JP2012143890A - 2色成形樹脂ウィンドウ及び2色成形樹脂ウィンドウの製造方法 - Google Patents

2色成形樹脂ウィンドウ及び2色成形樹脂ウィンドウの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外観品位の低下を抑制できる2色成形樹脂ウィンドウを提供する。
【解決手段】2色成形樹脂ウィンドウ1は、射出成形によりパネル形状に形成され、透明性を有する第1樹脂成形体10と、射出成形により第1樹脂成形体10の裏面10Bに一体化され、不透明性又は半透明性を有しつつ第1樹脂成形体10を補助する第2樹脂成形体20とを備える。第1樹脂成形体10の表面10Aには、第1樹脂成形体10と第2樹脂成形体20とが重なる領域である接合領域E2上で、第1樹脂成形体10のみの領域である透明領域E1と接合領域E2との境界Gに沿って延在する段差部51、52、53、54が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は2色成形樹脂ウィンドウ及び2色成形樹脂ウィンドウの製造方法に関する。
特許文献1に従来の2色成形樹脂ウィンドウが開示されている。この2色成形樹脂ウィンドウは、例えば、車両のルーフに取り付けられるものであり、透明性を有する第1樹脂成形体と、不透明性を有する第2樹脂成形体とを備えている。第1樹脂成形体は、図1等の符号21により示されている。第2樹脂成形体は、図1等の符号22により示されている。
第1樹脂成形体は、射出成形によりパネル形状に形成されている。第2樹脂成形体は、射出成形により第1樹脂成形体の裏面における外周縁部に枠形状をなして一体化されて、第1樹脂成形体を補助している。
第1樹脂成形体の裏面には、第1樹脂成形体のみの領域である透明領域上で、第1樹脂成形体と第2樹脂成形体とが重なる領域である接合領域と透明領域との境界に沿って延在する凹条が形成されている。凹条は、図1等の符号21aにより示されている。
凹条は、第1キャビティに第1樹脂材料を射出して第1樹脂成形体を成形した後、第2キャビティに第1樹脂成形体を保持しつつ、第2キャビティを構成する可動型に形成された凸条を第1樹脂成形体の裏面に押し込むことによって形成される。そして、第2キャビティに第2樹脂材料を射出して第2樹脂成形体を成形する際、凸条によって第2樹脂材料を堰き止めることにより、接合領域と透明領域との境界、すなわち、第2樹脂成形体の内周縁部からバリがはみ出すことを防止している。
特開2009−39876号公報
ところで、上記従来の2色成形樹脂ウィンドウは、透明領域と接合領域とで肉厚が大きく変化する。このため、2色成形の一般的特性として、第1樹脂成形体の表面には、透明領域と接合領域との境界近傍に微小な折れやヒケが発生し得る。そして、第1樹脂成形体の表面側又は裏面側から境界近傍を見通す場合、又は第1樹脂成形体の表面に映る反射像を見る場合、境界近傍の微小な折れやヒケが目立ってしまうと、視界の歪み又は反射像の歪みとして認識され易くなり、外観品位が低下してしまう。
また、この2色成形樹脂ウィンドウでは、凹条が透明領域上にある。このため、第1樹脂成形体の表面側又は裏面側から透明領域を介してその先を見通す場合、凹条が視界を狭めたり、歪ませたりすることによっても、外観品位が低下してしまう。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、外観品位の低下を抑制できる2色成形樹脂ウィンドウを提供することを解決すべき課題としている。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウは、射出成形によりパネル形状に形成され、透明性を有する第1樹脂成形体と、
射出成形により前記第1樹脂成形体の裏面に一体化され、不透明性又は半透明性を有しつつ前記第1樹脂成形体を補助する第2樹脂成形体とを備え、
前記第1樹脂成形体の表面には、前記第1樹脂成形体と前記第2樹脂成形体とが重なる領域である接合領域上で、前記第1樹脂成形体のみの領域である透明領域と前記接合領域との境界に沿って延在する段差部が形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウでは、第1樹脂成形体の裏面に第2樹脂成形体が一体化され、第2樹脂成形体が第1樹脂成形体を補助する。このため、2色成形樹脂ウィンドウは、第1樹脂成形体の機能の他、第2樹脂成形体の機能も併せ持つ。例えば、第2樹脂成形体が第1樹脂成形体を補強すれば、2色成形樹脂ウィンドウは強度及び剛性が向上する。
また、この2色成形樹脂ウィンドウでは、第1樹脂成形体は透明性を有する一方、第2樹脂成形体は不透明性又は半透明性を有している。このため、第1樹脂成形体の表面側又は裏面側から、第1樹脂成形体のみの領域である透明領域を介して、その先を良好に見通すことができる一方、第1樹脂成形体と第2樹脂成形体とが重なる領域である接合領域を介して、その先を見通し難い。このため、第2樹脂成形体に付与される接続構造や、それらと接続される部材を隠蔽できる。なお、不透明性又は半透明性を有する第2樹脂成形体の具体的構成としては、例えば、第2樹脂成形体の全体が不透明性又は半透明性を有する材料により成形されている構成の他、透明な材料により成形された本体に、不透明性又は半透明性を有するフィルム等が貼り付けられてなる構成を採用することができる。
さらに、2色成形の一般的特性として、第1樹脂成形体の表面において、透明領域と接合領域との境界近傍に微小な折れやヒケが発生し得る。この境界近傍の微小な折れやヒケは、透明領域上よりも接合領域上に発生し易い。この点、この2色成形樹脂ウィンドウでは、第1樹脂成形体の表面に形成された段差部が接合領域上で、透明領域と接合領域との境界に沿って延在している。このため、段差部が境界に沿う意匠ラインとして目立ち易くなる一方、境界近傍の微小な折れやヒケが段差部にまぎれて相対的に目立ち難くなる。このため、第1樹脂成形体の表面側又は裏面側から境界近傍を見通す場合、又は第1樹脂成形体の表面に映る反射像を見る場合、境界近傍の微小な折れやヒケが段差部にまぎれて、視界の歪み又は反射像の歪みとして認識され難くなる。
また、この2色成形樹脂ウィンドウでは、段差部が接合領域上にある。このため、第1樹脂成形体の表面側又は裏面側から透明領域を介してその先を見通す場合、段差部が視界を狭めたり、歪ませたりすることがない。
したがって、本発明の2色成形樹脂ウィンドウによれば、外観品位の低下を抑制できる。
段差部の具体例としては、表面から裏面とは反対側に膨らむ凸部。表面から裏面側に凹む凹部、透明領域側から接合領域側に向かって傾斜する傾斜部、透明領域側から接合領域側に向かって波打つ波部等が挙げられる。
第2樹脂成形体に付与される接続構造と接続される部材の具体例としては、車両におけるルーフや窓枠を構成する車体フレーム、サンシェードのガイドフレーム及び住宅の窓枠等が挙げられる。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウにおいて、第2樹脂成形体は、第1樹脂成形体の裏面における外周縁部に、枠形状をなして一体化されていることが好ましい(請求項2)。
この場合、枠形状の第2樹脂成形体20が第1樹脂成形体10を確実に補助する。例えば、枠形状の第2樹脂成形体が第1樹脂成形体を補強すれば、2色成形樹脂ウィンドウは強度及び剛性が確実に向上する。また、枠形状の第2樹脂成形体に沿って複数の接続構造を付与できるので、2色成形樹脂ウィンドウと、車体フレーム、サンシェードのガイドフレーム及び住宅の窓枠等との接続を確実に行うことができる。また、2色成形樹脂ウィンドウと接続される車体フレーム、サンシェードのガイドフレーム及び住宅の窓枠等を好適に隠蔽できる。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウは、車両のルーフに取り付けられて、第1樹脂成形体が車両の外側に位置し、第2樹脂成形体が車両の内側に位置することが好ましい(請求項3)。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウが車両のルーフ用ウィンドウとして使用される場合、一般的に、第1樹脂成形体の表面は、面積の広い略平滑面とされる。このため、仮に、透明領域と接合領域との境界近傍に発生し得る微小な折れやヒケが目立ってしまうと、視界の歪み又は反射像の歪みとして認識され易くなり、車両のルーフ全体としての外観品位が低下してしまう。この点、本発明の2色成形樹脂ウィンドウによれば、境界近傍の微小な折れやヒケが段差部にまぎれて相対的に目立ち難くなるので、ルーフ全体としての外観品位の低下を抑制できる。
上記の場合において、第1樹脂成形体の表面は、透明領域側が高く、接合領域側が低くされ、段差部は、透明領域側から接合領域側に向かって下るように傾斜していることが好ましい(請求項4)。
この場合、透明領域及び段差部に雨等の水滴が溜まり難くなる。このため、2色成形樹脂ウィンドウの視界が水滴により阻害され難くなるとともに、2色成形樹脂ウィンドウの表面に水あか等が発生することを抑制できる。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウの製造方法は、第1キャビティに第1樹脂材料を射出することにより、パネル形状に形成され、透明性を有する第1樹脂成形体を成形する第1射出成形工程と、
第2キャビティに前記第1樹脂成形体を保持しつつ第2樹脂材料を射出することにより、前記第1樹脂成形体の裏面に一体化され、不透明性又は半透明性を有しつつ前記第1樹脂成形体を補助する第2樹脂成形体を成形する第2射出成形工程とを備え、
前記第1射出成形工程では、前記第1樹脂成形体の表面に、前記第1樹脂成形体と前記第2樹脂成形体とが重なる領域である接合領域上で、前記第1樹脂成形体のみの領域である透明領域と前記接合領域との境界に沿って延在する段差部を形成することを特徴とする(請求項5)。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウの製造方法では、第1射出成形工程において、第1樹脂成形体の表面に上述した段差部を形成する。このため、製造された2色成形樹脂ウィンドウでは、透明領域と接合領域との境界近傍に発生し得る微小な折れやヒケが段差部にまぎれて相対的に目立ち難くなり、視界の歪み又は反射像の歪みとして認識され難くなる。
したがって、本発明の2色成形樹脂ウィンドウの製造方法によれば、外観品位の低下を抑制できる2色成形樹脂ウィンドウを製造できる。
本発明の2色成形樹脂ウィンドウの製造方法において、第2射出成形工程では、第2樹脂成形材料が固化するまで第2樹脂成形材料を保圧することが好ましい(請求項6)。
一般的に、第2射出成形工程において保圧しなければ、第2樹脂成形体用の射出ゲートや、第2樹脂成形体に付与される接続構造等の肉厚変化に起因して、第2樹脂成形体に局所的なヒケが発生するおそれがある。そして、この第2樹脂成形体と一体化される第1樹脂成形体の表面にまで、その影響が及ぶことにより、第1樹脂成形体の表面に局所的な凹みが発生するおそれがある。この局所的な凹みは、第1樹脂成形体の表面に映る反射像を見る場合、反射像の歪みとして認識され易くなり、外観品位が低下してしまう。
これに対して、本発明の製造方法によれば、第2射出成形工程で保圧することにより、第2樹脂成形体の局所的なヒケが発生し難くなる。このため、第1樹脂成形体の表面にも局所的な凹みが発生し難くなり、反射像の歪みとして認識され難い。
しかしながら、第2射出成形工程において保圧すると、2色成形の一般的特性として、透明領域と接合領域との境界近傍に微小な折れやヒケが発生し易くなる。すなわち、第2樹脂成形体の局所的なヒケに伴う第1樹脂成形体の表面の局所的な凹みを抑制する成形条件と、透明領域と接合領域との境界近傍の微小な折れやヒケの発生を抑制する成形条件とが背反する。
この点、本発明の製造方法によれば、第1樹脂成形体の表面に形成された段差部が接合領域上で、透明領域と接合領域との境界に沿って延在している。このため、第2射出成形工程で保圧することによって境界近傍の微小な折れやヒケが発生し易くなるとしても、段差部が境界に沿う意匠ラインとして目立ち易くなる一方、境界近傍の微小な折れやヒケが段差部にまぎれて相対的に目立ち難くなり、視界の歪み又は反射像の歪みとして認識され難くなる。
その結果、この製造方法によれば、外観品位の低下を抑制できる2色成形樹脂ウィンドウを製造できる。
実施例の2色成形樹脂ウィンドウ、及び2色成形樹脂ウィンドウが取り付けられる車両のルーフの斜視図である。 実施例の2色成形樹脂ウィンドウ、及び2色成形樹脂ウィンドウと接続されるサンシェードの斜視図である。 実施例の2色成形樹脂ウィンドウに係り、(a)は、図1のA−A断面を示す要部拡大断面図であり、(b)は、図1のB−B断面を示す要部拡大断面図であり、(c)は、段差部を示す要部拡大断面図である。 実施例の2色成形樹脂ウィンドウに係り、(a)及び(b)は、第1射出成形工程を説明する説明図である。 実施例の2色成形樹脂ウィンドウに係り、(a)及び(b)は、第2射出成形工程を説明する説明図である。 変形例1の2色成形樹脂ウィンドウに係り、段差部を示す要部拡大断面図である。 変形例2の2色成形樹脂ウィンドウに係り、段差部を示す要部拡大断面図である。 変形例3の2色成形樹脂ウィンドウに係り、段差部を示す要部拡大断面図である。 変形例4の2色成形樹脂ウィンドウに係り、段差部を示す要部拡大断面図である。 実施例の2色成形樹脂ウィンドウに係り、第2樹脂成形体の形状を変更した例を説明する車両のルーフの斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の2色成形樹脂ウィンドウ1は、車両のルーフ2に取り付けられて、固定式のサンルーフを構成している。図2に示すように、2色成形樹脂ウィンドウ1には、下方から開閉式のサンシェード3が取り付けられている。
2色成形樹脂ウィンドウ1は、後で詳述する2色成形により製造されるものであり、図3(a)及び(b)に示すように、第1樹脂成形体10と、第2樹脂成形体20とを備えている。
図1〜図3に示すように、第1樹脂成形体10は、パネル形状とされており、2色成形樹脂ウィンドウ1がルーフ2に取り付けられた状態において、車両の外側に位置している。第1樹脂成形体10の表面10Aは、面積の広い略平滑面とされている。
第1樹脂成形体10は、透明性を有する第1樹脂材料からなる。本実施例では、耐衝撃性、耐熱性及び耐候性等の面から、第1樹脂材料として、ポリカーボネート樹脂(PC)を採用している。なお、第1樹脂材料としては、有色透明樹脂材料又は無色透明樹脂材料であれば、公知である各種の熱可塑性樹脂材料の中から適宜選択できる。具体的には、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリルスチレン樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AES樹脂、ASA樹脂、SMA樹脂、ポリアルキルメタクリレート樹脂、ポリメタクリルメタクリレート樹脂、ポリフェニルエーテル樹脂又はポリエステル樹脂等が挙げられる。また、第1樹脂材料には、例えば、着色剤、熱安定剤、酸化防止剤、耐候性改良剤又は難燃剤等の助剤が添加されていてもよい。
第2樹脂成形体20は、枠形状に形成されており、2色成形樹脂ウィンドウ1がルーフ2に取り付けられた状態において、車両の内側に位置している。図3(a)及び(b)に示すように、第2樹脂成形体20は、第1樹脂成形体10の裏面10Bにおける外周縁部10Cに一体化されている。
第2樹脂成形体20は、不透明性又は半透明性を有する第2樹脂材料からなる。本実施例では、強度、剛性及び隠蔽性等を向上させるため、不透明性を有する第2樹脂材料として、ガラス繊維やカーボンブラックが配合されたポリカーボネート樹脂(PC)を採用している。なお、第2樹脂材料としては、不透明樹脂材料又は半透明樹脂材料であれば、公知である各種の熱可塑性樹脂材料の中から適宜選択できる。具体的には、第1樹脂材料として例示した上記の熱可塑性樹脂に、公知である各種の強化繊維、フィラー、着色剤、助剤等を配合して、半透明樹脂材料又は不透明樹脂材料とすることができる。例えば、無機フィラーを配合することにより、剛性、寸法安定性、耐熱性等を向上させることができる。また、カーボンブラックを配合することにより、不透明性や帯電防止性を向上させることができる。さらに、強化繊維を配合することにより、強度、剛性、寸法安定性等を向上させることができる。また、第2樹脂材料として、第1樹脂材料と同様な透明性を有する樹脂材料を選択することもできる。その場合、第2樹脂成形体の表面又は裏面に不透明性又は半透明性を有するフィルムを貼り付けたり、第1樹脂成形体と第2樹脂成形体との間に同様のフィルムを挟み込むことによって、第2樹脂成形体に不透明性又は半透明性を付加させる。
第2樹脂成形体20は、第1樹脂成形体10に一体化されて第1樹脂成形体10を補助する。このため、2色成形樹脂ウィンドウ1は、第1樹脂成形体10の機能の他、第2樹脂成形体20の機能も併せ持つ。具体的には、第1樹脂成形体10と比較して強度及び剛性が高い第2樹脂成形体10は、第1樹脂成形体10を補強するので、2色成形樹脂ウィンドウ1は強度及び剛性が向上している。
図1〜図3に示すように、第1樹脂成形体10のみの領域が透明領域E1である。第1樹脂成形体10が透明性を有することにより、第1樹脂成形体10の表面10A側又は裏面10B側から、透明領域E1を介して、その先を見通すことができる。
第1樹脂成形体10と第2樹脂成形体20とが重なる領域が接合領域E2である。第2樹脂成形体20が不透明性を有することにより、第1樹脂成形体10の表面10A側又は裏面10B側から、接合領域E2を介して、その先を見通せなくなっている。図1では、枠状の接合領域E2に網かけを付している。図2では、第2樹脂成形体20に一体成形された接続部25A、25Bを説明するため、接合領域E2に網かけを部分的に付している。透明領域E1と接合領域E2との境界Gは、略四角形を描くように延在している。
図3(a)及び(b)に示すように、第2樹脂成形体20の内周縁部20Dは、境界Gに向かって先細っている。これにより、境界G近傍における2色成形樹脂ウィンドウ1の肉厚変化を緩和している。第2樹脂成形体20の裏面20Bの外周縁は、全周に亘って接着剤23が塗布されて、枠形状の天井フレーム2Aに接着されている。このように、第1樹脂成形体10と比較して強度及び剛性が高い第2樹脂成形体20と、天井フレーム2Aとを接着することにより、2色成形樹脂ウィンドウ1をルーフ2に確実に取り付けることができる。なお、第2樹脂成形体20と天井フレーム2Aとを止めネジ等により締結してもよい。また、図示は省略するが、第1樹脂成形体10の外周縁と天井フレーム2Aとの間には、ウィンドウモールが装着される。
図2及び図3(b)に示すように、第2樹脂成形体20の裏面20Bには、下方に向けてリブ状又はボス状に突出する複数の接続部25A、25Bが一体成形されている。図2に示すように、接続部25A、25Bは、第2樹脂成形体20の左辺、右辺及び後辺に沿って、略「コ」字状に配設されている。一方、サンシェード3は、第2樹脂成形体20の左辺、右辺及び後辺に沿う略「コ」字状のガイドフレーム3Aと、ガイドフレーム3Aに案内されて前後にスライドするシェード本体3Bとにより構成されている。図3(b)に示すように、複数の接続部25A、25Bに対して、下からガイドフレーム3Aを当接させて、ファスナー3Cにより双方を締結することにより、第2樹脂成形体20の裏面20Bに、ガイドフレーム3Aを確実に固定できる。
図2では、シェード本体3Bが後方にスライドして折り畳まれている。図示は省略するが、シェード本体3Bが前方にスライドすることにより略平面状に展開して透明領域E1を車室内から遮蔽できる。
図3(a)及び(b)に示すように、接着剤23、接続部25A、25B及びガイドフレーム3Aは、不透明性を有する第2樹脂成形体20の裏面20B、すなわち、接合領域E2の下方に位置している。これにより、第1樹脂成形体10の表面10A側から、接着剤23、接続部25A、25B及びガイドフレーム3Aが見えなくなっており、好適に隠蔽されている。なお、図示は省略するが、車室内には、透明領域E1と対向する部位が略矩形状に切り欠かれた天井トリムが装着される。
図3(c)に拡大して示すように、第1樹脂成形体10の表面10Aには、段差部51が形成されている。段差部51は、接合領域E2上で、透明領域E1と接合領域E2との境界Gに沿って略四角形を描くように延在している。
第1樹脂成形体10の表面10Aは、透明領域E1側が高く、接合領域E2側が低くされている。そして、段差部51は、透明領域E1側から接合領域E2側に向かって下るように傾斜している。これにより、2色成形樹脂ウィンドウ1がルーフ2に取り付けられた状態において、透明領域E1及び段差部51に雨等の水滴が溜まり難くなっている。このため、2色成形樹脂ウィンドウ1の視界が水滴により阻害され難くなるとともに、2色成形樹脂ウィンドウ1の表面に水あか等が発生することを抑制できる。段差部51は、境界Gに沿う意匠ラインとして目立ち易いように、幅や傾斜角度が設定されている。
次に、2色成形樹脂ウィンドウ1の製造方法について説明する。この製造方法は、以下に説明する第1射出成形工程と、第2射出成形工程とを備えている。
図4(a)に示すように、第1射出成形工程では、まず、第1キャビティC1を区画する。第1キャビティC1は、固定型90と第1可動型91とが組み合わされてなる。固定型90の成形面90Aは、第1樹脂成形体10の表面10Aを反転した形状とされている。成形面90Aには、段差部51を反転させた反転段差部90Bも形成されている。一方、第1可動型91の成形面91Aは、第1樹脂成形体10の裏面10Bを反転した形状とされている。
そして、図4(b)に示すように、上述した第1樹脂材料を第1キャビティC1に射出することにより、表面10Aに段差部51が形成されたパネル形状の第1樹脂成形体10が成形される。図示は省略するが、第1キャビティC1の射出ゲートは、一般的に、第1樹脂成形体10の外周縁に設けられる。
図5(a)に示すように、第2射出成形工程では、まず、第2キャビティC2を区画する。第2キャビティC2は、固定型90と第2可動型92とが組み合わされてなる。つまり、第1射出成形工程後、固定型90の成形面90Aに第1樹脂成形体10を保持させたままで、第1可動型91を第1樹脂成形体10の裏面10Bから離型させる。そして、第2可動型92と固定型90とを組み合わせることにより第2キャビティC2が区画される。なお、固定型90と、第1可動型91及び第2可動型92とは、実際には上下が逆とされる。
第2可動型92の成形面92Aは、接合領域E2に対応する領域F2では、第2樹脂成形体20の裏面20Bを反転させた形状とされ、透明領域E1に対応する領域F1では、第1樹脂成形体10の裏面10Bを反転させた形状とされている。
そして、図5(b)に示すように、上述した第2樹脂材料を第2キャビティC2に射出することにより、第1樹脂成形体10の裏面10Bにおける外周縁部10Cに枠形状をなして一体化される第2樹脂成形体20が成形される。この際、第2キャビティC2内の第2樹脂成形材料が固化するまで、射出成形機による射出圧力を高めて、第2樹脂成形材料を保圧する。
図示は省略するが、第2キャビティC2の射出ゲートは、成形面92Aにおける領域F2に設けられている。このため、図3(a)に示すように、第2樹脂成形体20の裏面20Bには、射出ゲートに対応する射出部20Cが形成される。
そして、第2キャビティC2内の第2樹脂成形材料が固化した後、固定型90と第2可動型92とから、2色成形樹脂ウィンドウ1を離型させることにより、2色成形樹脂ウィンドウ1が完成する。なお、製品段階では、射出部20Cは除去される。
ここで、仮に、第2射出成形工程において保圧しなければ、図3(a)及び(b)に示すように、射出部20C及び接続部25A、25B等の肉厚変化に起因して、例えば、第2樹脂成形体20の矢印P2、P3、P4で示す部位に局所的なヒケが発生するおそれがある。そして、仮に、そのように局所的なヒケが発生した場合、第2樹脂成形体20と一体化される第1樹脂成形体10の表面10Aにまで、その影響が及ぶことにより、表面10Aの矢印P2、P3、P4で示す部位に局所的な凹みが発生するおそれがある。この局所的な凹みは、表面10Aに映る反射像を見る場合、反射像の歪みとして認識され易くなり、2色成形樹脂ウィンドウ1の外観品位が低下してしまう。
これに対して、本実施例では、第2射出成形工程で保圧することにより、第2樹脂成形体20の矢印P2、P3、P4で示す部位に、局所的なヒケが発生し難くなる。このため、表面10Aの矢印P2、P3、P4で示す部位にも局所的な凹みが発生し難くなる。このため、2色成形樹脂ウィンドウ1がルーフ2に取り付けられた状態で、表面10Aの矢印P2、P3、P4で示す部位の近傍に映る反射像を見る場合、反射像の歪みとして認識され難い。
また、上記製造方法により得られた2色成形樹脂ウィンドウ1では、2色成形の一般的特性により、図3(a)及び(b)に二点鎖線で示すように、第1樹脂成形体10の透明領域E1側が接合領域E2側に対して下方に垂れ下がるように変形する傾向がある。この場合、境界G近傍の矢印P1で示す部位に微小な折れやヒケが発生し易くなる。
また、第2射出成形工程で保圧する間、接合領域E2で保圧による肉厚方向の圧縮力が第1樹脂成形体10に作用する一方、透明領域E1では保圧による肉厚方向の圧縮力が第1樹脂成形体10に作用しない。この保圧する成形条件によって、第1樹脂成形体10の透明領域E1側が接合領域E2側に対して下方に垂れ下がるように変形する傾向が強まる。そうすると、境界G近傍の矢印P1で示す部位に微小な折れやヒケが一層発生し易くなる。
すなわち、第2樹脂成形体20の局所的なヒケに伴う表面10Aの局所的な凹み(矢印P2、P3、P4参照)を抑制する成形条件と、境界G近傍の微小な折れやヒケ(矢印P1参照)の発生を抑制する成形条件とが背反する。
そして、この2色成形樹脂ウィンドウ1は、ルーフ2に取り付けられて、車両の外側に位置する表面10Aは、面積の広い略平滑面とされている。このため、仮に、境界G近傍に発生し得る微小な折れやヒケが目立ってしまうと、表面10A側又は裏面10B側から境界G近傍を見通す場合、又は表面10Aに映る反射像を見る場合、視界の歪み又は反射像の歪みとして認識され易くなり、2色成形樹脂ウィンドウ1の外観品位が低下してしまう。ひいては、ルーフ2全体としての外観品位も低下してしまう。
この点、この2色成形樹脂ウィンドウ1では、第2射出成形工程で保圧することによって境界G近傍の微小な折れやヒケが発生し易くなるとしても、第1射出成形工程において表面10Aに形成された段差部51が接合領域E2上で、境界Gに沿って延在している。このため、段差部51が境界Gに沿う意匠ラインとして目立ち易くなる一方、境界G近傍の微小な折れやヒケが段差部51にまぎれて相対的に目立ち難くなる。このため、表面10A側又は裏面10B側から境界G近傍を見通す場合、又は表面10Aに映る反射像を見る場合、境界G近傍の微小な折れやヒケが段差部51にまぎれて、視界の歪み又は反射像の歪みとして認識され難くなる。
また、この2色成形樹脂ウィンドウ1では、段差部51が接合領域E2上にある。このため、表面10A側から透明領域E1を介してその先を見通す場合、段差部51が視界を狭めたり、歪ませたりすることがない。
したがって、実施例の2色成形樹脂ウィンドウ1によれば、外観品位の低下を抑制できる。また、実施例の製造方法によれば、外観品位の低下を抑制できる2色成形樹脂ウィンドウ1を製造できる。ひいては、車両のルーフ2全体としての外観品位の低下も抑制できる。
(変形例1)
図6に示すように、変形例1の2色成形樹脂ウィンドウは、実施例の第1樹脂成形体10の裏面10Bに裏面側段差部251を追加したものである。変形例1の2色成形樹脂ウィンドウのその他の構成については、実施例の2色成形樹脂ウィンドウ1と同一である。このため、同一構成については同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
第1樹脂成形体10の裏面10Bには、表面10A側の段差部51と対向する裏面側段差部251が形成されている。裏面側段差部251も、段差部51と同様に、接合領域E2上で、境界Gに沿って略四角形を描くように延在している。裏面10Bは、透明領域E1側が高く、接合領域E2側が低くされている。そして、裏面側段差部251は、透明領域E1側から接合領域E2側に向かって下るように傾斜している。
このような構成である変形例1の2色成形樹脂ウィンドウも、実施例の2色成形樹脂ウィンドウと同様に、外観品位の低下を抑制できる。
(変形例2〜4)
図7及〜図9に示すように、変形例2〜4の2色成形樹脂ウィンドウは、実施例の段差部51を段差部52、53、54に変更している。変形例2〜4の2色成形樹脂ウィンドウのその他の構成については、実施例の2色成形樹脂ウィンドウ1と同一である。このため、同一構成については同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
図7に示すように、変形例2の2色成形樹脂ウィンドウにおいて、第1樹脂成形体10の表面10Aには、段差部52が形成されている。段差部52は、接合領域E2上で、透明領域E1と接合領域E2との境界Gに沿って略四角形を描くように延在している。段差部52は、表面10Aから裏面10Bとは反対側に膨らむ凸条形状とされている。
図8に示すように、変形例3の2色成形樹脂ウィンドウにおいて、第1樹脂成形体10の表面10Aには、段差部53が形成されている。段差部53は、接合領域E2上で、透明領域E1と接合領域E2との境界Gに沿って略四角形を描くように延在している。段差部53は、表面10Aから裏面10B側に凹む凹条形状とされている。
図9に示すように、変形例4の2色成形樹脂ウィンドウにおいて、第1樹脂成形体10の表面10Aには、段差部54が形成されている。段差部54は、接合領域E2上で、透明領域E1と接合領域E2との境界Gに沿って略四角形を描くように延在している。段差部54は、透明領域E1側から接合領域E2側に向かって上るように傾斜している。
このような構成である変形例2〜4の2色成形樹脂ウィンドウも、実施例の2色成形樹脂ウィンドウと同様に、段差部52、53、54によって外観品位の低下を抑制できる。
以上において、本発明を実施例及び変形例1〜4に即して説明したが、本発明は上記実施例及び変形例1〜4に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、図10に示すように、第2樹脂成形体20を第1樹脂成形体10の裏面10Bにおける外周縁部10Cのみではなく、第1樹脂成形体10の中央をさらに補強する補強部4が設けられる形状としてもよい。その場合、接合領域E2上で、透明領域E1と接合領域E2との全ての境界Gに沿って段差部51が形成される。
本発明は自動車等の車両や、住宅等に利用可能である。
1…2色成形樹脂ウィンドウ
2…車両のルーフ
10…第1樹脂成形体
20…第2樹脂成形体
10A…第1樹脂成形体の表面
10B…第1樹脂成形体の裏面
10C…第1樹脂成形体の裏面における外周縁部
E1…透明領域
E2…接合領域
G…透明領域と接合領域との境界
51、52、53、54…段差部
C1…第1キャビティ
C2…第2キャビティ

Claims (6)

  1. 射出成形によりパネル形状に形成され、透明性を有する第1樹脂成形体と、
    射出成形により前記第1樹脂成形体の裏面に一体化され、不透明性又は半透明性を有しつつ前記第1樹脂成形体を補助する第2樹脂成形体とを備え、
    前記第1樹脂成形体の表面には、前記第1樹脂成形体と前記第2樹脂成形体とが重なる領域である接合領域上で、前記第1樹脂成形体のみの領域である透明領域と前記接合領域との境界に沿って延在する段差部が形成されていることを特徴とする2色成形樹脂ウィンドウ。
  2. 前記第2樹脂成形体は、前記第1樹脂成形体の前記裏面における外周縁部に、枠形状をなして一体化されている請求項1記載の2色成形樹脂ウィンドウ。
  3. 車両のルーフに取り付けられて、前記第1樹脂成形体が前記車両の外側に位置し、前記第2樹脂成形体が前記車両の内側に位置する請求項2記載の2色成形樹脂ウィンドウ。
  4. 前記第1樹脂成形体の前記表面は、前記透明領域側が高く、前記接合領域側が低くされ、
    前記段差部は、前記透明領域側から前記接合領域側に向かって下るように傾斜している請求項3記載の2色成形樹脂ウィンドウ。
  5. 第1キャビティに第1樹脂材料を射出することにより、パネル形状に形成され、透明性を有する第1樹脂成形体を成形する第1射出成形工程と、
    第2キャビティに前記第1樹脂成形体を保持しつつ第2樹脂材料を射出することにより、前記第1樹脂成形体の裏面に一体化され、不透明性又は半透明性を有しつつ前記第1樹脂成形体を補助する第2樹脂成形体を成形する第2射出成形工程とを備え、
    前記第1射出成形工程では、前記第1樹脂成形体の表面に、前記第1樹脂成形体と前記第2樹脂成形体とが重なる領域である接合領域上で、前記第1樹脂成形体のみの領域である透明領域と前記接合領域との境界に沿って延在する段差部を形成することを特徴とする2色成形樹脂ウィンドウの製造方法。
  6. 前記第2射出成形工程では、前記第2樹脂成形材料が固化するまで前記第2樹脂成形材料を保圧する請求項5記載の2色成形樹脂ウィンドウの製造方法。
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