JP2013245651A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料供給装置全体の軸短化を図りつつ、サクションフィルタの濾過寿命を延ばすことができる燃料供給装置を提供する。
【解決手段】フランジユニット4は、燃料タンクの底壁に取り付けられるフランジ部12と、燃料ポンプ3の周囲を取り囲むように形成され、且つアッパーカップ25を着脱可能な筒部15とを有し、この筒部15と燃料ポンプ3との間にサクションフィルタ80を設け、サクションフィルタ80は、燃料ポンプ3の外周面に沿って、且つ燃料ポンプ3の軸方向に沿って延在するように形成されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、自動二輪車や四輪車等の車両に用いられ、燃料タンクに貯留されている燃料をエンジンに圧送するための燃料供給装置に関するものである。
一般に、この種の燃料供給装置としては、燃料タンク内に燃料ポンプを設けた所謂インタンク式の燃料供給装置が用いられる。インタンク式の燃料供給装置は、フランジユニットを燃料ポンプの上部に配置して燃料タンクの上壁に取り付ける構造のもの(以下「上付タイプ」という)と、フランジユニットを燃料ポンプの下部に配置して燃料タンクの底壁に取り付ける構造のもの(以下「下付タイプ」という)とに大きく分類される。
上述した燃料供給装置のうち、下付タイプの燃料供給装置は、燃料ポンプと、燃料タンク内に設けられ、燃料ポンプを重力方向上側から内包するアッパーカップと、アッパーカップと協働して燃料ポンプを支持すると共に、燃料タンクに固定されるフランジユニットとを備えている。
フランジユニットの内周面と燃料ポンプとで囲まれた空間は、燃料が貯留されるリザーバ部として機能している。リザーバ部内には、燃料ポンプ内への異物の吸引を防止するためのサクションフィルタが設けられている。
そして、燃料ポンプの電動モータを駆動すると、燃料ポンプを構成するインペラが回転し、このインペラの回転に伴って燃料タンクから燃料が汲み上げられる。このとき、吸引された燃料は、リザーバ部内でサクションフィルタによって濾過された後、インペラに吸引される(例えば、特許文献1参照)。
ここで、サクションフィルタの濾過寿命を延ばすためには、サクションフィルタの表面積を大きくすることが有効である。このため、特許文献1では、リザーブ部内に、サクションフィルタを2つ折りにした状態で収納している。このように構成することで、サクションフィルタの濾過寿命を延ばそうとしている。
特開2010−174895号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、サクションフィルタを2つ折りにした状態で収納する分、リザーバ部の軸方向の深さが必要になるので、燃料供給装置全体の軸長が長くなってしまうという課題がある。
また、サクションフィルタを2つ折りにすることにより、折り曲げた箇所でサクションフィルタ同士が貼り付き、この貼り付いた箇所では燃料が通りにくくなってしまう。このため、サクションフィルタ全体を使用して燃料を濾過することができず、結果的にサクションフィルタの濾過寿命が短くなってしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、燃料供給装置全体の軸短化を図りつつ、サクションフィルタの濾過寿命を延ばすことができる燃料供給装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る燃料供給装置は、燃料タンク内に配置され、前記燃料タンク内の燃料を汲み上げて内燃機関へと圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプに重力方向上方から装着され、この燃料ポンプを内包するアッパーカップと、前記アッパーカップと協働して前記燃料ポンプを支持すると共に、前記燃料タンクに固定されるフランジユニットと、前記燃料ポンプに汲み上げられる前記燃料を濾過するためのサクションフィルタとを備えた燃料供給装置であって、前記フランジユニットは、前記燃料タンクの底壁に取り付けられるフランジ部と、前記燃料ポンプの周囲を取り囲むように形成され、且つ前記アッパーカップを着脱可能な筒部とを有し、この筒部と前記燃料ポンプとの間に前記サクションフィルタを設け、前記サクションフィルタは、前記燃料ポンプの外周面に沿って、且つ前記燃料ポンプの軸方向に沿って延在するように形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、サクションフィルタを折り畳むことなく、このサクションフィルタをフランジユニット内に設けることができる。このため、サクションフィルタ全体を最大限活用することができ、サクションフィルタの濾過寿命を延ばすことができる。
また、サクションフィルタを、燃料ポンプの外周面に沿って、且つ燃料ポンプの軸方向に沿って延在するように形成している。このため、サクションフィルタの表面積を大きく設定しつつ、このサクションフィルタを省スペースに配置することができる。よって、サクションフィルタの濾過寿命を延ばしつつ、サクションフィルタを折り畳む場合と比較して燃料供給装置全体の軸短化を図ることができる。
さらに、フランジユニットの筒部の内側にサクションフィルタを配置しているので、筒部がサクションフィルタを保護し、サクションフィルタが損傷してしまうことを防止できる。
本発明に係る燃料供給装置は、前記筒部と前記燃料ポンプとの間にフィルタ用骨枠を設けると共に、このフィルタ用骨枠を覆うように前記サクションフィルタを設け、前記フィルタ用骨枠は、軸方向に沿って延び、且つ周方向に並んで配置された一対の縦枠と、これら一対の縦枠に跨るように、周方向に沿って延在する複数の横枠とを有し、前記横枠は、前記サクションフィルタの内面に接触する接触部と、前記サクションフィルタの内面に接触しない非接触部とが周方向に交互に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、フィルタ用骨枠によって、サクションフィルタ内に十分な空間を確保することができる。そして、この空間の流入された燃料を燃料ポンプが吸引するように構成することで、確実に、サクションフィルタによって濾過された燃料だけを燃料ポンプに送り込むことができる。このため、サクションフィルタの濾過寿命を延ばすことができる。
また、接触部と非接触部とが周方向に交互に配置されるように横枠を形成することにより、この横枠を径方向に撓み易くすることができる。このため、サクションフィルタの形状を保持しつつ、筒部と燃料ポンプとの間にサクションフィルタを省スペースで配置することができる。
本発明に係る燃料供給装置は、前記複数の横枠は、それぞれ波形状に形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、横枠を細くしつつ、且つ十分な剛性を確保しながら形成することが可能になる。このため、骨枠の軽量化、低コスト化を図ることが可能になる。
本発明に係る燃料供給装置は、前記筒部に、前記フランジユニット内に前記燃料を流入させるための燃料導入窓を形成し、この燃料導入窓に対応する位置に前記サクションフィルタを配置したことを特徴とする。
このように構成することで、燃料タンク内の燃料をフランジユニット内に容易に流入させることができ、燃料ポンプによる燃料の汲み上げが容易になる。また、燃料導入窓に対応する位置にサクションフィルタを配置することにより、燃料導入窓を介してフランジユニット内に流入した燃料が再びフランジユニットの外に流出してしまうのを抑制できる。このため、フランジユニット内を効率よく燃料で満たすことができ、例えば、燃料ポンプでのエアの吸い込みを抑制することができる。よって、エンジン等を良好な状態で作動させることができる。
本発明によれば、サクションフィルタを折り畳むことなく、このサクションフィルタをフランジユニット内に設けることができる。このため、サクションフィルタ全体を最大限活用することができ、サクションフィルタの濾過寿命を延ばすことができる。
また、サクションフィルタを、燃料ポンプの外周面に沿って、且つ燃料ポンプの軸方向に沿って延在するように形成している。このため、サクションフィルタの表面積を大きく設定しつつ、このサクションフィルタを省スペースに配置することができる。よって、サクションフィルタの濾過寿命を延ばしつつ、サクションフィルタを折り畳む場合と比較して燃料供給装置全体の軸短化を図ることができる。
さらに、フランジユニットの筒部の内側にサクションフィルタを配置しているので、筒部がサクションフィルタを保護し、サクションフィルタが損傷してしまうことを防止できる。
本発明の実施形態における燃料供給装置の縦断面図である。 本発明の実施形態における燃料供給装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるユニット本体の平面図である。 本発明の実施形態における燃料ポンプにサクションフィルタを取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるフィルタ用骨枠の平面図である。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、燃料供給装置1の縦断面図、図2は、燃料供給装置1の分解斜視図である。
尚、以下の説明では、後述する燃料ポンプ3の中心軸を中心軸C(図1参照)とし、この中心軸Cに沿ったアッパーカップ25側を重力方向上側(図中UP、以下単に上側という場合がある)、フランジユニット4側を重力方向下側(図中DOWN、以下、単に下側という場合がある)という。また、中心軸Cに直交する方向を径方向といい、中心軸C回りに周回する方向を周方向という。
(燃料供給装置)
図1、図2に示すように、燃料供給装置1は、自動二輪車や四輪車等の車両に取り付けられたものであって、所謂下付タイプのものである。燃料供給装置1は、燃料タンク2の底壁2bに形成されている開口部2aから挿入され、燃料タンク2の底壁2bに取り付けられている。燃料供給装置1は、燃料タンク2内に配置される燃料ポンプ3と、燃料ポンプ3の上側から装着され、燃料ポンプ3を内包するアッパーカップ25と、燃料タンク2の底壁2bに取り付けられ、アッパーカップ25と協働しつつ燃料ポンプ3を下側から支持するフランジユニット4と、燃料ポンプ3に汲み上げられる燃料を濾過するためのサクションフィルタ80とを備えている。
(燃料ポンプ)
燃料ポンプ3は、中心軸C方向が上下方向に一致した略円柱形状に形成されており、上側に配設されたモータ部30と、下側に配設されたポンプ部40とを有している。また、燃料ポンプ3の外周面は、例えば金属からなる円筒状のハウジング33により形成されている。
モータ部30には、例えば、ブラシ(不図示)付きの直流モータ30aが使用される。
モータ部30の径方向中央には、上下方向に沿って延在する出力軸30bが配置されており、モータ部30の上側と、ポンプ部40の下側とを回動自在に支持している。
モータ部30の上側には、不図示のブラシに電気的に接続されている一対のモータ端子32が立設されている。一対のモータ端子32には、ハーネス6の一方側の端子6aが接続される。
また、モータ部30の上側には、アウトレットカバー8が設けられている。アウトレットカバー8は、例えば樹脂により形成されたものであって、ハウジングケース33よりもやや縮径形成された円板状のスカート部8aを有している。このスカート部8aの下部周縁を上から覆うようにハウジングケース33の上端周縁がカシメられている。
さらに、アウトレットカバー8には燃料を排出する排出ポート31と、この排出ポート31と連通するチェックバルブ74とが設けられている。排出ポート31、及びチェックバルブ74は、チェックバルブ74は、排出ポート31から排出された燃料が燃料ポンプ3内に逆流しないようにするためのものである。
ポンプ部40には、インペラ47を有する非容積型のポンプが用いられている。ポンプ部40は、インペラ47の他に、このインペラ47の全体を覆うように形成されたポンプケース45とを有している。
インペラ47は、例えば樹脂により略円板状に形成された部材であって、径方向略中央に挿通孔47aが形成されている。この挿通孔47aに、直流モータ30aの出力軸30bが挿通されている。
インペラ47の上面、及び下面には、外周側に複数の羽根部(不図示)が形成されている。これら複数の羽根部の間は、インペラ47の下面と上面とを貫通するようになっている。また、インペラ47の挿通孔47aと不図示の羽根部との間には、インペラ47の下面と上面とを貫通する不図示の燃料流路孔が形成されている。そして、直流モータ30aが駆動してインペラ47が回転すると、燃料が不図示の燃料流路孔を通過し、インペラ47の下側から上側に向かって圧送されるようになっている。
ポンプケース45は、インペラ47の上面、下面、及び外周を覆うように配置されている。ポンプケース45の下面45aの外周縁には、ハウジングケース33の下端がカシメられている。また、ポンプケース45の下面45aの外周側には、下方に向けて突出した燃料吸入口41が形成されている。さらに、ポンプケース45には、上下方向に沿って貫通する不図示の連通孔が形成されており、この連通孔が燃料吸入口41と連通されている。これにより、燃料吸入口41、及び不図示の連通孔を介してポンプ部40に燃料が汲み上げられる。
また、ポンプケース45の下面45aには、ポンプケース45内の気泡を排出する脱気孔49が形成されている。この脱気孔49は、燃料ポンプ3のインペラ47の回転により発生した気泡を、ポンプケース45の外側、つまり、フランジユニット4内に向かって排出するためのものである。
(アッパーカップ)
アッパーカップ25は、例えば、耐油性に優れた樹脂により、下方に向けて開口部25cを有するように略有底筒状に形成されている。すなわち、アッパーカップ25は、燃料ポンプ3に上側から装着され、この燃料ポンプ3に外嵌される筒部24と、筒部24の上端開口部を閉塞するように形成された上壁25bとが一体成形されたものである。
アッパーカップ25の上壁25bには、径方向外側に向かって延出形成された板状の取付部61が形成されている。この取付部61には、燃料タンク2に貯留されている燃料の液面高さを検出するための液面検出器60が取り付けられている。
筒部24は、下側に配置された大径部26と、上側に配置され大径部26に比べて縮径形成された小径部27とが一体成形されたものである。大径部26の外周面には、フランジユニット4に設けられた係合片15aの係合孔15bに対応する位置に、径方向の外側に向けて突出する係合凸部25aが形成されている。これらアッパーカップ25の係合凸部25aと、フランジユニット4の係合片15aとによって、両者がスナップフィットし、アッパーカップ25とフランジユニット4とが一体化されるようになっている。
また、アッパーカップ25の外側には、燃料ポンプ3から吐出された燃料が通る燃料流路58が一体成形されている。燃料流路58は略L字状に形成されており、アッパーカップ25の上壁25bを径方向に沿って延在する第1流路58aと、この第1流路58aの一端から上下方向に沿うように、下方に向かって延出する第2流路58bとを有している。
第1流路58aは、燃料ポンプ3のアウトレットカバー8に形成されている排出ポート31と連通するようになっている。
(フランジユニット)
フランジユニット4は、例えば、耐油性に優れた樹脂により形成されたものであって、有底筒状のユニット本体10と、ユニット本体10の開口部10aの周縁に形成されている略円板形状のフランジ部12と、フランジ部12の下側に設けられるコネクタ14と、ユニット本体10の開口部10aの周縁から、ユニット本体10の周壁10bと連続するように上方に向かって延出する筒部15とを有している。
図3は、フランジユニット4のユニット本体10を開口部10a側からみた平面図である。
同図に示すように、ユニット本体10の底壁10cには、燃料ポンプ3のポンプケース45における下面45aの外周縁に対応する箇所に、軸方向平面視で略円環状に形成されたポンプ台座部65が上下方向に沿って立設されている。このポンプ台座部65の先端部に、ポンプケース45の下面45aの外周縁が載置される。ポンプ台座部65により形成されるポンプケース45とユニット本体10の底壁10cとの間のスペースは、燃料が貯留されるリザーバ部11として機能する。
また、ポンプ台座部65には、このポンプ台座部65よりも径方向外側からポンプ台座部65内に燃料を流入させるための3つのスリット65a,65b,65cが周方向に略等間隔に形成されている。すなわち、ポンプ台座部65には、第1スリット65a、第2スリット65b、及び第3スリット65cの3つのスリット65a,65b,65cが形成されている。
ここで、第2スリット65bは、ポンプケース45の下面45aに形成されている脱気孔49(図1参照)に対応する位置に形成されている。このため、第2スリット65bには、軸方向平面視略U字状の遮蔽壁66が上下方向に沿って立設されている。この遮蔽壁66は、脱気孔49から排出されたポンプケース45内の気泡がポンプ台座部65の径方向内側に流入してしまうことを抑制するためのものである。
また、第3スリット65cは、ポンプケース45の下面45aから突出形成されている燃料吸入口41(図1参照)に対応する位置に形成されている。第3スリット65cには、燃料吸入口41に取り付けられる後述の接続管75が載置される接続管台座部67が形成されている。接続管台座部67は、3つの平坦壁67a,67b,67cにより構成されている。
すなわち、ポンプ台座部65の第3スリット65cが形成されている箇所の側縁から内側に向かって屈曲延出する2つの平坦壁67a,67bと、ユニット本体10の底壁10cの径方向略中央に立設され、2つの平坦壁67a,67bの延在方向と略直交する方向に沿って延在する1つの平坦壁67cとにより接続管台座部67が構成される。
ここで、3つの平坦壁67a,67b,67cの壁高さは、ポンプ台座部65の壁高さよりも低く設定されており、確実にポンプ台座部65の先端部にポンプケース45の下面45aが載置されると共に、確実に接続管台座部67の先端部に接続管75が載置されるようになっている。
図1、図2に戻り、ユニット本体10の周壁10bには、径方向外側に向かって突出する燃料取出管57が一体成形されている。この燃料取出管57の先端は、車両の内燃機関(不図示)に連通するようになっている。一方、燃料取出管57の基端側には、この基端側からユニット本体10の周壁10bの内面、及び筒部15の内面に沿うように、軸方向上側に向かって延出する導入管59が一体成形されている。導入管59の先端は、燃料流路58の第2流路58bに、Oリング42を介して接続され、この第2流路58bと連通するようになっている。
フランジ部12には、燃料タンク2の開口部2aに対応する部位に、上方に向けて突出する環状部13が形成されている。そして、燃料タンク2の外側から開口部2aにフランジユニット4を挿入するようにし、燃料タンク2の底壁2bに、フランジユニット4のフランジ部12をボルト91によって締結固定する。すると、フランジ部12よりも下側(ユニット本体10)が燃料タンク2の外部に露出した状態になる。
また、フランジ部12よりも上側(筒部15)が燃料タンク2内の燃料に浸漬された状態になる。尚、フランジ部12と燃料タンク2の底壁2bとの間には、ゴム等からなるシール部材(不図示)が設けられており、燃料供給装置1と燃料タンク2とのシール性を確実に確保できるようになっている。
フランジ部12の下側、つまり、燃料タンク2の外部に露出した箇所に設けられたコネクタ14には、外部電源や制御装置等に接続された外部コネクタ(不図示)が嵌着されるようになっている。コネクタ14は、径方向から見て略矩形状の筒状部材であって、径方向外側に向けて開口するコネクタ嵌合部14aを有している。
コネクタ嵌合部14aの基端側には、フランジ部12の内側を通って上方に向かって延出する端子保持部18が一体成形されている。これらコネクタ嵌合部14a、及び端子保持部18内に燃料タンク2の内外を導通させるコネクタ端子34が設けられている。
コネクタ端子34は銅等の金属からなる部材であって、例えばプレス加工により形成される。コネクタ端子34は、コネクタ14を成形する際に、例えばインサート成形されるものであって、略L字形状に形成されている。そして、コネクタ端子34の一方側端34aは、端子保持部18の内側で上方に向けて突出した状態で保持され、他方側端34bは、コネクタ14の内側で径方向外側に向けた状態で露出している。
コネクタ端子34の一方側端34aには、ハーネス6の他方側の端子6bが接続されると共に、液面検出器60に接続されているハーネス60aの端子60bが接続される。これにより、外部電源や制御装置等と、燃料ポンプ3のモータ部30、及び液面検出器60とが電気的に接続される。
ユニット本体10の周壁10bから延出形成されている筒部15は、フランジ部12を間に挟んでユニット本体10とは反対側に位置した状態になっている。筒部15の上端部には、上方に向けて突出する係合片15aが周方向に沿って複数個所(本実施形態では4箇所)形成されている。係合片15aは、径方向に沿って弾性変形可能に形成されている。また、係合片15aには、上述したアッパーカップ25の係合凸部25aと係合可能な係合孔15bが形成されている。そして、アッパーカップ25の大径部26に係合片15aがスナップフィットされることで、フランジユニット4とアッパーカップ25とが組み付けられている。このとき、アッパーカップ25の大径部26の下端部と、フランジユニット4の筒部15の上端部とが当接した状態になる。
また、フランジユニット4の筒部15には、フランジユニット4内のリザーバ部11に燃料タンク2に貯留されている燃料を流入させるための燃料導入窓16が形成されている。燃料導入窓16は、上下方向に沿って長くなるように形成されている。この燃料導入窓16を筒部15の内周面側から閉塞するようにサクションフィルタ80が設けられている。
(サクションフィルタ)
図4は、燃料ポンプ3にサクションフィルタ80を取り付けた状態を示す斜視図、図5は、サクションフィルタ80の内部構造を示す平面図である。
図1、図2、図4、図5に示すように、サクションフィルタ80は、一対の濾材81を重ね合わせ、外周縁を溶着することにより、平面視略長方形状となるように袋状に形成されている。すなわち、サクションフィルタ80には、開口側を除いた3辺に、濾材81の外周縁を溶着することにより溶着部80aが形成されている。
このように形成されたサクションフィルタ80は、フランジユニット4の筒部15と燃料ポンプ3との間に、燃料ポンプ3の外周面に沿うように湾曲させた状態で配置されている。また、サクションフィルタ80は、サクションフィルタ80の開口側を下方に向け、この開口側の一辺がユニット本体10の底壁10cに当接するように配置されている。
さらに、サクションフィルタ80は、周方向に沿う一辺の長さL1が燃料ポンプ3の外周面の約半周分となるように設定されていると。また、サクションフィルタ80の上下方向に沿う一辺の長さL2は、フランジユニット4内にサクションフィルタ80をセットした状態で、サクションフィルタ80の上側の一辺がフランジユニット4の筒部15の上端部から突出しない長さに設定されている。
このように形成されているサクションフィルタ80の内部には、フィルタ用骨枠82が内装されている。
図5は、フィルタ用骨枠82の平面図である。
同図に示すように、フィルタ用骨枠82は、サクションフィルタ80の周方向両側に配置された一対の縦枠83と、これら一対の縦枠83に跨るように設けられ、上下方向に等間隔に配置された4つの横枠84とを有している。縦枠83の長さL3は、サクションフィルタ80の上下方向に沿う一辺の長さL2に対応するように設定されている。また、横枠84の長さL4は、サクションフィルタ80の周方向に沿う一辺の長さL1に対応するように設定されている。
また、横枠84は、一対の濾材81の重ね合わせ方向に向かって凹凸を繰り返すように、波形状に形成されている。換言すれば、横枠84は、一対の濾材81のうちの一方の濾材81に向かって突出する凸部84aと、濾材81から離間する方向に向かって凹む凹部84bとが長手方向に沿って交互に形成されている。つまり、凸部84aは、一対の濾材81のうちの一方にとっては、この内面に接触する接触部184aとして機能する一方、他方にとっては、この内面から離間する非接触部184bとして機能する。凹部84bも同様である。すなわち、凹部84bは、一対の濾材81のうちの一方にとっては、この内面から離間する非接触部184bとして機能する一方、他方にとっては、この内面に接触する接触部184aとして機能する。
このように、横枠84を波形状に形成することにより、一対の濾材81の間に凸部84aと凹部84bとの離間距離分、隙間が形成される。このため、一対の濾材81内に燃料を取り込むことが可能になる。また、横枠84の凹凸方向に向かって横枠84が撓み易くなる。このため、フィルタ用骨枠82を燃料ポンプ3の外周面に沿うように、容易に湾曲させることができる。
また、4つの横枠84のうち、最下部の横枠84とこの横枠84の1つ上段の横枠84との間には、両者84,84に跨るように上下方向に延在する一対の小縦枠85が設けられている。これら小縦枠85と横枠84とにより囲まれたスペースS1に接続管75が取り付けられる。すなわち、小縦枠85は、接続管75を取り付けるための補強材として機能すると共に、接続管75とサクションフィルタ80との相対位置関係を決定する役割を有している。
図4、図5に示すように、接続管75は断面略L字状に形成され、且つ上側を開口してポンプ口76を形成していると共に、径方向外側を開口してフィルタ口77を形成している。フィルタ口77の開口縁には、外フランジ部78が形成されている。外フランジ部78は、一対の濾材81のうちの1つに接着等により固定される。そして、フィルタ口77内と一対の濾材81の間隙とが連通される。
一方、ポンプ口76は、燃料ポンプ3の燃料吸入口41に接続され、燃料吸入口41とポンプ口76とが連通される。また、ポンプ口76の開口縁には、3つの舌片部79が径方向外側に向かって延出形成されている。これら3つの舌片部79は、フランジユニット4のユニット本体10に立設されている接続管台座部67を構成する3つの平坦壁67a,67b,67cに対応する部位に、それぞれ配置されている。そして、3つの平坦壁67a,67b,67cの先端部にそれぞれ舌片部79が載置されることにより、フィルタ80の位置決めが行われる。
(燃料供給装置の動作)
次に、燃料供給装置1の動作方法について説明する。
まず、燃料タンク2に燃料供給装置1を取り付け、燃料タンク2内に燃料を充填すると、燃料供給装置1が燃料内に浸漬される。そして、主にフランジユニット4の筒部15に形成されている燃料導入窓16を介してフランジユニット4内に燃料が流入し、リザーバ部11等に燃料が貯留される。
この状態で、モータ部30を駆動して燃料ポンプ3を作動させると、サクションフィルタ80を介して燃料ポンプ3の燃料吸入口41に燃料が吸入される。
より具体的には、サクションフィルタ80の周囲から、このサクションフィルタ80を構成する一対の濾材81を通り、これら一対の濾材81の間の隙間に配置された接続管75のフィルタ口77へと燃料が吸入される。
このとき、サクションフィルタ80は、フランジユニット4の筒部15と燃料ポンプ3との間に、燃料ポンプ3の外周面に沿うように湾曲させた状態で配置されているので、サクションフィルタ80の全面から効率よく燃料が吸入される。また、一対の濾材81の間には、凸部84aと凹部84bからなる波形状の横枠84を有するフィルタ用骨枠82が介装されているので、一対の濾材81が貼り付くことがない。
燃料ポンプ3内に汲み上げられた燃料は、インペラ47の回転により排出ポート31に向けて圧送される。このとき、インペラ47の回転により発生した気泡は、脱気孔49からリザーバ部11内に排出される。ここで、リザーバ部11を形成しているフランジユニット4のユニット本体10には、脱気孔49に対応する位置に遮蔽壁66が立設されているので、脱気孔49から排出された気泡がポンプ台座部65の径方向内側に流入してしまうことが抑制される。このため、サクションフィルタ80が気泡を吸入してしまうことが抑制される。
排出ポート31に向けて圧送された燃料は、チェックバルブ74を介して燃料流路58へと送出される。この後、燃料は、燃料取出管57を通って内燃機関に供給される。
ここで、フランジユニット4の筒部15に形成されている燃料導入窓16を介してフランジユニット4内に流入された燃料は、車両の急制動や傾きによって、再び燃料導入窓16介して燃料供給装置1の外側、つまり、燃料タンク2側へと流出する虞がある。しかしながら、サクションフィルタ80は、筒部15の内周面側から燃料導入窓16を閉塞するように設けられているので、サクションフィルタ80が燃料の流出を抑制する防護壁として機能する。このため、一旦リザーバ部11に貯留された燃料が、再び燃料供給装置1の外側へと流出しにくくなっている。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、フランジユニット4の筒部15と燃料ポンプ3との間に、燃料ポンプ3の外周面に沿うように湾曲させた状態でサクションフィルタ80が配置されているので、従来のようにサクションフィルタ80を折り畳む場合と比較して、サクションフィルタ80の全面から効率よく燃料を吸入することができる。このため、サクションフィルタ80全体を最大限活用することができ、サクションフィルタ80の濾過寿命を延ばすことができる。また、サクションフィルタ80を折り畳まない分、燃料供給装置1の軸短化を図ることができる。
また、フランジユニット4の筒部15と燃料ポンプ3との間にサクションフィルタ80を配置するので、燃料供給装置1の大型化を抑制しつつ、サクションフィルタ80の周方向に沿う一辺の長さL1と、上下方向に沿う一辺の長さL2を十分に大きく設定することができる。この結果、サクションフィルタ80の表面積を十分大きく設定することができ、サクションフィルタ80の濾過寿命を十分延ばすことができる。
さらに、フランジユニット4の筒部15がサクションフィルタ80と外部とを遮断する保護壁として機能し、例えば、燃料タンク2に燃料供給装置1を取り付ける際、サクションフィルタ80が損傷してしまうことを防止できる。
そして、サクションフィルタ80の上下方向に沿う一辺の長さL2は、フランジユニット4内にサクションフィルタ80をセットした状態で、サクションフィルタ80の上側の一辺がフランジユニット4の筒部15の上端部から突出しない長さに設定されている。このため、フランジユニット4にアッパーカップ25を取り付ける際、アッパーカップ25がサクションフィルタ80に接触し、サクションフィルタ80が損傷してしまうことを防止できる。
また、サクションフィルタ80内に設けたフィルタ用骨枠82を構成する横枠84を波形状に形成しているので、フィルタ用骨枠82を燃料ポンプ3の外周面に沿って湾曲させ易くすることができる。このため、サクションフィルタ80の形状を保持しつつ、筒部15と燃料ポンプ3との間にサクションフィルタ80を省スペースで配置することができる。
さらに、横枠84を細くしつつ、且つ十分な剛性を確保しながら形成することが可能になる。このため、フィルタ用骨枠82の軽量化、低コスト化を図ることが可能になる。
そして、横枠84を波形状に形成することにより、一対の濾材81の間に凸部84aと凹部84bとの離間距離分、隙間を形成することができる。この隙間に接続管75のフィルタ口77を配置することで、確実にサクションフィルタ80によって濾過された燃料だけを燃料ポンプ3によって汲み上げることができる。これに加え、横枠84によって、燃料の吸引時に一対の濾材81が貼り付いてしまうことを防止できる。このため、安価な構造でサクションフィルタの濾過寿命を延ばすことができる。
また、筒部15の内周面側から燃料導入窓16を閉塞するようにサクションフィルタ80を設けているので、サクションフィルタ80を、燃料供給装置1の外側への燃料流出を抑制する防護壁として機能させることができる。このため、一旦リザーバ部11に貯留された燃料の流出を抑制でき、フランジユニット4内を効率よく燃料で満たすことができる。よって、例えば、燃料ポンプ3でのエアの吸い込みを抑制することができ、エンジン等を良好な状態で作動させることができる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、フィルタ用骨枠82を構成する横枠84を、一対の濾材81の重ね合わせ方向に向かって凹凸を繰り返すように、波形状に形成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、横枠84を、一対の濾材81のうちの一方に接触する接触部184aと、一対の濾材81のうちの一方と離間する非接触部184bとが交互に形成されているように構成すればよい。
また、上述の実施形態では、フィルタ用骨枠82は、サクションフィルタ80の周方向両側に配置された一対の縦枠83と、これら一対の縦枠83に跨るように設けられ、上下方向に等間隔に配置された4つの横枠84とを有している場合について説明した。しかしながら、縦枠83、及び横枠84の本数は、上述の本数に限られるものではなく、それぞれサクションフィルタ80の形状を保持可能な本数に設定されていればよい。
さらに、上述の実施形態では、燃料ポンプ3は、インペラ47が回転すると、燃料吸入口41から燃料を吸入し、燃料を昇圧しつつ排出ポート31まで吐出可能な構成になっている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、燃料ポンプ3のポンプ部40として、例えば、遠心ポンプ、渦巻きポンプ、再生ポンプなどの名称で知られる周知の種々のポンプ構造を採用することが可能である。
1 燃料供給装置
2 燃料タンク
2b 底壁
3 燃料ポンプ
4 フランジユニット
12 フランジ部
15 筒部
16 燃料導入窓
25 アッパーカップ
33 ハウジング(外周面)
80 サクションフィルタ
82 フィルタ用骨枠
83 縦枠
84 横枠
84a 凸部
84b 凹部

Claims (4)

  1. 燃料タンク内に配置され、前記燃料タンク内の燃料を汲み上げて内燃機関へと圧送する燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプに重力方向上方から装着され、この燃料ポンプを内包するアッパーカップと、
    前記アッパーカップと協働して前記燃料ポンプを支持すると共に、前記燃料タンクに固定されるフランジユニットと、
    前記燃料ポンプに汲み上げられる前記燃料を濾過するためのサクションフィルタとを備えた燃料供給装置であって、
    前記フランジユニットは、
    前記燃料タンクの底壁に取り付けられるフランジ部と、
    前記燃料ポンプの周囲を取り囲むように形成され、且つ前記アッパーカップを着脱可能な筒部とを有し、
    この筒部と前記燃料ポンプとの間に前記サクションフィルタを設け、
    前記サクションフィルタは、前記燃料ポンプの外周面に沿って、且つ前記燃料ポンプの軸方向に沿って延在するように形成されていることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記筒部と前記燃料ポンプとの間にフィルタ用骨枠を設けると共に、このフィルタ用骨枠を覆うように前記サクションフィルタを設け、
    前記フィルタ用骨枠は、
    軸方向に沿って延び、且つ周方向に並んで配置された一対の縦枠と、
    これら一対の縦枠に跨るように、周方向に沿って延在する複数の横枠とを有し、
    前記横枠は、前記サクションフィルタの内面に接触する接触部と、前記サクションフィルタの内面に接触しない非接触部とが周方向に交互に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記複数の横枠は、それぞれ波形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記筒部に、前記フランジユニット内に前記燃料を流入させるための燃料導入窓を形成し、この燃料導入窓に対応する位置に前記サクションフィルタを配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の燃料供給装置。
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