JP2010516533A - 航空機の胴体構造体を補強するおよび／または構成部品を固定するための装置、特にコネクションロッド - Google Patents

Abstract

本発明は、胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５，７４）を補強するため、および／または構成部品を胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５，７４）に固定するための装置（１８，６１）、特にコネクションロッド（１，１９）に関する。一実施形態においては、継手（２９，３０，５３）は、コネクションロッド（１，１９）の両端の胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５）への連結のために、胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５）に組み込まれている。継手（２９，３０，５３）を組み込んだ結果、既知の実施形態と比して独立した部品の数の減少がもたらされ、これは、重量の軽減、維持管理および修理費用の低減、ならびに、向上した故障に対する信頼性をもたらす。しかも、本発明による装置（１８，６１）は、胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５，７４）の中立軸（４３，４４）領域における力の導入を可能とする。装置（６１）のさらなる構成は、（第１の）端部（６３）による、構成部品（６５）の胴体構造体（７４）への一端型関節式連結のみを提供する。第２の端部（６４）は、胴体構造体（７４）にねじ留めされる。この目的のために、端部の両方には、ねじ山が少なくとも部分的に形成されている。

Description

本発明は、航空機の胴体構造体を補強するための、および／または構成部品を胴体構造体に固定するための、中央部と、これに隣接する２つの端部とを含む、装置、特にコネクションロッド（「サマーロッド（Ｓａｍｅｒ ｒｏｄ）」または「サマータイプロッド（Ｓａｍｅｒ−ｔｙｐｅ ｒｏｄ）」としても知られている）に関する。

コネクションロッドの公知の実施形態は、一般に、両端が端部に隣接している中空の円柱状中央部を有する。中央部の直径は、両方の端部の直径に対応していることとしてもよく、或いは、この中央部は、端部に向かってテーパー状とされていてもよい。長さ調節性を達成するために、好ましくは両端に、アイボルトを端部にねじ留めすることが可能である。コネクションロッドは、例えば、構成部品を胴体構造体に固定するため、またはこれらを補強あるいは強化するために用いられる。コネクションロッドを航空機の構造に連結するために、クランプまたは二又ブラケットが、一般に、構造にリベット接合されている。このクランプは、コネクションロッドの２つのアイボルトの一方の回動可能な結合のために、ボルトを固定することが可能な穴を有する。この様式で形成されたコネクションロッドは長さ調節が可能であると共に、さらに、軸のまわりを回動することが可能である。さらなる軸のまわりでの回動性は、この装着コンセプトでは不可とされている。

公知のコネクションロッドの胴体構造体へのこの機械的連結は、複数の独立した部品が必要とされ、しかも、クランプを固定するためにリベット接続を胴体構造体に配置しなければならない点で特に不利益を有する。その結果、コネクションロッドによるこのような強化または保持装置では、一方で重量が、また、他方で製造コストが著しく増大する。

本発明の目的は、胴体構造体の補強および／または胴体構造体への構成部品の連結を可能とする一方で、同時に、必要とされる独立した部品の数の低減を可能とする装置を形成することであり、また、少なくとも一の端部における回動性、さらには任意で中立軸領域における負荷の付与が可能な装置を形成することである。

この目的は、請求項１の特徴を備える装置により達成される。

継手が少なくとも一方の端部の領域に配置され、この継手は、胴体構造体または構成部品に組み込まれていると共に、少なくとも１つの回転軸のまわりを回動可能であるという事実の結果、既知の連結コンセプトではあるが、しかしながら、少なくとも１つの軸のまわりの回動性がもたらされているものと比べて、より少ない独立した部品の数、それ故、重量の軽減がもたらされている。

しかも、力の導入の際に、クランプまたは二又ブラケットを備えるコネクションロッド装置の既知の実施形態において発生する、てこの作用の大部分を回避するように、力の導入は胴体構造体の中立軸領域で生じることが好ましい。

１つの有利な構成は、少なくとも１つの継手が、コネクションロッドの装置と胴体構造体との一体的な連結のために、胴体構造体における軸受内径面に回動可能に収容されているバレルナットとして実施されているものを提供する。

これは、最低限の構成部品数で十分であると共に、同時に、空間における少なくとも１つの軸のまわりの回動性を達成する、航空機の胴体構造体についての本発明による装置の特に単純な設計構造をもたらす。

本発明のさらなる改善点によれば、ねじ付きロッドと比べて相対的に大きな径で、貫通孔が胴体構造体に配置されることが提供される。

この結果、十分な可動性、すなわち、特に、バレルナットにねじ留めされたねじ付きロッドの、空間における軸まわりの回動性が保障される。

本発明の他のさらなる改善点によれば、胴体構造体は、軸受内径面の周辺に肉厚化材を有する。

肉厚化材は、十分な機械的負荷に耐えることが可能な軸受内径面に収容されているバレルナットの座面の達成に必要である。

加えて、内側バレルナットが外側バレルナット内に回動可能に収容されていることが提供される。この構成は、本発明による装置の、空間におけるさらなる軸のまわりの回動性を可能とする。

さらなる有利な構成によれば、中央部の両側に隣接する端部には、それぞれ、ねじ山が形成されていることが規定されている。

この結果、この装置の簡略化された構造がもたらされ、ここで、中央部および両端でこれに隣接する端部は、一体型に、およびねじ付きボルトとしてしっかりと具現化されることが好ましい。この構成は、構成部品、特に、ライニングフレームの垂直な支持体を、航空機の胴体構造体に固定するために特に好適である。ライニングフレームは、軍用航空機における材料シート（ｍａｔｅｒｉａｌ ｓｅａｔｓ）を吊り下げるために用いられる。

生じる力は、装置により構成部品の中立軸領域に導入されることが好ましい。垂直な負荷に対する直線的な構成部品の座屈に対する脆弱性は、固定点における構成部品の関節式連結により低減される。その結果、関連する構成部品は、静的により軽く寸法化され、それ故、軽量化されることが可能である。

装置のさらなる有利な構成が特許請求の範囲においてさらに説明されている。

公知のコネクションロッドの実施形態の一例を示す。 本発明による装置の第１の変形実施形態を示す。 本発明による装置の第２の変形実施形態の簡略化した主投影図を示す。 本発明による装置の第２の変形実施形態の簡略化した主投影図を示す。 第２の変形実施形態の詳細図を示す。 第２の変形実施形態の詳細図を示す。 第２の変形実施形態の詳細図を示す。 航空機の胴体構造体におけるライニングフレームの垂直な支柱を固定することが特に意図される装置のさらなる変形実施形態を示す。 構成部品の胴体構造体に対する一端型関節式連結についての装置のさらなる変形例を示す。 構成部品の胴体構造体に対する一端型関節式連結についての装置のさらなる変形例を示す。

同一の設計部品は、それぞれ、図面中において同一の符号を有する。

図１は、補強するため、または構成部品を胴体構造体に固定するための、従来のコネクションロッドで形成された装置を示す。

コネクションロッド１は、特に、中央部２および２つの端部３，４を含む。アイボルト５，６が、それぞれ、端部３，４にねじ留めされている。アイボルト５，６は、ロックナット７，８で固定されている。コネクションロッド１の胴体構造体９，１０への連結は、詳細には図示されていないリベットにより、胴体構造体９，１０にリベット接合された２つのクランプ１１，１２で達成されている。アイボルト５，６と、クランプ１１，１２との間の関節式連接は、２つのボルト接続１３，１４により達成されている。端部３，４へのねじ留めが可能であるアイボルト５，６により、コネクションロッド１の長さ調節能が、長軸１５と平行にもたらされる。ボルト接続１３，１４により、両方の両向矢印１６，１７により示されているとおり、クランプ１１，１２に対する軸のまわりのコネクションロッド１の回動性が、それぞれもたらされている。

図２は、本発明による装置の第１の変形実施形態を示す。

装置１８は、上述の従来のコネクションロッドに比べて、軽量化のために一定の断面積を有する「短」コネクションロッド１９として具現化されている。コネクションロッド１９は、とりわけ、その両端で端部２１，２２に隣接している中央部２０を含む。中央部２０は、チューブの形態で具現化されており、その両端に雌ねじが切られている。端部２１，２２における雌ねじは、逆方向または同一の方向（左ねじおよび／または右ねじ）に具現化されることが可能である。端部２１，２２における雌ねじは、コネクションロッド１９の長さ調節を、単に中央部２０をその長軸まわりに回転させることにより行うことが可能であるよう、逆方向に具現化されていることが好ましい。中央部２０は、対応して具現化された長さ調節用ツールによる中央部２０の回転を容易とするために、平坦な部分、溝、ぎざぎざの領域等を有することが可能である。ねじ付きロッド２３，２４は、それぞれ、端部２１，２２にねじ留めされていてもよい。偶発的な脱離に対し、ねじ付きロッド２３，２４は、端部２１，２２にロックナット２５，２６で固定される。あるいは、中央部２０は、また、雄ねじを有することとしてもよい。この場合、雄ねじは、中空−円柱状に具現化されたねじ付きロッドをねじ留めしてもよい。しかも、端部２１，２２は、円錐形に具現化されることが可能である（図１を参照のこと）。端部２１，２２および中央部２０は、中空−円柱状および／または少なくとも部分的に中実に具現化されてもよい。ねじ付きロッド２３，２４が、長さ調節のために、端部２１，２２に十分に深くねじ留めされることが可能であることが重要である。

継手２９，３０は、それぞれ、胴体構造体２７，２８に組み込まれている。胴体構造体２７，２８は、例えば、一体型フレーム、フレームまたは環状フレームであることが可能である。継手２９，３０は、胴体構造体２７，２８における軸受内径面３３，３４にそれぞれ回動可能に収容されている２つのバレルナット３１，３２で形成されている。バレルナット３１，３２は、両方の両向き矢印３７，３８により示されているとおり、軸受内径面３３，３４において両方の回転軸３５，３６（それぞれ、図面の紙面に垂直）のまわりに回動可能に収容されている。図２の表示において、バレルナット３１，３２は、それぞれ、より良好な全体像のために、図面中に詳細には示されず、ねじ付きロッド２３，２４をねじ留めすることが可能であるねじ付き穴を有する。

バレルナット３１，３２を収容するために、胴体構造体２７，２８は、それぞれ、肉厚化材３９，４０を軸受内径面３３，３４の周辺に有する。貫通孔４１，４２が、それぞれ、胴体構造体２７，２８に配置されており、貫通孔４１，４２は、ねじ付きロッド２３，２４の両方を通過させるのに用いられている。貫通孔４１，４２は、ねじ付きロッド２３，２４に対して大きめに設計されており、すなわち、貫通孔４１，４２の直径は、それぞれ、ねじ付きロッド２３，２４の両方の十分な回動性を確保するために、ねじ付きロッド２３，２４の直径より大きくなるように選択される。両方のバレルナット３１，３２による力の導入は、胴体構造体２７，２８における中立軸４３，４３の周辺で生じることが好ましい。この結果、クランプ１１，１２のてこの作用（図１を参照のこと）による従来技術と比較して、胴体構造体２７，２８における局所的な負荷のピークの発生が低減される。

胴体構造体２７，２８と一体的に配設されたバレルナット３１，３２のために、一般に、スクリューボルトおよびスクリューナットにそれぞれ形成されているクランプ１１，１２（二又ブラケット）、アイボルト５，６、および関連するボルトの接続は、コネクションロッド１９を胴体構造体２７，２８に連結するために、はもはや必要とされない。この結果、少ない構成部品数により、装置１８全体の故障に対する高い信頼性と同時に顕著な軽量化がもたらされる。

本明細書の以下の部分において同時に参照される図３および４は、本発明による装置の第２の変形実施形態の図を簡略化（片側）して示している。図３は上面図を示すと共に図４は第２の変形実施形態の側面図を図示する。座標系のｘ軸、ｙ軸およびｚ軸は、空間における方向を記号で示す。

図２による図とは対照的に、この図は、胴体構造体と、これに配置された、ねじ留めされたねじ付きロッドを備える継手の片側のみを示す。右側胴体構造体を含むコネクションロッドおよび装置の右側部は図３、４においては、それぞれ、図を明確するために省略されている。言及される組立体は、図示の部分と鏡面対称に具現化される。図２による変形実施形態とは対照的に、図３、４において用いられる「二軸性」バレル継手は、ねじ付きロッドまたは、個別に、これに接続されたコネクションロッドの、空間における２つの回転軸のまわりの回動を可能とする。

ｚ軸まわりに回転可能である外側バレルナット４７は、軸受内径面４６における胴体構造体４５中の皿穴に埋められている。ｚ軸に平行な軸方向の変位に対する外側バレルナット４７の固定は、例えば、明示されていない溝内に配置されているフランジ４８および止め輪４９で達成されている。外側バレルナット４７を収容することができるよう、胴体構造体４５は、軸受内径面４６の周辺に肉厚化材５０を有する。より小さい内側バレルナット５１は、外側バレルナット４７におけるさらなる孔５２内に回転可能に収容されている。内側バレルナット５１はｘ軸まわりに回転可能であり、すなわち、（外側）バレルナット４７と内側バレルナット５１との回転軸（ｚ軸およびｘ軸）は９０°の角度を間に成し、一緒に、（フック）継手５３または、２自由度を有するいわゆる「二軸」バレル継手を形成する。図３、４に図示されていないコネクションロッドを連結するために、内側バレルナット５１は符号が付されていないねじ付き穴を有しており、これに、ねじ付きロッド５４をねじ留めすることが可能である。ねじ付きロッド５４、それ故、ねじ留めされたコネクションロッドまたは雌ねじを有するチューブの十分な回動性を確実とするために、ねじ付きロッド５４の直径に比べて十分に大きい直径を有する貫通孔５５が胴体構造体４５に配置されている。

図２による変形実施形態と比較して、図３、４による変形実施形態は、両向き矢印５８，５９に示されているとおり、この空間において２本の回転軸５６，５７（ｘ軸、ｚ軸、２自由度）のまわりにおける、胴体構造体４５に対するコネクションロッドのより高い可動性を、必要とされる構成部品数のわずかな増加でもたらす。

ねじ付きロッド５４の十分な可動性を確実とするために、さらなる孔６０が（外側）バレルナット４７に配置されている。孔６０は、ねじ付きロッド５４の直径との関係でその直径が適した大きさに設計されている。

胴体構造体９，１０，２７，２８，４５は、アルミニウム合金材料で形成されていることが好ましい。すべてのバレルナット３１，３２，４７，５１は、耐用年数中の潤滑として、例えばテフロン（Ｔｅｆｌｏｎ）（登録商標）層などの減摩層が設けられていてもよい。あるいは、バレルナット３１，３２，４７，５１もまた、胴体構造体９，１０，２７，２８，４５のアルミニウム合金材料に対して適した材料、例えば、青銅または他の非第一鉄重金属などの減摩材料で、全体が形成されてもよい。

以下において平行して参照される図５から７は、用いられる（フック）継手５３（図３、４を参照のこと）の詳細な内側図を種々の視点から示している。３方向の空間的方向が座標系のｘ軸、ｙ軸およびｚ軸により図示されている。内側バレルナット５１は、外側バレルナット４７内に回転可能に収容されていると共に、外側バレルナット４７との相互作用で、本発明による装置の２本の回転軸まわりの可動性を可能とする継手５３またはフック継手を形成する。

孔６０は外側バレルナット４７よりも大きい径で配置されている。図７から特に明らかであるとおり、孔６０は、ねじ付きロッドの十分な可動性（継手５３の可動性）を達成するために、小判状の断面幾何学的形状を有する。例えば、円形または楕円形などの他の断面幾何学的形状も同等に可能である。

図８から１０は、いわゆる航空機の胴体構造体におけるライニングフレームの垂直な支柱を固定することが特に意図される装置のさらなる変形実施形態を示している。上述の変形実施形態とは対照的に、この装置では、一端型の関節式連結のみが提供されている。空間における装置の配置が、座標系を形成するｘ軸、ｙ軸およびｚ軸により図示されている。

図８は、装置６１の断面図を示す。図９は、同一の装置６１であるが、以下において図８、９の両方にも参照することが可能であるよう、ｙ軸のまわりに９０°回転している図で示す。

装置６１は、とりわけ、その両端において端部６３，６４が隣接している、実質的に円柱状または中空−円柱状に具現化された中央部６２を含む。詳細には明示されていないが、ねじ山が、端部６３，６４のそれぞれに形成されている。端部６３，６４の両方は、中央部６２と一緒に一体型ねじ付きボルトを形成するが、しかしながら、必要に応じて、軽量化のために部分的に中空に具現化されていてもよい。構成部品６５を連結するために、構成部品６５は、（外側）バレルナット６７が回動可能に収容される軸受内径面６６を有する。図８から１０の例示的な実施形態に示されている構成部品６５は、いわゆるライニングフレームの垂直な支持体であり、軸受内径面６６を配置するために、十分な材料強度を提供するため、軸受内径面６６の周辺に肉厚化材６８を有することが可能である。外側バレルナット６７は、回転軸としてｚ軸まわりに回動可能である。第２の内側バレルナット６９は、バレルナット６７内に回動可能に収容されている。この目的のために、外側バレルナット６７は、軸受内側バレルナット６９について対応する直径を有する孔を有する。内側バレルナット６９は、回転軸としてｘ軸まわりに回動可能であり、すなわち、（二軸）継手７０の回動軸または回転軸（ｚ軸、ｘ軸）が、９０°の角度で互いに交差する２自由度を有するバレルナット６７，６９の両方により形成されている。回動軸または回転軸の交差点は、構成部品６５への最適な力の導入を達成するために、およそ構成部品６５の中立軸領域内に位置するよう選択されることが好ましい。構成部品６５と、図８，９に図示されていない胴体構造体との間の力の伝達の「モーメントからの自由度」は、この場合、二軸バレル継手による関節式連結によって保障されている。「モーメントフリー」での力の導入の結果、実質的に単独で決定的である座屈の恐れは、例えばこのような垂直な支持体の寸法化については、連結点における可動性の結果、低減される。従って、本発明の装置を備える胴体構造体に連結されている垂直な支持体の重量は、（主要な）胴体構造体に対する「モーメント−剛性」（固定された）連結と比べて、軽減されることが可能である。

内側バレルナット６９は、図面におけるより良好な全体像のために符号を付していないねじ付き穴を有し、これに、装置６１の（第１の）端部６３をねじ留めすることが可能である。端部６３を通すために、構成部品６５は貫通孔７１を有する。両矢印の両方向への、端部６３の両方の回動軸のまわりでの十分な可動性を保障するために、貫通孔７１は、端部６３の外径に対して大きい径で設計されている。（第２の）端部６４には、同様に、ねじ山が形成されており、これは、航空機の胴体構造体の図８、９に示されていない部品に対して構成部品６５を実質的に剛性連結する場合に用いられる。

図１０は、航空機の胴体構造体７４の部品への、装置６１による構成部品６５の連結を図示す。

この目的のために、装置６１の中央部６２の（第２の）端部６４は、詳細には明示されていない、胴体構造体７４における孔により案内され、例えば、固定的にねじ留めされて、左側および／または右側端部６３，６４にねじ留めされるねじ付きナット７５，７６によって、胴体構造体７４に固定される。装置６１は、この文脈において、ｘ軸と平行な高負荷の場合に座屈に対する構成部品６５の機械的強化、または、構成部品６５を胴体構造体７４に固定するための固定手段を表す。

示した例示的な実施形態において、構成部品６５は、機体の長軸方向側に沿って両側に２つの列（シート）を形成しながら、航空機の飛行方向に直交して配置された複数の材料シートを吊り下げるために用いられるライニングフレーム（二次構造）の、図面の紙面に垂直に延びる垂直な支持体である。

１ コネクションロッド
２ 中央部
３ 端部
４ 端部
５ アイボルト
６ アイボルト
７ ロックナット
８ ロックナット
９ 胴体構造体
１０ 胴体構造体
１１ クランプ
１２ クランプ
１３ ボルト接続
１４ ボルト接続
１５ 長軸
１６ 両向き矢印
１７ 両向き矢印
１８ 装置
１９ コネクションロッド
２０ 中央部
２１ 端部
２２ 端部
２３ ねじ付きロッド
２４ ねじ付きロッド
２５ ロックナット
２６ ロックナット
２７ 胴体構造体
２８ 胴体構造体
２９ 継手
３０ 継手
３１ バレルナット
３２ バレルナット
３３ 軸受内径面
３４ 軸受内径面
３５ 回転軸（バレルナット）
３６ 回転軸（バレルナット）
３７ 両向き矢印
３８ 両向き矢印
３９ 肉厚化材
４０ 肉厚化材
４１ 貫通孔
４２ 貫通孔
４３ 中立軸
４４ 中立軸
４５ 胴体構造体
４６ 軸受内径面
４７ 外側バレルナット
４８ フランジ
４９ 止め輪
５０ 肉厚化材
５１ 内側バレルナット
５２ 孔
５３ 継手
５４ ねじ付きロッド
５５ 貫通孔
５６ 回転軸（ｘ軸）
５７ 回転軸（ｚ軸）
５８ 両向き矢印
５９ 両向き矢印
６０ 孔
６１ 装置
６２ 中央部
６３ （第１の）端部
６４ （第２の）端部
６５ 構成部品
６６ 軸受内径面
６７ （外側）バレルナット
６８ 肉厚化材
６９ 内側バレルナット
７０ 継手
７１ 貫通孔
７２ 両向き矢印
７３ 両向き矢印
７４ 胴体構造体
７５ ねじ付きナット
７６ ねじ付きナット

Claims (16)

1. 航空機の胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５，７４）を補強するため、および／または構成部品（６５）を前記胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５，７４）に固定するための装置（１８，６１）、特にコネクションロッド（１，１９）であって、
   中央部（２，２０，６２）およびこれに隣接する２つの端部（３，４，２１，２２，６３，６４）を有し、継手（２９，３０，５３，７０）が少なくとも一方の前記端部（３，４，２１，２２，６３，６４）の周辺に配置され、前記継手（２９，３０，５３，７０）が、前記胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５，７４）または前記構成部品（６５）に組み込まれていると共に、少なくとも１つの回転軸（３５，３６）まわりを回動可能とされていることを特徴とする装置（１８，６１）。
2. ねじ付きロッド（２３，２４，５４）が、前記端部（３，４，２１，２２）にそれぞれねじ留めされていることを特徴とする請求項１に記載の装置（１８）。
3. 少なくとも１つの継手（２９，３０，５３）がバレルナット（３１，３２，４７）で形成され、前記バレルナット（３１，３２，４７）は、前記胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５）における軸受内径面（３３，３４）に回転可能に収容されていると共に、ねじ付きロッド（２３，２４，５４）がねじ留め可能とされていることを特徴とする請求項１または２に記載の装置（１８）。
4. 貫通孔（４１，４２）が前記胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５）に配置されており、前記継手（２９，３０，５３）への前記ねじ付きロッド（２３，２４，５４）の１つのねじ留めを可能とし、それ故、十分な可動性を達成するために、前記貫通孔（４１，４２）の直径が前記ねじ付きロッド（２３，２４，５４）の直径よりも大きいことを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の装置（１８）。
5. 前記胴体構造体（９，１０，２７，２８，４５）が、前記軸受内径面（３３，３４）の周辺に肉厚化材（３９，４０，５０）を有することを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載の装置（１８）。
6. 内側バレルナット（５１）が前記バレルナット（３１，３２，４７）内に回動可能に収容されており、前記ねじ付きロッド（２３，２４，５４）は前記内側バレルナット（５１）にねじ留めされることが可能であると共に、前記ねじ付きロッド（２３，２４，５４）は２つの回転軸（５６，５７）まわりを回動可能とされていることを特徴とする請求項１から５のいずれか一項に記載の装置（１８）。
7. 前記バレルナット（３１，３２，４７）と前記内側バレルナット（５１）との前記回転軸（５６，５７）が、互いに９０°の角度を成すことを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の装置（１８）。
8. 前記バレルナット（４７）が、前記軸受内径面（４６）における軸方向の変位を防止するために、円周方向のフランジ（４８）と、止め輪（４９）を有する円周方向の溝とを備えることを特徴とする請求項１から７のいずれか一項に記載の装置（１８）。
9. 前記コネクションロッド（１，１９）の前記中央部（２，２０）が、それぞれ、端部（３，４，２１，２２）に向かってテーパー状とされていることを特徴とする請求項１から８のいずれか一項に記載の装置（１８）。
10. 前記バレルナット（３１，３２，４７，５１）は、減摩層が設けられており、および／または、低摩擦係数を有する材料で形成されていることを特徴とする請求項１から９のいずれか一項に記載の装置（１８）。
11. 前記中央部（６２）の両側に隣接する端部（６３，６４）が、それぞれ、少なくとも部分的にねじ山を有することを特徴とする請求項１に記載の装置（６１）。
12. 前記装置（６１）がバレルナット（６７）で形成された継手（７０）を有し、前記バレルナット（６７）は、前記構成部品（６５）における軸受内径面（６６）に回転可能に収容されており、一方の端部（６３）が前記バレルナット（６７）にねじ留めされていると共に他方の端部（６４）は前記胴体構造体（７４）にねじ留めされていることを特徴とする請求項１１に記載の装置（６１）。
13. 貫通孔（７１）が前記構成部品（６５）に配置されており、十分な可動性を達成するために、前記貫通孔（７１）の直径が前記端部（６３）の直径より大きいことを特徴とする請求項１１または１２に記載の装置（６１）。
14. 前記構成部品（６５）が、前記軸受内径面（６６）の周辺に肉厚化材（６８）を有することを特徴とする請求項１１から１３のいずれか一項に記載の装置（６１）。
15. 内側バレルナット（６９）が前記バレルナット（６７）内に回動可能に収容されており、前記端部（６３）は前記内側バレルナット（６９）にねじ留め可能とされていることを特徴とする請求項１０から１４のいずれか一項に記載の装置（６１）。
16. 前記構成部品（６５）が、特に、複数のシートを装着するためのライニングフレームの垂直な支持体であることを特徴とする請求項１０から１５のいずれか一項に記載の装置（６１）。

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