JP6307720B2 - シート供給装置およびシート供給方法 - Google Patents

シート供給装置およびシート供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6307720B2
JP6307720B2 JP2014013082A JP2014013082A JP6307720B2 JP 6307720 B2 JP6307720 B2 JP 6307720B2 JP 2014013082 A JP2014013082 A JP 2014013082A JP 2014013082 A JP2014013082 A JP 2014013082A JP 6307720 B2 JP6307720 B2 JP 6307720B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
peeling
adhesive sheet
wound
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014013082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015140189A (ja
Inventor
芳昭 杉下
芳昭 杉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2014013082A priority Critical patent/JP6307720B2/ja
Publication of JP2015140189A publication Critical patent/JP2015140189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6307720B2 publication Critical patent/JP6307720B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

本発明は、接着シートを供給するシート供給装置およびシート供給方法に関する。
被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置に用いられるシート供給装置は、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1のシート供給装置は、巻回された原反を支持軸で支持してピールプレート上に導く構成となっている。
特開2008−211024号公報
しかしながら、特許文献1のシート供給装置では、巻回された状態から原反を引き出し、一対のニップローラやガイドローラなどの障害物によって向きを変更するため、接着シートの素材によっては、それら障害物によって当該接着シートの表面に傷をつけたり、当該接着シートに巻き癖をつけたりするといった不都合や、例えば接着シートが脆弱な部材で構成されている場合、当該接着シートを破損させてしまうといった不都合が発生する。
本発明の目的は、接着シートを保護して繰り出すことができるシート供給装置およびシート供給方法を提供することである。
上記の課題を達成するために、本発明の一形態であるシート供給装置は、接着シートが剥離シートの一方の面に仮着されて巻回された原反を支持するとともに、当該原反を繰り出す繰出手段と、前記繰出手段で繰り出される原反から前記接着シートを剥離する剥離縁を有する剥離手段とを備え、前記繰出手段は、前記巻回された原反における巻解き部から前記剥離縁までの間に位置するシート剥離前原反部分を所定平面内に位置させる平面維持手段を有し、前記平面維持手段は、前記巻解き部の位置を検知する巻解き部検知手段と、当該巻解き部検知手段の検知結果に基づいて、前記シート剥離前原反部分の全体を前記巻回された原反の径の縮小に合わせて前記所定平面内に位置させる駆動機器とを備えている
上記の課題を達成するために、本発明の別の一形態であるシート供給装置は、接着シートが剥離シートの一方の面に仮着されて巻回された原反を支持するとともに、当該原反を繰り出す繰出手段と、前記繰出手段で繰り出される原反から前記接着シートを剥離する剥離縁を有する剥離手段とを備え、前記繰出手段は、前記巻回された原反における巻解き部から前記剥離縁までの間に位置するシート剥離前原反部分を所定平面内に位置させる平面維持手段を有し、前記平面維持手段は、前記巻回された原反の外径を検知する外径検知手段を備え、当該外径検知手段の検知結果に基づいて、前記シート剥離前原反部分の全体を前記巻回された原反の径の縮小に合わせて前記所定平面内に位置させる駆動機器とを備えている
本発明によれば、シート剥離前原反部分を所定平面内に位置させるため、障害物によって向きが変更されることによって接着シートの表面に傷がついたり、当該接着シートに巻き癖がついたり、当該接着シートが破損したりすることを防止して、接着シートを保護して繰り出すことができる。
また巻回された原反の外径の縮小に応じてシート剥離前原反部分を所定平面内に位置させることができる。
第1実施形態にかかるシート貼付装置の側面図。(b)は(a)の符号AA部。 第2実施形態にかかるシート貼付装置の側面図。 変形例にかかるシート貼付装置の部分側面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して複数例説明する。
なお、本明細書および図面におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は所定平面内の軸とし、Z軸は当該所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」が紙面に直交する手前方向であってY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
[第1実施形態]
図1において、第1実施形態にかかるシート貼付装置10は、シート供給装置20と、押圧ローラからなる押圧手段50と、当該シート貼付装置10の全体的な動作を制御可能なパーソナルコンピュータやシーケンサなどの図示しない制御手段とを備え、被着体WKを搬送する搬送手段60の上方に配置されている。
シート供給装置20は、接着シートASが剥離シートRLの一方の面に仮着されて巻回された原反RSを支持するとともに、当該原反RSを繰り出す繰出手段30と、繰出手段30で繰り出される原反RSから接着シートASを剥離する剥離縁41Aを有する剥離手段40とを備えている。本実施形態の場合、接着シートASは、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADが積層されている。また、原反RSは、筒状部材RS1の外周に巻回され、当該筒状部材RS1の開口部によって中央部に中央孔RS2を呈しているが、筒状部材RS1がなく中央部に中央孔RS2を呈していてもよい。
繰出手段30は、巻回された原反RSにおける巻解き部RS3から剥離縁41Aまでの間に位置するシート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させる平面維持手段31と、駆動機器としての回動モータ32Aで駆動する駆動ローラ32との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ33と、図示しない駆動機器で駆動し、剥離シートRLを回収する回収ローラ34とを備え、直接的または間接的に支持フレーム35に支持されている。
平面維持手段31は、中央孔RS2に挿入されて原反RSを回転可能に支持する第1支持手段としての第1支持軸36と、当該第1支持軸36をスライダ37Aで支持して変位可能な駆動機器であって第1変位手段としてのリニアモータ37と、原反RSの巻解き部RS3の位置を検知する光学センサや撮像手段などの巻解き部検知手段38とを備えている。
剥離手段40は、支持フレーム35に支持された剥離板41を備え、当該剥離板41の左端部が剥離縁41Aとされ、上面41Bで原反RSを剥離シートRL側から支えるようになっている。なお、剥離板41の上面41Bの上方には、インクジェットプリンタやサーマルプリンタ等の印字手段や、接着シートASの後端部を検知したり接着シートAS表面の状態を検査したりする光学センサや撮像手段等の検知手段などの付属機器SPが配置されている。従って、平面維持手段31は、剥離板41の上面41Bを所定平面とし、シート剥離前原反部分RS4を当該所定平面内に位置させて繰り出すようになっている。
搬送手段60は、駆動機器としてのリニアモータ61と、リニアモータ61のスライダ61Aに支持され、減圧ポンプやメカチャックなどの図示しない保持手段によって被着体WKを保持可能な支持面62Aを有するテーブル62とを備えている。
次に、シート貼付装置10を用いたシート供給方法を含むシート貼付方法について説明する。
先ず、オペレータが原反RSを図1に示すようにセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータなどの入力手段を介して運転開始の信号を入力すると、平面維持手段31がリニアモータ37を駆動し、原反RSを上下動させ、巻解き部RS3の位置が剥離板41の上面41Bの延長線上に位置したことが巻解き部検知手段38によって検知されると、平面維持手段31がリニアモータ37の駆動を停止する。これにより、シート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させる。その後、繰出手段30が回動モータ32Aおよび図示しない駆動機器を駆動し、原反RSを繰り出す。そして、剥離板41上に位置する先頭の接着シートASが剥離縁41Aで所定量剥離されたことを光学センサや撮像手段などの図示しない検知手段が検知すると、繰出手段30が回動モータ32A及び図示しない駆動機器の駆動を停止し、シート貼付装置10がスタンバイ状態となる。
そして、人手または多関節ロボットやベルトコンベアなどの図示しない移載手段が図1中実線で示す初期位置で待機しているテーブル62の支持面62A上に被着体WKを載置すると、搬送手段60が、図示しない保持手段を駆動して被着体WKを保持した後、リニアモータ61を駆動し、テーブル62を左方向に搬送する。そして、被着体WKが所定の位置に到達したことを光学センサや撮像手段などの図示しない検知手段が検知すると、繰出手段30が回動モータ32Aおよび図示しない駆動機器を駆動し、被着体WKの搬送速度に合わせて原反RSを繰り出す(第1工程)。これにより、原反RSから接着シートASを剥離縁41Aで剥離し(第2工程)、当該接着シートASを押圧手段50が被着体WKに押圧して貼付する。その後、次の接着シートASが剥離縁41Aで所定量剥離されたことを図示しない検知手段が検知すると、繰出手段30が回動モータ32A及び図示しない駆動機器の駆動を停止し、次の被着体WKへの貼付に備えてシート貼付装置10が再びスタンバイ状態になる。次いで、接着シートASの貼付済の被着体WKを保持したテーブル62が図1中二点鎖線で示される位置に到達したことを光学センサや撮像手段などの検知手段が検知すると、搬送手段60がリニアモータ61の駆動および図示しない保持手段の駆動を停止する。そして、図示しない移載手段が接着シート貼付済の被着体WKを次工程の装置などに搬送した後、搬送手段60がリニアモータ61を駆動し、テーブル62を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
ここで、接着シートASの貼付が行われ、第1支持軸36に支持されている巻回された原反RSの外径が減少すると、シート剥離前原反部分RS4の右側が上昇し、接着シートASが付属機器SPに接触してしまうため、第1工程において、シート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させる工程が行われる。即ち、巻回された原反RSの外径が減少し、巻解き部RS3が巻解き部検知手段38に検知されなくなると、平面維持手段31がリニアモータ37を駆動し、巻解き部RS3の位置が巻解き部検知手段38によって検知されるまで、巻回された原反RSを下降させ、シート剥離前原反部分RS4が常に所定平面内に位置するように制御される。
よって、以上のような第1実施形態によれば、シート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させるため、付属機器SPなどの障害物によって向きが変更されることによって、接着シートASの表面に傷がついたり、当該接着シートASに巻き癖がついたり、当該接着シートASが破損したりすることを防止して、接着シートASを保護して繰り出すことができる。
[第2実施形態]
図2において、第2実施形態にかかるシート貼付装置100は、シート供給装置200と、押圧手段500と、当該シート貼付装置100の全体的な動作を制御可能なパーソナルコンピュータやシーケンサなどの図示しない制御手段とを備え、被着体WKを搬送する搬送手段600の上方に配置されている。
シート供給装置200は、巻回された原反RSを支持するとともに、当該原反RSを繰り出す繰出手段300と、繰出手段300で繰り出される原反RSを剥離シートRL側から支えるとともに、当該原反RSから接着シートASを剥離する剥離縁410Aを有する剥離手段400とを備えている。本実施形態の場合、原反RSは、中央に開口部がない状態、または、開口部が小さい状態で巻回されているが、第1実施形態のような開口部があてもよい。
繰出手段300は、巻回された原反RSにおける巻解き部RS3から剥離縁410Aまでの間に位置するシート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させる平面維持手段310と、駆動機器としての回動モータ320Aで駆動する駆動ローラ320との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ330と、図示しない駆動機器で駆動し、剥離シートRLを回収する回収ローラ340とを備え、直接的または間接的に支持フレーム350に支持されている。
平面維持手段310は、重力方向における下方から原反RSを支持する左右一対の第2支持手段としての第2支持軸360と、左右一対の第2支持軸360それぞれを各スライダ370Aで支持して変位可能な駆動機器であって第2変位手段としてのリニアモータ370と、原反RSの外径を検知する外径検知手段380とを備えている。なお、図2中二点鎖線で示すように、巻回された原反RSを真下で支持する補助ローラ390を設け、当該巻回された原反RSの外径が小さくなるまで支持できるようにしてもよい。
外径検知手段380は、巻回された原反RSの外周に当接して回転可能なローラ381と、ローラ381を支持する支持軸382と、支持軸382の角度を検知することで、巻回された原反RSの外径を検知可能な光学センサや角度センサなどの角度検知手段383とを備えている。
剥離手段400は、支持フレーム350に支持された剥離板410を備え、当該剥離板410の左端部が剥離縁410Aとされ、上面410Bで原反RSを剥離シートRL側から支えるようになっている。なお、平面維持手段310は、剥離板410の上面410Bを所定平面とし、シート剥離前原反部分RS4を当該所定平面内に位置させて繰り出すようになっている。
押圧手段500は、駆動機器としての直動モータ510と、直動モータ510の出力軸510Aに支持され、減圧ポンプや静電チャックなどの図示しない保持手段によって接着シートASを保持可能な支持面520Aを有する支持プレート520とを備えている。
搬送手段600は、ベルトコンベアや多関節ロボットなどによって構成されている。
次に、シート貼付装置100を用いたシート供給方法を含むシート貼付方法について説明する。
先ず、オペレータが原反RSを図2に示すようにセットした後、第1実施形態と同様にして運転開始の信号を入力すると、平面維持手段310が角度検知手段383の検知結果を基に、各リニアモータ370を駆動し、各第2支持軸360を移動させ、巻解き部RS3の位置を剥離板410の上面410Bの延長線上に位置させる。これにより、シート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させる。その後、繰出手段300が回動モータ320A及び図示しない駆動機器を駆動し、原反RSを繰り出す。そして、剥離板410上に位置する先頭の接着シートASが剥離板410上の所定の位置に到達したことが光学センサや撮像手段などの図示しない検知手段に検知されると、繰出手段300が回動モータ320Aおよび図示しない駆動機器の駆動を停止し、シート貼付装置100がスタンバイ状態となる。
そして、搬送手段600が被着体WKを搬送し、当該被着体WKを支持プレート520の直下に配置すると、繰出手段300が回動モータ320A及び図示しない駆動機器を駆動し、原反RSを繰り出す(第1工程)とともに、押圧手段500が図示しない保持手段を駆動する。これにより、原反RSから接着シートASを剥離縁410Aで剥離し(第2工程)、当該接着シートASが支持プレート520で保持され、次の接着シートASが剥離板410上の所定位置に到達したことを図示しない検知手段が検知すると、繰出手段300が回動モータ320Aおよび図示しない駆動機器の駆動を停止し、次の被着体WKへの貼付に備えてシート貼付装置100が再びスタンバイ状態になる。次いで、押圧手段500が直動モータ510を駆動し、支持プレート520を下降させ接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する。その後、押圧手段500が図示しない保持手段の駆動を停止した後、直動モータ510を駆動し、支持プレート520を上昇させる。そして、搬送手段600が接着シート貼付済の被着体WKを次工程の装置などに搬送し、以降上記同様の動作が繰り返される。
ここで、接着シートASの貼付が行われ、各第2支持軸360に支持されている巻回された原反RSの外径が減少すると、シート剥離前原反部分RS4の右側が下降し、当該原反RSが剥離板41の右端部410Cに接触してしまうため、第1工程において、シート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させる工程が行われる。即ち、巻回された原反RSの外径が減少したことを角度検知手段383が検知すると、平面維持手段310が各リニアモータ370を駆動し、巻解き部RS3の位置を一定位置に維持させ、シート剥離前原反部分RS4が常に所定平面内に位置するように制御される。
よって、以上のような第2実施形態によっても第1実施形態と同様の効果を奏することができる上、巻回された原反RSに中央孔がない場合や中央孔が小さい場合でも、当該原反RSを確実に支持させることができる。
[変形例などについて]
なお、本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。
例えば、本発明を構成する剥離手段は、繰出手段で繰り出される原反から接着シートを剥離する剥離縁を有するものならば、出願当初の技術常識に照らし合わせてその範囲内であればなんら限定されることはない(他の手段についての説明は省略する)。
また、図3に示すように、中央孔RS2に挿入されて原反RSを回転可能に支持する第1支持手段としての第1支持軸361と、当該第1支持軸361を支持するとともに、当該第1支持軸361を支持した反対側を中心に回動可能な支持軸371と、支持軸371を下方に付勢するばねや弾性部材等の付勢手段381と、巻回された原反RSを下方から支持する支持ローラ391とを備えた平面維持手段311を採用してもよい。
さらに、巻解き部検知手段38や外径検知手段380は、繰り出された原反RSの長さを検出し、そのデータを基に巻解き部RS3の位置や巻回された原反RSの外径を判断する構成としたり、巻回された原反RSの回転数や回転角度を回転センサや角度センサでカウントし、当該回転数や回転角度から巻解き部RS3の位置や巻回された原反RSの外径を判断する構成としたりしてもよい。
また、剥離手段は、ローラで構成されてもよく、この場合の剥離縁は、原反RSの巻解き部RS3から当該ローラの外縁に向かって引いた接線における当該ローラとの接点近傍となり、シート剥離前原反部分RS4は、巻解き部RS3から前記接点近傍までの間に位置する原反RS部分となる。
また、平面維持手段は、シート剥離前原反部分RS4が剥離板41、410の上面41B、410B以外を所定平面として原反RSを繰り出す構成でもよく、例えば、剥離手段40、400で折り返される剥離シートRLの折り返し角度θ1や、被着体WKの被着面(上面)と、剥離手段40で剥離され当該被着面に貼付される接着シートASの接着面とで形成される貼付角度θ2が所定角度で維持されるように、シート剥離前原反部分RS4を所定平面内に位置させる構成でもよい。これにより、接着シートASが剥離シートRLから剥離される剥離角度が一定となり、当該接着シートASの剥離条件を安定化させ、接着シートASの剥離不良を防止することができる。
さらに、第1、第2支持軸36、360は、スライダ37A、370Aに対して回転してもよいし回転しなくてもよい
また、第1、第2支持手段となる第1、第2支持軸36、360や補助ローラ390は、複数の回転軸とそれらに掛け回されたベルトから構成したり、低摩擦部材が設けられた滑り板で構成したりしてもよい。
さらに、第1実施形態の構成に第2実施形態の左右一対の第2支持軸360と、これら第2支持軸360それぞれを各スライダ370Aで支持して変位可能な第2変位手段としてのリニアモータ370とを採用してもよいし、第2実施形態の構成に第1実施形態の原反RSを回転可能に支持する第1支持軸36と、当該第1支持軸36をスライダ37Aで支持して変位可能な第1変位手段としてのリニアモータ37を採用してもよい。このように、第1および第2実施形態の一方の構成物に加えてまたは代えて、第1および第2実施形態の他方の構成物を適宜採用してもよい。
さらに、剥離手段は、原反RSが外巻きの場合、図1中二点鎖線で示すように、支持板412(前記支持板41に相当)の取付位置や取付角度を変更することができる。この場合、巻解き部検知手段38を図1中二点鎖線で示す位置に設け、原反RSの繰出に伴い、巻回された原反RSを上昇させ、シート剥離前原反部分RS4が常に所定平面である支持板412の上面412B内に位置するように制御する。また、支持板412の原反RS側は、図示しない駆動機器により長手方向に伸縮するように構成してもよい。また、巻回された原反RSを昇降させずに、原反RSの外径に応じて、支持板412の端部412C側を図示しない駆動機器により昇降させるようにしてもよい。
また、本願のシート供給装置は、被着体に接着シートを貼付するシート貼付装置に用いられるものに限らず、例えば、接着シートを供給して人手にて当該接着シートを貼付するものなどにも対応できる。
さらに、被着体WKを停止させておき、又は、被着体WKを移動させつつ、シート貼付装置10、100などの他の手段を適宜左右方向に移動させて、前記同様の接着シートASの貼付動作を行ってもよい。
被着体WKを他の装置で搬送する場合、本発明において搬送手段60、600は不要であり、その他、本願発明の独立請求項に構成要件として記載されていない構成要素については、それぞれ必要に応じて採用すればよく、なくてもよい。
また、本発明における接着シートAS、被着体WKの材質、種別、形状などは、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性などの接着形態に限定されることはなく、感熱接着性のものが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプなどの加熱手段を設ければよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層ADだけの単層のもの、基材シートBSと接着剤層ADとの間に中間層を有するもの、基材シートBSの上面にカバー層を有するなどの3層以上のもの、更には、基材シートBSを接着剤層ADから剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハなどの半導体ウエハ、回路基板、光ディスクなどの情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板など、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シートなどの任意の形状の任意のシート、フィルム、テープなどを前記のような任意の被着体WKに貼付することができる。
さらに、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボットなどの電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダなどのアクチュエータなどを採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(前記実施形態で例示したものと重複するものもある)。
20、200 シート供給装置
30、300 繰出手段
31、310、311 平面維持手段
36 第1支持軸(第1支持手段)
360 第2支持軸(第2支持手段)
37 リニアモータ(第1変位手段)
370 リニアモータ(第2変位手段)
40、400 剥離手段
41A、410A 剥離縁
RS 原反
RS2 中央孔
RS3 巻解き部
RS4 シート剥離前原反部分
AS 接着シート
RL 剥離シート

Claims (2)

  1. 接着シートが剥離シートの一方の面に仮着されて巻回された原反を支持するとともに、当該原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出される原反から前記接着シートを剥離する剥離縁を有する剥離手段とを備え、
    前記繰出手段は、前記巻回された原反における巻解き部から前記剥離縁までの間に位置するシート剥離前原反部分を所定平面内に位置させる平面維持手段を有し、
    前記平面維持手段は、前記巻解き部の位置を検知する巻解き部検知手段と、当該巻解き部検知手段の検知結果に基づいて、前記シート剥離前原反部分の全体を前記巻回された原反の径の縮小に合わせて前記所定平面内に位置させる駆動機器とを備えていることを特徴とするシート供給装置。
  2. 接着シートが剥離シートの一方の面に仮着されて巻回された原反を支持するとともに、当該原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出される原反から前記接着シートを剥離する剥離縁を有する剥離手段とを備え、
    前記繰出手段は、前記巻回された原反における巻解き部から前記剥離縁までの間に位置するシート剥離前原反部分を所定平面内に位置させる平面維持手段を有し、
    前記平面維持手段は、前記巻回された原反の外径を検知する外径検知手段を備え、当該外径検知手段の検知結果に基づいて、前記シート剥離前原反部分の全体を前記巻回された原反の径の縮小に合わせて前記所定平面内に位置させる駆動機器とを備えていることを特徴とするシート供給装置。
JP2014013082A 2014-01-28 2014-01-28 シート供給装置およびシート供給方法 Active JP6307720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013082A JP6307720B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 シート供給装置およびシート供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013082A JP6307720B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 シート供給装置およびシート供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015140189A JP2015140189A (ja) 2015-08-03
JP6307720B2 true JP6307720B2 (ja) 2018-04-11

Family

ID=53770811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014013082A Active JP6307720B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 シート供給装置およびシート供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6307720B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102383059B1 (ko) * 2020-05-28 2022-04-06 (주)디오시스 안티노이즈 패드 분리 및 픽업장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382347U (ja) * 1989-12-12 1991-08-22
JPH0885650A (ja) * 1994-09-20 1996-04-02 Toshiba Corp ロール状記録紙の保持構造
JP2009280316A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Lintec Corp 張力付与装置及びシート貼付装置
JP5411217B2 (ja) * 2011-08-05 2014-02-12 東芝テック株式会社 プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015140189A (ja) 2015-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108666234B (zh) 片材粘贴装置及粘贴方法
JP6412442B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP7446071B2 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP6307720B2 (ja) シート供給装置およびシート供給方法
JP6539523B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP6292554B2 (ja) シート供給装置
JP2016088585A (ja) シート貼付装置
JP6613174B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6401447B2 (ja) シート供給装置および供給方法、並びにシート貼付装置および貼付方法
JP2019153640A (ja) シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法
JP6243144B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6226660B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP6211827B2 (ja) シート貼付装置および貼付準備方法
JP2017022178A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6288853B2 (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法
JP6209070B2 (ja) シート供給装置及び供給方法
JP6383285B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP3195573U (ja) シート貼付装置
JP6442273B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP6097604B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP6471060B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP6203009B2 (ja) シート貼付装置
JP6592539B2 (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法
JP6315751B2 (ja) シート供給装置および供給方法
JP6236265B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6307720

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250