JP2013247872A - オリーブゼリー食品 - Google Patents

オリーブゼリー食品 Download PDF

Info

Publication number
JP2013247872A
JP2013247872A JP2012123367A JP2012123367A JP2013247872A JP 2013247872 A JP2013247872 A JP 2013247872A JP 2012123367 A JP2012123367 A JP 2012123367A JP 2012123367 A JP2012123367 A JP 2012123367A JP 2013247872 A JP2013247872 A JP 2013247872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
olive
jelly
gum
sugar
tea
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012123367A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Asao
正勝 浅尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKARA SHOKUHIN KK
Original Assignee
TAKARA SHOKUHIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKARA SHOKUHIN KK filed Critical TAKARA SHOKUHIN KK
Priority to JP2012123367A priority Critical patent/JP2013247872A/ja
Publication of JP2013247872A publication Critical patent/JP2013247872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

【課題】オリーブ茶を原料とし、オリーブ茶の苦味および渋みを緩和したゼリー食品の提供。
【解決手段】ゼリー状液およびオリーブ果実を容器詰めしたゼリー食品であって、ゼリー状液がD−プシコースおよびD−アロースを含む液糖、オリーブ果汁、酸味料、およびオリーブ茶を含むオリーブゼリー食品。
【選択図】なし

Description

本発明は、オリーブ茶、およびD-プシコース、D-アロースを含有する液糖からなるオリーブゼリー食品に関する。
食品としての「ゼリー」はさまざまなバリエーションの食品を指すものであって、水分の多い「とろっ」とした食感のものから特定の形状を保持することができる程度に硬いものまで比較的広範囲の性状を示す食品に使用されている。例えば、コラーゲンに富んだ動物質の素材を煮込んだ肉汁や魚汁が冷えてゼラチンの作用で煮こごりとなったもの、または果汁やワインなどに砂糖などの甘味を加え、ゲル化剤(増粘多糖類)を添加して固めて成形したものまで含まれ、その原料としては種々の食品材料が使用され、様々な性状あるいは味覚、食感を呈するゼリー食品が製造されている。
これまで、ゼリー食品の材料の一つとして、緑茶、紅茶などの茶類が利用されてきた。例えば、果汁、乳製品、コーヒー、紅茶、ココアからなる群から選ばれた少なくとも1種の成分を含む飲食品原料液を用いるゼリー含有飲食品(特許文献1)や、緑茶の抽出液に、カゼインおよびβ−サイクロデキストリンを添加混合して得られる緑茶抽出組成物を用いたゼリー類などの飲食品(特許文献2)を挙げることができる。
一方、オリーブの葉にはポリフェノールの一種、オレウロペインと呼ばれる抗酸化物質が豊富に含まれているため古くからオリーブ葉を摂取すると健康に良いことが知られ、その一部はオリーブ茶として利用されている。オリーブ葉に含まれるオレウロペインの成分は苦渋味を強くする成分であるとともに抗酸化物質でもあり、健康を増進する機能性成分であることも知られているが、オリーブ葉に含まれるオレウロペインの成分による苦渋味を克服することができないため、緑茶、ほうじ茶、ハーブ類、甘茶などをブレンドして飲みやすくするなどの工夫が必要であった。
例えば、甘茶や緑茶をブレンドして飲みやすくしている(特許文献3、特許文献4)などが製品化し販売が行われているが、いずれの製品も苦渋味を押さえるために緑茶、ほうじ茶、ハーブ類、甘茶などをブレンドしている。
また、オリーブは果実も利用することができる植物であり、主に果実はオリーブ油に加工され、欧州はもちろん、日本や米国を初めとする世界各国で用いられている。オリーブ油は様々な効果を有することが知られており、古来から経験的に薬用あるいは化粧用としても用いられてきた。近年、オリーブ油に関しては、その中に含まれる微量成分のポリフェノール類が注目され、その生理的作用などについて多くの研究がなされている(例えば、非特許文献1)。また、オリーブの果実はそのまま食用にも用いられ、場合によっては、保存食として塩蔵されたりしている。
抗酸化剤は健康増進に有用な働きを果たすものである。生物は、酸素を利用することによって生存に必要なエネルギーを効率的に得ている。しかしながら、このようなエネルギー代謝のうち酸素が水に変換される過程で、中間体として活性酸素種が生じる。一般にこの活性酸素種としては、マクロファージの刺激などによって放出されるスーパーオキシド、放射線の被爆などによって生成されるヒドロキシラジカルなどが知られている。これらの活性酸素種は過度の放射線や紫外線の照射、化学物質やタバコの摂取などの外的誘因と虚血再還流、炎症、ストレス、老化などの内的要因が原因となって生成される。このようにして生体内で過剰に生成された活性酸素種は、一般に化学的反応性が高く、生体内で隣接する脂質や核酸、蛋白質などの成分と容易に反応し、さまざまな疾病に繋がる酸化的障害をもたらす。活性酸素種の一種であるスーパーオキシドは、さまざまな疾病と深い関わりがあることが明らかにされており、例えば、動脈中のLDLは、スーパーオキシドによって酸化されて泡沫細胞を形成し、動脈硬化の原因を発生する。また放射線の照射によりもたらされるヒドロキシラジカルの産生は、発癌などの深刻な障害を生体に与える。
このような活性酸素種の生体に対する毒性が明らかになるにつれ、これらを効率的に消去する活性を有する活性酸素種消去物質などの抗酸化剤は、生体内または食品や医薬品、農薬などに含まれる成分の酸化的劣化の防御剤として有用であり、食品産業、特に水産加工品、健康食品、栄養食品のほか、医薬品・農薬分野や化粧品分野において実利的な利用が期待されている。
近年、抗酸化剤に限らず、化学合成品からなる食品添加物の安全性の問題に対する消費者の意識も高まっており、これまでさまざまな抗酸化剤が、主に天然物由来の原料から抽出され、その応用が検討されている。天然物由来で抗酸化効果を有する原料としては、例えば、ゴマ種子中の水溶性の抗酸化成分として、ゴマ脱脂粕などから得られる水溶性抽出物が抗酸化活性を有することが知られている(特許文献5)。また、この脱脂粕抽出物にはリグナン配糖体類が含まれることがよく知られており、そのリグナン配糖体類が強力なヒドロキシラジカル消去活性を有することが知られている(特許文献6)。
このような中、天然物由来で抗酸化効果を有する原料をその形態をできるだけ生かして、天然物由来の有効成分を安定に供給することは、これまで工業的に実用化された例は少ないなかで、 天然にはごく少量が植物類により生産されている糖類である希少糖は、生理活性および甘味性を示す糖類として近年注目され、その工業的な生産が確立されてきている。
希少糖としては、ノンカロリーながら甘味が砂糖の7割程度である「D-プシコース」「D-アロース」などの成分を含む15%程度含有する異性化糖が希少糖含有シロップ(液糖)として製造できるようになった。そのシロップのカロリーは従来の異性化糖に比べて2割程度低く、甘味は白砂糖の9割程度であり従来の異性化糖と同様に、飲料や菓子類、めんつゆなどの調味料や総菜など、幅広く利用することができる。
希少糖の中でも、「D−プシコース」は抗肥満効果や動脈硬化の抑制効果を持ち、「D−アロース」は活性酸素の発生を抑制する希少糖である。具体的には、D−アロースには臓器を虚血(血液が遮断されたり少なくなった状態により生じるダメージから保護する働きがあり、特に、虚血に弱い神経細胞に対する効果を有している。例えば、記憶に関与する海馬の神経細胞は5分間の虚血で障害され死んでしまうが、D−アロースを虚血前に注射することで、神経細胞死を大幅に改善できることが判明した。同様の作用は、肝臓、心臓などでも見られている。D−アロースの持つ抗酸化作用により抗癌作用(癌細胞増殖抑制作用)をも示す。D−アロースは生体内抗酸化剤として有効成分であることがすでに公開されている(特許文献7)。
また、D-プシコースは、動脈硬化の開始因子(ケモカインと呼ばれる)の血管内皮細胞からの分泌を抑制することを示している。D-プシコースにはこの他に、肝臓での脂肪の合成を抑制する効果があることも判明した。その結果としてD-プシコースは血中の脂質を低下させる。これらの効果を合わせると、動脈硬化を防止する医薬品あるいは機能性食品としての応用が考えられている。
こうした抗酸化性などの機能性を有する食品材料は日常の生活する中で摂取することができる形態での供給が望まれている。
特開平7−31387号公報 特開2005−73534号公報 特公昭63−3587号公報 特開2001−69917号公報 特公昭61−26342号公報 特開平8−208685号公報 WO2003/097820
New Food Industry、Vol.34、No.4、28−52、1992
従来、ゼリー食品は天然果汁などに含まれているペクチン質に増粘多糖類を加え加熱し冷却してゼリー食品を形造っているが、オリーブには苦味成分が多く含まれており苦味抜きの加減が難しいことがわかってきた。また、オリーブ葉に含まれるオレウロペインの成分が苦渋味を強くしていることが知られている。このように苦味の主成分はオリーブポリフェノールであり、苦味を抜きすぎるとオリーブらしさがなくなるために、オリーブを原料としてどのように用いれば、オリーブの風味を損じることなく、かつオリーブ特有の風味、生理作用を保つことができるか、あるいはオリーブ葉特有の苦渋味を生かしたオリーブ製品を提供することができるかが課題であることが判明した。すなわち、オリーブ茶に含まれ抗酸化作用を有するオレウロペインの成分が苦渋味を強くしていることが最大の難問題である。
このように、オリーブ茶は苦味や渋味も強く、通常、飲用されている緑茶などのお茶に比べると、風味、香りについて格段の差があり、飲みやすさに難点があって一般向きとは言えず他の食品に応用することは困難であった。オリーブ茶の苦味成分を除去すると抗酸化作用の低下につながり、飲みやすさと抗酸化作用などの作用効果の両立させることが一番の課題であることを本発明者は見出したことを基に本発明は開発された。
本発明の特徴は、オリーブ植物を原料として、オリーブをどのように用いれば、オリーブの風味を損じることなく、かつオリーブ特有の風味、食感をも持つ、あるいはオリーブ葉に特有の苦渋味を生かしたオリーブ加工料理を提供することができるかについて鋭意研究を積み重ねることにより、本発明者は、この問題はD−プシコースおよびD−アロースを含む液糖を併用するゼリー食品により解決するものであることを見出した点にある。
本発明は、オリーブ茶に特有の苦渋味をゼリー食品に生かすとともに、オリーブ茶に固有の風味、おいしさ、健康食品としての効能を維持しているという特徴を持つオリーブ茶含有ゼリー食品を提供することを目的とする。また、本発明は、オリーブ果実や果汁によりオリーブの風味や食感をもつオリーブゼリー食品を提供することを目的とする。
オリーブ茶葉を抽出して得られたオリーブ茶に増粘多糖類を加えたのみでは加熱し冷却してゼリー化を計つても茶の渋みが舌に残るが、酸味とD−プシコースおよびD−アロースを含む液糖を若干加えることによって甘みの切れの良いオリーブ茶の風味が生かされたゼリー食品、オリーブゼリー食品を創出した。
本発明は以下の(1)〜(8)をその技術的要素とするものである。
(1)ゼリー状液およびオリーブ果実を容器詰めしたゼリー食品であって、ゼリー状液がD−プシコースおよびD−アロースを含む液糖、オリーブ果汁、酸味料、およびオリーブ茶を含むことを特徴とするオリーブゼリー食品。
(2)ゼリー状液が、増粘多糖類を含有する(1)のオリーブゼリー食品
(3)増粘多糖類が、ジェランガム、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、グアーガム、ペクチン、寒天、ゼラチン、アラビアガム、グルコマンナン、タラガム、プルラン、タマリンド種子多糖類、トラガントガム、カラヤガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、マクロホモプシスガム、コーンスターチ、タピオカ澱粉などの澱粉、およびデキストリンからなる群から選択される少なくとも1種である(2)に記載のオリーブゼリー食品。
(4)増粘多糖類が、脱アシル型ジェランガム、カラギナン、ローカストビーンガムおよびキサンタンガムの組み合わせからなり、増粘多糖類を0.2〜2重量%含有する(3)に記載のオリーブゼリー食品。
(5)液糖がブドウ糖を原料とする異性化糖から製造された糖であって、D−プシコース、D−アロース、ブドウ糖および果糖を含有する(1)から(4)に記載のオリーブゼリー食品。
(6)オリーブ茶が、オリーブ葉の水抽出物である(1)ないし(5)のいずれかに記載のオリーブゼリー食品。
(7)オリーブ果実が、渋抜き処理及び種抜きを行い貯蔵した種抜きオリーブを塩抜きしたものである(1)から(6)のいずれかに記載のオリーブゼリー食品。
(8)酸味料が、クエン酸、乳酸およびリンゴ酸から選ばれた少なくとも1種である(1)から(7)のいずれかに記載のオリーブゼリー食品。
本発明のオリーブゼリー食品は、オリーブ茶をそのまま加工しないで含有せしめることができるため有用な成分の含有量を減じることがない。そこで、オリーブ茶の有する美容効果、増血効果など、抗酸化性などの種々の薬効を期待することができる。また、糖分の使用量が少なく低カロリーであり、かつ、ヘルシー性に富み、さらには美味であるため、幼児から大人まで、特には子供、女性の嗜好によく適合したゼリー食品を提供意することができる。
本発明のオリーブゼリー食品は、生理活性を有するD-アロースおよびD-プシコースをさらに含むことにより健康上の増進効果を示す。これらの希少糖はオリーブ茶の苦味、渋みを抑えることができるためだれにでも、簡便にオリーブ茶の有効成分を摂取することを可能とする。さらに、オリーブ茶の風味を失うことなくゼリー食品に加工することができる。
本発明は、ゼリー状液およびオリーブ果実を容器詰めしたゼリー食品であって、ゼリー状液がD−プシコースおよびD−アロースを含む液糖、オリーブ果汁、酸味料、およびオリーブ茶を含むことを特徴とするオリーブゼリー食品に関するものである。オリーブ茶葉を抽出して得られたオリーブ茶に増粘多糖類を加えたのみでは加熱し冷却してゼリー化を計つても茶の苦味や渋みが舌に残る現象を抑えることができないが、酸味とD−プシコースおよびD−アロースを組み合わせることによって甘みの切れを改善し、オリーブ茶の風味が適度に生かされたオリーブゼリー食品を創出したのである。また、本発明により、オリーブの風味をもったオリーブゼリー食品を瓶詰めなどの容器入りの形態で提供するものである。
以下に、本発明のオリーブゼリー食品について詳細に説明する。
[オリーブ茶]
オリーブ葉に含まれるポリフェノールの1種のオレウロペインという物質は、オリーブに特に豊富に含まれている物質であって、抗酸化活性(老化を防ぐ)のほか、抗菌活性(病原菌のアミノ酸合成を妨げて増殖を防ぐ)、チロシナーゼ阻害活性(美白効果)などにも関係の深い物質である。さらに、アピゲニン、ルテオニン、ケルセチンなどのフラボノイドが含まれ、いずれも、抗酸化活性を有することが知られている。その他、カルシウム、鉄分、トコフェロール(ビタミンE)を含有し、その効果としては、老化予防、生活習慣病の予防などが期待されている。
本発明で使用されるオリーブ茶の製造法としては、例えば、生葉を摘採、蒸し、冷却、葉打ち、粗揉、揉捻、中揉、精揉、乾燥の日本茶の茶葉の加工工程と同じ工程で行っているもの、あるいは、製品の苦味や渋みを抑えるために工夫をした製造方法が知られているが、本発明において使用されるオリーブ茶はいずれの製造方法によるものでも良い。本発明によりオリーブ茶の苦味や渋みは適度に抑えられる。オリーブ茶は、オリーブ茶葉を湯あるいは水で抽出したものであり、オリーブ茶と湯との比率は抽出液の苦味や抽出成分の含有量に応じて適宜選定することができる。ゼリー状液における抽出した液状オリーブ茶の割合は、10〜150重量%程度である。下限値よりも低いとオリーブ茶を含有したゼリーとしての特徴がなくなり、上限値よりも多くなるとオリーブ茶の味覚が顕著になり食べにくい食品となる。
オリーブ茶と同時にオリーブ茶葉の粉砕物あるいは切断片をゼリー液に添加しても良い。こうしたオリーブ茶葉の混入は、ゼリーを一層オリーブ茶としての独特の味覚を与えることとなる。茶葉の添加量は、1〜0.1重量%が好ましい。
[増粘多糖類]
本発明で使用する増粘多糖類は特に限定されないが、例えば、ジェランガム、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、グアーガム、ペクチン、寒天、ゼラチン、アラビアガム、グルコマンナン、タラガム、プルラン、タマリンド種子多糖類、トラガントガム、カラヤガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、マクロホモプシスガム、コーンスターチ、タピオカ澱などの澱粉、およびデキストリンからなる群から選択される少なくとも1種を用いることができる。特に、カラギナン、ローカストビーンガム、脱アシル型ジェランガム、寒天及びゼラチンから選ばれる1種以上を主成分として用いることが好ましく、例えば、脱アシル型ジェランガムとカラギナンの組み合わせ、あるいは、脱アシル型ジェランガム、カラギナン、ローカストビーンガムおよびキサンタンガムの組み合わせが挙げられる。これら増粘ゲル化剤の添加量は、ゼリー液に対して、0.2〜2重量%程度を例示することができるが、製品の性状にあわせて調整される。
[D−プシコースおよびD−アロースを含む液糖]
本発明で使用される液糖には、ブドウ糖、果糖、D−プシコース、D−アロースを含むものである。その製造については、例えば、D-グルコースとD-フラクトースの「ぶどう糖果糖液糖」を、グルコースイソメラーゼを用いてD-グルコースの約半分をD-フラクトースに変換し、砂糖の甘味度に近づいた代替糖として工業的に生産されており、コーヒーや紅茶のガムシロップとして商品化されている異性化糖を原料とすることができる。異性化糖という呼称は普通、D-グルコースとD-フラクトースの混合糖液のことを指す。これは、現在D-グルコースを原料としたグルコースイソメラーゼによる異性化反応でしか工業的に実用化されていないためである。
原料糖としてのD-グルコースとD-フラクトースを主組成とする液糖である異性化糖、もしくはD-グルコースおよび/またはD-フラクトースからなる混合原料糖液を、塩基性イオン交換樹脂、アルカリ、およびカルシウム塩からなる群から選ばれる一種以上が存在する系で処理することにより、異性化糖の一部をD-プシコースとD-アロースに変換する平衡反応である異性化反応を生じさせて製造することができる。生成した糖は、糖質含量に対して0.5〜17.0%のD-プシコースおよび0.2〜10.0%のD-アロースを含む糖組成物である。液糖は、オリーブゼリーに5〜20重量%の範囲で使用されるが、他の甘味料を併用しても良い。
D−プシコースおよびD−アロースを含む液糖は、オリーブ茶の苦味を緩和するばかりか、同時に糖自体が薬効を示す。さらに、酸味料との組み合わせにより、爽やかでキレのある甘味を呈するものとなる。
[異性化糖の強塩基性イオン交換樹脂による液糖の製造]
異性化糖の強塩基性イオン交換樹脂による液糖の製造の一例を示す。
異性化糖(D-グルコース55%、D-フラクトース45%;w/w)の10%(w/v)溶液500mlを、温度60℃、送液速度1.6ml/minで充填後の強塩基性イオン交換樹脂38.5mlに送液した(樹脂:アンバーライトIRA900J[Cl]、カラム内径1.5cm)。この時にカラムから溶出してくる経時的な反応液をサンプリング後、HPLC(検出器;RI、カラム;三菱化成
MCI GELCK 08EC)にて分析した。通液後(500ml)の溶液の糖組成は、D-グルコース45.9%、D-マンノース+D-アルトロース4.9%、D-フラクトース37.7%、D-アロース1.5%、D-プシコース3.7%であり、3.7%のD-プシコース溶液が得られた。
[樹脂を用いない液糖の製造]
樹脂を用いない液糖の製造の一例を示す。
異性化糖(D-グルコース55%、D-フラクトース45%;w/w)を0.07mol/l Ca(OH)溶液で、10%(w/v)になるように調整し、60℃で1時間反応した。反応後の糖液を脱塩し、糖組成をHPLC(検出器;RI、カラム;三菱化成 MCI GEL CK 08EC)にて分析した。反応液の糖組成は、糖質含量に対して、D-グルコース39.8%、D-マンノース+D-ソルボース+D-アルトロース10.8%、D-フラクトース27.8%、D-アロース2.8%、D-プシコース5.2%であった。
[酸味料]
酸味料は食品に酸味の付与または酸味の調整や味の調和のために使用するが、酸味を加えるだけでなく保存、酸化防止、ph調整剤としての役割をも有しするものであり、主にクエン酸、乳酸、リンゴ酸などが用いられる。本発明では、酸味料はD-プシコースおよびD-アロースを含む液糖との組み合わせによりキレが良く爽やかな甘味をオリーブゼリーに付与することができる。酸味料であるクエン酸、乳酸などは0.1〜1重量%存在することにより液糖による甘味を改善することができる。
[その他の配合材料]
[オリーブ果実」
本発明では、オリーブ果実はゼリーと共にビン詰にする際に、本製品がオリーブ加工品であることを示す明かしとして、また、外観上の良さを示すものとして通常貯蔵用に加工したオリーブ果実を添加する。オリーブ果実は、渋抜き処理及び種抜きを行い貯蔵した種抜きオリーブを塩抜きしてから用いられる。完熟前のグリーン色の段階で収穫したオリーブ果実を用いる。完熟前のグリーン色の段階で収穫したオリーブ果実は、オリーブ独特の風味が残った状態で苦味抜き(または渋味抜き)をする必要がある。苦味の主成分であるオリーブポリフェノールは、アルカリ条件下で不安定になり、溶出しやすくなることを利用して苦味抜きを行う。渋抜き(苦味抜き)は、収穫したオリーブ果実をポリタンクに入れ、濃度を調整したアルカリ溶液を添加し、そのまま10〜15時間漬け込んで行う。渋抜きした果実から残留したアルカリを除去するため、水洗をていねいに行い、さらに、水に一昼夜漬け込む。ついで少しずつ塩分を高くした塩水に漬け込む。砂糖を加え、よく混ぜ、低温で3〜5ヶ月保存して乳酸発酵させる。乳酸発酵させた果実の種を抜いて貯蔵する。本発明は、渋抜き処理及び種抜きを行い貯蔵した原料オリーブを、塩抜きしてから用いる。
[オリーブ果汁]
オリーブ果汁はオリーブからオリーブオイルを抽出する際に遠心分離によって分離された果汁であり、メラニン色素の生成を阻止するヒドロキシチロソールというポリフェノールが含まれており、美白効果があると言われている。オリーブ果汁は0.3〜2重量%をゼリー液に添加することができ、ゼリー液にオリーブの風味を増強させるためにも用いられる。
[液糖以外の糖類]
液糖単独では甘味が不足する場合や砂糖に近い甘味を出したい時には砂糖などの甘味料を添加しても良い。添加量は目的とする甘味に応じた値とすればよい。
本発明の詳細を実施例で説明する。本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものではない。
下記の配合により本発明のオリーブゼリー液を製造した。
希少糖である「D−プシコース」、さらに「D−アロース」などの希少糖を約15パーセント程度含むシロップ(液糖)(株式会社レアスイート販売) 15kg、
砂糖(ビート上白 HO:日本甜菜糖株式会社) 8kg、
オリーブ果汁(丸仲食品有限会社) 1kg、
増粘多糖類
(ゲルアップWM−100:三栄源エフ・エフ・アイ株式会社) 1.05kg、
酸味料(クエン酸(結晶)16M:昭和化工株式会社) 280g、
オリーブ茶
(オリーブ茶葉(株式会社ヤマヒサ)を100倍の水で沸騰後、5分間煮出)40L、
オリーブ茶葉 400g、
水 約35kg、
上記の配合物100kgを加熱して増粘多糖類を水に溶解した後、常温以下に冷却してゼリー状とした。
〈試食パネラーの評価〉
上記により製造したオリーブゼリーを試食パネラー10名により評価した。評価項目(甘味、甘味のキレ、さっぱり感、オリーブの渋み苦味)につい、非常に良い、良い、普通、少し悪い、悪い、の五段階とした。試験の結果は、各項目で、ほとんどが非常によい、あるいは良いとの評価が得られた。
実施例1で製造した液糖に変えて、イオン交換樹脂による処理前のブドウ糖および果糖からなる異性化糖(D-プシコースおよびD-アロースを含有しない液糖)を使用した以外は実施例1と同じ配合のオリーブゼリーを製造した。このゼリー食品を実施例3と同一のパネラーにより評価したところ、甘味のキレ、サッパリ感、およびオリーブの苦味渋みにおいて劣っていることが判明した。
酸味料を使用しなかったこと以外は実施例1と同様の配合でオリーブセリー食品を製造して、パネラーによる評価を行なったところ、実施例1と対比して、甘味のキレ、サッパリ感が劣るとの評価を得た。
[瓶詰め、殺菌、出荷]
ガラス製のビンに実施例3のオリーブゼリーを詰め、さらにオリーブ果実を添加した後、120℃、30分加熱殺菌した。瓶内のゼリーは73.7gあり、オリーブ果実一粒(やく1.3g)との合計で75gであった。その後、出来た製品を包装して出荷した。製品は6ヶ月以上変質がないことが認められた。
様々な薬効が知られているにもかかわらず、その苦味や渋みの存在により食品としての実用化が遅れていたオリーブ茶の利用が促進され、オリーブ茶を一般の人々にとって食し易いゼリー食品として提供することができる。本発明のオリーブゼリー食品を提供することにより国民の健康増進に大きく寄与することが可能となる。また、オリーブ葉を有用な食品の原材料として利用することにより、環境の汚染の軽減にも寄与することとなる。

Claims (8)

  1. ゼリー状液およびオリーブ果実を容器詰めしたゼリー食品であって、ゼリー状液がD−プシコースおよびD−アロースを含む液糖、オリーブ果汁、酸味料、およびオリーブ茶を含むことを特徴とするオリーブゼリー食品。
  2. ゼリー状液が、増粘多糖類を含有する請求項1のオリーブゼリー食品
  3. 増粘多糖類が、ジェランガム、カラギナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、グアーガム、ペクチン、寒天、ゼラチン、アラビアガム、グルコマンナン、タラガム、プルラン、タマリンド種子多糖類、トラガントガム、カラヤガム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、マクロホモプシスガム、コーンスターチ、タピオカ澱粉などの澱粉、およびデキストリンからなる群から選択される少なくとも1種である請求項2に記載のオリーブゼリー食品。
  4. 増粘多糖類が、脱アシル型ジェランガム、カラギナン、ローカストビーンガムおよびキサンタンガムの組み合わせからなり、増粘多糖類を0.2〜2重量%含有する請求項3に記載のオリーブゼリー食品。
  5. 液糖がブドウ糖を原料とする異性化糖から製造された糖であって、D−プシコース、D−アロース、ブドウ糖および果糖を含有する請求項1から4に記載のオリーブゼリー食品。
  6. オリーブ茶が、オリーブ葉の水抽出物である請求項1ないし5のいずれかに記載のオリーブゼリー食品。
  7. オリーブ果実が、渋抜き処理及び種抜きを行い貯蔵した種抜きオリーブを塩抜きしたものである請求項1から6のいずれかに記載のオリーブゼリー食品。
  8. 酸味料が、クエン酸、乳酸およびリンゴ酸から選ばれた少なくとも1種である請求項1から7のいずれかに記載のオリーブゼリー食品。



JP2012123367A 2012-05-30 2012-05-30 オリーブゼリー食品 Pending JP2013247872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123367A JP2013247872A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 オリーブゼリー食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123367A JP2013247872A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 オリーブゼリー食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013247872A true JP2013247872A (ja) 2013-12-12

Family

ID=49847239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012123367A Pending JP2013247872A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 オリーブゼリー食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013247872A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119718A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 国立大学法人香川大学 血糖値の上昇抑制効果を有するこんにゃく加工飲食品
JP2015211670A (ja) * 2014-04-15 2015-11-26 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 果肉のような滑らかな食感を有する冷菓
JP2016029915A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 学校法人福岡大学 二酸化炭素と親二酸化炭素系界面活性剤を用いた機能性高分子複合化粒子及びその製造方法
CN105795170A (zh) * 2014-12-29 2016-07-27 何凯 一种食品乳化稳定保水增稠剂
KR101731063B1 (ko) 2014-12-31 2017-04-27 주식회사 삼양사 당침액 조성물 및 이의 용도
WO2017094654A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 サントリー食品インターナショナル株式会社 ヒドロキシチロソール含有飲料
JP2017099323A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 サントリー食品インターナショナル株式会社 ヒドロキシチロソール含有茶飲料
CN108366588A (zh) * 2015-11-30 2018-08-03 三得利控股株式会社 含羟基酪醇的饮料
JP2019508035A (ja) * 2016-03-09 2019-03-28 シージェイ チェルジェダン コーポレイション プシコースを含有するシロップ組成物、及びこれを含む食品
US20190247323A1 (en) * 2016-10-10 2019-08-15 Cj Cheiljedang Corporation Extract from plant steeped in allulose and preparation method therefor
JP2019535289A (ja) * 2016-11-24 2019-12-12 シージェイ チェイルジェダン コーポレーションCj Cheiljedang Corporation 品質が改善された豆腐及びこの製造方法
WO2020080506A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 サントリーホールディングス株式会社 容器詰飲料
CN116195665A (zh) * 2021-11-30 2023-06-02 内蒙古伊利实业集团股份有限公司 一种果冻状果汁茶及其制备方法

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633587B2 (ja) * 1982-01-26 1988-01-25 Oriibu Kenkyusho Kk
JPS6374473A (ja) * 1987-08-11 1988-04-04 Oriibu Kenkyusho:Kk オリ−ブ茶
JP2001069917A (ja) * 1999-09-02 2001-03-21 Hayakawa Koso Inryo Kenkyusho:Kk オリーブ葉入り茶
JP2002065179A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Sanei Gen Ffi Inc ゼリー食品
JP2002136259A (ja) * 2000-11-02 2002-05-14 Sanei Gen Ffi Inc 茶含有飲食品用添加剤
JP2002265979A (ja) * 2001-03-15 2002-09-18 Sanei Gen Ffi Inc マスカット香料組成物及びその応用
JP2004194549A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Puraseramu:Kk ゼリー含有食品およびその製造方法
JP2005065703A (ja) * 2004-10-29 2005-03-17 Mikakutou Kk ゼリー食品及びその製造方法
WO2006093292A1 (ja) * 2005-03-04 2006-09-08 National University Corporation Kagawa University D-プシコースとd-アロースの複合体結晶性糖質およびその製造方法
JP2007053986A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Toyo Olive Co Ltd オリーブ砂糖漬食品の製造法
JP2007289033A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Takara Shokuhin Kk オリーブカレーおよびその製造方法
JP2008220271A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Q P Corp ゼリー状食品
JP2012085568A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Kao Corp ゼリー状食品

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633587B2 (ja) * 1982-01-26 1988-01-25 Oriibu Kenkyusho Kk
JPS6374473A (ja) * 1987-08-11 1988-04-04 Oriibu Kenkyusho:Kk オリ−ブ茶
JP2001069917A (ja) * 1999-09-02 2001-03-21 Hayakawa Koso Inryo Kenkyusho:Kk オリーブ葉入り茶
JP2002065179A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Sanei Gen Ffi Inc ゼリー食品
JP2002136259A (ja) * 2000-11-02 2002-05-14 Sanei Gen Ffi Inc 茶含有飲食品用添加剤
JP2002265979A (ja) * 2001-03-15 2002-09-18 Sanei Gen Ffi Inc マスカット香料組成物及びその応用
JP2004194549A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Puraseramu:Kk ゼリー含有食品およびその製造方法
JP2005065703A (ja) * 2004-10-29 2005-03-17 Mikakutou Kk ゼリー食品及びその製造方法
WO2006093292A1 (ja) * 2005-03-04 2006-09-08 National University Corporation Kagawa University D-プシコースとd-アロースの複合体結晶性糖質およびその製造方法
JP2007053986A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Toyo Olive Co Ltd オリーブ砂糖漬食品の製造法
JP2007289033A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Takara Shokuhin Kk オリーブカレーおよびその製造方法
JP2008220271A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Q P Corp ゼリー状食品
JP2012085568A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Kao Corp ゼリー状食品

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6015007965; 'スイーツで健康に!? 丸ごとオリーブ&希少糖を使った「おりーぶゼリー」' 東京ウォーカー(全国版) , 20111010 *
JPN6015007966; '希少糖の用途と今後のビジネス展開' 食品工業 Vol.54, No.17, 20110810, pp.61-67 *

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119718A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 国立大学法人香川大学 血糖値の上昇抑制効果を有するこんにゃく加工飲食品
JP2015211670A (ja) * 2014-04-15 2015-11-26 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 果肉のような滑らかな食感を有する冷菓
JP2016029915A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 学校法人福岡大学 二酸化炭素と親二酸化炭素系界面活性剤を用いた機能性高分子複合化粒子及びその製造方法
CN105795170A (zh) * 2014-12-29 2016-07-27 何凯 一种食品乳化稳定保水增稠剂
KR101731063B1 (ko) 2014-12-31 2017-04-27 주식회사 삼양사 당침액 조성물 및 이의 용도
WO2017094654A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 サントリー食品インターナショナル株式会社 ヒドロキシチロソール含有飲料
JP2017099323A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 サントリー食品インターナショナル株式会社 ヒドロキシチロソール含有茶飲料
CN108366588A (zh) * 2015-11-30 2018-08-03 三得利控股株式会社 含羟基酪醇的饮料
EP3384782A4 (en) * 2015-11-30 2019-07-24 Suntory Holdings Limited DRINK CONTAINING HYDROXYTYROSOL
JP2020099339A (ja) * 2016-03-09 2020-07-02 シージェイ チェルジェダン コーポレイション プシコースを含有するシロップ組成物、及びこれを含む食品
JP2019508035A (ja) * 2016-03-09 2019-03-28 シージェイ チェルジェダン コーポレイション プシコースを含有するシロップ組成物、及びこれを含む食品
US10912322B2 (en) 2016-03-09 2021-02-09 Cj Cheiljedang Corporation Allulose-containing syrup composition and food containing same
US20190247323A1 (en) * 2016-10-10 2019-08-15 Cj Cheiljedang Corporation Extract from plant steeped in allulose and preparation method therefor
EP3524061A4 (en) * 2016-10-10 2020-05-20 Cj Cheiljedang Corporation EXTRACT FROM PLANT SOAKED IN ALLULOSE AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR
JP2019530458A (ja) * 2016-10-10 2019-10-24 シージェイ チェイルジェダン コーポレーションCj Cheiljedang Corporation アルロースを含む植物砂糖漬け及びその製造方法
JP2019535289A (ja) * 2016-11-24 2019-12-12 シージェイ チェイルジェダン コーポレーションCj Cheiljedang Corporation 品質が改善された豆腐及びこの製造方法
US11445735B2 (en) 2016-11-24 2022-09-20 Cj Cheiljedang Corporation Tofu with improved quality and manufacturing method thereof
WO2020080506A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 サントリーホールディングス株式会社 容器詰飲料
JP2020065443A (ja) * 2018-10-19 2020-04-30 サントリーホールディングス株式会社 容器詰飲料
CN112839520A (zh) * 2018-10-19 2021-05-25 三得利控股株式会社 容器装饮料
JP7323276B2 (ja) 2018-10-19 2023-08-08 サントリーホールディングス株式会社 容器詰飲料
TWI829783B (zh) * 2018-10-19 2024-01-21 日商三得利控股股份有限公司 容器裝飲料
CN116195665A (zh) * 2021-11-30 2023-06-02 内蒙古伊利实业集团股份有限公司 一种果冻状果汁茶及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013247872A (ja) オリーブゼリー食品
CN103262992B (zh) 一种紫薯牛奶布丁及其加工方法
JP2011097949A (ja) スクラロースを含有する組成物及びその応用
CN103547175A (zh) 饮料组合物
Hajra et al. Diversification of the tea products----global scenario
CN102860546B (zh) 包含无花果的果蔬饮料组合物及其制备方法
KR20120071890A (ko) 동/식물성 식재 발효액 및 그 제조방법
KR100884844B1 (ko) 새콤달콤한 콜라겐 비타 사과 녹차 조성물 및 그 제조방법
CN104232393A (zh) 一种螺旋藻白葡萄酒
CN103932331B (zh) 一种以树莓为主要成分的功能保健饮料及其制备方法
KR100584888B1 (ko) 장어와 한방생약을 주재료로 하는 강정음료 및 이의제조방법
KR101327802B1 (ko) 장어 발효액 및 그 제조방법
KR20060064038A (ko) 감동의 차 새콤달콤 콜라겐 감귤(柑橘) 비타 녹차(과일침출 차)
KR102229679B1 (ko) 팔미라팜, 인삼, 및 아티초크를 포함하는 발포정 및 이의 제조 방법
KR20060069404A (ko) 감동의 차 새콤달콤함 콜라겐 비타 사과 홍차(과일 침출차)
RU2496389C1 (ru) Способ получения взвара
KR100848706B1 (ko) 허브를 함유한 니어워터 음료
KR100545369B1 (ko) 김치조성물 및 그 제조방법, 그 혼합소스
KR100884846B1 (ko) 새콤달콤한 콜라겐 복분자 비타 녹차 조성물 및 그 제조방법
KR20060063855A (ko) 감동의 차 새콤달콤함 콜라겐 복숭아 비타 녹차(과일 침출차)
KR101619974B1 (ko) 백화고를 이용한 발효음료의 제조 방법
KR20060079777A (ko) 감동의 차 새콤달콤한 콜라겐 비타 키위 녹차[과일 침출차]
KR20060064590A (ko) 감동의 차 새콤달콤한 콜라겐 석류 비타 녹차
JP2001333734A (ja) 柿及び茶の混合タンニン粉末
KR101666325B1 (ko) 양조식초를 활용한 아로니아 음료 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151105