JPH08187881A - 印刷方法及びその装置 - Google Patents

印刷方法及びその装置

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JPH08187881A
JPH08187881A JP122595A JP122595A JPH08187881A JP H08187881 A JPH08187881 A JP H08187881A JP 122595 A JP122595 A JP 122595A JP 122595 A JP122595 A JP 122595A JP H08187881 A JPH08187881 A JP H08187881A
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JP122595A
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Inventor
Takashi Tsukamoto
剛史 塚本
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントヘッドの故障を検知し、それに応じ
て印刷方法を変更して常に最適な印刷を行うことができ
る印刷方法及びその装置を提供することを目的とする。 【構成】 センサ部106によりプリントヘッドの不良
に起因する印刷不良が発生した箇所を検出し、その検出
された印刷不良箇所を、CPU101及び補正制御部1
12による制御の下に、プリントヘッドの正常な記録要
素を使用して補填するように印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットにより記録紙な
どの記録媒体上に画像を印刷する印刷方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドットにより画像を印刷するプリンタ装
置が知られており、このようなプリンタ装置では、プリ
ントヘッドの目詰まりや記録要素(インクジェット用ノ
ズル、サーマルヘッド素子等)の不良に起因する画像の
欠けなどの印刷不良が発生する可能性がある。このよう
な不具合に対処するために、従来は下記のような対処方
法を用いている。 (1)予め定めた使用条件、例えば印刷時間や装置の実
駆動時間が所定の時間に達した時点でプリントヘッドの
クリーニング等を行い、プリントヘッドのノズルの目詰
まり等による印刷不良の発生を防止する。 (2)予め印刷不良ドットの発生を想定して、印刷精度
を低下させたり、1ドットを、複数のプリントヘッド或
は他の記録要素で重ね印刷して、印刷されたドット不良
を目立たなくする。 (3)プリントヘッドの仕様条件が、予め定められた条
件を越えた時点で無条件にプリントヘッドの交換を要求
する。 (4)使用者が印刷不良を発見した時点でプリントヘッ
ドを交換する。このときその印刷不良が発生した画像の
ページを廃棄し、交換した新たなプリントヘッドを用い
て、そのページを再度印刷する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した印刷不良に対
する処理は、定期的なヘッドのクリーニングや交換など
といった印刷不良が起きないようにする予防的な措置で
あったり、印刷不良が発生しても、その不良を目立たな
いようにするといった消極的な対応がほとんどであっ
た。また、印刷不良が発生したか否かの判断は使用者に
委ねられているため、使用者によっては、その不良に気
付かずに印刷を続行してしまう虞がある。以下に、上述
した対処方法における問題点を説明する。 複数のプリントヘッドや記録要素を用いて、常に1つ
のドットを複数回のプリントヘッドの走査でプリントす
る場合: (1)印刷に時間がかかる。 (2)インクやトナーなどの印刷材、及び1つのドット
をプリントヘッドを複数回駆動して印刷するため、必要
以上にエネルギーを消費してしまう。 (3)ドットの印刷回数が増え、プリントヘッドの消耗
を早くする。 (4)1ドットに対し複数回のプリント動作を行うた
め、印刷ドットの大きさを所定以下に小さくできなくな
る。またインクジェットプリンタの場合には、ドットが
にじむために、高解像度でのプリントができない。 (5)インクやトナーなどの印刷材を大量に消費するた
めに、印刷材を記録紙に定着するのに時間がかかり、ま
た、そのその定着前に印刷材が記録紙や印刷装置、更に
は使用者に付着して汚すことがある。 印刷不良の発生を予防するために、定期的にヘッドの
クリーニングやヘッドの交換を行う場合: (1)定期的にヘッドを交換するために費用の発生が大
きくなる。また、プリントヘッドのクリーニングによる
印刷材(インク等)の無駄な消費と、使用した記録紙等
のごみが発生する。 (2)定期的なクリーニングやヘッドの交換だけでは、
印刷不良の発生を完全に防ぐことは不可能であり、どう
しても印刷不良が発生してしまう。 (3)プリントヘッドの使用時間が所定時間以上になっ
た場合にプリンタ装置の動作を停止してヘッドの交換を
要求する装置の場合は、そのヘッドを交換するまで印刷
ができない。 (4)定期的にプリントヘッドを交換することにより、
大量の使用済みヘッドや記録紙等の廃棄物が発生する。
【0004】このように従来の対処法では、完全に印刷
不良の発生を抑えることができず、また、使用面でも、
及び自然環境の保全の点からも、好ましいものではなか
った。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、プリントヘッドの故障を検知し、それに応じて印刷
方法を変更して常に最適な印刷を行うことができる印刷
方法及びその装置を提供することを目的とする。また本
発明の目的は、印刷された画像における印刷不良を検知
し、その印刷不良箇所を補正するような印刷を行うこと
により、印刷不良の発生を防止できる印刷方法及びその
装置を提供することにある。また本発明の他の目的は、
印刷不良が発生した時にその不良箇所を補正するように
印刷し、その不良箇所が復帰した際には、通常の印刷動
作に復帰して印刷速度の低下を抑える印刷方法及びその
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷装置は以下のような構成を備える。即
ち、ドットにより記録媒体上に画像を印刷する印刷装置
であって、ヘッド不良に起因する印刷不良箇所を検出す
る検出手段と、前記検出手段により検出された印刷不良
箇所を、前記ヘッドの正常な記録要素を使用して補正す
るように印刷する補正印刷手段とを有する。
【0007】上記目的を達成するために本発明の印刷方
法は以下のような工程を備える。即ち、ドットにより記
録媒体上に画像を印刷する印刷方法であって、ヘッド不
良に起因する印刷不良箇所を検出する検出工程と、その
検出された印刷不良箇所を、前記ヘッドの正常な記録要
素を使用して補正するように印刷する工程とを有する。
【作用】以上の構成において、ヘッドの不良に起因する
印刷不良箇所を検出し、その検出された印刷不良箇所
を、ヘッドの正常な記録要素を使用して補正するように
印刷する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施例のプリンタ装置の構成を
示すブロック図である。
【0010】101は装置全体を制御するCPUで、R
OM102又はRAM103に記憶されている制御プロ
グラム、後述する図15のフローチャートに係るプログ
ラムに従ってバス116に接続されている各部を制御し
ている。尚、このCPU101,ROM102及びRA
M103は、本実施例のプリンタ装置を組込む装置、例
えばファクシミリ装置、複写機、印刷機能付パソコンな
どの主制御部で代用可能である。その場合は、他部との
インターフェース(I/F)部107が、その主制御部
とのバス・インターフェース部になる。104は記録紙
の移動部で、記録紙の搬送用モータや搬送用ローラ等を
含み、CPU101よりの制御信号に基づいて、給紙カ
セットよりの記録紙の取り込み、記録紙のフィード、排
紙、記録位置までの搬送等を行っている。また補正制御
部112からの補正情報により、記録紙の移動量や、移
動方向を変更することが可能である。
【0011】105はプリントヘッドの移動部で、ここ
では移動しながら印刷を行うヘッド、例えばシャトル式
のプリントヘッドで逐次印刷する場合に用いられ、CP
U101からの制御信号により印刷タイミングに合わせ
てプリントヘッドの移動制御が行われている。又、補正
制御部112からの補正情報により、ヘッドの移動量
や、その移動方向を変えることができる。また、他部と
のI/F部107からのデータは、受信データ記憶部1
08に記憶され、CPU101の制御の下に印刷データ
作成部109により、印刷方法にあった形式のデータに
変換され、印刷データ記憶部110に格納される。尚、
この印刷データ記憶部110に格納されるデータは、R
OM102、RAM103からのデータそのものでも構
わない。またこの受信データ記憶部108や印刷データ
記憶部110は、RAM103が兼用しても構わない。
また、この印刷データ作成部109は、ハード的な構造
を持つ必要はなくソフトウェアによい構成されていても
良く、CPU101がデータ作成を行っても構わない。
【0012】106はセンサ部で、プリントヘッドを搭
載したキャリッジの移動、及びそのプリントヘッドの位
置や、記録紙の有無、ジャムの検出、印刷材(トナーや
インク、シート等の印刷に使用するもの)の残量、更に
は印刷結果等を検知することができる。この検知結果
は、必要に応じてCPU101、補正制御部112に送
られたり、他部とのI/F部107を通して他部に送ら
れ、印刷状態や異常発生のチェックに使用される。11
5はヘッド状態、動作検出部で、センサ部106よりの
信号に基づいて、プリンとヘッドの動作異常等を検知す
る。108は受信データ記憶部で、I/F部107を介
して、図示しないホストコンピュータ等の外部機器より
受信した印刷データを記憶している。109は印刷デー
タ作成部で、ページ記述言語或はコード現わされた印刷
データを、フォントメモリ等を参照してビットマップ展
開した印刷イメージデータを作成している。110は印
刷データ記憶部で、印刷データ作成部109で作成され
た印刷イメージデータを記憶している。
【0013】以上の構成に基づく動作を説明すると、印
刷開始条件が整うと、CPU101は、記録紙の移動部
104に指示して記録紙を印刷位置等の、印刷に必要な
位置まで移動させる。また、プリントヘッドを移動させ
て印刷を行うプリンタ装置の場合は、ヘッドの移動部1
05にプリントヘッドの移動を指示する。なお、この印
刷開始条件が整う時期と、記録紙やプリントヘッドの移
動の動作等の印刷開始時期とは互いに関係していなくて
も良く、動作が時間的に前後しても良い。
【0014】こうして印刷動作が開始されると、ヘッド
駆動部111が印刷データに応じてプリントヘッドを駆
動して記録紙に印刷データを順次印刷していく。これに
伴って、必要に応じてヘッド移動部105によりヘッド
を移動させたり、記録紙の移動部104により記録紙を
所定量搬送させる。このような動作を、ライン、ブロッ
ク、或はページ単位で連続して行うことにより印刷が行
われる。このような印刷のための各動作部の駆動は、直
接関係または連動しなくてもよいが、印刷が行われるよ
うに適宜制御される。
【0015】この印刷時、補正制御部112は、センサ
部106やヘッド状態、動作検出部115からのデータ
により、或はCPU101や他部とのI/F部107か
らの制御信号により、印刷動作で駆動されている各部に
補正制御をかける。この補正制御部112は、ハード構
成、或はソフトウェアによる制御構成に限らず、CPU
101や他部とのI/F部107を通しての他部が兼用
しても構わない。114はヘッドのクリーニング部で、
プリントヘッドの使用状態、所定時間以上使用されたか
等に応じて、CPU101や補正制御部112からの制
御の下に、プリントヘッドのクリーニングなどを行う。
【0016】補正印刷の終了後は、センサ部106、ヘ
ッド状態、動作検出部115や補正制御部112からの
情報に基づいて、補正印刷以降の印刷を行うかどうか、
または印刷動作をどのように切り替えたら効率よく印刷
が行えるか判断する。警告部113は、印刷不良の発生
や補正印刷の実行、補正印刷を行うのが不可能な状態等
の情報を、使用者に知らせる。また、これらの情報は、
他部とのI/F部107を介して、外部の制御部にも連
絡される。更に、各駆動部の制御は、他部とのI/F部
107を通して、他部より直接行なわれても良い。
【0017】図2は、本実施例のプリンタ装置のプリン
ト部の構成を示す概略図である。
【0018】図2において、201はキャリッジに搭載
されたプリントヘッドを示し、キャリッジモータ202
の回転により搬送駆動され、矢印方向に往復移動して、
記録紙203上に画像を印刷している。センサ204
(センサ部106に相当)は、図2に示すように、プリ
ントヘッド201の走行路の右端部近傍に置かれ、プリ
ントヘッド201の印刷面に向けて配置されている。こ
れによりプリントヘッド201は、例えば、各ラインの
印刷の終了後、センサ204の位置まで移動し、ヘッド
201の状態が検査される。このプリントヘッド201
の検査は、実際に印刷を行わなくてもヘッドの状態が確
認できればよく、例えば、プリントヘッド201への通
電テストでも良い。センサ205(センサ部106に相
当)は、例えば、1ページの印刷の終了後、記録紙に印
刷されたテストパターンを読取るためのもので、印刷さ
れたテストパターンと元のテストデータとを比較して、
プリントヘッド201による印刷状態をチェックする。
【0019】さらに、記録紙203の背面側にセンサ2
06(センサ部106に相当)を設けても良い。この場
合、センサ206は、記録紙203を通して、印刷動作
により変化するプリントヘッド201の情報、例えばサ
ーマルヘッドの場合は、その温度変化等を検知する。
尚、これらセンサ204,205,206は、特に固定
して設けられていなくても良く、その位置を自由に変え
ることができても良い。また、必要に応じて、プリント
ヘッド201の移動と連動して移動しながら各種状態を
検知するようにしても良い。
【0020】又、プリントヘッド201にセンサ207
(センサ部106に相当)を載置し、そのセンサ207
をプリントヘッド201とともに移動させ、プリントヘ
ッド201や記録紙203、印刷材等の検知を行っても
よい。この場合は、センサ207を移動させる駆動部を
プリントヘッド201を移動させるためのキャリッジモ
ータ202と共通にでき、また、印刷直後のドットの状
態を検出できるので、プリントヘッド201の異常の検
出、印刷補正を迅速に行うのに有効である。しかし、印
刷動作とチェック動作が同時に行う必要がなければ、独
立した動作でかまわない。
【0021】以上のようなセンサ204〜207による
検知は、プリントヘッド201全体に対してでも、各ド
ット毎、各ブロック毎に行っても良く、また印刷結果の
検知も、ライン毎、或はページ毎に行ってもよく、また
1つ、複数を組み合わせ各種センサで総合的にチェック
を行ってもよい。
【0022】これらセンサ204〜207により得られ
た情報は、プリントヘッド201を制御するための制御
部(図1のCPU101)やヘッド状態、動作検出部1
15、補正制御部112に送られ、ヘッド201、印刷
材や記録紙203の異常検出や、印刷制御の参考とされ
る。また、これらセンサ204,205,206,20
7による検知方法は、光学的なものに限らず、磁気的、
電気的、或は機構的なものでもよく、要は記録紙203
の状態やヘッド201や駆動部202の状態が確認でき
ればよい。これらセンサにより、例えば、記録紙の位置
やその有無、サイズ検出、印刷材(インクやフィルム
等)の残量検出、ヘッドの位置検出や、印刷濃度等とい
うように、各種印刷制御に必要な情報を得るためのもの
であれば良い。
【0023】尚、上述した印刷結果のチェック、プリン
トヘッド201のテストは、特にテスト印刷により実施
しなくてもよく、通常の印刷データの印刷途中の状態を
読み取り、その印刷結果と、元の印刷データとを比較し
て、その印刷不良を検知してもよい。
【0024】図3は、センサを組込んだプリントヘッド
201の構造例を示す図である。
【0025】図3は、プリントヘッド201を、その印
刷面から見た図で、実際に印刷を行うプリントヘッド2
01の記録要素(ノズル等)部分302に対して、セン
サを上下、左右(303,306,304,305)の
どの位置に設置してもよく、これらセンサの数は1つに
限らず複数設置されてもよい。センサ(303,30
6,304,305)は、プリントヘッド201の移動
と共に移動して、その印刷状態やプリントヘッド201
の状態を読み取る(尚、印刷と読み取りは同時に行わな
くてもよい)。また、インクリボンやインクシートのよ
うに、印刷によりその状態が変化して、例えば印刷結果
がリボン上に残るものを参照して、所定量印刷した後
に、インクリボンやインクシートにおける変化を読み込
み、それを基に印刷不良を検出してもよい。尚、ここで
読み取るデータは、熱的、光学的、化学的なものに限ら
ず、例えば、記録紙の表面の変化データでもよく、印刷
結果を確認できればどのようなデータでもよい。例え
ば、光学センサを印刷結果を検知できる位置(印刷面の
すぐ横で、印刷方向に対して反対側)にセットした場
合、印刷結果と印刷データの比較を、印刷が行なわれた
直後に行うことができ、これに基づく印刷補正を印刷動
作の直後に実行できる。
【0026】図4は、印刷材(トナーやインクのような
記録紙に付着させるもの)を、プリントヘッドから吐出
して印刷するヘッドの場合の検査を説明する図である。
【0027】402はインクジェットヘッド本体を示
し、ヘッドのプリント部401から印刷材404が矢印
方向に吐出されて、記録紙203に印刷が行われる。
尚、昇華型プリンタのように、プリント部401から印
刷材が直接吐き出されないものも、ヘッドの駆動による
タイミングで吐き出されるものとして含める。この場合
の印刷材404は、固体、液体、気体等のいずれであっ
ても良い。印刷材404は、ヘッド401が駆動される
ことにより、記録紙203に向かって吐出され、その際
に付着量、移動スピード、付着位置等が決められる。従
って、プリント部401から記録紙203に向かって飛
翔している印刷材の状態をセンサ403で測定し、その
検知結果に基づいて、プリントヘッド402の状態を確
認する。ここで、ヘッド402がインクジェットヘッド
である場合を考えると、ヘッド402のノズルが詰まっ
ていれば、印刷材404(この場合インク)の吐出量が
少なくなり、またヘッド402の吐出口が小さくなれ
ば、印刷材404の粒の大きさや、量が変化する。これ
らに基づいて、インクジェットヘッド402が正常か否
かを検出することができる。
【0028】図5は、印刷材(トナーやインクのような
記録紙に付着させるもの)をヘッド401から吐出して
印刷を行うプリント部402における動作状態を検知す
る場合を説明する図で、前述の図4と共通する部分は同
じ番号で示し、それらの説明を省略する。ここでは印刷
材がインクの場合で説明する。
【0029】図5において、503はインク吐出用のノ
ズル、504はインクを収容するインクタンクを示して
いる。インクタンク504から供給路509(印刷材の
一時溜めを兼ねる)を介してヘッド401に移動したイ
ンクは、電源部508よりの電気エネルギーにより吐出
口503から吐出される。センサ506は、ヘッド40
1へのインクの供給路509内に設けられており、イン
クの状態の変化を検知している。これにより、例えば、
吐出口503から吐出されるインク量に応じてタンク5
04から供給されるインク量が変化する。このインク量
を検出することにより、ヘッド401の状態を検知する
ことができる。なお、ここで検知するデータとしては、
インクの移動量、方向だけでなく、インクの温度、圧力
などインクの移動等による変化ならば、何でもよい。ま
た、このセンサ506の取付位置は、印刷材の変化が検
知できれば、タンク504内やヘッド401等のどこで
も良い。
【0030】また、センサ506により、ヘッド本体4
01を駆動することによるヘッドのプリント部401と
プリントヘッドへの電源部508との間の電気的変化を
検出している。このセンサ507は、ヘッドの駆動によ
る電圧、電流等の電気的変化を検出する。例えば、ヘッ
ドプリント部402が印刷材を吐き出す場合、そのプリ
ント部402は電気エネルギーを消費する。従って、プ
リント部402で断線などの障害があれば、印刷動作を
行っても電流が流れなくなる。そこでセンサ507は、
印刷動作と、それに伴う電気的変化を検知してヘッド4
01の状態を検出する。尚、このセンサ507の取付位
置は、ヘッド401に供給する電流の変化が検出できれ
ばどこでも良い。
【0031】さらに、センサ505は、ヘッドのプリン
ト部402が駆動されて印刷材が吐出される場合の変化
を検出する。即ち、ヘッド401の駆動による印刷材の
変化は、磁気的、熱的、振動的などさまざまなものが考
えられるため、センサ505の種類は特に定めない。例
えば、熱によって印刷材を吐き出すヘッド401の場
合、センサ505が温度センサならば、ヘッド401の
温度の変化を検出できる。つまり、温度が上がらなけれ
ば、ヘッド401内での断線等が考えられるし、温度が
異常に高くなれば印刷材が供給路509で目詰まり等が
発生して、ヘッド401に印刷材を供給できなくなり、
これにより極端な温度上昇が発生したと想定できる。
【0032】また、振動子を使用して印刷材に運動エネ
ルギーを与えることにより印刷するプリンタ装置の場合
は、センサ505を振動センサとする。つまり、印刷動
作を実行してもセンサ505が振動を検出しなければ、
その振動子に異常が発生したと判断できる。
【0033】また、磁気的エネルギーで印刷材を駆動す
る場合、センサ505を磁気センサとする。この場合
は、印刷材の駆動に伴う磁気的変化をセンサ505で検
知して、その異常を検出することができる。このように
センサ505は、ヘッド401が駆動された場合、その
動作による異常を判断するための情報を読み取る。この
プリンタ装置は、これらの動作状態をセンサ505によ
り検出し、ヘッド401の異常を検出することができ
る。
【0034】図6は、ヘッドから光、熱や運動量、圧力
や電気等のエネルギーを出力し、それを吸収することで
印刷を行うヘッドにおけるヘッドの動作状態の検知を説
明する図である。
【0035】ヘッド本体602のヘッド駆動部601
は、印刷データに沿ったエネルギーを吐き出したり、吸
い取ったりする。このヘッド602としては、例えば熱
エネルギーを出すサーマルヘッドや運動エネルギーを出
すインパクトヘッド、光エネルギーを制御して印刷する
ヘッドレーザやLCDヘッドなどがある。このヘッド6
02はエネルギーを出すとき、熱振動や磁気などの変化
を生じる。これらの変化を検出するのがセンサ605で
ある。このセンサ605により検知された情報は、ヘッ
ド本体602か、ヘッドの制御を行う制御部(図1にお
いて、CPU101、ヘッドの状態動作検出部115、
補正制御部112)に出力され、ヘッド駆動部601の
異常検出や印刷制御の参考とされる。ここで正常な印刷
が行わなければ、センサ605に異常データが検出され
る。例えば、データとして異常な温度や振動などがあ
る。
【0036】また、ヘッド本体602が熱エネルギーを
吐き出すヘッドの場合、センサ605を温度センサと
し、印刷動作を行う際、温度変化が多すぎたり、或は少
ない場合にヘッドに異常が発生したと判断する。また、
運動エネルギーを出すインパクトヘッドの場合は、セン
サ605を振動センサや音響センサとし、印刷動作によ
るインパクト時の振動が検出できない場合にヘッドの異
常であると判断する。尚、このセンサ605は、ヘッド
602の状態を検出できればよく、特にヘッド602に
接っしている必要はない。また、センサ604は、ヘッ
ド601が駆動する際、ヘッドへの電源部603に対し
て発生する電気的変化を検出する。このセンサ604
は、ヘッドの駆動による電流の変化をチェックする。つ
まり、印刷動作を行なったのに、その印刷動作に見合っ
た電流が流れなければ、異常が発生したと判断される。
【0037】以上説明した図2〜図6のようにして、ヘ
ッドに関する各種状態を検出し、この状態に基づいて印
刷不良の発生を検出できる。更に、テストパターンなど
を印刷させることにより、その不良ドットが発生してい
る箇所を特定することにより、印刷不良に応じた対策を
とることができる。
【0038】次に図7〜図10を参照して、プリントヘ
ッドや記録紙の搬送駆動を切り換えることにより、印刷
不良の発生を防止する場合で説明する(ここでは、記録
紙に印刷された印刷結果に基づいて行う)。尚、これら
の図7〜図10では、シャトル式にプリントヘッドを走
査して印刷し、このプリントヘッドの移動方向に直交す
る方向に記録紙を搬送する場合で説明しているが、本発
明はこれに限定されるものでないことはもちろんであ
る。また本実施例のプリントヘッドは、プリントヘッド
のノズル等の記録要素が直線状に配列されているが、斜
めや千鳥状であっても良い。
【0039】図7は、不良のないプリントヘッド701
と、これにより印刷された正常な印刷結果702とを表
わす図である。このプリントヘッド701は、縦方向に
一列にドットを形成するための記録要素(インクジェッ
トヘッドのノズルやサーマルヘッドの発熱素子、或はワ
イヤドット等)が並び、プリントヘッド701が横方向
(記録要素の配列方向にほぼ直交する方向)に移動しな
がら印刷することで、702で示すように文字列“AB
C”を印刷する。
【0040】図8は、印刷不良が発生した場合を示し、
プリントヘッド801の上から6番目の記録要素803
と7番目の記録要素804が不良であるために、802
で示す印刷結果において、805,806で示すような
印刷されないラインが発生している。
【0041】このような印刷結果802におけるドット
抜けは、例えば、インクジェット方式のプリントヘッド
の場合では、ノズル803,804で“インクが詰ま
り”が発生し、これらのノズルよりインクが吐出できな
くなった場合に発生する。このような場合は、正常にイ
メージを印刷できず、これらノズル803,804に対
応する部分のラインが白く抜けて印刷される。このよう
な印刷不良は、上述したインクジェットヘッドで発生す
る代表的な印刷不良の現象である。
【0042】図9は、図8に示すように記録要素に異常
が発生してドット抜けが生じた場合の補正動作を示した
図で、図8と共通する部分は同じ番号で示し、それらの
説明を省略する。ヘッド801による印刷結果を、前述
の図2〜図6で示したように、センサで検査し、その検
出値を正常値と比較・演算し、印刷結果におけるドット
抜けを判断する。これらドット抜けの位置の検出は、ド
ット単位でも、ブロック、ライン単位でも良く、又は、
幾度かに分けて行うこともできる。またセンサは、プリ
ントヘッドによる印刷直後の印刷結果を読み取るのが最
善ではあるが、ドット不良が検出できる構成であれば、
これに限定されるものではない。例えば、イメージセン
サをプリントヘッドの上に設け、前のライン走査で印刷
したイメージを読み取り、その読み取りデータに基づい
て、前ラインの印刷データの不良を検出してもよい。
【0043】本実施例では、ライン単位で印刷されたド
ット不良を見つけ、不良が生じたラインを、それ以降の
プリントヘッドの走査で上書きすることにより、ドット
抜けが発生した箇所を補正する。
【0044】なお、このドットの補正に使用する印刷記
録要素は、他の印刷記録要素でも、補正専用の記録要素
でも良く、また補正印刷で使用する記録要素の選択は、
その装置で適宜行っても良い。なお、このような印刷補
正を行う場合、必要に応じて他の正常な記録要素による
印刷処理を停止したり、次のラインのイメージの印刷と
同時に行っても良い。
【0045】次に、図9を参照して、本実施例における
補正印刷処理を説明する。
【0046】図8に示すように、1ラインの印刷を終了
した後(“ABC”を印刷後)に、センサにより6,7
番目の記録要素が印刷不良(805,806)を起した
と判断すると、プリントヘッドをホーム位置に戻すとと
もに記録紙を移動させ、他の正常な記録要素を使用して
印刷異常が発生したドット位置まで移動させる。つま
り、図9において、プリントヘッド801を801aで
示す位置まで記録紙に対して相対的に副走査方向に移動
させ、印刷不良ドット803,804の位置に、正常な
記録要素908,909がくるようにする。この様にプ
リントヘッド801を記録紙に対して副走査方向に移動
した後、不良印刷ドット位置に正常な記録要素による印
刷を行う。尚、この補正印刷時、ライン805,806
のそれぞれを印刷する記録要素以外によるドットの印刷
は行わない。このようにして、印刷不良による印刷抜け
(図8の805,806)部分を補修できる。
【0047】また、このような印刷不良ドットを検出し
た後、そのプリントヘッドのクリーニング動作を行うこ
とにより、印刷不良が発生した記録要素が正常になれ
ば、再度、通常の印刷動作に復帰するか、或は図9に示
すような補正印刷を行う。
【0048】しかし、プリントヘッド801が正常に復
帰した後、図9に示すような印刷処理を繰り返し実行す
ることは印刷速度の低下を招く。従って、印刷不良を検
出して補正した以降の印刷では、図10に示すように、
画像データを幾つかのグループに分けて印刷を制御する
のが有効である。このような制御は、プリントヘッド上
の記録要素を幾つかのグループに分け、不良ドットが発
生した記録要素のグループを印刷行程から切り離し、他
のグループで印刷処理を代行する。これにより、プリン
トヘッドや記録紙の細かな移動制御や、印刷データの入
れ替えを簡素化でき、プリント速度の高速化、プリンタ
装置の低価格化を図ることができる。
【0049】図10は、プリントヘッド801の記録要
素群を上下2つのグループ810と812とに分けて印
刷制御を行う場合を示した図である。この印刷法は、印
刷不良が発生した記録要素803,804を含むグルー
プ812を通常の印刷行程から切り離し、他の正常なグ
ループ810で印刷を代行させるものである。即ち、プ
リントヘッド801の正常なグループ810だけで印刷
を行い、不良記録要素803,804を含むグループ8
12による印刷を行わない。
【0050】プリントヘッド801の1走査による印刷
終了後、プリントヘッド801を801aで示す位置
に、記録紙に対して相対的に副走査方向に移動する。こ
うして、プリントヘッド801のグループ810が、印
刷イメージの921で示す部分に位置するようにする。
そして再度プリントヘッド801を走査して、グループ
810により921に対応する部分を印刷する。尚、こ
の時、プリントヘッド801のグループ812を用いて
印刷しないことは前述した通りである。これにより、容
易に補正印刷ができ、高速印刷が可能になる。つまり、
図9に示すように、プリントヘッドや記録紙の細かな移
動や、印刷イメージの入れ替え等を行う必要がなくな
り、印刷動作やデータの制御が簡単になり、印刷スピー
ドの低下を抑えることができる。尚、この場合の印刷不
良の検出は、記録要素のグループ単位で行ってもよい。
また、この印刷法は、補正印刷と独立して或は単独で、
印刷不良を検出した後、直ちに印刷モードの変更を行っ
てもよい。このような印刷不良の検出、補正印刷、印刷
行程からの切り離しは、ドット単位でなく、ブロック、
ドットライン、ブロックライン単位で行なう方が、ハー
ドやソフトの面で簡易であり一般的である。
【0051】図11〜図14は、2列に配列された記録
要素を備えるプリントヘッド930を走査して印刷する
場合を説明する図である。尚、本実施例におけるプリン
トヘッド930の記録要素の配列はこれに限定されるも
のでなく、例えば、図11のように直線状であっても、
斜め、或は千鳥状であっても良い。
【0052】図11において、プリントヘッド930の
第1,2の記録要素群(931,932)は、印刷イメ
ージ1列おきに印刷している。こうして印刷された文字
列「ABC」の印刷結果を940で示し、印刷されたド
ット列941は第1の記録要素列931で印刷され、ド
ット列942は第2の記録要素列932を用いて印刷さ
れている。
【0053】図12は、プリントヘッドの第2の記録要
素群932の記録要素933,934に不良が発生した
場合の印刷結果を950で示している。
【0054】この時、印刷された印刷イメージ950に
おいて、951で示されたドットが印刷されずにドット
抜けを起している。このような事態は、例えばインクジ
ェットヘッドの場合で、ノズル933,934に“イン
クがつまり”が発生し、インクを吐出できなくなった場
合に相当している。この場合は、イメージを正確に印刷
・再生できずドット抜け部分が白くなる。このような印
刷不良としては、他には、ヘッド内部の断線、接触不良
などが考えられる。
【0055】図13は、図12のような印刷データ抜け
が発生した場合の補正動作の一例を示した図で、図12
と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略
する。図12に示すような印刷不良が発生した時は、前
述の図2〜図6を参照して説明したように、センサによ
り印刷不良が発生しているか否かを判断し、印刷結果に
おけるドット抜け等を発生しているか否かを判断する。
この印刷不良の検出は印刷ドット単位でも、ブロック、
ライン単位で行っても良い。また、プリントヘッド93
0により印刷された直後の印刷結果に基づいて、その印
刷不良の発生を検知するのが最善ではあるが、この検出
方法或は検出位置などについては、特にこだわらない。
例えば、イメージセンサをプリントヘッドの上に載置
し、直前のライン走査で印刷した前ラインの印刷イメー
ジを読み取り、その読み取ったデータに基づいて印刷不
良を検出してもよい。
【0056】本実施例では、ドット単位で印刷されたド
ット不良を見つけ、印刷不良が発生した箇所を正常な記
録要素を用いて上書きすることにより、その印刷不良を
補正する。即ち、1ライン走査による印刷終了後(“A
BC”を印刷後、図12の950で示す印刷結果が得ら
れた後)に、第2の記録要素群932の6,7番目の記
録要素933,934による印刷不良(図12の951
で示す)が発生していると判断される。この時、正常な
記録要素、つまり第1の記録要素群931の同じく6,
7番目の記録要素935,936を用いて、その印刷不
良ドット951を再度印刷する。これにより、記録要素
の不良に起因するドット抜けを防ぐことができる。そし
て、それ以降の印刷動作において、図12及び図13で
示す印刷再生法を繰り返して行ってもよい。また、印刷
不良ドットを検出した後、そのプリントヘッド930を
例えばクリーニングすることにより、記録要素933,
934が正常になれば、再度図11に示す印刷処理に移
行しても良い。
【0057】また、図13に示すような印刷方法を、そ
れ以降のライン走査による印刷において繰り返し行うこ
とは印刷の速度の低下を招く。このため、ドット不良を
検出した以降では、不良記録要素群、つまり図13の第
2の記録要素群932による印刷を行わず、正常な記録
要素群931を使用して印刷する制御に切り替えるのが
望ましい。本実施例では、プリントヘッド930の不良
記録要素を含む記録要素群を印刷行程から切り離し、他
の記録要素群で印刷を代行することで、補正のための印
刷を実行する必要を無くし、プリントヘッドや記録紙の
細かな移動制御や、印刷データの入れ替え等を簡素化で
き、プリント速度の高速化、装置の低価格化をはかる。
【0058】図14は、不良記録要素を含む記録要素群
を印刷行程から切り離し、他の正常な記録要素群で印刷
を代行することにより、図13に示すように、プリント
ヘッドや記録紙の細かな移動や、印刷データの入れ替え
を行なう必要がなくなり、印刷動作やデータの制御を簡
単にして、印刷スピードの低下を抑える。
【0059】この場合の印刷処理において、不良記録要
素933,934を含む第2の記録要素群932による
印刷動作を停止させ、正常な第1の記録要素群931に
より順次印刷を行って印刷結果952を作成する。この
場合も、印刷不良の検出、補正印刷、不良が発生した記
録要素を印刷行程から切り離す処理はドット単位でな
く、ブロック単位で行なうほうが、ハードやソフトの面
で簡易であり、一般的である。
【0060】図15は、本実施例のプリンタ装置におけ
る印刷処理の流れを表わすフローチャートで、この処理
を実行するための制御プログラムはROM102に記憶
されており、CPU101の制御の下に実行される。
尚、この処理では、印刷をページ単位に行い、印刷結果
のチェックや印刷モードの変更、及び印刷不良箇所を補
正するための印刷補正をライン単位で行う場合で示して
いる。まずステップS1で、前述の図1〜図6で示すセ
ンサを用いてプリントヘッドに異常が発生したか否かを
調べ、異常がなければステップS2に進み、プリントヘ
ッドを走査しながらライン単位に印刷を行なう。一方、
ステップS1で、プリントヘッドに異常が発見されると
ステップS10に進み、ヘッドに異常が発生したこと
を、LCDなどの表示器やブザー音(図1の警告部11
3に相当)により警告する。また或は、このプリンタ装
置が接続されている制御装置(例えば、ファクシミリや
コピー機などの組込み先の制御部や、ホストコンピュー
タなどの主制御装置)に警告情報を伝送する。これによ
りステップS11において、ヘッドの異常に対処するた
めに印刷モード等を変更するか否かを、本実施例のプリ
ンタ装置の制御部や、接続先の制御部(例えば、ファク
シミリやコピー機などの組込み先の制御部や、このプリ
ンタ装置に接続されたホストコンピュータなどの主制御
装置)が判断する。そして、印刷モードを変更する場合
はステップS12に進み、印刷モードを変更する。この
印刷モードの変更は、例えば、縦方向に配列されたプリ
ントヘッドの記録要素を上下のブロックに分け、下側の
記録要素ブロックで不良が発生した場合、上側の記録要
素ブロックのみで印刷を行うモードに設定する、例えば
前述の図14に示すような処理を意味している。これに
より、記録要素の不良に起因する印刷データのドット抜
けを防止できる。こうして印刷モードが変更されるとス
テップS13に進み、プリントヘッドの異常のために印
刷モードを変更したことを、例えばLCDなどの表示器
や、ブザー音等で警告する。また、このプリンタ装置が
接続されている制御装置(例えば、ファクシミリやコピ
ー機などの組込み先の制御部や、このプリンタ装置に接
続されたホストコンピュータなどの主制御装置)に変更
の情報を警告する。こうして印刷モードが変更されると
ステップS2に進み、その変更された印刷モードにより
印刷が行われる。尚、ステップS1において、プリント
ヘッドに異常を発見しても、その異常が発生した記録要
素が前回の印刷モードの変更により印刷用の記録要素か
ら除外されている時は、再度印刷モードを変更する必要
はない。またステップS11で、印刷モードを変更しな
いと判断するとステップS2に進み、そのまま印刷を続
行する。そして、ステップS2の印刷処理が仮終了する
と、ステップS3で印刷不良が発生しているかを調べ
る。このチェックは、例えばプリントヘッドにより印刷
された結果を、そのプリントヘッドの直後で読み取るセ
ンサからの情報に基づいて判断するもので、例えば前述
の図2,図3に示されるような構成である。ステップS
3で印刷結果に異常がなければステップS9に進み、印
刷を継続するかどうか、即ち、例えば1頁のプリント終
了かどうかを判断し、そうでない時はステップS1に戻
り、前述した印刷処理を続ける。こうしてステップS9
で印刷を終了する場合は、正常印刷終了として印刷を終
了する。
【0061】ステップS3で、印刷結果に補正が必要な
不良箇所が見つかった場合はステップS4に進み、補正
するための印刷を行うかどうか、この実施例のプリンタ
装置の制御部や接続先の制御部(例えば、ファクシミリ
やコピー機などの組込み先の制御部や、このプリンタ装
置に接続されたコンピュータなどの主制御装置)が判断
する。ここで例えば、プリンタ装置の補正機能を超える
ような印刷不良が発生したと判断されたり、或は補正す
る必要がない印刷等の場合はステップS5に進み、LC
Dなどの表示器や、ブザー音で使用者に警告する。また
或は、このプリンタ装置が接続されている制御装置(例
えば、ファクシミリやコピー機などの組込み先の制御部
や、このプリンタ装置に接続されたコンピュータなどの
主制御装置)に異常終了の情報を警告する。その後、異
常終了として動作を終了する。
【0062】一方、ステップS4において、補正印刷を
行うと判断されるとステップS6に進み、プリントヘッ
ドのクリーニングとクリーニングの結果をチェックす
る。これはオプション機能(特にインクジェットヘッド
の場合)で、印刷モードの変更や補正印刷を必要最低限
にするためである。次にステップS7に進み、補正印刷
をどのように行うかを、LCDなどの表示器等で使用者
に問合わせる。また或は、このプリンタ装置が接続され
ている制御装置(例えば、ファクシミリやコピー機など
の組込み先制御部や、プリンタ装置に接続されたコンピ
ュータなどの主制御装置)に補正印刷の方法を問合わせ
る。
【0063】次にステップS8に進み、ステップS7で
指示された補正方法に従って、補正印刷を行う。この補
正印刷は、例えば、前述の図9や図13で示したような
補正印刷処理である。この補正印刷により、印刷結果に
おけるドットの欠落を防ぐことができる。こうして補正
印刷が終了した後、ステップS9で印刷を継続するか否
かを判断し、印刷を継続する場合はステップS1に戻
り、印刷を続ける。この場合、ステップS1において、
このプリンタ装置の制御部や接続先の制御部(例えば、
ファクシミリやコピー機などの組込み先の制御部や、こ
のプリンタ装置に接続されたコンピュータなどの主制御
装置)が、新たにプリントヘッドの異常が発生した場合
に、印刷品位や速度をあげた方がよいと判断する(ステ
ップS11)と再度ステップS12で印刷モードが変更
される。しかし、ここで印刷モードを変える必要がな
い、または変える選択肢がない場合はステップS2に進
み、そのまま印刷を行い、印刷結果に基づいて補正印刷
を行う。
【0064】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0065】以上説明したように本実施例によれば、ド
ットによる印刷を行う装置において、プリントヘッドの
不良箇所を検出し、その不良に起因する印刷不良箇所を
正常な記録要素を使用して印刷することにより、印刷不
良やデータ抜けを防ぐことができる。
【0066】また、以上の処理で印刷不良の発生を少な
くすることが可能になり、今まで印刷不良が発生すると
直にプリントヘッドを交換していたのに対し、例え印刷
不良が発生しても、そのプリントヘッドを交換すること
なく印刷を続けることが可能になる。
【0067】また、予め定めた時間や印刷動作毎にヘッ
ドのクリーニングを行う必要がなくなり、不良発生時の
み、或は不良記録要素部分だけを、必要な時に必要な時
点でクリーニングすればよくなる。これにより、ヘッド
の記録要素の不良の発生を防ぎ、定期的に行われるクリ
ーニングによる印刷材の浪費を抑え、またヘッドのクリ
ーニング回数を減らすことによりヘッドの磨耗等を防止
できる。
【0068】更に、印刷不良やデータ抜けを検出し、不
良記録要素の検出、及び不良記録要素の周辺の記録要素
による補正印刷を行うことができる。従って、印刷材の
使用量が少なくて済み、各ドットを最適な印刷量で印刷
できるので、印刷の精度の向上、印刷ドットのにじみ等
を防ぐことができる。
【0069】これらにより、印刷ヘッドの交換回数を少
なくでき、印刷材(印刷において記録紙に付着、定着さ
せて印刷を行うトナーやインクなど)の使用量を削減で
きる。
【0070】また、不良が発生した記録要素を、それ以
降の印刷処理から切り離すことにより、それ以降の印刷
結果の高品位化、高速化を図ることができる。
【0071】以上により、使用者にヘッドの交換や印刷
材の補充、印刷不良の記録紙の発生量を低減し、などの
費用と手間を節約させ、メンテナンスフリーの実現させ
ることが可能である。また、高品位化、高速化が可能に
なる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リントヘッドの故障を検知し、それに応じて印刷方法を
変更して常に最適な印刷を行うことができる効果があ
る。また本発明によれば、印刷された画像における印刷
不良を検知し、その印刷不良箇所を補正するような印刷
を行うことにより、印刷不良の発生を防止できる効果が
ある。また本発明によれば、印刷不良が発生した時にそ
の不良箇所を補正するように印刷し、その不良箇所が復
帰した際には、通常の印刷動作に復帰して印刷速度の低
下を抑えることができる効果がある。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のプリンタ装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例のプリンタ装置のプリント部の構成を
示す概略図である。
【図3】本実施例のプリントヘッドの前面図である。
【図4】本実施例のプリンタ装置のプリント部とセンサ
の配置を説明する図である。
【図5】本実施例のプリンタ装置のプリント部とセンサ
の配置を説明する図である。
【図6】本実施例のプリンタ装置のプリント部とセンサ
の配置を説明する図である。
【図7】本実施例のプリンタ装置における正常な印刷例
を示す図である。
【図8】本実施例のプリンタ装置において、印刷不良が
発生した例を示す図である。
【図9】本実施例のプリンタ装置における印刷不良の発
生と、その補正印刷を説明する図である。
【図10】本実施例のプリンタ装置における印刷不良の
発生と、その補正印刷を説明する図である。
【図11】本実施例のプリンタ装置において、印刷不良
が発生した例を示す図である。
【図12】本実施例のプリンタ装置における印刷不良の
発生と、その補正印刷を説明する図である。
【図13】本実施例のプリンタ装置における印刷不良の
発生と、その補正印刷を説明する図である。
【図14】本実施例のプリンタ装置における印刷不良の
発生と、その補正印刷を説明する図である。
【図15】本実施例のプリンタ装置における印刷処理の
流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 記録紙の移動部 105 ヘッドの移動部 106 センサ部 107 他部とのI/F 108 受信データ記憶部 109 印刷データ作成部 110 印刷データ記憶部 111 ヘッドの駆動部 112 補正制御部 113 警告部 114 ヘッドのクリーニング部 115 ヘッドの状態、動作検出部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/30 2/35 2/355 B41J 3/04 102 Z 3/10 114 A 3/20 114 G 114 A

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットにより記録媒体上に画像を印刷す
    る印刷装置であって、 ヘッド不良に起因する印刷不良箇所を検出する検出手段
    と、 前記検出手段により検出された印刷不良箇所を、前記ヘ
    ッドの正常な記録要素を使用して補正するように印刷す
    る補正印刷手段と、を有することを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、ヘッドの駆動状態に基
    づいてヘッドの異常を検出するヘッド異常検出手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、記録媒体上に印刷され
    た印刷結果により印刷不良ドットを検知し、当該印刷不
    良ドットに対応するヘッドの不良記録要素を特定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段により検出された印刷不良
    を報知する報知手段を更に有することを特徴とする請求
    項1に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記ヘッドに流れる電
    流値を検知する電流検知回路を設け、前記検知回路によ
    る電流の検知に基づいて前記ヘッドの不良を検出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は前記ヘッドの振動を検知
    する振動センサを備えることを特徴とする請求項1に記
    載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は前記ヘッドに発生する磁
    気を検出する磁気センサを備えることを特徴とする請求
    項1に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は前記ヘッドに供給される
    インク量を検出する流量センサを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記ヘッドのクリーニングを行うヘッド
    クリーニング手段と、前記検出手段によりヘッドの異常
    が検出されると前記クリーニング手段により前記ヘッド
    をクリーニングするように制御する制御手段とを更に有
    することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、前記ヘッドにより印
    刷されたドットを前記ヘッドによる印刷直後に読取って
    検出することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記検出手段は、前記ヘッドの前回の
    走査により印刷された前ラインのドット列を読取って印
    刷不良箇所を検出することを特徴とする請求項1に記載
    の印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記検出手段によりヘッドの異常が検
    出されて前記補正印刷手段により補正印刷を実行した
    後、前記検出手段により前記ヘッドの異常が検出されな
    くなると前記補正手段による印刷補正を停止する手段を
    更に有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装
    置。
  13. 【請求項13】 ドットにより記録媒体上に画像を印刷
    する印刷方法であって、 ヘッド不良に起因する印刷不良箇所を検出する検出工程
    と、 その検出された印刷不良箇所を、前記ヘッドの正常な記
    録要素を使用して補正するように印刷する工程と、を有
    することを特徴とする印刷方法。
  14. 【請求項14】 前記検出工程は、ヘッドの駆動状態に
    基づいてヘッドの異常を検出することを特徴とする請求
    項13に記載の印刷方法。
  15. 【請求項15】 前記検出工程は、記録媒体上に印刷さ
    れた印刷結果により印刷不良ドットを検知し、当該印刷
    不良ドットに対応するヘッドの不良記録要素を特定する
    ことを特徴とする請求項13に記載の印刷方法。
  16. 【請求項16】 前記検出工程により検出された印刷不
    良を報知する工程を更に有することを特徴とする請求項
    13に記載の印刷方法。
  17. 【請求項17】 前記検出工程は、前記ヘッドに流れる
    電流値を検知し、その検知した電流値に基づいて前記ヘ
    ッドの不良を検出することを特徴とする請求項13に記
    載の印刷方法。
  18. 【請求項18】 前記検出工程は前記ヘッドの振動を検
    知することを特徴とする請求項13に記載の印刷方法。
  19. 【請求項19】 前記検出工程は前記ヘッドに発生する
    磁気を検出することを特徴とする請求項13に記載の印
    刷方法。
  20. 【請求項20】 前記検出工程は前記ヘッドに供給され
    るインク量を検出することを特徴とする請求項13に記
    載の印刷方法。
  21. 【請求項21】 前記検出工程によりヘッドの異常が検
    出されると前記ヘッドをクリーニングする工程を更に有
    することを特徴とする請求項13に記載の印刷方法。
  22. 【請求項22】 前記検出工程では、前記ヘッドにより
    印刷されたドットを前記ヘッドによる印刷直後に読取っ
    て検出することを特徴とする請求項13に記載の印刷方
    法。
  23. 【請求項23】 前記検出工程では、前記ヘッドの前回
    の走査により印刷された前ラインのドット列を読取って
    印刷不良箇所を検出することを特徴とする請求項13に
    記載の印刷方法。
  24. 【請求項24】 前記検出工程によりヘッドの異常が検
    出されて補正印刷を実行した後、前記検出工程により前
    記ヘッドの異常が検出されなくなると印刷補正を停止す
    る工程を更に有することを特徴とする請求項13に記載
    の印刷方法。
  25. 【請求項25】 前記ヘッドはインクを吐出して記録を
    行うインクジェットヘッドであることを特徴とする請求
    項1〜12のいずれか1項に記載の印刷装置。
  26. 【請求項26】 前記ヘッドは複数の発熱抵抗体を備え
    るサーマルヘッドであることを特徴とする請求項1〜1
    2のいずれか1項に記載の印刷装置。
  27. 【請求項27】 前記ヘッドはインクを吐出して記録を
    行うインクジェットヘッドであることを特徴とする請求
    項13〜24のいずれか1項に記載の印刷方法。
  28. 【請求項28】 前記ヘッドは複数の発熱抵抗体を備え
    るサーマルヘッドであることを特徴とする請求項13〜
    24のいずれか1項に記載の印刷方法。
JP122595A 1995-01-09 1995-01-09 印刷方法及びその装置 Withdrawn JPH08187881A (ja)

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