JP7167635B2 - 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、モータと、モータの駆動を制御するインバータ回路とを備える駆動装置が知られている。例えば特許文献1では、各相のモータ線が、軸中心に対して点対称に配置されている。
特開2016-36244号公報
ここで、特許文献1では、スイッチング素子が小型化された場合の素子配置については、なんら言及されていない。本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁気検出素子の検出精度の悪化を防ぐ駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明の駆動装置は、回転電機(80)と、基板(670)と、磁気検出素子(675)と、スイッチング素子(121~129、131、132、221~229、231、232、321~329、331、332、421~429、431、432)と、リード線(170、270、370、470)と、電源端子(141、241、341、441)と、グランド端子(142、242、342、442)と、制御回路部(175、176、275、276)と、を備える。
回転電機は、n(nは2以上の整数)系統のモータ巻線(180、280)が巻回されるステータ(840)、ステータに対して相対回転可能に設けられるロータ(860)、および、ロータとともに回転するシャフト(870)を有する。基板は、回転電機の軸方向の一方の端部側に設けられる。磁気検出素子は、基板に実装され、シャフトと一体に回転するマグネット(875)の回転磁界を検出する。
スイッチング素子は、基板に平面実装され、モータ巻線の通電を切り替える。リード線は、モータ巻線を構成する各相巻線と基板とを接続する。電源端子は、基板と電源(199、299)とを接続する。グランド端子は、基板とグランドとを接続する。制御回路部は、スイッチング素子のオンオフ作動の制御に用いられる。
スイッチング素子、リード線、電源端子およびグランド端子であるパワー端子、ならびに、制御回路部は、系統ごとに設けられる。スイッチング素子、リード線およびパワー端子は、系統ごとのパワー領域にまとまって配置されており、リード線が回転対称に配置される。
モータ巻線は、2系統であって、基板の回転電機側の面において、第1系統のパワー領域である第1パワー領域、第1系統の制御回路部の少なくとも一部が実装される第1周辺領域、第2系統のパワー領域である第2パワー領域、第2系統の制御回路部の少なくとも一部が実装される第2周辺領域は、同一の基板上に実装されている磁気検出素子の外周側にて周方向にこの順で配置される。
これにより、各系統のリード線に流れる電流により形成される磁界が打ち消されるので、磁気検出素子の検出誤差を低減することができる。また、例えば小型化されたスイッチング素子を用い、リード線およびパワー端子を系統ごとにまとめて配置することで、制御回路部等の実装に用いられる周辺領域を多く確保することができる。
第1実施形態によるステアリングシステムの概略構成図である。 第1実施形態による駆動装置の断面図である。 第1実施形態による駆動装置を示す回路図である。 第1実施形態による基板のモータ面側を示す平面図である。 第1実施形態による基板のカバー面側を示す平面図である。 第1実施形態によるコネクタおよび基板を示す模式的な断面図である。 第1実施形態によるリード線への通電により生じる磁界を説明する説明図である。 第2実施形態による基板のモータ面側を示す平面図である。 第2実施形態による基板のカバー面側を示す平面図である。 第2実施形態によるコネクタおよび基板を示す模式的な断面図である。 第3実施形態によるコネクタおよび基板を示す模式的な断面図である。 第4実施形態によるコネクタおよび基板を示す模式的な断面図である。 第5実施形態による基板のモータ面側を示す平面図である。 第5実施形態によるリード線およびパワー端子を示す模式的な側面図である。 第5実施形態による基板の配線パターンを説明する模式図である。 第6実施形態による基板のモータ面を示す平面図である。 第7実施形態による基板のモータ面を示す平面図である。 第8実施形態による基板のモータ面を示す平面図である。 第9実施形態による基板のモータ面を示す平面図である。 第10実施形態による基板のモータ面を示す平面図である。 第11実施形態による基板のモータ面を示す平面図である。 参考例によるリード線への通電により生じる磁界を説明する説明図である。
以下、本発明による駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態による駆動装置1は、モータ80と、ECU10と、を備え、車両のステアリング操作を補助するための電動パワーステアリング装置8に適用される。図1は、電動パワーステアリング装置8を備えるステアリングシステム90の全体構成を示すものである。ステアリングシステム90は、操舵部材であるステアリングホイール91、ステアリングシャフト92、ピニオンギア96、ラック軸97、車輪98、および、電動パワーステアリング装置8等を備える。
ステアリングホイール91は、ステアリングシャフト92と接続される。ステアリングシャフト92には、操舵トルクを検出するトルクセンサ94が設けられる。トルクセンサ94は、系統毎に設けられる2つのトルク検出部194、294を有する。トルク検出部194、294の検出値は、対応するマイコン175、275に出力される。ステアリングシャフト92の先端には、ピニオンギア96が設けられる。ピニオンギア96は、ラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が連結される。
運転者がステアリングホイール91を回転させると、ステアリングホイール91に接続されたステアリングシャフト92が回転する。ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換される。一対の車輪98は、ラック軸97の変位量に応じた角度に操舵される。
電動パワーステアリング装置8は、駆動装置1、ならびに、モータ80の回転を減速してステアリングシャフト92に伝える動力伝達部としての減速ギア89等を備える。本実施形態の電動パワーステアリング装置8は、所謂「コラムアシストタイプ」であって、ステアリングシャフト92が「駆動対象」に対応する。また、電動パワーステアリング装置は、モータ80の回転をラック軸97に伝える所謂「ラックアシストタイプ」等としてもよい。
図2および図3に示すように、モータ80は、3相ブラシレスモータである。モータ80は、操舵に要するトルクの一部または全部を出力するものであって、バッテリ199、299から電力が供給されることにより駆動され、減速ギア89を正逆回転させる。
モータ80は、巻線組である第1モータ巻線180および第2モータ巻線280を有する。モータ巻線180、280は、電気的特性が同等であり、共通のステータ840に、互いに電気角を30[deg]ずらしてキャンセル巻きされる。これに応じて、モータ巻線180、280には、位相φが30[deg]ずれた相電流が通電されるように制御される。通電位相差を最適化することで、出力トルクが向上する。また、6次のトルクリプルを低減することができる。さらにまた、位相差通電により、電流が平均化されるため、騒音、振動のキャンセルメリットを最大化することができる。また、発熱についても平均化されるため、各センサの検出値やトルク等、温度依存の系統間誤差を低減可能であるとともに、通電可能な電流量を平均化できる。
以下、第1モータ巻線180の通電制御に係る構成の組み合わせを第1系統、第2モータ巻線280の通電制御に係る構成の組み合わせを第2系統とする。第1系統の構成を主に100番台で付番し、第2系統の構成を主に200番台で付番し、第1系統および第2系統にて実質的に同様の構成には下2桁が同じとなるように付番し、適宜説明を省略する。また、図中等適宜、第1系統に係る構成に添え字の「1」、第2系統に係る構成に添え字の「2」を付す。また、系統を示す部材名等に付された「第1」、「第2」は、適宜省略する。
図2に示すように、駆動装置1は、モータ80の軸方向の一方側にECU10が一体的に設けられており、いわゆる「機電一体型」である。ECU10は、モータ80の出力軸とは反対側において、シャフト870の軸Axに対して同軸に配置されている。ECU10は、モータ80の出力軸側に設けられていてもよい。機電一体型とすることで、搭載スペースに制約のある車両において、ECU10とモータ80とを効率的に配置することができる。以下適宜、単に「軸方向」、「径方向」という場合、モータ80における軸方向、径方向を意味するものとする。
モータ80は、ステータ840、ロータ860、および、これらを収容するハウジング830等を備える。ステータ840は、ハウジング830に固定されており、モータ巻線180、280が巻回される。ロータ860は、ステータ840の径方向内側に設けられ、ステータ840に対して相対回転可能に設けられる。
シャフト870は、ロータ860に嵌入され、ロータ860と一体に回転する。シャフト870は、軸受835、836により、ハウジング830に回転可能に支持される。シャフト870のECU10側の端部は、ハウジング830からECU10側に突出する。シャフト870のECU10側の端部には、検出対象であるマグネット875が設けられる。
ハウジング830は、筒状のケース834、リアフレームエンド837、および、フロントフレームエンド838を有する。リアフレームエンド837は、ケース834のECU10側の開口を塞ぐように設けられる。フロントフレームエンド838は、ケース834の出力端側の開口を塞ぐように設けられる。リアフレームエンド837とフロントフレームエンド838とは、ケース834を挟んだ状態にて、例えば図示しないスルーボルト等により締結される。
リアフレームエンド837には、モータ巻線180、280の各相と接続されるリード線170、270(図4参照)が挿通される図示しないリード線挿通孔が形成される。リード線170、270は、リード線挿通孔からECU10側に取り出され、基板670に接続される。
ECU10は、カバー660、コネクタ665、基板670、および、基板670に実装される各種の電子部品等を備える。カバー660は、略有底筒状に形成され、リアフレームエンド837の径方向外側に嵌まり合う。カバー660は、基板670を覆うように設けられ、外部の衝撃から電子部品を保護したり、ECU10の内部への埃や水の浸入を防止したりする。カバー660の底部には、開口661が形成される。
コネクタ665は、ベース部666、および、コネクタ部667を有する。ベース部666は、図示しないボルト等によりリアフレームエンド837に固定される。コネクタ部667は、ベース部666から突出して形成され、カバー660の開口661から軸方向側に取り出される。コネクタ部667の間口は、軸方向側に開口し、モータ80とは反対側から図示しないハーネスを挿抜可能に設けられる。コネクタ部667には、コネクタ端子668が設けられる。コネクタ端子668は、コネクタ665に埋設され、一方の端部が基板670側に露出して基板670と接続され、他方の端部がコネクタ部667の内部空間に露出する。コネクタ端子668には、後述の電源端子141、241、グランド端子142、242、および、制御端子145、245が含まれる(図4参照)。図2では、コネクタ部667が2分割される例を図示しているが、コネクタ部667の数や端子数等は、適宜設計可能である。また、ベース部666とコネクタ部667とを別体に形成してもよい。
基板670は、例えばプリント基板であって、リアフレームエンド837に固定される。基板670は、略円形に形成され、モータ80を軸方向に投影した投影領域内に設けられ、2系統分の電子部品が実装されている。本実施形態では、基板670の2つの主面のうち、モータ80側の面をモータ面671、モータ面671と反対側の面をカバー面672とする。
図3に駆動装置1の回路構成を示す。ECU10は、第1モータ巻線180に対応して設けられる第1インバータ120、第1モータリレー127~129、第1電源リレー131、第1逆接保護リレー132、第1コンデンサ134および第1インダクタ135、ならびに、第2モータ巻線280に対応して設けられる第2インバータ220、第2モータリレー227~229、第2電源リレー231、第2逆接保護リレー232、第2コンデンサ234および第2インダクタ235を有する。本実施形態では、インバータ120、220を構成するスイッチング素子121~126、221~226、モータリレー127~129、227~229、リレー131、132、231、232、コンデンサ134、234およびインダクタ135、235は、1枚の基板30に実装されている。
第1系統には、第1バッテリ199から電力が供給され、第2系統には、第2バッテリ299から電力が供給される。第1モータ巻線180の通電は、第1マイコン175により制御され、第2モータ巻線280の通電は、第2マイコン275により制御される。すなわち本実施形態では、第1系統と第2系統とが独立して設けられる完全冗長構成をなしている。
第1インバータ120は、3相インバータであって、高電位側に接続されるスイッチング素子である上アーム素子121~123、および、上アーム素子121~123の低電位側に接続される下アーム素子124~126がブリッジ接続されている。対になるU相の上アーム素子121と下アーム素子124との接続点は第1U相コイル181の一端に接続され、対になるV相の上アーム素子122と下アーム素子125との接続点は第1V相コイル182の一端に接続され、対になるW相の上アーム素子123と下アーム素子126との接続点は第1W相コイル183の一端に接続される。コイル181~183の他端は結線される。下アーム素子124~126の低電位側には、コイル181~183の電流を検出する電流検出素子であるシャント抵抗137~139が設けられる。
第2インバータ220は、3相インバータであって、高電位側に接続されるスイッチング素子である上アーム素子221~223、および、上アーム素子221~223の低電位側に接続される下アーム素子224~226がブリッジ接続されている。対になるU相の上アーム素子221と下アーム素子224とのの接続点は第2U相コイル281の一端に接続され、対になるV相の上アーム素子222と下アーム素子225との接続点は第1V相コイル282の一端に接続され、対になるW相の上アーム素子223と下アーム素子226との接続点は第1W相コイル283の一端に接続される。コイル281~283の他端は結線される。下アーム素子224~226の低電位側には、コイル281~283の電流を検出する電流検出素子であるシャント抵抗237~239が設けられる。
第1モータリレー127~129は、第1インバータ120と第1モータ巻線180との間に設けられ、第1インバータ120と第1モータ巻線180とを断接可能に設けられる。U相のモータリレー127はスイッチング素子121、124の接続点とU相コイル181との間に設けられ、V相のモータリレー128はスイッチング素子122、125の接続点とV相コイル182との間に設けられ、W相のモータリレー129はスイッチング素子123、126の接続点とW相コイル183との間に設けられる。
第2モータリレー227~229は、第2インバータ220と第2モータ巻線280との間に設けられ、第2インバータ220と第2モータ巻線280とを断接可能に設けられる。U相のモータリレー227はスイッチング素子221、224の接続点とU相コイル281との間に設けられ、V相のモータリレー228はスイッチング素子222、225の接続点とV相コイル282との間に設けられ、W相のモータリレー229はスイッチング素子223、226の接続点とW相コイル283との間に設けられる。
第1電源リレー131と第1逆接保護リレー132とは、寄生ダイオードの向きが逆向きとなるように直列接続され、第1バッテリ199と第1インバータ120との間に設けられる。第2電源リレー231と第2逆接保護リレー232とは、寄生ダイオードの向きが逆向きとなるように直列接続され、第2バッテリ299と第2インバータ220との間に設けられる。寄生ダイオードの向きが逆向きとなるように接続することで、バッテリ199、299が誤って逆向きに接続された場合に逆向きの電流が流れるのを防ぎ、ECU10を保護する。以下適宜、上アーム素子121~123、221~223、下アーム素子124~126、224~226、モータリレー127~129、227~229、電源リレー131、231、および、逆接保護リレー132、232を「スイッチング素子」とする。
本実施形態では、上アーム素子121~123、221~223、下アーム素子124~126、224~226、モータリレー127~129、227~229、電源リレー131、231、および、逆接保護リレー132、232は、いずれもMOSFETであるが、IGBTやサイリスタ等であってもよい。また、リレー131、132、231、232がメカリレーであってもよい。
スイッチング素子121~129、131、132は、第1マイコン175からの制御信号に基づいてプリドライバから出力される駆動信号により、オンオフ作動が制御される。第2スイッチング素子221~229、231、232は、第2マイコン275からの制御信号に基づいてプリドライバから出力される駆動信号により、オンオフ作動が制御される。第1系統のプリドライバは第1集積回路176に含まれ、第2系統のプリドライバは第2集積回路276に含まれる。本実施形態では、マイコン175、275および集積回路176、276が「制御回路部」に対応する。なお、煩雑になることを避けるため、図3中において、モータリレーおよび電源リレーへの制御線を省略した。
第1コンデンサ134は第1インバータ120と並列に接続され、第2コンデンサ234は第2インバータ220と並列に接続される。コンデンサ134、234は、例えばアルミ電解コンデンサである。第1インダクタ135は第1バッテリ199と第1電源リレー131との間に設けられ、第2インダクタ235は第2バッテリ299と第2電源リレー231との間に設けられる。
第1コンデンサ134および第1インダクタ135、ならびに、第2コンデンサ234および第2インダクタ235は、フィルタ回路を構成し、バッテリ199、299を共用する他の装置から伝わるノイズを低減するとともに、駆動装置1からバッテリ199、299を共用する他の装置に伝わるノイズを低減する。また、コンデンサ134、234は、電荷を蓄えることで、インバータ120、220への電力供給を補助する。
基板670のモータ面671側を図4、カバー面672側を図5に示す。図4に示すように、モータ面671には、スイッチング素子121~126、221~226、モータリレー127~129、227~229、および、リレー131、132、231、232が、リアフレームエンド837に放熱可能に実装される。また、回転角センサ675は、マグネット875(図2参照)と対向するように、モータ面671の略中央に実装される。
本実施形態では、基板670を仮想線VLにて2分割し、一方の領域を第1系統領域R1、他方の領域を第2系統領域R2とする。図4および図5に示すように、第1実施形態では、仮想線VLの紙面上側が第1系統領域R1であり、紙面下側が第2系統領域R2である。第1系統領域R1のモータ面671およびカバー面672には、第1系統に係る部品が実装され、第2系統領域R2のモータ面671およびカバー面672には、第2系統に係る部品が実装される。
スイッチング素子121~129、131、132は、第1系統領域R1内であって、モータ面671の4分の1に収まる第1パワー領域R105内に実装される。スイッチング素子121~129の9個の素子は、概ね3×3の格子状であって、仮想線VL側から、W相、V相、U相の順に配列される。
U相に着目すると、基板670の外縁側から、リード線171、モータリレー127、下アーム素子124、上アーム素子121、逆接保護リレー132の順に、同一直線上に配列される。また、電源リレー131は、逆接保護リレー132の、電源端子141およびグランド端子142側に配置される。V相に着目すると、基板670の外縁側から、リード線172、モータリレー128、下アーム素子125、上アーム素子122の順に、同一直線上に配列される。W相に着目すると、基板670の外縁側から、リード線173、モータリレー129、下アーム素子126、上アーム素子123の順に、同一直線上に配列される。
スイッチング素子221~229、231、232は、第2系統領域R2内であって、モータ面671の4分の1に収まる第2パワー領域R205内に実装される。スイッチング素子221~229の9個の素子は、概ね3×3の格子状であって、仮想線VL側から、W相、V相、U相の順に配列される。
U相に着目すると、基板670の外縁側から、リード線271、モータリレー227、下アーム素子224、上アーム素子221、逆接保護リレー232の順に、同一直線上に配列される。また、電源リレー231は、逆接保護リレー232の、電源端子241およびグランド端子242側に配置される。W相に着目すると、基板670の外縁側から、リード線272、モータリレー228、下アーム素子225、上アーム素子222の順に、同一直線上に配列される。W相に着目すると、基板670の外縁側から、リード線273、モータリレー229、下アーム素子226、上アーム素子223の順に、同一直線上に配列される。
第1系統領域R1内であって、モータ面671の第1パワー領域R105外の領域である第1周辺領域R101、および、カバー面672の第1周辺領域R102には、コンデンサ134、インダクタ135、マイコン175、および、プリドライバを含むASIC等である集積回路176が実装される。
第2系統領域R2内であって、モータ面671の第2パワー領域R205外の領域である第2周辺領域R201、および、カバー面672の第2周辺領域R202には、コンデンサ234、インダクタ235、マイコン275、および、プリドライバを含むASIC等である集積回路276が実装される。以下適宜、周辺領域に実装される部品を「周辺部品」とする。周辺部品には、制御回路部品であるマイコン175、275が含まれる。
第1パワー領域R105と第2パワー領域R205とは、回転角センサ675に対して回転対称に配置される。また、第1系統のスイッチング素子121~129、131、132と、第2系統のスイッチング素子221~229、231、232とは、それぞれ対応する素子が、回転角センサ675に対して回転対称に配置される。なお、各素子の配置は、必ずしも厳密に回転対称に配置されていなくてもよい。
また、本実施形態では、スイッチング素子を構成するMOSFETが比較的小型化されており、パワー領域R105、R205が、基板670のモータ面671の4分の1以下の領域となっている。そのため、パワー領域R105、R205と、周辺領域R101、201とを周方向に交互に配列している。具体的には、時計回りに、第1パワー領域R105、第1周辺領域R101、第2パワー領域R205、第2周辺領域R201の順に配置している。
電源端子141、241、グランド端子142、242、および、制御端子145、245は、対応する箇所に形成される挿通孔にカバー面672側から挿通され、基板670と電気的に接続される。端子141、142、241、242は、いずれも細長い矩形状であって、短手方向端部が径方向側を向くようにして、基板670の外縁に沿った外周領域に配置される。なお、図4および図5では、煩雑になることを避けるため、ハッチング等は行わず、各端子およびリード線170、270が配置される箇所を図示した。後述の実施形態についても同様である。
第1系統の電源端子141、グランド端子142および制御端子145は、隣接して配置される。電源端子141およびグランド端子142は、スイッチング素子121~129を挟んで仮想線VLと反対側にて、第1パワー領域R105に配置される。制御端子145は、第1周辺領域R101を挟んで仮想線VLと反対側にて、第1周辺領域R101と同じ1/4領域に配置される。
第2系統の電源端子241、グランド端子242および制御端子245は、隣接して配置される。電源端子241およびグランド端子242は、スイッチング素子221~229を挟んで仮想線VLと反対側にて、第2パワー領域R205に配置される。制御端子245は、第2周辺領域R201を挟んで仮想線VLと反対側にて、第2周辺領域R201と同じ1/4領域に配置される。図4および図5では、制御端子145、245が各9本であるが、端子数は適宜設定可能である。
図6に示すように、第1電源端子141、第1グランド端子142および第1制御端子145は、一方のコネクタ部667に設けられ、第2電源端子241、第2グランド端子242および第2制御端子245は、他方のコネクタ部667に設けられる。図6は、模式的な断面図であって、煩雑になることを避けるため、ハッチングを省略した。図10~図12も同様である。
図4に示すように、リード線170、270は、対応する箇所に形成される挿通孔にモータ面671側から挿通され、基板670と電気的に接続される。リード線170は、U相リード線171、V相リード線172およびW相リード線173を有し、スイッチング素子121~129を挟んで第1周辺領域R101とは反対側にて、第1パワー領域R105に配置される。リード線270は、U相リード線271、V相リード線272およびW相リード線273を有し、スイッチング素子221~229を挟んで第2周辺領域R201とは反対側にて、第2パワー領域R205に配置される。リード線171~173、271~273は、いずれも細長い矩形状であって、短手方向端部が径方向側を向くようにして、基板670の外縁に沿った外周領域に配置される。
第1リード線170は、仮想線VL側から、W相、V相、U相の順に配列されており、スイッチング素子121~129は、第1リード線170の相配列と同様、仮想線VLから側から、W相、V相、U相の順に配列される。第2リード線270は、回転角センサ675を挟んで第1リード線170と反対側において、仮想線VL側から、W相、V相、U相の順に配列されており、スイッチング素子221~229は、第2リード線270の相配列と同様、仮想線VL側から、W相、V相、U相の順に配列される。
図22に示す参考例では、第1パワー領域R105と第2パワー領域R205とが横並びでミラー配置される。ここで、リード線170に紙面手前側から奥側に電流が流れると、磁界A1が形成され、リード線270に紙面手前側から奥側に電流が流れると、磁界A2が形成される。また、第1系統への通電により回転角センサ675にかかる磁界B1と、第2系統への通電により回転角センサ675にかかる磁界B2がキャンセルされず、磁界B1、B2の合成ベクトルB5の磁界が残るため、回転角センサ675に検出誤差が生じる虞がある。
そこで本実施形態では、図4および図7に示すように、対応する相のリード線171~173、271~273を点対称に配置している。リード線170、270を、回転角センサ675に対して回転対称に配置することで、回転角センサ675に係る磁界B1、B2がキャンセルされるので、回転角センサ675の検出精度を確保することができる。なお、リード線170、270は、回転角センサ675の検出誤差として許容される磁界が残る程度のずれは許容されるものとする。
以上説明したように、本実施形態の駆動装置1は、モータ80と、基板670と、回転角センサ675と、スイッチング素子121~129、131、132、221~229、231、232と、リード線170、270と、電源端子141、241と、グランド端子142、242と、制御回路部と、を備える。
モータ80は、n(nは2以上の整数であって、本実施形態ではn=2)系統のモータ巻線180、280が巻回されるステータ840、ステータ840に対して相対回転可能に設けられるロータ860、ロータ860とともに回転するシャフト870を有する。基板670は、モータ80の軸方向の一端側に設けられる。回転角センサ675は、基板670に実装され、シャフト870と一体に回転するマグネット875の回転磁界を検出する。
スイッチング素子121~129、131、132、221~229、231、232は、基板670に実装され、モータ巻線180、280の通電を切り替える。リード線170、270は、モータ巻線180、280を構成する各相のコイル181~183、281~283と基板670とを接続する。電源端子141、241は、基板670とバッテリ199、299とを接続する。グランド端子142、242は、基板670とグランドとを接続する。制御回路部であるマイコン175、275および集積回路176、276は、スイッチング素子のオンオフ作動の制御に用いられる。
スイッチング素子、リード線170、270、電源端子141、241およびグランド端子142、242であるパワー端子、ならびに、制御回路部は、系統ごとに設けられる。スイッチング素子121~129、131、132、221~229、231、232、リード線170、270、および、パワー端子は、系統ごとのパワー領域R105、R205にまとまって配置されており、リード線170、270が回転対称に配置される。
これにより、各系統のリード線170、270に流れる電流により形成される磁界が打ち消されるので、回転角センサ675の検出誤差を低減することができる。また、小型化されたスイッチング素子121~129、131、132、221~229、231、232を用い、リード線170、270およびパワー端子をパワー領域R105、R205に系統ごとにまとめて配置することで、制御回路部等の実装に用いられる周辺領域を多く確保することができる
モータ巻線180、280は、2系統であって、基板670のモータ80側の面であるモータ面671において、第1系統のパワー領域である第1パワー領域R105、第1系統の制御回路部の少なくとも一部が実装される第1周辺領域R101、第2系統のパワー領域である第2パワー領域R205、第2系統の制御回路部の少なくとも一部が実装される第2周辺領域R201は、周方向にこの順で配置される。また、各系統のスイッチング素子は、他の系統のスイッチング素子と回転対称に配置される。これにより、基板670のモータ面671の実装領域を有効に利用することができる。
駆動装置1は、制御回路部と外部との信号の送受信に用いられる制御端子145、245をさらに備える。ここで、「外部」とは、トルクセンサ94やCAN(Controller Area Network)等の車両通信網に対応する。制御端子145、245は、系統ごとに設けられ、自系統のパワー端子と隣接して配置される。これにより、電源端子141、241、グランド端子142、242および制御端子145、245が設けられるコネクタ部667を、系統ごとに形成する際、端子長を短くすることができる。
スイッチング素子には、インバータ120、220を構成する上アーム素子121~123、221~223、インバータ120、220を構成し上アーム素子121~123、221~223の低電位側に接続される下アーム素子124~126、224~226、インバータ120、220とモータ巻線180、280との間に設けられるモータリレー127~129、227~229が含まれる。リード線170、270、モータリレー127~129、227~229、下アーム素子124~126、224~226、上アーム素子121~123、221~223は、基板670の外縁側から、この順に配列される。これにより、基板670の配線パターンを簡素化することができる。
スイッチング素子には、電源とインバータ120、220との間に系統ごとに設けられる電源リレー素子がさらに含まれ、電源リレー素子は上アーム素子121~123、221~223のさらに内側に配列される。これにより、基板670の配線パターンを簡素化することができる。
電動パワーステアリング装置8は、駆動装置1と、減速ギア89と、を備える。減速ギアは、モータの駆動をステアリングシャフト92に伝達する。モータ80は、車両の操舵に要するトルクを出力する。本実施形態では、リード線170、270を回転対称に配置することで、通電により生じる磁界をキャンセル可能であるので、回転角センサ675の検出値に基づき、精度よくアシストトルクを制御することができる。
本実施形態では、モータ80が「回転電機」に対応し、マグネット875が「検出対象」に対応し、回転角センサ675が「磁気検出素子」に対応し、コイル181~183、281~283が「各相巻線」に対応し、バッテリ199、299が「電源」に対応し、電源リレー131、231および逆接保護リレー132、232が「電源リレー素子」に対応する。
(第2実施形態)
第2実施形態を図8~図10に示す。図8に示すように、本実施形態では、第1周辺領域R101と第2周辺領域R201とが第1実施形態とは入れ替わっており、反時計回りに、第1パワー領域R105、第1周辺領域R101、第2パワー領域R205、第2周辺領域R201の順に配置している。図8および図9に示すように、第2実施形態では、仮想線VLの紙面左側が第1系統領域R1であり、紙面右側が第2系統領域R2である。
本実施形態では、第1電源端子141および第1グランド端子142と、第2制御端子245とが隣接して配置され、第2電源端子241および第2グランド端子242と、第1制御端子145とが隣接して配置される。そのため、図10に示すように、系統ごとにコネクタ部667を設ける場合、第1制御端子145と第2制御端子245とは、コネクタ665のベース部666内部にて交差する。
本実施形態では、制御端子145、245は、他系統のパワー端子と隣接して配置される。このようにしても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第3実施形態、第4実施形態)
第3実施形態を図11、第4実施形態を図12に示す。上記実施形態では、コネクタ部667が駆動装置1の軸方向端部に設けられている。第3実施形態および第4実施形態では、コネクタ部669が基板670の径方向外側を向いて設けられる。なお、コネクタ部669の間口は、径方向外側に設けてもよいし、軸方向側に設けてもよい。第3実施形態および第4実施形態では、2つのコネクタ部669が、別途に設けられる。
第3実施形態は、基板670上の素子配置が第1実施形態と同様であって、図11に示すように、第1電源端子141、第1グランド端子142および第1制御端子145が一方のコネクタ部669に設けられており、第2電源端子241、第2グランド端子242および第2制御端子245が他方のコネクタ部669に設けられている。
第4実施形態は、基板670上の素子配置が第2実施形態と同様であって、図12に示すように、第1電源端子141、第1グランド端子142および第2制御端子245が一方のコネクタ部669に設けられており、第2電源端子241、第2グランド端子242および第2制御端子245が他方のコネクタ部669に設けられている。このように構成しても上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第5実施形態)
第5実施形態を図13~図15に示す。上記実施形態では、第1電源端子141および第1グランド端子142と第1リード線170とが離間して配置されており、第2電源端子241および第2グランド端子242と第2リード線270とが離間して配置されている。
図13に示すように、第1実施形態のように、第1パワー領域R105、第1周辺領域R101、第2パワー領域R205、第2周辺領域R201が時計回りに配置されている例を説明したが、第2実施形態のように反時計回りに配置してもよい。後述の実施形態も同様である。
第1電源端子141および第1グランド端子142は、第1リード線170を挟んで両側に配置される。換言すると、第1リード線170は、第1電源端子141と第1グランド端子142との間に配置される。同様に、第2電源端子241および第2グランド端子242は、第2リード線270を挟んで両側に配置される。換言すると、第2リード線270は、第2電源端子241と第2グランド端子242との間に配置される。また、第2電源端子241、第2グランド端子242およびリード線270は、回転角センサ675を挟んで、第1電源端子141、第1グランド端子142および第1リード線170と反対側であって、回転対称に配置される。
電源端子141、241およびグランド端子142、242は、長手方向側の端部が径方向側を向いて配置され、リード線171~173、271~273は、短手方向側の端部が径方向側を向いて配置される。
本実施形態では、第1電源端子141、第1グランド端子142および第1リード線170がまとまって配置されており、第2電源端子241、第2グランド端子242および第2リード線270がまとまって配置されている。そのため、図14に示すように、側面から見たとき、概ね同じ箇所において、モータ面671側に第1リード線170が設けられ、カバー面672側に第2リード線270が設けられる。また、側面から見たとき、概ね同じ箇所において、モータ面671側に第2リード線270が設けられ、カバー面672側に第2電源端子241および第2グランド端子242が設けられる。
図13および図15に示すように、第1電源リレー131および第1逆接保護リレー132は、第1電源端子141に隣接して配置される。詳細には、基板670の外縁側から、第1電源端子141、第1電源リレー131、第1逆接保護リレー132の順に配列される。第2電源リレー231および第2逆接保護リレー232は、第2電源端子241に隣接して配置される。詳細には、基板670の外縁側から、第2電源端子241、第2電源リレー231、第2逆接保護リレー232の順に配列される。
図15では、第1系統の部品について記載し、パワー配線パターンをP_p、グランド配線パターンをP_g、U相配線パターンをP_u、V相配線パターンをP_v、W相配線パターンをP_wとした。なお、パターンの違いを示すべく、パワー配線パターンP_pおよびグランド配線パターンP_gを実線、各相の配線パターンP_u、P_v、P_wを一点鎖線で記載した。
図15に示すように、U相のリード線171、モータリレー127、スイッチング素子124、121が同一直線上に配列されているので、U相配線パターンP_uを略直線状等、簡素な形状にて形成することができる。V相配線パターンP_vおよびW相配線パターンP_wも同様である。
上アーム素子121~123が同一直線上に配列されており、電源端子141、電源リレー131および逆接保護リレー132が同一直線状に配置されているので、電源端子141、電源リレー131、逆接保護リレー132、および、スイッチング素子121~123を接続するパワー配線パターンP_pを簡素な形状とすることができる。図15の例では、パワー配線パターンP_pは、略L字形状に形成される。
また、下アーム素子124~126が同一直線状に配列されているので、スイッチング素子124~126およびグランド端子142を接続するグランド配線パターンP_gを簡素な形状とすることができる。図15の例では、グランド配線パターンP_gは、略L字形状に形成される。第2系統についても同様である。
本実施形態では、リード線170が電源端子141とグランド端子142との間に配置され、リード線270が電源端子241とグランド端子242との間に配置される。これにより、パワーラインをまとめることができるので、基板670の配線パターンを簡素化することができる。また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第6実施形態)
第6実施形態を図16に示す。図16では、電源端子、グランド端子およびリード線が第1実施形態と同様に配置されているが、第5実施形態のように配置してもよい。後述の実施形態についても同様である。
本実施形態は、上記実施形態とスイッチング素子121~129、221~229の配置が異なっている。U相において、上アーム素子121と下アーム素子124とが横並びに配置され、下アーム素子124の反V相側にモータリレー127が配置される。V相において、上アーム素子122と下アーム素子125とが横並びに配置され、下アーム素子125のU相側にモータリレー128が配置される。W相において、上アーム素子123と下アーム素子126とが横並びに配置され、下アーム素子126のV相側にモータリレー129が配置される。
全体として、基板670の外縁側から、リード線170、下アーム素子124~126およびモータリレー127~129、上アーム素子121~123、電源リレー131および逆接保護リレー132の順で配列される。また、下アーム素子124~126とモータリレー127~129とは、交互に配置される。第2系統側についても同様に配置される。このように構成しても、同様の効果を奏する。
(第7実施形態)
第7実施形態を図17に示す。第7実施形態は、第6実施形態の変形例であって、上下アームを構成する2つのスイッチング素子が1パッケージとなっている。すなわち、第1系統のU相の上アーム素子121と下アーム素子124とが1つのパッケージ151に設けられ、V相の上アーム素子122と下アーム素子125とが1つのパッケージ152に設けられ、W相の上アーム素子123と下アーム素子126とが1つのパッケージ153に設けられている。また、第2系統のU相の上アーム素子221と下アーム素子224とが1つのパッケージ251に設けられ、V相の上アーム素子222と下アーム素子225とが1つのパッケージ252に設けられ、W相の上アーム素子223と下アーム素子226とが1つのパッケージ253に設けられる。
また、第1パワー領域R105において、モータリレー127~129とパッケージ151~153が交互に配置され、第2パワー領域R205において、モータリレー227~229とパッケージ251~253が交互に配置される。なお、上記実施形態のスイッチング素子121~126、221~226に替えて、パッケージ151~152、251~253を用いてもよい。このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第8実施形態)
第8実施形態を図18に示す。本実施形態では、第1系統の上アーム素子121~123、下アーム素子124~126、モータリレー127~129、電源リレー131および逆接保護リレー132が1つの第1モジュール160に設けられている。また、第2系統の上アーム素子221~223、下アーム素子224~226、モータリレー227~229、電源リレー231および逆接保護リレー232が1つの第2モジュール260に設けられている。第1モジュール160と第2モジュール260とは、同様に構成され、点対称に配置される。
第1モジュール160は、平面視略矩形に形成され、長手方向の一方側にU相モータ接続端子161、V相モータ接続端子162およびW相モータ接続端子163が形成され、他方側に電源接続端子164およびグランド接続端子165が形成される。第1モジュール160は、モータ接続端子161~163が形成される側が、リード線170側を向くように実装される。
第2モジュール260は、平面視略矩形に形成され、長手方向の一方側にU相モータ接続端子261、V相モータ接続端子262およびW相モータ接続端子263が形成され、他方側に電源接続端子264およびグランド接続端子265が形成される。第2モジュール260は、モータ接続端子261~263が形成される側が、リード線270側を向くように実装される。なお、上記実施形態のスイッチング素子121~126、221~226に替えて、モジュール160、260を用いてもよい。このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第10実施形態)
第10実施形態を図19に示す。図19に示すように、基板面積に余裕がある場合、各系統のスイッチング素子を、他の系統のスイッチング素子と線対称に配置してもよい。本実施形態では、第1系統のスイッチング素子121~129、131、132と、第2系統のスイッチング素子221~229、231、232とが、仮想線VLに対して線対称に配置されている。
リード線170、270は、点対称かつ線対称配置であり、スイッチング素子の相配列は、リード線170、270の配列順に応じた順であることが配線パターンの形成の面等から好ましい。
また、パワー端子である電源端子141およびグランド端子142と、電源端子241およびグランド端子242とが、線対称に配置されており、第1パワー領域R105と第2パワー領域R205とで、含まれる部品が線対称に配置されている。さらにまた、周辺領域R101、R102、および、制御端子145、245も、それぞれ線対称に配置されている。
本実施形態では、第1系統および第2系統のパワー端子が隣り合って配置され、パワー領域R105、R205および周辺領域R101、R201と挟んでパワー端子と反対側に制御端子145、245が設けられる。これにより、パワーコネクタと制御コネクタとを分けて設ける場合、配線の取り回しが容易となる。もちろん、上記実施形態のように、系統ごとにコネクタ部を設けてもよい。これにより、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第10実施形態、第11実施形態)
第10実施形態を図20、第11実施形態を図21に示す。第10実施形態では、モータ巻線およびインバータ等が3組ずつ設けられており、3系統となっている。第11実施形態では、モータ巻線およびインバータ等が4組ずつ設けられており、4系統となっている。以下、上記実施形態にて説明した第1系統および第2系統に加え、第3系統に係る構成を主に300番台、第4系統に係る構成を主に400番台とした。また、実質的に同様の構成には下2桁が同じとなるように付番し、説明を適宜省略する。
図20に示すように、インバータが3系統の場合、リード線170、270、370が、120°の回転対称となるように配置する。また、同様に、第1系統の上アーム素子121~123、下アーム素子124~126、モータリレー127~129、電源リレー131および逆接保護リレー132と、第2系統の上アーム素子221~223、下アーム素子224~226、モータリレー227~229、電源リレー231および逆接保護リレー232と、第3系統の上アーム素子321~323、下アーム素子324~326、モータリレー327~329、電源リレー331および逆接保護リレー332とが、120°の回転対称となるように配置する。
図21に示すように、インバータが4系統の場合、リード線170、270、370、470が、90°の回転対称となるように配置する。また、同様に、第1系統の上アーム素子121~123、下アーム素子124~126、モータリレー127~129、電源リレー131および逆接保護リレー132と、第2系統の上アーム素子221~223、下アーム素子224~226、モータリレー227~229、電源リレー231および逆接保護リレー232と、第3系統の上アーム素子321~323、下アーム素子324~326、モータリレー327~329、電源リレー331および逆接保護リレー332と、第4系統の上アーム素子421~423、下アーム素子424~426、モータリレー427~429、電源リレー431および逆接保護リレー432とが、90°の回転対称となるように配置する。
一般化すると、インバータおよびモータ巻線がn系統の場合、360/n[°]の回転対称となるように、各部品を配置する。すなわち、基板670を系統数のnで分割した分割領域に1系統分のパワー素子をまとめて配置し、他の領域と回転対称になるようにしている。全系統が正常である場合、全系統を用いてモータ80を駆動する。また、系統数が偶数の場合、回転角センサ675に対して回転対称となる一部の系統を用いて駆動するようにしてもよい。これにより、3系統以上の場合であっても、回転角センサの検出誤差を低減することができる。なお、一部の系統に異常が生じた場合は、異常が生じた系統を用いず、モータ80の駆動を継続する。このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
図20および図21では、電源端子、グランド端子および制御端子が系統ごとにまとまって配置されている。また、図20および図21では、パワー領域R105、R205、R305およびR405を図示し、周辺領域の記載を省略した。基板670のスペースに応じ、制御部品の一部をモータ面671に実装してもよいし、全ての制御部品をカバー面672に実装してもよい。なお、図20のように、上アーム素子であるスイッチング素子121~123を斜めにずらして配置してもよい。下アーム素子であるスイッチング素子124~126、モータリレー127~129、および、他の系統についても同様である。また、2系統の各実施形態および4系統の第10実施形態についても同様である。また、3系統の第9実施形態においても、第1実施形態等のように、上アーム素子、下アーム素子、および、モータリレーを斜めにずらさずに配置してもよい。
(他の実施形態)
上記実施形態では、系統数は2~4である。他の実施形態では、5系統以上であってもよい。上記実施形態では、コネクタ部が系統ごとに設けられる。他の実施形態では、例えば複数の系統で1つのコネクタ部を共用するといった具合に、コネクタ部の数や1つのコネクタ部に含まれる系統数は、どのようであってもよい。また、パワー端子が設けられるパワーコネクタと制御端子が設けられる制御コネクタとが別々に設けられていてもよい。
上記実施形態では、スイッチング素子には、上アーム素子、下アーム素子、モータリレー、電源リレーおよび逆接保護リレーが含まれる。他の実施形態では、スイッチング素子を構成するこれらの素子の一部を省略してもよい。
上記実施形態では、回転電機は三相ブラシレスモータである。他の実施形態では、回転電機は、三相ブラシレスモータに限らず、どのようなモータであってもよい。また、回転電機は、モータ(電動機)に限らず、発電機であってもよいし、電動機および発電機の機能を併せ持つ所謂モータジェネレータであってもよい。
上記実施形態では、電子制御装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、電子制御装置を電動パワーステアリング装置以外の装置に適用してもよい。以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・駆動装置 80・・・モータ(回転電機)
121~129、131、132、221~229、231、232、321~329、331、332、421~429、431、432・・・スイッチング素子
141、241、341、431・・・電源端子
142、242、342、432・・・グランド端子
170、270、370、470・・・リード線
175、275・・・マイコン(制御回路部)
176、276・・・集積回路(制御回路部)
180、280・・・モータ巻線 670・・・基板
675・・・回転角センサ(磁気検出素子) 875・・・マグネット(検出対象)

Claims (9)

  1. n(nは2以上の整数)系統のモータ巻線(180、280)が巻回されるステータ(840)、前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータ(860)、および、前記ロータとともに回転するシャフト(870)を有する回転電機(80)と、
    前記回転電機の軸方向の一方の端部側に設けられる基板(670)と、
    前記基板に実装され、前記シャフトと一体に回転する検出対象(875)の回転磁界を検出する磁気検出素子(675)と、
    前記基板に平面実装され、前記モータ巻線の通電を切り替えるスイッチング素子(121~129、131、132、221~229、231、232、321~329、331、332、421~429、431、432)と、
    前記モータ巻線を構成する各相巻線(181~183、281~283)と前記基板とを接続するリード線(170、270、370、470)と、
    前記基板と電源(199、299)とを接続する電源端子(141、241、341、441)と、
    前記基板とグランドとを接続するグランド端子(142、242、342、442)と、
    前記スイッチング素子のオンオフ作動の制御に用いられる制御回路部(175、176、275、276)と、
    を備え、
    前記スイッチング素子、前記リード線、前記電源端子および前記グランド端子であるパワー端子、ならびに、前記制御回路部は、系統ごとに設けられ、
    前記スイッチング素子、前記リード線および前記パワー端子は、系統ごとのパワー領域にまとまって配置されており、前記リード線が回転対称に配置され
    前記モータ巻線は、2系統であって、
    前記基板の前記回転電機側の面において、
    第1系統の前記パワー領域である第1パワー領域、前記第1系統の前記制御回路部の少なくとも一部が実装される第1周辺領域、第2系統の前記パワー領域である第2パワー領域、前記第2系統の前記制御回路部の少なくとも一部が実装される第2周辺領域は、同一の前記基板上に実装されている前記磁気検出素子の外周側にて周方向にこの順で配置される駆動装置。
  2. 前記制御回路部と外部との信号の送受信に用いられる制御端子(145、245、345、445)をさらに備え、
    前記制御端子は、系統ごとに設けられ、自系統の前記パワー端子と隣接して配置される請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記制御回路部と外部との信号の送受信に用いられる制御端子(145、245)をさらに備え、
    前記制御端子は、系統ごとに設けられ、他系統の前記パワー端子と隣接して配置される請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記リード線は、前記電源端子と前記グランド端子との間に配置される請求項1に記載の駆動装置。
  5. 前記スイッチング素子には、インバータ(120、220)を構成する上アーム素子(121~123、221~223)、前記インバータを構成し前記上アーム素子の低電位側に接続される下アーム素子(124~126、224~226)、および、前記インバータと前記モータ巻線との間に設けられるモータリレー(127~129、227~229)が含まれ、
    前記リード線、前記モータリレー、前記下アーム素子、前記上アーム素子は、相ごとに、前記基板の外縁側からこの順に配列される請求項1~のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 前記スイッチング素子には、電源と前記インバータとの間に系統ごとに設けられる電源リレー素子(131、132、231、232)がさらに含まれ、
    前記電源リレー素子は、前記上アーム素子のさらに内側に配列される請求項に記載の駆動装置。
  7. 各系統の前記スイッチング素子は、他の系統の前記スイッチング素子と回転対称に配置される請求項1~のいずれか一項に記載の駆動装置。
  8. 各系統の前記スイッチング素子は、他の系統の前記スイッチング素子と線対称に配置される請求項1~のいずれか一項に記載の駆動装置。
  9. 請求項1~のいずれか一項に記載の駆動装置(1)と、
    前記回転電機の駆動を駆動対象(92)に伝達する動力伝達部(89)と、
    を備え、
    前記回転電機は、車両の操舵に要するトルクを出力する電動パワーステアリング装置。
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