JP2015011225A - 光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置 - Google Patents

光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置 Download PDF

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浩二 堀川
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亮 河原
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Abstract

【課題】光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置を提供すること。【解決手段】複数の光ファイバが所定の方向に沿って配列した入出力光ファイバアレイと、その入力信号を分光方向に分光する波長分光器と、その光信号を、所定の角度に反射し、所望のファイバに結合する光偏向器と、その角度を制御する制御部を備えた制御装置と、を備え、入力信号を所望のファイバから出力する光信号選択装置の出力ポート切替工程を含む制御方法であって、該工程は、光信号の光偏向器における反射方向を、第1出力ポート方向から、ファイバアレイの配列した直線上から離間した中継位置方向へ切り替える第1切替工程と、中継位置、または、他の中継位置方向から、第2出力ポート方向へ切り替える第2切替工程とを含み、各工程が段階的な複数の工程からなる光信号選択装置の制御方法。【選択図】図1

Description

本発明は、光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置に関するものである。
波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)方式を適用した光ネットワークにおいては、より柔軟なネットワークを構成するために、光信号の経路を電気信号に変換せずに光信号のまま切り替えを行う、光信号選択装置の重要性が高まっている。上記のような光信号選択装置として、例えば反射型位相変調器を使用した装置が提案されている。反射型位相変調器としては、位相変調素子である反射型液晶素子を2次元状に配列した位相変調素子アレイ(例えばLCOS:Liquid Crystal on Silicon等)があり、光学特性や拡張性等の面から有力な方式として考えられている(特許文献1参照)。
特表2007−510957号公報
このような、入力された光信号を所望の入出力光ファイバアレイから出力する光信号選択装置において、出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際に、光信号の一部が切り替え前後の入出力光ファイバアレイ以外の入出力光ファイバアレイに入力され、クロストークが発生する場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、複数の光ファイバが所定のスイッチ方向に沿って配列した入出力光ファイバアレイと、前記入出力光ファイバアレイから入力された光信号を前記スイッチ方向と略垂直の方向に分光する波長分光器と、前記分光された光信号を、所定の角度に反射し、所望の入出力光ファイバアレイに結合する光偏向器と、前記光偏向器の前記光信号を反射する角度を制御する制御部を備えた制御装置と、を備え、前記入力された光信号を所望の入出力光ファイバアレイから出力する光信号選択装置において、前記出力する入出力光ファイバアレイを第1出力ポートから、第2出力ポートに切り替える出力ポート切替工程を含む光信号選択装置の制御方法であって、前記出力ポート切替工程は、前記光信号の前記光偏向器における反射方向を、前記第1出力ポートに対する方向から、前記入出力光ファイバアレイの配列した直線上から離間した中継位置に対する方向へ切り替える第1切替工程と、前記中継位置、または、他の中継位置に対する方向から、前記第2出力ポートに対する方向へ切り替える第2切替工程とを含み、前記第1切替工程と前記第2切替工程とがそれぞれ段階的な複数の工程からなることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記光偏向器は、前記スイッチ方向と前記分光方向とに2次元状に配列された位相変調素子を有する位相変調素子アレイであって、前記位相変調素子に周期的な位相変調を印加して、前記位相変調素子アレイに位相変調のパターンを形成し、前記パターンは前記位相変調素子アレイに入力された前記光信号を所望の入出力光ファイバアレイに結合するように回折することを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記第1切替工程は、前記パターンを、前記光信号を前記第1出力ポートに出力する第1パターンから、前記光信号を前記中継位置に出力する中継パターンへ切り替える第1パターン切替工程であって、前記第2切替工程は、前記パターンを、前記中継パターン、または、前記光信号を前記他の中継位置に出力する他の中継パターンから、前記光信号を前記第2出力ポートに出力する第2パターンへ切り替える第2パターン切替工程であることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記スイッチ方向に沿った1列ずつ経時的に切替前のパターンから切替後のパターンに切り替える工程であることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記光信号を前記第1出力ポートから前記中継位置へ段階的に変位させる、または、前記光信号を前記中継位置、または、前記他の中継位置から前記第2出力ポートへ段階的に変位させるようにパターンを切り替える工程であることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内にn個の位相変調素子があるとき、1工程当たりの各位相変調素子における位相変調の変化量が2π/(n−1)以下である複数の工程からなることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列を、切替前のパターンと切替後のパターンとの位相変調の変化量が大きい前記列から経時的に位相変調を開始することを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列に対して、同時に位相変調の切り替えを開始し、前記列ごとに所定の位相になった順に位相変調の切り替えを終了することを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置の制御方法は、上記発明において、前記制御装置は、制御に用いるパラメータを格納する記憶部を備え、前記制御部は前記記憶部から前記パラメータを読み出し、前記光偏向器を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、複数の光ファイバが所定のスイッチ方向に沿って配列した入出力光ファイバアレイと、前記入出力光ファイバアレイから入力された光信号を前記スイッチ方向と略垂直の方向に分光する波長分光器と、前記分光された光信号を、所定の角度に反射し、所望の入出力光ファイバアレイに結合する光偏向器と、前記光偏向器の前記光信号を反射する角度を制御する制御部を備えた制御装置と、を備え、前記入力された光信号を所望の入出力光ファイバアレイから出力する光信号選択装置であって、前記制御装置は、前記出力する入出力光ファイバアレイを第1出力ポートから、第2出力ポートに切り替える際に、前記光偏向器を、前記光信号の前記光偏向器における反射方向を、前記第1出力ポートに対する方向から、前記入出力光ファイバアレイの配列した直線上から離間した中継位置に対する方向へ切り替えるよう第1切替工程と、前記光偏向器を、前記中継位置、または、他の中継位置に対する方向から、前記第2出力ポートに対する方向へ切り替える第2切替工程とを含む制御を行い、前記第1切替工程と前記第2切替工程とはそれぞれ段階的な複数の工程からなることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記光偏向器は、前記スイッチ方向と前記分光方向とに2次元状に配列された位相変調素子を有する位相変調素子アレイであって、前記位相変調素子アレイは、前記位相変調素子に周期的な位相変調を印加して、前記位相変調素子アレイに位相変調のパターンを形成し、前記パターンは前記位相変調素子アレイに入力された前記光信号を所望の入出力光ファイバアレイに結合するように回折することを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記第1切替工程は、前記パターンを、前記光信号を前記第1出力ポートに出力する第1パターンから、前記光信号を前記中継位置に出力する中継パターンへ切り替える第1パターン切替工程であって、前記第2切替工程は、前記パターンを、前記中継パターン、または、前記光信号を前記他の中継位置に出力する他の中継パターンから、前記光信号を前記第2出力ポートに出力する第2パターンへ切り替える第2パターン切替工程であることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記スイッチ方向に沿った1列ずつ経時的に切替前のパターンから切替後のパターンに切り替える工程であることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記光信号を前記第1出力ポートから前記中継位置へ段階的に変位させる、または、前記光信号を前記中継位置、または、前記他の中継位置から前記第2出力ポートへ段階的に変位させるようにパターンを切り替える工程であることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内にn個の位相変調素子があるとき、1工程当たりの各位相変調素子における位相変調の変化量が2π/(n−1)以下である複数の工程からなることを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列を、切替前のパターンと切替後のパターンとの位相変調の変化量が大きい前記列から経時的に位相変調を開始することを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列に対して、同時に位相変調の切り替えを開始し、前記列ごとに所定の位相になった順に位相変調の切り替えを終了することを特徴とする。
また、本発明に係る光信号選択装置は、上記発明において、前記制御装置は、制御に用いるパラメータを格納する記憶部を備え、前記制御部は前記記憶部から前記パラメータを読み出し、前記光偏向器を制御することを特徴とする。
本発明によれば、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る制御方法を適用する光信号選択装置の模式的な構成図である。 図2は、位相変調素子アレイに光信号が入射されている状態を示す図である。 図3は、光信号の経路の切り替えを行う場合の位相変調素子アレイの位相のパターンを説明する図である。 図4は、図3を位相軸方向から見た図である。 図5は、図3をX軸(分光軸)方向から見た図である。 図6は、光信号の出力先の切り替え方法を説明する図である。 図7は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法の一例を説明する図である。 図8は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法における中継位置の位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。 図9は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法における中継位置の位相変調素子アレイの位相のパターンを説明する図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。 図11は、図10における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。 図12は、変形例1に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。 図13は、図12における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。 図14は、変形例2に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。 図15は、図14における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。 図16は、変形例3に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。 図17は、図16における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。 図18は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法の一例を説明する図である。 図19は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法の一例を説明する図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る制御方法を適用する光信号選択装置の模式的な構成図である。この光信号選択装置100は、入出力光ファイバアレイ10と、波長分光器20と、集光レンズ30と、位相変調素子アレイ40と、制御装置50とを備えている。ここで、説明のために、位相変調素子アレイ40の素子面に平行にXY座標軸を規定する。なお、X軸は適宜分光軸またはX軸(分光軸)と記載し、Y軸はスイッチ軸または適宜Y軸(スイッチ軸)と記載する。
入出力光ファイバアレイ10は、Y軸方向に沿って複数本の光ファイバ11〜11がアレイ状に配列して構成されている。mは、たとえば3以上の整数であってよく、1つの光入力ポートと、2以上の光出力ポートであってよい。光ファイバ11〜11のそれぞれの先端にはコリメータレンズ付のフェルール12〜12が取り付けられている。光ファイバ11は光入力ポートとして機能し、光ファイバ11〜11は光出力ポートとして機能する。
波長分光器20は、たとえば回折格子を用いて構成されている。波長分光器20は、入出力光ファイバアレイ10から入力された光信号をX軸方向に沿って分光するように配置されている。
集光レンズ30は、波長分光器20が分光した光を位相変調素子アレイ40に集光するように配置されている。
位相変調素子アレイ40は、電圧を印加することによって屈折率を変化させることができる単位位相変調素子(ピクセル)がXY平面に2次元状に配列して構成されている。位相変調素子アレイ40は、たとえば位相変調素子として液晶素子を用いた反射型のLCOSを用いて構成することができる。
制御装置50は、制御部51を備える。制御部51は、位相変調素子アレイ40に接続しており、位相変調素子アレイ40を構成する各位相変調素子に所望の電圧を印加するように構成されている。さらに、制御装置50は、制御に用いるパラメータを格納する記憶部52を備えていてもよい。これにより、制御部51は、記憶部52から制御の最適な方法を読み出して機能することができる。
つぎに、光信号選択装置100の動作について説明する。はじめに、入出力光ファイバアレイ10の光ファイバ11が外部から光信号S、S、Sを入力させる。ここで、nは3以上m未満の整数とする。光信号S、S、Sは互いに異なる波長を有し、WDM光信号の異なるチャネルに割り当てられている。光信号S、S、Sの波長は光通信に使用される波長であり、たとえば1520nm〜1620nmの範囲である。光信号S、S、Sはフェルール12のコリメータレンズによって平行光とされる。
光信号S、S、Sは太い実線で示す光路に沿って伝搬し、波長分光器20に入射する。波長分光器20は光信号S、S、Sをそれぞれの波長に応じた異なる回折角で回折して、3つの光信号を分光する。
集光レンズ30は破線で示す光路に沿って伝搬する光信号Sを位相変調素子アレイ40に集光する。位相変調素子アレイ40は集光され入射された光信号Sを所定の角度で回折する。この回折角度は制御装置50によって制御される。
回折された光信号Sは集光レンズ30によって平行光とされ、波長分光器20によってフェルール12を介して所望の光ファイバ11に入力される。これによって、光信号Sの光ファイバ11から光ファイバ11への経路の切り替えが実現される。
同様に、集光レンズ30はそれぞれ点線、一点鎖線で示す光路に沿って伝搬する光信号S、Sを位相変調素子アレイ40に集光する。位相変調素子アレイ40は集光され入射された光信号S、Sを所定の角度で回折する。光信号S、Sの回折角度は互いに異なり、かつ光信号Sの回折角度とも異なる。回折された光信号S、Sは集光レンズ30によって平行光とされ、波長分光器20によってそれぞれフェルール12、12を介して所望の光ファイバ11、11に入力される。これによって、光信号S、Sの光ファイバ11から光ファイバ11、11への経路の切り替えが実現される。
つぎに、位相変調素子アレイ40による光信号S、S、Sの回折について具体的に説明する。図2は、位相変調素子アレイ40に光信号S、S、Sが入射されている状態を示す図である。図2に示すように、各光信号S、S、SはX軸(分光軸)に沿って位相変調素子アレイ40の異なる領域に入射する。また、各光信号S、S、Sは複数の位相変調素子上にビームが広がって入射する。
図3は、光信号S、S、Sの経路の切り替えを行う場合の位相変調素子アレイ40の位相のパターンを説明する図である。図3に示すように、位相変調素子アレイ40のうち、光信号S、S、Sが入射する各領域A、A、Aには、Y軸(スイッチ軸)に沿った傾きがそれぞれ異なる線形の周期的な位相変調を印加し、位相変調素子アレイ40に位相変調のパターンを形成してある。
図4は、図3を位相軸方向から見た図である。図4では、Y軸(スイッチ軸)に沿って位相が階段状に変化しているが、これはピクセルにより位相変調が離散化されるためであり、図3および後述する図5の線形の位相変調は階段状の位相変調を線形近似したものである。このように、線形の位相変調を印加するとは、線形近似できる階段状の周期的な位相変調を印加する場合も含む。
図5は、図3をX軸方向から見た図であり、位相変調素子アレイ40に印加した線形の位相変調と、位相変調素子アレイ40の素子面に対する光信号の入射角および出射角(回折角)との関係を示している。所望の回折角度θYoutを得るための条件は下記の式(1)で表すことができる。
Figure 2015011225
式(1)において、Δφは必要な位相変調の傾き、距離dは位相変調の周期、λは光信号の波長、角度θYinは光信号の入射角を意味する。なお光信号の波長がスペクトル的に広がりを有する場合は、λは、たとえば光信号の波長帯域の中心波長とすればよい。図5で位相の変化が0から2πまでであり、位相の変化が鋸状になっている理由は、位相は0から2πまでの周期関数であるため、2π以上の位相とする場合は0から2πの範囲で折り返すように位相を設定しても同等の位相特性となるからである。
したがって、光信号S、S、Sの経路の切り替えを行う場合には、制御装置50は、光信号S、S、Sの波長、入射角、所望の回折角度に応じた、各光信号S、S、Sに対する位相変調の傾きΔφが得られるように、位相変調素子アレイ40の各領域A、A、Aの位相変調素子の位相を制御する。このように、位相変調素子アレイ40の位相変調素子に周期的な位相変調を印加して、位相変調素子アレイ40に位相変調のパターンを形成し、このパターンを適切に形成することによって位相変調素子アレイ40に入力された光信号を所望の入出力光ファイバアレイに結合するように回折することができる。
ここで、この光信号選択装置100において、出力ポート切替工程として、位相変調素子アレイ40の位相のパターンを変化させることによって、例えば、光信号Sを出力する入出力光ファイバアレイを第1出力ポートである光ファイバ11から、第2出力ポートである光ファイバ11に切り替える動作について説明する。
まず、図6は、光信号の出力先の切り替え方法を説明する図である。図6は、位相変調素子アレイ40を波長分光器20側から見た図である。図6に示すように、出力ポートを光ファイバ11から光ファイバ11へ切り替えることとは、つまり、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を、フェルール12の中心である位置P0mから、フェルール12の中心である位置P0lへと変位させることである。このように、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を変えるには、式(1)のΔφを適切な値とするため、位相変調素子アレイ40のパターンを適切に変化させればよい。
このように光ファイバ11から光ファイバ11へ出力ポートを切り替える際に、図6に示す経路Rのように、光信号Sがフェルール12の中心である位置P0kを通過すると、光信号Sの一部が光ファイバ11から出力されることとなり、クロストークが発生してしまうこととなる。なお、入出力光ファイバアレイ10が、1つの光入力ポートと、2の光出力ポートからなる場合、光入力ポートが2つの光出力ポートの間に配置されているとこのようなクロストークが発生してしまうこととなる。
次に、図7は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法の一例を説明する図である。図7に示すように、本実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法における出力ポート切替工程は、経路Rに沿って光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を変位させる。経路Rは、第1出力ポートである光ファイバ11に対する方向の位置P0mから、中継位置である位置P1mおよび位置P1lを経由して、第2出力ポートである光ファイバ11に対する方向の位置P0lへと変位させる経路である。
ここで、中継位置である位置P1mおよび位置P1lは、入出力光ファイバアレイ10の配列した直線上から離間した位置である。このような中継位置を経由する経路とすることによって、出力ポート切替工程において、光信号Sが光ファイバ11などの切り替え前後の出力ポート以外のポートを通過することがない。ただし、2次元状に配列された位相変調素子を有する位相変調素子アレイ40においては、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を切り替える際に、偶発的にクロストークが発生することがある。光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を切り替えることとは、上述のように位相変調素子アレイ40のパターンを変化させることである。これは、例えば反射型液晶素子である位相変調素子アレイ40の各位相変調素子に印加する電圧を変化させることによる。これにより各位相変調素子の位相変調量は、切替前の位相変調量から切替後の位相変調量へと、連続的に変化する。このとき、切り替え中には、意図しないパターンが生じることとなる。この意図しないパターンによって、光信号Sが意図しない方向に反射されると、偶発的にクロストークが発生する場合がある。特に、位相変調素子アレイ40として液晶素子を用いた反射型のLCOSを用いている場合、印加電圧に対する液晶素子の応答は数100msecと時定数が大きく、位相変化量が大きいと切り替え中の意図しないパターンになる時間が長くなる。これによって、偶発的なクロストークがより発生しやすくなる。そこで、本実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法においては、位相変調素子アレイ40のパターンの切り替えを段階的に行い、クロストークの発生を抑制している。
次に、本実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法の出力ポート切替工程における具体的な位相変調素子アレイ40の制御方法について説明する。まず、図8は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法における中継位置の位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。図8のように、X軸方向においても位相変調素子アレイ40に線形の周期的な位相変調を印加すると、図5のY軸方向と同様に、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を制御することができる。これにより、光信号Sは、位相変調素子アレイ40に角度θXinで入射し、位相変調素子アレイ40から角度θXoutの方向に回折される。所望の回折角度θXoutを得るための条件は、式(1)と同様に下記の式(2)で表すことができる。
Figure 2015011225
式(2)において、Δφは必要な位相変調の傾き、距離dは位相変調の周期である。図9は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法における中継位置の位相変調素子アレイの位相のパターンを説明する図である。図9(a)は、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を、光ファイバ11に対する方向である位置P0mとするための位相変調素子アレイ40の第1パターンである。図9(b)は、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を、中継位置に対する方向である位置P1mとするための位相変調素子アレイ40の中継パターンである。すなわち、位相変調素子アレイ40において、図9(a)に示す図5に示したY軸方向の線形の周期的な位相変調を有する第1パターンに、さらに図8に示したX軸方向の線形の周期的な位相変調を加えるには、図9(b)に示すような中継パターンとすればよい。このように図9(a)の第1パターンを図9(b)の中継パターンに変化させることで、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を、位置P0mから位置P1mへと切り替えることができる。このように、本実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法の出力ポート切替工程において、第1切替工程は、図9(a)の第1パターンを図9(b)の中継パターンへ切り替える第1パターン切替工程であってよい。その後、Y軸方向の位相変調の傾きを変化させ、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を、位置P1mから位置P1lへと切り替える。さらに、第2切替工程として位相変調素子アレイ40を中継パターンから第2パターンとし、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を、位置P1lから位置P0lへと切り替える第2パターン切替工程を行う。これによって、図7のように、光信号Sが切り替え前後の光ファイバ11および光ファイバ11以外のポートを通過することなく、出力ポートを切り替えることができる。
ここで、図9(a)の第1パターンを図9(b)の中継パターンに切り替える際に、制御装置から位相変調素子アレイ40に印加する電圧を変化させると、各位相変調素子の光信号に対する位相変調の大きさが変化する。このとき、例えば反射型液晶素子である位相変調素子は、切替前の位相変調量から切替後の位相変調量へと、連続的にその位相変調量を変化させる。したがって、図9(a)の第1パターンを図9(b)の中継パターンに切り替える間の、ある一瞬の位相変調素子アレイ40のパターンは、図9(a)の第1パターンと図9(b)の中継パターンとの間の、意図しないパターンである。この意図しないパターンは、光信号Sを意図しない方向に反射する場合がある。この光信号Sの意図しない方向への反射によって、光信号Sの一部が光ファイバ11等の所望の出力ポート以外に入射されると、クロストークが発生してしまうこととなる。
このようなパターンを切り替える際の位相変調素子アレイ40の意図しないパターンによるクロストークの発生は、パターンの切り替えを段階的に行うことによって抑制することができる。たとえば、パターンの切り替えを段階的に行うことにより、パターンの切り替えごとの全体的な位相変化量を小さくすることができ、意図しないパターンとなる時間を短くしてクロストークを抑制することができる。このような効果は、位相変調素子アレイ40として、印加電圧に対する応答の遅い液晶素子等を用いた場合により顕著となる。すなわち、本実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法の出力ポート切替工程における第1切替工程と第2切替工程とを段階的に行うことで、このようなクロストークの発生を抑制することができる。
図10は、本発明の実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。図10に示すように、本実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法の出力ポート切替工程における第1パターン切替工程は、位相変調素子アレイ40において、周期的な位相変調のX軸方向(分光方向)における1周期内において、Y軸方向(スイッチ方向)に沿った1列ずつ経時的に切替前の第1パターンから切替後の中継パターンに切り替える工程である。
図10のように、X軸方向の1周期が4列の位相変調素子からなるとする。はじめに、図10(a)に示すように、時間t=0において、X軸方向の位相変調成分はない。まず、図10(b)に示すように、時間t=0〜tにおいて、左から2番目の列の位相変調素子の位相変調が切り替えられる。次に、図10(c)に示すように、時間t=t〜tにおいて、左から3番目の列の位相変調素子の位相変調が切り替えられる。そして、図10(d)に示すように、時間t=t〜tにおいて、左から4番目の列の位相変調素子の位相変調が切り替えられる。
図11は、図10における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。図10の段階的な位相変調を図5のように線形に近似すると、図11となる。このように、位相変調素子アレイ40のパターンを、Y軸方向に沿った1列ずつ変化させることで、第1切替工程を段階的な工程とすることができる。このとき、図9のように位相変調素子アレイ40のパターンを第1パターンから中継パターンへ1工程で変化させる場合よりも、意図しないパターンが発生しにくい。つまり、パターンの切り替えを段階的に行うことにより、パターンの切り替えごとの全体的な位相変化量を小さくし、意図しないパターンとなる時間を短くしてクロストークの発生を抑制している。したがって、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向が意図しない方向となり、クロストークが発生することを抑制することができる。したがって、本実施の形態に係る光信号選択装置の制御方法は、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法である。
さらに、本実施の形態に係る光信号選択装置100は、制御装置50における記憶部52が、段階的に位相変調素子アレイ40のパターンを変調させるためのパラメータを格納し、制御部51がそのパラメータを読み出し、位相変調素子アレイ40を制御することによってクロストークの発生を抑制している。したがって、本実施の形態に係る光信号選択装置100は、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置である。
なお、第2切替工程も第1切替工程と同様に、中継パターンから第2パターンへと、位相変調素子アレイ40のパターンをY軸方向に沿った1列ずつ変化させることで、クロストークの発生を抑制することができる。また、図7における位置P1mから位置P1lへの切り替えは、入出力光ファイバアレイ10の配列した直線上から十分に離間した位置における変位であるから、意図しないパターンが生じることによって、クロストークを発生させる恐れが極めて低い。そのため、位置P1mから位置P1lへの切り替えは、位相変調素子アレイ40のパターンを1工程で切り替えることで、切り替えの時間を短縮することができる。
(変形例1)
次に、本発明の変形例1に係る光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置について説明する。図12は、変形例1に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。図12に示すとおり、本変形例1に係る光信号選択装置の制御方法は、第1パターン切替工程は、光信号Sを第1出力ポートに対する方向である位置P0mから中継位置に対する方向である位置P1mへ段階的に変位させる工程である。
図12のように、X軸方向の1周期が4列の位相変調素子からなるとする。はじめに、図12(a)に示すように、時間t=0において、X軸方向の位相変調成分はない。まず、図12(b)に示すように、時間t=0〜tにおいて、最大値が2π/3となるように線形の周期的な位相変調を印加する。次に、図12(c)に示すように、時間t=t〜tにおいて、最大値が4π/3となるように線形の周期的な位相変調を印加する。そして、図12(d)に示すように、時間t=t〜tにおいて、最大値が2πとなるように線形の周期的な位相変調を印加する。これは、すなわち、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向を、位置P0mから位置P1mへ段階的に変位させることに相当する。
図13は、図12における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。図12の段階的な位相変調を図5のように線形に近似すると、図13となる。このように、X軸方向の線形の周期的な位相変調の傾きを段階的に変化させる、つまりX軸方向の変位を段階的に変位させることで、第1切替工程を段階的な工程とすることができる。このとき、図9のように位相変調素子アレイ40のパターンを第1パターンから中継パターンへ1工程で変化させる場合よりも、意図しないパターンが発生しにくい。つまり、パターンの切り替えを段階的に行うことにより、パターンの切り替えごとの全体的な位相変化量を小さくし、意図しないパターンとなる時間を短くしてクロストークの発生を抑制している。したがって、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向が意図しない方向となり、クロストークが発生することを抑制することができる。したがって、本変形例1に係る光信号選択装置の制御方法は、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法である。
なお、本変形例1において、図12に示すような各工程で印加する線形の周期的な位相変調の最大値を任意に設定することができる。そのため、1工程当たりの位相変調の変化量を小さくし、より光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法を実現することができる。
(変形例2)
次に、本発明の変形例2に係る光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置について説明する。図14は、変形例2に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。図14に示すとおり、本変形例2に係る光信号選択装置の制御方法は、第1パターン切替工程は、位相変調素子アレイ40において、周期的な位相変調のX軸方向(分光方向)における1周期内にn個の位相変調素子があるとき、1工程当たりの各位相変調素子における位相変調の変化量が2π/(n−1)以下である複数の工程からなる。さらに、第1パターン切替工程は、位相変調素子アレイ40において、周期的な位相変調のX軸方向(分光方向)における1周期内において、位相変調素子のY軸方向(スイッチ方向)に沿った各列を、切替前の第1パターンと切替後の中継パターンとの位相変調の変化量が大きい列から経時的に位相変調を開始する。
図14のように、X軸方向の1周期が4列の位相変調素子からなるとする。このとき、X軸方向の1周期のうち、右側の列ほど第1パターンと中継パターンとの位相変調の変化量が大きい。はじめに、図14(a)に示すように、時間t=0において、X軸方向の位相変調成分はない。まず、図14(b)に示すように、時間t=0〜tにおいて、第1パターンと中継パターンとの位相変調の変化量が最も大きい左から4番目の列に2π/3の位相変調を印加する。次に、図14(c)に示すように、時間t=t〜tにおいて、左から4番目の列にさらに2π/3の位相変調を印加し、第1パターンと中継パターンとの位相変調の変化量が2番目に大きい左から3番目の列に2π/3の位相変調を印加する。そして、時間t=t〜tにおいて、図14(d)に示すように、左から3、4番目の列にさらに2π/3の位相変調を印加し、第1パターンと中継パターンとの位相変調の変化量が3番目に大きい左から2番目の列に2π/3の位相変調を印加する。このように、各位相変調素子の列において、1工程当たりの位相変調の変化量が2π/(n−1)以下であり、1工程当たりの位相変調の変化量を小さくできることによって、よりクロストークを抑制する効果が顕著となる。
図15は、図14における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。図14の段階的な位相変調を図5のように線形に近似すると、図15となる。このように、X軸方向において、位相変調の大きい列から順に位相変調を開始し、各工程当たりの変化量を2π/(n−1)以下とすることで、第1切替工程を段階的な工程とすることができ、かつ、各工程における各位相変調素子の位相変調の変化量を小さくすることができる。これによって、意図しないパターンが発生し、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向が意図しない方向となり、クロストークが発生することを抑制する効果がより顕著となる。したがって、本変形例2に係る光信号選択装置の制御方法は、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法である。
(変形例3)
次に、本発明の変形例3に係る光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置について説明する。図16は、変形例3に係る光信号選択装置の制御方法を説明する図である。図16に示すとおり、本変形例3に係る光信号選択装置の制御方法は、第1パターン切替工程は、位相変調素子アレイ40において、周期的な位相変調のX軸方向(分光方向)における1周期内にn個の位相変調素子があるとき、1工程当たりの各位相変調素子における位相変調の変化量が2π/(n−1)以下である複数の工程からなる。さらに、第1パターン切替工程は、位相変調素子アレイ40において、周期的な位相変調のX軸方向(分光方向)における1周期内において、位相変調素子のY軸方向(スイッチ方向)に沿った各列に対して、同時に位相変調の切り替えを開始し、各列ごとに所定の位相になった順に位相変調の切り替えを終了する。
図16のように、X軸方向の1周期が4列の位相変調素子からなるとする。はじめに、図16(a)に示すように、時間t=0において、X軸方向の位相変調成分はない。まず、図16(b)に示すように、時間t=0〜tにおいて、一番左の列は切替後の中継パターンにおいても位相変調がゼロであるから位相変調を変化させない。それ以外の左から2〜4番目の列に2π/3の位相変調を印加する。次に、図16(c)に示すように、時間t=t〜tにおいて、左から2番目の列は切替後の中継パターンと同一の位相変調となったので、位相変調を変化させない。一方で、左から3、4番目の列は切替後の中継パターンと同一の位相変調となっていないので、さらに、2π/3の位相変調を印加する。そして、図16(d)に示すように、時間t=t〜tにおいて、左から3番目の列は切替後の中継パターンと同一の位相変調となったので、位相変調を変化させない。一方で、4番目の列は切替後の中継パターンと同一の位相変調となっていないので、さらに、2π/3の位相変調を印加する。このように、各位相変調素子の列において、1工程当たりの位相変調の変化量が2π/(n−1)以下であり、1工程の当たりの変化量を小さくできることによって、よりクロストークを抑制する効果が顕著となる。
図17は、図16における位相変調素子アレイの位相のパターンをX軸(分光軸)方向から見た図である。図16の段階的な位相変調を図5のように線形に近似すると、図17となる。このように、位相変調を一斉に開始し、所望の位相となった列から位相変調を終了させ、各工程当たりの変化量を2π/(n−1)以下とすることで、第1切替工程を段階的な工程とすることができ、かつ、各工程における各位相変調素子の位相変調の変化量を小さくすることができる。これによって、意図しないパターンが発生し、光信号Sの位相変調素子アレイ40における反射方向が意図しない方向となり、クロストークが増大することを抑制する効果がより顕著となる。したがって、本変形例3に係る光信号選択装置の制御方法は、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法である。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法および光信号選択装置を提供することができる。
なお、本実施の形態において、第1切替工程について説明を行い、第2切替工程の説明を省略したが、第2切替工程は第1切替工程の反対の手順によって、段階的な複数の工程とすることができる。また、第1切替工程と第2切替工程とが実施の形態と変形例1〜3との異なる工程の組み合わせであってもよい。
また、本実施の形態において、図7のように、第1切替工程と第2切替工程とをX軸方向のみの変位としたが、本発明はこれに限られない。図18、19は、クロストークの発生を抑制した光信号の出力先の切り替え方法の一例を説明する図である。図18に示すように、経路Rは、中継位置である位置P’がY軸方向の変位を有していてもよい。また、図19に示すように、経路Rは、X軸方向への変位とY軸方向への変位が交互に行われてもよい。この場合も各位置への変化を段階的に行うことにより、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法を実現することができる。
また、上記実施の形態において、初期状態のX軸方向における位相変調成分がゼロの場合について説明したが、本発明はこれに限られない。すなわち、初期状態でX軸方向に所定の位相変調が印加されている場合であっても、上記実施の形態のように、位相変調素子アレイの位相のパターンを段階的に切り替えることによって、クロストークの発生を抑制することができる。たとえば、初期状態でX軸方向に所定の位相変調が印加されている場合、上記実施の形態のように、位相変調素子アレイの位相のパターンを段階的に切り替え、X軸方向の位相変調をゼロとし、Y軸方向に位相変調を印加し、再度X軸方向に段階的に所定の位相変調を印加する。これによって、初期状態でX軸方向に所定の位相変調が印加されている場合であっても、光信号を出力する入出力光ファイバアレイを切り替える際のクロストークの発生を抑制した光信号選択装置の制御方法を実現することができる。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
10 入出力光ファイバアレイ
11〜11 光ファイバ
12〜12 フェルール
20 波長分光器
30 集光レンズ
40 位相変調素子アレイ
50 制御装置
51 制御部
52 記憶部
100 光信号選択装置
、A、A 領域
、d 距離
0l、P0k、P0m、P1l、P1m、P’ 位置
、R、R、R 経路
、S、S 光信号
t、t、t、t 時間
θXin、θXout、θYin、θYout 角度

Claims (18)

  1. 複数の光ファイバが所定のスイッチ方向に沿って配列した入出力光ファイバアレイと、
    前記入出力光ファイバアレイから入力された光信号を前記スイッチ方向と略垂直の方向に分光する波長分光器と、
    前記分光された光信号を、所定の角度に反射し、所望の入出力光ファイバアレイに結合する光偏向器と、
    前記光偏向器の前記光信号を反射する角度を制御する制御部を備えた制御装置と、
    を備え、前記入力された光信号を所望の入出力光ファイバアレイから出力する光信号選択装置において、前記出力する入出力光ファイバアレイを第1出力ポートから、第2出力ポートに切り替える出力ポート切替工程を含む光信号選択装置の制御方法であって、
    前記出力ポート切替工程は、前記光信号の前記光偏向器における反射方向を、前記第1出力ポートに対する方向から、前記入出力光ファイバアレイの配列した直線上から離間した中継位置に対する方向へ切り替える第1切替工程と、前記中継位置、または、他の中継位置に対する方向から、前記第2出力ポートに対する方向へ切り替える第2切替工程とを含み、前記第1切替工程と前記第2切替工程とがそれぞれ段階的な複数の工程からなることを特徴とする光信号選択装置の制御方法。
  2. 前記光偏向器は、前記スイッチ方向と前記分光方向とに2次元状に配列された位相変調素子を有する位相変調素子アレイであって、
    前記位相変調素子に周期的な位相変調を印加して、前記位相変調素子アレイに位相変調のパターンを形成し、前記パターンは前記位相変調素子アレイに入力された前記光信号を所望の入出力光ファイバアレイに結合するように回折することを特徴とする請求項1に記載の光信号選択装置の制御方法。
  3. 前記第1切替工程は、前記パターンを、前記光信号を前記第1出力ポートに出力する第1パターンから、前記光信号を前記中継位置に出力する中継パターンへ切り替える第1パターン切替工程であって、
    前記第2切替工程は、前記パターンを、前記中継パターン、または、前記光信号を前記他の中継位置に出力する他の中継パターンから、前記光信号を前記第2出力ポートに出力する第2パターンへ切り替える第2パターン切替工程であることを特徴とする請求項2に記載の光信号選択装置の制御方法。
  4. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記スイッチ方向に沿った1列ずつ経時的に切替前のパターンから切替後のパターンに切り替える工程であることを特徴とする請求項3に記載の光信号選択装置の制御方法。
  5. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記光信号を前記第1出力ポートから前記中継位置へ段階的に変位させる、または、前記光信号を前記中継位置、または、前記他の中継位置から前記第2出力ポートへ段階的に変位させるようにパターンを切り替える工程であることを特徴とする請求項3に記載の光信号選択装置の制御方法。
  6. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内にn個の位相変調素子があるとき、1工程当たりの各位相変調素子における位相変調の変化量が2π/(n−1)以下である複数の工程からなることを特徴とする請求項3に記載の光信号選択装置の制御方法。
  7. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列を、切替前のパターンと切替後のパターンとの位相変調の変化量が大きい前記列から経時的に位相変調を開始することを特徴とする請求項6に記載の光信号選択装置の制御方法。
  8. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列に対して、同時に位相変調の切り替えを開始し、前記列ごとに所定の位相になった順に位相変調の切り替えを終了することを特徴とする請求項6に記載の光信号選択装置の制御方法。
  9. 前記制御装置は、制御に用いるパラメータを格納する記憶部を備え、前記制御部は前記記憶部から前記パラメータを読み出し、前記光偏向器を制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の光信号選択装置の制御方法。
  10. 複数の光ファイバが所定のスイッチ方向に沿って配列した入出力光ファイバアレイと、
    前記入出力光ファイバアレイから入力された光信号を前記スイッチ方向と略垂直の方向に分光する波長分光器と、
    前記分光された光信号を、所定の角度に反射し、所望の入出力光ファイバアレイに結合する光偏向器と、
    前記光偏向器の前記光信号を反射する角度を制御する制御部を備えた制御装置と、
    を備え、前記入力された光信号を所望の入出力光ファイバアレイから出力する光信号選択装置であって、
    前記制御装置は、前記出力する入出力光ファイバアレイを第1出力ポートから、第2出力ポートに切り替える際に、前記光偏向器を、前記光信号の前記光偏向器における反射方向を、前記第1出力ポートに対する方向から、前記入出力光ファイバアレイの配列した直線上から離間した中継位置に対する方向へ切り替えるよう第1切替工程と、前記光偏向器を、前記中継位置、または、他の中継位置に対する方向から、前記第2出力ポートに対する方向へ切り替える第2切替工程とを含む制御を行い、前記第1切替工程と前記第2切替工程とはそれぞれ段階的な複数の工程からなることを特徴とする光信号選択装置。
  11. 前記光偏向器は、前記スイッチ方向と前記分光方向とに2次元状に配列された位相変調素子を有する位相変調素子アレイであって、
    前記位相変調素子アレイは、前記位相変調素子に周期的な位相変調を印加して、前記位相変調素子アレイに位相変調のパターンを形成し、前記パターンは前記位相変調素子アレイに入力された前記光信号を所望の入出力光ファイバアレイに結合するように回折することを特徴とする請求項10に記載の光信号選択装置。
  12. 前記第1切替工程は、前記パターンを、前記光信号を前記第1出力ポートに出力する第1パターンから、前記光信号を前記中継位置に出力する中継パターンへ切り替える第1パターン切替工程であって、
    前記第2切替工程は、前記パターンを、前記中継パターン、または、前記光信号を前記他の中継位置に出力する他の中継パターンから、前記光信号を前記第2出力ポートに出力する第2パターンへ切り替える第2パターン切替工程であることを特徴とする請求項11に記載の光信号選択装置。
  13. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記スイッチ方向に沿った1列ずつ経時的に切替前のパターンから切替後のパターンに切り替える工程であることを特徴とする請求項12に記載の光信号選択装置。
  14. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記光信号を前記第1出力ポートから前記中継位置へ段階的に変位させる、または、前記光信号を前記中継位置、または、前記他の中継位置から前記第2出力ポートへ段階的に変位させるようにパターンを切り替える工程であることを特徴とする請求項12に記載の光信号選択装置。
  15. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内にn個の位相変調素子があるとき、1工程当たりの各位相変調素子における位相変調の変化量が2π/(n−1)以下である複数の工程からなることを特徴とする請求項12に記載の光信号選択装置。
  16. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列を、切替前のパターンと切替後のパターンとの位相変調の変化量が大きい前記列から経時的に位相変調を開始することを特徴とする請求項15に記載の光信号選択装置。
  17. 前記第1パターン切替工程、または、前記第2パターン切替工程は、前記周期的な位相変調の前記分光方向における1周期内において、前記位相変調素子の前記スイッチ方向に沿った各列に対して、同時に位相変調の切り替えを開始し、前記列ごとに所定の位相になった順に位相変調の切り替えを終了することを特徴とする請求項15に記載の光信号選択装置。
  18. 前記制御装置は、制御に用いるパラメータを格納する記憶部を備え、前記制御部は前記記憶部から前記パラメータを読み出し、前記光偏向器を制御することを特徴とする請求項10〜17のいずれか1つに記載の光信号選択装置。
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