JP2013028223A - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】パッド部と本体部との間に形成される空間内にホーンスイッチの可動部が存在する場合であっても、ハーネスの噛み込みを抑制することができるステアリングホイールを提供する。
【解決手段】本体部1に固定される第一ホーンプレート11と、パッド部2に固定される第二ホーンプレート21と、第一ホーンプレート11の開口部111に挿通されるとともに第二ホーンプレート21に立設されたガイドピン4と、ガイドピン4に形成されたフランジ状のストッパ5と、ガイドピン4に沿って摺動可能に配置されたインシュレータ6と、インシュレータ6をストッパ5に向けて付勢するコイルスプリング7と、を有し、インシュレータ6は、ストッパ5の外周部を覆うとともに固定接点3aと可動接点3bとの離隔距離Kと略同じ高さKwを有する壁面部60を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載されるステアリングホイールに関し、特に、ホーンスイッチの摺動部に配置されるインシュレータに特徴を有するステアリングホイールに関する。
自動車等の車両を操舵するステアリングホイールには、回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトに組み付けられる本体部と、該本体部の略中央に配置されるパッド部と、を有し、前記ステアリングシャフトの軸方向に移動可能に前記パッド部を前記本体部に組み付け、前記本体部と前記パッド部との間でホーンスイッチを構成したものが既に知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1の図3に記載されたステアリングホイールは、本体部(ステアリング本体)と、本体部の芯金に接続される固定側基部と、本体部に接続されるとともにエアバッグ装置を有するパッド部(パッド)と、パッド部側に形成された可動側基部と、固定側基部と可動側基部との間に配置されたホーンスイッチと、を有している。ホーンスイッチは、固定側部材、可動側部材、付勢手段としてのばね及び連結ボルトを備えている。固定側部材は、固定接点を有して本体部側に支持され、可動側部材は、固定接点と接触することによりホーンを作動可能な可動接点を有して、固定側部材の上方のパッド部側に配置されている。ばねは、コイルばねとして、固定側部材と可動側部材との間に配設されて可動接点を固定接点から離隔させるように上方へ付勢している。連結ボルトは、可動側部材の下方への移動を許容して可動接点の固定接点からの離隔距離を規定するように、固定側部材側に可動側部材側を連結させている。
また、特許文献2の図7(D)に記載されたステアリングホイールは、本体部に固定された第一ホーンプレートと、パッド部に固定された第二ホーンプレートと、第二ホーンプレートに立設されたガイドピンと、ガイドピンの先端に形成されたストッパと、ガイドピンに沿って摺動可能に挿通されたブッシュ(インシュレータとも称する)と、ブッシュに嵌合されるとともに外周部に第一ホーンプレートが係合された弾性体と、ブッシュをストッパに向けて付勢するようにガイドピンに挿通されたコイルスプリングと、を有する。
ここで、第一ホーンプレートは特許文献1における固定側基部に相当し、第二ホーンプレートは特許文献1における可動側基部に相当し、ガイドピン及びストッパは特許文献1における連結ボルトに相当し、ブッシュは特許文献1における固定側部材に相当する。なお、以下の説明において、ブッシュ及び固定側部材をインシュレータと総称することとする。
特開2003−154943号公報 特開2011−110941号公報
上述した特許文献1及び特許文献2に記載されたステアリングホイールでは、パッド部の上下運動に伴って第二ホーンプレート(可動側基部)も上下運動し、これらに固定されているガイドピン及びストッパ(連結ボルト)も上下運動する。一方で、本体部に接続されている第一ホーンプレート(固定側基部)及びこれに係合されるインシュレータは不動である。したがって、ホーンを鳴笛させるために、パッド部を下方に押し下げた場合には、ストッパ(連結ボルトの頭部)とインシュレータとの間に押し下げた分(固定接点と可動接点との離隔距離分)だけ隙間が生じることとなる。
また、パッド部は、緊急時に膨張展開されるエアバッグとエアバッグにガスを供給するインフレータとを有するエアバッグ装置と、ステアリングシャフト側に接続されるとともにインフレータに点火信号を伝達するハーネスと、を有している。このハーネスは、パッド部の本体部への取り付け構造上、例えば、100〜200mm程度の長さを有しており、パッド部を本体部に取り付けた後は、パッド部と本体部との間に形成される空間内に収納される。しかしながら、この空間は数mm〜数十mm程度の隙間しかなく、余ったハーネスがどのような状態でこの空間に収容されているか把握することが困難である。
したがって、この空間内にホーンスイッチの可動部(ストッパ又は連結ボルトの頭部)が存在する場合には、ホーンの鳴笛動作によって形成されるストッパ(連結ボルトの頭部)とインシュレータとの隙間にハーネスが噛み込んでしまう可能性がある。この隙間にハーネスが噛み込まれた場合には、ハーネスが損傷したり、ホーンスイッチを作動させることができなったりしてしまう。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、パッド部と本体部との間に形成される空間内にホーンスイッチの可動部が存在する場合であっても、ハーネスの噛み込みを抑制することができるステアリングホイールを提供することを目的とする。
本発明によれば、回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトに組み付けられる本体部と、該本体部の略中央に配置されるパッド部と、を有し、前記ステアリングシャフトの軸方向に移動可能に前記パッド部を前記本体部に組み付け、前記本体部側に配置される固定接点と前記パッド部側に配置される可動接点との間でホーンスイッチを構成したステアリングホイールにおいて、前記本体部に固定される第一ホーンプレートと、前記パッド部に固定される第二ホーンプレートと、前記第一ホーンプレートの開口部に挿通されるとともに前記第二ホーンプレートに立設されたガイドピンと、該ガイドピンに形成されたフランジ状のストッパと、前記第一ホーンプレートの開口部に係止されるとともに前記ガイドピンに沿って摺動可能に配置されたインシュレータと、前記第二ホーンプレートと前記インシュレータとの間に配置されるとともに前記インシュレータを前記ストッパに向けて付勢するコイルスプリングと、を有し、前記インシュレータは、前記ストッパの外周部を覆うとともに前記固定接点と前記可動接点との離隔距離と略同じ高さを有する壁面部を備える、ことを特徴とするステアリングホイールが提供される。
前記パッド部は、緊急時に膨張展開されるエアバッグと該エアバッグにガスを供給するインフレータとを有するエアバッグ装置と、前記ステアリングシャフト側に接続されるとともに前記インフレータに点火信号を伝達するハーネスと、を有し、前記壁面部は前記ハーネスが前記ストッパと前記インシュレータとの隙間に噛み込まれない高さに形成されていてもよい。さらに、前記壁面部は、前記ハーネスが前記隙間に侵入しない大きさ又は形状に形成される複数の肉抜部を有していてもよい。
また、前記インシュレータは、外周に嵌合される弾性体と、該弾性体の外周に嵌合されるとともに前記第一ホーンプレートに係止されるプロテクタと、を有し、前記ストッパと前記弾性体との間に配置される第一フランジ部と、前記コイルスプリングと前記弾性体との間に配置される第二フランジ部と、を備え、前記弾性体は、前記第一フランジ部と接触可能に拡径された第一拡径部と、前記第二フランジ部と接触可能に拡径された第二拡径部と、を備え、前記第一フランジ部の前記第一拡径部との接触面には、略放射状に配置された複数の線状突起が形成されていてもよい。なお、「拡径」とは、径方向に拡張された状態を意味する。
さらに、前記インシュレータは、前記第一フランジ部と、前記第一フランジ部から前記第二フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第一脚部と、を有する第一インシュレータと、前記第二フランジ部と、前記第二フランジ部から前記第一フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第二脚部と、を有する第二インシュレータと、に分割されていてもよい。
また、前記第一ホーンプレートと前記ストッパとの間に、少なくとも前記第一ホーンプレートの厚さの二倍以上の隙間が形成されており、前記インシュレータは、前記隙間の大部分を占める肉厚を有する形状に構成されるとともに、全体が合成樹脂により一体に形成されていてもよい。
また、前記隙間は、弾性体を有するダンパー機能付インシュレータを装着可能な隙間であってもよい。さらに、前記インシュレータの外形を、前記ダンパー機能付インシュレータの外形と略同一の形状に形成してもよい。
上述した本発明に係るステアリングホイールによれば、インシュレータにストッパの外周部を覆うとともに固定接点と可動接点との離隔距離と略同じ高さを有する壁面部を形成したことにより、パッド部と本体部との間に形成される空間内にホーンスイッチの可動部が存在し、ホーンスイッチの鳴笛動作時にストッパとインシュレータとの間に隙間が形成される場合であっても、かかる隙間が空間に露呈することがなく、ハーネスの噛み込みを抑制することができる。
また、壁面部をハーネスが噛み込まない高さ、すなわち、ホーンスイッチの鳴笛動作時に、ストッパとインシュレータとの間に形成される隙間が完全に露呈しない、又は、露呈したとしてもハーネスの太さに対して十分小さい隙間を構成するように壁面部の高さを設定することにより、ハーネスの噛み込みを効果的に抑制することができる。
また、壁面部に肉抜部を形成することにより、壁面部を形成したことによるインシュレータの重量増加を抑制することができる。
また、インシュレータに弾性体及びプロテクタを配置することにより、質量体であるパッド部の固有振動数を調整し本体部から伝達される振動をパッド部の共振により打ち消して制振するダイナミックダンパーを構成することができるとともに、弾性体に負荷される荷重及び磨耗を低減することができ、ダイナミックダンパーの寿命を延ばすことができる。さらに、インシュレータと弾性体との接触面に線状突起を形成したことにより、インシュレータと弾性体との間で効果的に摩擦力を生じさせることができるとともに、インシュレータと弾性体との間に生じる摩擦力の大きさを容易に調整することができ、ダイナミックダンパーの周波数調整を容易に行うことができる。
また、インシュレータを第一インシュレータと第二インシュレータとに分割することにより、インシュレータを組み付け易くすることができる。さらに、第二インシュレータの脚部をストッパに接触させることによって弾性体に生じる荷重を低減することもできる。
また、第一ホーンプレートとストッパとの間に十分な隙間を形成したことにより、第一ホーンプレートとストッパとの間に配置される肉厚が厚くなる傾向にあるダンパー機能付インシュレータであっても前記隙間に装着することができる。また、合成樹脂製のインシュレータを前記隙間の大部分を占める肉厚を有する形状に構成することにより、周囲の部品の形状等(例えば、ホーンプレートの固定孔の形状、ガイドピンの形状や締付量、コイルスプリングのばね定数や形状等)を変更することなく、ダンパー機能付インシュレータをダンパー機能のないインシュレータに交換することができ、部品点数及び管理工数を削減することができ、低廉化を図ることができる。
また、前記隙間を、装着予定のダンパー機能付インシュレータの形状に合わせて予め形成しておくことにより、本発明に係るインシュレータとダンパー機能付インシュレータとを容易に交換することができる。
また、インシュレータの外形をダンパー機能付インシュレータの外形と略同一の形状に形成することにより、ホーンプレートへの固定方法についてもダンパー機能付インシュレータと同じ構成を適用することができ、容易に交換することができる。
本発明の第一実施形態に係るステアリングホイールを示す断面図である。 図1に示したホーンスイッチの支持構造の拡大図であり、(A)は通常時、(B)はホーン鳴笛時、を示している。 図1に示した第一インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図3(A)におけるC矢視図、(D)は図3(A)におけるD−D断面図、である。 図1に示した第二インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図4(A)におけるC矢視図、である。 図1に示した弾性体の詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図5(A)におけるC矢視図、である。 図1に示したプロテクタの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図6(A)におけるC矢視図、(D)は図6(A)におけるD−D断面図、である。 図1に示したホーンスイッチの支持構造の部品展開図である。 本発明の他の実施形態に係るステアリングホイールを示す部分拡大図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、を示している。 図8(A)に示したインシュレータの外観を示す図であり、(A)は上面斜視図、(B)は下面斜視図、(C)は変形例の上面斜視図、(D)は変形例の下面斜視図、を示している。
以下、本発明の実施形態について図1〜図9を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の第一実施形態に係るステアリングホイールを示す断面図である。図2は、図1に示したホーンスイッチの支持構造の拡大図であり、(A)は通常時、(B)はホーン鳴笛時、を示している。図3は、図1に示した第一インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図3(A)におけるC矢視図、(D)は図3(A)におけるD−D断面図、である。図4は、図1に示した第二インシュレータの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図4(A)におけるC矢視図、である。図5は、図1に示した弾性体の詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図5(A)におけるC矢視図、である。図6は、図1に示したプロテクタの詳細図であり、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は図6(A)におけるC矢視図、(D)は図6(A)におけるD−D断面図、である。
本発明の第一実施形態に係るステアリングホイールSWは、図1〜図6に示すように、回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトSに組み付けられる本体部1と、本体部1の略中央に配置されるパッド部2と、を有し、ステアリングシャフトSの軸方向に移動可能にパッド部2を本体部1に組み付け、本体部1側の固定接点3aとパッド部2側の可動接点3bとの間でホーンスイッチ3を構成したステアリングホイールSWであって、本体部1に固定される第一ホーンプレート11と、パッド部2に固定される第二ホーンプレート21と、第一ホーンプレート11の開口部111に挿通されるとともに第二ホーンプレート21に立設されたガイドピン4と、ガイドピン4に形成されたフランジ状のストッパ5と、第一ホーンプレート11の開口部111に係止されるとともにガイドピン4に沿って摺動可能に配置されたインシュレータ6と、第二ホーンプレート21とインシュレータ6との間に配置されるとともにインシュレータ6をストッパ5に向けて付勢するコイルスプリング7と、を有し、インシュレータ6は、ストッパ5の外周部を覆うとともに固定接点3aと可動接点3bとの離隔距離Kと略同じ高さKwを有する壁面部60を備えるものである。
前記本体部1は、図1に示したように、ステアリングシャフトSに固定具1aにより固定されるボス部1bと、ボス部1bから径方向に延設された複数のスポーク部1cと、スポーク部1cに連結された環状のリム部1dと、を有する。また、本体部1の内側には、第一ホーンプレート11が固定される壁面部1eが形成されている。かかる本体部1の構成は、基本的に従来の構成と同様であり、図示された構成に限定されるものではない。
前記パッド部2は、図1に示したように、ステアリングホイールSWの略中央部に配置され、エアバッグ装置22を収容する部品である。エアバッグ装置22は、緊急時に膨張展開されるエアバッグ22aと、エアバッグ22aにガスを供給するインフレータ22bと、を有する。パッド部2は、一般に、樹脂成形されており、エアバッグ22aの膨張展開時には裏面に形成された薄肉部により破断できるように構成されている。また、パッド部2は、第二ホーンプレート21が固定される壁面部23と、第二ホーンプレート21と当接する支持部24と、を有する。さらに、パッド部2に固定される第二ホーンプレート21の略中央部には、インフレータ22bが固定される。エアバッグ22aは、インフレータ22bと一緒に第二ホーンプレート21に固定されており、折り畳まれた状態でパッド部2内に収容されている。エアバッグ22aは、ラッピングシート22cにより包まれていてもよい。なお、第二ホーンプレート21は、個別の部品ではなく、インフレータ22bを保持するリテーナにより構成されていてもよい。
また、パッド部2は、ステアリングシャフトS側に接続されるとともにインフレータ22bに点火信号を伝達するハーネス25を有する。ハーネス25は、パッド部2の本体部1への取り付け構造上、例えば、100〜200mm程度の長さを有しており、パッド部2を本体部1に取り付けた後は、パッド部2と本体部1との間に形成される空間R内に収納される。
前記第一ホーンプレート11は、図1に示したように、ガイドピン4が挿通される第一平面部11aと、ホーンスイッチ3の固定接点3aが配置される第二平面部11bと、第一平面部11a及び第二平面部11bを接続する段差部11cと、を有する。第一ホーンプレート11は、本体部1の壁面部1eにリベット等の固定具により固定される。なお、第一平面部11aと第二平面部11bとは、一体の板材により形成されていてもよいし、個別の板材により形成されていてもよい。すなわち、固定接点3aは、第一ホーンプレート11に形成されていてもよいし、別部材として本体部1に接続されていてもよい。
前記第二ホーンプレート21は、図1に示したように、インフレータ22bが固定されるとともにガイドピン4が立設される第一平面部21aと、ホーンスイッチ3の可動接点3bが配置される第二平面部21bと、第一平面部21aと第二平面部21bとを接続する側面部21cと、を有する。側面部21cは、パッド部2の壁面部23にリベット等の固定具により固定される。なお、第一平面部21aと第二平面部21bとは、一体の板材により形成されていてもよいし、個別の板材により形成されていてもよい。すなわち、可動接点3bは、第二ホーンプレート21に形成されていてもよいし、別部材としてパッド部2に接続されていてもよい。
上述した本体部1及びパッド部2は、ガイドピン4、ストッパ5、インシュレータ6及びコイルスプリング7によって構成されるホーンスイッチの支持機構により、いわゆるダイナミックダンパーが形成され、ステアリングシャフトSの軸方向に相対移動可能かつ絶縁可能に構成されている。そして、本体部1及びパッド部2の相対移動により、固定接点3aと可動接点3bとが接触し、ホーンスイッチ3が鳴笛する。以下、図2〜図6を参照しつつ、かかる支持機構について詳述する。
前記ガイドピン4は、図2(A)に示すように、ストッパ5と一体に形成されたナット状に構成されており、第二ホーンプレート21を挟んでボルト等の固定部材41が螺合され、第二ホーンプレート21に固定される。前記ストッパ5は、例えば、ガイドピン4の先端付近に一体に形成され、ガイドピン4よりも拡径されたフランジ部により構成される。ただし、ガイドピン4とストッパ5とは、一体部品である必要はなく、別体の部品であってもよい。かかるストッパ5により、ホーンスイッチ3の通常状態(ホーン鳴笛時以外の状態)における、インシュレータ6の位置決めを行うとともに抜けを抑制している。なお、ストッパ5とインシュレータ6との間にワッシャ42等を介在させるようにしてもよい。
前記インシュレータ6は、ガイドピン4に沿って摺動する部材である。具体的には、インシュレータ6は、図2(A)、図3及び図5に示したように、外周に嵌合される弾性体61と、弾性体61の外周に嵌合されるとともに第一ホーンプレート11に係止されるプロテクタ62と、を有し、ストッパ5と弾性体61との間に配置される第一フランジ部6aと、コイルスプリング7と弾性体61との間に配置される第二フランジ部6bと、を備え、弾性体61は、第一フランジ部6aと接触可能に拡径された第一拡径部61aと、第二フランジ部6bと接触可能に拡径された第二拡径部61bと、を備え、第一フランジ部6aの第一拡径部61aとの接触面には、略放射状に配置された複数の線状突起6cが形成されている。
また、インシュレータ6は、第一フランジ部6aと第二フランジ部6bとにより、弾性体61を挟持する。かかるインシュレータ6は、第一フランジ部6a及び第二フランジ部6bを有する一体成形部品であってもよいし、複数の部品を組み付けて成形される部品であってもよい。図2(A)に示したインシュレータ6は、第一フランジ部6aと、第一フランジ部6aから第二フランジ部6bに向かって延設されるとともにガイドピン4に沿って配置される第一脚部6dと、を有する第一インシュレータ601と、第二フランジ部6bと、第二フランジ部6bから第一フランジ部6aに向かって延設されるとともにガイドピン4に沿って配置される第二脚部6kと、を有する第二インシュレータ602と、に分割されている。
第一インシュレータ601は、図3(A)〜(D)に示したように、第一フランジ部6a及び第一脚部6dを有し、第一インシュレータ601の中央部には、ガイドピン4を挿通する開口部6eが形成されている。また、第一インシュレータ601の第一フランジ部6aの周縁部には、ストッパ5の外周部を覆うとともに高さKwを有する壁面部60を有する。すなわち、壁面部60は、第一フランジ部6aの表面側(第一脚部6dと反対側)に向かって立設されている。
図3(A)に示したように、第一フランジ部6aのストッパ5側の表面には、複数の凹凸6fが形成されている。ここでは、複数の円形状の窪みにより凹凸6fを形成しているが、これに限定されるものではなく、円形状の突起、格子状の突起又は窪み、網目状の突起又は窪み、平行線状の突起又は窪み、配列された複数の点状の突起又は窪み、任意に分散された複数の点状の突起又は窪み等によって形成してもよい。かかる凹凸6fを形成することにより、第一フランジ部6aのガイドピン4やワッシャ42等への貼り付きを抑制することができ、異音の発生やインシュレータ6の破損を抑制することができる。
また、第一インシュレータ601の第一フランジ部6aは、周縁部にプロテクタ62の柱状突起62e(図6参照)と係止可能な凹部6gを有する。かかる凹部6gを形成することにより、プロテクタ62と第一インシュレータ601とを周方向に係止させることができ、第一インシュレータ601(すなわち、インシュレータ6)の回転を抑制することができ、インシュレータ6及び弾性体61の磨耗を抑制することができる。
また、第一インシュレータ601の第一フランジ部6aは、周縁部に第一ホーンプレート11に係止したプロテクタ62の爪部62f(図6参照)を平面視で目視可能な切欠部6hを有する。かかる切欠部6hを形成することにより、ホーンスイッチの支持構造(ダイナミックダンパー)の組み付け状態を容易に確認することができる。
図3(B)に示したように、第一フランジ部6aの背面には、複数の線状突起6cが形成されている。線状突起6cは、例えば、第一フランジ部6aの最大直径D1を有する部分に放射状に形成されるが、図示した配置に限定されるものではなく、第一フランジ部6aの背面の他の部分に短い線状突起を追加するようにしてもよいし、一部の線状突起6cは放射状に配置されていなくてもよい。なお、第一フランジ部6aは、最大直径D1を有する部分において、径方向幅Rf1を有する。
また、線状突起6cは、図3(B)及び(C)に示したように、長さL、幅w、高さhを有する断面略半円形状の突起である。そして、線状突起6cの本数、長さL、幅w又は高さhを適宜調整することにより、線状突起6cを弾性体61に食い込み可能に構成し、所望の摩擦力を生じさせるようにする。かかる摩擦力を調整することによって、パッド部2の振動により生じる振幅又は周波数を任意に調整することができる。また、線状突起6cの必要な長さLに合わせて、第一フランジ部6aの径方向幅Rf1を調整するようにしてもよい。なお、線状突起6cの幅wの大きさは、長さLに渡って均一である必要はなく、径方向外方に向かって、徐々に大きくなるように、徐々に小さくなるように又は中間部で最大となるように、設定してもよい。
図3(B)〜(D)に示したように、第一脚部6dは、開口部6eの周縁部の一部に立設されており、先端部に第二インシュレータ602に係止可能な爪部6jを有する。ここでは、二本の第一脚部6dを図示しているが、第一脚部6dは、三本以上であってもよい。また、第一脚部6dは、後述する第二インシュレータ602の第二脚部6kと組み合わされてガイドピン4に沿って配置される略筒状部を形成する。
第二インシュレータ602は、図4(A)〜(C)に示したように、第二フランジ部6b及び第二脚部6kを有し、第二インシュレータ602の中央部には、ガイドピン4を挿通する開口部6lが形成されている。
図4(A)及び(B)に示したように、第二フランジ部6bの開口部6lの周縁部には、第一インシュレータ601の第一脚部6dを挿通可能な収容部6mが形成されている。かかる収容部6mに第一インシュレータ601の第一脚部6dを挿通して、第一インシュレータ601と第二インシュレータ602とを組み付けることによって、ガイドピン4に沿って摺動可能な略筒状部を形成することができる。また、収容部6mの縁部には、第一脚部6dの爪部6jを収容する凹部6nが形成されている。このように、爪部6jの係止部を第二フランジ部6bの表面から窪んだ位置に配置することにより、爪部6jの係止部にコイルスプリング7が接触しないようにすることができる。
図4(A)及び(C)に示したように、第二フランジ部6bのコイルスプリング7側の表面には、開口部6lの周縁部に沿って立設されたスプリングガイド6oが形成されている。スプリングガイド6oの外周にはコイルスプリング7が挿通される。スプリングガイド6oは、例えば、コイルスプリング7の内径と一致する又は僅かに大きい外径を有し、コイルスプリング7は、スプリングガイド6oに押込まれて係止される。
図4(B)及び(C)に示したように、第二脚部6kは、第二フランジ部6bの開口部6lに沿って形成される。ここでは、二本の第二脚部6kを図示しているが、第二脚部6kは、三本以上であってもよい。
また、第二フランジ部6bの弾性体61側の表面の周縁部には、プロテクタ62の表面に当接可能なストッパ壁6pが形成されていてもよい。かかるストッパ壁6pは、第二フランジ部6bとプロテクタ62との間で弾性体61が押圧された場合に、所定以上の荷重が弾性体61に負荷されないように、プロテクタ62の表面に当接して一定の間隔を確保する機能を有する。なお、ストッパ壁6pは、プロテクタ62との接触面において、段差部を形成してストッパ壁6pの一部がプロテクタ62と当接するように構成してもよい。
また、第二フランジ部6bの弾性体61(第二拡径部61b)との接触面には、複数の点状突起6qが形成されている。かかる点状突起6qを形成することにより、第二フランジ部6bにおけるインシュレータ6と弾性体61との間で摩擦力を生じさせることができ、第一フランジ部6aにおいて生じる摩擦力を補助することができる。ここでは、四箇所に点状突起6qを配置しているが、図示した配置や形状に限定されるものではなく、配置箇所、個数、径の大きさ等は任意に設定することができる。
図4(B)に示したように、第二フランジ部6bは、直径D2を有する円板形状に形成されている。かかる直径D2は、第一フランジ部6aの最大直径D1よりも小さくなるように設定されている。また、第二フランジ部6bは、直径D2を有する部分において、径方向幅Rf2を有する。したがって、第一フランジ部6aの径方向幅Rf1は、第二フランジ部6bの径方向幅Rf2よりも大きく形成された部分(例えば、最大直径D1の部分)を有するように設定されている。かかる構成により、ダンパー性能に影響の大きい第一フランジ部6a側の面積を大きく確保することができ、インシュレータ6と弾性体61との間に必要な摩擦力を生じさせるようにすることができる。第一フランジ部6aの径方向幅Rf1は、例えば、第二フランジ部6bの径方向幅Rf2の1.5倍以上に設定され、好ましくは、1.5〜2.0倍又は1.5〜3.0倍の範囲内に設定される。なお、第一フランジ部6aの径方向幅Rf1(又は最大直径D1)の上限は、第一インシュレータ601が配置される第一ホーンプレート11の形状及び大きさによって決定される。
前記弾性体61は、図2(A)に示したように、第一インシュレータ601と第二インシュレータ602とにより構成されたインシュレータ6の第一フランジ部6aと第二フランジ部6bとの間に嵌合されるゴム成形部品である。
図5(A)〜(C)に示したように、弾性体61は、薄平たい略円筒形状をなしており、略円筒形状の胴部61cと、胴部61cの第一フランジ部6a側の端部に形成された第一拡径部61aと、胴部61cの第二フランジ部6b側の端部に形成された第二拡径部61bと、を有する。また、弾性体61の中央部には、インシュレータ6の第一脚部6d及び第二脚部6kを挿通可能な開口部61dが形成されている。
図5(A)に示したように、第一拡径部61aは、周縁部にプロテクタ62の柱状突起62e(図6参照)と係止可能な凹部61eを有する。凹部61eは、例えば、第一インシュレータ601の第一フランジ部6aに形成された凹部6gと同じ形状に形成される。かかる凹部61eを形成することにより、プロテクタ62と弾性体61とを周方向に係止させることができ、弾性体61の回転を抑制することができ、弾性体61の磨耗を抑制することができる。
また、第一拡径部61aは、周縁部に第一ホーンプレート11に係止したプロテクタ62の爪部62f(図6参照)を平面視で目視可能な切欠部61fを有する。切欠部61fは、例えば、第一インシュレータ601の第一フランジ部6aに形成された切欠部6hと同じ形状に形成される。かかる切欠部61fを形成することにより、ホーンスイッチの支持構造(ダイナミックダンパー)の組み付け状態を容易に確認することができる。
また、第一拡径部61aは、凹部61e及び切欠部61fが形成されていない部分において、最大直径D1′を有する。この最大直径D1′は、第一インシュレータ601における第一フランジ部6aの最大直径D1と略同じ大きさに設定される。すなわち、第一インシュレータ601の第一フランジ部6aと弾性体61の第一拡径部61aとは、実質的に同じ形状を有し、プロテクタ62の爪部62fにより互いの形状が一致するように位置決めされる。
図5(B)に示したように、第二拡径部61bは、周縁部に第一拡径部61aの切欠部61fと対応した位置に形成された切欠部61gを有する。かかる切欠部61gには、第二フランジ部6bに形成されたストッパ壁6pが配置され、ストッパ壁6pとプロテクタ62とが当接可能に構成される。
また、第二拡径部61bは、切欠部61gが形成されていない部分において、最大直径D2′を有する。この最大直径D2′は、第二インシュレータ602における第二フランジ部6bの直径D2と略同じ大きさに設定される。すなわち、第二インシュレータ602の第二フランジ部6bと弾性体61の第二拡径部61bとは、実質的に同一の形状を有する。
また、第一拡径部61aは、最大直径D1′を有する部分において、径方向幅Rw1を有する。第二拡径部61bは、最大直径D2′を有する部分において、径方向幅Rw2を有する。径方向幅Rw1は、実質的に第一フランジ部6aの径方向幅Rf1と同じ大きさであり、径方向幅Rw2は、実質的に第二フランジ部6bの径方向幅Rf2と同じ大きさである。したがって、第一拡径部61aの径方向幅Rw1は、第二拡径部61bの径方向幅Rw2よりも大きく形成された部分を有する。
そして、第一拡径部61aの径方向幅Rf1の大きさは、第一フランジ部6aに形成された線状突起6cと弾性体61との接触面積を増減させて、所望の摩擦力を生じることができるように設定される。したがって、第一拡径部61aの径方向幅Rf1を調整することによって、パッド部2の振動により生じる振幅又は周波数を任意に調整することができる。
図5(C)に示したように、第一拡径部61aは厚さtを有する。第一拡径部61aは、インシュレータ6とプロテクタ62との間に挟まれる部分であり、その厚さtを調整することによって、第一フランジ部6aに形成された線状突起6cと弾性体61との接触面積を増減させて、所望の摩擦力を生じさせることができる。すなわち、第一拡径部61aの厚さtを調整することによって、パッド部2の振動により生じる振幅又は周波数を任意に調整することができる。
前記プロテクタ62は、図2(A)に示したように、弾性体61が第一ホーンプレート11と直接接触しないように保護する部材である。具体的には、プロテクタ62は、弾性体61の第一拡径部61aと第二拡径部61bとの間に配置される。かかるプロテクタ62を配置することにより、ダイナミックダンパーの振動時やホーン鳴笛時に、弾性体61と第一ホーンプレート11との間における擦れがなくなり、弾性体61の磨耗を効果的に抑制することができる。
図6(A)〜(D)に示したように、プロテクタ62は、全体として薄平たい略円筒形状をなしており、略円筒形状の胴部62aと、胴部62aの第一拡径部61a側の端部に形成された第一拡張部62bと、胴部62aの第二拡径部61b側の端部に形成された第二拡張部62cと、を有する。また、プロテクタ62の中央部には、弾性体61の胴部61cを挿通可能な開口部62dが形成されている。
図6(A)及び(C)に示したように、プロテクタ62は、第一拡径部61aと接触可能に拡張された拡張部(第一拡張部62b)と、拡張部(第一拡張部62b)の表面に立設された柱状突起62eと、を有する。柱状突起62eは、インシュレータ6の第一フランジ部6aに形成された凹部6g及び弾性体61の第一拡径部61aに形成された凹部61eに係止可能に構成されている。かかる柱状突起62eにより、インシュレータ6及び弾性体61の回転を抑制し、インシュレータ6及び弾性体61の磨耗を抑制することができる。また、柱状突起62eは、図2(A)に示したように、ストッパ5に当接可能に配置されており、弾性体61がストッパ5と第一ホーンプレート11との間に圧縮された場合であっても、柱状突起62eがストッパ5に当接することにより、過剰な荷重が弾性体61に負荷されないように構成されている。
図6(A)、(C)及び(D)に示したように、プロテクタ62の胴部62aには、第一ホーンプレート11に係止可能な爪部62fを有する。また、第一拡張部62bは、第一拡張部62b側から第一ホーンプレート11に係止した爪部62fを目視可能な切欠部62gを有する。かかる切欠部62gは、インシュレータ6の切欠部6h及び弾性体61の切欠部61fと実質的に同じ形状に形成されている。したがって、プロテクタ62を第一ホーンプレート11に係止させた場合であっても、爪部62fは、第一フランジ部6a、第一拡径部61a及び第一拡張部62bが邪魔になることなく目視で確認することができ、組み付け状態を容易に確認することができる。
図6(C)及び(D)に示したように、爪部62fは、第一拡張部62bと第二拡張部62cとの間に形成され、弾性力により径方向に変位可能に構成されている。ここでは、胴部62aの外周の二箇所に爪部62fを配置したが、三箇所以上に爪部62fを配置してもよいし、目視可能な爪部62fは少なくとも一箇所あればよい。すなわち、少なくとも一つの爪部62fを目視できるように、切欠部6h,61f,62gを形成するようにしてもよい。
図6(A)〜(C)に示したように、第一拡張部62bと第二拡張部62cとの間には胴部62aの軸方向に所定の隙間が形成されており、この隙間に第一ホーンプレート11が装着される。図6(A)に示したように、第二拡張部62cには、第一ホーンプレート11と接触する当接部62hが形成されていてもよい。
前記コイルスプリング7は、図2(A)に示したように、インシュレータ6と第二ホーンプレート21との間に挿通されており、インシュレータ6の第二フランジ部6bに当接してインシュレータ6をストッパ5に押し付ける方向に付勢している。上述したように、弾性体61は、インシュレータ6の外周に嵌合され、その外周にプロテクタ62が嵌合されていることにより、コイルスプリング7の付勢力により押し潰された状態になっておらず、弾性体61に付加される荷重を低減し、弾性体61の寿命を延ばすことができる。特に、インシュレータ6を第一インシュレータ601及び第二インシュレータ602に分割し、第一インシュレータ601の第一脚部6dをストッパ5又はワッシャ42に当接可能に構成することにより、コイルスプリング7の付勢力を第一脚部6dで受け止めることができ、弾性体61に付加される荷重を効果的に低減することができる。
図2(B)に示したように、ホーン鳴笛時には、パッド部2が押されることにより、第二ホーンプレート21が図の矢印方向に移動する。このとき、インシュレータ6は、プロテクタ62を介して本体部1に固定された第一ホーンプレート11の開口部111に係止されており、ガイドピン4は第二ホーンプレート21に固定されていることから、第二ホーンプレート21の移動とともに、ガイドピン4は図の矢印方向にインシュレータ6内を摺動しながら移動する。そして、図1に示した固定接点3aに可動接点3bが接触することにより、ホーンスイッチ3が作動して音が鳴る。かかるホーン鳴笛時においても、コイルスプリング7により押圧されるインシュレータ6(第二インシュレータ602)は、ストッパ壁6pがプロテクタ62と当接することによって、弾性体61に付加される荷重を低減することができる。
また、ホーン鳴笛動作時において、インシュレータ6は、第一ホーンプレート11に係止されていることから、ガイドピン4及びストッパ5は、インシュレータ6に対して下方(図の矢印方向)に相対移動する。その移動距離は、固定接点3aと可動接点3bとの離隔距離Kに等しい。したがって、インシュレータ6(第一フランジ部6a)の表面とストッパ5との間には、固定接点3aと可動接点3bとの離隔距離Kと同等の隙間が形成される。一般に、この隙間は数mm程度であるが、同じ空間R内にインフレータ22bが配置されており、インフレータ22bから延びるハーネス25を噛み込んでしまうおそれがある。そこで、インシュレータ6(第一フランジ部6a)の周縁部に壁面部60を形成している。
したがって、この壁面部60の高さKwは、ワッシャ42がない場合には、固定接点3aと可動接点3bとの離隔距離Kと同じ大きさに形成され、ワッシャ42がある場合には、その厚さ分だけ離隔距離Kよりも大きく形成される。一方、壁面部60とストッパ5との間に若干の隙間が空いていたとしても、例えば、1〜2mm以下程度の隙間であれば、ハーネス25を噛み込む可能性は低い。すなわち、壁面部60は、ハーネス25がストッパ5とインシュレータ6との隙間に噛み込まれない高さに形成されていればよい。また、図示しないが、壁面部60は、ハーネス25がストッパ5とインシュレータ6との隙間に侵入しない大きさ又は形状に形成される複数の肉抜部を有していてもよい。肉抜部は、例えば、1〜2mm以下程度の幅を有するスリットや切欠部によって形成される。
なお、壁面部60の高さが離隔距離Kと「略同じ高さ」であるとは、ワッシャ42の厚み分を考慮した余裕幅を含む場合、及び、壁面部60とストッパ5との間にハーネス25が噛み込まれない程度の隙間が形成される場合、の両方を含む意味である。
ここで、図7は、図1に示したホーンスイッチ3の支持構造の部品展開図である。図7に示したように、第一ホーンプレート11は、略中央部に形成されるとともにインフレータ22bを挿通するインフレータ用開口部112と、インフレータ用開口部112の外周に配置されるとともにインシュレータ6を係止する開口部111と、を有する。開口部111は、例えば、図示したように、三箇所に配置されるが、かかる個数に限定されるものではない。また、開口部111は、インシュレータ6の一部を挿通可能な一対の拡張部111aと、一対の拡張部111aの中間部に形成されたノッチ111bと、を有する。拡張部111a及びノッチ111bの配置及び個数は、インシュレータ6の形状に応じて設定される。
図示したように、ホーンスイッチ3の支持構造は、インシュレータ6を構成する第一インシュレータ601及び第二インシュレータ602、インシュレータ6に挟持される弾性体61及びプロテクタ62、第二ホーンプレート21に固定されるガイドピン4及びストッパ5、インシュレータ6とストッパ5との間に配置されるワッシャ42により構成される。
また、インシュレータ6、弾性体61及びプロテクタ62による組立体を第一ホーンプレート11の開口部111に係止させるには、プロテクタ62の第二拡張部62cを開口部111の拡張部111aに挿通し、組立体(プロテクタ62)を90°回転させることによって、プロテクタ62の爪部62fを開口部111のノッチ111bに係止させる。このとき、組立体には、インシュレータ6、弾性体61及びプロテクタ62のそれぞれに切欠部6h,61f,62gが形成されていることから、ノッチ111bに係止した爪部62fを目視で確認することができ、組立体の組み付け状態を容易に確認することができる。
次に、本発明の他の実施形態に係るステアリングホイールについて、図8及び図9を参照しつつ説明する。ここで、図8は、本発明の他の実施形態に係るステアリングホイールを示す部分拡大図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、を示している。図9は、図8(A)に示したインシュレータの外観を示す図であり、(A)は上面斜視図、(B)は下面斜視図、(C)は変形例の上面斜視図、(D)は変形例の下面斜視図、を示している。なお、上述した第一実施形態と同じ構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図8(A)及び(B)は、図2と同様に、ホーンスイッチ3の支持構造を示したものであり、ステアリングホイールSW全体としての構成は、図1に示した構成と実質的に同じ構成である。図8(A)に示した第二実施形態及び図8(B)に示した第三実施形態は、インシュレータ6の構成が第一実施形態と異なるものである。
図8(A)に示した第二実施形態に係るステアリングホイールSWは、第一ホーンプレート11とストッパ5との間に、少なくとも第一ホーンプレート11の厚さTの二倍以上の隙間Gが形成されており、インシュレータ6は、隙間Gの大部分を占める肉厚Tiを有する形状に構成されるとともに、全体が合成樹脂により一体に形成されたものである。
インシュレータ6の肉厚Tiは、例えば、隙間Gの60%〜100%を占める厚さに設定される。この肉厚Tiの隙間Gにおける占有率は、隙間Gの大きさ及びワッシャ42の有無によって任意に設定することができる。例えば、隙間Gが3mm、ワッシャ42の肉厚Twが1mmの場合、インシュレータ6の肉厚Tiは2mmであり、その占有率は66%である。また、隙間Gが5mm、ワッシャ42の肉厚Twが1mmの場合、インシュレータ6の肉厚Tiは4mmであり、その占有率は80%である。また、隙間Gが5mm、ワッシャ42の肉厚Twが2mmの場合、インシュレータ6の肉厚Tiは3mmであり、その占有率は60%である。また、ワッシャ42を挿入しない場合には、インシュレータ6の肉厚Tiの占有率は100%となる。
図8(B)に示した第三実施形態に係るステアリングホイールSWは、第二実施形態における合成樹脂製のインシュレータ6を、弾性体61を有するダンパー機能付インシュレータに変更したものである。
ダンパー機能付のインシュレータ6は、例えば、ストッパ5に当接される基板603と、第一ホーンプレート11に形成された開口部111に固定されるインシュレータ本体604と、基板603及びインシュレータ本体604の間に配置される弾性体61と、弾性体61に接合され摺動を案内するリング板63と、を有する。このように、ダンパー機能付のインシュレータ6は、上下に分割された保持体(基板603及びインシュレータ本体604)の間に弾性体61が配置されることが多い。なお、図示したダンパー機能付のインシュレータ6の構成は単なる一例であり、かかる構成に限定されるものではない。
ここで、第二実施形態に係るインシュレータ6の外形は、第三実施形態に係るダンパー機能付のインシュレータ6の外形と略同一の形状に形成されている。かかる構成により、用途や必要性に応じて、合成樹脂製のインシュレータ6を採用するか、ダンパー機能付のインシュレータ6を採用するか、任意に選択することができ、これらを交換する場合であっても、他の部品を変更することなく、インシュレータ6のみを容易に交換することができる。
通常、車両の車種や販売地域ごとに、ダンパー機能を有するインシュレータ6を使用するか、ダンパー機能を有しないインシュレータ6を使用するか、は事前に決定されており、ステアリングホイールSWの構成はそれに基づいて設計される。したがって、同じステアリングホイールSWでありながら、ダンパー機能を有する場合と、ダンパー機能を有しない場合とが存在することもある。そして、ダンパー機能を有するインシュレータ6とダンパー機能を有しないインシュレータ6とは、異なる機能を有することから、個別に設計されており、インシュレータ6そのものの形状が異なることは勿論のこと、その周囲の部品の形状等(例えば、第一ホーンプレート11の開口部111の形状、ガイドピン4の形状や締付量、コイルスプリング7のばね定数や形状等)も異なっているのが一般的であった。したがって、同じ車種であっても、ダンパー機能を有するか否かによって、部品点数が倍増し、しかも個別に管理しなければならなかった。
そこで、上述した略同じ外形を有する第二実施形態及び第三実施形態に係るインシュレータ6の両方を準備することによって、ダンパー機能の有無に応じてインシュレータ6を交換するだけでよく、部品点数及び管理工数を削減することができ、低廉化を図ることができる。
図9(A)に示したインシュレータ6は、図8(A)に示した第二実施形態に係るインシュレータ6の一例を示しており、図9(B)はその変形例を示している。図9(A)に示したインシュレータ6は、ストッパ5と対峙する表面部6rを有し、表面部6rの縁部には、ストッパ5の外周部を覆うとともに固定接点3aと可動接点3bとの離隔距離Kと略同じ高さKwを有する壁面部60を備えている。表面部6rは、軽量化のために適宜肉抜きされる。また、表面部6rの下方には第一ホーンプレート11に係止される一対の爪部6s(第一実施形態における爪部62fに相当する)を有する。
図9(B)に示したインシュレータ6は、爪部6sを周方向に四箇所配置したものである。他の構成については、図9(A)に示したインシュレータと同じ構成であるため、ここでは詳細な説明を省略する。このように、爪部6sの個数を増加させることによって、インシュレータ6を安定して第一ホーンプレート11に係止させることができ、インシュレータ6の変形等による異音の発生を抑制することができる。なお、爪部6sの個数は、二つ又は四つに限定されるものではなく、三つであってもよいし、五つ以上であってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1…本体部
1a…固定具
1b…ボス部
1c…スポーク部
1d…リム部
1e…壁面部
2…パッド部
3…ホーンスイッチ
3a…固定接点
3b…可動接点
4…ガイドピン
5…ストッパ
6…インシュレータ
6a…第一フランジ部
6b…第二フランジ部
6c…線状突起
6d…第一脚部
6e…開口部
6f…凹凸
6g…凹部
6h…切欠部
6j…爪部
6k…第二脚部
6l…開口部
6m…収容部
6n…凹部
6o…スプリングガイド
6p…ストッパ壁
6q…点状突起
6r…表面部
6s…爪部
7…コイルスプリング
11…第一ホーンプレート
11a…第一平面部
11b…第二平面部
11c…段差部
21…第二ホーンプレート
21a…第一平面部
21b…第二平面部
21c…側面部
22…エアバッグ装置
22a…エアバッグ
22b…インフレータ
22c…ラッピングシート
23…壁面部
24…支持部
25…ハーネス
41…固定部材
42…ワッシャ
60…壁面部
61…弾性体
61a…第一拡径部
61b…第二拡径部
61c…胴部
61d…開口部
61e…凹部
61f…切欠部
61g…切欠部
62…プロテクタ
62a…胴部
62b…第一拡張部
62c…第二拡張部
62d…開口部
62e…柱状突起
62f…爪部
62g…切欠部
62h…当接部
63…リング板
111…開口部
111a…拡張部
111b…ノッチ
112…インフレータ用開口部
601…第一インシュレータ
602…第二インシュレータ
603…基板
604…インシュレータ本体

Claims (8)

  1. 回転操作を舵角操作に変換するステアリングシャフトに組み付けられる本体部と、該本体部の略中央に配置されるパッド部と、を有し、前記ステアリングシャフトの軸方向に移動可能に前記パッド部を前記本体部に組み付け、前記本体部側に配置される固定接点と前記パッド部側に配置される可動接点との間でホーンスイッチを構成したステアリングホイールにおいて、
    前記本体部に固定される第一ホーンプレートと、前記パッド部に固定される第二ホーンプレートと、前記第一ホーンプレートの開口部に挿通されるとともに前記第二ホーンプレートに立設されたガイドピンと、該ガイドピンに形成されたフランジ状のストッパと、前記第一ホーンプレートの開口部に係止されるとともに前記ガイドピンに沿って摺動可能に配置されたインシュレータと、前記第二ホーンプレートと前記インシュレータとの間に配置されるとともに前記インシュレータを前記ストッパに向けて付勢するコイルスプリングと、を有し、
    前記インシュレータは、前記ストッパの外周部を覆うとともに前記固定接点と前記可動接点との離隔距離と略同じ高さを有する壁面部を備える、ことを特徴とするステアリングホイール。
  2. 前記パッド部は、緊急時に膨張展開されるエアバッグと該エアバッグにガスを供給するインフレータとを有するエアバッグ装置と、前記ステアリングシャフト側に接続されるとともに前記インフレータに点火信号を伝達するハーネスと、を有し、前記壁面部は前記ハーネスが前記ストッパと前記インシュレータとの隙間に噛み込まれない高さに形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記壁面部は、前記ハーネスが前記隙間に侵入しない大きさ又は形状に形成される複数の肉抜部を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記インシュレータは、外周に嵌合される弾性体と、該弾性体の外周に嵌合されるとともに前記第一ホーンプレートに係止されるプロテクタと、を有し、前記ストッパと前記弾性体との間に配置される第一フランジ部と、前記コイルスプリングと前記弾性体との間に配置される第二フランジ部と、を備え、前記弾性体は、前記第一フランジ部と接触可能に拡径された第一拡径部と、前記第二フランジ部と接触可能に拡径された第二拡径部と、を備え、前記第一フランジ部の前記第一拡径部との接触面には、略放射状に配置された複数の線状突起が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  5. 前記インシュレータは、前記第一フランジ部と、前記第一フランジ部から前記第二フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第一脚部と、を有する第一インシュレータと、前記第二フランジ部と、前記第二フランジ部から前記第一フランジ部に向かって延設されるとともに前記ガイドピンに沿って配置される第二脚部と、を有する第二インシュレータと、に分割されている、ことを特徴とする請求項4に記載のステアリングホイール。
  6. 前記第一ホーンプレートと前記ストッパとの間に、少なくとも前記第一ホーンプレートの厚さの二倍以上の隙間が形成されており、前記インシュレータは、前記隙間の大部分を占める肉厚を有する形状に構成されるとともに、全体が合成樹脂により一体に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
  7. 前記隙間は、弾性体を有するダンパー機能付インシュレータを装着可能な隙間である、ことを特徴とする請求項6に記載のステアリングホイール。
  8. 前記インシュレータの外形を、前記ダンパー機能付インシュレータの外形と略同一の形状に形成した、ことを特徴とする請求項7に記載のステアリングホイール。
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