JP2012236654A - 乗客コンベアの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客の種類を判別して運転速度を自動的に切換えることによって、安全性を確保した上で運転効率を上げる乗客コンベアの制御装置を提供する。
【解決手段】乗客1a、1bの身長と乗り込み速度を第1の乗客センサー3a(3b)と第2の乗客センサー3c(3d)で検出することにより、乗客1a、1bが子供や老人等の弱者か健全者か、あるいは健全者でも乗り込み速度が速いかどうかを判別し、判別した乗客1a、1bの種類によって、乗客コンベアの運転速度を自動的に定常速度より遅い低速、定常速度、定常速度より速い高速の3段階に切換える。
【選択図】図4

Description

この発明は、エスカレーターあるいは動く歩道等の乗客コンベアの制御装置に関するものである。
エスカレーターあるいは動く歩道等の乗客コンベアにおいては、乗客が子供や老人等の弱者であることを判別して、移動速度又は移動速度パターンなどの運転状態を調整する機能を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、乗客コンベアの運転中において、乗客の手摺からの乗り出しを検出した場合、その乗り出し量に応じて乗客コンベアを停止させるものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、乗客が子供であることを判別し、運転中に子供の手摺からの乗り出しを検出した場合、その乗り出し位置に応じて速度を変える乗客コンベアも存在する(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−321601号公報 特開平11−60132号公報 特開2010−189152号公報
ところで、乗客コンベアの手摺りから乗客が乗り出したことによる転落や、乗客コンベアが設置された建築物の天井と欄干とで形成される三角状の空間、即ち、デルタ部での挟まれ事故の対策は、子供のみでなく、判断の鈍くなった老人や障害者等、弱者全般に対して実施する必要がある。一方、健全者の乗り出しに対しては従来技術同様に警告のみを行い、不必要に乗客コンベアの運転効率を下げないことも必要である。
また、通勤時等で乗客の乗り込み速度が速い場合には、逆に運転速度を上げて乗客コンベアの運転効率を高めることも要求されるが、高速運転中の手摺りからの乗り出しに対しては、健全者にも安全対策を実施する必要がある。
この発明は、かかる課題に着目してなされたもので、乗客の種類を判別して運転速度を自動的に切換えることによって、安全性を確保した上で運転効率を上げる乗客コンベアの制御装置を提供するものである。
この発明に係る乗客コンベアの制御装置は、乗客の接近と身長を検出する第1の乗客センサーと、乗客コンベアのステップ直前に設けられ、乗客の有無を検出する第2の乗客センサーと、を備え、上記第1の乗客センサーで上記乗客の身長を検出すると共に、上記第1の乗客センサーによる乗客の検出時刻と、上記第2の乗客センサーによる乗客の検出時刻との差により上記乗客の乗り込み速度を検出し、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値以下の場合は、上記乗客コンベアを定常速度より遅い速度で運転し、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値を超える場合で、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の乗り込み速度が定常速度より遅い場合は、上記乗客コンベアを定常速度より遅い速度で運転し、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値を超える場合で、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の乗り込み速度が定常速度の場合は、上記乗客コンベアを定常速度で運転し、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値を超える場合で、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の乗り込み速度が定常速度より速い場合は、上記乗客コンベアを定常速度より速い速度で運転するものである。
この発明に係る乗客コンベアの制御装置によれば、乗客の身長と乗り込み速度を検出することにより、乗客が子供や老人等の弱者か健全者か、あるいは健全者でも乗り込み速度が速いかどうかを判別し、判別した乗客の種類によって、運転速度を自動的に定常速度より遅い低速、定常速度、定常速度より速い高速の3段階に切換えることにより、安全性を高めると同時に、運転効率を上げることができる。
この発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの制御装置を説明するシステム構成図である。 図1の部分拡大図である。 この発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの上部から見た乗客検出エリア図である。 この発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの制御装置の動作フローを示す図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明に係る乗客コンベアの制御装置について好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものでない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る乗客コンベアのシステム構成図である。図1において、符号1aは乗客コンベア2に乗車しようとしている大人(図示の例では1人)を示し、符号1bは乗客コンベア2に乗車しようとしている子供(図示の例では1人)を示しており、大人1aと子供1bが上層階から下層階へ移動する状態を示している。
乗客コンベア2の上層階側には上層階側の乗客センサー3a、3cが設けられ、下層階側には下層階側の乗客センサー3b、3dが設置されている。乗客センサー3aと3c、3bと3dは、それぞれ乗客コンベア2の手摺り4の下部に設置され、乗客コンベア2に乗り込もうする乗客1a、1bの身長と後述する乗り込み速度を判別するものである。また、乗客コンベア2の手摺り4の外側には、手摺り4からの乗り出しを検出するエリアセンサー3eが設置されている。なお、図2は図1のA部を拡大した図である。
図3は、乗客コンベア2の上部から見た乗客検出エリア図である。図3に示すように、乗客センサー3a(3b)は、乗客1a、1bからの反射光を検出して、乗客1a、1bの接近と身長を検出する第1の乗客センサーであり、乗客センサー3c(3d)はステップ直前に設けられ、乗客1a、1bの有無を検出する遮光センサー、即ち、第2の乗客センサーである。第1の乗客センサー3a(3b)で乗客1a、1bを検出した時刻と、第2の乗客センサー3c(3d)で乗客1a、1bを検出した時刻の差により乗客1a、1bの乗り込み速度を検出する。
実施の形態1に係る乗客コンベアの制御装置は上記のように構成されており、次に、その動作について図4のフロー図に基づき説明する。
まず、ステップS201で、第1の乗客センサー3a(3b)が感知し、乗り込む乗客1a、1bが検出される(ステップS202)。
ステップS203において、乗り込む乗客1a、1bの身長が一定値以下か判断し、身長が一定値以下であった場合、ステップS204で乗客1a、1bが子供等の弱者であると判別し、乗客コンベア2を低速度運転させる(ステップS205)。
ステップS206において、乗客1a、1bの手摺り4からの乗り出しをエリアセンサー3eが検出した場合、乗客コンベア2の運転を停止させる(ステップS207)。
ステップS203において、乗り込む乗客1a、1bの身長が一定値を超える場合、乗客1a、1bを大人と判別する(ステップS208)。
ステップS209において、乗客1a、1bの乗り込み速度を低速、定常速度、高速の3段階で判別する。なお、この乗り込み速度は、第1の乗客センサー3a(3b)が乗客1a、1bの乗り込みを検出してから、第2の乗客センサー3c(3d)が乗客1a、1bの有無を検出するまでの時刻差により判別する。そして、乗り込み速度が定常速度より遅い速度、即ち、低速であった場合、ステップS204に移行し、乗り込む乗客1a、1bの身長が一定値以下、即ち、子供等の弱者であると判別された場合と同様に乗客コンベア2の低速度運転を行う(ステップS205)。
次に、ステップS209において、乗り込み速度が定常速度、即ち、中速であった場合、ステップS210で乗客1a、1bを健全者であると判別し、乗客コンベア2を定常速度(中速)で運転する。
ステップS212において、エリアセンサー3eが乗客1a、1bの手摺り4からの乗り出しを検出したときは、乗客1a、1bに対して音声メッセージを報知し、警告を行うステップ(S213)。なお、この時は、乗客1a、1bが健全者であり、また、乗客コンベア2が定常速度(中速)で運転されているので、乗客コンベア2の速度は変更せず、警告のみを行う。
次に、ステップS209において、乗り込み速度が定常速度より速い速度、即ち、高速であった場合、ステップS214に移行し、乗客1a、1bが健全者であると判別し、乗客コンベア2を高速運転する(ステップS215)。
ステップS216において、エリアセンサー3eが乗客1a、1bの手摺り4からの乗り出しを検出した場合、乗客1a、1bが健全者であっても危険であると判断し、乗客コンベア2の運転速度を定常速度(中速)まで減速すると共に、音声メッセージを報知して警告を行う(ステップS217)。
以上のように、実施の形態1に係る乗客コンベアの制御装置によれば、乗客1a、1bの身長と乗り込み速度を検出することにより、乗客1a、1bが子供や老人等の弱者か健全者か、あるいは健全者でも乗り込み速度が速いかどうかを判別することができる。そして、判別した乗客1a、1bの種類によって、乗客コンベア2の運転速度を自動的に定常速度より遅い低速、定常速度、定常速度より速い高速の3段階に切換え、安全性を高めると同時に、運転効率を上げることができる。
また、手摺り4からの乗り出しを検出した場合、乗客1a、1bが子供や老人等の弱者と判別、つまり低速度で運転中の状態では、運転の緊急停止を行い、安全性を高めることができる。
また、乗客1a、1bが健全者と判別、つまり中速度(定常速度)で運転中の状態では、音声メッセージを報知して警告のみを行い、運転効率を上げることができる。
また、乗客1a、1bが健全者でも乗り込み速度が速い、つまり高速度で運転中の状態では、健全者でも乗出した場合は危険であるため、中速度(定常速度)まで減速したうえで音声メッセージを報知して警告を行い、安全性を高めると同時に、運転効率を上げることができる。
1a、1b 乗客
2 乗客コンベア
3a、3b 第1の乗客センサー
3c、3d 第2の乗客センサー
3e エリアセンサー
4 手摺

Claims (4)

  1. 乗客の接近と身長を検出する第1の乗客センサーと、乗客コンベアのステップ直前に設けられ、乗客の有無を検出する第2の乗客センサーと、を備え、
    上記第1の乗客センサーで上記乗客の身長を検出すると共に、上記第1の乗客センサーによる乗客の検出時刻と、上記第2の乗客センサーによる乗客の検出時刻との差により上記乗客の乗り込み速度を検出し、
    上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値以下の場合は、上記乗客コンベアを定常速度より遅い速度で運転し、
    上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値を超える場合で、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の乗り込み速度が定常速度より遅い場合は、上記乗客コンベアを定常速度より遅い速度で運転し、
    上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値を超える場合で、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の乗り込み速度が定常速度の場合は、上記乗客コンベアを定常速度で運転し、
    上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の身長が一定値を超える場合で、上記第1の乗客センサーで検出された上記乗客の乗り込み速度が定常速度より速い場合は、上記乗客コンベアを定常速度より速い速度で運転することを特徴とする乗客コンベアの制御装置。
  2. 上記乗客コンベアの手摺りの外側に設置され、上記乗客の手摺りからの乗り出しを検出するエリアセンサーを備え、
    上記乗客コンベアを定常速度より遅い速度で運転中に、上記エリアセンサーが上記乗客コンベアからの乗り出しを検出したときは、上記乗客コンベアの運転を停止することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの制御装置。
  3. 上記乗客コンベアの手摺りの外側に設置され、上記乗客の手摺りからの乗り出しを検出するエリアセンサーを備え、
    上記乗客コンベアを定常速度で運転中に、上記エリアセンサーが上記乗客コンベアからの乗り出しを検出したときは、上記乗客コンベアを定常速度で運転すると共に、音声メッセージを報知して警告することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの制御装置。
  4. 上記乗客コンベアの手摺りの外側に設置され、上記乗客の手摺りからの乗り出しを検出するエリアセンサーを備え、
    上記乗客コンベアを定常速度より速い速度で運転中に、上記エリアセンサーが上記乗客コンベアからの乗り出しを検出したときは、上記乗客コンベアを定常速度まで減速すると共に、音声メッセージを報知して警告を行うことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105967038A (zh) * 2016-06-13 2016-09-28 广州广日电梯工业有限公司 基于图像识别算法保护小孩安全的扶梯防护***
JP2021015681A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 住友金属鉱山株式会社 自動運転機器の安全保護装置
JP2022136476A (ja) * 2021-03-08 2022-09-21 フジテック株式会社 マンコンベヤ

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