JP2011250488A - インバータ装置、及び、それを用いた駆動装置 - Google Patents

インバータ装置、及び、それを用いた駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ブリッジ回路を構成する複数のパワー素子の放熱性を向上するインバータ装置を提供する。
【解決手段】モータを駆動する2系統の三相交流インバータ装置において、ブリッジ回路の電源側のパワー素子は、ユニットベース71に搭載されて上アームユニット50、60を構成する。ブリッジ回路のグランド側のパワー素子は、ユニットベース71に搭載されて下アームユニット59、69を構成する。上アームユニット50、60と、下アームユニット59、69とは、ヒートシンク80の放熱ブロック811、812の上面821、822および外側面831、832に分離して配置される。これにより、複数のパワー素子が発生する熱は、互いに干渉することなく破線矢印Hに示すようにヒートシンク80に放出される。
【選択図】図13

Description

本発明は、直流電力から複数相の交流電力を生成するインバータ装置、及び、それを用いた駆動装置に関する。
従来、運転者による操舵をアシストする電動式パワーステアリング装置が知られている。この電動式パワーステアリング装置においてモータの駆動を制御するコントローラとして、直流電力から交流電力を生成するインバータ装置が利用される。インバータ装置は、トランジスタ等の半導体パワー素子、抵抗器、コンデンサ等の電子部品がパワー基板に搭載されて構成されている。例えば、特許文献1、2には、電動式パワーステアリング制御装置に適用され、インバータ装置に相当する「コントロールユニット」および「電力変換装置」が開示されている。
特開2004−237832号公報 特開2008−029093号公報
特許文献1に記載の電動パワーステアリング用コントロールユニットでは、パワー基板(駆動基板)と制御基板とが互いに直交状態に配置して設けられる。しかし、パワー基板自体は一平面に形成されており、一平面上に複数のパワー素子(半導体スイッチング素子)が実装されている。そのため、隣接するパワー素子同士が発生する熱が互いに干渉し、放熱が阻害される。したがって、パワー素子の温度上昇による故障や誤動作を招くおそれがある。
特許文献2に記載の電力変換装置では、ブリッジ回路1組につき1つのユニット(パワースイッチングデバイス群)が構成されている。例えば三相交流を生成するためのブリッジ回路では3組のユニットを含むこととなる。また、三相交流を生成する回路が2系統の場合は6組のユニットを含むこととなり、ユニット数が増大する。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ブリッジ回路を構成する複数のパワー素子の放熱性を向上するインバータ装置、及び、それを用いた駆動装置を提供することにある。
請求項1に記載のインバータ装置は、直流電力から複数相の交流電力を生成するインバータ装置であって、複数のパワー素子、ヒートシンク、制御配線部およびパワー配線部を備える。
複数のパワー素子は、ブリッジ回路を構成する。ヒートシンクは、複数のパワー素子が搭載され複数のパワー素子が発生する熱を受容可能である。制御配線部は、複数のパワー素子に制御信号を出力する。パワー配線部は、複数のパワー素子に通電される電流を入出力する。
そして、複数のパワー素子は、本体部の一方の側から延びてパワー配線部に電気的に接続されるリード部を設けている。また、ブリッジ回路の電源側の複数のパワー素子が集合してなる上アームユニットと、ブリッジ回路のグランド側の複数のパワー素子が集合してなる下アームユニットとが分離して配置される。
複数のパワー素子がヒートシンクに搭載され、また、上下アームユニットが分離して配置されるため、パワー素子が発生する熱が互いに干渉することなくヒートシンクに放出される。よって、パワー素子の放熱性を向上することができ、パワー素子の温度上昇による故障や誤動作を防止することができる。
ここで「パワー素子」には、ブリッジ回路を構成するスイッチング用パワー素子の他、電源ラインとブリッジ回路との間に接続され、ブリッジ回路への電流供給を遮断して回路を保護するための電源リレー用パワー素子等が含まれてもよい。本発明では、少なくともブリッジ回路の上下アームを構成するスイッチング用パワー素子が、上アームユニットと下アームユニットとに分離して配置される。
三相交流を生成するインバータ装置において、特許文献2記載の従来技術では、6個のスイッチング用パワー素子は、2個のスイッチング用パワー素子からなるユニットを相毎に3組構成する。これに対し本発明では、6個のスイッチング用パワー素子を上アームユニットと下アームユニットとに分離することで3個のスイッチング用パワー素子からなるユニットを2組構成し、ユニット数を減少することができる。さらに、インバータ装置が2系統の三相インバータ回路を含む場合は、従来技術に対し、ユニット数を6組から4組に減少することができる。
また、1系統の三相インバータ回路につき電源リレー用パワー素子がさらに2個使用される場合、1個の電源リレー用パワー素子を上アームユニットに含み、もう1個の電源リレー用パワー素子を下アームユニットに含むことで、上アームユニットおよび下アームユニットを、それぞれ4個のパワー素子で構成することができる。
請求項2に記載の発明では、上アームユニットおよび下アームユニットは、パワー素子のリード部がパワー配線部に向くように配置される。すると必然的に、上アームユニットのパワー素子のリード部と下アームユニットのパワー素子のリード部とは、互いに近接する方向に向くことになる。
これにより、上下アームのパワー素子間の配線距離、及び、パワー素子と電源、グランド、生成電圧等との配線距離を短縮することができる。したがって、配線インピーダンスを低減することができる。よって、インバータ装置の電力ロスを低減することができる。
請求項3に記載の発明では、上アームユニットと下アームユニットとは、ヒートシンクの異なる面上に搭載される。
これにより、上アームユニットおよび下アームユニットを同一平面上に並べて設ける場合に比べ、上下アームユニットが占めるスペースを立体的に集約し、投影面積を縮小することができる。その結果空いたスペースに、例えばチョークコイルや電解コンデンサ等の電子部品を配置してスペースを有効に利用することにより、インバータ装置を小型化することができる。
請求項4に記載の発明では、さらに、上アームユニットと下アームユニットとは、ヒートシンクの互いに隣接する面上に搭載される。
これにより、上下アームユニットを特に近接させることができる。したがって、上下アーム間の配線距離を短縮することができ、配線インピーダンスを低減することができる。よって、インバータ装置の電力ロスを低減することができる。また、インバータ装置を小型化することができる。
請求項5に記載の発明では、上アームユニットと下アームユニットとは、ヒートシンクの互いに直交する面上に搭載される。この場合、請求項6に記載の発明では、パワー配線部は平板状のパワー基板によって構成され、上アームユニットと下アームユニットとは、一方がパワー基板に平行な面に搭載され、他方がパワー基板に垂直な面に搭載される。
例えばヒートシンクの外郭が略直方体に形成される場合、略直方体の上面と側面とは、互いに隣接し、かつ互いに直交する。また、上面はパワー基板と平行になり、側面はパワー基板と垂直になる。そして、上面に上アームユニットが搭載され、側面に下アームユニットが搭載される。このようにヒートシンクの外郭を略直方体に形成することで、インバータ装置の設計および加工が容易となる。
請求項7に記載の発明では、上アームユニットおよび下アームユニットは、複数のパワー素子が平板状のユニットベース上に搭載されて構成される。
上下アームユニットをサブアセンブリとすることにより、インバータ装置の組立工程を簡略化することができる。
請求項8に記載の発明では、ユニットベースは、熱伝導性材料で形成されヒートシンクに当接する放熱層を有する。
これにより、パワー素子の放熱効果が一層増大する。
請求項9に記載の発明では、ユニットベースは、複数のパワー素子同士を絶縁するための絶縁層を有する。
一般に、市販の汎用パワー素子は、基板に実装される側の面にドレイン電極が露出している。そこで、ユニットベースが絶縁層を有しドレイン電極が絶縁層に当接することで、汎用パワー素子を使用する場合でもパワー素子同士の短絡を防ぐことができる。
請求項10に記載の発明では、上アームユニットおよび下アームユニットは、複数のパワー素子が一体に樹脂モールドされたパワーモジュールとして構成される。
これにより、部品点数を削減することができ、インバータ装置の組立工程を簡略化することができる。
請求項11に記載の発明は、駆動装置に係る発明である。この駆動装置は、複数相を構成するように巻線が巻回されるステータ、ステータの径内方向に該ステータに対し相対回転可能に配置されるロータ、及び、ロータの軸方向の一方の側に設けられる請求項1〜10のいずれか一項に記載のインバータ装置を備える。
本発明のインバータ装置は、パワー素子の放熱性を向上することができるため、例えば電動パワーステアリング装置用の高出力モータ駆動装置として適用されると特に有効である。
本発明の第1実施形態の電動パワーステアリング装置の構成を説明する概略構成図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の断面図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の平面図である。 カバーを取り外した状態の図3のIV方向矢視図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態によるインバータ装置の平面図である。 図6のVII方向の矢視図である。 図6のVIII方向の矢視図である。 本発明の第1実施形態によるインバータ装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態によるインバータ装置の底面斜視図である。 本発明の第1実施形態によるインバータ装置のヒートシンクに上下アームユニットを搭載した状態の平面図である。 図11のXII方向の矢視図である。 (a):図11のXIII方向の矢視図である。(b):(a)の要部模式図である。 本発明の第1実施形態によるインバータ装置のヒートシンクに上下アームユニットを搭載した状態の斜視図である。 本発明の第1、第2実施形態によるインバータ装置に用いられるパワー素子の(a)平面図、(b)側面図である。 本発明の第1実施形態によるインバータ装置のパワー基板アセンブリの底面図である。 図16のXVII方向の矢視図である。 本発明の第1実施形態によるインバータ装置のパワー基板アセンブリの斜視図である。 本発明の第2実施形態によるインバータ装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態によるインバータ装置のヒートシンクに上下アームユニットを搭載した状態の(a)側面図、(b)要部模式図である。 本発明の第2実施形態によるインバータ装置のヒートシンクに上下アームユニットを搭載した状態の斜視図である。 本発明の第3実施形態によるインバータ装置のヒートシンクに上下アームユニットを搭載した状態の(a)平面図、(b)側面図である。 本発明の第3実施形態によるインバータ装置のヒートシンクに上下アームユニットを搭載した状態の斜視図である。 本発明の第3実施形態によるインバータ装置の要部模式図である。 比較例のインバータ装置の模式図である。
以下、本発明によるインバータ装置および駆動装置を図面に基づいて説明する。なお、以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるインバータ装置、及び、それを用いた駆動装置を図1〜図18に示す。本実施形態の駆動装置1は、電動パワーステアリング装置に適用される。駆動装置1は、モータ2およびインバータ装置4を備える。インバータ装置4は、制御基板アセンブリ90、ヒートシンク80、ヒートシンク80に搭載される複数のパワー素子、及びパワー基板アセンブリ40等から構成されている。制御基板アセンブリ90は特許請求の範囲に記載の「制御配線部」に相当し、パワー基板アセンブリ40は特許請求の範囲に記載の「パワー配線部」に相当する。
最初に、電動パワーステアリング装置の電気的構成を図1に基づいて説明する。ここで説明する電気的構成は、以下の実施形態にも共通する。
図1に示すように、駆動装置1は、車両のステアリング5の回転軸であるコラム軸6に取り付けられたギア7を介しコラム軸6に回転トルクを発生させ、ステアリング5による操舵をアシストする。具体的には、ステアリング5が運転者によって操作されると、当該操作によってコラム軸6に生じる操舵トルクをトルクセンサ8によって検出し、また、車速情報を図示しないCAN(Controller Area Network)から取得して、運転者のステアリング5による操舵をアシストする。このような機構を利用すれば、制御手法によっては、操舵のアシストのみでなく、高速道路における車線キープ、駐車場における駐車スペースへの誘導など、ステアリング5の操作を自動制御することも可能である。
モータ2は、ギア7を正逆回転させるブラシレスモータである。モータ2は、インバータ装置4により電流の供給および駆動が制御される。インバータ装置4は、モータ2の駆動電流が通電されるパワー部400、および、パワー部400の駆動を制御する制御部900から構成される。
パワー部400は、バッテリ9から電源ラインに介在するチョークコイル44、電解コンデンサ43、および、2系統のインバータ回路500、600を有している。第1系統のインバータ回路500と第2系統のインバータ回路600とは同様の構成であるので、第1系統のインバータ回路500を代表として説明する。
なお、インバータ装置4が2系統のインバータ回路を含むことにより、駆動装置1は、1系統が故障した場合でも他の1系統で駆動を継続することができる。
インバータ回路500は、8個のパワー素子51〜58を含む。6個のパワー素子51〜56は、スイッチング用のパワー素子であり、三相のブリッジ回路を構成する。
2個のパワー素子57、58は、電源リレー用のパワー素子である。パワー素子57、58は、バッテリ9とブリッジ回路の電源側である電源ラインとの間に設けられる。パワー素子57、58は、寄生ダイオードが互いに逆向きに設けられる。パワー素子57、58は、駆動装置1の異常時に制御部900からの指令によりオフし、ブリッジ回路を経由してモータ2側へ流れる電流等を遮断する。
パワー素子51〜58は、例えばMOS電解効果トランジスタである。特に本実施形態では、パワー素子51〜58として市販の汎用MOSが使用されることを想定している。なお、第2系統のインバータ回路600では、パワー素子61〜68(図11等参照)がパワー素子51〜58に対応する。
スイッチング用パワー素子51〜56は、ゲート電位により、ソース−ドレイン間がオン(導通)またはオフ(遮断)される。パワー素子51、53、55は、ドレインが電源ラインに接続され、ソースがそれぞれパワー素子52、54、56のドレインに接続されている。パワー素子52、54、56のソースは、グランドに接続されている。パワー素子51、53、55とパワー素子52、54,56との接続点は、それぞれモータ2のU相、V相、W相コイルに接続されている。
シャント抵抗46は、グランド側のパワー素子52、54、56とグランドとの間に電気的に接続される。シャント抵抗46に印加される電圧または電流を検出することにより、U相コイル、V相コイル、W相コイルに通電される電流を検出する。
チョークコイル44および電解コンデンサ43は、バッテリ9と電源リレー87との間に電気的に接続されている。チョークコイル44および電解コンデンサ43は、フィルタ回路を構成し、バッテリ9を共有する他の装置から伝わるノイズを低減する。また、駆動装置1からバッテリ9を共有する他の装置へ伝わるノイズを低減する。
1系統につき2個の電解コンデンサ45は、電源ラインとグランドラインとの間に、電源側パワー素子51、53、55、グランド側パワー素子52、54、56およびシャント抵抗46と並列に接続されている。電解コンデンサ45は、電荷を蓄え、パワー素子51〜56への電力供給を補助したり、サージ電圧などのノイズ成分を抑制したりする。
制御部900は、プリドライバ91、カスタムIC92、位置センサ93およびマイコン94を備えている。カスタムIC92は、機能ブロックとして、レギュレータ部95、位置センサ信号増幅部96および検出電圧増幅部97を含む。
レギュレータ部95は、電源を安定化する安定化回路である。レギュレータ部95は、各部へ供給される電源を安定化する。例えばマイコン94は、このレギュレータ部95により、安定した所定電圧(例えば5V)で動作する。
位置センサ信号増幅部96には、位置センサ93からの信号が入力される。位置センサ93は、モータ2の回転位置信号を検出し、検出された回転位置信号は、位置センサ信号増幅部96に送られる。位置センサ信号増幅部96は、回転位置信号を増幅してマイコン94へ出力する。
検出電圧増幅部97は、シャント抵抗46の両端電圧を検出し、当該両端電圧を増幅してマイコン94へ出力する。
マイコン94には、モータ2の回転位置信号、および、シャント抵抗46の両端電圧が入力される。また、マイコン94には、コラム軸6に取り付けられたトルクセンサ8から操舵トルク信号が入力される。さらにまた、マイコン94には、CANを経由して車速情報が入力される。マイコン94は、操舵トルク信号および車速情報が入力されると、ステアリング5による操舵を車速に応じてアシストするように、回転位置信号に合わせてプリドライバ91を介してインバータ回路500を制御する。具体的には、マイコン94は、プリドライバ91を介してパワー素子51〜56のオン/オフを切り替えることにより、インバータ回路500を制御する。つまり、パワー素子51〜56のゲートがプリドライバ91の6つの出力端子に接続されているため、プリドライバ91によりゲート電圧を変化させることにより、パワー素子51〜56のオン/オフを切り替える。
また、マイコン94は、検出電圧増幅部97から入力されるシャント抵抗46の両端電圧に基づき、モータ2へ供給する電流を正弦波に近づけるべくインバータ回路500を制御する。
次に、インバータ装置4および駆動装置1の構造について、図2〜図18に基づいて説明する。図2〜図5は、駆動装置1の全体を示した図であり、図6〜図10は、インバータ装置4を示した図である。図11〜図14は、ヒートシンク80および複数のパワー素子を示した図であり、図16〜図18は、パワー基板アセンブリ40を示した図である。
本実施形態の駆動装置1は、モータ2の軸方向の端面13側にインバータ装置4が設けられており、モータ2とインバータ装置4とが積層構造になっている。
まず、モータ2について説明する。モータ2は、モータケース10、ステータ20、ロータ30、シャフト35等を備えている。
モータケース10は、鉄等により筒状に形成される。モータケース10のインバータ装置4と反対側の端部には、アルミニウムにより形成されるフレームエンド14がねじ等により固定される。モータケース10のインバータ装置4側の端部の軸中心には、開口11が設けられている。開口11には、シャフト35が挿通される。
モータケース10のインバータ装置4側の端部には、樹脂ガイド16が設けられる。樹脂ガイド16は、略環状に形成され、中心部が開口している。また、樹脂ガイド16には、6つの孔17が設けられる。
モータケース10の径方向内側には、ステータ20が配置される。ステータ20は、モータケース10の径方向内側に突出する12個の突極21を有している。突極21は、モータケース10の周方向に所定間隔で設けられている。巻線26は、図示しないインシュレータに巻回され、U相、V相、およびW相の三層巻線を構成している。
モータ線27は、巻線26の6箇所から引き出されている。モータ線27は、樹脂ガイド16に設けられる6つの孔17に挿通される。これにより、モータ線27は、樹脂ガイド16により位置決めされるとともに、モータケース10との絶縁が確保される。また、モータ線27は、インバータ装置4側へ引き出され、ヒートシンク80の径方向外側を通ってパワー基板41に接続される。
ステータ20の径方向内側には、ロータ30がステータ20に対して相対回転可能に設けられる。ロータ30は、例えば鉄等の磁性体材料で筒状に形成される。ロータ30は、ロータコア31と、ロータコア31の径方向外側に設けられる永久磁石32を有している。永久磁石32は、N極とS極とが周方向に交互に配列されている。
シャフト35は、ロータコア31の軸中心に形成された軸穴33に固定されている。シャフト35は、モータケース10に設けられる軸受12およびフレームエンドに設けられる軸受15によって回転可能に支持される。これにより、シャフト35は、ステータ20に対し、ロータ30とともに回転可能となっている。
シャフト35は、制御基板98側の端部にマグネット36を有している。マグネット36は、制御基板98に実装される位置センサ93と対向する位置に配置される。
また、シャフト35は、制御基板98と反対側の端部に出力端37を有している。シャフト35の出力端37側には、内部にギア7を有する図示しないギアボックスが設けられる。ギア7は、出力端37と連結され、シャフト35の駆動力によって回転駆動される。
次に、インバータ装置4について説明する。インバータ装置4は、モータ2の反ギアボックス側に設けられている。インバータ装置4は、軸方向において、モータ2側から、制御基板アセンブリ90、ヒートシンク80および複数のパワー素子、パワー基板アセンブリ40がこの順で配列されている。
制御基板アセンブリ90は、図1の制御部900を構成する各種電子部品が制御基板98に実装されている。
制御基板98は、例えばガラスエポキシ基板により形成される。制御基板98は、モータ2側からねじ89によってヒートシンク80に螺着される。
制御基板98のモータ2側の端面には、プリドライバ91、カスタムIC92、位置センサ93、マイコン94が実装されている。位置センサ93は、制御基板98の略中心に設けられ、シャフト35のマグネット36と対向している。位置センサ93は、シャフト35とともに回転するマグネット36による磁界の変化を検出することでシャフト35の回転を検出する。また、制御基板98のモータ2と反対側であって、短手側の一側に、制御コネクタ99が接続されている。制御コネクタ99は、モータ2の径方向外側から配線を接続可能に設けられ、各種センサからのセンサ情報が入力される。
図11〜図14に示すように、アルミニウム等の熱伝導性材料で形成されるヒートシンク80は、パワー素子51〜58、61〜68が発生する熱を受容可能な体積を有している。ヒートシンク80は、対称軸Xに対して対称に2つの放熱ブロック811、812が対峙している。放熱ブロック811、812は連結部84で連結されている。
放熱ブロック811、812のパワー基板41側の上面821、822と、放熱ブロック811、812の径外方向に面する外側面831、832とは隣接し、かつ直交する。すなわち、上面821、822は、モータ2の軸方向に対して垂直であり、外側面831、832は、モータ2の軸方向に対して平行である。
放熱ブロック811、812の両端寄りに、4個の貫通孔86がモータ3の軸方向と平行に設けられている。一方の対角線上の貫通孔86には、2本のねじ87bが挿通されてモータケース10に螺着される。また、後述するカバー88から他方の対角線上の貫通孔86を経由して、2本のねじ87aが挿通されてモータケース10に螺着される。
放熱ブロック811の上面821および外側面831には、それぞれ、後述する上アームユニット50および下アームユニット59がねじ72で取り付けられる。放熱ブロック812の上面822および外側面832には、それぞれ、後述する上アームユニット60および下アームユニット69がねじ72で取り付けられる。
次に、上下アームユニットについて説明する。上下アームユニットは、系統毎にインバータ装置4のブリッジ回路を構成する。第1系統の上アームユニット50および下アームユニット59は、図1のインバータ回路500からシャント抵抗46を除いた部分に対応する。第2系統の上アームユニット60および下アームユニット69は、図1のインバータ回路600からシャント抵抗46を除いた部分に対応する。ここでは、第1系統の上アームユニット50および下アームユニット59を代表として説明する。第2系統の上アームユニット60および下アームユニット69については、第1系統と同様である。
上アームユニット50は、4個のパワー素子51、53、55、57およびユニットベース71から構成される。パワー素子51、53、55は電源側スイッチング素子である。パワー素子57は電源リレー用パワー素子である。パワー素子51、53、55、57は、リード部79の方向が揃うようにユニットベース71上に並べて搭載される。
下アームユニット59は、4個のパワー素子52、54、56、58およびユニットベース71から構成される。パワー素子52、54、56はグランド側スイッチング素子である。パワー素子58は電源リレー用パワー素子である。パワー素子52、54、56、58は、リード部79の方向が揃うようにユニットベース71上に並べて搭載される。
各パワー素子51〜58は、市販の汎用MOSである。図15に示すように、各パワー素子51〜58は、半導体チップが樹脂モールドされた本体部77の一方の側面に3本のリード部79が延びている。3本のリード部79は、ゲート79g、ソース79s、ドレイン79dである。また、本体部77の一方の端面にドレイン電極78が露出している。ドレイン79dとドレイン電極78とは電気的に短絡している。
ユニットベース71は、アルミニウム製の金属層71mに樹脂層71pを積層したものである。金属層71mは特許請求の範囲に記載の「放熱層」に相当し、樹脂層71pは特許請求の範囲に記載の「絶縁層」に相当する。
パワー素子51〜58がユニットベース71に搭載される際、ドレイン電極78が絶縁層71pに当接するようにはんだ付けされる。ドレイン電極78と金属層71mとは絶縁層71pにより絶縁される。
上アームユニット50は、ユニットベース71の金属層71mが放熱ブロック811の上面821に当接するように取り付けられる。このとき、パワー素子51、53、55、57のリード部79は、本体部77の外側面83側から略直角に曲げられてパワー基板41側(図13の上方)に延びている。
下アームユニット59は、ユニットベース71の金属層71mが放熱ブロック811の外側面831に当接するように取り付けられる。このとき、パワー素子52、54、56、58のリード部79は、パワー基板41側(図13の上方)に真っ直ぐ延びている。
すなわち、上アームユニット50と下アームユニット59とは、パワー素子51〜58のリード部79がパワー基板41に向き、かつ、リード部79が互いに近接するように配置されている。
一方、第2系統の上下アームユニット60、69は、ヒートシンク80の対称軸Xに対して第1系統の上下アームユニット50、59と対称に、ヒートシンク80の他方の放熱ブロック812の上面822および外側面832に搭載されている。
次に、パワー基板アセンブリ40について説明する。図16〜図18に示すように、パワー基板アセンブリ40は、チョークコイル44、電解コンデンサ43、4個の電解コンデンサ45およびパワーコネクタ47がパワー基板41のモータ2側の面に実装されている。パワー基板アセンブリ40および上下アームユニット50、59、60、69は、図1のパワー部400を構成している。
パワー基板41は、モータ2の反対側からねじ39によってヒートシンク80に螺着されている。
パワー基板41には、モータ2を駆動する駆動電流が通電されるパワー配線が形成される。第1系統にて例示すると、スイッチング用パワー素子51、53、55を電源ライン側で繋ぐ配線、スイッチング用パワー素子52、54、56をグランド側で繋ぐ配線、電源リレー用パワー素子58とスイッチング用パワー素子51、53、55とを繋ぐ配線、電源リレー用パワー素子57とチョークコイル44および電解コンデンサ43とを繋ぐ配線等がパワー基板41に形成されている。
パワー基板41のスルーホール41hにパワー素子51〜58、61〜68のリード部79が挿通され、はんだ付け等により、パワー基板41とパワー素子51〜58、61〜68とが電気的に接続される。また、パワー基板41は、スルーホール41hの外側で、はんだ付け等によりモータ線27と電気的に接続される。インバータ装置4が生成した交流電力は、モータ線27を経由して、ステータ20に巻回された巻線26へ供給される。
チョークコイル44、電解コンデンサ43、4個の電解コンデンサ45およびパワーコネクタ47は、ヒートシンク80の連結部84とパワー基板41との間であって放熱ブロック811、812の間に形成される空間に配置される。すなわち、上下アームユニット50、59、60、69を搭載するために必要なスペース以外の空間に、これらの電子部品が配置されている。
パワーコネクタ47は、制御コネクタ99と反対側に設けられている。パワーコネクタ47がバッテリ9と接続されることにより、パワー基板41に電力が供給される。
基板接続ターミナル42は、パワー基板41と制御基板98とを電気的に接続する。制御基板アセンブリ90から出力される制御信号は、基板接続ターミナル42およびパワー基板41を経由してパワー素子51〜58、61〜68のゲート79gに入力される。
カバー88は、鉄等の磁性材料で略有底筒状に形成される。カバー88は、インバータ装置4側から外部へ電解が漏れるのを防ぐとともに、インバータ装置4側へ埃等が入り込むのを防止する。カバー88は、ねじ87aがカバー88の孔およびヒートシンク80の貫通孔56を貫通してモータケース10に螺着されることにより、ヒートシンク80およびモータケース10に固定される。
カバー88には、制御コネクタ99およびパワーコネクタ47と対応する位置に切欠88nが設けられている。パワーコネクタ47側の切欠88nには、樹脂ガイド16の凸部18が嵌合する。
(作動)
次に、インバータ装置4および駆動装置1の作動を説明する。
制御基板アセンブリ90のマイコン94は、位置センサ93、トルクセンサ8、シャント抵抗46等からの信号に基づき、駆動装置1が車速に応じてステアリング5の操舵をアシストするように、プリドライバ91を介してPWM制御により作出されたパルス信号を生成する。
このパルス信号は、基板接続ターミナル42、パワー基板41を経由して、スイッチング用パワー素子51〜56、61〜66に出力され、パワー素子のオン/オフの切り替え動作を制御する。これにより、モータ2の巻線26の各相に位相のずれた正弦波電流が通電され、回転磁界が生じる。この回転磁界を受けてロータ30およびシャフト35が一体となって回転する。そして、シャフト35の回転により、出力端37からコラム軸6のギア7に駆動力が出力され、運転者のステアリング5による操舵をアシストする。
スイッチング用パワー素子51〜58、61〜68が発生する熱は、ユニットベース71を介してヒートシンク80へ放熱され、パワー素子51〜56、61〜66の温度上昇による故障や誤動作が防止される。
(効果)
上記の構成により、第1実施形態のインバータ装置4は以下(1)〜(7)の効果を奏する。
(1)上アームユニット50、60、及び、下アームユニット59、69が分離して、ヒートシンク80の放熱ブロック811、812に配置される。そのため、パワー素子51〜58、61〜68が発生する熱は、互いに干渉することなく、図13(b)の破線矢印Hに示すように放熱ブロック811、812に放出される。したがって、パワー素子51〜58、61〜68の放熱性を向上することができ、温度上昇による故障や誤動作を防止することができる。
(2)2系統の三相インバータ回路を含むインバータ装置において、パワー素子を系統毎に上アームユニットと下アームユニットとに分離しているので、パワー素子を相毎に分離する場合に対し、ユニット数を6組から4組に減少することができる。
(3)上アームユニット50と下アームユニット59、及び、上アームユニット60と下アームユニット69とは、それぞれ、パワー素子のリード部79がパワー基板41に向き、かつ、リード部79が互いに近接するように配置されている。
これにより、上下アームのパワー素子51〜58、61〜68間の配線距離、及び、パワー素子51〜58、61〜68と電源、グランド、生成電圧等との配線距離を短縮することができる。したがって、配線インピーダンスを低減することができる。よって、インバータ装置4の電力ロスを低減することができる。
(4)上アームユニット50および下アームユニット59は、ぞれぞれ、放熱ブロック811の上面821および外側面831に配置される。また、上アームユニット60および下アームユニット69は、ぞれぞれ、放熱ブロック812の上面822および外側面832に配置される。上アームユニットと下アームユニットとを同一平面ではなく異なる面上に配置することで、上下アームユニットが占めるスペースを立体的に集約し、投影面積を縮小することができる。その結果、放熱ブロック811、812の間にスペースを設け、チョークコイル44、電解コンデンサ43、電解コンデンサ45等の電子部品を配置してスペースを有効に利用することができる。よって、インバータ装置4を小型化することができる。
(5)放熱ブロック811の上面821と外側面831、及び、放熱ブロック812の上面822と外側面832とは互いに隣接しかつ直交する。これにより、上アームユニット50、60と下アームユニット59、69とを特に近接して配置させることができる。したがって、上下アーム間の配線距離を短縮することができ、配線インピーダンスを低減することができる。よって、インバータ装置の電力ロスを低減することができる。また、インバータ装置4を小型化することができる。
また、放熱ブロック811、812を略直方体形状に形成することで、インバータ装置4の設計および加工が容易となる。
(6)上下アームユニット50、59、60、69をそれぞれユニットベース71上に設けてサブアセンブリとすることにより、インバータ装置4の組立工程を簡略化することができる。
(7)ユニットベース71の金属層71mは、パワー素子51〜58、61〜68からヒートシンク80への放熱効果を一層増大する。また、ユニットベース71の樹脂層71pは、パワー素子とユニットベース71との接触面を絶縁する。よって、ユニットベース71側の面にドレイン電極78が露出している汎用パワー素子を使用する場合でもパワー素子同士の短絡を防ぐことができる。
(比較例)
比較例のインバータ装置におけるパワー素子の配置を図25に示す。
比較例では16個のパワー素子48が一枚の基板49上に集結して配置されている。パワー素子48が分離して配置されていないため、破線矢印Hで示すように、各パワー素子48が発生する熱が互いに干渉し、放熱が阻害される。したがって、パワー素子48の温度上昇により故障や誤動作が発生するおそれがある。
また、16個のパワー素子48が同一平面上に配置されているため基板49の面積が大きくなり、インバータ装置全体の体格の大型化を招く。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるインバータ装置について図19〜図21に基づいて説明する。
第2実施形態のインバータ装置3は、1系統の駆動装置に適用される。ヒートシンク80の一方の放熱ブロック811の外側面831には、パワー素子51〜54から構成される上アームユニット50が取り付けられる。ヒートシンク80の他方の放熱ブロック812の外側面832には、パワー素子55〜58から構成される下アームユニット59が取り付けられる。このように、上アームユニット50と下アームユニット59とは、異なる平面上に配置される。
第2実施形態では、第1実施形態の効果のうち(1)〜(4)、(6)、(7)の効果を奏する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態によるインバータ装置について図22〜図24に基づいて説明する。
第3実施形態のインバータ装置は、2系統の駆動装置に適用される。第1実施形態とは異なり、パワー素子51〜58、61〜68がユニットベースに搭載されず、それぞれ単独でヒートシンク80にねじ73または接着剤で取り付けられる。
この場合、ドレイン電極露出型のパワー素子を直接ヒートシンク80に取り付けると、パワー素子同士が短絡するため、ドレイン電極78とヒートシンク80との間に絶縁シート74を介在させる必要がある。絶縁シートは、シリコン等の絶縁性材料の薄板である。あるいは、ドレイン電極を樹脂で絶縁被覆したタイプのパワー素子を用いてもよい。
第3実施形態では、第1実施形態の効果のうち(1)〜(5)の効果を奏する。
(その他の実施形態)
(ア)上記の実施形態では、車両の電動パワーステアリング装置に適用される駆動装置について説明したが、他の用途に適用されるものであってもよい。
(イ)上記の実施形態では、2系統または1系統の三相交流インバータ装置について説明した。しかし、インバータ装置は、3系統以上に対応するものであってもよく、あるいは、三相以外の多相交流電力を生成するものであってもよい。
(ウ)上記の実施形態では、インバータ装置は、モータ2の反ギアボックス側に設けられている。本発明の他の実施形態では、インバータ装置は、モータとギアボックスとの間に設けてもよい。この場合、インバータ装置の反モータ側にシャフトの出力端が設けられる。すなわち、シャフトは、モータから、対峙するヒートシンクの放熱ブロックの間を通過しつつ、制御基板およびパワー基板を貫通して延びる。
(エ)上記の第1、第2実施形態では、ユニットベース71は、放熱層としての金属層71mを含む。しかし、ヒートシンクのみで充分な放熱効果が得られる場合には、ユニットベースは放熱層を含まず、絶縁性の樹脂板等で構成されてもよい。
(オ)上記の実施形態では、パワー素子として市販の汎用MOSを使用する。その他、例えば4個のMOSを一体に樹脂モールドした専用のパワーモジュールを使用することもできる。これにより、駆動装置の設計仕様に応じてパワー素子の特性やパワーモジュールのサイズをカスタマイズすることができ、また、部品点数を削減することができる。
(オ)上記の実施形態では、上下アームユニットは、スイッチング用パワー素子の他、電源リレー用のパワー素子を含む。しかし、電源リレー用のパワー素子は、スイッチング素子と別に、例えばパワー基板に配置されてもよい。
(カ)上記の実施形態では、ヒートシンク80の放熱ブロック811、812は、連結部84によって連結されている。しかし、放熱ブロックを別々に形成してもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・駆動装置
2 ・・・モータ
4 ・・・インバータ装置
10 ・・・モータケース
20 ・・・ステータ
26 ・・・巻線
27 ・・・モータ線
30 ・・・ロータ
35 ・・・シャフト
400 ・・・パワー部
40 ・・・パワー基板アセンブリ(パワー配線部)
41 ・・・パワー基板
500、600 ・・・インバータ回路
50、60 ・・・上アームユニット
51〜56、61〜66・・・パワー素子、スイッチング用パワー素子
57、58、67、68・・・パワー素子、電源リレー用パワー素子
59、69 ・・・下アームユニット
71 ・・・ユニットベース
71m ・・・金属層(放熱層)
71p ・・・樹脂層(絶縁層)
77 ・・・本体部
78 ・・・ドレイン電極
79 ・・・リード部
80 ・・・ヒートシンク
811、812 ・・・放熱ブロック
821、822 ・・・上面
831、832 ・・・外側面
900 ・・・制御部
90 ・・・制御基板アセンブリ(制御配線部)
98 ・・・制御基板

Claims (11)

  1. 直流電力から複数相の交流電力を生成するインバータ装置であって、
    ブリッジ回路を構成する複数のパワー素子と、
    前記複数のパワー素子が搭載され前記複数のパワー素子が発生する熱を受容可能なヒートシンクと、
    前記複数のパワー素子に制御信号を出力する制御配線部と、
    前記複数のパワー素子に通電される電流を入出力するパワー配線部と、
    を備え、
    前記複数のパワー素子は、半導体チップが樹脂モールドされる本体部、及び、該本体部の一方の側から延びて前記パワー配線部に電気的に接続されるリード部を設けており、
    前記ブリッジ回路の電源側の前記複数のパワー素子が集合してなる上アームユニットと前記ブリッジ回路のグランド側の前記複数のパワー素子が集合してなる下アームユニットとが分離して配置されることを特徴とするインバータ装置。
  2. 前記上アームユニットおよび前記下アームユニットは、前記リード部が前記パワー配線部に向くように配置されることを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置。
  3. 前記上アームユニットと前記下アームユニットとは、前記ヒートシンクの異なる面上に搭載されることを特徴とする請求項1または2に記載のインバータ装置。
  4. 前記上アームユニットと前記下アームユニットとは、前記ヒートシンクの互いに隣接する面上に搭載されることを特徴とする請求項3に記載のインバータ装置。
  5. 前記上アームユニットと前記下アームユニットとは、前記ヒートシンクの互いに直交する面上に搭載されることを特徴とする請求項3または4に記載のインバータ装置。
  6. 前記パワー配線部は平板状のパワー基板によって構成され、前記上アームユニットと前記下アームユニットとは、一方が前記パワー基板に平行な面に搭載され、他方が前記パワー基板に垂直な面に搭載されることを特徴とする請求項5に記載のインバータ装置。
  7. 前記上アームユニットおよび前記下アームユニットは、前記複数のパワー素子が平板状のユニットベース上に搭載されて構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のインバータ装置。
  8. 前記ユニットベースは、熱伝導性材料で形成され前記ヒートシンクに当接する放熱層を有することを特徴とする請求項7に記載のインバータ装置。
  9. 前記ユニットベースは、前記複数のパワー素子同士を絶縁するための絶縁層を有することを特徴とする請求項7または8に記載のインバータ装置。
  10. 前記上アームユニットおよび前記下アームユニットは、前記複数のパワー素子が一体に樹脂モールドされたパワーモジュールとして構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のインバータ装置。
  11. 複数相を構成するように巻線が巻回されるステータと、
    前記ステータの径内方向に該ステータに対し相対回転可能に配置されるロータと、
    前記ロータの軸方向の一方の側に設けられる請求項1〜10のいずれか一項に記載のインバータ装置と、
    を備えることを特徴とする駆動装置。
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