JP2011071485A - リアクトル及びリアクトル用部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】巻線を螺旋状に巻回してなるコイル10と、コイルの内側に配されて閉磁路の一部を構成する内側コア部22、内側コア部22に結合されて閉磁路の残部を構成する連結コア部24を有するコアとを備えるリアクトルである。このリアクトル1は、コイル10と内側コア部22との間に介在される領域を有する樹脂部(内側樹脂部30)と、樹脂部と内側コア部22との間に介在され、かつ連結コア部24は覆わない緩衝部材70とを備える。この緩衝部材70の構成材料は、樹脂部の構成樹脂よりもヤング率が小さいことが好ましい。
【選択図】図2
Description
(2)内側コア部がない状態でコイルのみを樹脂部で成形して、その成形品のみにヒートサイクル試験を行った場合、成形品におけるコイル内周側の樹脂部にはクラックが生じない。
(1)内側コア部及び連結コア部の双方が磁性粉末の成形体である
(2)内側コア部及び連結コア部の双方が磁性板の積層体である
(3)内側コア部は磁性板の積層体であり、連結コア部は磁性粉末の成形体である
(4)内側コア部は磁性粉末の成形体で、連結コア部は磁性粉末と樹脂との混合物の成形体である
実施形態1に係る本発明のリアクトルを図1〜図7に基づいて説明する。本例のリアクトルはトロイダル形態のリアクトルである。
図2、図4(B)に示すように、リアクトル1を構成するコイル成形体1Mは、コイル10と、コイル10の外周の大半を覆う内側樹脂部30と、後述する内側コア部22と、緩衝部材70とを備える。
コイル10は、巻線10wを螺旋状に巻回して形成した一対のコイル素子10A、10Bを備える(図4(A))。両コイル素子10A、10Bは、互いに同一巻数で、軸方向から見た形状がほぼ矩形のコイルで、その軸方向が平行になるように横並びに並列されている。また、これら両コイル10A、10Bは、接合部のない一本の巻線で構成されている。即ち、コイル10の一端側において、巻線10wの一方の端部10eと他方の端部10eが上方に引き出され、コイル10の他端側において、巻線10wをU型に屈曲した連結部10rを介して両コイル素子10A、10Bを連結している。この構成により、両コイル素子10A、10Bの巻回方向は同一となっている。連結部10rは別々の巻線から構成される一対のコイル素子の端部同士を、連結導体を介して溶接などにより接合して構成しても良い。また、本例では、連結部10rがコイル素子10A、10Bの上部のターン形成面10fよりも外側に高く突出されている。そして、各コイル素子10A、10Bの端部10eは、それぞれ、ターン部10tの上方に引き出され、コイル素子10A、10Bに電力供給するための端子金具50(図1)に接続される。
このようなコイル10の外周には、コイル10を圧縮状態に保持する内側樹脂部30が形成されている(図2、図4)。内側樹脂部30は、各コイル素子10A、10Bの外形にほぼ沿うように各コイル素子10A、10Bのターン部10tを覆うターン被覆部31と、連結部10rの外周を覆う連結部被覆部33とを備える。ターン被覆部31と連結部被覆部33とは一体に成形され、ターン被覆部31は実質的に均一な厚さでコイル10を覆っている。本例では、内側樹脂部30により緩衝部材70を装着した内側コア部22がコイル10と一体化されているが、ターン被覆部31のうち、緩衝部材70とコイル10との間の介在樹脂部31iも厚さが実質的に均一とされている。但し、各コイル素子10A、10Bの角部と巻線の端部10eは内側樹脂部30から露出されている。また、ターン被覆部31は、主として、コイル素子10A、10Bと内側コア部22との間の絶縁を確保すると共に、コイル素子10A、10Bに対して緩衝部材70が装着された内側コア部22を位置決めする機能を有する。
コア20は、コイル10を励磁した際に環状の磁路を形成する環状部材である。このコア20は、各コイル素子10A、10Bの内側に嵌め込まれる一対の内側コア部22と、コイル10から露出される一対の端部コア材24E(連結コア部24)とを備える。
緩衝部材70は、リアクトルがヒートサイクルを受けた際、降温時に内側樹脂部の収縮が内側コア部22により妨げられ、介在樹脂部31iに過大な応力が作用することを緩和する機能を有する。
コイルを構成する巻線の各端部10eには、各々端子金具50が接続される(図1、5、6)。端子金具50は、電源などの外部機器側と接続するための接続面52と、巻線の端部10eに溶接される溶接面54と、接続面52と溶接面54とを一体化して、外側樹脂部40に覆われる埋設部とを備える。同金具50の殆どは外側樹脂部40に埋没しており、接続面52のみが後述する外側樹脂部40から露出されている。この接続面52は、高さが低い他方の連結コア部24の上方に配置され、この連結コア部24の上面と接続面52との間に外側樹脂部40が充填されて端子台が構成される。高さの低い連結コア部24の上に端子金具50を配するため、コイルの上方に端子金具を設けて端子台を形成する場合に比べて、端子金具50を含むリアクトルの高さを小さくできる。
外側樹脂部40は、コイル成形体1Mの下面と連結コア部24の下面とが露出され(図2)、かつコイル成形体1Mと連結コア部24との組立体における上面の大半と外側面の全部を覆うように形成されている。コイル成形体1Mの下面と連結コア部24の下面を外側樹脂部40から露出することで、リアクトル1で発生した熱を効率的に冷却ベースに放熱する。また、前記のように組立体の上面と外側面を外側樹脂部40で覆うことにより、前記組立体を機械的に保護する。
以上説明したリアクトル1は、大きく分けて以下の(1)〜(3)の工程を経て作製される。
(1)コイル及び緩衝部材の装着された内側コア部に対して内側樹脂部を成形してコイル成形体を得る第一成形工程
(2)コイル成形体と連結コア部とを組み立てて組立体とする組立工程
(3)この組立体に対して外側樹脂部を成形してリアクトルとする第二成形工程
まず、1本の巻線を巻回して、一対のコイル素子10A、10Bが連結部10rで連結されたコイル10を形成しておく。次いで、図3(A)に示すように、内側コア部22を用意し、その外周に緩衝部材70となる熱収縮チューブを嵌め、同チューブを加熱収縮させて、内側コア部22の外周面に被着させる(図3(B))。次に、各コイル素子10A、10Bの内側に緩衝部材70の装着された内側コア部22を挿入する(図4(A))。続いて、組み合わせたコイル10と緩衝部材70の装着された内側コア部22との外周に内側樹脂部30を成形するための金型を用意する。
まず、図5に示すように、作製したコイル成形体1Mの巻線の端部10eに端子金具50を溶接する。この溶接を行う段階では、図6に破線で示すように、端子金具の接続面52は溶接面54とほぼ平行に配され、同図の上下方向に伸びている。この接続面52は、外側樹脂部40の成形後、ナット60の上方を覆うようにほぼ90°屈曲される。図5では、接続面52の屈曲後の端子金具50を示している。
次に、組立工程で得られた組立体の外周に外側樹脂部40を形成するための金型を用意する。ここでは、金型100は、図7に示すように上部に開口を有する容器状の基部100bと、基部100bの開口を閉じる蓋部100cとを備える。基部100bのキャビティ101内には、組立体1Aが図2の上面を下向きにした倒立状態で収納される。
実施形態1では、緩衝部材70を装着した内側コア部22が内側樹脂部30でコイル10と一体化されたコイル成形体1Mを用いたが、図8に示すように、各コイル素子の内側に中空孔31oが形成されるように内側樹脂部を成形してもよい。この成形は、コイルの内側に緩衝部材の装着された内側コア部をはめ込む代わりに中子を挿入して、金型内に中子の挿入されたコイルを収納した状態で内側樹脂部の構成樹脂を注入すればよい。そして、内側樹脂部30で形成される中空孔31oに、緩衝部材70を装着した内側コア部22を挿入し、さらに内側コア部22に連結コア部24を接合してから外側樹脂部を実施形態1と同様に成形することで、リアクトルを構成できる。
次に、実施形態1のリアクトルで用いた内側樹脂部を備えず、外側樹脂部のみを有する本発明のリアクトルを図9に基づいて説明する。本例は、内側樹脂部を有しない点が実施形態1との主たる相違点であり、他の構成は実施形態1とほぼ共通するため、以下の説明は相違点を中心に行う。
次に、実施形態3のリアクトル1αとして、変形ポット型リアクトルを図10〜図11に基いて説明する。リアクトル1αは、巻線10wを巻回してなる一つのコイル素子からなるコイル10と、コイル10が配置されるコア20とを備える変形ポット型リアクトルである。コア20は、コイル10内に挿通された内側コア部22と、コイル10の外周に配置され、内側コア部22に連結される連結コア部24とを備え、これら両コア部22、24により閉磁路を形成する。そのうち内側コア部22の外周を緩衝部材70で覆っている。コイル10の内外の表面には、そのほぼ全体を覆う内側樹脂部30(図10(B))が形成され、その内側樹脂部30がコイル10と内側コア部22とを一体化してコイル成形体を構成している。このコイル成形体は、ケース120に収納されている。そして、連結コア部24は、磁性粉末と樹脂との混合物から構成されており、コイル10(コイル成形体)は、ほぼ全外周を連結コア部24により覆われてケース120に封止されている。以下、各構成を詳細に説明する。
コイル10は、1本の連続する巻線を螺旋状に巻回してなる円筒状体である。この巻線10wは、実施形態1と同様のものが利用できる。ここでは、導体が銅製の平角線からなり、絶縁被覆がエナメル(代表的にはポリアミドイミド)からなる被覆平角線を利用している。絶縁被覆の厚さは、20μm以上100μm以下が好ましく、厚いほどピンホールを低減できて絶縁性を高められる。コイル10は、この被覆平角線をエッジワイズ巻きにして形成されている。円筒状とすることで、エッジワイズ巻きであっても比較的容易にコイルを形成できる。
コア20は、コイル10内に挿通された円柱状の内側コア部22と、コイル10と内側コア部22との組物の外周の大半を覆うように形成された連結コア部24とを備える所謂変形ポット型コアである。連結コア部24は、コイルのほぼ両側方(図10(A)のB-Bで切断される側)と上面とを覆う断面が略C型の磁性片であり、コイルの前後側(ガイド突起部121に対向する側)は非常に薄い連結コアでしか覆われていない。特に、リアクトル1αでは、内側コア部22の構成材料と、連結コア部24の構成材料とを異種の材料とし、両コア部22、24の磁気特性が異なることも特徴の一つとする。具体的には、内側コア部22は、連結コア部24よりも飽和磁束密度が高く、連結コア部24は、内側コア部22よりも透磁率が低い。
内側コア部22は、コイル10の内周面の形状に沿った円柱状の外形を有しており、その全体が圧粉成形体から構成されている。ここでは、ギャップ材やエアギャップが介在していない中実体としているが、ギャップ材やエアギャップを適宜介在させた形態とすることができる。また、例えば、内側コア部22を複数の分割片で構成し、各分割片を接着剤により接合することで一体化する形態とすることができる。
連結コア部24は、上述のように内側コア部22と共に閉磁路を形成する外側コア材であると共に、コイル10と内側コア部22との組物の外周を覆い、両者をケース120に封止する封止材としても機能する。従って、リアクトル1αでは、ケース120の底面122から開口側に至って、磁性粉末と樹脂との混合物からなる成形硬化体が存在し、この成形硬化体が連結コア部24を構成する。この連結コア部24と上記内側コア部22とは接着剤を介在することなく、連結コア部24の構成樹脂により接合されている。従って、コア20は、その全体に亘って接着剤やギャップ材を介することなく一体化された一体化物である。
内側コア部22の飽和磁束密度は、1.6T以上、更に1.8T以上、とりわけ2T以上が好ましい。また、内側コア部22の飽和磁束密度は、連結コア部24の飽和磁束密度の1.2倍以上、更に1.5倍以上、とりわけ1.8倍以上であることが好ましい。内側コア部22が連結コア部24に対して相対的に十分に高い飽和磁束密度を有することで、内側コア部22の断面積を小さくできる。また、内側コア部22の透磁率は、50以上1000以下、特に、100〜500程度が好ましい。
上述した内側コア部22の外周面のうち、コイル10の内周に対応した箇所の全周を覆うように緩衝部材70が設けられている。この緩衝部材70は、実施形態1と同様に、リアクトル1αの使用時のヒートサイクルによって、後述する介在樹脂部31i(図10(B))にクラックが生じることを抑制すると共に、コイル10と内側コア部22との絶縁を強化する機能も備える。この緩衝部材70は、実施形態1と同様の構成のものが利用できる。本例では、緩衝部材70に住友電工ファインポリマー株式会社製の熱収縮チューブ「スミチューブK」や「スミチューブB2」を用いている。
内側樹脂部30は、実施形態1と同様に、コイル10の内外周を覆うと共に、緩衝部材70が装着された内側コア部22とコイル10とを一体化する。内側樹脂部の構成材料は、実施形態1と同様である。この内側樹脂部30の一部は、図10(B)に示すように、コイル10の内周と緩衝部材70の外周との間に介在されて介在樹脂部31iを構成する。そして、内側樹脂部30は、コイル10と内側コア部22との絶縁を強化することにも寄与する。なお、本例では、内側樹脂部30でコイル10と緩衝部材付きの内側コア部22を一体化したが、変形例1-1のように、内側樹脂部30でコイル10のみを成形してコイル内周に中空孔を形成し、その中空孔に緩衝部材付きの内側コア部22をはめ込む構成としても良い。
上記コイル10とコア20との組立体1Aを収納するケース120は、リアクトル1αを設置対象(図示せず)に配置したときに当該リアクトル1αの設置側となる底面122と、底面122から立設される側壁124とを備え、底面122と対向する側が開口した矩形の箱体である。
コイル10とコア20との間の絶縁性をより高めるために、コイル10においてコア20に接触する箇所には、絶縁物を介在させることが好ましい。特に、コイル10のターン形成部から巻線の端部に至るまでの間であって、連結コア部24を貫通する箇所の巻線10wの外周に、絶縁紙や樹脂などの絶縁テープを巻回したり、絶縁チューブを配することが好適である。
ケース120を含めたリアクトル1αの容量を0.2リットル(200cm3)〜0.8リットル(800cm3)程度とすると、車載部品に好適に利用することができる。本例のリアクトル1αの容量は280cm3である。
リアクトル1αは、通電条件が、例えば、最大電流(直流):100A〜1000A程度、平均電圧:100V〜1000V程度、使用周波数:5kHz〜100kHz程度である用途、代表的には電気自動車やハイブリッド自動車などの車載用電力変換装置の構成部品に好適に利用することができる。この用途では、直流通電が0Aのときのインダクタンスが10μH以上1mH以下、最大電流通電時のインダクタンスが0Aのときのインダクタンスの30%以上を満たすように、リアクトル1αのインダクタンスを調整すると好適に利用できると期待される。
リアクトル1αは、例えば、以下のようにして製造することができる。まず、コイル10、圧粉成形体からなる内側コア部22、及び緩衝部材70を用意し、図11に示すように、内側コア部22の外周に緩衝部材70を装着し、コイル10内にその緩衝部材付き内側コア部を挿入して、コイル10、内側コア部22及び緩衝部材70の組物を作製する。
リアクトル1αは、コイルの内側に、順次介在樹脂部31iと緩衝部材70とを備えることで、ヒートサイクルが作用した場合でも、コイル10と緩衝部材70の間に位置する介在樹脂部31iの収縮に伴う応力が緩和され、介在樹脂部31iにクラックが生じることが抑制される。
実施形態3では、コイル10を縦型配置する形態を説明した。その他、図12に示すリアクトル1βのように、ケース120の底面122に対してコイル10の軸方向が平行するように、コイル10及び内側コア部22がケース120に収納された形態(以下、この配置形態を横型形態と呼ぶ)とすることができる。
次に、連結コア部の構成に工夫を施した実施形態4を図13、図14に基いて説明する。本例のリアクトルは、連結コア部24(端部コア材24E)の構成を除いて、他の構成は内側コア部の外側に緩衝部材を備える点や内側樹脂部を有する点を含めて実施形態1と共通である。そのため、以下の説明は相違点を中心に行い、共通する構成の説明は省略する。
次に、実施形態4とは異なる切欠角部を有する本発明のリアクトルを図15に基づいて説明する。本例は、連結コア部の形態と、内側樹脂部を有しない点が実施形態1との主たる相違点であり、他の構成は実施形態1とほぼ共通するため、以下の説明は相違点を中心に行う。なお、図15では、連結コア部24を実線で示し、内側コア部22は一方側のみ破線で示して他方側は省略している。また、説明の便宜上、切欠角部24gは実際の寸法よりも大きく誇張して図示している。
以上の説明により、以下の発明も把握することができる。
前記コイルとコアとの組立体の少なくとも一部を覆う外側樹脂部を備え、
前記連結コア部のうち、前記コイルの端面に対向する内端面と、この内端面につながる隣接面とが形成する稜線に切欠角部を備えることを特徴とするリアクトル。
前記切欠角部は、コイルの端面のうち、各コイル素子の巻線が隣合わせに並列配置される箇所に対向して形成されていることを特徴とする付記(A)〜(C)のいずれか1項に記載のリアクトル。
前記外側樹脂部は、前記コアと内側樹脂部を備えるコイルとの組立体の少なくとも一部を覆っていることを特徴とする付記(A)〜(F)のいずれか1項に記載のリアクトル。
前記コイルの外周を覆って、このコイルの形状を保持する内側樹脂部と、
前記内側樹脂部を備えるコイルと前記コアとの組立体の外周の少なくとも一部を覆う外側樹脂部と、
前記内側樹脂部に一体に形成され、前記外側樹脂部を金型で形成するときに前記組合体を前記金型に対して位置決めするために用いられ、前記外側樹脂部に覆われない位置決め部とを備えることを特徴とするリアクトル。
前記連結部は、前記両コイル素子のターン形成面よりも突出して設けられており、
前記位置決め部は、前記内側樹脂部において前記連結部を覆う箇所に形成されていることを特徴とする付記Aに記載のリアクトル。
前記コイルの外周を覆って、このコイルの形状を保持する内側樹脂部と、
前記内側樹脂部に一体に形成され、前記外側樹脂部を金型で形成するときに前記組立体を前記金型に対して位置決めするために用いられ、当該外側樹脂部に覆われない位置決め部とを備えることを特徴とするコイル成形体。
前記コイルと、このコイルの外周を覆うと共に、このコイルの形状を保持する内側樹脂部とを備えるコイル成形体を形成する工程と、
前記コイル成形体と前記コアとの組立体を金型に収納し、この金型に樹脂を充填して硬化して、当該組立体の外周の少なくとも一部を覆う前記外側樹脂部を形成する工程とを備え、
前記内側樹脂部と一体に位置決め部を形成しておき、前記組立体を前記金型に収納する際、この位置決め部を前記金型に嵌め合わせることで当該組立体を前記金型に位置決めすることを特徴とするリアクトルの製造方法。
1M コイル成形体
1A 組立体
10 コイル
10A、10B コイル素子
10w 巻線
10t ターン部
10f ターン形成面
10r 連結部
10e 端部(巻線端部)
20 コア
22 内側コア部
22c コア片
22g ギャップ材
24 連結コア部
24b 外端面 24f 内端面 24s 側面 24u 上面 24g 切欠角部
24E 端部コア材
30 内側樹脂部
31 ターン被覆部
31i 介在樹脂部
31h センサ用穴
31o 中空孔
33 連結部被覆部
40 外側樹脂部
40i 介在樹脂部
41h センサ用穴
42 フランジ部
42h 貫通孔
42c金属カラー
43 ナット穴
50 端子金具
52 接続面
52h 挿通孔
54 溶接面
60 ナット
70 緩衝部材
80 予備成形体
82 ナット穴
90 ボビン
92 枠状ボビン
100 金型
100b 基部
100c 蓋部
101 キャビティ
110 嵌合溝
111、112、113 凹部
120 ケース
120h ボルト孔
121 ガイド突起部
122 底面
123 位置決め部
124 側壁
126 取付部
210 端子
220 ボルト
Claims (19)
- 巻線を螺旋状に巻回してなるコイルと、コイルの内側に配されて閉磁路の一部を構成する内側コア部、及び内側コア部に結合されて閉磁路の残部を構成する連結コア部を有するコアとを備えるリアクトルであって、
前記コイルと前記内側コア部との間に介在される領域を有する樹脂部と、
この領域の樹脂部と前記内側コア部との間に介在されて、前記領域の樹脂部に作用する応力を緩和する緩衝部材とを備えることを特徴とするリアクトル。 - 前記緩衝部材の構成材料は、前記樹脂部の構成樹脂よりもヤング率が小さいことを特徴とする請求項1に記載のリアクトル。
- 前記樹脂部は、コイルとコアの組立体の少なくとも一部を覆う外側樹脂部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
- 前記樹脂部は、コイルの形状を保持する内側樹脂部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のリアクトル。
- 前記樹脂部の構成樹脂がエポキシ樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリアクトル。
- 前記緩衝部材が、熱収縮チューブ、常温収縮チューブ、モールド層、コーティング層、及びテープ巻き層の少なくとも一種であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のリアクトル。
- 前記コイルは単一のコイル素子からなり、
前記内側コア部は、前記コイル素子に挿入される棒状コア材で、
前記連結コア部は、前記内側コア部の端部に連結してコイル素子の外側に配される外側コア材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のリアクトル。 - 前記コイルは、並列状態に連結された一対のコイル素子からなり、
前記内側コア部は、各コイル素子に挿入される一対の中間コア材で、
前記連結コア部は、両中間コア材をつないで環状のコアを形成するように各内側コア部の端部に配される一対の端部コア材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のリアクトル。 - さらに前記コイルとコアとの組立体の少なくとも一部を覆う外側樹脂部を備え、
前記端部コア材のうち、前記コイルの端面に対向する内端面と、この内端面につながる隣接面とが形成する稜線に切欠角部を備えることを特徴とする請求項8に記載のリアクトル。 - 前記切欠角部は、前記稜線を丸めることで構成されてなることを特徴とする請求項9に記載のリアクトル。
- 前記端部コア材におけるリアクトルの設置側の面及びその反対面の少なくとも一方が、前記内側コア部におけるリアクトルの設置側の面及びその反対面の少なくとも一方よりも突出していることを特徴とする請求項9又は10に記載のリアクトル。
- 前記端部コア材の隣接面は、前記内端面に隣接する側面であることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載のリアクトル。
- 前記端部コア材の隣接面は、前記内端面に隣接する上面で、
前記切欠角部は、コイルの端面のうち、各コイル素子の巻線が隣合わせに並列配置される箇所に対向して形成されていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載のリアクトル。 - さらに、前記コイルの形状を保持する内側樹脂部を備え、
前記外側樹脂部は、前記コアと内側樹脂部を備えるコイルとの組立体の少なくとも一部を覆っていることを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載のリアクトル。 - 前記コイルの少なくとも一部を覆って、このコイルの形状を保持する内側樹脂部と、
前記内側樹脂部を備えるコイルと前記コアとの組立体の外周の少なくとも一部を覆う外側樹脂部と、
前記内側樹脂部に一体に形成され、前記外側樹脂部を金型で形成するときに前記組立体を前記金型に対して位置決めするために用いられ、前記外側樹脂部に覆われない位置決め部とを備えることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載のリアクトル。 - 前記コイルは、両コイル素子を連結する連結部とを備え、
前記連結部は、前記両コイル素子のターン形成面よりも突出して設けられており、
前記位置決め部は、前記内側樹脂部において前記連結部を覆う箇所に形成されていることを特徴とする請求項15に記載のリアクトル。 - 前記コアが次の(1)〜(4)のいずれかの構成であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載のリアクトル。
(1)内側コア部及び連結コア部の双方が磁性粉末の成形体である
(2)内側コア部及び連結コア部の双方が磁性板の積層体である
(3)内側コア部は磁性板の積層体であり、連結コア部は磁性粉末の成形体である
(4)内側コア部は磁性粉末の成形体で、連結コア部は磁性粉末と樹脂との混合物の成形体である - 巻線を螺旋状に巻回してなるコイルと、コイルの内側以外に配されて閉磁路の一部を構成する連結コア部を有するコアとを備えるリアクトルに用いるリアクトル用部品であって、
前記コイルの内側に配されて閉磁路の残部を構成する内側コア部と、
この内側コア部の外周の少なくとも一部を覆う緩衝部材と、
この緩衝部材で覆われた前記内側コア部を前記コイルと一体化すると共に、そのコイルの形状を保持する内側樹脂部とを備えることを特徴とするリアクトル用部品。 - 前記緩衝部材の構成材料は、前記内側樹脂部の構成樹脂よりもヤング率が小さいことを特徴とする請求項18に記載のリアクトル用部品。
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