JP2015168431A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイド部に設ける装飾部を改良することで、高い視認性や亀裂耐久性を確保しつつモールドの加工工数を削減して、モールドの加工性およびコスト性を向上したタイヤを提供する。【解決手段】サイドウォール部に、凸条21から形成される装飾帯11と、その径方向内側および外側にそれぞれ隣接して配置された内側外縁凸部22および外側外縁凸部23とを備え、装飾帯が、内側外縁凸部から外側外縁凸部まで途切れずに連続して延びる凸条によって形成される装飾要素24を周方向に複数配設してなり、周方向に隣接する装飾要素同士が、凸条同士の間に形成されて径方向に延びる谷部25により分断され、装飾要素のうちの少なくとも一部が、凸条を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域と、疎に配列させた第2領域とを備え、装飾要素が、異なる3方向以上から凸条の交差する交差部を備えない。【選択図】図2

Description

本発明はタイヤに関し、詳しくは、タイヤサイド部に装飾部を備えたタイヤの改良に関する。
従来より、タイヤのサイド部に、複数の直線状または曲線状の凸条(リッジ)を配列してなる装飾帯を設けることが行われている。例えば、特許文献1には、タイヤサイド部に装飾部を設けて、この装飾部が、リッジを有する装飾要素と、タイヤ周方向に対して傾斜し装飾要素を2つ以上の領域に分けることでリッジをタイヤ周方向に不連続とする谷と、を有するものとし、このリッジが、第1リッジと、第1リッジに比べて高さ及び幅の少なくとも一方が小さい第2リッジと、を有し、少なくとも一部の第1リッジがタイヤ周方向に対して傾斜しつつ互いに隣接していることで、隣り合う第1リッジの間に谷が形成されているタイヤが開示されている。このようなリッジは、生タイヤを加硫成形するモールド(金型)の内壁面にあらかじめ凹部を形成しておくことで、加硫成形時に形成することができる。
特開2011−148338号公報
特許文献1に開示された技術によれば、サイド部に、視認性の高いデザインを有し、かつ、亀裂耐久性に優れた装飾部を有するタイヤが提供される。しかしながら、この場合、装飾部が高さないし幅の異なる2種類のリッジを有しており、また、リッジが全体として複雑な配設形状となっていることから、タイヤ加硫用モールドの加工工数が多く、コスト高を招きやすいという難点があった。
そこで本発明の目的は、サイド部に設ける装飾部を改良することで、高い視認性や亀裂耐久性を確保しつつ、モールドの加工工数を削減して、モールドの加工性およびコスト性を向上したタイヤを提供することにある。
本発明者は鋭意検討した結果、下記構成とすることにより上記問題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のタイヤは、サイドウォール部に、凸条から形成される装飾帯と、該装飾帯のタイヤ径方向内側および外側にそれぞれ隣接して配置された内側外縁凸部および外側外縁凸部と、を備え、
前記装飾帯が、前記内側外縁凸部から前記外側外縁凸部まで途切れずに連続して延びる前記凸条によって形成される装飾要素を、タイヤ周方向に複数配設してなり、
タイヤ周方向に隣接する前記装飾要素同士が、前記凸条同士の間に形成されてタイヤ径方向に延びる谷部によって分断されており、
前記装飾要素のうちの少なくとも一部が、前記凸条を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域と、疎に配列させた第2領域と、を備え、かつ、該装飾要素が、異なる3方向以上から前記凸条の交差する交差部を備えないことを特徴とするものである。
本発明のタイヤにおいては、前記第1領域と、前記第2領域とが、タイヤ外表面側から見たときに、同じ輪郭形状を有することが好ましい。また、本発明のタイヤにおいては、前記第1領域が、前記装飾帯全体のうちに、前記凸条の延在方向の異なるものを含むことが好ましく、より好ましくは、前記第1領域における前記凸条の延在方向が、タイヤ径方向またはタイヤ周方向に隣接する該第1領域間で異なるものとする。
さらに、本発明のタイヤにおいては、前記装飾要素が、タイヤ径方向に対し傾斜する方向に延在することが好ましい。さらにまた、本発明のタイヤにおいては、前記装飾帯のタイヤ周方向両側に、前記内側外縁凸部および外側外縁凸部と同一高さであって、かつ、タイヤ径方向に延びる両側外縁凸部が設けられていることが好ましい。さらにまた、本発明のタイヤにおいては、前記装飾要素が、前記第1領域および前記第2領域をタイヤ径方向にそれぞれ複数備え、かつ、各領域のタイヤ周方向幅が、20mm以内であることが好ましい。
本発明によれば、サイド部に装飾部を備えるタイヤにおいて、装飾部における高い視認性や亀裂耐久性を確保しつつ、モールドの加工工数を削減して、モールドの加工性およびコスト性を向上できる技術を実現することが可能となった。
本発明のタイヤの一構成例を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る装飾帯を示す部分拡大図である。 図2に示す装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図である。 図2中のX−X線に沿う、装飾帯、内側外縁凸部および外側外縁凸部の断面形状を模式的に示す説明図である。 第1の実施形態に係る装飾帯のパターン全体を示す説明図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図であり、(b)は、この装飾帯のパターン全体を示す説明図である。 (a)は、本発明の第3の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図であり、(b)は、本発明の第3の実施形態の変形例に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図である。 (a)は、本発明の第4の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図であり、(b)は、この装飾帯のパターン全体を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明のタイヤの一構成例を示す側面図である。図示するタイヤは、サイドウォール部10に、複数の装飾部11,12,13を備えている。図2は、本発明の第1の実施形態に係る装飾帯を示す部分拡大図であり、図3は、図2に示す装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図である。なお、図中、矢印Cはタイヤ周方向を示し、矢印Dはタイヤ半径方向を示す。
本発明のタイヤは、デザイン性が高く視認性に優れた装飾部として、装飾帯11を備えている点に特徴がある。図2に示すように、装飾帯11は、凸条21から形成され、そのタイヤ径方向内側および外側にそれぞれ隣接して配置された、内側外縁凸部22および外側外縁凸部23により画成されている。
また、装飾帯11は、内側外縁凸部22から外側外縁凸部23まで途切れずに連続して延びる凸条21によって形成される装飾要素24を、タイヤ周方向に複数配設して構成されており、タイヤ周方向に隣接する装飾要素24同士は、凸条21同士の間に形成されてタイヤ径方向に延びる谷部25によって分断されている。このように、タイヤ周方向に複数配設した装飾要素24同士の間に谷部25が設けられていることで、凸条21がタイヤ周方向に連続して配置されることを防止できるので、タイヤ周方向におけるクラックや亀裂の発生および進展を抑制する効果を得ることができる。なお、装飾要素24同士を分断する谷部25は、実質的に、隣り合う装飾要素24をそれぞれ構成する一対の凸条21によって形成されているので、装飾帯11において、凸条21を設けていない部分よりもタイヤ径方向高さの低い箇所を設ける必要がなく、谷部25の強度を十分に高く確保できる。
図4に、図2中のX−X線に沿う、装飾帯11、内側外縁凸部22および外側外縁凸部23の断面形状を模式的に示す説明図を示す。図示するように、内側外縁凸部22および外側外縁凸部23は、装飾帯11を形成する凸条21よりも高さが高く、すなわち、凸条21よりもタイヤ外表面側に向かって突出して形成されている。また、図2,3に示すように、装飾要素24は、異なる3方向以上から凸条21の交差する交差部を有さず、すなわち、タイヤ径方向内側から外側にわたり、一筆書き可能な形状を有している。
モールドの加工性の観点からは、装飾帯の全体について、一筆書きのように加工できることが最も好ましく、加工容易性が良好となる。しかし、その一方、装飾帯の全体を一筆書き形状とすることを考えると、装飾帯のタイヤ径方向両端部において部分的にタイヤ周方向に連続する凸条が形成されることになり、装飾部としての均一性が損なわれて、美感が低下する。また、装飾帯のタイヤ径方向両端部においてタイヤ周方向に連続する凸条が形成されるということは、タイヤ径方向において実質的に同じ位置に、断続的ではあるが凸条が存在することを意味するので、この部分において、タイヤ周方向にクラックが進展しやすくなってしまう。そこで、本発明においては、装飾帯11のタイヤ径方向内側および外側にそれぞれ隣接して内側外縁凸部22および外側外縁凸部23を配置するものとして、すなわち、モールド形状としては、装飾帯11のタイヤ径方向内側および外側をより深く彫り込んだ形状としている。これにより、装飾帯11の全体を一筆書き可能な形状としても、装飾帯11のタイヤ径方向両端部がタイヤにおいては発現することがないので、装飾部としての均一性が損なわれることがなく、かつ、この部分におけるクラック耐久性の悪化の問題も防止できる。また、外側外縁凸部23を設けていることで、装飾要素24がタイヤこすれ等により欠け等を生ずることを抑制する効果も得ることができ、装飾帯11の耐久性を向上させることができる。
なお、凸条21が異なる3方向以上から交差していても、一筆書き可能な形状とすることは可能であるが、凸条21が3方向以上から交差する交差点が存在すると、モールドを加工する際に、この交差点においてバリが発生しやすくなるなどの問題が生ずる。よって、最大でも2方向からしか凸条21が交差しないものとすることで、装飾帯11の美観を確保し、かつ、亀裂等の起点の発生を防止しつつ、加工容易性をより向上することができる。なお、モールドの加工に用いる加工器具としては、例えば、モールドカッターやドリル等が挙げられる。
ここで、図2に示すように、本発明においては、装飾帯11のタイヤ周方向両側にも、内側外縁凸部22および外側外縁凸部23と同一高さであって、かつ、タイヤ径方向に延びる両側外縁凸部26を設けることが好ましい。これにより、装飾帯11の全体を一筆書き可能な形状とした際に、装飾帯11のタイヤ周方向両端部についても、タイヤにおいて発現しないものとすることができるので、装飾部としての均一性をより向上することができる。また、両側外縁凸部26により、装飾帯11を、タイヤ周方向において他の領域と区切ることで、タイヤの撓みに起因する屈曲に対する変形を抑制する効果を高めることができ、さらに、クラックがタイヤ周方向でつながることをより効果的に抑制できる。
本実施形態において、装飾帯11は、図5に示すような一筆書き可能な形状とすることができ、そのタイヤ径方向両側およびタイヤ周方向両側の周縁部については、内側外縁凸部22、外側外縁凸部23および両側外縁凸部26が設けられているためにモールド上に反映されず、よって、タイヤにおいては発現しないものとなっている。この場合、タイヤ表面で装飾帯11を形成する凸条21に対応するモールド表面の凹溝は、一筆書きにより1種類の加工器具で形成可能となるので、形成される凸条21は、全て同一の断面形状(高さおよび幅)となる。ここで、凸条21の断面形状とは、凸条21の延在方向に対し垂直な方向における断面を意味する。例えば、特許文献1に記載の技術では、高さおよび幅の少なくとも一方が異なる2種のリッジを用いていたため、加工器具としても2種類の異なる形状のものが必要となり、結果として加工工数も増大することとなっていたが、本発明においては、一筆書き可能とすることで、加工工数を削減でき、加工コストの削減効果も得ることができる。
また、図3に示すように、本発明においては、装飾要素24のうちの少なくとも一部が、凸条21を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域241と、疎に配列させた第2領域242とを備えている。これにより、装飾帯11の視認性についても良好に確保することができる。
具体的には、本実施形態に係る装飾要素24は、紙面左下から紙面右上に向かい、すなわち、タイヤ側面視でタイヤ径方向内側から外側へ、タイヤ周方向Cに対して傾斜した方向に向かって延びる、波形状の凸条21からなる波状要素24A、および、凸条21を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域241と、疎に配列させた第2領域242と、を備えるジグザグ状要素24B,24Cからなる。図示する例では、ジグザグ状要素24B,24Cにおいて、第1領域241と第2領域242とは交互に設けられており、装飾帯11全体としては、一つのジグザグ状要素内およびタイヤ周方向に隣接するジグザグ状要素間の双方において、第1領域241と第2領域242とが交互に配列されるよう各装飾要素が配置されることで、第1領域241および第2領域242のそれぞれの配置が千鳥状に設定されている。また、装飾要素24A,24B,24C間には、いずれも、谷部25が設けられている。この場合、谷部25は、内側外縁凸部22から外側外縁凸部23まで途切れずに連続して延びる凸条21により形成される装飾要素24間に、タイヤ径方向に連続して設けられているので、谷部が連続していない場合に比べ外観性が良好である。なお、連続した谷部25が形成されていても、谷部25の底幅を、例えば、0.2mm以上とすることで、谷底における亀裂を生じにくくすることができる。
ここで、本発明において第1領域241および第2領域242とは、装飾要素24内において相対的に、凸条21が密に配列されている部分および疎に配列されている部分を意味するものであって、各領域における凸条21同士の具体的な間隔については、特に制限されるものではない。図示するように、第2領域242においては、凸条21の配列状態が疎となっているので、第2領域242は、実質的に、凸条21を有しない平滑面を含むものといえ、このような平滑面を有する第2領域242は、土などの汚れが多少付着しても視認性が悪化しにくいという効果を有する。また、平滑面は、光の反射率が高く、かつ、反射角度が均一であるので、この点でも視認性の向上に寄与できる。一方、第1領域241においては、凸条21が密に配置されているので、光が当たることで、効果的にシルエットが形成されて、視認性を高めることができる。
また、図示する装飾要素24は、第1領域241および第2領域242を、タイヤ径方向にそれぞれ複数備えるものであるが、各領域の大きさについては、適用されるタイヤのサイズや装飾帯の寸法等に応じて適宜選定することができ、特に制限されるものではない。クラックがタイヤ周方向においてつながることを抑制する観点からは、各領域のタイヤ周方向幅は、20mm以内とすることが好ましい。ここで、各領域のタイヤ周方向幅とは、各領域について、タイヤ径方向に対し垂直な方向に測った最大幅である。
また、本実施形態において、第1領域241と第2領域242とは、タイヤ外表面側から見たときに、同じ輪郭形状を有している。このため、装飾帯11全体としての均一性が向上している。
さらに、本実施形態においては、装飾帯11全体のうちに、凸条21の延在方向が異なる第1領域241,241’が含まれている。ここで、第1領域における凸条21の延在方向とは、各第1領域を構成する凸条21のうち、各第1領域の中心部を通る凸条21の延在方向を意味する。このように、凸条21の延在方向が異なる2種類の第1領域を設けることで、異なる入力方向からの光により視認性が得られるものとなるので、装飾帯11の視認性をより向上することができる。この場合、凸条21の延在方向は、タイヤ径方向またはタイヤ周方向に隣接する第1領域241、241’間で異なるものとすることが、あらゆる入力方向からの光により確実に視認性を得ることができることから、好ましい。なお、凸条21の延在方向が異なる第1領域241,241’間において、凸条21の延在方向は、どのような角度で異なっていてもよく、例えば、図示する例では、第1領域241,241’間で、凸条21の延在方向が実質的に90°異なっている。これにより、第1領域241と第1領域241’とで光の反射方向が約90°異なるものとなり、視認する方向の違いにより影の濃淡が規則的に変化するので、タイヤ側面の外観性(意匠性)がさらに向上する。また、凸条21の延在方向が異なる第1領域は、2種類の場合に限られず、3種類以上設けてもよい。
なお、本実施形態において、装飾要素24中の第1領域241は、凸条21が曲線的に延びる部分のみから構成され、凸条21が直線的に延びる部分を実質的に有しないものとなっている。これは、装飾帯11の全体を一筆書きで形成していることから、密に配列した凸条21間の距離を常に一定間隔以上とするためには、凸条21の配置を曲線状とする必要があるためである。
さらにまた、本実施形態において、装飾要素24は、タイヤ径方向Dに対し傾斜する方向に延在している。装飾要素24が完全にタイヤ径方向Dに延びていると、通常走行時等においては問題ないものの、前後入力時にひび割れが発生する懸念がある。これに対し、装飾要素24をタイヤ径方向Dに対し傾斜する方向に設けることで、様々な入力に対してクラックを発生しにくくすることができる。ここで、装飾要素24の延在方向とは、各装飾要素24の長手方向に接線を引いた際の接線の方向である。装飾要素24の延在方向の、タイヤ径方向Dに対しなす角度θは、例えば、10°〜60°の範囲とすることができる。
図1に示す例において、装飾部は、上記装飾帯11と、第2の装飾帯12と、標章部13とにより構成されるが、本発明においては、このような構成には限定されない。このうち第2の装飾帯12には、タイヤ径方向に対して、例えば、45°前後の角度で傾斜した、タイヤ径方向外側に凸となる曲線状を有する凸条が、互いに平行に多数本配列されている。また、標章部13には、タイヤ種等に応じた文字・図形・記号などが、凸状に表示されている。標章部13のうち、凸状に表示された文字・図形・記号以外の部分については、平滑面に形成してもよく、または、第2の装飾帯12と同様の曲線状の凸条を設けてもよい。
また、図示する例において、サイドウォール部10には、タイヤ周方向にわたり実質的に連続する陸部27が設けられており、内側外縁凸部22、外側外縁凸部23および両側外縁凸部26は、この陸部27の一部をなしている。装飾部11,12,13は、いずれも陸部27内に凹状部として設けられており、装飾部11,12,13を構成する凸条は、いずれも、陸部27よりも低い高さで形成されている。よって、周囲を陸部27で包囲されていることで、装飾部11のみならず、装飾部12,13の損傷も抑制される。また、装飾部13に表示される文字等は、より高い視認性を得るために、凸条よりも高さが高く形成されており、例えば、陸部27と同じ高さか、または、陸部27よりも高く形成されている。さらに、文字等については、その外縁部の高さを他の部分よりも高くして、高さの高い部分を縁取りのように設けてもよい。
図4に示すように、凸条21は断面台形状であり、その断面台形状の頂部を形成する平面21Fの幅w1は、最大で0.2mmとすることができる。また、サイドウォール部10の法線方向Nに対する、凸条21の側壁21Sがなす角度αは、例えば、35°とすることができる。さらに、凸条21の高さh1は、視認性を低下させずに亀裂の発生を抑制する観点から、0.1mm以上0.3mm未満、例えば、0.2mmとすることができる。さらにまた、隣り合う凸条21間で垂直方向に測った凸条21間の間隔(ピッチ)Pは、0.8mm以上である。さらにまた、内側外縁凸部22および外側外縁凸部23を含む陸部27についても、側壁27S(22S,23S)の断面形状は、サイドウォール部10の法線方向Nに対し傾斜した形状となっている。さらにまた、陸部27の高さh2は、0.4mmとすることができる。
(第2の実施形態)
図6(a)は、本発明の第2の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図であり、図6(b)は、この装飾帯のパターン全体を示す説明図である。図示する装飾帯31は、装飾帯11と同様に、内側外縁凸部から外側外縁凸部まで途切れずに連続して延びる凸条41によって形成されている。本実施形態は、第1の実施形態と、装飾帯を構成する装飾要素のパターンが異なるのみであるので、内側外縁凸部および外側外縁凸部等については、図示しない。
装飾帯31は、装飾要素44を、タイヤ周方向に複数配設して構成されており、タイヤ周方向に隣接する装飾要素44同士は、凸条41同士の間に形成されてタイヤ径方向に延びる谷部45によって分断されている。この場合も、第1の実施形態の場合と同様に、タイヤ周方向に複数配設した装飾要素44同士の間に谷部45が設けられていることで、タイヤ周方向におけるクラックの発生および進展を抑制する効果を得ることができる。
図6(b)に示すように、装飾帯31は、装飾帯11と同様に、実質的には全体として一筆書き可能な形状となっており、装飾要素44は、装飾要素24と同様に、異なる3方向以上から凸条41の交差する交差部を有さず、すなわち、タイヤ径方向内側から外側にわたり、一筆書き可能な形状を有している。これにより、モールドの加工工数を削減でき、モールドの加工性およびコスト性の向上効果を得ることができる。
本実施形態において、装飾要素44は、紙面左下から紙面右上に向かい、すなわち、タイヤ側面視でタイヤ径方向内側から外側へ、タイヤ周方向Cに対して傾斜した方向に向かって延びる、波形状の凸条41からなる波状要素44A、および、凸条41を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域441と、疎に配列させた第2領域442と、を備えるジグザグ状要素44B,44Cからなる。図示する例では、ジグザグ状要素44B,44Cにおいて、第1領域441と第2領域442とは交互に設けられており、装飾帯31全体としては、一つのジグザグ状要素内およびタイヤ周方向に隣接するジグザグ状要素間の双方において、第1領域441と第2領域442とが交互に配列されるよう各装飾要素が配置されることで、第1領域441および第2領域442のそれぞれの配置が千鳥状に設定されている。また、装飾要素44A,44B,44C間には、いずれも、谷部45が設けられている。
本実施形態においては、第1の実施形態と同様に、第1領域441と第2領域442とは、タイヤ外表面側から見たときに、同じ輪郭形状を有している。このため、装飾帯31全体としての均一性が向上している。また、本実施形態においては、第1の実施形態と同様に、装飾帯31全体のうちに、凸条41の延在方向が異なる第1領域441,441’が含まれて、視認性が向上されている。さらに、本実施形態においては、第1の実施形態と同様に、装飾要素44中、凸条41を部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域441は、凸条41が曲線状に延びる部分のみから構成され、凸条41が直線状に延びる部分を実質的に有しないものとなっている。さらにまた、本実施形態においては、第1の実施形態と同様に、装飾要素44が、タイヤ径方向Dに対し傾斜する方向に延在している。
(第3の実施形態)
図7(a)は、本発明の第3の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図であり、図7(b)は、本発明の第3の実施形態の変形例に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図である。図7(b)の第3の実施形態の変形例における装飾帯51−2のパターンは、後述する第1領域641−2の部分を除き、図7(a)に示す第3の実施形態の装飾帯51のパターンと同じである。図示する装飾帯51,51−2は、装飾帯11と同様に、内側外縁凸部から外側外縁凸部まで途切れずに連続して延びる凸条61,61−2によって形成されている。本実施形態は、第1の実施形態と、装飾帯を構成する装飾要素のパターンが異なるのみであるので、内側外縁凸部および外側外縁凸部等については、図示しない。
装飾帯51,51−2は、装飾要素64,64−2を、タイヤ周方向に複数配設して構成されており、タイヤ周方向に隣接する装飾要素64,64−2同士は、凸条61,61−2同士の間に形成されてタイヤ径方向に延びる谷部65,65−2によって分断されている。この場合も、第1の実施形態の場合と同様に、タイヤ周方向に複数配設した装飾要素64,64−2同士の間に谷部65,65−2が設けられていることで、タイヤ周方向におけるクラックの発生および進展を抑制する効果を得ることができる。
装飾帯51,51−2は、装飾帯11と同様に、実質的には全体として一筆書き可能な形状となっており、装飾要素64,64−2は、装飾要素24と同様に、異なる3方向以上から凸条61,61−2の交差する交差部を有さず、すなわち、タイヤ径方向内側から外側にわたり、一筆書き可能な形状を有している。装飾帯51,51−2の一筆書き可能なパターン全体の形状は、後述する第1領域641,641−2の部分を除き、図6(b)に示す第2の実施形態の装飾帯31のパターンと実質的に同じである。これにより、モールドの加工工数を削減でき、モールドの加工性およびコスト性の向上効果を得ることができる。
本実施形態において、装飾要素64,64−2は、紙面左下から紙面右上に向かい、すなわち、タイヤ側面視でタイヤ径方向内側から外側へ、タイヤ周方向Cに対して傾斜した方向に向かって延びる、波形状の凸条61,61−2からなる波状要素64A,64A−2、および、凸条61,61−2を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域641,641−2と、疎に配列させた第2領域642,642−2と、を備えるジグザグ状要素64B,64B−2からなる。図示する例では、ジグザグ状要素64B,64B−2において、第1領域641,641−2と第2領域642,642−2とは交互に設けられており、装飾帯51,51−2全体としては、一つのジグザグ状要素内およびタイヤ周方向に隣接するジグザグ状要素間の双方において、第1領域641,641−2と第2領域642,642−2とが交互に配列されるよう各装飾要素が配置されることで、第1領域641,641−2および第2領域642,642−2のそれぞれの配置が千鳥状に設定されている。また、装飾要素64A,64B間および装飾要素64A−2,64B−2間には、いずれも、谷部65および谷部65−2が設けられている。
本実施形態においては、第1,2の実施形態と同様に、第1領域641,641−2と第2領域642,642−2とは、タイヤ外表面側から見たときに、同じ輪郭形状を有している。このため、装飾帯51,51−2全体としての均一性が向上している。また、本実施形態においては、第1,2の実施形態と同様に、装飾要素64,64−2中、凸条61,61−2を部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域641,641−2は、凸条61,61−2が曲線状に延びる部分のみから構成され、凸条61,61−2が直線状に延びる部分を実質的に有しないものとなっている。さらに、本実施形態においては、第1,2の実施形態と同様に、装飾要素64,64−2が、タイヤ径方向Dに対し傾斜する方向に延在している。
その一方、本実施形態においては、第1,2の実施形態とは異なり、装飾帯51,51−2全体のうちに含まれる第1領域641,641−2における凸条61,61−2の延在方向が、すべて同一となっている。
(第4の実施形態)
図8(a)は、本発明の第4の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図であり、図8(b)は、この装飾帯のパターン全体を示す説明図である。図示する装飾帯71は、装飾帯11と同様に、内側外縁凸部から外側外縁凸部まで途切れずに連続して延びる凸条81によって形成されている。本実施形態は、第1の実施形態と、装飾帯を構成する装飾要素のパターンが異なるのみであるので、内側外縁凸部および外側外縁凸部等については、図示しない。
装飾帯71は、装飾要素84を、タイヤ周方向に複数配設して構成されており、タイヤ周方向に隣接する装飾要素84同士は、凸条81同士の間に形成されてタイヤ径方向に延びる谷部85によって分断されている。この場合も、第1の実施形態の場合と同様に、タイヤ周方向に複数配設した装飾要素84同士の間に谷部85が設けられていることで、タイヤ周方向におけるクラックの発生および進展を抑制する効果を得ることができる。
図8(b)に示すように、装飾帯71は、装飾帯11と同様に、実質的には全体として一筆書き可能な形状となっており、装飾要素84は、装飾要素24と同様に、異なる3方向以上から凸条81の交差する交差部を有さず、すなわち、タイヤ径方向内側から外側にわたり、一筆書き可能な形状を有している。これにより、モールドの加工工数を削減でき、モールドの加工性およびコスト性の向上効果を得ることができる。
本実施形態において、装飾要素84は、紙面左下から紙面右上に向かい、すなわち、タイヤ側面視でタイヤ径方向内側から外側へ、タイヤ周方向Cに対して傾斜した方向に向かって延びる、直線状の凸条81からなる直線状要素84A、屈曲部を有する凸条81からなる屈曲状要素84B,84C、および、凸条81を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域841と、疎に配列させた第2領域842と、を備えるジグザグ状要素84Dからなる。図示する例では、ジグザグ状要素84Dにおいて、第1領域841と第2領域842とは交互に設けられており、装飾帯71全体としては、一つのジグザグ状要素内およびタイヤ周方向に隣接するジグザグ状要素間の双方において、第1領域841と第2領域842とが交互に配列されるよう各装飾要素が配置されることで、第1領域841および第2領域842のそれぞれの配置が千鳥状に設定されている。また、装飾要素84A,84B,84C,84D間には、いずれも、谷部85が設けられている。
本実施形態においては、第1〜3の実施形態と同様に、第1領域841と第2領域842とは、タイヤ外表面側から見たときに、同じ輪郭形状を有している。このため、装飾帯71全体としての均一性が向上している。また、本実施形態においては、第1,2の実施形態と同様に、装飾帯71全体のうちに、凸条81の延在方向が異なる第1領域841,841’が含まれて、視認性が向上されている。さらに、本実施形態においては、第1〜3の実施形態と同様に、装飾要素84は、タイヤ径方向に対し傾斜する方向に延在している。
その一方、本実施形態においては、第1〜3の実施形態とは異なり、装飾要素84中、凸条81を部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域841は、凸条81が直線状に延びる部分のみから構成されている。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態に係る装飾帯の一部を取り出して示す部分拡大図である。図示する装飾帯91は、装飾帯11と同様に、内側外縁凸部から外側外縁凸部まで途切れずに連続して延びる凸条101によって形成されている。本実施形態は、第1の実施形態と、装飾帯を構成する装飾要素のパターンが異なるのみであるので、内側外縁凸部および外側外縁凸部等については、図示しない。
装飾帯91は、装飾要素104を、タイヤ周方向に複数配設して構成されており、タイヤ周方向に隣接する装飾要素104同士は、凸条101同士の間に形成されてタイヤ径方向に延びる谷部105によって分断されている。この場合も、第1の実施形態の場合と同様に、タイヤ周方向に複数配設した装飾要素104同士の間に谷部105が設けられていることで、タイヤ周方向におけるクラックの発生および進展を抑制する効果を得ることができる。
装飾帯91は、装飾帯11と同様に、実質的には全体として一筆書き可能な形状となっており、装飾要素104は、装飾要素24と同様に、異なる3方向以上から凸条101の交差する交差部を有さず、すなわち、タイヤ径方向内側から外側にわたり、一筆書き可能な形状を有している。装飾帯91の一筆書き可能なパターン全体の形状は、後述する第1領域1041の部分を除き、図8(b)に示す第4の実施形態の装飾帯71のパターンと実質的に同じである。これにより、モールドの加工工数を削減でき、モールドの加工性およびコスト性の向上効果を得ることができる。
本実施形態において、装飾要素104は、紙面左下から紙面右上に向かい、すなわち、タイヤ側面視でタイヤ径方向内側から外側へ、タイヤ周方向Cに対して傾斜した方向に向かって延びる、直線状の凸条101からなる直線状要素104A、屈曲部を有する凸条101からなる屈曲状要素104B,104C、および、凸条101を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域1041と、疎に配列させた第2領域1042と、を備えるジグザグ状要素104Dからなる。図示する例では、ジグザグ状要素104Dにおいて、第1領域1041と第2領域1042とは交互に設けられており、装飾帯91全体としては、一つのジグザグ状要素内およびタイヤ周方向に隣接するジグザグ状要素間の双方において、第1領域1041と第2領域1042とが交互に配列されるよう各装飾要素が配置されることで、第1領域1041および第2領域1042のそれぞれの配置が千鳥状に設定されている。また、装飾要素104A,104B,104C,104D間には、いずれも、谷部105が設けられている。
本実施形態においては、第1〜4の実施形態と同様に、第1領域1041と第2領域1042とは、タイヤ外表面側から見たときに、同じ輪郭形状を有している。このため、装飾帯91全体としての均一性が向上している。さらに、本実施形態においては、第1〜4の実施形態と同様に、装飾要素104は、タイヤ径方向に対し傾斜する方向に延在している。
その一方、本実施形態においては、第1,2,4の実施形態とは異なり、装飾帯91全体のうちに含まれる第1領域1041における凸条101の延在方向が、すべて同一となっている。また、本実施形態においては、第1〜3の実施形態とは異なり、装飾要素104中、凸条101を部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域1041は、凸条101が直線状に延びる部分のみから構成されている。
上述のとおり、本発明のタイヤは、デザイン性が高く視認性に優れた装飾帯を含む装飾部を備えるものである。かかる装飾帯を含む装飾部は、視認性を高める効果を有するものであるので、通常、車両装着時に車両外側に面する側のサイドウォール部に配置される。よって、本発明に係る装飾帯を含む装飾部は、非対称のトレッドパターンを備えるタイヤの場合には、車両装着時に車両外側に面する側のサイドウォール部にのみ配置する一方、方向性を有するトレッドパターンを備えるタイヤの場合には、左右両側のサイドウォール部に配置することが好ましい。
10 サイドウォール部
11 装飾帯(装飾部)
12 第2の装飾帯(装飾部)
13 標章部(装飾部)
21,41,61,61−2,81,101 凸条
21F 平面
21S,22S,23S,26S,27S 側壁
22 内側外縁凸部
23 外側外縁凸部
24,44,64,64−2,84,104 装飾要素
24A,44A,64A,64A−2 波状要素
24B,24C,44B,44C,64B,64B−2,84D,104D ジグザグ状要素
241,241’,441,441’,641,641−2,841,841’,1041 第1領域
242,442,642,642−2,842,1042 第2領域
25,45,65,65−2,85,105 谷部
26 両側外縁凸部
27 陸部
31,51,51−2,71,91 装飾帯
84A,104A 直線状要素
84B,84C,104B,104C 屈曲状要素

Claims (7)

  1. サイドウォール部に、凸条から形成される装飾帯と、該装飾帯のタイヤ径方向内側および外側にそれぞれ隣接して配置された内側外縁凸部および外側外縁凸部と、を備え、
    前記装飾帯が、前記内側外縁凸部から前記外側外縁凸部まで途切れずに連続して延びる前記凸条によって形成される装飾要素を、タイヤ周方向に複数配設してなり、
    タイヤ周方向に隣接する前記装飾要素同士が、前記凸条同士の間に形成されてタイヤ径方向に延びる谷部によって分断されており、
    前記装飾要素のうちの少なくとも一部が、前記凸条を、部分的にジグザグ状に密に配列させた第1領域と、疎に配列させた第2領域と、を備え、かつ、該装飾要素が、異なる3方向以上から前記凸条の交差する交差部を備えないことを特徴とするタイヤ。
  2. 前記第1領域と、前記第2領域とが、タイヤ外表面側から見たときに、同じ輪郭形状を有する請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記第1領域が、前記装飾帯全体のうちに、前記凸条の延在方向の異なるものを含む請求項1または2記載のタイヤ。
  4. 前記第1領域における前記凸条の延在方向が、タイヤ径方向またはタイヤ周方向に隣接する該第1領域間で異なる請求項3記載のタイヤ。
  5. 前記装飾要素が、タイヤ径方向に対し傾斜する方向に延在する請求項1〜4のうちいずれか一項記載のタイヤ。
  6. 前記装飾帯のタイヤ周方向両側に、前記内側外縁凸部および外側外縁凸部と同一高さであって、かつ、タイヤ径方向に延びる両側外縁凸部が設けられている請求項1〜5のうちいずれか一項記載のタイヤ。
  7. 前記装飾要素が、前記第1領域および前記第2領域をタイヤ径方向にそれぞれ複数備え、かつ、各領域のタイヤ周方向幅が、20mm以内である請求項1〜6のうちいずれか一項記載のタイヤ。
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