JP2012045962A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の向上を図ることが可能な、また、地面からの距離を稼ぐような低背化を図ることが可能な、また、パイプ種類の増加を抑えるとともにパイプ内でのバタツキ防止を図ることが可能な、また、放熱効果を高めることが可能なワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス21は、高圧電線25と、この高圧電線25を収容するパイプ部材26とを備えて構成されている。パイプ部材26には、このパイプ外面29を内方へ潰してなる潰し部30が複数箇所設けられている。潰し部30は、クランプ27を取り付ける部分として形成されている。潰し部30は、L字形状ブラケット24の位置に合わせて配置形成されている。潰し部30は、パイプ内面28側に高圧電線25の接触支持箇所となる凸部31を生じさせる部分として形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、導電路を収容するパイプ部材を備えてなるワイヤハーネスに関する。
下記特許文献1に開示されたワイヤハーネスは、三本の高圧電線と、この三本の高圧電線を収容して保護する金属保護パイプとを備えて構成されている。高圧電線は、自動車の前側に搭載されるインバータと、自動車の中間又は後側に搭載されるバッテリーとを電気的に接続するものとして備えられている。
ワイヤハーネスは、パネル部材(車体フレーム)の外側となる車体床下を通って配索されている。このような床下に配索されるワイヤハーネスは、金属保護パイプにより石跳ねや水跳ねから高圧電線を保護することができるようになっている。金属保護パイプは、金属製であって剛性を有している。
特開2006−312409号公報
ところで、金属保護パイプを構成に含むワイヤハーネスにあっては、次のような幾つかの問題点を有している。
一つ目の問題点としては、クランプ(固定部材)を用いて金属保護パイプをパネル部材に固定する場合の問題点であり、具体的には、クランプの構成が環状のパイプ取付部と、この環状のパイプ取付部に一体化する係止固定部とを有するものであるとすると、クランプは予め環状のパイプ取付部を金属保護パイプに取り付けしておく必要がある。また、金属保護パイプの固定直前においては、クランプ位置と固定位置とにズレが生じていた場合に、環状のパイプ取付部を固定位置に合わせてスライド移動させる必要がある。従って、位置ズレが大きな場合にスライド移動量も大きくなることから、また、位置ズレ解消をしない限りクランプの係止固定部によるパネル部材への係止固定が行えないことから、従来のワイヤハーネスにあっては金属保護パイプの固定作業が煩雑になってしまうという問題点を有している。
また、二つ目の問題点としては、上記同様にクランプを用いる場合の問題点であり、具体的には、環状のパイプ取付部及び係止固定部はこの厚みや突出高さがあることから、これらの寸法分だけ金属保護パイプが地面に近づいてしまうという問題点を有している。従って、石跳ねや縁石ブロック等の影響を受け易い状態で配索されてしまうという問題点を有している。
また、三つ目の問題点としては、高圧電線の本数や種類が複数ある場合の問題点であり、具体的には、高圧電線の本数や種類に合わせて一対一に金属保護パイプを新設すると部品管理が煩雑になってしまうという問題点を有している。この対策として、金属保護パイプの種類をある程度統一する必要があると考えられるが、統一した場合に金属保護パイプ内における高圧電線の占有率が低くなってしまうケースがあり、走行中の振動等によっては高圧電線のバタツキが生じて電線被覆の損傷等につながってしまうという問題点を有している。
高圧電線を金属保護パイプへ挿通する際の作業をし易くするためとして、金属保護パイプのパイプ内径を電線外径よりも大きくし、寸法的に余裕を持たせるようにすることが一般的であるが、余裕を持たせすぎると上記同様のバタツキ発生につながってしまうという問題点を有している。
また、四つ目の問題点としては、上記の金属保護パイプ内における高圧電線の占有率が低くなる場合の問題点であり、具体的には、占有率が低くなるとパイプ内面との接触箇所が少なくなり、また、接触しない箇所においてはパイプ内面からの距離が大きくなることから、高圧電線に生じる熱を金属保護パイプに有効に伝えることができず、結果、放熱効果を高めることが困難になってしまうという問題点を有している。
尚、放熱効果を高められれば高圧電線のグレードを下げることができ、コスト低減に寄与することが可能になると考えられる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、作業性の向上を図ることが可能なワイヤハーネス、また、地面からの距離を稼ぐような低背化を図ることが可能なワイヤハーネス、また、パイプ種類の増加を抑えるとともにパイプ内でのバタツキ防止を図ることが可能なワイヤハーネス、また、放熱効果を高めることが可能なワイヤハーネスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のワイヤハーネスは、導電路と、該導電路を収容するパイプ部材とを備え、該パイプ部材には外面を内方へ潰してなる潰し部を複数箇所設けることを特徴とする。
請求項2記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、前記潰し部を前記パイプ部材の固定対象部材に対する固定位置に合わせて設けることを特徴とする。
請求項3記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、前記潰し部を前記パイプ部材の固定方向に沿う一方・他方の両方向からの潰し、又は一方方向からの潰しにより形成することを特徴とする。
請求項1に記載された本発明によれば、パイプ部材に潰し部を複数箇所設けることにより、パイプ内面側に導電路の接触支持箇所となる凸部を生じさせることができる。これにより、パイプ種類の増加を抑えたとしても、パイプ内での導電路のバタツキを防止することができるという効果を奏する。バタツキ防止をすることができれば、導電路の損傷等を防止することができるという効果も奏する。また、本発明によれば、上記凸部を生じさせることにより、導電路の接触箇所を増やすことや導電路との隙間を狭めることができる。これにより、放熱効果を高めることができるという効果を奏する。放熱効果を高めることができれば、導電路のグレードを下げてコスト低減に寄与することができるという効果も奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、パイプ部材の固定対象部材に対する固定位置に合わせて潰し部を設けることにより、クランプ等の固定部材の位置決めを容易にすることができる。これにより、パイプ部材の固定に係る作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、パイプ部材を自動車におけるパネル部材(車体フレーム)の床下側に固定する場合、クランプ等の固定部材を用いたとしても、潰し部の凹み分だけ地面からの距離を稼ぐことができる。これにより、ワイヤハーネスの配索において、低背化を図ることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、潰し部の形成に関し、より良い形成を提供することができるという効果を奏する。本発明において、パイプ部材の固定方向に沿う一方・他方の両方向からの潰しにより形成する潰し部は、この潰し量を両方向同じに設定して形成できるのは勿論のこと、例えば一方方向の潰し量を小さく設定して他方方向と非対称の潰し部にも形成できる。この他、一方方向からの潰しにより形成する潰し部は、導電路を他方方向側のパイプ内面に寄せて接触させることができる。
本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は自動車の模式図、(b)は潰し部を含む要部断面図、(c)は潰し部の形成に係る説明図である(実施例1)。 本発明のワイヤハーネスの他の例を示す図であり、(a)は自動車の模式図、(b)は潰し部を含む要部断面図、(c)は潰し部の形成に係る説明図である(実施例2)。
ワイヤハーネスは、高圧電線等の導電路と、この導電路を収容するパイプ部材とを備えて構成されている。パイプ部材には、この外面を内方へ潰してなる潰し部が複数箇所設けられている。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のワイヤハーネスを示す図であり、(a)は自動車の模式図、(b)は潰し部を含む要部断面図、(c)は潰し部の形成に係る説明図である。
本形態のワイヤハーネスは、ハイブリッド自動車又は電気自動車に配索されるものを対象にしている。ワイヤハーネスは、本発明のシールド部材を含んで構成されるものとする。以下では、ハイブリッド自動車での例を挙げて説明をするものとする(電気自動車の場合でも本発明のワイヤハーネスの構成、構造、及び効果は基本的に同じであるものとする。尚、ハイブリッド自動車又は電気自動車に限らず、通常の自動車等でも本発明を適用することができるものとする)。
図1において、引用符号1はハイブリッド自動車を示している。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給されるようになっている。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載されている。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載されている(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
モータユニット3とインバータユニット4は、公知の高圧ワイヤハーネス8により接続されている。また、バッテリー5とインバータユニット4は、本発明に係るワイヤハーネス21により接続されている。ワイヤハーネス21は、高圧のものであって、パネル部材22の地面側となる床下23に配索されている。パネル部材22の床下23側には、ワイヤハーネス21の固定対象部材となるL字形状ブラケット24が複数箇所設けられている(例えば矢印Aの位置にL字形状ブラケット24が設けられている)。ワイヤハーネス21とバッテリー5は、このバッテリー5に設けられるジャンクションブロック9を介して接続されている。
ここで本実施例での補足説明をすると、モータユニット3はモータ及びジェネレータを構成に含んでいるものとする。また、インバータユニット4は、インバータ及びコンバータを構成に含んでいるものとする。モータユニット3は、シールドケースを含むモータアッセンブリとして形成されるものとする。また、インバータユニット4もシールドケースを含むインバータアッセンブリとして形成されるものとする。バッテリー5は、Ni−MH系やLi−ion系のものであって、モジュール化してなるものとする。尚、例えばキャパシタのような蓄電装置を使用することも可能であるものとする。バッテリー5は、ハイブリッド自動車1や電気自動車に使用可能であれば特に限定されないものとする。
ワイヤハーネス21は、二本の高圧電線25(導電路)と、この二本の高圧電線25を一本一本収容する二本のパイプ部材26とを備えて構成されている(二本のうちの一本のみを図示するものとする)。また、ワイヤハーネス21は、高圧電線25及びパイプ部材26の両端にそれぞれ設けられる図示しない接続部を備えて構成されている。ワイヤハーネス21は、固定部材としてのクランプ27を用いて例えばL字形状ブラケット24に固定されている。以下、ワイヤハーネス21の各構成部材について説明をする。
高圧電線25は、電線構成にシールド部材を含む公知のシールド電線、電線構成にシールド部材を含まない公知の非シールド電線、及び、非シールド電線の外側に電磁シールド部材(編組や金属箔にて形成される筒状のシールド部材)を設けてなるシールド機能付きの高圧電線、のいずれであってもよく、本実施例においては非シールド電線の外側に電磁シールド部材を設けてなる電磁シールド機能付きの高圧電線が用いられている(一例であるものとする)。
高圧電線25は、導体及び絶縁体(被覆)を含む導電路であって、電気的な接続に必要な長さを有するように形成されている。導体は、銅や銅合金やアルミニウムにより製造されている。導体に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は丸形となる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。
本実施例においては導電路として高圧電線25を用いているが、この限りでないものとする。すなわち、バスバーを用いてもよいし、通常の自動車等である場合には、低圧の電線束を用いてもよいものとする。
パイプ部材26は、高圧電線25を収容するのに必要な長さを有するように形成されている。パイプ部材26は、本実施例において断面円形となる筒状部材であって、配索経路に合わせて曲げ加工が施されている(断面形状は一例であるものとする。楕円形状や長円形状、矩形状であってもよいものとする)。パイプ部材26は、本実施例においてアルミニウム製の筒材から形成されている。尚、材質は一例であるものとする。すなわち、本実施例においては高圧電線25が電磁シールド機能付きのものであることから、上記アルミニウムに限らず金属製、樹脂製のいずれであってもよいものとする。
パイプ部材26は、導電路が上記の高圧電線25の説明から分かるように複数種類あることから、パイプ部材26側の種類をある程度統一したものとなっている。すなわち、汎用性を持たせて部品管理を煩雑にしないようにすることができるようになっている。
本実施例においては、図1(c)の左側に示す如く高圧電線25を収容し、この下側をパイプ部材26のパイプ内面28に接触させ、この時に高圧電線25の上側にスペースが空くような若干占有率の低い状態、言い換えれば高圧電線25のバタツキが生じ易い状態のものになっている(一例であるものとする)。
パイプ部材26には、このパイプ外面29を内方へ潰してなる潰し部30が複数箇所設けられている。潰し部30は、クランプ27を取り付ける部分として形成されている。このような潰し部30は、L字形状ブラケット24の位置に合わせて配置形成されている。また、潰し部30は、パイプ内面28側に高圧電線25の接触支持箇所となる凸部31を生じさせる部分としても形成されている。
潰し部30は、パイプ部材26が金属製の場合、加圧による押し潰しにより形成されている。一方、樹脂製の場合には、熱を掛けての押し潰しにより形成されている。
本実施例の潰し部30は、クランプ27の取り付け性等に配慮し図中矢印Bの方向(地面に対し略垂直な上下方向であり、固定方向にも一致する)に潰すことにより形成されている(図1(c)参照。潰す方向は一例であるものとする)。潰し部30に関し、この潰し量としては、クランプ27の後述する環状のパイプ取付部32の厚みに配慮して設定されるものとする。また、高圧電線25のバタツキを抑えるため、極力小さなスペースとなるように設定されるものとする。
潰し部30は、クランプ27の位置決め部分となるように形成されている。また、潰し部30は、クランプ27とL字形状ブラケット24との係止固定の際に、クランプ27の若干のスライド移動によって位置ズレを吸収することができるように形成されている(クランプ27の後述する環状のパイプ取付部32の幅に対し、余裕を持たせるような範囲Cを設定して形成されている)。
潰し部30は、本実施例のような上下に対で形成しなくてもよいものとする。すなわち、例えば図中上側のみ又は下側のみであってもよいものとする(後述の実施例2参照)。
クランプ27は、環状のパイプ取付部32と、この環状のパイプ取付部32に一体化する係止固定部33とを有している。係止固定部33は、L字形状ブラケット24に対し引っ掛かりが生じ、これにより係止されるような形状に形成されている。
L字形状ブラケット24は、パネル部材22に対し直交方向に連成される支持部34と、この支持部34の端部に対し直交方向に連成されるブラケット側固定部35とを有してL字状の形状に形成されている。ブラケット側固定部35には、クランプ27の係止固定部33を挿通して係止する係止孔36が形成されている。パネル部材22とブラケット側固定部35との間は、ワイヤハーネス21に対する配索空間となるようになっている。
尚、クランプ27とL字形状ブラケット24との係止固定は一例であるものとする。ワイヤハーネス21の固定に関しては様々な手段があり、本実施例に限定されないものとする(他の固定に関しては後述の実施例2にて一例を説明するものとする)。
以上、本発明によれば、パイプ部材26に潰し部30を複数箇所設けることにより、パイプ内面28側に高圧電線25の接触支持箇所となる凸部31を生じさせることができる。これにより、高圧電線25のバタツキを防止することができる。バタツキ防止をすることができれば、高圧電線25の損傷等を防止することもできる。
また、本発明によれば、上記凸部31を生じさせることにより、高圧電線25の接触箇所を増やすことができる。また、高圧電線25とパイプ内面28との隙間を狭めることができる。従って、放熱効果を高めることができる。放熱効果を高めることができれば、高圧電線25のグレードを下げることが可能(耐熱性等の面でグレードを下げることが可能)になり、これによってコスト低減に寄与することができる。
また、本発明によれば、固定位置に合わせてパイプ部材26に潰し部30を複数箇所設けることにより、クランプ27の位置決めを容易にすることができる。従って、ワイヤハーネス21の配索に係る(パイプ部材26の固定に係る)作業性の向上を図ることができる。
また、本発明によれば、パイプ部材26に潰し部30を複数箇所設けることにより、この潰し部30にクランプ27の環状のパイプ取付部32を納めることができ、この分だけ地面からの距離を稼ぐことができる。従って、ワイヤハーネス21の配索において、低背化を図ることができる。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図2は本発明のワイヤハーネスの他の例を示す図であり、(a)は自動車の模式図、(b)は潰し部を含む要部断面図、(c)は潰し部の形成に係る説明図である。尚、上記の実施例1と基本的に同じ部材については同一の符号を付して説明を省略するものとする。
ワイヤハーネス41は、高圧電線25(導電路)と、この高圧電線25を収容するパイプ部材42と、図示しない接続部とを備えて構成されている。ワイヤハーネス41は、固定部材としてクランプ43を用いてパネル部材22の床下23に直接固定されている。クランプ43は、ワイヤハーネス21の固定対象位置となる例えば矢印Aの位置に設けられている。
パイプ部材42は、実施例1のパイプ部材26と同じ構造、機能、材質等のものとなっている。このようなパイプ部材42には、パイプ外面44を内方へ潰してなる潰し部45が複数箇所設けられている。潰し部45は、上記固定対象位置に合わせて配置形成されている。潰し部45は、実施例1の潰し部30と同じ構造、機能で形成されている。引用符号46はパイプ内面47側に生じる凸部を示している。
本実施例の潰し部45は、クランプ43の取り付け性等に配慮し図中矢印Bの方向(地面に対し略垂直な下向きの方向であり、上向きとなる固定方向の反対方向に一致する)に潰すことにより形成されている(図2(c)参照。潰す方向は一例であるものとする)。潰し部45に関し、この潰し量としては、クランプ43の後述する環状のパイプ取付部32の厚み及び基部48の厚みに配慮して設定されるものとする。また、高圧電線25のバタツキを抑えるため、極力小さなスペースとなるように設定されるものとする。
高圧電線25は、潰し部45及び凸部46により図中下側に寄せられてパイプ内面47に接触するようになっている。
クランプ42は、環状のパイプ取付部32と、この環状のパイプ取付部32に基部48を介して一体化する係止固定部33とを有している。基部48は、潰し部45から突出しないような大きさになっている。係止固定部33は、パネル部材22の係止孔49に引っ掛かり係止固定されるようになっている。
以上、図2を参照しながら説明してきた実施例2のワイヤハーネス41は、実施例1と同様の効果を奏する。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
上記実施例に係るワイヤハーネス21、41の構成は一例であるものとする。尚、構成は次のようにしてもよいものとする。すなわち、二本の導電路と、この二本の導電路を一括して覆う電磁シールド部材と、電磁シールド部材に覆われた状態の導電路を収容する一本のパイプ部材とを備えて構成してもよいものとする。或いは、二本の高圧の非シールド電線と、この二本の高圧の非シールド電線を一本一本収容する二本の電磁シールド機能付きのパイプ部材とを備えて構成してもよいものとする。
1…ハイブリッド自動車
2…エンジン
3…モータユニット
4…インバータユニット
5…バッテリー
6…エンジンルーム
7…自動車後部
8…高圧ワイヤハーネス
9…ジャンクションブロック
21…ワイヤハーネス
22…パネル部材(固定対象部材)
23…床下
24…L字形状ブラケット(固定対象部材)
25…高圧電線(導電路)
26…パイプ部材
27…クランプ
28…パイプ内面
29…パイプ外面
30…潰し部
31…凸部
32…環状のパイプ取付部
33…係止固定部
34…支持部
35…ブラケット側固定部
36…係止孔

Claims (3)

  1. 導電路と、該導電路を収容するパイプ部材とを備え、該パイプ部材には外面を内方へ潰してなる潰し部を複数箇所設ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記潰し部を前記パイプ部材の固定対象部材に対する固定位置に合わせて設ける
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、
    前記潰し部を前記パイプ部材の固定方向に沿う一方・他方の両方向からの潰し、又は一方方向からの潰しにより形成する
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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