JP2012036003A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012036003A
JP2012036003A JP2010180561A JP2010180561A JP2012036003A JP 2012036003 A JP2012036003 A JP 2012036003A JP 2010180561 A JP2010180561 A JP 2010180561A JP 2010180561 A JP2010180561 A JP 2010180561A JP 2012036003 A JP2012036003 A JP 2012036003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
phase
failure
motor
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010180561A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Akizuki
博光 秋月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2010180561A priority Critical patent/JP2012036003A/ja
Publication of JP2012036003A publication Critical patent/JP2012036003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】走行前にインバータの素子故障を確実に検出して、乗客の安全を確保する。
【解決手段】本実施形態のエレベータの制御装置は、三相交流モータ1の三相を順次駆動するための複数のスイッチング素子を有するインバータ4と、三相交流モータ1の各相に流れる電流値を測定する電流検出器10a,10bと、乗りかご2の走行前に、三相交流モータ1の三相のうちの二相の組み合わせに対して電流が流れるようにインバータ4の各素子を順に動作させたときの電流測定結果に基づいてインバータ4の故障の有無を検出するインバータ故障検出装置30と、このインバータ故障検出装置30によってインバータ4の故障が検出された場合に乗りかご2の走行を禁止制御する運転制御装置31とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、三相交流モータを備えたエレベータの制御装置に関する。
通常、エレベータでは、三相交流モータを乗りかごの駆動手段として備えている。この三相交流モータは、三相の巻線を有し、これらを順に励磁していくことで回転する。この三相交流モータを回転駆動するための装置として、三相出力型のインバータが用いられる。
このインバータには、三相交流モータの三相の巻線に正および負の電流を流すための6個(1相2個×3)のスイッチング素子が設けられており、そのうちの1つでも断線した状態にあると、モータは正常に回転せず、エレベータ(乗りかご)は異常な振動を発しながら走行することになる。
このような断線による素子故障のことを「オフモード故障」または「オープンモード故障」と呼ぶ。これに対し、各素子のいずれかが短絡した状態での故障のことを「オンモード故障」あるいは「短絡モード故障」と呼ぶ。
オンモード故障であれば、過大な電流がモータに流れるため、その電流を検知することで故障の有無を判断できる。ところが、オフモード故障の場合には、電流検知では分からない。そこで、エレベータの走行時に異常な速度を検出した場合に、オフモード故障の可能性を考えて、エレベータを緊急停止させるといった方法が一般的に用いられている。
なお、スイッチング素子が故障した場合に備え、予備のスイッチング素子の並列追加しておき、これらのスイッチング素子を選択的に切り替えて使用する方法もある。
特開2008−160952号公報
しかしながら、インバータがオンモード故障している状態でエレベータを走行させると、異常な振動が発生し、危険である。また、走行中に異常速度を検出して緊急停止する方法では、乗客が転倒するなどの可能性があり、好ましくない。
そこで、走行前にインバータの素子故障を確実に検出して、乗客の安全を確保することが求められる。
本実施形態に係るエレベータの制御装置は、三相交流モータの駆動により乗りかごを昇降動作させるエレベータの制御装置において、上記三相交流モータの三相を順次駆動するための複数のスイッチング素子を有するインバータと、上記三相交流モータの各相に流れる電流値を測定する電流測定手段と、上記乗りかごの走行前に、上記三相交流モータの三相のうちの二相の組み合わせに対して電流が流れるように上記インバータの各素子を順に動作させたときの上記電流測定手段の測定結果に基づいて上記インバータの故障の有無を検出するインバータ故障検出手段と、このインバータ故障検出手段によって上記インバータの故障が検出された場合に上記乗りかごの走行を禁止制御する運転制御手段とを具備したことを特徴とする。
図1は第1の実施形態に係るエレベータの制御装置の構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるインバータの構成を示す図である。 図3は同実施形態におけるエレベータ走行時の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図4は同実施形態におけるインバータの素子故障確認処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図5は同実施形態におけるエレベータ走行時の各信号の状態を示すタイミングチャートである。 図6は同実施形態におけるインバータ故障確認時(正常な場合)の各信号の状態を示すタイミングチャートである。 図7は同実施形態におけるインバータが正常な場合での各相のスイッチング素子と電流の流れとの関係を示す図であり、図7(a)はU相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はW相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(c)はV相とZ相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。 図8は同実施形態におけるエレベータ走行時の各信号の状態を示すタイミングチャートである。 図9は同実施形態におけるインバータ故障確認時(故障している場合)の各信号の状態を示すタイミングチャートである。 図10は同実施形態におけるインバータがオフモード故障している場合での各相のスイッチング素子と電流の流れとの関係を示す図であり、図10(a)はU相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はW相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。 図11は第2の実施形態に係るエレベータの制御装置の構成を示す図である。 図12は同実施形態におけるインバータ素子故障確認処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図13は同実施形態におけるンバータ故障確認時(故障している場合)の各信号の状態を示すタイミングチャートである。 図14は同実施形態におけるインバータがオフモード故障している場合での各相のスイッチング素子と電流の流れとの関係を示す図であり、図14(a)はU相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はW相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(c)はV相とZ相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。 図15は同実施形態におけるインバータがオフモード故障している場合での各相のスイッチング素子と電流の流れとの関係を示す図であり、図15(a)はV相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はU相とZ相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(c)はW相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。 図16は第3の実施形態に係るエレベータの制御装置の構成を示す図である。 図17は同実施形態における記憶装置に設定された故障確認定時刻の一例を示す図である。 図18は同実施形態における稼働状態測定装置に設定された閑散時間帯の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータの制御装置の構成を示す図である。なお、図中のDE1〜3は減算器、AD1〜2は加算器を示している。また、「SPC」は速度制御指令、「WTC」は荷重吊り合いトルク電流指令、「ICHK」は素子故障確認指令である。これらは、主制御装置に相当する運転制御装置30から出力される。
本装置では、電動機として三相交流モータ1を備え、そのモータ駆動手段として、インバータ4を含む各制御機器が設けられている。三相交流モータ1は、U相,V相,W相の三相の巻線を有し、これらを順に励磁することで回転する。
この三相交流モータ1の回転軸にシーブ1aが回転自在に取り付けられ、そのシーブ1aと三相交流モータ1をつなぐ回転シャフトを制動するように電磁ブレーキ1bが配設されている。このシーブ1aにはロープ1cが巻き掛けられており、そのロープ1cの一端には乗りかご2、他端には吊り合い重り(カウンタウエイト)3が連結されている。
三相交流モータ1が駆動されると、シーブ1aが回転し、それに伴いロープ1cを介して乗りかご2と吊り合い重り3がつるべ式に昇降動作する。なお、このとき、電磁ブレーキ1bはシーブ1aから離間した状態にある。
また、三相交流モータ1の回転軸には回転位相検出器5が取り付けられている。この回転位相検出器5は、三相交流モータ1の回転子の位相「θ」を検出する。この回転位相検出器5の位相信号「θ」は、微分器15にて微分され、現在速度を示す速度信号「V」として速度制御系にフィードバックされる。
速度制御器8は、微分器15から出力される速度信号「V」と速度指令演算器7から出力される速度指令「V」の目標速度との差分信号に基づいて、三相交流モータ1の回転速度を目標速度に追従させるためのトルク電流を算出し、これをトルク電流指令「Iq」として電流制御器9に出力する。電流制御器9は、速度制御器8で算出されたトルク電流に対応した電圧を三相交流モータ1に供給するための電圧指令「Vq」を出力する。
一方、三相交流モータ1を構成するU相,V相,W相のうちの任意の二相(ここではU相とW相)に電流検出器10a,10bが設けられている。インバータ4の電圧供給によって三相交流モータ1が駆動されると、U相とW相に流れる電流「Iu」,「Iw」が電流検出器10a,10bにて検出される。
なお、三相交流モータ1では、三相の電流値を合計するとゼロになる特性を有する。したがって、V相の電流「Iv」については、下記の(1)式に従って算出することができる。
Iv=−Iu−Iw …(1)
3軸/2軸変換器11は、電流検出器10a,10bにて検出された電流「Iu」、「Iw」と、回転位相検出器5の位相信号「θ」を使って、U相,V相,W相に対する3軸電流をトルク電流Iqとその直行軸電流「Id」の2軸電流に変換する。このときの変換式を下記の(2)式に示す。
Figure 2012036003
ここで、三相交流モータ1が永久磁石同期電動機である場合、位相信号θが0°で、Iu=I,Iv=−I/2,Iw=−I/2の電流が流れるときに、永久磁石に最大のトルクが発生するように設定されている。
この2軸電流のうち、電流「Id」はId(=0)に追従するように、電流「Iq」は速度制御器8からのトルク電流指令「Iq」に追従するように、電流制御器9で2軸電圧指令「Vd」、「Vq」が演算される。
また、2軸/3軸変換器12は、上記2軸電圧指令「Vd」,「Vq」を3軸電圧指令「Vu」,「Vv」,「Vw」に変換して、ゲート駆動回路6介してインバータ4に出力する。このときの変換式を下記の(3)式に示す。
Figure 2012036003
インバータ4は、例えばPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)などの方式を用いて三相交流モータ1に対して所要の電圧を供給する。
図2にインバータ4の構成を示す。
+側(P)の相をUVW、−側(N)の相をXYZと表記する。なお、図中のLU,LV,LWは三相交流モータ1の三相のコイル、RU,RV,RWは抵抗である。
インバータ4には、U相−X相のスイッチング素子Qu,Qx、V相−Y相のスイッチング素子Qv,Qy、W相−Z相のスイッチング素子Qw,Qzがそれぞれに2つ1組で設けられている。QuはU相の+側,QxはU相の−側に設けられたスイッチング素子である。同様に、QvはV相の+側,QyはV相の−側に設けられたスイッチング素子、QwはW相の+側,QzはW相の−側に設けられたスイッチング素子である。
ゲート駆動回路6は、これらのスイッチング素子Qu,Qx,Qv,Qy,Qw,Qzを選択的にオン/オフするためのゲート信号Gu,Gx,Gv,Gy,Gw,Gzを出力する。
また、乗りかご2の下部には、かご内の積載荷重を検出するための荷重検出器13が設置されている。この荷重検出器13にて検出された荷重信号Wtは、重量比較器14に与えられる。重量比較器14では、この荷重信号Wtに基づいて乗りかご2と吊り合い重り3との重量差を算出する。荷重吊り合いトルク電流指令「WTC」がオンすると、上記重量差に応じたアンバランストルクが1次遅れローパスフィルタ16を通して吊り合いトルク電流指令「Ibl」として出力される。
また、速度異常検出器20は、速度指令演算器7の速度指令「V」と微分器15から出力される速度信号「V」との差が一定値を超えた場合に速度異常であると判断し、速度異常検出信号「SP_ERR」を運転制御装置31に出力する。運転制御装置31は、この速度異常検出信号「SP_ERR」を入力すると、直ちにモータ1の駆動を停止制御して、エレベータ(乗りかご2)を緊急停止する。
さらに、本装置には、インバータ4のオフモード故障を検出するための構成要素として、インバータ故障検出装置30が備えられている。
インバータ故障検出装置30は、エレベータの走行前、つまり、乗りかご2が各階で走行を開始する直前に、三相交流モータ1の三相の巻線のうちの二相の組み合わせに対して正または負の電流が流れるように電圧を印加したときの電流測定結果に基づいてオフモード故障の有無を検出する。運転制御装置31は、このインバータ故障検出装置30によってオフモード故障が検出された場合に、三相交流モータ1の駆動を中止して、乗りかご2の走行を禁止する。
以下に、このインバータ4のオフモード故障に関する本装置の処理動作について詳しく説明する。
図3はエレベータ走行時の処理の流れを説明するためのフローチャート、図4はインバータの素子故障確認処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、これらのフローチャートで示される処理は、基本的に主制御装置である運転制御装置30の下で実行される。
(a)インバータ4が正常な場合(オフモード故障していない場合)
図5はエレベータ走行時の各信号の状態を示すタイミングチャート、図6はインバータ故障確認時(正常な場合)の各信号の状態を示すタイミングチャートである。
また、図7はインバータ4が正常な場合での各相のスイッチング素子と電流の流れとの関係を示す図である。図7(a)はU相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はW相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(c)はV相とZ相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。
今、エレベータの乗りかご2がある階で停止しているものとする。このとき、乗りかご2がアンバランス方向に動かないように、電磁ブレーキ1bがシーブ1aに当接している。この状態で、図5に示すように、運転制御装置31から走行開始指令「RUN」が出力されると(ステップS1)、素子故障確認指令「ICHK」がオンして(ステップS1)、乗りかご2の走行前にインバータ素子故障処理が実行される(ステップS3)。
インバータ素子故障処理では、まず、U相,Y相のスイッチング素子Qu,Qyの故障有無を確認するために、図6のt1のタイミングに示すように、ゲート駆動回路6からゲート信号Gu,Gyが出力される(ステップS11)。これにより、図7(a)に示すように、スイッチング素子Qu,Qyがオンし、矢印の方向に電流が流れる。
このとき、三相交流モータ1の巻線に流れるU相の電流Iuが電流検出器10aによって検出される。インバータ故障検出装置30は、その電流Iuの絶対値と予め設定された基準値「Ichk*」とを比較する(ステップS12)。なお、「Ichk*」の値は、電流が流れているか否かを判定するためにはゼロでも良いが、ノイズを考慮すると、ゼロより少し上の値に設定しておくことが好ましい。
電流Iuの絶対値が基準値「Ichk*」以上であれば(ステップS12のYes)、続いてX相,W相のスイッチング素子Qx,Qwの故障有無を確認するために、図6のt2のタイミングに示すように、ゲート駆動回路6からゲート信号Gx,Gwが出力される(ステップS13)。これにより、図7(b)に示すように、スイッチング素子Qx,Qwがオンし、矢印の方向に電流が流れる。
このとき、三相交流モータ1の巻線に流れるW相の電流Iwが電流検出器10bで検出される。インバータ故障検出装置30は、その電流Iwの絶対値と予め設定された基準値「Ichk*」とを比較する(ステップS14)。
その結果、電流Iwの絶対値が基準値「Ichk*」以上であれば(ステップS14のYes)、続いてV相,Z相のスイッチング素子Qv,Qzの故障有無を確認するために、図6のt3のタイミングに示すように、ゲート駆動回路6からゲート信号Gv,Gzが出力される(ステップS15)。これにより、図7(c)に示すように、スイッチング素子Qv,Qzがオンし、矢印の方向に電流が流れる。
三相交流モータ1の巻線に流れるV相の電流Ivについては、電流検出器10a,10bの検出値を用いて、Iv=−Iu−Iwとして算出する。その結果、電流Ivの絶対値が基準値「Ichk*」以上であれば(ステップS16のYes)、インバータ4の各素子は正常であると判断されて、通常の運転処理が実行される。
このような走行前のインバータ素子故障処理により、インバータ4の各素子が正常であると判断されると、図3に示すように、荷重吊り合いトルク電流指令「WTC」がオンする(ステップS4)。これに伴い、乗りかご2と吊り合い重り3との重量差に応じたアンバランストルクが1次遅れローパスフィルタ16を通して吊り合いトルク電流指令「Ibl」として出力される(ステップS5)。
吊り合いトルク電流指令「Ibl」は、q軸電流指令「Iq」として電流制御器9に与えられる。この吊り合いトルク電流指令「Ibl」が確立すると、速度制御指令「SPC」がオンする(ステップS6)。これにより、速度指令演算器7と速度制御器8が起動され、三相交流モータ1が所定の速度で駆動される(ステップS7)。このとき、電磁ブレーキ1bは開放状態にあり、三相交流モータ1の駆動に伴い、乗りかご2がロープ1cを介して上昇方向または下降方向に移動する。
乗りかご2が目的階に到着して停止すると(ステップS8のYes)、走行開始指令「RUN」,荷重吊り合いトルク電流指令「WTC」,速度制御指令「SPC」をオフして、次の走行に備える(ステップS9)。
(b)インバータ4がオフモード故障している場合
図8はエレベータ走行時の各信号の状態を示すタイミングチャートである。図9はインバータ故障確認時(故障している場合)の各信号の状態を示すタイミングチャートである。図中の点円の部分が電流を検知できなかった箇所を示している。
また、図10はインバータ4がオフモード故障している場合での各相のスイッチング素子と電流の流れとの関係を示す図である。図10(a)はU相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はW相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。
今、エレベータの乗りかご2がある階で停止しているものとする。このとき、乗りかご2がアンバランス方向に動かないように、電磁ブレーキ1bがシーブ1aに当接している。この状態で、図8に示すように、運転制御装置31から走行開始指令「RUN」が出力されると(ステップS1)、素子故障確認指令「ICHK」がオンして(ステップS1)、乗りかご2の走行前にインバータ素子故障処理が実行される(ステップS3)。
インバータ素子故障処理では、まず、U相,Y相のスイッチング素子Qu,Qyの故障有無を確認するために、図9のt1のタイミングに示すように、ゲート駆動回路6からゲート信号Gu,Gyが出力される(ステップS11)。これにより、図10(a)に示すように、スイッチング素子Qu,Qyがオンし、矢印の方向に電流が流れる。
このとき、三相交流モータ1の巻線に流れるU相の電流Iuが電流検出器10aによって検出される。インバータ故障検出装置30は、その電流Iuの絶対値と予め設定された基準値「Ichk*」とを比較する(ステップS12)。
電流Iuの絶対値が基準値「Ichk*」以上であれば(ステップS12のYes)、続いてX相,W相のスイッチング素子Qx,Qwの故障有無を確認するために、図9のt2のタイミングに示すように、ゲート駆動回路6からゲート信号Gx,Gwが出力される(ステップS13)。これにより、図10(b)に示すように、スイッチング素子Qx,Qwがオンし、矢印の方向に電流が流れる。
このとき、三相交流モータ1の巻線に流れるW相の電流Iwが電流検出器10bで検出される。インバータ故障検出装置30は、その電流Iwの絶対値と予め設定された基準値「Ichk*」とを比較する(ステップS14)。
ここで、電流Iwの絶対値が基準値「Ichk*」未満であった場合には(ステップS14のNo)、インバータ故障検出装置30は、X相,W相のスイッチング素子Qx,Qwのどちらか一方あるいは両方がオフモード故障つまり断線しているものと判断し、故障検出信号を運転制御装置31に出力する。運転制御装置31では、この故障検出信号を受信すると、三相交流モータ1の駆動を停止し、乗りかご2の走行を禁止制御する(ステップS17)。
なお、ここでは、「U相,Y相」→「X相,W相」→「V相,Z相」の順に正または負に駆動して、それぞれの電流の流れをチェックしたが、特にその順番に限定されるものではなく、別の順にチェックすることでも良い。
このように第1の実施形態では、乗りかご2が走行する前に、三相交流モータ1の三相のうちの二相の組み合わせに対して正または負の電流が流れるように、3パターンの組み合わせでインバータ4の各スイッチング素子を順に動作させることで、オフモード故障を検出することができ、オフモード故障を検出した場合には直ちに走行を禁止して乗客の安全を確保することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、インバータ4のオフモード故障の有無を検出することはできても、どの素子が故障しているかまでは分からない。第2の実施形態では、故障箇所の特定と発報について説明する。
図11は第2の実施形態に係るエレベータの制御装置の構成を示す図である。なお、上記第1の実施形態における図1と同じ部分には同一符号を付して、その説明を省略するものとする。
第2の実施形態では、運転制御装置31から出力される素子故障確認指令「ICHK」により、三相交流モータ1の三相のうちの二相の組み合わせに対して正および負の電流が流れるようにインバータ4の各スイッチング素子を順に動作させて、故障箇所を特定するように構成されている。
また、運転制御装置31に発報装置32が接続されており、インバータ4のオフモード故障が検出された際に、その故障箇所を含めて故障の発生を監視センタ33に発報するように構成されている。
監視センタ33は、各地域に存在するエレベータの運転状態を通信ネットワークを介して遠隔監視しており、何らかの異常を検知した際に保守員を現場に派遣するなどの対処を行う。発報装置32は、この監視センタ33に対する通信機能を有する。
以下に、第2の実施形態の動作について詳しく説明する。
図12は第2の実施形態におけるインバータ素子故障確認処理の流れを説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理は、図3のステップS2で実行される。
図13は第2の実施形態におけるンバータ故障確認時(故障している場合)の各信号の状態を示すタイミングチャートである。図中の点円の部分が電流を検知できなかった箇所を示している。
上述したように、インバータ4には、U相−X相のスイッチング素子Qu,Qx、V相−Y相のスイッチング素子Qv,Qy、W相−Z相のスイッチング素子Qw,Qzがそれぞれに2つ1組で設けられている。乗りかご2の走行前に、これらの素子の故障の有無を確認するために素子故障確認指令「ICHK」が出力され、図12に示すインバータ素子故障確認処理が実行される。
すなわち、ゲート駆動回路6からGu,Gy、Gx,Gw、Gv,Gz、Gx,Gv、Gu,Gz、Gy,Gwのゲート信号が順に出力され(図13のt1〜t6参照)、インバータ故障検出装置30にて三相交流モータ1の各相に流れる電流の絶対値が予め設定されたIchk*以上であるか否かが判断される(ステップS21〜32)。
この場合、三相交流モータ1のU相の電流Iuは電流検出器10aによって検出され、W相の電流Iwは電流検出器10bで検出される。また、V相の電流Ivは、電流検出器10a,10bの検出値を用いて、Iv=−Iu−Iwより算出される。ここで、電流の絶対値がIchk*未満となった場合、インバータ故障検出装置30は、該当する相のエラー信号を図示せぬメモリにセットする(ステップS41〜S46)。
図14および図15に具体例を示す。
図14および図15はインバータ4がオフモード故障している場合での各相のスイッチング素子と電流の流れとの関係を示す図である。図14(a)はU相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はW相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(c)はV相とZ相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。図15(a)はV相とX相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(b)はU相とZ相のスイッチング素子をオンさせたときの状態、同図(c)はW相とY相のスイッチング素子をオンさせたときの状態を示している。
今、X相のスイッチング素子Qxがオフモード故障している場合を想定する。ゲート信号Gx,Gwの出力時にX相,W相のいずれかのスイッチング素子が故障しているものと判断されて、エラー信号ERRx1,ERRw1がセットされる(ステップS42)。
続いて、ゲート信号Gx,Gvの出力時にX相,V相のいずれかのスイッチング素子が故障しているものと判断されて、エラー信号ERRx2,ERRv2がセットされる(ステップS44)。
インバータ故障検出装置30は、上記ステップS41〜S46の結果をAND演算し、インバータ4の故障箇所の判定を行う(ステップS47)。
図14(b)および図15(a)に示すように、X相のスイッチング素子Qxがオフモード故障している場合には、
ERRx=ERRx1∩ERRx2
=1∩1
=1
となり、「Qxの故障」と判断されることになる。
このようにして、インバータ4のいずれか1相以上の故障が検出されると(ステップS48のYes)、故障箇所を特定した故障検出信号が運転制御装置31に出力される。運転制御装置31は、この故障検出信号を受信すると、三相交流モータ1の駆動を停止し、乗りかご2の走行を禁止制御する(ステップS49)。
また、運転制御装置31は、発報装置32を起動して、監視センタ33に対してインバータ4の故障を発報する(ステップS50)。その際、故障箇所を含めて発報することで、監視センタ33から現場に派遣された保守員は、インバータ4に組み込まれている6つの素子を1つずつ確認しなくても、故障している素子を特定してすぐに修理することができる。
なお、ここでは、「U相,Y相」→「X相,W相」→「V相,Z相」の順に正および負に駆動して、それぞれの電流の流れをチェックしたが、特にその順番に限定されるものではなく、別の順にチェックすることでも良い。
このように第2の実施形態によれば、三相交流モータ1の三相のうちの二相の組み合わせに対して正および負の電流が流れるように、6パターン(正側の3パターン+負側の3パターン)の組み合わせでインバータ4の各スイッチング素子を順に動作させることで、故障箇所を含めてオフモード故障を確実に検出することができ、故障を検出した場合には直ちに走行を禁止して乗客の安全を確保することができる。
さらに、オフモード故障を検出した際に、その故障箇所を含めて監視センタ33に発報することで、保守員が現場に到着したときに、どの素子が故障しているのかを事前に知っているので、修理作業をスムーズに行うことができる。
なお、上記第1の実施形態でも発報装置32を設け、オフモード故障を検出した場合に、その旨を監視センタ33に発報するようにしても良い。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
図16は第3の実施形態に係るエレベータの制御装置の構成を示す図である。なお、上記第2の実施形態における図11と同じ部分には同一符号を付して、その説明を省略するものとする。予め設定された故障検出時刻が記憶された記憶装置34と、走行開始指令「RUN」のオン・オフの状態を随時測定する稼働状態測定装置35が設けられている。
上記第1および第2の実施形態では、エレベータの走行毎にインバータ4のオフモード故障を確認していた。しかし、走行開始指令「RUN」がオンしてからの応答性が低下することを考えると、故障確認を定期的に行い、その間に素子故障が発生しても、多少の振動はやむを得ないという選択もある。
そこで、図17に示すように、記憶装置34に故障確認を行う時刻を設定しておく。図17の例では、6:00,9:00,12:00,15:00…と3時間毎に故障確認を行うように設定されている。
運転制御装置31は、この記憶装置34に設定された時刻になったときに、走行開始指令「RUN」を出力しているか否かを判断する。走行開始指令「RUN」を出力していなければ、運転制御装置31は、ゲート駆動回路6およびインバータ故障検出装置30に素子故障確認指令「ICHK」を出力して、インバータ4の素子故障確認を行う。もし、故障確認中に走行開始指令「RUN」が発生した場合、故障確認は中断し、次のエレベータ停止のタイミングを待って、再度素子故障確認を行う。
あるいは、稼働状態測定装置35が走行開始指令「RUN」のオン・オフの状態を随時測定し、その測定結果から1日の閑散時間帯を学習するようにしも良い。図18に閑散時間帯の例を示す。この例では、「6:00〜7:00」,「10:00〜11:00」,「14:00〜15:00」…が閑散時間帯として設定されている。
運転制御装置31は、この稼働状態測定装置35に設定された閑散時間帯に走行開始指令「RUN」が出力されていないことを確認して、ゲート駆動回路6およびインバータ故障検出装置30に素子故障確認指令「ICHK」を出力して、インバータ4の素子故障確認を行う。もし、故障確認中に走行開始指令「RUN」が発生した場合、故障確認は中断し、次のエレベータ停止のタイミングを待って、再度素子故障確認を行う。
このように第3の実施形態によれば、予め設定された時刻または閑散時間帯になったときに乗りかご2の走行状態を確認し、乗りかご2が停止しているときにインバータ4の素子故障確認を行うようにしたことで、走行開始時の応答性を低下させずに、インバータ4のオフモード故障を検出することができる。
以上のように、これらの実施形態によれば、走行前にインバータの素子故障を確実に検出して、乗客の安全を確保することのできるエレベータの制御装置が提供される。
なお、上記各実施形態では、エレベータの駆動源として用いられるインバータのオフモード故障を検出する場合を想定して説明したが、他の分野で用いられているインバータでも同様に適用可能である。
また、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…三相交流モータ、1a…シーブ、1b…電磁ブレーキ、1c…ロープ、2…かご、3…吊り合い重り、4…インバータ、5…回転位相検出器、6…ゲート駆動回路、7…速度指令演算器、8…速度制御器、9…電流制御器、10a,10b…電流検出器、11…3軸/2軸変換器、12…2軸/3軸変換器、13…かご荷重測定器、14…重量比較器、15…微分器、16…1次遅れローパスフィルタ、20…速度異常検出器、30…インバータ故障検出装置、31…運転制御装置、32…発報装置、33…監視センタ、34…記憶装置、35…稼働状態測定装置。

Claims (7)

  1. 三相交流モータの駆動により乗りかごを昇降動作させるエレベータの制御装置において、
    上記三相交流モータの三相を順次駆動するための複数のスイッチング素子を有するインバータと、
    上記三相交流モータの各相に流れる電流値を測定する電流測定手段と、
    上記乗りかごの走行前に、上記三相交流モータの三相のうちの二相の組み合わせに対して電流が流れるように上記インバータの各素子を順に動作させたときの上記電流測定手段の測定結果に基づいて上記インバータの故障の有無を検出するインバータ故障検出手段と、
    このインバータ故障検出手段によって上記インバータの故障が検出された場合に上記乗りかごの走行を禁止制御する運転制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 上記インバータ故障検出手段は、
    上記三相交流モータの三相のうちの二相の組み合わせに対して正または負の電流が流れるように上記インバータの各素子を順に動作させ、上記電流測定手段の測定結果に予め設定された基準値未満の組み合わせがあった場合に上記インバータに故障が発生しているものと判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  3. 上記インバータ故障検出手段によって上記インバータの故障が検出された場合に、その旨を監視センタに発報する発報手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載のエレベータの制御装置。
  4. 上記インバータ故障検出手段は、
    上記三相交流モータの三相のうちの二相の組み合わせに対して正および負の電流が流れるように上記インバータの各素子を順に動作させ、上記電流測定手段の測定結果に予め設定された基準値未満の組み合わせがあった場合に上記インバータに故障が発生しているものと判断すると共に、当該組み合わせから故障箇所を特定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  5. 上記インバータ故障検出手段によって上記インバータの故障が検出された場合に、上記故障箇所を含めて上記インバータが故障していることを監視センタに発報する発報手段をさらに具備したことを特徴とする請求項4記載のエレベータの制御装置。
  6. 上記インバータの素子故障を確認するための時刻が設定された記憶手段を備え、
    上記運転制御手段は、
    上記記憶手段に設定された時刻になったときに、上記乗りかごの走行状態を確認し、上記乗りかご停止しているときに上記インバータ故障検出手段に対して素子故障確認指令を出すことを特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
  7. 上記乗りかごの稼働状態を測定して、その測定結果から閑散時間帯を設定する稼働状態測定手段を備え、
    上記運転制御手段は、
    上記稼働状態測定手段記憶手段に設定された閑散時間帯になったときに、上記乗りかごの走行状態を確認し、上記乗りかご停止しているときに上記インバータ故障検出手段に対して素子故障確認指令を出すことを特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載のエレベータの制御装置。
JP2010180561A 2010-08-11 2010-08-11 エレベータの制御装置 Pending JP2012036003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010180561A JP2012036003A (ja) 2010-08-11 2010-08-11 エレベータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010180561A JP2012036003A (ja) 2010-08-11 2010-08-11 エレベータの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012036003A true JP2012036003A (ja) 2012-02-23

Family

ID=45848437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010180561A Pending JP2012036003A (ja) 2010-08-11 2010-08-11 エレベータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012036003A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023100319A1 (ja) * 2021-12-02 2023-06-08 株式会社日立製作所 非常止め装置用電動作動器の点検装置
WO2023139690A1 (ja) * 2022-01-19 2023-07-27 三菱電機株式会社 エレベーターの制御装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62295885A (ja) * 1986-06-16 1987-12-23 株式会社日立ビルシステムサービス エレベ−タの自動点検運転装置
JPH06255925A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの点検運転装置
JPH0717675A (ja) * 1993-07-02 1995-01-20 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの保全装置
JP2005170663A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターの制御装置
WO2008111151A1 (ja) * 2007-03-12 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corporation エレベータの制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62295885A (ja) * 1986-06-16 1987-12-23 株式会社日立ビルシステムサービス エレベ−タの自動点検運転装置
JPH06255925A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの点検運転装置
JPH0717675A (ja) * 1993-07-02 1995-01-20 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの保全装置
JP2005170663A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターの制御装置
WO2008111151A1 (ja) * 2007-03-12 2008-09-18 Mitsubishi Electric Corporation エレベータの制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023100319A1 (ja) * 2021-12-02 2023-06-08 株式会社日立製作所 非常止め装置用電動作動器の点検装置
WO2023139690A1 (ja) * 2022-01-19 2023-07-27 三菱電機株式会社 エレベーターの制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100574265B1 (ko) 엘리베이터의 제어 장치
EP3190076B1 (en) Motion feedback in an elevator
CN106911278B (zh) 用于监控psm电机的方法和设施
CN102001561B (zh) 电梯的控制装置
JP5089695B2 (ja) エレベータ装置
JP6193000B2 (ja) エンコーダ異常検出装置及びエンコーダ異常検出装置を用いたエレベータ装置
CN101683947B (zh) 电梯的控制装置
JP5959349B2 (ja) 電気車制御装置および車両駆動システム
JP2012036003A (ja) エレベータの制御装置
JP2017017785A (ja) 電動巻上機
KR102221491B1 (ko) 엘리베이터 고장의 원격 복구 시스템
JP4663849B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH11322208A (ja) エレベータ制御装置
US11014778B2 (en) Rescue control and method of operating an elevator system including a permanent magnet (PM) synchronous motor drive system
JP2006206196A (ja) エレベーターの改修工法
JP2002120973A (ja) エレベータの制御装置
JP6835256B2 (ja) エレベータの制御装置
JP7031077B2 (ja) エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法
JP6301511B2 (ja) モータシステム
JP2006160384A (ja) エレベーターの制御装置
JP2014155263A (ja) ダイナミックブレーキ回路の検査方法を有したモータ駆動電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130305

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140507