JP2011089057A - アルミニウム合金用の塗料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄膜で導電性が良好で、かつ耐疵付き性や耐指紋性に優れる塗装物品を提供すること。
【解決手段】ポリカルボン酸系ポリマー(A)とポリエチレンワックス(B)の固形分合計100質量部に対して、ポリカルボン酸系ポリマー(A)7〜65質量部、ポリエチレンワックス(B)35〜93質量部の範囲で含有するアルミニウム合金用の塗料組成物。さらに、ポリアクリル酸(A)、ポリエチレンワックス(B)及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を、これらの固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を3〜45質量%、ポリエチレンワックス(B)を20〜62質%、及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を35〜77質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、薄膜で導電性を確保し、かつ薄膜でも耐疵付き性や耐指紋性に優れる塗膜を形成できるアルミニウム合金用の塗料組成物に関する。
従来より、アルミニウム合金板の表面を塗料組成物にてコーティングしてなるプレコートアルミニウム合金板は、耐食性に優れ、軽量でかつ成形後に塗装を施す必要がないという特性を有している。その為、プレコートアルミニウム合金板は、耐疵付き性や耐指紋性が要求される家電製品や電気機器の筐体等の材料として広く用いられている。しかし用いられる塗料組成物による塗膜は、通常、電気的絶縁性を有していることから、帯電防止性能が不十分であるという難点を有している。これを解決する手段として、導電性物質を塗膜中に含有させた種々の金属塗装板が提案されている。
例えば、特許文献1には、アルミニウム材の少なくとも片面に、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂の1種以上と潤滑粒子とを含有する樹脂被覆層が形成されている樹脂被覆アルミニウム材であって、アース端子などを設けなくても表面に単に金属片を接触させるだけで導電性を得ることができ、かつ耐疵つき性や耐指紋付着性が良好な樹脂被覆アルミニウム材(Al材)およびその成形品が開示されている。
一方、特許文献2には、アルミニウム合金板よりなる基板と、該基板の片面又は両面に形成した化成皮膜と、該化成皮膜上に形成したプレコート層とよりなり、該プレコート層は、ベース樹脂中に粒子状合成樹脂よりなる樹脂ビーズ及び導電性物質を分散させてなる上塗り層を有し、上記上塗り層は、さらにインナーワックスを含有していることを特徴とする、耐傷付き性や耐指紋付着性に優れたプレコートアルミニウム合金板が開示されている。
他に、特許文献3には、金属板の両面に形成した化成皮膜と、前記化成皮膜の一方の上に形成した塗膜であって、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂及びアクリル系樹脂から成る群から選択される少なくとも1種のベース樹脂と、樹脂ビーズと潤滑剤、さらには導電材を含有する塗膜を特徴とする耐傷付け性
プレコート金属板が開示されている。
特許文献1〜3には、潤滑粒子や樹脂ビースを配合し、耐疵つき性と耐指紋性に優れ、かつ導電性を有する樹脂被覆アルミニウム板について記載されている。しかし、潤滑粒子や樹脂ビースの配向によっては導電性に不具合が生じたり、膜厚を厚くしないと耐疵つき性を確保できない等の不具合がある。
これに対し、特許文献4には、該基板の片面又は両面に形成した化成皮膜と、該化成皮膜上に形成した導電層とよりなり、該導電層は、ウレタン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂のうち1種又は2種以上からなる樹脂よりなり、0.05〜1.0μmの薄膜とすることにより、導電性物質を含まなくとも優れた導電性を有し、かつ耐指紋性に優れた導電性プレコートアルミニウム合金板が開示されている。
しかし、上記の特許文献4では、薄膜で導電性を付与することはできるものの、耐疵付き性や耐指紋性に対しては不十分であった。特にCD−ROMドライブ用等の電子機器筐体は、何度もドライブを出し入れすることから負荷が大きく、このような用途においても十分に耐疵付き性や耐指紋性に優れる皮膜は得られなかった。
特開2004−306322号公報 特開2004−98624号公報 特開2006−97127号公報 特開2009−34973号公報
発明が解決しようとする課題は、薄膜(膜厚0.05〜1.0μm)で導電性を確保し、かつ薄膜でも耐疵付き性や耐指紋性に優れた塗膜が形成できるアルミニウム合金用の塗料組成物を提供することである。
発明者等は鋭意検討した結果、重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)とポリエチレンワックス(B)とを、両者の固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を7〜65質量%、ポリエチレンワックス(B)を35〜93質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物(I);または、重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)、ポリエチレンワックス(B)及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を、これらの固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を3〜45質量%、ポリエチレンワックス(B)を20〜62質量%、及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を35〜77質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物(II);によって、上記課題の解決が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
1.重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)とポリエチレンワックス(B)とを、両者の固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を7〜65質量%、ポリエチレンワックス(B)を35〜93質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物、
2.重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)、ポリエチレンワックス(B)及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を、これらの固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を3〜45質量%、ポリエチレンワックス(B)を20〜62質量%、及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を35〜77質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物、
3.1項又は2項に記載の塗料組成物をアルミニウム合金板に塗装してなる皮膜形成方法、に関する。
本発明のアルミニウム合金用の塗料組成物は、薄膜(膜厚0.05〜1.0μm)で導電性を確保し、かつ薄膜でも耐疵付き性や耐指紋性に優れる塗装物品を提供できる。特に、電子機器筐体用に有用である。
傷付け試験における試験片とバウデン硬球の位置関係を示す説明図である。
本発明のアルミニウム合金用の塗料組成物は、重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)とポリエチレンワックス(B)とを、両者の固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を7〜65質量%、ポリエチレンワックス(B)を35〜93質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物(I)である。
または、重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)、ポリエチレンワックス(B)及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を、これらの固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を3〜45質量%、ポリエチレンワックス(B)を20〜62質量%、及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を35〜77質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物(II)である。以下、詳細に述べる。
ポリアクリル酸(A):
本発明のアルミニウム合金用の塗料組成物は、ポリアクリル酸(A)を含有する。また、ポリアクリル酸(A)は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化金属塩、アンモニア等により部分中和して使用することもできる。ポリアクリル酸(A)を中和したものを使用することによって、他の成分との相溶性が向上し、塗料安定性が向上する。
このような、ポリアクリル酸(A)の重量平均分子量は、3,000〜300,000、特に4,000〜30,000の範囲にある。重量平均分子量が、3,000未満であると耐疵付き性が十分でなく、重量平均分子量が300,000を超えると導電性が劣るので好ましくない。
本明細書において重量平均分子量は、溶媒としてテトラヒドロフランを使用し、ゲルパーミュエーションクロマトグラフィにより測定した保持時間(保持容量)をポリスチレンの重量平均分子量を基準にして換算した値である。
ゲルパーミエーションクロマトグラフは、「HLC8120GPC」(東ソー社製)を使用した。カラムとしては、「TSKgel G−4000HXL」、「TSKgel G−3000HXL」、「TSKgel G−2500HXL」、「TSKgel G−2000HXL」(いずれも東ソー(株)社製、商品名)の4本を用い、移動相;テトラヒドロフラン、測定温度;40℃、流速;1ml/分、検出器;RIの条件で行ったものである。
ポリアクリル酸(A)の市販品としては、例えば、ジュリマーAC−10L、ジュリマーAC−10LHP(以上、日本純薬(株)製)が挙げられる。
ポリエチレンワックス(B):
本発明のアルミニウム合金用の塗料組成物は、ポリエチレンワックス(B)を含有する。ポリエチレンワックス(B)は、重量平均分子量が600〜12,000、融点105〜140℃を有するものが好適に用いられる。
ポリエチレンワックス(B)は、通常、水分散体として用いられ、その水分散体の平均粒径は、0.05μmから7.5μmを有するものが好適に用いられる。好ましい範囲は、1.0μmから5.0μmの範囲が、耐疵付き性向上のためによい。なお平均粒径は、LA−500(堀場製作所社製、レーザー回折式粒度分布測定装置)を用いて測定した値である。
このようなポリエチレンワックス(B)の市販品としては、HI−DISPER A−375、HI−DISPER AB−50、HI−DISPER AF−41、HI−DISPER AG−73、HI−DISPER A−512、HI−DISPER A−332、HI−DISPER AE−04、HI−DISPER A−514(以上、岐阜セラック社製)、ケミパールW100、ケミパールW300、ケミパールW401、ケミパールW500、ケミパールW700、ケミパールW900、(以上、三井化学社製)が挙げられる。
本発明では、塗料組成物(I)として、上記ポリアクリル酸(A)とポリエチレンワックス(B)とを、両者の固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を7〜65質量%、好ましくは40〜63質量%、ポリエチレンワックス(B)を35〜93質量%、好ましくは37〜60質量%の割合で含有することが、耐疵付き性や耐指紋性の向上の為に必須である。
水分散性のウレタン樹脂(C):
水分散性ポリウレタン樹脂は、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール等のポリオールとジイソシアネートからなるポリウレタンを必要に応じて、ジオール、ジアミン等のような2個以上の活性水素をもつ低分子量化合物である鎖伸長剤の存在下で鎖伸長し、水中に安定に分散もしくは溶解させたものであり、公知のものを広く使用することができる。
ポリウレタン樹脂を水中に安定に分散もしくは溶解させる方法としては、例えば下記の方法が利用できる。(1)ポリウレタンポリマーの側鎖または末端に、水酸基、アミノ基、カルボキル基等のイオン性基を導入することにより親水性を付与し自己乳化により水中に分散または溶解する方法;(2)反応の完結したポリマーまたは末端イソシアネート基を、オキシム、アルコール、フェノール、メルカプタン、アミン、重亜硫酸ソーダ等のブロック剤でブロックしたポリマーを、乳化剤と機械的せん断力を用いて強制的に水中に分散する方法;(3)末端イソシアネート基を持つウレタンプレポリマーを、水、乳化剤及び伸長剤と混合し、機械的せん断力を用いて分散化と高分子化を同時に行う方法;(4)ポリウレタン主原料のポリオールとしてポリエチレングリコールのような水溶性ポリオールを使用し、水に可溶なポリウレタンとして水中に分散または溶解する方法が挙げられる。なおポリウレタン樹脂の分子量は特に限定するものではないが、重量平均分子量で10,000〜1,000,000、好ましくは50,000〜500,000が好ましい。
上記ポリウレタン樹脂の市販品としては、例えばハイドランHW−330、ハイドランHW−340、ハイドランHW−350(いずれも大日本インキ化学工業社製)、スーパーフレックス100、スーパーフレックス110、スーパーフレックス150、スーパーフレックスF−8438D、スーパーフレックス420(いずれも第一工業製薬社製)、アデカボンタイダーHUX−232、アデカボンタイダーHUX−260、アデカボンタイダーHUX−320、アデカボンタイダーHUX−350、アデカボンタイダーHUX−540、アデカボンタイダーUX−206(いずれも旭電化社製)などを挙げることができる。
本発明では、塗料組成物(II)として、上記ポリアクリル酸(A)、ポリエチレンワックス(B)及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を、これらの固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を3〜45質量%、ポリエチレンワックス(B)を20〜62質量%、及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を35〜77質量%の割合で含有することが、耐疵付き性、耐指紋性、導電性の面から必須である。
シリコーン系界面活性剤:
本発明のアルミニウム合金用の塗料組成物は、基材への濡れ性向上を目的として、必要に応じてシリコーン系界面活性剤を含有することができる。シリコーン系界面活性剤としては、ポリエステル変性シリコーンやポリエーテル変性シリコーンを用いることが好ましく、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン又はポリエステル変性ポリジメチルシロキサンを用いることが特に好ましい。具体例としては、BYK−347、BYK−348、BYK−UV3500、BYK−3510、BYK−3530、BYK−3570(ビックケミー・ジャパン株式会社製)などの市販品を挙げることができる。
シリコーン系界面活性剤の配合量としては、ポリアクリル酸(A)とポリエチレンワックス(B)、(及び水分散性のウレタン樹脂(C))の固形分合計100質量部に対して、シリコーン系界面活性剤0.1〜10質量部、好ましくは0.2〜5質量部が、基材への濡れ性向上の為にも好ましい。
また、本発明の塗料組成物には、必要に応じて、ポリアクリル酸(A)以外のアクリル樹脂を配合することができる。ポリアクリル酸(A)以外のアクリル樹脂は、ビニル系モノマー混合物を、乳化重合、懸濁重合又は溶液重合し、必要に応じて、中和、水性化した樹脂または該樹脂を変性した樹脂であり、代表例として下記のものを挙げることができる。
(1)乳化剤又は高分子量樹脂分散安定剤の存在下で、水中にてビニル系モノマー混合物を乳化重合した水分散性樹脂。
(2)有機溶剤中にて、カルボキシル基含有モノマー又はアミノ基含有モノマーを含有するビニル系モノマー混合物を溶液重合し、塩基又は酸である中和剤にて中和し、水性化した水分散性樹脂、が挙げられる。
上記アクリル樹脂の作成のために使用されるビニル系モノマーとしては、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル(n−,i−,t−)、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜18(1〜24)のアルキルエステル又はシクロアルキルエステル;(メタ)アクリル酸メトキシブチル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシブチル等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数2〜18のアルコキシアルキルエステル;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸等のカルボキシル基含有不飽和モノマー;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−又は3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数2〜8のヒドロキシアルキルエステル;N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の含窒素アルキル(メタ)アクリレート;アクリルアミド、メタクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド等の重合性アミド類;グリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基含有不飽和モノマー;酢酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、α−クロロスチレン、アクリロニトリル等を挙げることができる。これらは1種又は2種以上混合して用いることができる。
さらに、本発明の塗料組成物には、必要に応じて、顔料、顔料分散剤、流動性調整剤、レベリング剤、ワキ防止剤、防腐剤、有機溶剤、樹脂粒子、安定化剤等を配合することができる。
皮膜形成方法について
本発明の塗料組成物を塗装するアルミニウム合金板は、CD−ROMドライブ用の電子機器筐体などで何度もドライブを出し入れするのに要求される強度、及び加工性を備えた種々のアルミニウム合金板が挙げられる。なお塗装に際して、上記アルミニウム合金板を脱脂し、リン酸クロメート等で化成処理を施すことが望ましい。
具体的には、強度、耐食性の他、シャッター材に必要な、曲げ成形性にも優れ、合成樹脂系塗膜を形成して塗膜密着性、色彩性、耐指紋性、摺動性が良好なアルミニウム合金板が挙げられ、例えばAl−Mg系合金板、とくにMg3.0〜6.0 %(質量%、以下同じ)を主要合金成分として含有し、必要に応じてMn1.5%以下、Cr0.3 %以下、Cu0.5%以下、Ti0.1%以下のうちの1種以上を含む、アルミニウム合金板が好適に使用できる。
本発明のアルミニウム合金用の塗料組成物を用いた塗膜形成は、上記アルミニウム合金板上に、アルミニウム合金用の塗料組成物を塗装し乾燥させることによって塗膜を形成することができる。塗装方法は、例えば、浸漬塗装、シャワー塗装、スプレー塗装、ロール塗装、電着塗装などによって塗装することができる。
上記塗膜の乾燥条件は、通常、素材到達最高温度が60〜250℃となる条件で、2秒間〜30分間乾燥させることが好適である。また、導電性確保の点から乾燥膜厚は、0.05〜1.0μm、特に0.1〜0.3μmの範囲の薄膜であることが望ましい、本発明の塗料組成物によれば、かかる薄膜であっても耐疵付き性、耐指紋性に優れた皮膜を形成できる。
以下、製造例、実施例及び比較例により、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。各例中の「部」は質量部、「%」は質量%を示す。
製造例1 ポリアクリル酸No.1水溶液の製造
重量平均分子量が5,000のポリアクリル酸(注1)80部を水533部に溶解させ、固形分15%のポリアクリル酸No.1水溶液を得た。
(注1)和光純薬(株)製のポリアクリル酸、重量平均分子量5,000、酸価779mgKOH/g、試薬。
製造例2 ポリアクリル酸No.2水溶液の製造
重量平均分子量が25,000のポリアクリル酸(注2)80部を水533部に溶解させ、固形分15%のポリアクリル酸No.2水溶液を得た。
(注2)和光純薬(株)製のポリアクリル酸、重量平均分子量25,000、酸価779mgKOH/g、試薬。
製造例3 ポリアクリル酸No.3水溶液の製造
重量平均分子量が250,000のポリアクリル酸(注3)80部を水533部に溶解させ、固形分15%のポリアクリル酸No.3水溶液を得た。
(注3)和光純薬(株)製のポリアクリル酸、重量平均分子量250,000、酸価779mgKOH/g、試薬。
製造例4 ポリアクリル酸No.4水溶液の製造
重量平均分子量が1,000,000のポリアクリル酸(注4)80部を水533部に溶解させ、固形分15%のポリアクリル酸No.4水溶液を得た。
(注4)和光純薬(株)製のポリアクリル酸、重量平均分子量1,000,000、酸価779mgKOH/g、試薬。
製造例5 ポリアクリル酸No.5水溶液(中和タイプ)の製造
重量平均分子量が25,000のポリアクリル酸(注2)80部を水533部に溶解させ、さらに25%アンモニア水71.3部を加えた後に30分攪拌し、固形分14.3%のポリアクリル酸No.5水溶液(中和タイプ)を得た。
製造例6 カルボキシル基含有アクリル樹脂No.1溶液の製造
n−ブタノール850部を窒素気流下で100℃に加熱し、単量体混合物及び重合開始剤「メタクリル酸450部、スチレン450部、エチルアクリレート100部、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート 40部」を3時間で滴下し、滴下後1時間熟成した。
次いで、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート10部とn−ブタノール100部との混合溶液を30分間かけて滴下し、滴下後2時間熟成した。次いで、n−ブタノール933部、エチレングリコールモノブチルエーテル400部を加え、固形分約30%のカルボキシル基含有アクリル樹脂No.1を得た。得られた樹脂は、樹脂酸価300mgKOH/g、重量平均分子量約17,000を有していた。
製造例7 カルボキシル基含有アクリル樹脂No.2溶液の製造
n−ブタノール1,400部を窒素気流下で100℃に加熱し、単量体混合物及び重合開始剤「メタクリル酸 670部、スチレン250部、エチルアクリレート80部、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート50部 」を3時間で滴下し、滴下後1時間熟成した。次いで、 t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート10部とn−ブタノール100部との混合溶液を30分間かけて滴下し、滴下後2時間熟成した。次いで、 n−ブタノール373部、エチレングリコールモノブチルエーテル400部を加え、固形分約30%のカルボキシル基含有アクリル樹脂No.2を得た。得られた樹脂は、樹脂酸価450mgKOH/g、重量平均分子量約14,000を有していた。
アルミニウム合金用の塗料組成物の製造
実施例1
製造例1で得たポリアクリル酸No.1を60部(固形分)、HI−DISPER AE−04(注5)40部(固形分)を加え、さらに脱イオン水で固形分を調整して、固形分2.5質量%のアルミニウム合金用の塗料組成物No.
1を得た。
(注5)HI−DISPER AE−04:岐阜セラック社製、商品名、ポリエチレンワックスの水分散体、平均粒径:2.5μm。
実施例2〜21
下記表1及び表2に示す配合に従って各成分を攪拌機で十分に混合し、脱イオン水を加えて固形分を調整し、固形分2.5質量%のアルミニウム合金用の塗料組成物No.2〜No.21を作成した。
Figure 2011089057
(注6)HI−DISPER A−514:岐阜セラック社製、商品名、ポリエチレンワックスの水分散体、平均粒径0.5μm
(注7)HI−DISPER A−332:岐阜セラック社製、商品名、ポリエチレンワックスの水分散体、平均粒径2.5μm
(注8)アデカポンタイダーUX−206:アデカ社製、商品名、ポリウレタン樹脂の水分散体
(注9)アデカポンタイダーHUX−540:アデカ社製、商品名、ポリウレタン樹脂の水分散体
(注10)スーパーフレックス150:第一工業製薬社製、商品名、ポリウレタン樹脂の水分散体
(注11)スーパーフレックス500:第一工業製薬社製、商品名、ポリウレタン樹脂の水分散体
(注12)BYK−348:ビックケミー・ジャパン株式会社製、商品名、シリコン系界面活性剤。
Figure 2011089057
比較例1〜14
下記表3に示す配合に従って各成分を攪拌機で十分に混合し、脱イオン水を加えて固形分を調整して、固形分2.5%のアルミニウム合金用の塗料組成物No.22〜No.35を作成した。
Figure 2011089057
(注13)HL−415:日本触媒社製、ポリアクリル酸、重量平均分子量1,
000
(注14)HI−DISPER XD−075:岐阜セラック社製、商品名、
カルナバワックス
(注15)HI−DISPER X−8512:岐阜セラック社製、商品名、
ラノリンワックス
(注16)HI−DISPER AD−62:岐阜セラック社製、商品名、パラフィンワックス。
試験板の作成
アルミニウム合金板(材質:JIS A5052、板厚:0.6mm)の両面を、市販のアルミニウム用脱脂剤にて脱脂処理を行い、水洗後に、市販のリン酸クロメート処理液により両面を化成処理した。次いで、一方の化成処理面のみにアルミニウム合金用の塗料組成物No.1〜No.35を塗装し、被塗物の最高到達温度(PMT)170℃で6秒間乾燥して、乾燥膜厚0.2μmの試験板No.1〜No.35を得た。
各々の試験板を用いて、下記に述べる試験方法に従って試験に供した結果を表4〜表6に示す。
Figure 2011089057
Figure 2011089057
Figure 2011089057
(注17)導電性:
アルミニウム合金用の塗料組成物を塗布し形成された皮膜表面と反対面にテスターの端子を接続し、皮膜形成表面にもう一方のテスターの端子を接続し、真鍮棒に20g重の荷重で接触させ、この状態で電気抵抗を測定した。つまり、皮膜形成されたアルミニウム材の皮膜表面にテスター端子を20g重の荷重で接触させ、この端子と母材のアルミニウム材との間の電気抵抗値を測定した。
テスターはカスタム社製のCX270Nを用い、テスターの内部抵抗の影響を取り除く為、測定前にテスターの端子同士を接触させた状態でゼロ点補正を行った。また、測定にはテスターにおける最も敏感なレンジを使用し、テスターの表示が止まったときの抵抗値を測定値とした。測定は任意に10箇所について行い、通電した回数とその平均値を採用した。
〇は、通電回数が10回で、かつその電気抵抗値の平均値が2Ω未満で導電性が良好である。
△は、通電回数が7回以上9回以下か、もしくは通電回数の電気抵抗値の平均値が2Ω以上で、かつ5Ω未満である
×は、通電回数が6回以下、もしくは通電回数の電気抵抗値の平均値が5Ω以上で、導電性が不十分である。
(注18)耐指紋性:
各試験板の皮膜形成面を素手で触った際に指紋が付着する前後の色差(ΔE値)を測定することで、耐指紋付着性を評価した。色差は色彩色差計(ミノルタ社製CR−300型)を用いて測定した。
◎は、色差(ΔE値)が0.5以下、
〇は、色差(ΔE値)が0.5を超えて、かつ0.6以下、
△は、色差(ΔE値)が0.6を超えて、かつ0.7以下、
×は、色差(ΔE値)が0.7を超える。
(注19)耐疵付き性試験:
耐疵付き性試験はバウデン式摩擦試験機を使用して行なった。耐傷付け性試験において、試験片と鋼球(直径4.76mm=3/16インチ)の位置関係を模式的に図1に示す。
図1おいて、1は鋼球、2は試験片、3は架台である。試験片2は、各試験板を15mm×150mmの短冊状に切断したものである。その試験片を平面の一軸方向に移動可能な架台3上に重ねて載置し、荷重検出器が設置された鋼球を先端部に有するアームを試験片の上に配置して1kg重の荷重を印加した。架台3の移動速度は3.5mm/秒とし、架台3を一軸方向に移動させることによる皮膜形成されたアルミニウム材上を鋼球が滑る。
移動距離が35mmとなった時点で往復するように試験機を設定し、20往復させた時点での疵が形成されているかどうか評価した。疵の評価は触針式の凹凸計(αステップ AS−500型)を用いた。評価方法について具体的に記す。バウデン式摩擦試験機にて疵を付けた各試験板の疵部に対し、垂直方向に針をスキャンさせて、スキャン速度:50μm/秒の速さで表面の凹凸を測定する。このときのRaを測定することで行った。
耐疵付き性評価は、
◎は、Raの値が70nm未満、
〇は、Raの値が70nm以上で、かつ100nm未満、
△は、Raの値が100nm以上で、かつ200nm未満、
×は、Raの値が200nm以上
薄膜で導電性が良好で、かつ耐疵付き性や耐指紋性に優れる電子機器部品を提供できる。
1.バウデン鋼球を示す
2.試験片を示す
3.架台を示す

Claims (3)

  1. 重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)とポリエチレンワックス(B)とを、両者の固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を7〜65質量%、ポリエチレンワックス(B)を35〜93質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物。
  2. 重量平均分子量3,000〜300,000のポリアクリル酸(A)、ポリエチレンワックス(B)及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を、これらの固形分合計に基づいて、ポリアクリル酸(A)を3〜45質量%、ポリエチレンワックス(B)を20〜62質量%、及び水分散性のポリウレタン樹脂(C)を35〜77質量%の割合で含有することを特徴とするアルミニウム合金用の塗料組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の塗料組成物をアルミニウム合金板に塗装してなる皮膜形成方法。
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