JP2011086826A - 液処理装置、液処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

液処理装置、液処理方法及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】基板を回転させながら基板に対して液処理するにあたり、カップ内の排気量を抑えながら、カップからのミストの跳ね返りを抑制し、基板へのミストの付着を低減できる液処理装置及び液処理方法を提供すること。
【解決手段】ウエハWへのレジストの吐出を行っている間に、流路形成部材50から外側カップ42の内壁面を伝うように、洗浄液を吐出させ、外側カップ42の内壁に洗浄液の液膜を形成させる。ウエハWから振り切られたレジストは洗浄液の液膜により捕捉される。レジストを捕捉した洗浄液は、外側カップ42の底部に設けられた樋部53に回収され、再び流路形成部材50から外側カップ42の内壁面へ吐出される。
【選択図】図11

Description

本発明は、ノズルから例えば半導体ウエハ等の基板に処理液を供給すると共に基板を回転させながら液処理を行う技術分野に関する。
半導体製造工程の中には、基板に処理液を供給すると共に基板を回転させながら液処理を行う工程がある。具体的には、例えばレジスト液をスピンコーティングにより基板へ供給する工程、基板の表面にレジスト膜が形成された後、基板の周縁部のレジストを除去するために溶剤を供給する工程、基板の現像処理後に基板を洗浄液により洗浄する工程、基板の表面を例えばパーティクルの除去のために洗浄する工程等が挙げられる。なお、洗浄工程の場合には、洗浄液が処理液となる。
これらの処理は、例えば図17に示すようにウエハWを吸着保持するスピンチャック11と、このスピンチャック11を回転させる回転駆動部12と、ウエハWに処理液を供給するための処理液ノズル13と、前記スピンチャック11の周囲を取り囲み、下部に廃液路14、排気管15が接続されたカップ20と、を備えている。また、カップ20の上方にはファンフィルタユニット(FFU)16が設けられ、当該FFU16からの気体の供給と排気管15からの吸引排気とが相俟って、カップ20内に下降気流が形成される。
前記排気管15は工場排気に接続され、カップ20の雰囲気を排気することができるが、環境への配慮等から排気量をできるだけ抑えることが要請されている。しかし、カップ20内の排気量が不十分な場合には、カップ20内の下降気流が逆流し、処理液のミストがウエハWの表面に付着してパーティクルとなる問題がある。
また、ウエハWが大口径化する傾向にあり、これに伴ってウエハWの周速度が大きくなることから、カップ20内における逆流が起こりやすくなる。
一方、特許文献1及び2には、カップの内壁面に洗浄液を吐出する吐出口を設け、当該内壁面に沿って洗浄液を流して、カップ内を洗浄する装置が掲載されている。しかし、これら装置は、カップの排気量の低減が求められる課題については明言されておらず。また基板への液処理後に洗浄を行うため、洗浄している間は次のウエハを液処理することができないことから、ウエハの製造効率の向上にはあまり寄与するとは考えられない。
特開平4−200673号公報 特開平5ー251327号公報
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、基板を回転させながら基板に対して液処理するにあたり、カップ内の排気量を抑えながら、カップからのミストの跳ね返りを抑制し、基板へのミストの付着を低減できる液処理装置及び液処理方法を提供することにある。
本発明に係る液処理装置は、
基板保持部に水平に保持された基板にノズルから処理液を供給して処理を行う液処理装置において、
前記基板保持部を鉛直軸回りに回転させる回転機構と、
前記基板保持部に保持された基板を囲むカップと、
前記カップの下方側から当該カップ内の雰囲気を吸引排気するための吸引排気部と、
前記基板を回転させて処理液が当該基板から振り切られるときに、当該処理液のミストを捕捉するためのミスト捕捉液を、前記基板と同じ高さかそれよりも高い位置から前記カップの内周面に供給するために前記カップの周方向に沿って設けられたミスト捕捉液の供給口と、を備えたことを特徴とする。
また、前記液処理装置は以下の構成を取っても良い。
1.前記ミスト捕捉液の供給口は、ミスト捕捉液の吐出の向きが基板の回転と同じ向きである。
2.前記ミスト捕捉液の供給口からのミスト捕捉液の供給量を調整するための供給量調整部と、
前記基板の回転数に応じて捕捉液の供給量を設定したデータを記憶する記憶部と、
前記データから基板の回転数に応じた供給量を読み出し、この供給量となるように前記供給量調整部を制御する制御部と、を備えた構成。
3.前記ミスト捕捉液は、基板を洗浄するための洗浄液である。
4.前記供給口よりも下方側に設けられ、前記前記ミスト捕捉液を回収するための回収部と、この回収部にて回収した前記ミスト捕捉液を前記供給口に循環させる循環部と、を備えた構成。
また、本発明に係る液処理方法は、
基板保持部に水平に保持された基板に処理液を供給して処理を行う液処理方法において、
基板を基板保持部に水平に保持させる工程と、
次に、基板保持部を鉛直軸回りに回転させると共に当該基板にノズルから処理液を供給する工程と、
前記基板保持部に保持された基板を囲むカップ内の雰囲気を吸引排気する工程と、
前記基板を回転させて処理液が当該基板から振り切られるときに、当該処理液のミストを捕捉するためのミスト捕捉液を、前記基板と同じ高さかそれよりも高い位置にてカップの周方向に沿って設けられた供給口から前記カップの内周面に供給し、処理液のミストを捕捉する工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、基板を回転させて処理液が当該基板から振り切られるときに、ミスト捕捉液をカップの内周面に供給してこの捕捉液に処理液のミストを捕捉しているため、基板から飛散してカップ内壁に衝突したミストの反射が抑えられる。カップ内壁にてミストが反射しても、カップ内の雰囲気の吸引排気量を大きくすれば、カップ内から逆流するミスト量が抑えられるが、本発明によれば、カップ内の雰囲気の吸引排気量を抑えながらカップ外へのミストの飛散を低減することができる。このようにカップ内の雰囲気の吸引排気量を小さくできることから、工場内において処理装置に対する排気容量の割り当てが小さくなる状況に対応できるという効果がある。
本発明の実施の形態に係るレジスト塗布装置の縦断面図である。 前記レジスト塗布装置の外側カップとウエハとの位置関係を説明する説明図である。 前記レジスト塗布装置の外側カップの斜視図である。 流路形成部材と外側カップとの関係を示す斜視図である。 洗浄液吐出口を示す正面図及び斜視図である。 洗浄液循環部の構成を模式的に示した模式図である。 前記レジスト塗布装置を制御する制御部の構成を示した構成図である。 ウエハの塗布レシピと洗浄液の吐出量との対応関係を示したグラフである。 ウエハの回転数と洗浄液の吐出量との関係を示した表である。 洗浄液吐出口より洗浄液が吐出されている様子を説明する説明図である。 ウエハより振り切られたレジストミストが洗浄液により捕捉される様子を説明する説明図である。 ウエハより振り切られたリンス液が洗浄液により捕捉される様子を説明する説明図である。 ミストの飛散量と洗浄液の吐出量との相関関係を示した相関図である。 他の実施の形態に係るレジスト塗布装置の洗浄液吐出口を模式的に示した模式図である。 他の実施の形態に係るレジスト塗布装置の洗浄液吐出口を模式的に示した模式図である。 前記洗浄液吐出口より洗浄液が吐出される様子を模式的に示す模式図である。 従来のレジスト塗布装置の縦断面図である。
本発明に係る液処理装置をレジスト塗布装置に適用した実施形態について説明する。図1に示すようにレジスト塗布装置は、真空吸着することによりウエハWを水平に保持するスピンチャック31を備えている。このスピンチャック31は下方より接続された回転駆動部32により昇降可能であり、鉛直軸回りに回転することが可能である。前記スピンチャック31の周囲を取り囲むようにしてカップ40が設けられ、当該カップ40は内側カップ41と、外側カップ42と、から構成されている。
前記内側カップ41は、スピンチャック31に保持されたウエハWの下方に位置し、ウエハWの裏面側周縁部と近接して対向する位置から外側下方へ傾斜した環状のガイド部41aと、このガイド部41aの内周縁に連続し、中央部がスピンチャック31により貫通された水平な円板部41bと、から構成される。前記ガイド部41aはウエハWよりこぼれ落ちたレジスト液が流れ落ちるのをガイド(案内)する役割を有している。前記外側カップ42は、内側カップ41の外側を取り囲んで設けられ、その上縁がスピンチャック31に保持されたウエハWと同じか概ね低い位置に設定された円筒部42aと、この円筒部42aの上縁から内側上方へ向けて斜めに伸びだした傾斜壁42bと、を備えている。
前記内側カップ41の外壁面と外側カップ42の内壁面とで囲まれる環状空間は環状流路44として形成される。この環状流路44は、カップ40の内部を流れる下降気流や、回転しているウエハWより振り切られたレジストや洗浄液が流れる流路となる。
外側カップ42の底部には、後述する樋部53が設けられ、当該樋部53に隣接して下方より廃液路34が接続されている。また、前記廃液路34よりスピンチャック31寄りの位置に2本の排気管35が突入する形で設けられ、排気管35の側壁によって気体と液体とを分離することが可能となる。前記樋部53をあふれた液は廃液路34より廃液される。前記排気管35は、下流にて夫々合流し、図示しないダンパを介して例えば工場の排気ダクトに接続されている。
ここで外側カップ42の傾斜壁42bからスピンチャック31に保持されたウエハWの周縁部までの水平方向の距離に関して述べる。図2(a)に示すようにウエハWの半径をr(mm)、スピンチャック31の中心点から水平に伸びだした直線上における傾斜壁42bと交わる点までの距離をR(mm)とし、ウエハWの接線と、この接線と傾斜壁42bとの交点に形成される接線との成す角度をθとすると、角度θは式θ=COS−1(r/R)で示すことができる。この角度θを小さくしたほうがレジストが外側カップ42から反射し難いことから、上記の計算式より距離Rが半径rに近い値となる方が良い。即ち、角度の観点からは、ウエハWの周縁から傾斜壁42bまでの距離が近い方がよい。しかし、距離の観点からは、当該距離が近すぎた場合に、ウエハWより飛散したレジストミストが外側カップ42より跳ね返って、ウエハWに付着してしまう。従って、スピンチャック31に保持されたウエハWの表面の周縁から傾斜壁42bまでの水平方向の距離は、角度の観点及び距離の観点から液の跳ね返りの少ない距離例えば10〜50mmに設定されている。
また、図2(b)よりウエハWより飛散するレジスト液の進行方向と傾斜壁42bとが垂直面上で成す角度をφとすると、飛散するレジスト液の運動をベクトルで表した場合、水平面に沿って、傾斜壁42bに角度θで入射するベクトルの反射ベクトルと、垂直面に沿って、傾斜壁42bに角度φで入射するベクトルの反射ベクトルとの合成ベクトルとしてレジスト液が傾斜壁42bにて跳ね返る。即ちレジスト液は斜め下向きに跳ね返る。従って、レジスト液の反射を抑制するため、この実施の形態では例えば角度θが38度、角度φが30度に設定されている。
前記内側カップ41、外側カップ42は、親水性の素材例えばステンレスから構成されるか、あるいは夫々の樹脂カップ41、42の表面には親水性材料により被膜が形成されている。これによりカップ41、42の表面には、飛散したレジスト液が付着し難くなっている。
前記外側カップ42の傾斜壁42bには、図4に示すように貫通孔51が周方向に沿って複数形成されている。傾斜壁42bの内側の面(下方側の面)には、貫通孔51毎に図5に示すように基端側から先端側に広がる湾曲状のガイドカバー部51aが設けられ、貫通孔51はガイドカバー部51a内の基端部に開口している。ガイドカバー部51aの先端側の開口部は、後述の洗浄液の吐出口51bに相当し、この吐出口51bは、ウエハWの回転方向と同じ向きに形成されている。一方、傾斜壁42bの外面には、貫通孔51の並びに沿って当該貫通孔51を覆うように流路形成部材50が設けられている。この流路形成部材50内には、外側カップ42の周方向に伸びる環状の流路50aが形成され、前記貫通孔51は当該流路50aに開口している。従って、流路50a内に供給された後述の洗浄液は貫通孔51を介して傾斜壁42bの内面側に吐出され、更にガイドカバー部51aにガイドされて横向きに吐出される。ガイドカバー部51aの開口部51bをウエハWの回転方向と同じ方向へ向けて形成し、当該開口部51bより洗浄液を流す理由は、ウエハWより飛散したレジストミストの速度と洗浄液の吐出速度との相対速度が小さくなって、洗浄液にレジストミストが捕捉されやすくなるためである。
前記流路形成部材50には、図4に示すように洗浄液を供給するための供給管52が接続され、この供給管52は、塗布装置本体の外装部である筐体80の外部へ引き出されている。図1では供給管52は、流路形成部材50に便宜上1箇所接続した構成として表しているが、例えば外側カップ42の直径方向に互いに対向した2箇所に接続してもよいし、3箇所以上で接続していてもよい。
また、図1及び図3に示すように、外側カップ42の底部の内壁には、上方よりカップ40の壁面を伝って流れてきた洗浄液を受け止め、回収するために、周方向に沿って樋部53が設けられている。樋部53には下方より回収管54の一端が接続され、当該回収管54の他端は筐体80の外部へ引き出され、バッファタンク65に接続されている。
供給管52の説明に戻って、この供給管52は切り替えバルブ61により上流側が分岐管52aと分岐管66bとに分岐されている。前記供給管52における切り替えバルブ61の下流側には、上流側からポンプ62と、フィルタ63と、エアーオペレートバルブ64と、がこの順に設けられている。前記ポンプ62は、後述の制御部により制御されており、洗浄液の流量を、ウエハWの回転数を含む塗布レシピに基づいて調整する役割を有している。前記フィルタ63の一次側には、エアー抜き用の配管66cがバッファタンク65の気相部に接続されている。
分岐管66bの上流側は、洗浄液供給源である洗浄液タンク60に接続されている。洗浄液供給源60内の洗浄液は、カップ20内を洗浄するための溶剤(シンナー)であって、ミスト捕捉液の機能を有している。即ちこの例ではミスト捕捉液が洗浄液を兼用しているということができる。この洗浄液供給源60にはバルブV1が配設された配管66aを介して加圧ガス供給源67が接続されている。
分岐管52aの下流側は、洗浄液を一時的に貯留するバッファタンク65に接続されている。バッファタンク65にはバルブV3が配設された配管66dを介して廃液部68が接続され、また既述の回収管54が接続されている。更にまた、バッファタンク65内には液面検出計65aが設けられている。
ここで、切り替えバルブ61は後述する制御部により流路の切り替えが行われ、洗浄液を循環するときにはバッファタンク65側に切り替わると共に、液面検出計65aの液面検出レベルが設定レベルを下回ったときには、洗浄液供給源60側に切り替わり、カップ40へ新しい洗浄液が供給される。
図1に戻って、内側カップ41のガイド部41aには、ベベル洗浄ノズル71が嵌め込まれて設けられ、このベベル洗浄ノズル71は洗浄液を吐出するための吐出口71aがウエハWの裏面周縁部を向くように形成されている。ベベル洗浄ノズル71は図示しない配管を介してリンス液供給源に接続されている。
前記カップ40は筐体80に収納されており、この筐体80の側壁には、シャッター82により開閉され、図示しない搬送アームを介してウエハWを搬出入するための搬出入口81が設けられている。前記筐体80内の上部にファンフィルタユニット(FFU)83が設けられ、このFFU83は上方より接続された配管84を介して清浄気体例えばクリーンエアーを筐体80内に供給して下降気流を形成する役割を持つ。また、筐体80の底部には当該筐体80内の雰囲気を吸引排気するための排気路85が設けられている。前記FFU83からの下降気流と、既述のカップ40の排気管35及び排気管85とによる吸引排気とが相俟って筐体80内及びカップ40内に下降気流が形成される。
筐体80内には、カップ40の上方にレジストを吐出するレジストノズル72及びプリウェット液である溶剤を吐出する溶剤ノズル73が設けられている。これらノズルは夫々供給管72a、73aを介してレジスト供給源74及び溶剤供給源75へ接続されると共に、ウエハWの上方の所定位置とカップ40の側方の待機位置との間で図示しない搬送アームにより移動できるように構成されている。
図7は制御部90を模式的に示したものであり、制御部90は、例えば中央演算処理装置(CPU)91と、レジスト塗布装置を動作させるプログラム92と、記憶部93と、データバス94とを含むコンピュータからなる。このコンピュータには、本発明の実施形態に係る液処理装置の動作を行うためのプログラムが、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリカード等の記憶媒体を介してインストールされている。前記制御部90には、回転駆動部32、レジスト供給系95、洗浄液供給系96等が接続している。洗浄液供給系96は図6に示す洗浄液供給のための機器群を指しており、例えばポンプ62、切り替えバルブ61及び液面検出計65a等が相当する。前記記憶部93には、塗布レシピ毎に、ウエハWの回転数データ、洗浄液の吐出データ、レジスト液の吐出データが記憶されている。例えばプログラム92がレシピ1のデータを取得すると、これに伴ってウエハWの回転数データ、洗浄液の吐出データ、レジスト液の吐出データを取得でき、これらデータに基づいて回転駆動部32、レジスト供給系95、洗浄液供給系96を制御する。
次に、上述の実施の形態の作用を説明する。図8は塗布レシピの一例を示したものであり、図9はウエハWの回転数と洗浄液の吐出量との関係の一例を示したものである。先ず、図示しない搬送アームを用いてウエハWを搬出入口81より筐体80内に搬入し、例えば回転駆動部32に組み合わされた図示しない昇降部によりスピンチャック31を上昇させ、当該スピンチャック31にウエハWを載置して、真空吸着させる。その後、スピンチャック31は下降してウエハWは、カップ40の内部に収められる。なお、ウエハWのスピンチャック31に対する受け渡しは図示しない昇降ピンにより行うようにしてもよい。このとき、カップ40内には前述の下降気流が形成されており、この下降気流は環状流路を流れ、排気管35より排気される。
次に、外側カップ42の内壁面へ洗浄液の供給を行う(図8の時刻t0)。具体的には、バッファタンク65に洗浄液が貯留され、設定された液面レベルを上回っている状態であるとすると、切り替えバルブ61がバッファタンク65側に切り替わっており、洗浄液はバッファタンク65からポンプ62を介して流路形成部材50内に例えば300cc/minで送られ、カップ40内の周方向に並ぶ貫通孔51より外側カップ42の内壁面へ吐出される。このとき、図10の例では吐出口51bはウエハWの回転方向である右方向を向いているため、洗浄液は内壁面を伝って、右斜め下方へ流れていく。そして、洗浄液は外側カップ42の下方へ向かうにつれて、隣接する吐出口51bから吐出された洗浄液と合流し、外側カップ42の全周に亘って、洗浄液の液膜が形成されることになる。外側カップ42の底部へ流れてきた洗浄液は、樋部53に受け止められて、回収管54を介してカップ40の外部のバッファタンク65へ一旦貯留される。また、樋部53からあふれ出た洗浄液は、廃液管34よりカップ40の外部へ排出される。
続いて、スピンチャック31によりウエハWを例えば3000rpmの回転数で回転させる(図8の時刻t1)。この回転するウエハWにより気流が発生し、当該気流は内側カップ41と外側カップ42との間に形成される環状流路44を流れ、排気管35よりカップ40の外部へ排出される。なお、図示しない移動機構により、予めウエハWの中心部上方の位置に移動させておいた溶剤ノズル73から、ウエハWの回転開始直前にてウエハWへ例えばシンナーを供給し、当該ウエハWの表面を濡らすプリウェットを行う。その後、溶剤ノズル73を待機位置へ退避させると同時にレジストノズル72をウエハWの中心部上方の位置へ移動させる。
そして、レジストノズル72よりウエハWの中央部へレジストの吐出を行う。吐出されたレジストは、ウエハWの回転による遠心力により中心部から周縁部へ向けて伸展されていくと共に余分なレジストはウエハWの表面から振り切られ、外側カップ42の内壁面を流れる洗浄液に捕捉されて樋部53よりカップ40の外部へ排出される。更にまた、ミストとなったレジストの一部は、前述の下降気流に乗って環状流路44を流れ、排気管35よりカップ40の外部へ排出されるが、レジストミストの大部分は、図11に示すように外側カップ42に衝突する。このとき外側カップ42に形成された吐出口51bは、ウエハWの回転方向と同じ方向を向いて形成されていることから、洗浄液はウエハWの回転方向と同じ方向に流れる。このため、洗浄液とウエハWから飛散したレジストミストとの相対速度が小さくなり、レジストミストは洗浄液に捕捉されやすい。洗浄液に捕捉されたレジストのミストは、洗浄液と共に外側カップ42の内壁面を伝って、樋部53よりカップ40の外部へ排出される。
レジストミストを捕捉した洗浄液は、既述のようにバッファタンク65に一時的に貯留されて、切り替えバルブ61、ポンプ62の順に流れ、フィルタ63にてパーティクルや気泡を取り除かれた後に、エアーオペレートバルブ64を介して流路形成部材50より再び外側カップ42の内壁面に供給される。つまり、洗浄液は、外側カップ42の内壁面にてレジストミストを捕捉した後、回収されて、パーティクル等が取り除かれ、再びレジストミストを捕捉するために、外側カップ42の内壁面に供給されることが繰り返される。
レジスト塗布処理の終了後、レジストノズル73を待機位置へ退避させると共に、ウエハWの回転数を100rpmまで減速する(図8の時刻t2)。このときウエハWの回転数が低いため、ウエハWの表面のレジストの液膜の平坦性が確保される。このときもレジストミストが発生するが、ウエハWの回転数が高い状態に比べ、レジストミストの発生が少なく、飛散するレジストミストの速度も遅いため、洗浄液の吐出量は制御部によりレシピに記載された吐出量例えば100cc/minに設定され、当該レジストミストの捕捉を行っている。
次に、レシピに従ってウエハWの回転数を1000rpmまで上昇させ、洗浄液の吐出量を200cc/minに設定する(図8の時刻t3)。この状態で所定の時間例えば20秒間程度、レジスト膜厚を調整すると共にレジストを乾燥させてレジスト膜を形成する。洗浄液の吐出は、レジストの吐出停止後、引き続き例えば5秒間行われ、図8の時刻t3’にて洗浄液の吐出を停止する。
その後、ベベル洗浄ノズル71よりウエハWの裏面周縁部へリンス液である溶剤の吐出を行う(図8の時刻t4)。このリンス液の吐出は例えば5秒間行なわれ、ウエハWの裏面周縁部のレジストが洗浄される。また、図12に示すように回転しているウエハWよりリンス液が振り切られるが、予めリンス液の吐出前例えば5秒前(図8の時刻t4’)にて、流路形成部材50より外側カップ42の内壁面に洗浄液を流し、洗浄液の液膜を形成していることから、既述のように洗浄液の液膜にリンス液のミストが捕捉される。このときの洗浄液の吐出量は、例えば200cc/minである。
次に、ウエハWの回転数を2500rpmまで上昇させて、ウエハWよりリンス液の振り切り工程を行う(図8の時刻t5)。この振り切り工程は例えば5秒間行われ、洗浄液の吐出量は例えば300cc/minに設定される。そして、ウエハWの回転数を1000rpmとし(図8のt6)、ウエハWを所定の時間回転し続けて、乾燥を行う。その後、ウエハWの回転を停止して(図8のt7)、既述のウエハWの搬入時とは逆の手順で搬送アームにウエハWが受け渡され、レジスト塗布装置から搬出される。
洗浄液の供給は、流路形成部材50より外側カップ42の内壁面に供給したものを再利用しているが、循環している洗浄液が時間の経過に伴って揮発し、循環している洗浄液の量が少なくなったとき、具体的には液面検出計65aの検出する液面レベルが設定された液面レベルを下回ったときに、切り替えバルブ61により流路が洗浄液供給源60側と接続し、洗浄液供給源60から新しい洗浄液の供給が行われる。
また、上述のように塗布レシピ中に塗布液を塗布している間だけ(塗布前後の短時間を含む)、洗浄液を吐出する代わりに、上述のレシピにおける洗浄液の吐出量とウエハの回転数との関係は図9のテーブルに示すように設定されており、ウエハWの回転数が0rpmのときには、洗浄液を50cc/min吐出させているが、洗浄液の吐出を停止してもよい。
ここで、図13は洗浄液の量とミストの飛散量との関係をウエハWの回転数毎に示した図である。この図13より、ウエハWの回転数を大きくする毎にミストの飛散を抑制するための洗浄液の量が増加することが分かる。また、ウエハWの回転数が大きく、洗浄液の量が少ない場合にはミストの飛散量が増加することが分かる。更にまた、各回転数毎に洗浄液の量を増加させると、ミストの飛散量が減少することが分かる。従って、これらの特性を考慮して、既述のように洗浄液の吐出量を調整している。なお、処理液を使用する時間が短いレシピの場合、洗浄液の吐出量は、必ずしもウエハWの回転数に応じて調整しなくても良い。
上述の実施の形態によれば、ウエハWを回転させてレジスト液が当該ウエハWから振り切られるときに、洗浄液をカップ40の内周面に供給してこの洗浄液にレジスト液のミストを捕捉しているため、ウエハWから飛散してカップ40内壁に衝突したミストの反射が抑えられる。カップ40内壁にてミストが反射しても、カップ40内の雰囲気の吸引排気量を大きくすれば、カップ40内から逆流するミスト量が抑えられるが、カップ内の雰囲気の吸引排気量を抑えながら、カップ40外へのミストの飛散を低減することができる。このようにカップ40内の雰囲気の吸引排気量を小さくできることから、工場内において処理装置に対する排気容量の割り当てが小さくなる状況に対応できるという効果がある。
更に上述の実施形態は、以下のような利点がある。
レジストミストを捕捉した洗浄液は、樋部53より回収され、再利用されるため、洗浄液の使用量を低減することができる。
また、洗浄液を吐出するポンプ62は、ウエハWの回転数に応じて洗浄液の吐出量が制御されているため、ポンプ62の省電力化を図りながら、飛散するレジストミストの捕捉を効率的に行うことができる。また、ウエハWに対する液処理とカップ40の洗浄処理を同時に行うことができるため、スループットの向上を図ることができる。
上述の実施の形態ではプロセスレシピに洗浄液の吐出量が書き込まれ、CPUがレシピを読み出すことによりタイミングに応じた(結果としてウエハWの回転数に応じた)洗浄液の吐出量が設定されることになるが、既述のようにウエハWの回転数と洗浄液の吐出量とを対応させたテーブルを用意し、CPUがこのテーブルからウエハWの回転数に応じた洗浄液の吐出量を読み出すようにしてもよい。
ミスト捕捉液は洗浄液を用いることに限られないが、既述のように洗浄液を兼用することがカップ40内の洗浄を同時に行えることから好ましい。また、本発明はレジスト塗布装置に限られず背景の項目で記載したように、現像装置、洗浄装置に用いても良い。
以上において、本発明は、「ミスト捕捉液を、ウエハWと同じ高さかそれよりも高い位置からカップ40の内周面に供給する」ことが必要であるが捕捉液の供給口51bをウエハWの表面よりも低い位置にて例えば斜め上方側に捕捉液を吐出するように構成し、その結果捕捉液がウエハWの表面と同じ高さかそれよりも高い位置に到着する場合であっても、上記のカギカッコ内の意味に含まれる、即ち本発明の技術的範囲に含まれることになる。
次に上述の実施の形態の変形例について説明する。図14の例は、前記外側カップ42の内壁面を、山の部分と谷の部分とが縦方向に並行状に伸び、これにより周方向に山の部分と谷の部分とが繰り返される波形状に形成している。この内壁面の表面には、洗浄液吐出口111がその吐出口を開く形で設けられている。そして、洗浄液吐出口111より吐出された洗浄液は、山の頂部と山の頂部との間S、即ち互いに隣接する波の高い部分の間Sを流れていく。従って、洗浄液の積極的な流れができるため、粘性が高いレジストを速やかに押し流すことができるという利点がある。
図15の例は、外側カップ42の内壁面の周方向に沿って溝部120を形成し、こうして環状に形成された溝部120内に例えば等間隔に複数の洗浄液吐出口121を設けている。この洗浄液吐出口121は、ウエハWの回転方向例えば右方向を向いて形成されている。従って、洗浄液吐出口121より吐出された洗浄液は、図16に示すように溝部120内をウエハWの回転方向へガイドされながら溢れ出して内壁面を伝って下方へ流れていく。このため洗浄液吐出口121の高さレベルにおいて既に幅広の液膜が形成されているので、内壁面全体に液膜が形成されやすくなる。
W ウエハ
31 スピンチャック
32 回転駆動部
35 排気管
40 カップ
41 内側カップ
42 外側カップ
42a 円筒部
42b 傾斜壁
44 環状流路
50 流路形成部材
51 貫通孔
53 樋部
62 ポンプ
90 制御部
93 記憶部

Claims (7)

  1. 基板保持部に水平に保持された基板にノズルから処理液を供給して処理を行う液処理装置において、
    前記基板保持部を鉛直軸回りに回転させる回転機構と、
    前記基板保持部に保持された基板を囲むカップと、
    前記カップの下方側から当該カップ内の雰囲気を吸引排気するための吸引排気部と、
    前記基板を回転させて処理液が当該基板から振り切られるときに、当該処理液のミストを捕捉するためのミスト捕捉液を、前記基板と同じ高さかそれよりも高い位置から前記カップの内周面に供給するために前記カップの周方向に沿って設けられたミスト捕捉液の供給口と、を備えたことを特徴とする液処理装置。
  2. 前記ミスト捕捉液の供給口は、ミスト捕捉液の吐出の向きが基板の回転と同じ向きとなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。
  3. 前記ミスト捕捉液の供給口からのミスト捕捉液の供給量を調整するための供給量調整部と、
    前記基板の回転数に応じて捕捉液の供給量を設定したデータを記憶する記憶部と、
    前記データから基板の回転数に応じた供給量を読み出し、この供給量となるように前記供給量調整部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液処理装置。
  4. 前記ミスト捕捉液は、基板を洗浄するための洗浄液であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の液処理装置。
  5. 前記供給口よりも下方側に設けられ、前記前記ミスト捕捉液を回収するための回収部と、この回収部にて回収した前記ミスト捕捉液を前記供給口に循環させる循環部と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の液処理装置。
  6. 基板保持部に水平に保持された基板に処理液を供給して処理を行う液処理方法において、
    基板を基板保持部に水平に保持させる工程と、
    次に、基板保持部を鉛直軸回りに回転させると共に当該基板にノズルから処理液を供給する工程と、
    前記基板保持部に保持された基板を囲むカップ内の雰囲気を吸引排気する工程と、
    前記基板を回転させて処理液が当該基板から振り切られるときに、当該処理液のミストを捕捉するためのミスト捕捉液を、前記基板と同じ高さかそれよりも高い位置にてカップの周方向に沿って設けられた供給口から前記カップの内周面に供給し、処理液のミストを捕捉する工程と、を備えたことを特徴とする液処理方法。
  7. 基板保持部に水平に保持された基板にノズルから処理液を供給して処理を行う液処理装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項6に記載の液処理方法を実施するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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