の全ての画素について、y軸に沿って2以上ののこぎり波の合成波を生成してその合成波によって位相シフト量を変化させ、その画素に加わる波長の光を複数の方向に反射する波長選択素子駆動部と、を具備する波長選択光スイッチ装置。
  2. 多数の波長の光から成る信号光を入射する入射部と、
    前記入射部より入射した信号光をその波長に応じて空間的に分散させる波長分散素子と、
    前記波長分散素子によって分散した光を2次元平面上に集光する第1の集光素子と、
    波長に応じて展開されたx軸方向と、これに垂直なy軸方向から成るxy平面に展開された入射光を受光する位置に配置され、xy平面に格子状に配列された多数の画素を有し、2次元の各画素の位相シフト特性をのこぎり波状に周期的に変化させるマルチレベル光フェーズドアレイを用いた波長選択素子と、
    前記波長選択素子のxy方向に配列された各画素の電極を駆動し、x軸上の少なくとも1つの画素と共通するx座標を有するy軸上の全ての画素について、y軸に沿って2以上ののこぎり波の合成波を生成してその合成波によって位相シフト量を変化させ、その画素に加わる波長の光を複数の方向に透過する波長選択素子駆動部と、
    前記波長選択素子を透過した各波長の光を集光する第2の集光素子と、
    前記第2の集光素子によって集光された分散光を入射位置毎に夫々合成する波長合成素子と、を具備する波長選択光スイッチ装置。
  3. 前記波長選択素子駆動部は、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を第1のパターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を第2のパターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第1,第2のパターンを合成した第1の合成パターンで制御するものである請求項1又は2記載の波長選択光スイッチ装置。
  4. 前記波長選択素子駆動部は、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を第1のパターン及び第3のパターンを合成した第2の合成パターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を第2のパターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第2の合成パターン及び第2のパターンを合成した第3の合成パターンで制御するものである請求項1又は2記載の波長選択光スイッチ装置。
  5. 前記波長選択素子駆動部は、
    第1,第2のパターンの合成パターンを第4の合成パターンとし、第1,第4のパターンを合成したパターンを第5の合成パターンとし、第2,第4のパターンを合成したパターンを第6の合成パターンとするとき、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を前記第5の合成パターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を前記第6の合成パターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の少なくとも1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第4の合成パターンで制御するものである請求項1又は2記載の波長選択光スイッチ装置。
  6. 前記波長選択素子駆動部は、
    第1,第2のパターンの合成パターンを第4の合成パターンとし、第1,第4のパターンを合成したパターンを第5の合成パターンとし、第2,第4のパターンを合成したパターンを第6の合成パターンとし、第5の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第7の合成パターンとし、第4の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第8の合成パターンとし、第6の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第9の合成パターンとするとき、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を前記第7の合成パターンで制御し、連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第2の領域の画素群を前記第9の合成パターンで制御し、前記第1,第2の領域の間の少なくとも1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第8の合成パターンで制御するものである請求項1又は2記載の波長選択光スイッチ装置。
  7. 前記波長選択素子は、2次元に配列された多数の画素を有するLCOS素子であり、
    前記波長選択素子駆動部は、波長選択特性に応じて各画素に印加する電圧を制御するものである請求項1又は2記載の波長選択光スイッチ装置。
  8. 前記波長選択素子は、2次元に配列された多数の画素を有する液晶素子であり、
    前記波長選択素子駆動部は、波長選択特性に応じて各画素に印加する電圧を制御するものである請求項1又は2記載の波長選択光スイッチ装置。
  9. 前記波長選択素子は、2次元に配列された多数の画素を有するMEMS素子であり、
    前記波長選択素子駆動部は、波長選択特性に応じて各画素に印加する電圧を制御するものである請求項1記載の波長選択光スイッチ装置。
  10. 請求項1又は2記載の波長選択光スイッチ装置の特性制御方法であって、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を第1のパターンで制御し、
    連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を第2のパターンで制御し、
    前記第1,第2の領域の間の1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第1,第2の位相パターンを合成した第1の合成パターンで制御する特性制御方法。
  11. 請求項1又は2記載の光可変フィルタ装置のフィルタ特性制御方法であって、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を第1のパターン及び第3のパターンを合成した第2の合成パターンで制御し、
    連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を第2のパターンで制御し、
    前記第1,第2の領域の間の1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第2の合成パターン及び第2のパターンを合成した第3の合成パターンで制御する特性制御方法。
  12. 請求項1又は2記載の光可変フィルタ装置におけるフィルタ特性制御方法であって、
    第1,第2のパターンの合成パターンを第4の合成パターンとし、第1,第4のパターンを合成したパターンを第5の合成パターンとし、第2,第4のパターンを合成したパターンを第6の合成パターンとするとき、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を前記第5の合成パターンで制御し、
    連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から減る第2の領域の画素群を前記第6の合成パターンで制御し、
    前記第1,第2の領域の間の少なくとも1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第4の合成パターンで制御するフィルタ特性制御方法。
  13. 請求項1又は2記載の光可変フィルタ装置のフィルタ特性制御方法であって、
    第1,第2のパターンの合成パターンを第4の合成パターンとし、第1,第4のパターンを合成したパターンを第5の合成パターンとし、第2,第4のパターンを合成したパターンを第6の合成パターンとし、第5の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第7の合成パターンとし、第4の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第8の合成パターンとし、第6の合成パターンと第4のパターンを合成したパターンを第9の合成パターンとするとき、
    前記波長選択素子の連続する複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第1の領域の画素群を第7の合成パターンで制御し、
    連続する他の複数のx軸座標と、そのx軸座標を含む全てのy座標の画素から成る第2の領域の画素群を第9の合成パターンで制御し、
    前記第1,第2の領域の間の少なくとも1つのx軸座標についての全てのy座標を含む第3の領域の画素群を前記第8の合成パターンで制御するフィルタ特性制御方法。
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