JP2013151055A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軽量化及び操作性の向上に有効な打撃工具を提供する。
【解決手段】 打撃工具であって、回転子112と固定子111を有するモータ110と、工具ビット119の長軸線と平行に配置されてモータにより回転駆動される駆動軸125と、駆動軸125に支持されて当該駆動軸125の回転動作に基づき当該駆動軸125の軸線方向に揺動動作を行う揺動部材129と、揺動部材129の、駆動軸125の軸線と交差する上下方向の上端部領域と連結され、揺動部材129の揺動動作によって工具ビット119の長軸方向に直線動作して当該工具ビット119を直線状に駆動する工具駆動機構130,143,145と、を有する。モータ110は、回転子112が固定子111の外側に配置されたアウタロータ型モータとして構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、揺動機構を用いて工具ビットを直線状に駆動させることにより被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具に関する。
特開2007−7832号公報は、揺動機構を用いて工具ビットを直線状に駆動するスワッシュベアリング式の電動ハンマドリルを開示している。上記公報に記載の打撃工具としての電動ハンマドリルは、電動モータで回転駆動される回転体と、当該回転体の回転に伴い工具ビット長軸方向に揺動運動を行う揺動部材とを主体として構成されるスワッシュベアリング式揺動機構を有し、電動モータの回転出力を揺動機構により直線運動に変換して工具ビットを直線状に駆動する構成である。電動モータには、固定子の内側に回転子が配置されたインナロータ型モータが採用されており、減速機構によってモータ回転数を減速して回転体に伝達している。
上記構成のスワッシュベアリング式揺動機構は、比較的小型のハンマドリルで採用されているが、このような小型の電動ハンマドリルの場合、機体の軽量化を図ることでの操作性の向上に対する要請が高いものがある。
特開2007−7832号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、軽量化及び操作性の向上に有効な打撃工具を提供することをその目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の好ましい形態によれば、工具ビットの長軸方向の打撃動作により被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具が構成される。打撃工具は、回転子と固定子を有するモータと、モータを収容する工具本体と、工具ビットの長軸線と平行に配置されてモータにより回転駆動される駆動軸と、駆動軸に支持されて当該駆動軸の回転動作に基づき当該駆動軸の軸線方向に揺動動作を行う揺動部材と、揺動部材と連結され、揺動部材の揺動動作によって工具ビットの長軸方向に直線動作して当該工具ビットを直線状に駆動する工具駆動機構と、を有する。そしてモータは、回転子が固定子の外側に配置されたアウタロータ型モータとして構成されている。
本発明によれば、モータにつき、回転子が固定子の外側に配置されたアウタロータ型モータとしたことにより、回転部分の外径が大きく、大きなロータ慣性モーメントを持たせることが可能となる。このため、インナロータ型モータに比べて、大きなトルクを発生することができる。これにより、モータと当該モータにより駆動される駆動軸間に減速機構を必要とするインナロータ型モータが搭載された従来の打撃工具に比べて、機体の小型化、軽量化及び操作性の向上を図る上で有効となる。また、モータの出力を一定とした場合、大きなトルクを発生し得ることで回転数を低くできるため、モータ振動による打撃工具の振動を低減することができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、駆動軸がモータの出力軸と同一回転数で駆動されるように構成されている。なお、この形態における「同一回転数で駆動される」とは、文字通り同一回転数で駆動される態様のみならず、概ね同一回転数で駆動される態様を好適に包含する。また、「駆動」の態様としては、駆動軸がモータの出力軸と直結する態様、ギアないしベルトを介して駆動する態様のいずれも好適に包含する。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、モータの出力軸を回転自在に支持する第1軸受と駆動軸を回転自在に支持する第2軸受が単一の軸受支持部材を介して工具本体に支持されている。
この形態によれば、第1軸受と第2軸受とを単一の軸受支持部材で支持する構成としたことにより、第1軸受と第2軸受とのそれぞれを別々の支持部材で支持する構成の場合に比べ、駆動軸とモータの出力軸との軸相互間の軸心精度を向上できるとともに、部材点数を削減し、構造の簡素化、組付け性の向上を図ることができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、モータの出力軸と駆動軸が同軸で配置されている。
この形態によれば、モータの出力軸と駆動軸が同軸で配置される構成とすることで、工具ビットの長軸線の延長線上におけるモータ上方にスペースが形成可能となり、当該スペースを他の機能部材の配置スペースとして活用することができる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、工具ビットの長軸線と駆動軸とは、当該長軸線の延在方向と交差する方向に所定距離だけ離間して平行に配置されている。そして工具ビットの長軸線と駆動軸の双方を含む面に沿う直線であって、工具ビットの長軸線と交差する直線に関し、当該直線に沿う方向の一方側から見たときの仮想投影面上におけるモータの投影領域の内側に、加工作業のための所定の機能部材の少なくとも一部が配置されている。なお、この形態における「加工作業のための所定の機能部材」とは、典型的には、加工作業時において、作業者が握る打撃工具操作用ハンドルの振動を防止ないし低減するために備えられる防振部材がこれに該当する。
この形態によれば、機能部材の少なくとも一部がモータの陰に隠れる配置とすることにより、打撃工具の工具ビット長軸方向と交差する方向に関する外郭形状の小型化を図ることが可能となる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、機能部材は、工具本体の振動を抑えるための防振機構である。なお、この形態における「防振機構」とは、典型的には工具本体の振動に対して、当該振動を抑えるように作動する動吸振器、カウンタウェイト等の制振機構がこれに該当する。
この形態によれば、工具本体の振動を抑える防振機構を備えたことにより、加工作業時において、工具本体の振動を抑えて作業者の作業環境を改善できる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、モータを収容する工具本体と、当該工具本体に連結された作業者が握るためのハンドルを更に有する。そして機能部材は、工具本体とハンドルとを連結する弾性体である。
この形態によれば、加工作業時において、工具本体に発生した振動がハンドルに伝達することを防止ないし低減し、作業者の作業環境を改善できる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、モータの出力軸と駆動軸とは互いに交差状に配置されてべベルギアにより連結されている。
この形態によれば、打撃工具の側面視において、モータの出力軸の長軸方向と工具ビットの長軸方向が互いに交差する構成、すなわち工具ビットとモータがL型に配置された打撃工具を構成することができる。
本発明によれば、軽量化及び操作性を向上する上で有効な打撃工具が提供されることとなった。
第1の実施形態に係る電動ハンマドリルの構成を示す断面図である。 図1の主要部を拡大して示す断面図である。 第2の実施形態に係る電動ハンマドリルの構成を示す断面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 第3の実施形態に係る電動ハンマドリルの構成を示す断面図である。 図6のC−C線断面図である。 図6のD−D線断面図である。 第4の実施形態に係る電動ハンマドリルの構成を示す断面図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1及び図2を参照しつつ詳細に説明する。本発明の実施の形態では、打撃工具の一例として電動ハンマドリルを用いて説明する。図1に示すように、電動ハンマドリル100は、概括的に見て、電動ハンマドリル100の外郭を形成する本体部101を主体として構成される。本体部101の先端領域には、ハンマビット119が筒状のツールホルダ159を介して着脱自在に取付けられる。ハンマビット119は、ツールホルダ159に対し軸方向には相対移動可能とされ、周方向には一体回転するように装着される。本体部101の先端領域の反対側端部には、作業者が握るハンドグリップ107が連接されている。ハンドグリップ107は、本体部101の端部から当該本体部101の長軸方向(ハンマビット119の長軸方向)と交差する方向に延在され、これにより側面視でピストル型の電動ハンマドリル100が構成されている。また、本体部101の先端領域側には、補助ハンドルとしてのサイドグリップ109が取外し自在に取付けられており、作業者はハンドグリップ107とサイドグリップ109を握り電動ハンマドリル100を操作して加工作業を行う。
本体部101は、本発明における「工具本体」に対応し、ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応し、ハンドグリップ107は、本発明における「ハンドル」に対応する。なお、本実施の形態では、便宜上、本体部101の長軸方向におけるハンマビット119側を、「前側」ないし「前方側」として規定し、ハンドグリップ107側を、「後側」ないし「後方側」として規定する。また、図1中の紙面上方を、「上側」ないし「上方側」と規定し、紙面下方を、「下側」ないし「下方側」と規定する。
本体部101は、電動モータ110を収容したモータハウジング103と、運動変換機構120、打撃要素140及び動力伝達機構150を収容したギアハウジング105とを主体として構成される。電動モータ110は、本発明における「モータ」に対応する。電動モータ110の回転出力は、運動変換機構120によって直線動作に適宜変換された上で打撃要素140に伝達され、当該打撃要素140を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。また、電動モータ110の回転出力は、動力伝達機構150によって適宜減速された上でハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が周方向に回転動作される。電動モータ110は、ハンドグリップ107に配置されたトリガ107aの引き操作によって通電駆動される。
図2に示すように、電動モータ110は、内側に固定子111が配置され、外側にモータ軸113と一体回転する回転子112が配置されたアウタロータ型モータとして構成され、回転子112(モータ軸113)の長軸方向がハンマビット119の長軸方向(従って、本体部101の長軸方向)と平行となるように配置されている。固定子111は、回転子112を駆動するための駆動コイル111aを保持する略円環状のコイル保持部材111bと、当該コイル保持部材111bを支持するための筒状部を有する取付フランジ部材111cとを主体として構成されている。取付フランジ部材111cは、筒状部がコイル保持部材111bの円環孔に圧入されることでコイル保持部材111bを支持するとともに、フランジ部分がモータハウジング103の後方鉛直壁部103aにねじ114で固定されている。
回転子112は、モータ軸113に一体回転可能に支持された略カップ状部材として形成され、内周面には固定子111の外周と対向して磁石115が取付けられるとともに、カップ状底部の中央にモータ軸113が圧入固定されている。モータ軸113は、本発明における「出力軸」に対応する。モータ軸113の後側は、固定子111の取付フランジ部材111cの中央孔内を遊嵌状に貫通して後方へ延在されるとともに、その延在端部がモータハウジング103の後方鉛直壁部103aに軸受(ボールベアリング)116を介して回転自在に支持される。また、ギアハウジング105側に向かって延在するモータ軸113の前側は、当該ギアハウジング105内に固定状に配置されたインナハウジング106の鉛直方向壁部106aに軸受(ボールベアリング)117を介して回転自在に支持されるとともに、インナハウジング106の鉛直方向壁部106aを貫通してギアハウジング105内へと延出されている。その延出端部に駆動ギア121が一体回転するように取付けられている。
運動変換機構120は、電動モータ110により鉛直面内にて回転駆動される駆動ギア121、当該駆動ギア121に噛み合い係合する被動ギア123、当該被動ギア123と一体回転する中間軸125、当該中間軸125と一体回転する回転体127、回転体127の回転によってハンマビット119の長軸方向に揺動される略環状の揺動リング129、及び揺動リング129の揺動によって直線状に往復移動される有底筒状の筒状ピストン130を主体として構成される。中間軸125は、本発明における「駆動軸」に対応し、揺動リング129は、本発明における「揺動部材」に対応する。駆動ギア121及び被動ギア123は、モータ軸113から中間軸125への等速回転伝達用として設定されており、中間軸125をモータ軸113と同一回転数で駆動することができる。
駆動ギア121は、モータ軸113の前側端部に取付けられ、モータ軸113と一体回転される。中間軸125はハンマビット119の長軸方向と平行(従って、モータ軸113と平行)に配置され、前端部においては、ギアハウジング105に軸受(ボールベアリング)125aを介して回転自在に支持され、後端部においては、インナハウジング106の鉛直方向壁部106aに軸受(ボールベアリング)125bを介して回転自在に支持されている。すなわち、モータ軸113の前端部を支持する軸受117と、中間軸125の後端部を支持する軸受125bが、単一部材としてのインナハウジング106の鉛直方向壁部106aを介してギアハウジング105に支持されている。インナハウジング106の鉛直方向壁部106aは、本発明における「単一の軸受支持部材」に対応し、軸受117は、本発明における「第1軸受」に対応し、軸受125bは、本発明における「第2軸受」に対応する。
また、インナハウジング106の鉛直方向壁部106aは、モータハウジング103の内部空間とギアハウジング105の内部空間とを仕切る部材としても機能し、ギアハウジング105の内壁面と鉛直方向壁部106aの外周面との間に介在されたOリング133、及び鉛直方向壁部106aとモータ軸113との間に介在されたオイルシール135によってシールされている。これによりギアハウジング105内に充填された潤滑油のモータハウジング103側への漏出を防止している。
中間軸125に取り付けられた回転体127は、その外周面に中間軸125の軸線に対し所定の傾斜角度で傾斜する溝が形成されている。揺動リング129は、回転体127の溝を転動する転動体としてのボール128を介して回転体127に相対回転可能に嵌合支持され、当該回転体127の回転動作に伴ってハンマビット119の長軸方向に揺動される。中間軸125と一体回転する回転体127、ボール128及び揺動リング129によってスワッシュベアリング式揺動機構が構成される。なお、モータ軸113は、中間軸125の軸線とハンマビット119の軸方向延長線との間で、かつ当該中間軸125の後方に配置されている。
揺動リング129の上端部領域には、円柱状の揺動ロッド129aが径方向(上方向)に突設されており、当該揺動ロッド129aが筒状ピストン130の後端部に設けた連結軸131に対して径方向に遊嵌状に挿通されている。これにより揺動リング129は、揺動ロッド129a及び連結軸131を介して筒状ピストン130と連結された構成とされる。なお、連結軸131は、ハンマビット119の長軸線と交差する水平軸線周りに回動自在に取付けられている。筒状ピストン130は、ツールホルダ159のうちの後方筒部内に摺動自在に配置され、揺動リング129の揺動動作(ハンマビット119の長軸方向成分)に連動してツールホルダ159のボア内壁に沿った直線動作を行う。
打撃要素140は、筒状ピストン130のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダ159の内の前方筒部内に摺動自在に配置されるとともに、ストライカ143の動作エネルギ(打撃力)をハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト145とを主体として構成される。ストライカ143は、筒状ピストン130の摺動動作に伴う当該筒状ピストン130の空気室130aの圧力変動(空気ばね)を介して駆動され、筒状のツールホルダ159内に摺動自在に配置されたインパクトボルト145に衝突(打撃)し、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達する。筒状ピストン130、ストライカ143及びインパクトボルト145によって、本発明における「工具駆動機構」が構成される。
動力伝達機構150は、中間軸125上において、揺動リング129を挟んで被動ギア123の反対側に配置された第1伝達ギア151と、当該第1伝達ギア151に噛み合い係合してハンマビット119の長軸方向周りを回転される第2伝達ギア153と、当該第2伝達ギア153と共に同軸でハンマビット119の長軸方向周りを回転される最終軸としてのツールホルダ159を主体として構成される。そして、電動モータ110によって回転駆動される中間軸125の回転出力は、第1伝達ギア151から第2伝達ギア153を経てツールホルダ159及び当該ツールホルダ159に保持されたハンマビット119へと伝達される。なお、ツールホルダ159は、略円筒状の筒状部材であり、ギアハウジング105によってハンマビット119の長軸周りに回転自在に保持されるとともに、ハンマビット119の軸部及びインパクトボルト145を収容保持する前方筒部と、当該前方筒部から後方へ一体に延在して筒状ピストン130を摺動自在に収容保持する後方筒部とを備えている。
上記のように構成される電動ハンマドリル100において、使用者によるトリガ107aの引き操作によって電動モータ110が通電駆動され、中間軸125と共に回転体127が回転駆動されると、揺動リング129がハンマビット119の長軸方向に揺動され、これにより筒状ピストン130がツールホルダ159内を直線状に摺動動作される。そして当該筒状ピストン130の揺動動作による空気室130a内の空気の圧力変動によりストライカ143が筒状ピストン130内を直線運動する。ストライカ143は、インパクトボルト145に衝突することで、その運動エネルギをハンマビット119に伝達する。
一方、中間軸125とともに第1伝達ギア151が回転されると、第1伝達ギア151及び第2伝達ギア153を介してツールホルダ159が鉛直面内にて回転され、更に当該ツールホルダ159にて保持されるハンマビット119が一体状に回転される。かくして、ハンマビット119が軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、被加工材(コンクリート)に穴開け作業を遂行する。
さて、本実施の形態においては、電動モータ110につき、回転子112が固定子111の外側に配置されたアウタロータ型モータによって構成している。アウタロータ型モータを採用したことにより、回転子112の外径が大きくでき、大きなロータ慣性モーメントを持たせることが可能となる。このため、インナロータ型モータに比べて、大きなトルクを発生することができる。電動モータがインナロータ型モータの場合であれば、所定の打撃力を発生させるに必要なトルクを確保するには、モータ軸と中間軸との間に減速機構を設けなければならず、重量の増大、あるいは機体が大型化する可能性がる。しかるに、本実施の形態によれば、電動モータ110をアウタロータ型モータで構成したことにより、機体の小型化、軽量化が可能となり、これにより加工作業を行うときの電動ハンマドリル100の操作性を向上できる。また、電動モータ110の出力を一定とした場合、回転数を低くできるため、モータ振動による電動ハンマドリル100の振動を低減できるとともに、共振対策が不要となり、軸受116,117の耐久性を向上することができる。
また、本実施の形態においては、モータ軸113の後端部を受ける軸受116がモータハウジング103の後方鉛直壁部103aに直接支持する構成としている。モータ軸113の回転数が高い場合、モータハウジング103が共振する可能性があることから、従来の電動ハンマドリルでは、弾性体を介して軸受116をモータハウジング103に支持する構成を採用している。しかるに、本実施の形態によれば、電動モータ110をアウタロータ型モータで構成したことにより、モータ軸113の回転数を低くできるため、弾性体を介することなく軸受116をモータハウジング103に直接支持させても共振の発生が抑えられ、これにより部品点数を削減し、構造の簡素化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、モータ軸113の前端部を回転自在に支持する軸受117と、中間軸125の後端部を回転自在に支持する軸受125bとを、インナハウジング106の鉛直方向壁部106aによって支持している。すなわち、鉛直方向壁部106aという1つの部材で異なる2つの軸の軸受117,125bを支持する構成としている。このため、モータ軸用軸受117と中間軸用軸受125bとのそれぞれを別々の支持部材で個々に支持する場合に比べ、モータ軸113と中間軸125との軸相互間の軸心精度を向上できるとともに、部材点数を削減し、構造の簡素化、組付け性の向上を図ることができる。
(本発明の第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態につき、図3〜図5を参照しつつ説明する。本実施の形態に係る電動ハンマドリル100は、図3に示すように、電動モータ110のモータ軸113と運動変換機構120の中間軸125とを同軸上に配置させて直結(すなわち、直接に結合)する構成としている。同軸上に配置されたモータ軸113と中間軸125とは、互いに対向する軸端面の一方には角孔が形成され、他方には角軸が形成されており、これら角孔と角軸との嵌め合いによって動力伝達可能に結合される。なお、モータ軸113と中間軸125との結合手段については、嵌め合いによる結合に限らず、ねじや圧入による結合、あるいはカップリング等の中間部材を介しての結合等に変更することが可能である。
本実施の形態では、モータ軸113を中間軸125に同軸上に直結させるために、電動モータ110の配置位置を前述の第1の実施形態の場合よりも下方へと変位させている。これにより、モータハウジング103の内部には、電動モータ110の上方で、かつハンマビット119の軸線の延長線後方、すなわち打撃軸線の後方に空き領域(スペース)を形成することができる。本実施の形態では、当該空き領域を利用して動吸振器160を配置する構成としている。動吸振器160は、本発明における「加工作業のための所定の機能部材」に対応する。なお、上記以外の構成、すなわち運動変換機構120、打撃要素140、動力伝達機構150の各構成、及び電動モータ110がアウタロータ型モータであることについては、前述した第1の実施形態と同様である。このため、第1の実施形態と同一符号を付してその説明を省略又は簡略する。
図4及び図5に示すように、動吸振器160は、空き領域のうちの左側と右側の側方領域、すなわち電動モータ110の中心位置から見て斜め上方位置で、かつハンマビット119の軸線を横切る水平軸線上に配置され、モータハウジング103の内部空間に収容されている。左右の動吸振器160は、共に同一構造である。
図4に示すように、動吸振器160は、ハンマビット119の長軸方向と平行に延在する筒体161と、筒体161内に摺動自在に配置された略円柱状のウェイト163と、筒体161内において、ウェイト163に弾性力を付与するべく当該ウェイト163のハンマビット長軸方向の前方と後方にそれぞれ配置された弾性要素としての前後の付勢ばね165と、ウェイト163を案内するガイドスリーブ167と、付勢ばね165の一端を支持する前後のばね受169とを主体として構成される。なお、ガイドスリーブ167は、ウェイト163の安定した摺動動作を確保する円形の筒状部材として備えられ、筒体161の筒孔に嵌入されている。
モータハウジング103内に配置された動吸振器160は、電動ハンマドリル100の加工作業時において、制振対象である本体部101に対して、動吸振器160における制振要素であるウェイト163及び付勢ばね165が協働して受動的な制振を行なう。これにより本体部101に生ずる振動が抑制することができる。
上記のように構成された本実施の形態によれば、電動モータ110としてアウタロータ型モータを搭載したことにより、前述した第1の実施形態と同様、機体の小型化、軽量化が可能となり、操作性が向上する等の作用効果を奏することができる。特に本実施の形態では、電動モータ110のモータ軸113を、運動変換機構120の中間軸125と同軸に配置することで、モータハウジング103内部における電動モータ110の上方で、かつ打撃軸線後方に空き領域を形成し、側面視で空き領域における打撃軸線上に動吸振器160を配置する構成としている。このため、加工作業時において、動吸振器160により本体部101の振動抑制を効率的に行うことが可能となり、作業者がハンドグリップ107を把持して電動ハンマドリル100を操作するときの作業環境を改善できる。
また、本実施の形態においては、動吸振器160をモータハウジング103内の上方空き領域に収容配置する際に、図5において、ハンマビット119の長軸方向と交差する下方から電動ハンマドリル100を見た場合、電動モータ110の両側外形線(回転子112の最大外径部)よりも内側に、動吸振器160の少なくとも一部が位置するように配置されている。すなわち、動吸振器160は、その一部が電動モータ110の陰に隠れるように配置された構成とされる。このため、動吸振器160を搭載する構成でありながら、電動ハンマドリル100のハンマビット長軸方向と交差する方向に関する外郭形状の小型化を図ることが可能となる。
また、本実施の形態では、モータ軸113と中間軸125とを直結構造としたので、ギアにより動力伝達を行う場合のバックラッシュに起因する騒音の発生を未然に防止することができる。
(本発明の第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態につき、図6〜図8を参照して説明する。本実施の形態に係る電動ハンマドリル100は、第2の実施形態の変形例であり、モータハウジング103内における電動モータ110の上方の空き領域に、動吸振器160に変えてハンドグリップ用の防振ばね179を配置したものである。すなわち、電動モータ110は、アウタロータ型モータが採用され、図6に示すように、モータ軸113が運動変換機構120の中間軸125に対し同軸で配置されて直結されている。これにより、電動モータ110の上方で、かつ打撃軸線の後方に空き領域に形成されるため、本実施の形態では、当該空き領域における側面視で打撃軸線上に防振ばね179を配置する構成としている。防振ばね179は、本発明における「加工作業のための所定の機能部材」及び「弾性体」に対応する。
図6に示すように、ハンドグリップ107は、モータハウジング103の上方に被さるように前方へと延在する上部カバー171を備え、この上部カバー171の内側の左右には、図8に示すように、ハンマビット119の長軸方向に直線状に延在する略U字状の凹部171aが形成されている。電動モータ110の上方の空き領域において、モータハウジング103には、ハンドグリップ107を連接するためのガイド部材173が設けられている。ガイド部材173は、上部カバー171の凹部171aが摺動自在に係合する左右の突部173aを有し、モータハウジング103に対しハンドグリップ107がハンマビット119の長軸方向に相対移動可能に連接する。なお、凹部171aをガイド部材173に設け、突部173aを上部カバー171に設けてもよい。
また、ガイド部材173は、図7及び図8に示すように、突部173aよりも下方において、ハンマビット119の長軸方向に直線状に延在する左右2個の円形の筒状ガイド部173bを有し、この筒状ガイド部173bによってハンドグリップ107に設けた断面円形の棒状部材175を摺動自在に支持している。すなわち、ガイド部材173は、モータハウジング103に対するハンドグリップ107の連接部材として備えられ、左右の突部173aと左右の筒状ガイド部173bとを一体に備えている。そして、左右の筒状ガイド部173bは、ハンマビット119の打撃軸線を挟んで互いに平行に、かつ側面視で打撃軸線上に配置されている。また左右の突部173aは、ハンマビット119の打撃軸線を挟んで互いに平行に、かつ側面視で打撃軸線よりも上方に配置されている。
ハンドグリップ107の棒状部材175は、ガイド部材173の筒状ガイド部173bの筒孔に後方から挿入されるとともに、その前端部及び後端部が筒状ガイド部173bの筒孔に摺動自在に嵌合されている。各ガイドロッド173には、その前端からストッパねじ177がねじ込まれ、このストッパねじ177の頭部177aが筒状ガイド部173bの径方向の端面に当接することで筒状ガイド部173bに対し棒状部材175が抜け止めされている。
筒状ガイド部173bの内周面と棒状部材175の外周面との間には、軸方向に所定長さに亘って環状空間が設定され、当該環状空間に防振ばね179が収容されている。防振ばね179は、圧縮コイルばねによって構成され、軸方向の一端が筒状ガイド部173bに当接され、他端が棒状部材175に当接され、これによりハンドグリップ107に対しモータハウジング103から離間する後方へ付勢力を作用する。
このように、本実施の形態においては、ハンドグリップ107は、モータハウジング103に対して防振ばね179を介して弾性連結したものである。上記以外の構成については、第2の実施形態と同様に構成されるため、同一の構成部材については、第2の実施形態と同一符号を付してその説明を省略又は簡略する。
上記のように構成された本実施形態によれば、左右の防振ばね179を介してハンドグリップ107をモータハウジング103に弾性連結したので、加工作業時において、本体部101に発生した振動がハンドグリップ107に伝達することを防振ばね179により遮断ないし低減することができる。なお、電動モータ110としてアウタロータ型モータを採用している。このため、前述した第1の実施形態の場合と同様、機体の小型化、軽量化が可能となり、操作性が向上する等の作用効果を奏することができる。
また、本実施の形態においては、防振ばね179をモータハウジング103内の側面視で打撃軸線上に配置する構成としたことにより、被加工材にハンマビット119を押し付けて加工作業をする場合において、モータハウジング103に対するハンドグリップ107の相対移動動作が安定化する。これにより、防振ばね179の防振機能を効率的に発揮させることができる。
また、本実施の形態によれば、左右の防振ばね179は、図8において、ハンマビット119の長軸方向と交差する下方から電動ハンマドリル100を見た場合に、電動モータ110の両側外形線(回転子112の最大外径部)よりも内側に配置された構成とされる。すなわち、防振ばね179は、その全体が電動モータ110の陰に隠れるように配置された構成とされる。このため、防振ばね179を配置する構成でありながら、電動ハンマドリル100のハンマビット長軸方向と交差する方向に関する外郭形状の小型化を図ることが可能となる。
(本発明の第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態につき、図9を参照して説明する。本実施の形態は、ハンマビット119の長軸線と電動モータ110のモータ軸113の軸線が交差状に配置された側面視でL型の電動ハンマドリル100に適用した場合であり、本体部101に対して上端と下端が連接された側面視でD型のメインハンドルとしてのハンドグリップ107を備え、当該ハンドグリップ107の下端部に電動モータ110の駆動電源となるバッテリパック180が取外し自在に取付けられている。
L型の電動ハンマドリル100の場合、図示のように、本体部101の下方領域に電動モータ110が配置され、当該電動モータ110は、前述した各実施形態と同様、固定子111の外側に回転子112が配置されたアウタロータ型モータとして構成される。なお、アウタロータ型モータの具体的な構成については、上述した各実施形態と同一符号を付してその説明をする。
電動モータ110のモータ軸113は、ハンマビット119の軸線に平行な中間軸125に対して交差(直交)し、当該中間軸125と2個のべベルギア181,183を介して連結されている。すなわち、モータ軸113の先端(上端)には、モータ軸113と一体回転する駆動べベルギア181が設けられ、中間軸125の後端には、駆動べベルギア181に噛み合い係合するとともに、中間軸125と一体回転する被動べベルギア183が設けられている。そして、両べベルギア181,183は、その減速比が1となるように設定されている。すなわち、モータ軸113と中間軸125とは、等速で回転駆動される構成とされる。上記以外の電動ハンマドリル100の構成については、前述した第1の実施形態と概ね同様に構成されるため、同一構成部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
L型の電動ハンマドリル100の場合、本体部101の下方領域に電動モータ110が配置される。そして、従来の電動モータがインナロータ型モータから構成される電動ハンマドリルの場合には、モータ軸と中間軸との間に配置される駆動べベルギアと被動べベルギアにより減速してトルクを大きくすることで所要の打撃力を確保している。このため、被動べベルギアの外径が大きくなり、その分だけ電動モータ110の位置がより下方へと位置する結果、電動ハンマドリル100の重心位置がハンマビット119の長軸線、すなわち打撃軸線から遠くなり、加工作業時において、被加工材側から受ける反動(重心回りのモーメント)が大きく、操作し辛いという点で難点がある。
しかるに、本実施の形態においては、電動モータ110をアウタロータ型モータにより構成したことにより、電動モータ110のモータ軸113の中間軸125に伝達する場合に減速しなくても所要の打撃力が確保可能となる。このため、被動べベルギア183の外径を小さくでき、電動モータ110を打撃軸線に接近して配置し、電動ハンマドリル100の重心位置を打撃軸線に接近させることが可能となる。これにより、加工作業時において、被加工材側から受ける反動(重心回りのモーメント)が減少し、操作性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、電動モータ110をアウタロータ型モータで構成したことにより、前述した第1の実施形態の場合と同様、機体の小型化、軽量化が可能となり、操作性が向上する等の作用効果を奏することができる。
なお、上述した実施形態では、電動モータ110の上方の空き領域に配置する「機能部材」として動吸振器160と防振ばね179の場合で説明したが、これに限定されない。例えば、電動ハンマドリル100を壁に収納するときや所定部位に引っ掛けて電動ハンマドリル100を運搬するときに用いる機能部材としてのフックを配置することが可能である。
また、モータ軸113と中間軸125とを同軸で配置する構成において、本実施の形態では、モータ軸113と中間軸125とを直結する構成としたが、両軸113,125を一体に形成しても構わない。
また、本実施形態では打撃工具の一例として電動式のハンマドリル100の場合で説明したが、ハンマビット119が直線動作のみを行う電動ハンマに適用してもよい。
100 電動ハンマドリル(打撃工具)
101 本体部(工具本体)
103 モータハウジング
103a 後方鉛直壁部
105 ギアハウジング
106 インナハウジング
106a 鉛直方向壁部(単一の軸受支持部材)
107 ハンドグリップ(ハンドル)
107a トリガ
109 サイドグリップ
110 電動モータ(モータ)
111 固定子
111a 駆動コイル
111b コイル保持部材
111c 取付フランジ部材
112 回転子
113 モータ軸(出力軸)
114 ねじ
115 磁石
116 軸受
117 軸受(第1軸受)
119 ハンマビット(工具ビット)
120 運動変換機構
121 駆動ギア
123 被動ギア
125 中間軸(駆動軸)
125a 軸受
125b 軸受(第2軸受)
127 回転体
128 ボール
129 揺動リング(揺動部材)
129a 揺動ロッド
130 筒状ピストン(工具駆動機構)
130a 空気室
131 連結軸
133 Oリング
135 オイルシール
140 打撃要素
143 ストライカ(工具駆動機構)
145 インパクトボルト(工具駆動機構)
150 動力伝達機構
151 第1伝達ギア
153 第2伝達ギア
159 ツールホルダ
160 動吸振器(機能部材及び防振機構)
161 筒体
163 ウェイト
165 付勢ばね
167 ガイドスリーブ
169 ばね受
171 上部カバー
171a 凹部
173 ガイド部材
173a 突部
173b 筒状ガイド部
175 棒状部材
177 ストッパねじ
177a 頭部
179 防振ばね(機能部材及び弾性体)
180 バッテリパック
181 駆動べベルギア
183 被動べベルギア

Claims (8)

  1. 工具ビットの長軸方向の打撃動作により被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具であって、
    回転子と固定子を有するモータと、
    前記モータを収容する工具本体と、
    前記工具ビットの長軸線と平行に配置されて前記モータにより回転駆動される駆動軸と、
    前記駆動軸に支持されて当該駆動軸の回転動作に基づき当該駆動軸の軸線方向に揺動動作を行う揺動部材と、
    前記揺動部材と連結され、当該揺動部材の揺動動作によって前記工具ビットの長軸方向に直線動作して当該工具ビットを直線状に駆動する工具駆動機構と、を有し、
    前記モータは、前記回転子が前記固定子の外側に配置されたアウタロータ型モータとして構成されていることを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    前記駆動軸が前記モータの出力軸と同一回転数で駆動されるように構成されていることを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項1又は2に記載の打撃工具であって、
    前記モータの出力軸を回転自在に支持する第1軸受と、前記駆動軸を回転自在に支持する第2軸受とを有し、前記第1軸受と前記第2軸受が単一の軸受支持部材を介して前記工具本体に支持されていることを特徴とする打撃工具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の打撃工具であって、
    前記モータの出力軸と前記駆動軸が同軸で配置されていることを特徴とする打撃工具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の打撃工具であって、
    前記工具ビットの長軸線と前記駆動軸とは、当該長軸線の延在方向と交差する方向に所定距離だけ離間して平行に配置されており、
    前記工具ビットの長軸線と前記駆動軸の双方を含む面に沿う直線であって、前記工具ビットの長軸線と交差する直線に関し、当該直線に沿う方向の一方側から見たときの仮想投影面上における前記モータの投影領域の内側に、前記加工作業のための所定の機能部材の少なくとも一部が配置されていることを特徴とする打撃工具。
  6. 請求項5に記載の打撃工具であって、
    前記機能部材は、前記工具本体の振動を抑えるための防振機構であることを特徴とする打撃工具。
  7. 請求項5に記載の打撃工具であって、
    前記工具本体に連結された作業者が握るためのハンドルを有し、
    前記機能部材は、前記工具本体と前記ハンドルとを連結する弾性体であることを特徴とする打撃工具。
  8. 請求項2に記載の打撃工具であって、
    前記モータの出力軸と前記駆動軸とは互いに交差状に配置されてべベルギアにより連結されていることを特徴とする打撃工具。
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