JP2013252629A - 印刷装置及び印刷方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】繰り出される原反の接着シートに漏れなく印刷することができるようにすること。
【解決手段】帯状の剥離シートRLに接着シートASが仮着された原反RSを繰り出す繰出手段14と、この繰出手段14によって繰り出された原反RSの接着シートASを検知する第1検知手段15と、この第1検知手段15によって検知された接着シートASに印刷を行う第1印刷手段16と、この第1印刷手段16によって印刷が行われなかった接着シートASを検知する第2検知手段18と、この第2検知手段18によって検知された接着シートASに印刷を行う第2印刷手段19とを備えて印刷装置11が構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置及び印刷方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法に係り、更に詳しくは、繰り出される帯状の原反に対する印刷漏れを極力抑制することができる印刷装置及び印刷方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法に関する。
従来より、帯状の原反を繰り出す過程において、当該原反に印刷ヘッド等によって印刷を行う印刷装置が知られており、かかる印刷装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1では、繰り出される原反の繰り出し方向に2体の印刷ヘッドが並設され、各印刷ヘッドにおいて通過する原反に対し、所望の印刷をそれぞれ行うようになっている。
特開2002−128341号公報
しかしながら、特許文献1のような印刷装置において、帯状の剥離シートに複数の接着シートが仮着されたものを原反とした場合、少なくとも一方の印刷ヘッドが故障等により印刷不能となると、印刷漏れとなる接着シートが生じてしまうという不都合がある。
[発明の目的]
本発明の目的は、繰り出される原反の接着シートに対する印刷漏れを極力抑制することができる印刷装置及び印刷方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、印刷漏れのある接着シートが被着体に貼付されることを抑制することができるシート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す繰出手段と、この繰出手段によって繰り出された原反の接着シートを検知する第1検知手段と、この第1検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第1印刷手段と、この第1印刷手段によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知手段と、この第2検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第2印刷手段とを備える、という構成を採っている。
また、本発明のシート貼付装置は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す繰出手段と、この繰出手段によって繰り出された原反の接着シートを検知する第1検知手段と、この第1検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第1印刷手段と、この第1印刷手段によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知手段と、この第2検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第2印刷手段と、前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備える、という構成を採っている。
本発明において、前記第1印刷手段は、前記接着シートに印刷可能な第1印刷ヘッドと、当該第1印刷ヘッドを前記原反に離間接近させる第1移動手段とを備え、
前記第2印刷手段は、前記接着シートに印刷可能な第2印刷ヘッドと、当該第2印刷ヘッドを前記原反に離間接近させる第2移動手段とを備えている、という構成を採ってもよい。
また、前記第1印刷手段は、前記第1印刷ヘッドに対向して当該第1印刷ヘッドに前記原反を案内する第1プラテンを更に備え、前記第1移動手段が当該第1プラテンを前記原反に離間接近可能に設けられ、
前記第2印刷手段は、前記第2印刷ヘッドに対向して当該第2印刷ヘッドに前記原反を案内する第2プラテンを更に備え、前記第2移動手段が当該第2プラテンを前記原反に離間接近可能に設けられる、という構成も好ましくは採用される。
また、本発明の印刷方法は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す間に、前記接着シートを検知する第1検知工程と、
前記第1検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第1印刷工程と、
前記第1印刷工程によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知工程と、
前記第2検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第2印刷工程とを行う、という方法を採っている。
更に、本発明のシート貼付方法は、基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す間に、前記接着シートを検知する第1検知工程と、
前記第1検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第1印刷工程と、
前記第1印刷工程によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知工程と、
前記第2検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第2印刷工程と、
前記接着シートを被着体に押圧して貼付する工程とを行う、という方法を採っている。
本発明によれば、第1印刷手段又は第1印刷工程で意に反して印刷不能となった場合、第2検知手段又は第2検知工程で印刷が行われていない接着シートを検知し、当該印刷が行われていない接着シートに対して、第2印刷手段又は第2印刷工程で印刷を行うので、繰り出される原反の各接着シートに対する印刷漏れを極力抑制することが可能となる。
また、そのような第1及び第2印刷手段又は、第1及び第2印刷工程を有するシート貼付装置及び貼付方法では、印刷漏れのある接着シートが被着体に貼付されることを抑制することができる。
また、第1移動手段や第2移動手段を採用し、各印刷手段の印刷ヘッドやプラテンを原反に離間接近可能とした場合、印刷を行わない方の印刷ヘッドやプラテンを原反から遠ざけておくことで、当該印刷ヘッドやプラテンの摩耗や損傷を防止できる他、それらの交換やメンテナンスの作業の容易化を図ることが可能となる上、原反の厚みが厚いものや薄いものにも臨機対応することができる。
なお、印刷は印字を含む概念とする。
実施形態に係るシート貼付装置の概略側面図。 図1の部分拡大図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本実施形態において基準となる図を挙げることなく、例えば、上、下、左、右、または、前、後といった方向を示した場合は、全て図1を正規の方向(付した番号が適切な向きとなる方向)から観た場合を基準とし、上、下、左、右方向が紙面に平行な方向であり、前が紙面に直交する手前方向、後が紙面に直交する奥方向とする。
図1において、シート貼付装置10は、被着体WKを左右方向に搬送するベルトコンベアや直動モータ等からなる搬送手段CVに並設されている。シート貼付装置10は、接着シートASに印刷可能な印刷装置11と、接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ12とを備えて構成されている。
前記印刷装置11は、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADを有する接着シートASが当該接着剤層ADを介して帯状の剥離シートRLの一方の面に仮着された帯状の原反RSを繰り出す繰出手段14と、この繰出手段14によって繰り出された原反RSの接着シートASを検知する第1検知手段15と、この第1検知手段15によって検知された接着シートASに印刷を行う第1印刷手段16と、この第1印刷手段16によって印刷が行われなかった接着シートASを検知する第2検知手段18と、この第2検知手段18によって検知された接着シートASに印刷を行う第2印刷手段19とを備えている。
前記繰出手段14は、原反RSを支持する支持軸21と、この支持軸21から繰り出された原反RSの剥離シートRLを折り返して接着シートASを剥離シートRLから剥離する剥離板22と、この剥離板22を経た後の剥離シートRLが掛け回され、駆動機器としての回動モータDMによって回転駆動される駆動ローラ24と、駆動ローラ24との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ25と、剥離シートRLを図示しない駆動機器によって所定のトルクで巻き取る巻取軸26と、これら各部材を一体に支持するフレームFLとを備えている。なお、剥離板22には除去手段が設けられ、この除去手段は、剥離板本体22Aと、駆動機器としての直動モータ22Bによって剥離板本体22Aから原反RSの繰出方向に突没可能に設けられた先端プレート22Cとを備えている。
前記第1検知手段15は、カメラ等の撮像手段や光学センサ等からなり、繰り出される原反RSの接着シートASが第1印刷手段16に達する前に、当該接着シートASを検知してその検知結果を図示しないパーソナルコンピュータやシーケンサ等の制御手段に出力可能に設けられている。
前記第1印刷手段16は、第1検知手段15よりも原反RSの繰り出し方向下流側に設けられ、接着シートASに印刷可能な第1印刷ヘッド28と、この第1印刷ヘッド28に対向して配置されるとともに、第1印刷ヘッド28に原反RSを案内するローラタイプの第1プラテン29と、第1印刷ヘッド28をその第1スライダ31で支持するとともに、第1プラテン29をその第2スライダ32で支持し、これら第1印刷ヘッド28及び第1プラテン29を原反RSに離間接近させる駆動機器であって第1移動手段としての第1直動モータ33とを備えている。第1印刷手段16は、第1印刷ヘッド28及び第1プラテン29の間を通過する原反RSの接着シートASに対して第1印刷ヘッド28により印刷を施すことが可能になっている。第1印刷ヘッド28は、接着シートASが感熱紙によって構成される場合は、接着シートASに熱を加えて直接的に印刷が行え、接着シートASが感熱紙によって構成されていない場合は、当該第1印刷ヘッド28と接着シートASとの間にインキリボンを介在させ、当該インキリボンに熱を加えて間接的に印刷が行えるようになっている。
前記第2検知手段18は、第1印刷手段16よりも原反RSの繰り出し方向下流側に設けられ、第1検知手段15と同等のカメラ等の撮像手段や光学センサ等からなり、繰り出される原反RSの接着シートASが第2印刷手段19に達する前に、第1印刷手段16によって接着シートASに所定の印刷が行われているか否かを検知してその検知結果を図示しないパーソナルコンピュータやシーケンサ等の制御手段に出力可能に設けられている。
前記第2印刷手段19は、第2検知手段18よりも原反RSの繰り出し方向下流側に設けられている点を除いて実質的に第1印刷手段16と同様の構造が採用されている。従って、第2印刷手段19では、第1印刷手段16の前述した説明における「第1・・」となる構成を「第2・・」に書き替え、符号の末尾に「’」を付することで書き替えることができるので、説明を省略する。
なお、第2印刷手段19よりも原反RSの繰り出し方向下流側には、第1及び第2検知手段15、18と同等のカメラ等の撮像手段や光学センサ等からなる第3検知手段50が設けられ、接着シートASに所定の印刷が行われているか否かを検知してその検知結果を図示しないパーソナルコンピュータやシーケンサ等の制御手段に出力可能に設けられている。
次に、実施形態に係る接着シートASの貼付方法について説明する。
まず、図1に示されるように、原反RSを繰出手段14にセットする。そして、図示しない制御手段に自動運転の指令が入力されると、第1印刷手段16が第1直動モータ33を駆動し、第1印刷ヘッド28で印刷を行えるように、当該第1印刷ヘッド28及び第1プラテン29を原反RSに接近させ、第2印刷手段19が第2直動モータ33’
を駆動し、第2印刷ヘッド28’及び第2プラテン29’を原反RSから所定距離遠ざけた位置に配置させる。このように、印刷を行わない印刷ヘッド28、28’やプラテン29、29’を原反RSから遠ざけることで、それらの劣化、摩耗、損傷等を回避し、寿命を伸ばすことが可能となる。なお、寿命とは、メーカーが保障する第1及び第2印刷ヘッド28、28’や第1及び第2プラテン29、29’の印刷数や印刷時間であったり、目視にて印刷が薄くなったり、擦れたり、第1及び第2プラテン29、29’が摩耗したと判断されたりした時期である。
そして、繰出手段14が回動モータDMを駆動し、駆動ローラ24を回転させて支持軸原反RSを繰り出すと、原反RSの接着シートASが第1検知手段15に検知され、その後所定のタイミングで第1印刷手段16が第1印刷ヘッド28を駆動し、接着シートASの基材シートBSに印刷を行う。
接着シートASへの印刷後も繰出手段14が回動モータDMを駆動し、原反RSを繰り出す。そして、最初に第1印刷手段16で印刷が行われた接着シートASが剥離板22の先端に達し、当該剥離板22で所定長さ剥離シートRLから剥離されたことが図示しない検知手段によって検知されると、繰出手段14が回動モータDMを停止し、スタンバイ状態となる。なお、何らかの要因で第1印刷手段16で印刷が行われなかった接着シートASが第2検知手段18に検知されると、第2印刷手段19が第2直動モータ33’
を駆動し、第2印刷ヘッド28’で印刷を行えるように、当該第2印刷ヘッド28’及び第2プラテン29’を原反RSに接近させ、当該第2印刷ヘッド28’を駆動し、第1印刷ヘッド28で印刷すべきだった印刷内容を当該印刷が行われなかった接着シートASの基材シートBSに印刷を行う。その後、第1印刷手段16で接着シートASに印刷が行われていることが第2検知手段18によって検知されると、第2印刷手段19が第2印刷ヘッド28’での印刷を中止し、第2直動モータ33’を駆動して第2印刷ヘッド28’及び第2プラテン29’を原反RSから遠ざける。このように、第2印刷ヘッド28’及び第2プラテン29’は、とっさに原反RSに接近しなければならない場合があるので、第2直動モータ33’がスタンバイ状態でそれらを原反RSから遠ざける距離は、特に限定するわけではないが、例えば2、3mm程度でよい。
次に、搬送手段CVが被着体WKを左方向に搬送すると、被着体WKが図示しないセンサによって検出され、所定のタイミングで繰出手段14が回動モータDMを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて接着シートASが繰り出されるように原反RSを繰り出す。この原反RSの繰り出しにより、接着シートASは、剥離シートRLから剥離されつつ押圧ローラ12で被着体WKの上面に押圧されて貼付される。
そして、次々に搬送手段CVで搬送されてくる被着体WKに対して上記と同様にして接着シートASが貼付されると、例えば、第1印刷ヘッド28や第1プラテン29が劣化、摩耗、損傷を起こした場合、第1印刷ヘッド28や第1プラテン29をメンテナンスする場合、第1印刷ヘッド28や第1プラテン29を取り外す場合、インキリボンが残り少なくなった場合、インキリボンが無くなったり、切断してまった場合等、何らかの要因で第1印刷手段16で接着シートASに印刷が行われない場合が発生する。このような場合にでも、上記と同様にして第2検知手段18が第1印刷手段16で印刷が行われなかった接着シートASを検知し、第2印刷手段19が第2印刷ヘッド28’を駆動し、第1印刷ヘッド28で印刷すべきだった印刷内容を当該印刷が行われなかった接着シートASの基材シートBSに印刷を行う。このように、第2印刷手段19で印刷を行っている間に、第1印刷ヘッド28や第1プラテン29の交換やメンテナンスを行う場合、第1印刷手段16が第1直動モータ33を駆動し、第1印刷ヘッド28及び第1プラテン29を原反RSから離間させることができるので、その作業を容易に行うことができる。なお、交換やメンテナンスのためにそれらを遠ざける距離は、特に限定するわけではないが、例えば5〜100mm程度でよい。
その後、第1印刷手段16が修理、交換、インキリボンの付替え等により、正常に動作するようになれば、第1印刷手段16による接着シートASへの印刷が再開され、当該第1印刷手段16による印刷が第2検知手段18によって検知されると、第2印刷手段19が第2印刷ヘッド28’での印刷を中止し、第2直動モータ33’を駆動して第2印刷ヘッド28’及び第2プラテン29’を原反RSから遠ざける。
ここで、何らかの要因で、第1印刷手段16でも第2印刷手段19ででも、図2に示す接着シートAS1に印刷が行われていないことが検知されたとき、上記と同様にして第3検知手段50が第1及び第2印刷手段16、19で印刷が行われなかった接着シートAS1を検知し、除去手段が直動モータ22Bを駆動し、図2に示されるように、先端プレート22Cを剥離板本体22A内に引き込む。これにより、印刷が行われていない接着シートAS1は、剥離板22で剥離されることなく巻取軸26で巻き取られることとなる。そして、追行する接着シートASに印刷が行われていることが第3検知手段50に検知されている場合、除去手段が直動モータ22Bを駆動し、先端プレート22Cを剥離板本体22A内から引き出し、当該追行する接着シートASを剥離板22で剥離して被着体WKに貼付されることとなる。これにより、印字が行われていない接着シートASが被着体WKに貼付されることはなくなる。
従って、このような実施形態によれば、第1印刷手段16で印刷ができなくなっても、これを検知して第2印刷手段19で印刷可能となる。これにより、繰り出される原反RSの接着シートASに対する印刷漏れを極力抑制することができる。また、印字が行われていない接着シートASが被着体WKに貼付されることを抑制することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記印刷装置11は、前記シート貼付装置10以外の装置に組み込んで利用したり、他の装置と協働することなく単体で利用したり、接着シートASを剥離せずに、印刷後接着シートASを剥離シートRLに仮着した状態で巻き取るようにしてもよい。
また、第1検知手段15が所定の時間以上接着シートASを検知しなかった場合、第1印刷手段が第1直動モータ33を駆動し、第1印刷ヘッド28及び第1プラテン29を原反RSから遠ざける。その後、第1検知手段15が接着シートASを検知した場合、第1印刷手段16が第1直動モータ33を駆動し、第1印刷ヘッド28及び第1プラテン29を原反RSに近付け、第1印刷ヘッド28により接着シートASに印刷を施すようにしてもよい。
更に、各印刷ヘッド28、28’や各プラテン29、29’の内、使用しないものを原反RSから離間させない構成としてもよいし、各プラテン29、29’を原反RSから離間接近しない構成に代替してもよい。
また、前記実施形態では、印刷手段16、19毎に単一の直動モータ33、33’によって各印刷ヘッド28、28’と各プラテン29、29’とを原反RSに対して離間接近させたが、各印刷ヘッド28、28’と各プラテン29、29’とをそれぞれ個別に移動させる4体の駆動機器を採用し、それらを個別に原反RSに対して離間接近させる構成としてもよい。
更に、各印刷ヘッド28、28’と各プラテン29、29’とを原反RSに対して離間接近させる方向は、上下方向以外に、左右方向や、斜め左右方向としてもよいし、それらを回転移動させて原反RSに対して離間接近させてもよい。
また、除去手段は、剥離板22全体が原反RSの繰出方向に進退するようにしてもよいし、先端プレート22Cを剥離板本体22Aに対して折り曲げる構成としてもよい。即ち、剥離板22の代りにローラ等を採用した場合でも、剥離シートRLを折り返すときに当該剥離シートRLに張力を付与しないように、剥離板22やローラ等を移動させる構成であれば足りる。
更に、除去手段は、図1中2点鎖線で示されるように、駆動機器としての直動モータ61と、その出力軸62に支持され、接着シートASを吸着保持可能な保持板63とで構成してもよい。そして、第3検知手段50によって接着シートASに印字が行われていないと判断されたときに、除去手段が直動モータ61を駆動し、保持板63で印字が行われていない接着シートASを吸着保持して剥離シートRLから除去する。なお、保持板63で除去される2枚目以降の接着シートASは、先に除去された接着シートASの接着剤層ADによって保持されることとなる。また、保持板63は吸着保持以外に、接着シートASを把持可能なチャックシリンダ等の駆動機器で構成してもよい。
また、第1及び第2検知手段15、18と同様の構成となる別の検知手段及び、第1及び第2印刷手段16、19と同様の構成となる別の印刷手段を増設し、原反RSの繰り出し方向に並べて設けてもよい。
更に、印刷ヘッド28、28’は、インクジェットプリンタやドットインパクトプリンタや凸版又は凹版印刷機等の別のもので構成してもよいし、第1印刷ヘッド28と第2印刷ヘッド28’とで異なる種類の印刷手段を使用する構成としてもよい。
また、各プラテン29、29’は、ローラタイプのもの以外に、プレートタイプのものや他のタイプのものを採用することができる。
また、本発明における被着体WKおよび接着シートASの種別や材質などは、特に限定されず、例えば、接着シートASは、基材シートBSと接着剤層ADとの間に中間層を有するものや、基材シートBSの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートBSを接着剤層ADから剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、このような両面接着シートとしては、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。更に、被着体が適宜な物品(例えば、食品や樹脂容器等)であって、接着シートASがラベルであってもよく、被着体が半導体ウエハであって、接着シートASが保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムなどであってもよい。この際、半導体ウエハは、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等が例示でき、このような半導体ウエハに貼付する接着シートASは、それらに限らず、任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状の接着シート等が適用できる。さらに、被着体WKが光ディスクの基板であって、接着シートASが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。以上のように、被着体WKとしては、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、その他の板状部材のみならず、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエタ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
11 印刷装置
14 繰出手段
15 第1検知手段
16 第1印刷手段
18 第2検知手段
19 第2印刷手段
28 第1印刷ヘッド
28’ 第2印刷ヘッド
29 第1プラテン
29’ 第2プラテン
31 スライダ(第1ヘッド移動手段)
31’ スライダ(第2ヘッド移動手段)
32 スライダ(第1プラテン移動手段)
32’ スライダ(第2プラテン移動手段)
AD 接着剤層
AS 接着シート
BS 基材シート
RL 剥離シート
RS 原反

Claims (4)

  1. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す繰出手段と、この繰出手段によって繰り出された原反の接着シートを検知する第1検知手段と、この第1検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第1印刷手段と、この第1印刷手段によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知手段と、この第2検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第2印刷手段とを備えていることを特徴とする印刷装置。
  2. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す間に、前記接着シートを検知する第1検知工程と、
    前記第1検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第1印刷工程と、
    前記第1印刷工程によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知工程と、
    前記第2検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第2印刷工程とを行うことを特徴とする印刷方法。
  3. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す繰出手段と、この繰出手段によって繰り出された原反の接着シートを検知する第1検知手段と、この第1検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第1印刷手段と、この第1印刷手段によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知手段と、この第2検知手段によって検知された接着シートに印刷を行う第2印刷手段と、前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。
  4. 基材シートの一方の面に接着剤層を有する接着シートが当該接着剤層を介して帯状の剥離シートに仮着された原反を繰り出す間に、前記接着シートを検知する第1検知工程と、
    前記第1検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第1印刷工程と、
    前記第1印刷工程によって印刷が行われなかった接着シートを検知する第2検知工程と、
    前記第2検知工程によって検知された前記接着シートに印刷を行う第2印刷工程と、
    前記接着シートを被着体に押圧して貼付する工程とを行うことを特徴とするシート貼付方法。
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