JP2013233903A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドウォールの表面に生じる凹凸を目立たなくさせる効果に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】空気入りタイヤのサイドウォール部は、模様Aを有し、模様Aは、第1領域と、第2領域と、を含む。第1領域は、第1区画部が複数形成され、第1区画部は、角部領域と、残余領域と、を備える。第2領域は、第3区画部が複数形成され、第3区画部は、角部領域と、残余領域と、を備える。第1領域と第2領域は接し、第1領域と第2領域が接する部分では、第1領域の第1区画部の縁の長さと第2領域の第2区画部の縁の長さがお互いに同じであって縁同士がお互いに当接する。第1領域の第1区画部のそれぞれが備える角部領域内の一対の角を結ぶ直線の方向は、いずれもタイヤ径方向を基準にして同じ第1の向きに傾斜する。第2領域の第2区画部のそれぞれが備える角部領域内の一対の角を結ぶ直線の方向は、いずれもタイヤ径方向を基準にして、第1の向きと異なる第2の向きに傾斜している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、サイドウォール部を有する空気入りタイヤに関する。
近年、空気入りタイヤにおいて、軽量化、低転がり抵抗化を達成するために、サイドウォールの厚さ(以下、サイドゲージともいう)を薄くすることが行われている。しかし、サイドゲージを薄くすると、サイドウォール表面に外観不良が高い確率で発生する傾向がある。この外観不良は、タイヤの耐久性や他の運動性能では悪影響を与えないものであるが、ユーザに、タイヤの耐久性や他の運動性能が低い不良品ではないか、との心配を与える。
具体的には、タイヤ製造時の成型工程において、シート状のカーカス部材がタイヤ成型ドラム上で一周巻き回され、巻き始め端と巻き終わり端とが一部重なってジョイントされる。このため、重なった部分の厚さが厚くなって、この部分が最終的なタイヤにおいてサイドウォール表面に凹凸となって現れる。特に、カーカス部材が1枚用いられるラジアルタイヤでは、この凹凸が顕著に目立つ。
一方、タイヤのサイドウォール表面に生じる凹凸を目立たなくする空気入りタイヤが知られている(特許文献1)。
上記空気入りタイヤの外表面にタイヤ周方向に帯状に延びる装飾部には、所定のピッチでタイヤ径方向に延びるように配置された複数のリッジから成る、第1リッジ群及び第2リッジ群が形成される。第1リッジ群の各リッジと第2リッジ群の各リッジとが交差することにより形成されたモアレ模様によって、サイドウォール表面に存在する凹凸を目立たなくさせることができる。
特開2011−37388号公報
ところで、サイドウォール表面に存在する凹凸を目立たなくさせる空気入りタイヤについては、前記特許文献に記載された技術の他にも様々な工夫がなされており、当該凹凸を十分に目立たなくさせるための更なる改善がもとめられている。
そこで、本発明は、サイドウォール表面に存在する凹凸を十分に目立たなくさせることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、
サイドウォール部を有する空気入りタイヤであって、
前記サイドウォール部は、
サイドウォール表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別される模様Aを有し、
前記模様Aは、
互いに対向する一対の角を2組含む4つの角を有する第1区画部であって、前記2組の角のうち何れか一方の一対の角を含み、さらに、該一対の角のそれぞれから延びる前記第1区画部の2つの縁を含む角部領域と、前記角部領域と視認可能に識別され、前記第1区画部から前記角部領域を除外した残余領域と、を備え、前記角部領域が前記残余領域に対して凸形状を成した第1区画部が、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に隣接して複数形成された第1領域と、
互いに対向する一対の角を2組含む4つの角を有する第2区画部であって、前記2組の角のうち何れか一方の一対の角を含み、さらに、該一対の角のそれぞれから延びる前記第2区画部の2つの縁を含む角部領域と、前記角部領域と視認可能に識別され、前記第2区画部から前記角部領域を除外した残余領域と、を備え、前記角部領域が前記残余領域に対して凸形状を成した第2区画部が、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に隣接して複数形成された第2領域と、を含み、
前記第1領域と前記第2領域は接し、前記第1領域と前記第2領域が接する部分では、前記第1領域の前記第1区画部の縁の長さと前記第2領域の前記第2区画部の縁の長さがお互いに同じであって縁同士がお互いに当接し、
前記第1領域の前記第1区画部のそれぞれが備える前記角部領域内の一対の角を結ぶ直線の方向は、いずれもタイヤ径方向を基準にして同じ第1の向きに傾斜し、
前記第2領域の前記第2区画部のそれぞれが備える前記角部領域内の一対の角を結ぶ直線の方向は、いずれもタイヤ径方向を基準にして、前記第1の向きと異なる第2の向きに傾斜している、ことを特徴とする。
前記サイドウォール部は、
さらに、サイドウォール表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別される模様Bを有し、
前記模様Bは、前記第1領域と前記第2領域を含み
前記模様Aと前記模様Bは、お互いに接し、
前記模様Aの前記第1領域は、前記模様Bの前記第2領域と接し、前記模様Aの前記第2領域は、前記模様Bの前記第1領域と接し、
前記模様Aの前記第1領域と前記模様Bの前記第2領域とが接する部分では、前記模様Aの前記第1区画部の縁の長さと、前記模様Bの前記第2区画部の縁の長さがお互いに同じであって縁同士がお互いに当接し、
前記模様Bの前記第1領域と前記模様Aの前記第2領域とが接する部分では、前記模様Aの前記第2区画部の縁の長さと、前記模様Bの前記第1区画部の縁の長さがお互いに同じであって、縁同士がお互いに当接する、ことが好ましい。
前記模様A及び前記模様Bの前記第1区画部の縁と、前記模様A及び前記模様Bの前記第2区画部の縁は、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿って延びており、該縁のタイヤ径方向及びタイヤ周方向の少なくとも一方に沿った長さがタイヤ径方向及びタイヤ周方向に進むにつれて徐々に短くなる、ことが好ましい。
前記第1区画部及び前記第2区画部における前記角部領域は、前記角部領域に含まれる角を中心とする円弧形状を成している、ことが好ましい。
前記円弧形状の半径は、前記第1区画部及び前記第2区画部の縁に沿った縁の長さのうちの最小長さの10%〜70%である、ことが好ましい。
前記角部領域は、前記サイドウォール部が凹んだ凹形状で形成され、前記残余領域は、前記サイドウォール部が突出した凸形状で形成され、
あるいは、
前記角部領域は、前記サイドウォール部が突出した凸形状で形成され、前記残余領域は、前記サイドウォール部が凹んだ凹形状で形成される、ことが好ましい。
前記凹形状の深さ及び前記凸形状の高さは、0.3mm〜3.0mmである、ことが好ましい。
前記角部領域は黒く、前記残余領域は白い、ことが好ましい。
前記角部領域及び前記残余領域の少なくとも一方には、直線状に延びる複数のリッジがセレーション加工により形成されており、前記リッジにより、前記角部領域及び前記残余領域はお互いに視認可能に識別される、ことが好ましい。
上記態様の空気入りタイヤによれば、サイドウォールの表面に存在する凹凸を十分に目立たなくさせることができる。
第1実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール部の表面を示した図である。 第1実施形態の空気入りタイヤの一部を示す半断面図である。 タイヤのサイドウォール表面に現れる凹凸の原因となるカーカス部材の重なりを説明する図である。 第1実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール表面に形成される模様の一例を説明する図である。 図4に示す模様の第1区画部及び第2区画部をそれぞれ説明する図である。 (a),(b)は、第1区画部及び第2区画部の断面を示す図である。 (a),(b)は、角部領域及び残余領域に施される微小凹凸を説明する図である。 図4に示した模様の他の例を説明する図である。 第2実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール表面に形成される模様の変形例を説明する図である。 図9に示した模様の他の例を説明する図である。 第3実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール表面に形成される模様の変形例を説明する図である。 図11に示した模様の他の例を説明する図である。 図11に示した模様の他の例を説明する図である。
以下、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明する。以降で記載するタイヤ周方向とは、タイヤ回転軸の周りにトレッド部を回転させたときのトレッド部の回転方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸から放射状に延びる方向をいう。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の空気入りタイヤ(以降、タイヤという)1のサイドウォール部3(図2参照)の表面を示した図である。図1では、トレッド部2は、一点鎖線の円弧で表され、ビード部4は、一点鎖線の円弧で表されている。
タイヤ1は、図2に示すように、トレッド部2と、サイドウォール部3と、ビード部4とを有し、構成部材として、カーカス層5と、ベルト層6を含む。図2は、タイヤ1の一部を示す半断面図である。この他に、図示されないが、タイヤ1は、インナライナ層等を有する。サイドウォール部3及びビードコア7を有するビード部4は、トレッド部2を挟むようにタイヤ幅方向の両側に配されて対を成している。
サイドウォール部3には、図1に示されるように、サイド模様表示領域3aと標章表示領域(図示省略)とがタイヤ周上に設けられている。標章表示領域は、タイヤの製品名、ブランド名、タイヤ製造業者名、さらには、サイズ等の文字、記号、あるいは数字等が記載されている。標章表示領域の周りには、サイド模様表示領域3aが標章表示領域を取り囲むように設けられている。以下で説明するサイド模様表示領域3aは、タイヤ1の幅方向一方のサイドウォール部3に設けられてもよいし、タイヤ1の幅方向両側のサイドウォール部3に設けられてもよい。
サイドウォール表面のサイド模様表示領域3aは、サイドウォール表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別される模様Aを有する。この模様Aは、第1領域10と第2領域20とを有する。この模様Aがタイヤ周方向及びタイヤ径方向に繰り返し連なっている。なお、模様Aは、サイドウォール部3のサイド模様表示領域3aに1つだけあってもよい。
このような模様Aを設けるのは、タイヤ1を見た者が、模様Aによって立体的な錯視を受けることで、サイドウォール表面に現れる凹凸を目立たなくさせるためである。サイドウォール表面に表れる凹凸は、例えば、図3に示されるように、カーカス層5の巻き終わり端5cが巻き始め端5dと、部分5eで重なることにより、タイヤ径方向に沿って段差ができることに起因して形成されたものである。この凹凸は、BPSスプライス凹凸という。
次に、図4及び図5を参照して、模様Aの詳細について説明する。図4は、サイドウォール表面に形成される模様Aの一例を説明する図である。図5は、模様Aの後述する第1区画部11及び第2区画部21をそれぞれ説明する図である。
模様Aは、図1に示すように、タイヤ径方向及びタイヤ周方向に沿って略扇形状に広がるように設けられることにより形成されている。なお、以降で説明する図4、図5、図8、図9、図10、図11、図12及び図13に示す各模様は、タイヤ径方向及びタイヤ周方向を各図中の上下方向及び左右方向に展開して図示されている。
また、模様Aのタイヤ周方向の幅は、カーカス層5が重なった部分5eに起因して実際に生じる約4〜5mmの幅の凹凸を目立たなくさせるために、例えば、60〜300mmであることが好ましい。
図4に示すように、模様Aは、第1領域10及び第2領域20が、境界線Lを介して互いに接して配されている。境界線Lは、タイヤ径方向に延びる仮想線であり、模様Aを構成しない。
(第1領域)
第1領域10では、第1区画部11が、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に隣接して複数形成されている。第1区画部11は、本実施形態では、いずれも同じ大きさの正方形である。第1区画部11の一辺の長さは、10mm〜50mmであることが好ましい。一辺の長さが10mm以上であることにより、確実に錯視の効果を生じさせることができ、サイドウォール表面に現れる凹凸を目立たなくさせることができる。また、一辺の長さが50mm以下であることにより、第1区画部11が大きすぎて錯視の効果が生じないことを回避できる。第1区画部11は、他の実施形態では、例えば、後述する第3実施形態のように、同じ大きさでなくてよく、また、正方形でなくてもよい。
第1区画部11は、図5に示すように、互いに対抗する一対の角11a,11a及び11b,11bの2組を含む4つの角11a,11a,11b,11bを有する。また、第1区画部11は、角部領域12と、残余領域13と、を備える。残余領域13は、角部領域12と視認可能に識別され、第1区画部11から角部領域12を除外した領域である。
角部領域12は、一対の角11a,11aを含み、さらに、この一対の角11a,11aのそれぞれから延びる第1区画部11の2つの辺(縁)11c,11cを含む。角部領域12は、残余領域13に対して凸形状を成し、本実施形態では、角11a,11aを中心とする円弧形状を成している。角部領域12が残余領域13に対して凸形状であることにより、大きな錯視効果が得られ、また、見る者に美観を生じさせることができる。特に、凸形状が円弧形状であることで、これらの効果は顕著になる。角部領域12の形状は、円弧形状に制限されず、角部領域12に含まれる角11aを頂角とする直角二等辺三角形の底辺より外側に張り出した形状であれば、多角形状等、他の形状であってもよい。中でも、錯視の効果が大きく、かつ、見た目がきれいである点で、円弧形状のほか、角部領域12に含まれる2つの辺11c,11cを2辺として含む四角形状が好ましい。
角部領域12の円弧形状の半径は、辺11cの長さの10%〜70%であるのが好ましい。辺11cの長さの10%以上であることにより、確実に錯視の効果を生じさせることができる。また、辺11cの長さの70%以下であることにより、角部領域12が大きすぎて錯視の効果が生じないことを回避できる。円弧形状の半径は、より好ましくは、辺11cの長さの30〜50%である。
各角部領域12内の一対の角11a,11aを結ぶ直線L1の方向は、いずれもタイヤ径方向を基準にして時計回りに45°(第1の向き)傾斜している。
角部領域12は、図6(a)に示すように、サイドウォール部3が凹んだ凹形状で形成されることが好ましい。図6(a)は、第1区画部11を辺11cに沿って切断した断面を示す。このような構造により、角部領域12は、光の反射特性により、黒く視認され、残余領域13との差異が強調され、錯視の効果が大きくなる。
この場合、凹形状の深さDは、サイドウォール部3の凹んでいない残余領域13に対し、0.3mm〜3.0mmの深さを有することが好ましい。深さが0.3mm以上であることにより、角部領域12と残余領域13の間で十分な明暗の差をつけることができる。また、深さが3.0mmであることにより、カーカス層5方向へのクラックを防ぐことができる。より好ましくは、凹形状の深さは2.0mmである。
なお、角部領域12は、他の例では、図6(b)に示すように、残余領域13がサイドウォール部3が突出した凸形状で形成されてもよい。図6(b)は、本実施形態の他の例に係る第1区画部11を辺11cに沿って切断した断面を示す。このような構造により、残余領域13は、光の反射特性により、黒く視認され、角部領域12との差異が強調され、錯視の効果が大きくなる。
この場合、凸形状の高さHは、角部領域に対し、0.3mm〜3.0mmの高さを有することが好ましい。高さが0.3mm以上であることにより、角部領域12と残余領域13の間で十分な明暗の差をつけることができる。また高さが3.0mmであることにより、カーカス層5方向へのクラックを防ぐことができる。より好ましくは、凸形状の高さは2.0mmである。
(第2領域)
第2領域20では、第2区画部21が、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に隣接して複数形成され、いずれも同じ大きさの正方形である。第2区画部21は、各角部領域22内の一対の角21a,21aを結ぶ直線L2(図5参照)の方向が、タイヤ径方向を基準にして反時計回りに45°(第2の向き)傾斜する点を除いて、第1区画部11の角部領域12及び残余領域13とそれぞれ同様に構成された、角部領域22及び残余領域23を備える。
第2区画部21は、図5に示すように、互いに対抗する一対の角21a,21a及び21b,21bの2組を含む4つの角21a,21a,21b,21bを有する。角部領域22は、一対の角21a,21aを含み、さらに、この一対の角21a,21aのそれぞれから延びる第2区画部21の2つの辺(縁)21c,21cを含む。
第1領域10と第2領域20は、上述のように境界線Lを介して接し、第1領域10と第2領域20が接する部分では、第1領域10の第1区画部11の縁11cの長さと第2領域20の第2区画部21の縁21cの長さがお互いに同じであって、縁11c,21c同士がお互いに当接している。
以上の模様Aでは、第1領域10及び第2領域20が組み合わされて配置されるので、タイヤ周方向外側から境界線Lがある中央部に近づくにつれてタイヤ径方向外側に進むに連れて、第1区画部10及び第2区画部20のタイヤ周方向の幅が狭くなるように見える錯視効果が得られる。あるいは、第1区画部10及び第2区画部20のタイヤ周方向の配列が、タイヤ径方向に凸となるように湾曲して見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール部3を見る者が、この錯視効果に目を奪われて、図3に示すようなカーカス層5の部分的な重なりによって生じるサイドウォール表面の凹凸が目立たなくなる。
なお、模様Aにおける角部領域12,22及び残余領域13,23の少なくとも一方には、直線状に延びる複数のリッジがセレーション加工により形成され、リッジにより、角部領域12,22及び残余領域13,23はお互いに視認可能に識別されてもよい。この場合、図7に示すように、角部領域(凹形状の部分)12,22と残余領域(凸形状の部分)13,23とでリッジの密度が異なることが好ましく、例えば、角部領域12,22のリッジの密度を高くし、残余領域13,23のリッジの密度を低くする。これにより、角部領域12,22が残余領域13,23に対して黒く視認され、錯視効果が得られる。特に、セレーション加工密度が変化することで、角部領域12,22と残余領域13,23の違いがより強調され、錯視効果が効果的に得られ、タイヤの視認性が向上する。また、セレーション加工が施されることで、タイヤ製造故障が起きにくくなり、生産性が向上する。なお、図7は、角部領域及び残余領域に施される微小凹凸を説明する図である。
また、角部領域12,22の色は黒く、残余領域13,23の色は白くてもよい。例えば、残余領域13,23に、他のタイヤ1の部位とは異なる白色ゴムを用いることで、角部領域12,22が黒く、残余領域13,23が白く見えてもよい。白色ゴムには、従来公知のものを用いることができ、例えば、サイドウォール部3の表面に白色ゴム層を形成するためのゴム組成物に、白色充填剤として酸化チタンを配合し、必要に応じて白色充填剤に着色充填剤を添加したものが用いられる。また、例えば、角部領域12,22より白く見えるものであれば、白色ゴムに限らず、他の着色されたゴムが用いられてもよい。
この場合、角部領域12,22が凹形状又は残余領域13,23が凸形状であるのがより好ましい。凸形状の部分が白く見えることで、角部領域12,22と、残余領域13,23との明暗の差がよりはっきりとして、錯視効果が効果的に向上し、タイヤの視認性が向上する。
以上の模様Aがサイドウォール部3に形成されたタイヤ1によれば、第1領域10及び第2領域20が隣接して配されることにより、図4において、模様Aのタイヤ周方向外側から境界線Lのある中央部に進むにつれ、第1区画部10及び第2区画部20のタイヤ周方向の幅が狭くなるように見える錯視効果が得られる。あるいは、第1区画部10及び第2区画部20のタイヤ周方向の配列が、タイヤ径方向に凸となるように湾曲して見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール部3表面に現れる凹凸が目立たなくなる。
(他の例)
次に、図8を参照して、本実施形態の他の例について説明する。
図8は、図4に示した模様の他の例を説明する図である。
この例では、第1領域10及び第2領域20は、境界線Lを介してタイヤ径方向に隣接して配されている。なお、境界線Lは、タイヤ周方向に延びる仮想線であり、模様Aを構成しない。
この例において、第1領域10及び第2領域20は、上述の例で説明した第1領域10及び第2領域20と同様である。第1領域10と第2領域20は、第1領域10と第2領域20が接する部分では、第1領域10の第1区画部11の縁11cの長さと第2領域20の第2区画部21の縁21cの長さがお互いに同じであって縁11c,21c同士がお互いに当接している。
この例の模様Aによれば、第1区画部10及び第2区画部20のタイヤ径方向の配置が、図8中の右方向に凸となるように湾曲して見える錯視効果が得られる他、第1区画部10及び第2区画部20のタイヤ径方向の辺の長さが、図8中の右方向に進むにつれて短くなるように見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール部3表面に現れる凹凸が目立たなくなる。
(第2実施形態)
次に、図9及び図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図9は、第2実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール表面に形成される模様の一例を説明する図である。図10は、図9に示した模様の他の例を説明する図である。
第2実施形態の、第1実施形態との相違は、サイドウォール部3が、模様Aに加え、模様Bを有する点にある。模様A及び模様Bは、境界線Lbを介してタイヤ径方向に隣接して配されている。境界線Lbは、仮想線であって、模様A,Bを構成しない。
模様Aは、第1実施形態で上述したものと同様である。模様Bは、サイドウォール表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別され、第1領域30と第2領域40を含む。第1領域30及び第2領域40は、境界線Laを介してお互いに接し、模様Aの第1領域10及び第2領域20とそれぞれ同様に構成され、それぞれ複数の第1区画部31及び第2区画部41を有する。なお、境界線Laは、仮想線であって、模様A,Bを構成しない。各区画部31,41は、それぞれ模様Aの角部領域12,22及び残余領域13,23と同様に構成された角部領域32,42及び残余領域33,34を有する。
本実施形態において、模様Aの第1区画部11の一対の角を結ぶ直線及び模様Bの第1区画部31の一対の角を結ぶ直線は、ともにタイヤ径方向を基準に時計回りに45°(第1の向き)傾斜する。また、模様Aの第2区画部21の一対の角を結ぶ直線及び模様Bの第2区画部41の一対の角を結ぶ直線は、ともにタイヤ径方向を基準に反時計回りに45°(第2の向き)傾斜する。
本実施形態において、模様Aの第1領域10は、境界線Laを介して第2領域20と接するとともに、境界線Lbを介して模様Bの第2領域40と接している。模様Aの第2領域20は、境界線Lbを介して模様Bの第1領域30と接している。
図9に示すように、模様Aの第1領域10と模様Bの第2領域40とが接する部分では、模様Aの第1区画部11の縁11cの長さと、模様Bの第2区画部41の縁41cの長さがお互いに同じであって縁11c,41c同士がお互いに当接している。また、模様Bの第1領域30と模様Aの第2領域20とが接する部分では、模様Aの第2区画部21の縁21cの長さと、模様Bの第1区画部31の縁31cの長さがお互いに同じであって、縁21c,31c同士がお互いに当接する。
この例の模様A,Bによれば、タイヤ径方向外側及び内側から境界線La,Lbが交差する中央部の側に移動するにつれ、第1区画部11,31及び第2区画部21,41の形状は、タイヤ周方向の両側(左右に)に向けて膨らみ、かつ、タイヤ周方向の両側から上記中央部に移動するにつれ、第1区画部11,31及び第2区画部21,41の形状は、タイヤ径方向の両側に向けて膨らんで見え、全体としては図9紙面奥側から手前側に膨らんで見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸が目立たなくなる。
図10に示す例は、本実施形態の他の例を説明する図である。この例では、第2実施形態の上述の例とは逆に、模様Aの第1区画部11の一対の角を結ぶ直線及び模様Bの第1区画部31の一対の角を結ぶ直線が、ともにタイヤ径方向を基準に反時計回りに45°(第2の向き)傾斜し、模様Aの第2区画部21の一対の角を結ぶ直線及び模様Bの第2区画部41の一対の角を結ぶ直線が、ともにタイヤ径方向を基準に時計回りに45°(第1の向き)傾斜する。
この例によれば、タイヤ径方向外側及び内側から境界線La,Lbが交差する中央部の側に移動するにつれ、第1区画部11,31及び第2区画部21,41の形状は、タイヤ周方向の両側(左右に)に向けて凹み、かつ、タイヤ周方向の両側から上記中央部に移動するにつれ、第1区画部11,31及び第2区画部21,41の形状は、タイヤ径方向の両側に向けて凹んで見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸が目立たなくなる。
(第3実施形態)
次に、図11乃至図13を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図11は、第3実施形態の空気入りタイヤのサイドウォール表面に形成される模様の一例を説明する図である。図12は、図11に示した模様の他の例を説明する図である。図13は、図11に示した模様の他の例を説明する図である。
図11に示す例では、模様A及び模様Bの第1区画部11,31の縁11c,31cと、模様A及び模様Bの第2区画部21,41の縁21c,41cは、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿って延びており、この縁11c,31c及び縁21c,41cのタイヤ周方向の少なくとも一方に沿った長さが、境界線La,Lbの交差する点である中央部からタイヤ周方向に進むにつれて徐々に短くなっている。
図11に示す例では、縁11c,31c及び縁21c,41cのタイヤ周方向に沿った長さが上記中央部から離れるにつれ短くなるが、縁11c,31c及び縁21c,41cのタイヤ径方向に沿った長さが上記中央部から離れるにつれ短くなってもよい。
この例によれば、各区画部11〜41のタイヤ周方向に延びる辺11c〜41cが、中央部からタイヤ周方向外側に向かうほど短くなっている。これにより、第2実施形態の図9に示す例にも増して、図11紙面奥側から手前側に膨らんで見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸が一層目立たなくなる。
図12に示す例は、図11に示す模様をタイヤ周方向に隣接して2つ並べたものである。2つの模様が接する部分において、各区画部の辺同士は、同じ長さでかつ重なっている。この例では、サイドウォール部3表面のタイヤ周方向の2個所において、図12紙面奥側から手前側に膨らんで見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸が一層目立たなくなる。
図13に示す例は、図12に示す例をタイヤ径方向に隣接して2つ並べたものである。2つの模様が接する部分において、各区画部の辺同士は、同じ長さであるが、2つの模様がタイヤ周方向にずれて配されているため、お互いに重なっていない。この例では、サイドウォール表面のタイヤ周方向及びタイヤ径方向の4個所において、図13紙面奥側から手前側に膨らんで見える錯視効果が得られる。このため、サイドウォール表面に実際に存在する凹凸が一層目立たなくなる。
(実施例)
本発明の効果を調べるために、サイドウォール表面のサイド模様を種々変化させて、図2に示すタイヤ1(タイヤサイズ:145R12 6PR)を作製した。作製したタイヤを100人が観察し、実際にサイドウォール表面に存在する、カーカス層5が重なった部分5eに起因して生じる凹凸(以降、BPSスプライス凹凸という)の視認性の評価をした。
評価結果として下記評点を用いた。
・評点110:95%以上の観察者がBPSスプライス凹凸を明確に確認できない。
・評点108:90%以上95%未満の観察者がBPSスプライス凹凸を明確に確認できない。
・評点106:80%以上90%未満の観察者がBPSスプライス凹凸を明確に確認できない。
・評点104:70%以上80%未満の観察者がBPSスプライス凹凸を明確に確認できない。
・評点102:60%以上70%未満の観察者がBPSスプライス凹凸を明確に確認できない。
・評点100:50%以上60%未満の観察者がBPSスプライス凹凸を明確に確認できない。
・評点97:50%未満の観察者がBPSスプライス凹凸を明確に確認できない。
評価に用いたサイドウォール表面と、評価結果を下記表に示す。
なお、各実施例、比較例として、図9に示す模様を基準に下記のように変更したサイドウォール表面を作成した。
比較例1では、角部領域を三角形形状にした。比較例2では、サイドウォール部において、第1区画部及び第2区画部をランダムに配置した。比較例3では、サイドウォール部において、第1領域のみからなる模様を配置した。
実施例1では、サイド模様表示領域3aに模様Aを設けた。実施例2〜7は、サイド模様表示領域3aに,模様A及び模様Bを隣接して設けた。
実施例3では、角部領域の形状は、矩形形状にし、他の実施例、比較例2,3では、円弧形状とした。
実施例4では、角部領域の凹部深さを0.3mmとし、他の実施例及び比較例では、2.0mmとした。
実施例2〜5,7では,セレーション加工を施し、他の実施例及び比較例では、セレーション加工は施さなかった。
実施例6,7では、残余領域に白色ゴムを用い、他の実施例及び比較例では用いなかった。
実施例7では、第1区画部及び第2区画部の縁の長さを、タイヤ周方向中央から外側に移るにつれ小さくなるように形成し、他の実施例及び比較例では、同じに形成した。
Figure 2013233903
比較例1〜3、実施例1の比較より、円弧形状の角部領域を有する模様Aを設けることにより、評価結果が向上することがわかる。これは、第1領域10及び第2領域20で構成される模様Aによる錯視の効果によるといえる。
また、実施例1,2の比較より、模様Bを模様Aに隣接して配することにより、評価結果が向上することが分かった。
さらに、実施例2,3の比較より、角部領域を矩形形状とした場合、円弧形状とした場合と同様に、評価結果が向上することがわかった。
さらにまた、実施例4と他の実施例の比較より、角部領域の凹形状の深さを2.0mmとすることにより、0.3mmとした場合に比べ、評価結果が向上することがわかった。
また、実施例2,5の比較より、セレーション加工を施すことにより、評価結果が向上することが分かった。
さらに、実施例2,6の比較より、残余領域に白色ゴムを用いることにより、評価結果が向上することがわかった。
さらにまた、実施例5〜7の比較により、第1区画部及び第2区画部の縁の長さを、タイヤ周方向中央から外側に移るにつれ小さくなるように形成すること
により、評価結果が向上することがわかった。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
3a サイド模様表示領域
4 ビード部
5 カーカス層
6 ベルト層
10 第1領域
11 第1区画部
11a,11b 第1区画部の角
11c 第1区画部の縁
12 角部領域
13 残余領域
20 第2領域
21 第2区画部
21a,21b 第2区画部の角
21c 第2区画部の縁
22 角部領域
23 残余領域
30 第3領域
31 第3区画部
31a,31b 第3区画部の角
31c 第3区画部の縁
32 角部領域
33 残余領域
40 第4領域
41 第4区画部
41a,41b 第4区画部の角
41c 第4区画部の縁
42 角部領域
43 残余領域
A,B 模様
L1 第1区画部の一対の角を結ぶ直線
L2 第2区画部の一対の角を結ぶ直線
L3 第3区画部の一対の角を結ぶ直線
L4 第4区画部の一対の角を結ぶ直線

Claims (9)

  1. サイドウォール部を有する空気入りタイヤであって、
    前記サイドウォール部は、
    サイドウォール表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別される模様Aを有し、
    前記模様Aは、
    互いに対向する一対の角を2組含む4つの角を有する第1区画部であって、前記2組の角のうち何れか一方の一対の角を含み、さらに、該一対の角のそれぞれから延びる前記第1区画部の2つの縁を含む角部領域と、前記角部領域と視認可能に識別され、前記第1区画部から前記角部領域を除外した残余領域と、を備え、前記角部領域が前記残余領域に対して凸形状を成した第1区画部が、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に隣接して複数形成された第1領域と、
    互いに対向する一対の角を2組含む4つの角を有する第2区画部であって、前記2組の角のうち何れか一方の一対の角を含み、さらに、該一対の角のそれぞれから延びる前記第2区画部の2つの縁を含む角部領域と、前記角部領域と視認可能に識別され、前記第2区画部から前記角部領域を除外した残余領域と、を備え、前記角部領域が前記残余領域に対して凸形状を成した第2区画部が、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に隣接して複数形成された第2領域と、を含み、
    前記第1領域と前記第2領域は接し、前記第1領域と前記第2領域が接する部分では、前記第1領域の前記第1区画部の縁の長さと前記第2領域の前記第2区画部の縁の長さがお互いに同じであって縁同士がお互いに当接し、
    前記第1領域の前記第1区画部のそれぞれが備える前記角部領域内の一対の角を結ぶ直線の方向は、いずれもタイヤ径方向を基準にして同じ第1の向きに傾斜し、
    前記第2領域の前記第2区画部のそれぞれが備える前記角部領域内の一対の角を結ぶ直線の方向は、いずれもタイヤ径方向を基準にして、前記第1の向きと異なる第2の向きに傾斜している、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記サイドウォール部は、
    さらに、サイドウォール表面の凹凸あるいは光の反射特性により、周りの領域と視認可能に識別される模様Bを有し、
    前記模様Bは、前記第1領域と前記第2領域を含み
    前記模様Aと前記模様Bは、お互いに接し、
    前記模様Aの前記第1領域は、前記模様Bの前記第2領域と接し、前記模様Aの前記第2領域は、前記模様Bの前記第1領域と接し、
    前記模様Aの前記第1領域と前記模様Bの前記第2領域とが接する部分では、前記模様Aの前記第1区画部の縁の長さと、前記模様Bの前記第2区画部の縁の長さがお互いに同じであって縁同士がお互いに当接し、
    前記模様Bの前記第1領域と前記模様Aの前記第2領域とが接する部分では、前記模様Aの前記第2区画部の縁の長さと、前記模様Bの前記第1区画部の縁の長さがお互いに同じであって、縁同士がお互いに当接する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記模様A及び前記模様Bの前記第1区画部の縁と、前記模様A及び前記模様Bの前記第2区画部の縁は、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿って延びており、該縁のタイヤ径方向及びタイヤ周方向の少なくとも一方に沿った長さがタイヤ径方向及びタイヤ周方向に進むにつれて徐々に短くなる、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1区画部及び前記第2区画部における前記角部領域は、前記角部領域に含まれる角を中心とする円弧形状を成している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記円弧形状の半径は、前記第1区画部及び前記第2区画部の縁に沿った縁の長さのうちの最小長さの10%〜70%である、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記角部領域は、前記サイドウォール部が凹んだ凹形状で形成され、前記残余領域は、前記サイドウォール部が突出した凸形状で形成され、
    あるいは、
    前記角部領域は、前記サイドウォール部が突出した凸形状で形成され、前記残余領域は、前記サイドウォール部が凹んだ凹形状で形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記凹形状の深さ及び前記凸形状の高さは、0.3mm〜3.0mmである、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記角部領域は黒く、前記残余領域は白い、請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記角部領域及び前記残余領域の少なくとも一方には、直線状に延びる複数のリッジがセレーション加工により形成されており、前記リッジにより、前記角部領域及び前記残余領域はお互いに視認可能に識別される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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