JP2011124325A - 半導体装置、及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能であって、かつ、外周領域の耐圧向上を効果的に図ることが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る半導体装置50は、縦方向に電流を流す半導体装置であって、半導体基板1と、半導体基板1上に形成された第1導電型の半導体層2、及び第1導電型の半導体層2とPN接合面7を形成する第2導電型の半導体層3が少なくとも設けられた半導体層10と、平面視上の外周終端部、若しくはその近傍において、半導体層10の表面からPN接合面7よりも深部に到達するように形成され、少なくとも壁面が絶縁層5によって被覆されているトレンチ9とを備える。トレンチ9の内側側壁6は、PN接合面7と当接しており、トレンチ9の内側側壁6と、PN接合面9との成す角度θは、鋭角とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置、及びその製造方法に関する。より詳細には、縦方向に電流を流す半導体装置、及びその製造方法に関する。
パワーMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の高電圧を制御するパワーデバイスは、トランジスタオフ時のドレイン・ソース間のブレークダウン耐圧が20〜1500V必要である。この種のパワーデバイスは、図9に模式的に示すように、半導体基板101上に主にエピタキシャル成長等で形成されたドリフト領域(電界緩和領域)102がドレイン電位となり、半導体基板101と反対の導電型のボディ領域(ベース領域)103と呼ばれる拡散層がソース電位となる。
ドリフト領域102とボディ領域103の接合部には前述の20〜1500Vの電圧がかかり、主にドリフト領域102に空乏層104を伸ばすことにより必要なドレイン・ソース間耐圧を得ている。この種のパワーデバイスでは、チップの最外周(スクライブ線領域)がドレイン電極と同電位であり、ドレイン・ソース間に高電圧がかかった場合、ボディ領域103の拡散層の最外周のエッジ部分に電界集中が生じ、最外周以外のセルトランジスタ領域のPN接合よりも著しく低い電圧でドレイン・ソース間がブレークダウンする(図9中の矢印参照)。
特許文献1においては、ボディ領域(ウェル領域)の拡散層のエッジのコーナー部分での電界集中を緩和し、より平面的なPN接合の耐圧に近づけるために、フィールドリミッティドリング(ガードリングとも呼ばれる。以下、「FLR」と云う)と呼ばれる拡散層を形成する方法が開示されている。図10に、FLRを説明するための半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図を示す。ボディ領域214より外側に設けられた2つのFLR215は、ボディ領域214の拡散層のエッジからチップ外周方向に空乏層を伸びやすくするためのもので、特に100V以上のドレイン・ソース間耐圧が必要なデバイスでは、FLRを形成することで著しいドレイン・ソース間耐圧の向上が得られている。
しかしながら、FLRを利用して、チップの外周に近いセルトランジスタのドレイン・ソース間耐圧を最外周以外のセルトランジスタ領域のPN接合の耐圧に近づけるためには、チップ外周部にFLRを形成するための大きな面積が必要となる。
そこで、本発明者は、先般、チップ面積の増大を抑制しつつ、半導体パワーデバイスのドレイン・ソース間耐圧の外周部分での劣化を防ぐことが可能な半導体装置を提案した(特許文献2)。図11に、特許文献2において提案した半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図を示す。この半導体装置300は、半導体基板301、ドリフト領域302、ボディ領域303、外周絶縁物304、ソース領域305、溝306、ゲート電極307、ゲート絶縁膜308、ソース電極309、層間絶縁膜310、外周溝313等を備えている。半導体装置300の外周に外周溝313を形成し、半導体基板301に平行な平面状をなすPN接合面を外周溝313により切断する構造とすることにより、チップ面積を拡大することなく、半導体パワーデバイスのドレイン・ソース間耐圧の外周部分での劣化を防ぐことができる。
特開平6−45612号公報 第13頁、第12図 特開平10−275855号公報
上記特許文献2によれば、チップ面積の増大を抑制することができる。しかしながら、より優れた特性を有する半導体装置を提供するためには、さらなる改善の余地があった。
本発明に係る半導体装置は、縦方向に電流を流す半導体装置であって、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第1導電型の半導体層、及び前記第1導電型の半導体層とPN接合面を形成する第2導電型の半導体層が少なくとも設けられた半導体層と、平面視上の外周終端部、若しくはその近傍において、前記半導体層の表面から前記PN接合面よりも深部に到達するように形成され、少なくとも壁面が絶縁層によって被覆されているトレンチとを備える。前記トレンチの内側側壁は、前記PN接合面と当接しており、前記トレンチの内側側壁と、前記PN接合面との成す角度が鋭角である。
本発明に係る半導体装置によれば、外周終端部、若しくはその近傍に上記構成のトレンチを形成する構成としているので、FLRを形成する場合に比してチップ面積の拡大を防止することができる。また、トレンチの内側側壁とPN接合面との成す角度を鋭角(0<θ<90°)とすることにより、トレンチ近傍の第1導電型の半導体層の空乏層幅を延ばすことができる。換言すると、絶縁層の内側側壁との界面近傍で形成される第1導電型の半導体層に形成される空乏層の厚さを、PN接合面近傍で形成される第1導電型の半導体層に形成される空乏層の厚さより厚くすることができる(正べベル効果)。これにより、半導体装置の外周近傍の耐圧をより効果的に高めることができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、縦方向に電流を流す半導体装置の製造方法であって、半導体基板上に第1導電型の半導体層、及び前記第1導電型の半導体層とPN接合面を形成する第2導電型の半導体層を少なくとも設けるように半導体層を形成し、平面視上の外周終端部、若しくはその近傍において、前記半導体層の表面から前記PN接合面よりも深部に到達するよう、かつ、その内部側壁が前記PN接合面と当接するようにトレンチを形成し、前記トレンチの少なくとも壁面を絶縁層によって被覆する工程を備える。前記半導体層、又は/及び前記トレンチは、前記トレンチの内側側壁と前記PN接合面との成す角度が鋭角となるように形成する。
本発明に係る半導体装置によれば、小型化が可能であって、かつ、外周領域の耐圧向上を効果的に図ることが可能な半導体装置を提供することができるという優れた効果を有する。
実施形態1に係る半導体装置の模式的上面図。 実施形態1に係る半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図。 実施形態1に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態1に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態1に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態1に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態1に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態2に係る半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図。 実施形態2に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態2に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態2に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態2に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態2に係る半導体装置の製造工程断面図。 実施形態3に係る半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図。 実施形態4に係る半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図。 実施形態5に係る半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図。 従来例に係る半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図。 特許文献1に係る半導体装置の模式的断面図。 特許文献2に係る半導体装置の模式的断面図。 比較例に係る半導体装置の外周終端部近傍の模式的断面図。 比較例に係る半導体装置の電位分布のシミュレーション結果を示す図。 比較例に係る半導体装置の電位分布のシミュレーション結果を示す図。
以下、本発明を適用した実施形態の一例について説明する。なお、本発明の趣旨に合致する限り、他の実施形態も本発明の範疇に属し得ることは言うまでもない。また、以降の図における各部材のサイズや比率は、説明の便宜上のものであり、実際のものとは異なる。
[実施形態1]
図1に、本実施形態1に係る縦型のパワーMOSFET構造を有する半導体装置(半導体デバイスチップ)50の上面図を示す。半導体装置50には、同図に示すように、スクライブ線21、能動素子領域22、及びこれらの間に配置されるスクライブ線領域20がある。半導体装置50は、半導体ウェハ(不図示)に形成されたスクライブ線21に沿ってダイシングカットすることにより半導体ウェハから複数取り出される。
図2に、半導体装置50の終端部近傍の模式的断面図を示す。図2は、例えば、図1中のII−II切断部断面図に相当する。半導体装置50は、同図に示すように、第1導電型の半導体基板として機能するN半導体基板(高濃度半導体基板)1を備える。そして、N半導体基板1上には、半導体層10が形成されている。半導体層10には、第1導電型の半導体層として機能するN型ドリフト領域2、第2導電型の半導体層として機能するP型ボディ領域3、第1導電型の高濃度半導体層として機能するN型ソース領域4が設けられている。N型ドリフト領域2とP型ボディ領域3の界面がPN接合面7として機能する。
半導体装置50の平面視上の外周終端部近傍においては、環状構造(額縁構造)のトレンチ(溝)9が半導体層10の表面からN半導体基板1に達するように設けられている。トレンチ9は、スクライブ線21と能動素子形成領域22(図1参照)の間に区画されるスクライブ線領域20内に形成することができる。また、トレンチ9は、このスクライブ線領域20内から能動素子形成領域22に亘る領域に設けてもよい。さらに、トレンチ9を能動素子領域22内の最外周領域に設けてもよい。
トレンチ9の深さは、PN接合面7よりも深い位置まで到達していればよいが、本実施形態1のように半導体基板1まで到達することにより、より効果的に半導体装置50の外周部終端部での耐圧低下を抑制することができる。なお、トレンチ9は、環状構造であることは必須ではなく、少なくとも半導体装置50の外周終端部において、PN接合面7が配置されている位置に設けられていればよい。
本実施形態1に係る絶縁層5は、図2に示すようにトレンチ9内の全領域に埋設されている。この絶縁層5は、トレンチ9の少なくとも壁面に被覆されていればよく、トレンチ9内の全領域に埋設されていなくてもよい。但し、耐圧を向上させる観点からは、絶縁層5の厚みは厚い方がより好ましい。絶縁破壊を効果的に防止する観点から、絶縁層5の幅W(図2参照)は、ドレイン−ソース間にかかる電圧をVdsとしたときに、Vds/Wが8MV/cm以下となるような厚みに設定することが好ましい。
半導体層10は、半導体装置50の外周終端部近傍においてトレンチ9により分断されている。トレンチ9の外側側壁は、N型ドリフト領域2と当接する。一方、トレンチ9の内側側壁6は、N半導体基板1上に形成されたN型ドリフト領域2と、その上層に形成されたP型ボディ領域3と当接している。
トレンチ9の内側側壁6と、これらと当接するN型ドリフト領域2とP型ボディ領域3のPN接合面7との成す角度θは、鋭角とする。角度θを鋭角(0<θ<90°)とするために、P型ボディ領域3は、深部において、面積が狭くなるようなテーパー形状(以降、「逆テーパー形状」とも云う)とする。換言すると、P型ボディ領域3は、深さ方向上部においてトレンチ9の内側側壁6と当接し、深さ方向深部側壁の逆テーパー形状部においてN型ドリフト領域2と当接するように形成されている。内側側壁6と、N型ドリフト領域2及びP型ボディ領域3のPN接合面7との成す角度θを鋭角とする理由については、後述する。
半導体層10上には、ゲート絶縁膜11、ゲート電極12、層間絶縁膜13、ソース電極14が配設されている。一方、N半導体基板1の裏側主面にはドレイン電極15が配設されている。
ゲート電極12は、ゲート絶縁膜11上に形成されている。層間絶縁膜13は、ゲート電極12を被覆するように形成されている。ソース電極14は、層間絶縁膜13及び半導体層10上に配設されている。ゲート電極12は、ソース電極14の一部と層間絶縁膜13を介して対向配置されている。
ソース電極14は、その一部がN型ソース領域4と当接するように配設されており、N型ソース領域4とP型ボディ領域3と電気的に接続されている。このようなMOSFET構造のトランジスタが、図2中のX軸方向、Y軸方向に複数配設されている。無論、半導体装置50内に、トランジスタが1つのみ設けられているものであってもよい。
次に、本実施形態に係る半導体装置50の製造工程の一例について、図3A〜図3Eを参照しつつ説明する。なお、これらの製造工程は、ウェハをダイシングカットする前の工程で形成するものであり、スクライブ線21が切断されていない段階のものであるが、説明の便宜上、1つの半導体装置50の外周終端部近傍領域のみを図示している。また、以下の製造方法は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の製造方法を適用することが可能である。
まず、N半導体基板1に、N型ドリフト領域2を形成する。具体的には、Nシリコン基板等のN半導体基板1上に、リン(P)などをドープしたシリコン半導体層をエピタキシャル成長させる等によりN型ドリフト領域2を得る(図3A参照)。
次に、半導体装置50の外周に相当する外周終端部近傍に環状のトレンチ9を形成する。トレンチ9は、N型ドリフト領域2の表面からN半導体基板1にまで到達するように設ける。トレンチ9の形成方法は特に限定されないが、フォトリソグラフィー工程と、ドライエッチング工程を経ることにより容易に形成することができる。
続いて、トレンチ9内の少なくとも溝の底面、及び側壁を被覆するように絶縁層5を形成する(図3B参照)。絶縁層5の形成方法は特に限定されないが、CVD(Chemical Vapor Deposition)法などによりトレンチ9の底面、及び側壁に絶縁膜が被覆されるように形成することができる。本実施形態1においては、CVD法によりトレンチ9内に埋め込むことにより絶縁層5を得た。
次に、ゲート絶縁膜11を形成するために熱酸化を行う。次いで、ポリシリコンをCVD法などにより成膜し、フォトリソグラフィー工程とドライエッチング工程を経て、ゲート絶縁膜11及びゲート電極12を形成する(図3C参照)。
続いて、P型ボディ領域3を形成するために、ボロン(B)等の不純物をイオン注入し、その後、熱拡散を行う。P型ボディ領域3のイオン注入は、図3D中のA1領域とし、トレンチ9から少し離間した位置を注入端部とする(図3D参照)。これにより、イオン注入後に行う熱拡散処理工程において、P型ボディ領域3の深さ方向深部において、逆テーパー形状が形成される。これにより、トレンチ9に埋設されたトレンチ9の内側側壁6と、PN接合面との成す角度θが鋭角に形成される。なお、イオン注入領域と非注入領域は、フォトリソグラフィー工程によって非注入部をレジストでマスクすることにより作り分けることができる。
次に、N型ソース領域4を形成したい領域にイオン注入を行い、熱処理を実施する。これにより、N型ソース領域4を形成する(図3E参照)。
その後、CVD法により層間絶縁膜13を形成する。そして、フォトリソグラフィー工程とドライエッチング工程を経て所望のパターンを形成する。次いで、アルミ電極等を用いてソース電極14を形成する。ウェハをスクライブ線に沿ってダイシングする工程、ドレイン電極15形成工程等を経て、パワーMOSFET構造を有する半導体層位置50が製造される。
上記特許文献1のようにFLRを設ける場合、デバイス表面での空乏層を滑らかに延ばすためには外周の面積を大きくする必要があった。一方、本実施形態1によれば、トレンチ9に絶縁層5を配設する構造とすることにより、外周終端部の面積の縮小化を図ることができる。これにより、オン時の性能に寄与しない部分の面積増加を抑制することができる。すなわち、同一性能の場合には、半導体装置のサイズを小型化することができる。
ここで、比較例として、図12のような外周終端部の構造を有する半導体装置450について、シミュレーションを行った結果を示す。この比較例に係る半導体装置450は、トレンチ409の内側側壁406とPN接合界面407との成す角度θ'が90°以上である以外は、実施形態1と同様の構成とした。図13及び図14に、トレンチ409の幅w1が狭いケースにおいてシミュレーションした結果を示す。これらのシミュレーション結果より、トレンチ409の幅w1が狭いケースにおいては、トレンチ409近傍の空乏層が湾曲し、Nドリフト領域402とP型ボディ領域403のPN接合面407は、トレンチ409に接する部分で最大の電界となることがわかる。トレンチ409の幅w1を広くすることにより耐圧低下の改善を図ることができるが、トレンチ409の幅を広くして絶縁層405を埋め込むことは、製造上難しいという問題がある。また、トレンチ409を広くすると、半導体装置の小型化に不利となるという問題もある。
本発明者が、鋭意検討を重ねた結果、内側側壁6と、N型ドリフト領域2及びP型ボディ領域3のPN接合面7との成す角度θを鋭角とすることにより、外周終端部の耐圧低下を改善できることを見出し、本発明を完成するに至った。内側側壁6と、N型ドリフト領域2及びP型ボディ領域3のPN接合面7との成す角度θを鋭角とすることにより耐圧低下を改善できるのは、以下の理由による。すなわち、トレンチ9の内側側壁6とPN接合面7との成す角度を鋭角とすることにより、正ベベル効果により、トレンチ9の内側側壁6との界面近傍で形成されるN型ドリフト領域2に形成される空乏層の厚さを、PN接合面近傍で形成されるN型ドリフト領域2に形成される空乏層の厚さより厚くすることができる。換言すると、トレンチ9近傍の第1導電型の半導体層の空乏層幅を延ばすことができる。これにより、半導体装置の外周近傍の耐圧を効果的に高めることができる。
本実施形態1によれば、トレンチ9と正ベベル効果とを組み合わせることにより、外周における耐圧低下をより効果的に抑制することができる。また、パワーMOSFETの外周構造を狭い面積で形成することができるので、チップ面積に対する能動領域の面積の比率を大きくすることができる。従って、同一チップ面積とした場合、MOSFETの性能を向上させることができる。また、MOSFETの性能を同一とした場合には、チップ面積の縮小を図ることができる。
[実施形態2]
次に、上記実施形態とは異なる構造の半導体装置一例について説明する。なお、以降の説明において、上記実施形態と同一の要素部材には同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
図4に、本実施形態2に係る半導体装置50aの終端部近傍の模式的断面図を示す。本実施形態2に係る半導体装置50aは、トレンチ及びその近傍の構造以外は、上記実施形態1と同様である。半導体装置50aのN半導体基板1a上には、半導体層10aが形成されている。半導体層10aには、N型ドリフト領域2a、P型ボディ領域3a、N型ソース領域4が設けられている。
半導体装置50aの平面視上の外周終端部においては、環状構造(額縁構造)のトレンチ9aが半導体層10aの表面からN半導体基板1aに達するように設けられている。このトレンチ9a内には、断面視上の形状がイタリックのL字形状の絶縁層5aが埋設されている。絶縁層5aの側壁の一部は、半導体装置50aの側壁の一部を構成している。絶縁層5aの側壁のうち露出しない内側側壁6aは、半導体層10aと当接している。具体的には、N半導体基板1a上に形成されたN型ドリフト領域2aと、その上層に形成されたP型ボディ領域3aと当接している。なお、本実施形態2に係るトレンチ9aは、ウェハの切断工程において、トレンチの幅方向の略中央部が切断されたものである。従って、半導体装置50aにおいては、本来のトレンチ構造となっていないが、本明細書においては、このようなトレンチ構造を切断したものも「トレンチ」と称するものとする。
図5A〜図5Eに、本実施形態2に係る半導体装置50aの外周終端部近傍の製造工程断面図を示す。同図においては、説明の便宜上、スクライブ線21を図の中心に描き、その両側に形成されている半導体装置の外周終端部近傍を図示する。
まず、N半導体基板1aに、N型ドリフト領域2aを形成する。このN型ドリフト領域2aによりN型ドリフト領域2aが形成される。具体的には、Nシリコン基板などのN半導体基板1a上に、リン(P)などをドープしたシリコン半導体層をエピタキシャル成長させることによりN型ドリフト領域2aを得る。
次に、半導体装置50の外周に相当する終端部にトレンチ9aを形成する(図5A参照)。トレンチ9aの形状は、深部に行くにつれて面積が広くなるようなテーパー形状となっている。トレンチ9aは、N型ドリフト領域2aの表面からN半導体基板1aにまで到達するように設けられる。トレンチ9aの形成方法は特に限定されないが、フォトリソグラフィー工程と、ドライエッチング工程を経ることにより容易に形成することができる。ドライエッチング工程において、エッチング条件を調整することで、トレンチの形状を図4に示すようなテーパー形状とすることができる、一般的に、リアクティブイオンエッチング(RIE)方式のエッチング設備では、チャンバー内圧力を上げると上記テーパー状の形状を得ることができる。
続いて、トレンチ9a内の少なくとも溝の底面、及び側壁を被覆するように絶縁層5aを形成する(図5B参照)。絶縁層5の形成方法は特に限定されないが、減圧CVD法により、トレンチ9aの底面、及び側壁に絶縁膜が被覆されるように形成することができる。減圧CVD法により形成することにより、トレンチ9aのオーバーハング部でも絶縁膜を被覆することが可能となる。また、熱酸化法等により膜状の絶縁層を形成してもよい。また、トレンチ9a内全てに絶縁層が埋設されるようにしてもよい。
その後、形成した絶縁層5aをデバイスのアクティブ領域から除去する。すなわち、半導体装置50aの外周終端部にのみ残るようにする。
次に、ゲート絶縁膜11を形成するために熱酸化を行う。次いで、ポリシリコンをCVD法などにより成膜し、フォトリソグラフィー工程とドライエッチング工程を経て、ゲート絶縁膜11及びゲート電極12を形成する(図5C参照)。
続いて、P型ボディ領域3aを形成するために、ボロン(B)等の不純物をイオン注入する。P型ボディ領域3aは、上記実施形態1と異なり、その深部において逆テーパー形状部が形成されていない。すなわち、N型ドリフト領域2aとP型ボディ領域3aとのPN界面7aは、N半導体基板1aの主面と実質的に平行な方向にある。
本実施形態2においては、トレンチ9aを深部に行くにつれて面積が広くなるようなテーパー形状とすることにより、トレンチ9aに埋設されたトレンチ9aの内側側壁6と、PN接合面7aとの成す角度θが鋭角に形成される(図5C参照)。
次に、N型ソース領域4を形成したい領域にイオン注入を行い、熱処理を実施する。これにより、N型ソース領域4を形成する(図5D参照)。その後、上記実施形態1と同様の工程等を経て、図5Eに示すような構造を得、最終的には図4に示すような半導体装置50aを得る。
本実施形態2に係る半導体装置50aによれば、外周終端部に絶縁層5aで被覆されたトレンチ9aを設け、かつ、内側側壁6aと、N型ドリフト領域2a及びP型ボディ領域3aのPN接合面7aとの成す角度θを鋭角とすることにより、パワーMOSFETの外周構造を狭い面積で実現しつつ、外周における耐圧低下を防ぐことができる。
[実施形態3]
図6に、本実施形態3に係る半導体装置50bの終端部近傍の模式的断面図を示す。本実施形態3に係る半導体装置50bは、トレンチの構造以外は、上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1に係る半導体装置50のトレンチ9は、N半導体基板1まで到達するように設けられていたのに対し、本実施形態3に係る半導体装置50bのトレンチ9bは、N型ドリフト領域2b内に、P型ボディ領域3の底面よりも深い位置まで到達するように形成されている点において相違する。
本実施形態3に係る半導体装置50bによれば、外周終端部に絶縁層5bで被覆されたトレンチ9bを設け、かつ、内側側壁6と、N型ドリフト領域2b及びP型ボディ領域3のPN接合面7との成す角度θを鋭角とすることにより、パワーMOSFETの外周構造を狭い面積で実現しつつ、外周における耐圧低下を防ぐことができる。
[実施形態4]
図7に、本実施形態4に係る半導体装置50cの終端部近傍の模式的断面図を示す。本実施形態4に係る半導体装置50cは、トレンチの形成位置以外は、上記実施形態1と同様である。すなわち、上記実施形態1に係る半導体装置50のトレンチ9は、半導体装置50の外周終端部の近傍に設けられていたのに対し、本実施形態4に係る半導体装置50cのトレンチ9cは、半導体装置50cの外周終端部に設けられ、絶縁層5cが半導体装置50cの側壁の一部を構成している点において相違する。
本実施形態4に係る半導体装置50cによれば、外周終端部に絶縁層5cで被覆されたトレンチ9cを設け、かつ、内側側壁6と、N型ドリフト領域2及びP型ボディ領域3のPN接合面7との成す角度θを鋭角とすることにより、パワーMOSFETの外周構造を狭い面積で実現しつつ、外周における耐圧低下を防ぐことができる。
[実施形態5]
図8に、本実施形態5に係る半導体装置50dの終端部近傍の模式的断面図を示す。本実施形態5に係る半導体装置50dは、トレンチ内の絶縁層の形状以外は、上記実施形態2と同様である。すなわち、上記実施形態2に係る半導体装置50aのトレンチ9a内の絶縁層5aは、トレンチ9aの壁面及び底面を被覆するように形成されていたのに対し、本実施形態5に係る半導体装置50dのトレンチ9a内の絶縁層5dは、トレンチ9a内に充填されている点において相違する。
本実施形態5に係る半導体装置50dによれば、外周終端部に絶縁層5dに埋設されたトレンチ9dを設け、かつ、内側側壁6aと、N型ドリフト領域2a及びP型ボディ領域3aのPN接合面7aとの成す角度θを鋭角とすることにより、パワーMOSFETの外周構造を狭い面積で実現しつつ、外周における耐圧低下を防ぐことができる。
上記実施形態1〜5は、一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。また、これらの実施形態は、任意に組み合わせて適用することができる。また、上記実施形態においては、第1導電型としてN型、第2導電型としてP型の例について説明したが、第1導電型がP型、第2導電型がN型であっても本発明を適用することができる。半導体基板の導電型は、デバイスに応じて適宜設計することができる。上記においては、ドリフト領域と半導体基板が同一導電型である例を説明したが、IGBT型の場合には、通常、ドリフト領域と半導体基板は、互いに反転した導電型となる。また、半導体層として、ドリフト領域、ボディ領域、ソース領域を備える層からなる例を説明したが、これは一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において半導体層の構成は、種々の構成を採用することが可能である。
半導体装置としてパワーMOSFETの例を挙げたが、本発明は、IGBT等をはじめとする高電圧を制御するパワーデバイスに好適に適用することができる。換言すると、PN接合面を形成する第1導電型の半導体層と、第2導電型の半導体層が半導体基板に積層された構造の半導体装置であって、縦方向に電流を流す半導体装置に広く本発明を適用することができる。
1 N半導体基板
2 N型ドリフト領域
3 Pボディ領域
4 Nソース領域
5 絶縁層
6 内側側壁
7 PN接合面
9 トレンチ
10 半導体層
11 ゲート絶縁膜
12 ゲート電極
13 層間絶縁膜
14 ソース電極
15 ドレイン電極
20 スクライブ線領域
21 スクライブ線
22 能動素子領域
50 半導体装置

Claims (8)

  1. 縦方向に電流を流す半導体装置であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された第1導電型の半導体層、及び前記第1導電型の半導体層とPN接合面を形成する第2導電型の半導体層が少なくとも設けられた半導体層と、
    平面視上の外周終端部、若しくはその近傍において、前記半導体層の表面から前記PN接合面よりも深部に到達するように形成され、少なくとも壁面が絶縁層によって被覆されているトレンチと、
    を備え、
    前記トレンチの内側側壁は、前記PN接合面と当接しており、前記トレンチの内側側壁と、前記PN接合面との成す角度が鋭角である半導体装置。
  2. 前記トレンチは、前記半導体基板まで達することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記トレンチ内に設けられた絶縁層は、外周終端部の側壁の一部を構成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記トレンチの内側側壁と、前記PN接合面との成す角度を鋭角とするために、前記第2導電型の半導体層の深部において、面積が狭くなるようなテーパー形状を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記トレンチの内側側壁と、前記PN接合面との成す角度を鋭角とするために、前記トレンチを、深部にいくにつれて面積が広くなるようなテーパー形状とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 縦方向に電流を流す半導体装置の製造方法であって、
    半導体基板上に第1導電型の半導体層、及び前記第1導電型の半導体層とPN接合面を形成する第2導電型の半導体層を少なくとも設けるように半導体層を形成し、
    平面視上の外周終端部、若しくはその近傍において、前記半導体層の表面から前記PN接合面よりも深部に到達するよう、かつ、その内部側壁が前記PN接合面と当接するようにトレンチを形成し、
    前記トレンチの少なくとも壁面を絶縁層によって被覆する工程を備え、
    前記半導体層、又は/及び前記トレンチは、前記トレンチの内側側壁と前記PN接合面との成す角度が鋭角となるように形成する半導体装置の製造方法。
  7. 前記トレンチの内側側壁と、前記PN接合面との成す角度を鋭角とするために、前記第2導電型の半導体層の深部において、面積が狭くなるようなテーパー形状を設けることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記トレンチの内側側壁と、前記PN接合面との成す角度を鋭角とするために、前記トレンチを、深部にいくにつれて面積が広くなるようなテーパー形状とすることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
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