JP2010189152A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】子供の欄干外側への乗り出しに対する安全性を維持するとともに、乗客コンベアの運転効率を高めることができる乗客コンベアの安全装置を提供する。
【解決手段】身長判別装置が基準身長値よりも高い身長を有すると判別した乗客に対し、乗り出し検出装置が欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置に前記欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、乗客コンベアの運転速度を維持させ、身長判別装置が基準身長値よりも低い身長を有すると判別した乗客に対し、乗り出し検出装置が前記欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置に欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、乗客コンベアの運転速度を減速させる構成とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、乗客コンベアの安全装置に関するものである。
欄干外側へ乗り出した乗客に対し、音声メッセージの報知等により警告を行う乗客コンベアの安全装置も提案されている。これにより、欄干外側への乗り出しを抑制することができる(例えば、特許文献1参照)。
また、乗客が子供である場合に、乗客コンベアを減速する乗客コンベアの安全装置が提案されている。これにより、子供が安全に乗客コンベアに乗ることができる(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−297865号公報 特開平11−263574号公報
しかし、乗客コンベアにおいて、欄干外側への乗り出しの可能性の高い者は、子供である。そして、特許文献1記載のもので警告しても、子供が乗り出しをやめず、欄干外側の干渉物と接触する場合があるという問題があった。また、特許文献2に記載されたものでは、子供が欄干外側へ乗り出していなくても、乗客コンベアが減速する。このため、乗客コンベアの運転効率が下がるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、子供の欄干外側への乗り出しに対する安全性を維持するとともに、乗客コンベアの運転効率を高めることができる乗客コンベアの安全装置を提供することである。
この発明に係るエレベータのかご内照明制御装置は、乗客コンベア又は前記乗客コンベア近傍に設けられた報知装置と、前記乗客コンベア又は前記乗客コンベア近傍に設けられ、前記乗客コンベアの乗客が、予め設定された基準身長値よりも高い身長を有するか否かを判別する身長判別装置と、前記乗客コンベア又は前記乗客コンベア近傍に設けられ、前記乗客コンベアの乗客が、前記乗客コンベアの欄干外側へ乗り出しているか否かを検出する乗り出し検出装置と、前記身長判別装置が前記基準身長値よりも高い身長を有すると判別した乗客に対し、前記乗り出し検出装置が前記欄干外側への乗り出しを検出した場合は、前記報知装置に前記欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、前記乗客コンベアの運転速度を維持させ、前記身長判別装置が前記基準身長値よりも低い身長を有すると判別した乗客に対し、前記乗り出し検出装置が前記欄干外側への乗り出しを検出した場合は、前記報知装置に前記欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、前記乗客コンベアの運転速度を減速させる制御装置とを備えたものである。
この発明によれば、子供の欄干外側への乗り出しに対する安全性を維持するとともに、乗客コンベアの運転効率を高めることができる。
この発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置の全体構成を説明するためのブロック図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置が利用される乗客コンベアを斜め上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置が利用される乗客コンベアの側面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置に利用される乗客コンベアの身長判別装置を説明するための下部乗降口の正面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置に利用される乗客コンベアの乗り出し検出装置を説明するための下部乗降口の正面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置が利用される乗客コンベアの平面図である。 この発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置の動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置の全体構成を説明するためのブロック図である。
図1において、1は乗客コンベアである。この乗客コンベア1は、例えば、建築物の階間に跨って設けられる。即ち、乗客コンベア1の下部乗降口は、隣接階の下方階に連結される。一方、乗客コンベア1の上部乗降口は、隣接階間の上方階に連結される。
下部乗降口と上部乗降口との間には、踏段が無端状に設けられる。この踏段の両側には、欄干が設けられる。この欄干には、移動手摺が無端状に設けられる。そして、踏段と移動手摺とが同期しながら、循環移動する。
かかる構成の乗客コンベア1においては、乗客は、下部乗降口及び上部乗降口の一方から、踏段上に乗るとともに、移動手摺を適宜掴む。これにより、乗客は、下部乗降口及び上部乗降口の他方まで、安全に移動することができる。
2は報知装置である。この報知装置2は、乗客コンベア1又は乗客コンベア1近傍に設けられる。この報知装置2は、所定条件下で、音声メッセージを報知し、警告を行う機能を備える。3は身長判別装置である。この身長判別装置3は、乗客コンベア1又は乗客コンベア1近傍に設けられる。この身長判別装置3は、乗客コンベア1の乗客が、予め設定された基準身長値よりも高い身長を有するか否かを判別する機能を備える。ここで、基準身長値は、大人と子供を判別するための閾値として、予め設定されるものである。
4は乗り出し検出装置である。この乗り出し検出装置4は、乗客コンベア1又は乗客コンベア1近傍に設けられる。そして、乗り出し検出装置4は、乗客コンベア1の乗客が、欄干外側へ乗り出しているか否かを検出する機能を備える。具体的には、乗り出し検出装置4は、乗客コンベア1の進行方向に対して、欄干外側の干渉物の手前で、干渉物との間の距離が基準距離よりも短い位置で、欄干外側へ乗り出している乗客を検出する機能を備える。
ここで、干渉物とは、デルタガードや建築物の支柱等が考えられる。デルタガードとは、乗客コンベア1が設置された建築物の天井と欄干とで形成された三角状の空間に設けられるものである。このデルタガードは、上記三角状の空間に乗客が挟まれることを防止するために設けられるものである。
5は制御装置である。この制御装置5は、乗客コンベア1の運転制御を行う機能を備える。さらに、本実施の形態においては、制御装置5は、身長判別装置3が基準身長値よりも高い身長を有すると判別した乗客に対し、乗り出し検出装置4が欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置2に欄干外側への乗り出しを報知させる。また、これと同時に、制御装置5は、乗客コンベア1の運転速度を維持させる。
一方、制御装置5は、身長判別装置3が基準身長値よりも低い身長を有すると判別している乗客に対し、乗り出し検出装置4が欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置2に欄干外側への乗り出しを報知させる。また、これと同時に、制御装置5は、乗客コンベア1の運転速度を減速させる。
さらに、制御装置5は、身長判別装置3が基準身長値よりも低い身長を有すると判別した乗客に対し、乗り出し検出装置4が、乗客コンベア1の進行方向に対して干渉物の手前で、過干渉物との間の距離が基準距離よりも短い位置で、欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置2に干渉物の接近を報知させる。また、これと同時に、制御装置5は、乗客コンベア1の運転を緊急停止させる。
次に、図2及び図3を用いて、身長判別装置3をより詳細を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置が利用される乗客コンベアを斜め上方から見た斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置が利用される乗客コンベアの側面図である。
本実施の形態においては、身長判別装置3は、第1センサ6及び第2センサ7を備える。第1センサ6は、乗客コンベア1の長手方向に沿って、複数設けられる。そして、第2センサ7も、第1センサ6の各々に対応するように、乗客コンベア1の長手方向に沿って、複数設けられる。
具体的には、第1センサ6は、欄干下部の内側に設けられる。この第1センサ6は、第1検出範囲8を有する。この第1検出範囲8は、乗客コンベア1の踏段上面に近傍で水平方向に設定される。そして、第1センサ6は、第1検出範囲8に進入した乗客を検出する機能を備える。第2センサ7は、第1センサ6の上方で欄干よりも外側に設けられる。この第2センサ7は、第2検出範囲9を有する。この第2検出範囲9は、第1センサ6の第1検出範囲8の上方に設定される。具体的には、第2検出範囲9は、第1検出範囲8の上方かつ欄干と干渉しない位置で、踏段上との鉛直距離が基準身長値となる位置で水平方向に設定される。
10は大人である。また、11は子供である。図2及び図3に示すように、大人10の身長は、比較的高い。このため、大人10は、第1センサ6に検出されているときは、同時に、第2センサ7に検出される。一方、子供11の身長は、比較的低い。このため、子供11は、第1センサ6に検出されても、第2センサ7に検出されない。かかる検出結果の差により、制御装置5は、大人10と子供11を判別する。
ここで、図4を用いて、上昇する乗客コンベア1を利用する場合を考える。
図4はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置に利用される乗客コンベア1の身長判別装置を説明するための下部乗降口の正面図である。
この場合、乗客は、下部昇降口から乗客コンベア1の踏段に乗る。そして、乗客は、下部乗降口に近い第1センサ6から順々に、検出される。この検出結果により、身長判別装置3は、乗客コンベア1の長手方向の乗客の位置を、第1センサ6の間隔の精度で、把握することができる。
次に、図5及び図6を用いて、乗り出し検出装置4をより詳細に説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における乗客コンベア1の安全装置に利用される乗客コンベア1の乗り出し検出装置を説明するための下部乗降口の正面図である。図6はこの発明の実施の形態1における乗客コンベア1の安全装置が利用される乗客コンベア1の平面図である。
図5及び図6において、例えば、乗り出し検出装置4は、第3センサ12を備える。第3センサ12は、第1センサ6の各々に対応するように、第1センサ6近傍かつ欄干下部の外側で、乗客コンベア1の長手方向に沿って設けられる。第3センサ12は、欄干外側面に沿った鉛直上方向の第3検出範囲13を有する。そして、第3センサ12は、第3検出範囲13に進入した乗客を検出する機能を備える。
また、図6において、14は干渉物接近領域である。例えば、干渉物接近領域14は、乗客コンベア1の方向に対してデルタガードの手前で、デルタガードとの距離が基準距離よりも短い領域である。即ち、乗客が欄干外側に乗り出した場合に、挟まれる可能性のある位置である。そして、第3センサ12のうちのひとつは、第3検出範囲13が干渉物接近領域14に入るように配置される。
次に、図7を用いて、乗客コンベア1の安全装置の動作を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの安全装置の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1で、乗客コンベア1の乗客が踏段上に乗った場合、第1センサ6がONする。その後、ステップS2に進み、身長判別装置3が乗客を検出し、ステップS3に進む。ステップS3では、身長判別装置3は、ONとなっている第1センサ6に対応した第2センサ7がONか否かを判定する。この第2センサ7がONの場合は、ステップS4に進み、制御装置5は、乗客は大人10であると判別する。
その後、ステップS5に進み、ONとなっている第2センサ7に対応した第3センサ12が、ONとなった場合は、ステップS6に進む。ステップS6では、制御装置5は、大人10の乗客の欄干外側への乗り出しを検出する。その後、ステップS7に進み、制御装置5が、報知装置2に、乗り出しを知らせる音声メッセージを報知させ、乗客に対し警告する。このとき、制御装置5は、乗客コンベア1の運転速度を維持させる。
一方、ステップS3で、ONとなっている第1センサ6に対応した第2センサ7がONでない場合は、ステップS8に進み、制御装置5は、乗客が子供11と判別する。その後、ステップS8で、ONとなっている第1センサ6に対応し、かつ、第3検出範囲13が干渉物接近領域14にない第3センサ12が、ONとなった場合は、ステップS9で、制御装置5は、子供11の乗客の欄干外側への乗り出しを検出する。その後、ステップS10に進み、制御装置5が、報知装置2に、乗り出しを知らせる音声メッセージを報知させ、乗客に対し警告する。このとき、制御装置5は、乗客コンベア1の運転速度を減速させる。
また、ステップS8の後、ステップS11で、ONとなっている第1センサ6に対応し、かつ、第3検出範囲13が干渉物接近領域14にある第3センサ12が、ONとなった場合は、ステップS12に進み、障害物接近領域で子供11が乗り出したと検出する。その後、その後、ステップS13に進み、報知装置2に、干渉物の接近を知らせる音声メッセージを報知させ、乗客に対し警告する。このとき、制御装置5は、乗客コンベア1を停止させる。
以上で説明した実施の形態1によれば、制御装置5は、身長判別装置3が基準身長値よりも高い身長を有すると判別した乗客に対し、乗り出し検出装置4が欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置2に欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、乗客コンベア1の運転速度を維持させる。また、制御装置5は、身長判別装置3が基準身長値よりも低い身長を有すると判別している乗客に対し、乗り出し検出装置4が欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置2に欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、乗客コンベア1の運転速度を減速させる。このため、子供11の欄干外側への乗り出しに対する安全性を維持するとともに、乗客コンベア1の運転効率を高めることができる。また、子供11が欄干外側への利出した場合には、乗客コンベアが減速することにより、周りの大人に注意喚起を促すことができる。
また、制御装置5は、身長判別装置3が基準身長値よりも低い身長を有すると判別した乗客に対し、乗り出し検出装置4が、乗客コンベア1の進行方向に対して干渉物の手前で、干渉物との間の距離が前記基準距離よりも短い位置で、欄干外側への乗り出しを検出した場合は、報知装置2に干渉物の接近を報知させるとともに、乗客コンベア1の運転を停止させる。このため、子供11が障害物と接触することを防止することができる。特に、障害物として、デルタガードを選定した場合は、子供11が、建築物の天井と欄干とで形成された三角状の空間に挟まれることを防止することができる。
さらに、身長判別装置3は、第1センサ6及び第2センサ7で乗客の身長を判別する。また、乗り出し検出装置4は、第3センサ12で乗客の検出を判別する。このため、簡素な構成で、子供11の欄干外側への乗り出しに対する安全性を維持するとともに、乗客コンベア1の運転効率を高めることができる。
1 乗客コンベア、 2 報知装置、 3 身長判別装置、 4 乗り出し検出装置、
5 制御装置、 6 第1センサ、 7 第2センサ、 8 第1検出範囲、
9 第2検出範囲、 10 大人、 11 子供、 12 第3センサ、
13 第3検出範囲、 14 干渉物接近領域

Claims (6)

  1. 乗客コンベア又は前記乗客コンベア近傍に設けられた報知装置と、
    前記乗客コンベア又は前記乗客コンベア近傍に設けられ、前記乗客コンベアの乗客が、予め設定された基準身長値よりも高い身長を有するか否かを判別する身長判別装置と、
    前記乗客コンベア又は前記乗客コンベア近傍に設けられ、前記乗客コンベアの乗客が、前記乗客コンベアの欄干外側へ乗り出しているか否かを検出する乗り出し検出装置と、
    前記身長判別装置が前記基準身長値よりも高い身長を有すると判別した乗客に対し、前記乗り出し検出装置が前記欄干外側への乗り出しを検出した場合は、前記報知装置に前記欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、前記乗客コンベアの運転速度を維持させ、
    前記身長判別装置が前記基準身長値よりも低い身長を有すると判別した乗客に対し、前記乗り出し検出装置が前記欄干外側への乗り出しを検出した場合は、前記報知装置に前記欄干外側への乗り出しを報知させるとともに、前記乗客コンベアの運転速度を減速させる制御装置と、
    を備えたことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
  2. 前記乗り出し検出装置は、前記乗客コンベアの進行方向に対して前記欄干外側の干渉物の手前で、前記干渉物との間の距離が予め設定された基準距離よりも短い位置で前記欄干外側へ乗り出している乗客を検出し、
    前記制御装置は、前記身長判別装置が前記基準身長値よりも低い身長を有すると判別した乗客に対し、前記乗り出し検出装置が、前記乗客コンベアの進行方向に対して前記干渉物の手前で、前記干渉物との間の距離が前記基準距離よりも短い位置で、前記欄干外側への乗り出しを検出した場合は、前記報知装置に前記干渉物の接近を報知させるとともに、前記乗客コンベアの運転を停止させることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの安全装置。
  3. 前記乗客コンベアが設置された建築物の天井と前記欄干とで形成された三角状の空間に設けられたデルタガード、
    を備え、
    前記乗り出し検出装置は、前記三角保護板との間の距離が予め設定された基準距離よりも短い位置で前記欄干外側へ乗り出している乗客を検出し、
    前記制御装置は、前記身長判別装置が前記基準身長値よりも低い身長を有すると判別した乗客に対し、前記乗り出し検出装置が、前記三角保護板との間の距離が予め設定された基準距離よりも短い位置で、前記欄干外側への乗り出しを検出した場合は、前記報知装置に前記三角保護板の接近を報知させるとともに、前記乗客コンベアの運転を停止させることを特徴とする請求項2記載の乗客コンベアの安全装置。
  4. 前記身長判別装置は、
    前記欄干下部の内側に設けられ、前記乗客コンベアの踏段上面近傍に水平方向の第1検出範囲を有し、前記第1検出範囲に進入した乗客を検出する前記第1センサと、
    前記第1センサよりも上方で、前記欄干よりも外側に設けられ、前記第1検出範囲の上方かつ前記欄干と干渉しない位置で、前記踏段上との鉛直距離が前記基準身長値となる位置に水平方向の第2検出範囲を有し、前記第2検出範囲に進入した乗客を検出する第2センサと、
    を備え、
    前記第1センサに検出されている乗客が、前記第2センサに検出された場合は、前記第1センサに検出されている乗客が前記基準身長値よりも高い身長を有すると判別し、
    前記第1センサに検出されている乗客が、前記第2センサに検出されない場合は、前記第1センサに検出されている乗客が前記基準身長値よりも低い身長を有すると判別することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の乗客コンベアの安全装置。
  5. 前記乗り出し検出装置は、
    前記第1センサ近傍で前記欄干下部の外側に設けられ、前記欄干外側面に沿った鉛直上方向の第3検出範囲を有し、前記第3検出範囲に進入した乗客を検出する第3センサ、
    を備え、
    前記第3センサに検出された乗客に対し、前記欄干外側への乗り出しを検出することを特徴とする請求項4記載の乗客コンベアの安全装置。
  6. 前記第1センサは、前記乗客コンベアの長手方向に沿って、複数設けられ、
    前記第2センサは、前記第1センサの各々に対応して、前記乗客コンベアの長手方向に沿って、複数設けられ、
    前記第3センサは、前記第1センサの各々に対応して、前記乗客コンベアの長手方向に沿って、複数設けられたことを特徴とする請求項5記載の乗客コンベアの安全装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014210643A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア
JP2017077954A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 乗客コンベアデッキボード上の異物検出装置

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