JP2011162394A - 基板分断装置 - Google Patents

基板分断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011162394A
JP2011162394A JP2010026879A JP2010026879A JP2011162394A JP 2011162394 A JP2011162394 A JP 2011162394A JP 2010026879 A JP2010026879 A JP 2010026879A JP 2010026879 A JP2010026879 A JP 2010026879A JP 2011162394 A JP2011162394 A JP 2011162394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
mother
divided
unit display
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010026879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4996703B2 (ja
Inventor
Hideaki Funada
秀明 船田
Tatsuo Eda
達雄 枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd filed Critical Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd
Priority to JP2010026879A priority Critical patent/JP4996703B2/ja
Priority to KR1020110001722A priority patent/KR101345615B1/ko
Priority to TW100102599A priority patent/TWI410313B/zh
Priority to CN2011100366033A priority patent/CN102152414A/zh
Publication of JP2011162394A publication Critical patent/JP2011162394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4996703B2 publication Critical patent/JP4996703B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V17/00Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages
    • F21V17/10Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages characterised by specific fastening means or way of fastening
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S4/00Lighting devices or systems using a string or strip of light sources
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V23/00Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V29/00Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
    • F21V29/50Cooling arrangements
    • F21V29/70Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks
    • F21V29/74Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks with fins or blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
    • F21Y2103/10Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes comprising a linear array of point-like light-generating elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】分断されたマザー基板の単位表示パネルの分断面に端子領域が形成される場合でも、単位表示パネルの端子領域を損傷することなく素早く分断することのできる基板分断装置を提供する。
【解決手段】上下に配置された第一並びに第二カッターホイールと、スクライブ予定ラインによって左右に区分されたマザー基板Wを個別に保持する一対のテーブル1,2とからなり、単位表示パネルU1,U2の分断面が、第二基板側が第一基板側よりも突出した段差状に形成され、この段差部分に端子領域が形成されるようにする基板分断装置であって、少なくとも一方の保持部材を、他方の保持部材に対して分離する方向でかつ斜め方向に向かって移動させるための移動手段13を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の単位表示パネルパターンが形成してあるマザー基板(貼り合わせ基板、貼り合わせマザー基板ともいう)を分断する基板分断装置に関する。
本明細書の説明で用いる「スクライブ溝」とは、加工対象となる脆性材料基板に対してスクライブ加工を行い、脆性材料基板の破壊現象を基板表面から内部に発生させた際に、基板内部へ進展することで形成される亀裂をいう。
加工対象となる脆性材料基板とは、ガラス基板をはじめ、半導体ウェハ、石英、セラミックなどの平面表示パネルに利用される基板をいう。
また、上述した「スクライブ加工」とは、脆性材料基板の加工において、脆性破壊を利用して亀裂を形成させる加工をいう。そして、スクライブ加工で形成されたスクライブラインに沿ってブレイクすることで基板を(パネルに)切断することを「分断」という。なお、高浸透性カッターホイールを用いてスクライブ加工を行った場合には、ブレイクすることが不要になる程度の深いクラックが形成される場合があるが、この場合には「ブレイクする」ではなく「分離する」と表現する。
以下、液晶表示パネルを例にして説明する。 液晶表示パネル製造用のマザー基板は、複数のカラーフィルタがパターン形成された第一基板(CF側基板ともいう)と、複数のTFT及び端子領域がパターン形成された第二基板(TFT側基板ともいう)とを、液晶を封入するシール材を挟んで貼り合わせてある。このとき、第二基板はTFTや端子領域が形成された基板面が第一基板との接合面となるように貼り合わせてある。
第二基板の端子領域は、TFTと外部機器との間で信号線が接続される領域であることから露出させる必要がある。そのため、マザー基板を単位表示パネルごとに分割する際に、端子領域に対向する第一基板(CF側基板)の部位を端材として除去する。具体的には、TFTが接続される側とは逆側になる端子領域の外側端に沿って第二基板側を分断し、さらに、端子領域の外側端から信号線を取り付けるために必要な幅(端子幅)だけ内側に入った位置で第一基板を分断する。これにより、端子領域に対向する第一基板の部位を端材として切除するようにしている。
一般に、マザー基板を単位表示パネルごとに分割する工程では、カッターホイールを用いた分断方法が利用されている。その場合、マザー基板を構成する2枚の基板(CF側基板とTFT側基板)のそれぞれに対し、分断予定位置(スクライブ予定ライン)にカッターホイールを圧接して各基板にスクライブ溝を刻む。次いでスクライブ溝に沿って、マザー基板を単位表示パネルごとに完全分断する。この分断方法として、スクライブ溝を境として左右の基板に上下に力を加えるか、あるいは左右のいずれか一方の基板を水平方向に引っ張ってブレイクするメカニカルブレイク方法が利用されている。そして、分割された1つ1つの単位表示パネルを、搬出ロボットにより後工程に移送する。
マザー基板の上下二面に対し同時にスクライブ溝を形成して、基板を反転させることなく加工する基板加工システム(基板分断システム)や基板加工方法が、例えば特許文献1や特許文献2で開示されている。これらの文献によれば、上下一対のカッターホイールを用いて、マザー基板を上下方向から二面同時にスクライブする。次いで二面同時に分離して、単位表示パネルごとに分割する。
ここで、マザー基板を単位表示パネルごとに分断するときの端子領域の加工について説明する。図10は単位表示パネルの端子領域が形成される部分にスクライブ溝を形成した状態を示す図であり、図11は形成したスクライブ溝に沿って分断した状態を示す図である。
左側の単位表示パネルU1と右側の単位表示パネルU2との境界には、端子領域を形成するための3本のスクライブ予定ラインが設定されており、これらに沿って3本のスクライブ溝を加工する。図10に示すように、第一スクライブ溝S1と第二スクライブ溝S2とは、第一基板G1と第二基板G2とに対し、それぞれの加工端面が揃うように形成される。第三スクライブ溝S3は、第一基板側において、スクライブ溝S1から端子幅Lだけ離れた位置に形成される。
そして、3本のスクライブ溝S1〜S3に沿ってブレイクすることにより、図11に示すように、2つのカット面Ca,Cbが形成される。
これらのうち、第一スクライブ溝S1と第二スクライブ溝S2とからなるカット面をジャストカット面Caという。ジャストカット面Caは単位表示パネルU1と単位表示パネルU2とを同一端面となるように分離する面である。
また、ジャストカット面Caから端子幅Lだけ離れた位置において第一基板G1側だけに形成されるカット面を端子カット面Cbという。端子カット面Cbは端子領域Tの端子面を露出するために分断されるカット面である。そしてジャストカット面Caと端子カット面Cbとの間の第一基板G1に、端材Eが発生する。
実際の製造工程では、端材Eがジャストカット面Caに付着した状態、あるいは端子カット面Cbに付着した状態になる場合が発生する。したがって、端材Eがジャストカット面Caに付着した状態であっても、端子カット面Cbに付着した状態であっても、追加のブレイク処理を行って良品化する必要がある。
そこで、それぞれの付着状態に対応した二種類のブレイク機構を別途に用意し、2種類の付着状態のいずれであるかを判定し、端材Eの付着状態に応じてブレイク機構を選択し、追加のブレイク処理を行う必要があり、2つのブレイク機構が必要になりブレイク工程が複雑になる。
そこで、常に端材Eをジャストカット面Caに付着させるようにして、次の工程で、単一種のブレイク機構を用いて確実に端材Eを分離するようにする分割方法が開示されている(特許文献3参照)。
この文献に記載された分割方法によれば、カッターホイールでスクライブ加工する際に、まず、第一基板G1(CF側基板)について加工し、次いで上下反転して第二基板G2(TFT側基板)について加工を行う。このスクライブ加工の際に、第二スクライブ溝S2並びに第3スクライブ溝S3を加工するカッターホイールの押圧力を強くし、第一スクライブ溝S1を加工する際のカッターホイールの押圧力を弱くして行う。このようにしてスクライブに強弱を与えることにより、スクライブ溝の深さが調整され、図12に示すように端材Eを常にジャストカット面Ca側に付着させた状態でブレイクされるようにすることができる。その結果、一種類のブレイク機構を用意するだけで効率よく端材Eを除去できるようになる。
国際公開WO2005/087458号公報 国際公開WO2002/057192号公報 特開2008−056507号公報
しかしながら、端材Eがジャストカット面Ca側に付着した状態は、図12に示すように、端材Eがジャストカット面Caの外側に突き出ることになる。すなわち、分断された単位表示パネルU1,U2の分断面が、段差状に形成されることになる。以下、本発明ではこの形態を「オフセット形状」という。したがって、右側の単位表示パネルU2よりも先に、左側の単位表示パネルU1を上方に取り出そうとして、単位表示パネルU1を第一基板G1側に引き離そうと力を加えると、単位表示パネルU1の端子領域が端材Eと接触状態で押圧することになる。このとき端材Eが単位表示パネルU2側のジャストカット面Caにしっかり付着していると、端子領域を損傷するおそれがある。
また、単位表示パネルU1を水平方向に移動させて引き離すブレイク手段(特許文献1参照)では、第一基板に付着した端材Eと単位表示パネルU1の端子領域Tが面接触で水平移動するので、摩擦によりやはり端子領域に損傷が生じることがあり、生産の歩留まりが劣化するといった課題がある。
そこで、本発明は、分断されたマザー基板の単位表示パネルU1,U2の分断面がオフセット形状になる場合でも、単位表示パネルの端子領域を損傷することなく素早く分断することのできる基板分断装置を提供することを目的とする。
本発明では、前提として、基板分断装置が加工するマザー基板は、第一基板と第二基板とを貼り合わせた構造を有し、マザー基板の第一基板及び第二基板にそれぞれ複数のスクライブ予定ラインが設定されている。そして、本発明の基板分断装置は、マザー基板を複数のスクライブ予定ラインに沿って分断することにより、第二基板側が第一基板側よりも突出した段差を形成し、段差部分に端子領域が形成された単位表示パネルにするための基板分断装置である。
そして、上記課題を解決するために、本発明の基板分断装置は以下の構成を備えている。すなわち、本発明の基板分断装置は、上述したマザー基板の上下に配置された第一カッターホイール並びに第二カッターホイールと、スクライブ予定ラインによって左右に区分されるマザー基板をそれぞれ個別に保持する一対の保持部材とからなり、少なくとも一方の保持部材には、他方の保持部材に対して分離する方向でかつ斜め方向に向かって移動させるための移動手段が設けられている。
本発明の基板分断装置によれば、スクライブ予定ラインによって左右に区分されたマザー基板をそれぞれ個別に保持する一対の保持部材の少なくとも一方を、他方の保持部材に対して遠のく方向でかつ第一基板側に向かって斜め方向に移動させる。これにより、端子領域の面に端材(第一基板の端材部分と第二基板の端子領域部分)が接触することなく瞬時に分離させることができ、摩擦等による端子領域の損傷を確実に防止できるとともに、分断に要する時間を短縮することができるといった効果がある。
上記発明において、保持部材の移動手段が、支持柱に垂直方向に移動可能に取り付けられた垂直移動体を含み、保持部材が垂直移動体の上面で水平方向に移動できるように配置され、保持部材と垂直移動体とを同調して移動させることにより、保持部材を斜め上方に移動させるようにしてもよい。
これにより、テーブルを安定した状態で確実に斜め方向に移動させることができる。
本発明にかかる基板分断装置のスクライブ機構部分を示す斜視図。 上記スクライブ機構並びにテーブル移動手段の一部を示す正面図。 図1のマザー基板をスクライブするときの加工手順の第一過程を示す図。 図1のマザー基板をスクライブするときの加工手順の第二過程を示す図。 図1のマザー基板を分断した状態を示す図。 図1のマザー基板を分断した別の状態を示す図。 図3の要部拡大図。 図4の要部拡大図。 図5の要部拡大図。 単位表示パネルの端子領域の部分にスクライブ溝を形成した状態を示す図。 形成したスクライブ溝に沿って分断した状態を示す図。 第二スクライブ溝S2並びに第3スクライブ溝S3を加工する際のカッターホイールの押圧力を強くし、第一スクライブ溝S1を加工する際のカッターホイールの押圧力を弱くしたときの分離状態の例を示す図。
以下において本発明の詳細をその実施の形態を示す図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる基板分断装置Mにおけるスクライブ機構部分の実施形態を示す斜視図である。
基板分断装置Mは、加工すべきマザー基板を保持する保持部材としての水平なテーブル1,2を備えている。このテーブル1,2の上方並びに下方にテーブルを挟むようにしてスクライブ溝を形成するための第一並びに第二カッターホイール3,3が配置されている。テーブル1,2は図1のX方向(前後方向)に沿って分割された前部のテーブル1と後部のテーブル2とからなり、テーブル1,2の間に、カッターホイール3,3が位置するように配置されている。テーブル1,2はマザー基板W(図2参照)を吸着して保持する吸着機能を備えている。またマザー基板Wをテーブル上でY方向に移動させる搬送機構(不図示)が設けられている。
カッターホイール3,3は、支持体4,4に上下移動可能に取り付けられ、支持体4,4は、両側の支持柱5,5によってX方向に水平に橋架された上下のガイドバー6,6のガイド7,7に沿って移動可能に取り付けられ、モータ8,8の回転によりX方向に移動する。
また、X方向及びY方向に移動することが可能な台座9,9にカメラ10,10がそれぞれ設けられている。台座9,9は支持台9a上でX方向に延設されたガイド11に沿って移動する。カメラ10,10は、手動操作で上下動することができ、撮像の焦点を調整することができる。カメラ10,10で撮影された画像はモニタ12,12に表示される。
テーブル1,2上に載置されたマザー基板Wの表面には、位置を特定するためのアライメントマークが設けられており、カメラ10,10によりアライメントマークを撮像することにより、マザー基板Wの位置を調整する。具体的には、テーブル1,2に支持されたマザー基板W表面のアライメントマークを、カメラ10,10により撮像してアライメントマークの位置を特定する。特定されたアライメントマークの位置に基づいて、マザー基板W表面の載置時の位置及び方向ズレが画像処理にて検出される。その結果、マザー基板に対するスクライブ時に、位置ズレに対してはスクライブ開始位置が変更され、方向ズレに対してはX軸及びY軸方向のスクライブ動作を組み合わせた直線補間動作によりスクライブ線が形成される。
図2に示すように、上記のテーブル1,2のうち、少なくとも一方のテーブル(本実施例では前部のテーブル1)は、移動手段13により他方のテーブル2から離れる方向でかつ斜め上方若しくは斜め下方に向かって移動できるように形成されている。図2に示した実施例では、移動手段13は、支持柱14に垂直方向に移動可能に取り付けられた垂直移動体15を含み、テーブル1が垂直移動体15の上面でレール16に沿って水平方向(Y方向)に移動できるように配置されており、テーブル1と垂直移動体15とを同調して電動的に移動させることにより、テーブル1を他方のテーブル2から遠のく方向で斜め上方若しくは斜め下方に移動可能に構成されている。
マザー基板Wを分断するに際し、図2に示すようにマザー基板Wの第一基板(TFT側基板)を上側にした状態でマザー基板Wを所定位置(スクライブ予定ラインがカッターホイール3の延長上にくる位置)でテーブル1,2に載置して吸着保持させる。次いで上下方向からカッターホイール3,3をスクライブ予定ラインに沿ってマザー基板Wに押しつけてスクライブする。
このとき、分断された単位表示パネルU1,U2の分断面が図9で示すようにオフセット形状となるようにスクライブする。すなわち、図3及び図7に示すように、カッターホイール3,3を端子幅Lだけ横方向に離れさせた状態で、第一基板G1と第二基板G2に強い押圧力で押しつけてスクライブし、第二スクライブ溝S2並びに第三スクライブ溝S3を加工する。次いで図4並びに図8に示すように、第二スクライブ溝S3と相対する位置で第一基板G1に弱い力で第一スクライブ溝S1を加工する。なお、このとき、第三スクライブ溝S3と相対する第二基板G2の位置に、刃先がないローラホイール(不図示)を当てるようにすることにより、第一スクライブ溝S1を加工するときの下方向の力に対する抗力を与えるようにしておくことが好ましい。その場合は、図1における下方側の支持体4にはカッターホイール3の横に、これと同様の昇降機構を備えたローラホイールを並行に配置しておき、第一スクライブ溝S1を加工するときに作動させればよい。
この後、図5並びに図9に示すように移動手段13により、前部のテーブル1を後部のテーブル2から遠のく方向で斜め上方に移動させてマザー基板Wを分割し、単位表示パネルU1,U2を加工する。端材Eが付着した単位表示パネルU2は次工程で端材Eが第一スクライブ溝S1から切除される。
これにより、端子領域の面を接触させることなく瞬間に分断させることができ、摩擦等による端子領域Tの損傷を確実に防止できるとともに、分断に要する時間を短縮することができる。また、分断時にオフセット形状で上下に重なる部分(単位表示パネルU2の端材部分Eと単位表示パネルU1の端子領域部分)の接触が無くなって、端子領域Tを損傷させることなく分断することができる。
上記実施例では、マザー基板Wを分断するに際し、マザー基板Wの第一基板(TFT側基板)を上側にした状態でマザー基板Wをテーブル1,2に吸着保持させて分断する例を示したが、逆にマザー基板Wの第一基板(TFT側基板)を下側にした状態でマザー基板Wをテーブルに吸着保持させて同様にスクライブした後、図6に示すように、テーブル1を矢印で示す斜め下方に移動させて分断するようにしてもよい。
以上、本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではない。例えば上記実施例では、前部テーブルのみ移動手段を介して斜め方向に移動できるようにしたが、前後いずれのテーブルも斜めに移動できるように形成することも可能である。また前記移動手段は、テーブルを安定して斜めに移動させることのできる機構であればどのような構造のものでもよい。例えばテーブルを、リンク機構を介して斜め方向に移動させることも可能である。その他本発明では、その目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
また、上記実施形態ではテーブルをY方向に移動させたが、テーブルをXY方向に分割されるようにすれば、Y方向とともにX方向にも移動させて、二次元的に斜め移動させることもできる。
本発明は、液晶パネル用のマザー基板をスクライブして単位表示パネルに分割する基板分断装置に利用することができる。
W 基板
G1 第一基板
G2 第二基板
1 前部テーブル(保持部材)
2 後部テーブル(保持部材)
3 第一、第二カッターホイール
13 移動手段
14 支持柱
15 垂直移動体

Claims (2)

  1. 加工対象のマザー基板が第一基板と第二基板とを貼り合わせた構造を有し、前記マザー基板の第一基板及び第二基板にそれぞれ複数のスクライブ予定ラインが設定されており、
    前記マザー基板を前記複数のスクライブ予定ラインに沿って分断することにより、第二基板側が第一基板側よりも突出した段差が形成され、段差部分に端子領域が形成された単位表示パネルに分断するための基板分断装置であって、
    マザー基板の上下に配置された第一カッターホイール並びに第二カッターホイールと、
    前記複数のスクライブ予定ラインによって左右に区分されるマザー基板をそれぞれ個別に保持する一対の保持部材とからなり、
    少なくとも一方の保持部材には、他方の保持部材に対して分離する方向でかつ斜め方向に向かって移動させるための移動手段が設けられていることを特徴とする基板分断装置。
  2. 前記保持部材の移動手段が、支持柱に垂直方向に移動可能に取り付けられた垂直移動体を含み、前記保持部材が垂直移動体の上面で水平方向に移動できるように配置され、前記保持部材と垂直移動体とを同調して移動させることにより、保持部材を斜め上方に移動させるようにした請求項1に記載の基板分断装置。
JP2010026879A 2010-02-09 2010-02-09 基板分断装置 Expired - Fee Related JP4996703B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026879A JP4996703B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 基板分断装置
KR1020110001722A KR101345615B1 (ko) 2010-02-09 2011-01-07 기판 분단 장치
TW100102599A TWI410313B (zh) 2010-02-09 2011-01-25 Substrate breaking device
CN2011100366033A CN102152414A (zh) 2010-02-09 2011-01-31 基板分断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026879A JP4996703B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 基板分断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011162394A true JP2011162394A (ja) 2011-08-25
JP4996703B2 JP4996703B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=44434240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010026879A Expired - Fee Related JP4996703B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 基板分断装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4996703B2 (ja)
KR (1) KR101345615B1 (ja)
CN (1) CN102152414A (ja)
TW (1) TWI410313B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178054A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Ihi Corp 脆性材料の割断装置及び割断方法
CN109422456A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 三星钻石工业股份有限公司 脆性材料基板的倾斜型断开装置及断开方法
KR102064891B1 (ko) 2017-08-29 2020-01-10 한국미쯔보시다이아몬드공업(주) 취성 재료 기판의 분단 장치 및 그 분단 방법
CN112331589A (zh) * 2020-10-26 2021-02-05 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 一种辊压单元、划槽晶圆分离装置及划槽晶圆分离方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5156085B2 (ja) * 2010-12-13 2013-03-06 三星ダイヤモンド工業株式会社 貼り合せ基板の分断方法
KR102048921B1 (ko) 2012-06-20 2019-11-27 삼성디스플레이 주식회사 셀 절단 장치 및 셀 절단 방법
KR101614379B1 (ko) * 2014-06-25 2016-04-21 한국미쯔보시다이아몬드공업(주) 접합 기판의 커팅 방법
JP6432245B2 (ja) * 2014-09-26 2018-12-05 三星ダイヤモンド工業株式会社 基板分断方法
TWI585845B (zh) * 2016-01-11 2017-06-01 田宇科技股份有限公司 硬脆材料基板的切割方法
JP2018069614A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 三星ダイヤモンド工業株式会社 基板分断装置
CN108218212A (zh) * 2016-12-14 2018-06-29 塔工程有限公司 基板切割设备
KR102067987B1 (ko) * 2017-11-23 2020-01-20 주식회사 탑 엔지니어링 기판 절단 장치
KR20190059575A (ko) * 2017-11-23 2019-05-31 주식회사 탑 엔지니어링 기판 절단 장치
CN109531829B (zh) * 2019-01-28 2021-06-15 林华勇 一种拉伸型led灯丝灯的陶瓷基板条拆分器
CN116023016A (zh) * 2023-03-17 2023-04-28 苏州威创达智能设备有限公司 一种玻璃掰片用摆动臂及掰片桌

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04266618A (ja) * 1991-02-18 1992-09-22 Mitsubishi Electric Corp 軸結合装置
JPH04280828A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Asahi Glass Co Ltd 硝子板の切断方法及びその装置
JPH0733458A (ja) * 1993-07-14 1995-02-03 Asahi Glass Co Ltd 網・線材入り板ガラスの切断方法及び装置
JP2004323301A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Nec Plasma Display Corp ガラス板の切断方法・装置、及び、pdp装置の製造方法
JP2006137170A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Lemi Ltd 脆性材料の割断方法及び装置
JP2009101692A (ja) * 2001-06-28 2009-05-14 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd ブレイク装置、ブレイク方法及びマザー貼合基板の分断システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002057192A1 (fr) * 2001-01-17 2002-07-25 Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. Separateur et systeme de separation
KR100554630B1 (ko) * 2001-04-02 2006-02-22 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 커터 휠 및 그 커터 휠을 이용한 스크라이브 장치,스크라이브 방법, 접합기판의 절단방법 및 커터 휠을제조하는 커터 휠 제조방법과 제조장치
EP1630140A4 (en) * 2003-04-28 2006-10-25 Mitsuboshi Diamond Ind Co Ltd SYSTEM AND METHOD FOR SEPARATING FRAGILE PLATES

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04266618A (ja) * 1991-02-18 1992-09-22 Mitsubishi Electric Corp 軸結合装置
JPH04280828A (ja) * 1991-03-08 1992-10-06 Asahi Glass Co Ltd 硝子板の切断方法及びその装置
JPH0733458A (ja) * 1993-07-14 1995-02-03 Asahi Glass Co Ltd 網・線材入り板ガラスの切断方法及び装置
JP2009101692A (ja) * 2001-06-28 2009-05-14 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd ブレイク装置、ブレイク方法及びマザー貼合基板の分断システム
JP2004323301A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Nec Plasma Display Corp ガラス板の切断方法・装置、及び、pdp装置の製造方法
JP2006137170A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Lemi Ltd 脆性材料の割断方法及び装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178054A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Ihi Corp 脆性材料の割断装置及び割断方法
CN109422456A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 三星钻石工业股份有限公司 脆性材料基板的倾斜型断开装置及断开方法
KR20190023552A (ko) * 2017-08-29 2019-03-08 한국미쯔보시다이아몬드공업(주) 취성 재료 기판의 경사 타입 분단 장치 및 분단 방법
JP2019043837A (ja) * 2017-08-29 2019-03-22 三星ダイヤモンド工業株式会社 脆性材料基板の傾斜タイプ分断装置及び分断方法
KR101980606B1 (ko) * 2017-08-29 2019-05-21 한국미쯔보시다이아몬드공업(주) 취성 재료 기판의 경사 타입 분단 장치 및 분단 방법
KR102064891B1 (ko) 2017-08-29 2020-01-10 한국미쯔보시다이아몬드공업(주) 취성 재료 기판의 분단 장치 및 그 분단 방법
JP7168198B2 (ja) 2017-08-29 2022-11-09 三星ダイヤモンド工業株式会社 脆性材料基板の傾斜タイプ分断装置
CN112331589A (zh) * 2020-10-26 2021-02-05 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 一种辊压单元、划槽晶圆分离装置及划槽晶圆分离方法
CN112331589B (zh) * 2020-10-26 2023-08-22 北京半导体专用设备研究所(中国电子科技集团公司第四十五研究所) 一种辊压单元、划槽晶圆分离装置及划槽晶圆分离方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI410313B (zh) 2013-10-01
KR101345615B1 (ko) 2013-12-27
JP4996703B2 (ja) 2012-08-08
CN102152414A (zh) 2011-08-17
TW201132479A (en) 2011-10-01
KR20110093609A (ko) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4996703B2 (ja) 基板分断装置
CN102057314B (zh) 基板加工***
JP5185379B2 (ja) マザー基板の基板加工方法
TWI610893B (zh) 貼合基板之分斷裝置
TWI472495B (zh) Breaking device
JP2013010658A (ja) 基板分断装置および基板分断方法
JP6105414B2 (ja) 貼り合わせ基板の加工装置
JP6364789B2 (ja) スクライブ装置
EP2174762A1 (en) Method for scribing bonded substrates
CN101236322B (zh) 电光装置的制造方法、电光装置的制造装置
TWI458690B (zh) Method of breaking the substrate
TWI423938B (zh) 從母基板取出單位顯示板之方法
JP2013014107A (ja) 基板加工装置および基板加工方法
JP5639634B2 (ja) 基板分断システム
JP2016095179A (ja) 検査装置
KR102400550B1 (ko) 합착 기판의 절단 시스템
JP6410157B2 (ja) 貼り合わせ基板の加工装置
JP2009083079A (ja) 貼合せ基板の分断装置および貼合せ基板の分断方法
WO2018016038A1 (ja) 切断装置及び切断方法
JP2011162395A (ja) 基板加工装置
JP2016060684A (ja) 基板分断方法及びスクライブ装置
KR20180012206A (ko) 기판 분단 장치 및 기판 분단 방법
JP2015017015A (ja) 貼り合わせ基板の加工装置
JP2007328183A (ja) 液晶表示装置の製造方法および製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120511

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees