JP2012086708A - 車両用分割固定窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割固定窓をドア窓部に固定する際の組み付け工数を減じて、コスト低減を図る。
【解決手段】クォータウインドウ(分割固定窓)20は、後部ドア10のドア窓部DWを区切るようにしてドア窓部DWの後方部分に設けられていて、固定ウインドウパネル21と、窓フレーム22と、ディビジョンバー23を備えている。このクォータウインドウ20は、窓フレーム22とディビジョンバー23が、固定ウインドウパネル21の周囲に一体的に設けられることで、一体化されている。また、クォータウインドウ20は、ディビジョンバー23の固定ウインドウパネル21より下方に延びる部位に設けられてドア本体11の上部に設けた支持部(支持孔11b1)に対して上方から挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結部(連結ピン25)と、窓フレーム22とドアフレーム12を固定する固定手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用分割固定窓に関し、例えば、車両の後部ドア窓部を区切って設けられるクォータウインドウ(分割固定窓)に関する。
この種の分割固定窓は、例えば、下記特許文献1に示されている。下記特許文献1に記載されている分割固定窓においては、車両用ドアのドア本体とドアフレーム(下記特許文献1では、ドア本体とドアフレームを合わせて、ドアフレームと記載されている)に取り付けられる窓フレームと、上下方向に延在してガラスランが組付けられるディビジョンバーとが、前記ドア本体と前記ドアフレームによって形成されるドア窓部に配置される固定ウインドウパネルの周囲に一体的に設けられることで、分割固定窓が一体化されている。
特開2009−23495号公報
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記した特許文献1に記載されている車両用分割固定窓では、ディビジョンバーの上端(ドアフレームの上部に組付けられる固定部)にねじ孔が設けられるとともに、固定ウインドウパネルより下方に延びるディビジョンバーの車内側の側壁に設けた固定部に固定孔が設けられていて、ドアフレームに取付けられてねじ孔に螺合されるねじと、固定孔を通してドア本体に螺合されるねじによって、当該分割固定窓がドア窓部に固定されるように構成されている。このため、分割固定窓をドア窓部に固定する際に、複数個のねじの締め付け作業が必要であり、組み付け工数が多い。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、車両用ドアのドア本体とドアフレームに取り付けられる窓フレームと、上下方向に延在してガラスランが組付けられるディビジョンバーとが、前記ドア本体と前記ドアフレームによって形成されるドア窓部に配置される固定ウインドウパネルの周囲に一体的に設けられることで、一体化されている車両用分割固定窓であって、前記ディビジョンバー、前記固定ウインドウパネルおよび前記窓フレームの何れか一つに設けられて前記ドア本体の上部に設けた支持部に対して嵌合または挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結部と、前記窓フレームと前記ドアフレームを固定する固定手段とを備えている車両用分割固定窓に特徴がある。
また、本発明は、車両用ドアのドア本体とドアフレームに取り付けられる窓フレームと、上下方向に延在してガラスランが組付けられるディビジョンバーとが、前記ドア本体と前記ドアフレームによって形成されるドア窓部に配置される固定ウインドウパネルの周囲に一体的に設けられることで、一体化されている車両用分割固定窓であって、前記ディビジョンバーの前記固定ウインドウパネルより下方に延びる部位に設けられて前記ドア本体の上部に設けた支持部(例えば、上方が開口した支持孔または支持ピン)に対して上方から挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結部(例えば、連結ピンまたは下方が開口した連結孔)と、前記窓フレームと前記ドアフレームを固定する固定手段とを備えている車両用分割固定窓に特徴がある。
上記した本発明の実施に際して、前記固定手段が、前記ドアフレームに設けた挿通孔に挿通されて組付けられ前記ディビジョンバーまたは前記窓フレームに設けた取付穴に対して嵌合固定されるクリップであること、この場合において、前記窓フレームには前記ドアフレームに嵌合固定される仮止め部が設けられていることも可能である。また、前記固定ウインドウパネルと前記ディビジョンバーが硬質樹脂にて一体的に成形されていて、これらに対して前記窓フレームが軟質樹脂にてモールド成形されていることも可能である。
(発明の作用効果)
本発明による車両用分割固定窓では、前記連結部をドア本体の上部に設けた支持部に対して前後方向に沿って回転可能に連結し、その後に、当該分割固定窓を回転して固定手段にて窓フレームとドアフレームを固定することで、当該分割固定窓がドア窓部に固定される。このため、分割固定窓をドア窓部に固定する際に、複数個のねじの締め付け作業が不要である。
ところで、前記連結部とドア本体に設けた支持部とを連結する作業は、前記連結部をドア本体に設けた支持部に対して嵌合または挿通することで可能であるため、ねじの締め付け作業に比して、組み付け工数を減じることが可能である。このため、当該分割固定窓を回転して固定手段にて窓フレームとドアフレームを固定する作業が、仮にねじの締め付け作業と同程度であったとしても、分割固定窓をドア窓部に固定する際の組み付け工数を減じて、コスト低減を図ることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記固定手段が、前記ドアフレームに設けた挿通孔に挿通されて組付けられ前記ディビジョンバーまたは前記窓フレームに設けた取付穴に対して嵌合固定されるクリップ(例えば、ドアフレームの挿通孔に挿通されてディビジョンバーまたは窓フレームの取付穴に嵌合されることで抜け止め固定されるピン)である場合には、窓フレームとドアフレームを固定する際の組み付け工数を、ねじを用いて窓フレームとドアフレームを固定する場合の組み付け工数に比して、減じることができて、コスト低減を図ることが可能である。この場合において、前記窓フレームには前記ドアフレームに嵌合固定される仮止め部が設けられている場合には、当該分割固定窓を回転して窓フレームとドアフレームを固定する際に、前記仮止め部にて前記窓フレームを前記ドアフレームに嵌合固定して仮止めした状態にてクリップを組付けることが可能であり、クリップの組付け作業を容易とすることが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記固定ウインドウパネルと前記ディビジョンバーが硬質樹脂にて一体的に成形されていて、これらに対して前記窓フレームが前記硬質樹脂より軟らかい軟質樹脂にてモールド成形されている場合には、前記固定ウインドウパネル(樹脂パネル)の傷つき防止等の為に施さなければならないハードコートコーティングによる表面処理において、液状のハードコートコーティングに比して安価なフィルム転写成形等でのハードコートコーティングが可能であり、低コスト化が可能である。
本発明による車両用分割固定窓の一実施形態(車両の後部ドア窓部を区切って設けられるクォータウインドウに本発明を実施した実施形態)を示した図であり、当該分割固定窓を後部ドアのドア窓部に固定した状態の図である。 図1に示した分割固定窓の拡大斜視図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 図2のC−C線に沿った断面図である。 図2のD−D線に沿った断面図である。 図2のE−E線に沿った断面図である。 図2のG−G線に沿った断面図である。 図2に示した分割固定窓を後部ドアのドア窓部に組付ける直前の状態を示した図である。 図2に示した分割固定窓の連結ピンをドア本体の支持孔に組付けた状態を示した図である。 図2に示した分割固定窓の窓フレームをドアフレームに嵌合固定した状態(仮止めした状態)を示した図である。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明による車両用分割固定窓を車両のクォータウインドウに実施した実施形態を示していて、この実施形態では、クォータウインドウ(分割固定窓)20が後部ドア10のドア窓部DWを区切るようにしてドア窓部DWの後方部分に設けられている。後部ドア10のドア窓部DWは、後部ドア10のドア本体11とドアフレーム12によって形成されている。
ドア本体11は、外板11aと内板11bを備えていて、これらの間に、昇降可能な可動ウインドウパネル(図示省略)が組付けられるとともに、クォータウインドウ20の下端部が組付けられるように構成されている。ドアフレーム12は、ドア本体11の後端上部から上方に延びるフレーム後部12aと、このフレーム後部12aの上端から連続して前方に延びるフレーム上部12bと、このフレーム上部12bの前端から連続して下方に延びてドア本体11の前端上部に至るフレーム前部(図示省略)を備えている。
このドアフレーム12は、フレーム後部12aを例として、図6〜図8に示したように、ガラスラン保持部12cを備えている。ガラスラン保持部12cは、ドアフレーム12においてクォータウインドウ20の窓フレーム22が組付けられる部位以外の部位に組付けられるガラスラン(図示省略)を保持する部位であり、第1凹部12c1と第2凹部12c2を有するとともに、第1凸部12c3と第2凸部12c4を有している。
クォータウインドウ20は、図1に示したように、後部ドア10に固定されていて、図2にて拡大して示したように、固定ウインドウパネル21と、窓フレーム22と、ディビジョンバー23を備えている。このクォータウインドウ20は、図2〜図8に示したように、窓フレーム22とディビジョンバー23が、固定ウインドウパネル21の周囲に一体的に設けられることで、一体化されている。
固定ウインドウパネル21は、略三角形状に形成されていて、図1に示したように、ドア本体11とドアフレーム12によって形成されるドア窓部DWの後方部位に移動不能に配置されている。窓フレーム22は、固定ウインドウパネル21の下部と後部に沿って配置される形状(略L字形状)に形成されていて、ドア本体11とドアフレーム12に取り付けられている。また、窓フレーム22には、図6〜図8に示したように、シール部22aが連続的に設けられている。
ディビジョンバー23は、固定ウインドウパネル21の前部に沿って上下方向に延在する形状(略I字形状)に形成されていて、図3および図4に示したように、断面形状が車両前方に向けて開口したコ字状であり、内部にはガラスラン24が組付けられている。また、ディビジョンバー23には、図3、図4および図8に示したように、ガラスラン保持突起23a、23bが設けられている。なお、図3および図4では、ガラスラン24が自由状態で示され、図6〜図8では、窓フレーム22が自由状態で示されている。
ところで、この実施形態においては、図2および図4に示したように、クォータウインドウ20におけるディビジョンバー23の固定ウインドウパネル21より下方に延びる部位に連結ピン25が設けられている。連結ピン25は、後部ドア10におけるドア本体11の内板11b上部に設けた上方が開口した支持孔11b1に対して上方から挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結部であり、ディビジョンバー23の下端部内壁から内方に向けて突設されている。なお、連結ピン25は、その頭部が半月形状に形成されていて、円形形状に形成される場合に比して、成形性の向上(ディビジョンバー23に対してモールド成形する際の成形型の可動部を少なくすること)が図られている。
また、クォータウインドウ20の窓フレーム22と後部ドア10のドアフレーム12を連結固定する固定手段としてのクリップ26が設けられている。クリップ26は、図8に示したように、頭部26aと脚部26bを有している。頭部26aは、ドアフレーム12に設けた挿通孔12a1に組付けられるように円錐台形状に形成されている。脚部26bは、窓フレーム22に設けた取付穴22bに対して嵌合固定されるものであり、中間部には複数個の戻り26b1が設けられていて、窓フレーム22の取付穴22bに嵌合されることで抜け止め固定されている。
また、この実施形態においては、クォータウインドウ20の窓フレーム22に、図2、図7および図8に示したように、後部ドア10のドアフレーム12におけるフレーム後部12aのガラスラン保持部12cに嵌合固定される3個の仮止め部22cが設けられている。各仮止め部22cは、窓フレーム22をドアフレーム12に対して嵌合した際に、ドアフレーム12のガラスラン保持部12cに嵌合固定されて仮止めした状態を保持するためのものであり、クリップ26をドアフレーム12の挿通孔12a1と窓フレーム22の取付穴22bに挿通嵌合して組付ける際に有効に機能する。
また、各仮止め部22cは、図7にて詳細に示したように、第1凸部12c3に当接する第1当接部22c1と、第2凸部12c4に当接する第2当接部22c2を有するとともに、第1凹部12c1に支持される第1リップ部22c3と、第2凹部12c2に支持される第2リップ部22c4を有している。このため、各仮止め部22cでは、ドアフレーム12のガラスラン保持部12cの形状を利用して仮止めされている。また、各仮止め部22cでは、第1当接部22c1が第1凸部12c3に圧接し、第2当接部22c2が第2凸部12c4に圧接することで、クォータウインドウ20の車幅方向でのガタツキが防止されている。
また、この実施形態においては、図3にて示したように、固定ウインドウパネル21とディビジョンバー23が透過性を有する硬質樹脂(例えば、ポリカーボネート)にて一体的に成形されていて、これらに対して窓フレーム22と連結ピン25が前記硬質樹脂より軟らかい軟質樹脂(例えば、オレフィン系エラストマー(TPO)又は熱可塑性エラストマー(TPE))にてモールド成形されている。なお、窓フレーム22と連結ピン25が固定ウインドウパネル21とディビジョンバー23に対してモールド成形される前に、固定ウインドウパネル21(樹脂パネル)の傷つき防止および紫外線による変色・劣化の防止の為のフィルム転写形成等でのハードコートコーティング(表面処理)が施されている。
上記のように構成したこの実施形態においては、図9および図10に示したように、クォータウインドウ20の連結ピン25を後部ドア10におけるドア本体11の内板11b上部に設けた支持孔11b1に対して上方から挿通して前後方向に沿って回転可能に連結し、その後に、図10および図11に示したように、連結ピン25と支持孔11b1の係合部を回転中心としてクォータウインドウ20を後方に回転してクリップ26にて窓フレーム22とドアフレーム12を固定することで、図1に示したように、クォータウインドウ20がドア窓部DWに固定される。このため、クォータウインドウ20をドア窓部DWに固定する際に、複数個のねじの締め付け作業が不要である。なお、図1に示したように、クォータウインドウ20がドア窓部DWに固定された状態では、窓フレーム22がドアフレーム12に液密的に嵌合してシール性が確保されるものの、窓フレーム22と後部ドア10におけるドア本体11の外板11a間には隙間が形成されるため、この部分を液密的にシールするためにシール部材が後で組付けられる。
ところで、上記した連結ピン25と支持孔11b1とを連結する作業は、連結ピン25を支持孔11b1に対して上方から挿通することで可能であるため、ねじの締め付け作業に比して、組み付け工数を減じることが可能である。このため、クォータウインドウ20を回転してクリップ26にて窓フレーム22とドアフレーム12を固定する作業が、仮にねじの締め付け作業と同程度であったとしても、クォータウインドウ20をドア窓部DWに固定する際の組み付け工数を減じて、コスト低減を図ることが可能である。
また、この実施形態では、クォータウインドウ20の窓フレーム22と後部ドア10のドアフレーム12を連結固定する固定手段としてクリップ26が設けられている。このクリップ26は、ドアフレーム12に設けた挿通孔12a1に挿通されて組付けられ窓フレーム22に設けた取付穴22bに対して嵌合固定されるものである。このため、窓フレーム22とドアフレーム12を固定する際の組み付け工数を、ねじを用いて窓フレームとドアフレームを固定する場合の組み付け工数に比して、減じることができて、コスト低減を図ることが可能である。
また、この実施形態では、窓フレーム22に、ドアフレーム12に対して嵌合固定される仮止め部22cが設けられている。このため、クォータウインドウ20を図10の矢印で示した方向に回転して図11に示したようにし、窓フレーム22とドアフレーム12を固定する際に、仮止め部22cにて窓フレーム22をドアフレーム12に嵌合固定して仮止めした状態にてクリップ26を組付けることが可能であり、クリップ26の組付け作業を容易とすることが可能である。
また、この実施形態では、クォータウインドウ20の固定ウインドウパネル21とディビジョンバー23が硬質樹脂にて一体的に成形されていて、これらに対して窓フレーム22と連結ピン25が前記硬質樹脂より軟らかい軟質樹脂にてモールド成形されている。このため、固定ウインドウパネル21の傷つき防止の為に施さなければならないハードコートコーティングによる表面処理において、液状のハードコートコーティングに比して安価なフィルムでのハードコートコーティングが可能であり、低コスト化が可能である。
上記実施形態においては、後部ドア10におけるドア本体11の上部に設けられる支持部を上方が開口した支持孔11b1とし、クォータウインドウ(分割固定窓)20に設けられる連結部を支持孔11b1に対して上方から挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結ピン25として実施したが、後部ドアにおけるドア本体の上部に設けられる支持部を支持ピンとし、分割固定窓に設けられる連結部を支持ピンに対して上方から挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結孔(下方が開口した連結孔)として実施することも可能である。なお、上記した支持孔11b1や連結孔に代えて、支持凹部や連結凹部を採用し、これらと連結ピン25や支持ピンが上下方向または車幅方向にて嵌合し前後方向に沿って回転可能に連結されるように構成して実施することも可能である。
また、上記実施形態においては、ディビジョンバー23の固定ウインドウパネル21より下方に延びる部位に連結ピン25(連結部)を設けて実施したが、この連結部(連結ピン25)は固定ウインドウパネル(21)または窓フレーム(22)に設けて実施することも可能である。その際に、連結部(連結ピン25)は、固定ウインドウパネル(21)または窓フレーム(22)の下方に延びる部位(クォータウインドウ20が図1に示したように組付けられた状態で、ドア本体11内に収容される部位)に設けることが望ましい。
また、上記実施形態においては、窓フレーム22とドアフレーム12を固定する固定手段としてクリップ26を用いるとともに、窓フレーム22に仮止め部22cを設けて実施したが、例えば、上記実施形態の仮止め部22cに相当する部位にて窓フレーム(22)とドアフレーム(12)が嵌合によって抜け止め固定されるように構成し、クリップ26を無くして実施すること(例えば、窓フレーム(22)自体に固定手段を設けて実施すること)も可能である。なお、上記した仮止め部22cの形状は適宜変更可能であり、例えば、第1当接部22c1と第2当接部22c2の圧接構造だけであってもよく、第2リップ部22c4のみであってもよい。
また、上記実施形態においては、クリップ26(固定具)がドアフレーム12の挿通孔12a1を通して窓フレーム22に設けた取付穴22bに対して嵌合固定されるように構成して実施したが、固定具(クリップ26)がドアフレーム(12)の挿通孔(12a1)を通してディビジョンバーの上端部に設けた取付穴に対して嵌合固定されるように構成して実施することも可能である。
また、上記実施形態においては、後部ドア10のドア窓部DWを区切るようにしてドア窓部DWの後方部分に設けられるクォータウインドウ(分割固定窓)20に本発明を実施したが、本発明は前部ドアのドア窓部を区切るようにしてドア窓部の前方部分に設けられる分割固定窓にも同様に実施することが可能である。
10…後部ドア、11…ドア本体、11a…外板、11b…内板、11b1…支持孔(支持部)、12…ドアフレーム、12a1…挿通孔、20…クォータウインドウ(分割固定窓)、21…固定ウインドウパネル、22…窓フレーム、22a…シール部、22b…取付穴、22c…仮止め部、23…ディビジョンバー、24…ガラスラン、25…連結ピン(連結部)、26…クリップ、DW…ドア窓部

Claims (5)

  1. 車両用ドアのドア本体とドアフレームに取り付けられる窓フレームと、上下方向に延在してガラスランが組付けられるディビジョンバーとが、前記ドア本体と前記ドアフレームによって形成されるドア窓部に配置される固定ウインドウパネルの周囲に一体的に設けられることで、一体化されている車両用分割固定窓であって、
    前記ディビジョンバー、前記固定ウインドウパネルおよび前記窓フレームの何れか一つに設けられて前記ドア本体の上部に設けた支持部に対して嵌合または挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結部と、前記窓フレームと前記ドアフレームを固定する固定手段とを備えている車両用分割固定窓。
  2. 車両用ドアのドア本体とドアフレームに取り付けられる窓フレームと、上下方向に延在してガラスランが組付けられるディビジョンバーとが、前記ドア本体と前記ドアフレームによって形成されるドア窓部に配置される固定ウインドウパネルの周囲に一体的に設けられることで、一体化されている車両用分割固定窓であって、
    前記ディビジョンバーの前記固定ウインドウパネルより下方に延びる部位に設けられて前記ドア本体の上部に設けた支持部に対して上方から挿通されて前後方向に沿って回転可能に連結される連結部と、前記窓フレームと前記ドアフレームを固定する固定手段とを備えている車両用分割固定窓。
  3. 請求項1または2に記載の車両用分割固定窓において、
    前記固定手段が、前記ドアフレームに設けた挿通孔に挿通されて組付けられ前記ディビジョンバーまたは前記窓フレームに設けた取付穴に対して嵌合固定されるクリップである車両用分割固定窓。
  4. 請求項3に記載の車両用分割固定窓において、
    前記窓フレームには前記ドアフレームに嵌合固定される仮止め部が設けられている車両用分割固定窓。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用分割固定窓において、
    前記固定ウインドウパネルと前記ディビジョンバーが硬質樹脂にて一体的に成形されていて、これらに対して前記窓フレームが前記硬質樹脂より軟らかい軟質樹脂にてモールド成形されている車両用分割固定窓。
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