JPH06255925A - エレベータの点検運転装置 - Google Patents

エレベータの点検運転装置

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JPH06255925A
JPH06255925A JP5041410A JP4141093A JPH06255925A JP H06255925 A JPH06255925 A JP H06255925A JP 5041410 A JP5041410 A JP 5041410A JP 4141093 A JP4141093 A JP 4141093A JP H06255925 A JPH06255925 A JP H06255925A
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JP
Japan
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inspection operation
failure
inspection
trouble
elevator
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JP5041410A
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Hiroshi Kiyosugi
浩 清杉
Hisatoku Fukai
久徳 深井
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、故障が発生した部位を重点
的に点検運転を行なうエレベータの点検運転装置を提供
することにある。 【構成】 故障検出部12が故障を検出するとその故障
内容と故障機器を記憶する故障記憶部13と、その故障
内容と故障機器によって点検運転の方法を選択する点検
運転選択部14と、その選択した点検運転を行なうよう
に指令を出す点検運転制御部15とを設ける。 【効果】 故障内容や故障機器に応じて点検運転が重点
的に実施されるので、同一故障の発生が未然に防止で
き、点検運転の精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの点検運転装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータ保守点検作業は、保守
員がエレベータの乗かごに乗り込んで、乗かごを保守運
転状態で運行させながらエレベータの各部がそれぞれ所
定の動作をするか否かを確認することにより行なってい
た。これに対して、保守センタからの遠隔操作によっ
て、自動的にエレベータの点検を行なうエレベータの自
動点検運転装置が、特公平2−7870号公報や特公平
2−36512号公報で開示されている。これらの開示
に係るエレベータの自動点検運転装置では、予め設定さ
れた順序でエレベータの点検運転が行なわれ、これに伴
って各部の動作の点検が順次行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
では、故障発生の有無にかかわらず予め設定された順序
でエレベータの点検運転が行なわれるので、毎回同じ内
容の点検運転が行なわれる。
【0004】例えば、2階ドアの故障が発生して修理し
た場合、従来の点検運転では故障が発生した2階ドアを
詳細に点検することができず、修理した部位以外に異常
な部位がないか、また、修理した後の状態は正常かの確
認ができないことや、他階ドアの故障発生を防止するた
めに、ドアに関する点検運転のみを実施させることがで
きなかった。
【0005】本発明の目的は、故障が発生した部位を重
点的に点検運転できるエレベータの点検運転装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、外部からの指令や、予め設定された点検
運転時刻になると、エレベータの制御装置に点検運転を
指令する点検運転制御部を有するエレベータの点検運転
装置において、エレベータの故障内容や故障機器を検出
する故障検出手段と、この故障検出手段で検出した故障
内容や故障機器を記憶する故障記憶手段と、この故障記
憶手段に記憶された内容に応じて、前記点検運転を選択
する点検運転選択手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】このように構成されているので、エレベータに
故障が発生すると点検運転の内容が選択され、故障内容
や故障機器に応じて点検運転が重点的に実施されるの
で、同一故障の発生が未然に防止でき、点検運転の精度
が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2および
図3を参照して説明する。図1は本発明のエレベータの
点検運転装置の一実施例を示すブロック図、図2および
図3は点検運転装置の動作手順を示すフローチャートで
ある。
【0009】図1に示すように、エレベータの通常運転
を制御するエレベータ制御部10の出力端子と、エレベ
ータの各動作のデータを取り込んでいるセンサ部11の
出力端子とがエレベータの故障を検出する故障検出部1
2と接続してあり、この故障検出部12の出力端子は故
障内容や故障機器を記憶する故障記憶部13と接続して
ある。また、故障記憶部13の出力端子は故障内容や故
障機器によって点検運転の内容を選択する点検運転選択
部14と接続してあり、点検運転選択部14の出力端子
は点検運転の指令をエレベータ制御装置10に出力する
点検運転制御部15と接続してあり、この点検運転の開
始時刻を設定する時刻設定部16の出力端子も点検運転
制御部15と接続してある。
【0010】次に、図2を参照して実施例の動作を説明
する。ステップS21では、故障検出部12がエレベー
タ制御部10とセンサ部11の出力からエレベータの故
障の有無を判断し、エレベータの故障が発生した場合
は、ステップS22へ進む。ステップS22では、故障
記憶部13が故障検出部12で検出した故障の故障内容
や故障機器を記憶する。ステップS21の故障が発生し
ていない場合は、ステップS23へ進む。ステップS2
3では、時刻設定部16で予め設定した点検運転開始時
刻かの判定が行なわれる。判定した結果がNOであれば
ステップS21に戻り、YESであればステップS24
へ進む。ステップS24では、点検運転選択部14が故
障記憶部13に記憶されている故障内容や故障機器から
判断して、点検運転の方法を選択する。ステップS25
では、点検運転選択部14で選択した点検運転の方法に
従って、点検運転を行なう指令を点検運転制御部15が
エレベータ制御部10に出し、エレベータ制御部10は
その指令に基づいて、点検運転を行なう。
【0011】次に、図3を参照し故障例を用いて、点検
運転の方法を選択する動作を説明する。ステップS31
では、2階のドアの故障が発生したかを故障記憶部13
の記憶内容より判断する。故障が発生していればステッ
プS32へ進む。ステップS32では、2階のドアを1
0回開閉してその開閉時間を計測する。ステップS33
では、ステップS32で計測した開閉時間の平均値を計
算する。ステップS31で故障が発生していなければス
テップS34へ進む。ステップS34では、2階のドア
を1回開閉してその開閉時間を計測する。
【0012】このように実施例では、2階のドアが故障
して修理した場合に、点検運転時には2階のドアの点検
運転を重点的に行なうので、2階のドア関係で修理した
部位以外に異常な部位がないか、また、修理した状態は
正常かの確認ができる。
【0013】なお、本実施例では、故障発生の有無によ
って点検運転の内容を変えたが、故障発生の有無によっ
て、点検運転のインターバルを変えることも可能であ
る。すなわち、通常故障が発生しなかった場合には、例
えば、点検運転を月に1回のインターバルで行ない、故
障が発生した場合にはその日の夜間に必ず行なう。この
ようにすることによって、修理した状態がその日の夜間
に確認できる効果がある。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
エレベータに故障が発生すると点検運転の内容が選択さ
れ、故障内容や故障機器に応じて点検運転が重点的に実
施されるので、同一故障の発生が未然に防止でき、点検
運転の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの点検運転装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 エレベータ制御部 11 センサ部 12 故障検出部 13 故障記憶部 14 点検運転選択部 15 点検運転制御部 16 時刻設定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの指令や、予め設定された点検
    運転時刻になると、エレベータの制御装置に点検運転を
    指令する点検運転制御部を有するエレベータの点検運転
    装置において、エレベータの故障内容や故障機器を検出
    する故障検出手段と、この故障検出手段で検出した故障
    内容や故障機器を記憶する故障記憶手段と、この故障記
    憶手段に記憶された内容に応じて、前記点検運転を選択
    する点検運転選択手段とを備えたことを特徴とするエレ
    ベータの点検運転装置。
JP04141093A 1993-03-02 1993-03-02 エレベータの点検運転装置 Expired - Fee Related JP3221758B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220996A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの自動診断装置
JP2012036003A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220996A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの自動診断装置
JP2012036003A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの制御装置

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