JP2010286738A - 表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高開口率で画素サイズを小さくすることができる表示装置、およびそれを備える電子機器を提供する。
【解決手段】1ビットメモリ回路を2個有する画素10と、画像データが2ビットのデータ信号Dataとして供給されるデータ信号線L1と、クロック信号CKが供給されるクロックラインL2と、各1ビットメモリ回路とデータ信号線L1とを電気的に接続するための書込選択信号Gate0が供給される書込選択ラインL3とを備える表示装置であって、各1ビットメモリ回路は、書込選択信号Gate0の供給時にクロック信号CKのタイミングに基づいて、入力データを取得して保持するD−FF1およびD−FF2であり、D−FF1およびD−FF2は、書込選択信号Gate0の供給時に最前段のD−FF1の入力がデータ信号線L1と電気的に接続されるように、縦続接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリ機能を有する表示装置、およびそれを備える電子機器に関するものであり、特に、高開口率で画素サイズを小さくする技術に関するものである。
近年、画素数の増加に伴い、携帯電話などに使用されるディスプレイの消費電力の増加が問題になっている。そこで、画素内に1ビットまたは多ビットラッチ回路によって画像データを保持することで、特に静止画像時にアクティブマトリクスの駆動回路を常時動作させることなく、低消費電力を実現する表示方法が提案されている。
上記表示方法としては、2値データのみ保持するラッチ回路のデータから多階調を表示するために、大きく分けて2つの方法が提案されている。1つ目は、1画素を複数のサブ画素に分割して各ビットの重みをサブ画素の大きさで表現し、多階調出力する方法である(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の表示装置では、図11に示すように、画素100は、表示領域103が複数のサブ画素101A〜101Eに分割されているとともに、メモリに保持したデータに応じて駆動する画素回路102A〜102Eがサブ画素101A〜101Eに対応して設けられた構成を有している。
2つ目は、1画素を各ビットの重みに応じて時分割駆動し、多階調出力する方法である(例えば、特許文献2参照)。次いで、図12を参照しながら、特許文献2に記載の画像表示装置について簡単に説明する。
図12は、特許文献2に記載の画像表示装置の画素110の構成を示す回路図である。
図12に示すように、画素110内には、制御信号に従って、画像データを取得し保持するとともに、該画像データを読み出して液晶セル112へ信号を印加させる画素回路111が設けられている。画素回路111には、画像データをデジタル保持するメモリ(主にSRAMによるラッチ113)が、ビット数分(図では2ビット分)形成されている。書込選択ライン114に供給する信号でタイミング制御しつつ、信号線115からの各ビットデータが、書込制御トランジスタ116を通して、ラッチ113へ保存される。
一方、読出選択ライン117に供給する信号によって読出制御トランジスタ118・119を制御し、ラッチ113の保持データ(2値、AとB)でスイッチ回路120・121を制御することによって、VCOM同相または逆相の信号が液晶セル112へ印加される。このとき、上位ビット程、長時間選択し、下位ビット程、ビットの重みに合わせて短時間選択するように時分割駆動する。これにより、画素110内に構成された多ビットのラッチ113によって、多階調表示を行うことが可能となっている。
特開2005−148424号公報(平成17年6月9日公開) 特開2007−147932号公報(平成19年6月14日公開)
しかしながら、上記従来の表示方法すなわち表示装置(画像表示装置)では、高開口率で画素サイズを小さくすることが困難であるという問題点を有している。
つまりは、特許文献1に記載の表示装置のように多階調出力する場合、最下位ビットの最も面積が小さいサブ画素(図11中のサブ画素101A)の加工精度と、階調数とによって画素サイズが決定してしまう。
また、特許文献2に記載の画像表示装置のように多階調出力する場合、信号線115、VDD電源ライン、VSS電源ライン、VCOM同相ライン、並びにVCOM逆相ラインの他に、ビット毎に、画像データの書き込みおよび読み出しを制御するための書込選択ライン114および読出選択ライン117が必要となる。
このため、nビットの1つの画素110に接続するライン数は計2n+5本必要となり、画素110を小さくすることができない。このことは、ビット数が高くなるほど顕著になり、多ビット化した場合はアクティブマトリクスの駆動回路への接続本数が増大し、開口率をさらに低下させるため、画素110を小さくすることが一層困難となる。
さらに、時分割するためのタイミングジェネレータが複雑化する上に、画像を表示する際に読出選択ライン117を随時駆動する必要があるため、消費電力が上昇するという問題もある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、高開口率で画素サイズを小さくすることができる表示装置、およびそれを備える電子機器を提供することにある。
本発明の表示装置は、上記課題を解決するために、1ビットのデータを保持する1ビットメモリ回路をN個(N:2以上の整数)有する画素と、画像データがNビットのシリアルデータとして供給されるデータ信号線と、上記画素の各1ビットメモリ回路と上記データ信号線とを電気的に接続するための書込信号が供給される書込走査信号線と、上記画素の各1ビットメモリ回路にそれぞれ書き込まれた各ビットデータを読み出すための読出信号が供給される読出走査信号線とを備える表示装置であって、クロック信号が供給されるクロック信号線を備え、上記1ビットメモリ回路は、上記書込信号が供給されているときに上記クロック信号のタイミングに基づいて、入力データを取得して保持するD型フリップフロップであり、上記各D型フリップフロップは、上記書込信号が供給されているときに最前段のD型フリップフロップの入力が上記データ信号線と電気的に接続されるように、縦続接続されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、クロック信号に基づいて、最前段のD型フリップフロップは、データ信号線からシリアルデータを随時取得し保持するとともに、その他のD型フリップフロップは、1つ前のD型フリップフロップから保持されていたデータを随時取得し保持する。それゆえ、書込信号が供給されているときにN個のクロック信号が所定のタイミングで供給されることによって、データ信号線に供給されているシリアルデータが、各D型フリップフロップに1ビットずつ保持される。
よって、各D型フリップフロップへのシリアルデータの書き込みは、クロック信号で制御することが可能となるので、各D型フリップフロップへシリアルデータを送るタイミングを制御するために、書込走査信号線をD型フリップフロップ毎に設ける必要がない。
したがって、書込走査信号線を、ビット数に関わらず、1画素当り1本とすることが可能となり、1画素当りの信号線数を減少させることが可能となる。それゆえ、高開口率で画素サイズを小さくすることが可能となる。
なお、D型フリップフロップを用いるときのトランジスタ数の増加を抑制するために、本発明の表示装置は、上記D型フリップフロップのサンプル部は、キャパシタを用いてデータを保持するように構成されていることが望ましい。
また、本発明の表示装置は、上記D型フリップフロップ毎に設けられ、該D型フリップフロップが保持するデータのビットの重みに応じたキャパシタンスを有するキャパシタをさらに備え、上記各キャパシタは、一方の端子が、液晶容量に電圧を印加するための画素電極に接続されているとともに、他方の端子には、上記読出信号が供給されているときに、対応する上記D型フリップフロップの保持するデータに応じた電圧が印加されることが好ましい。
上記の構成によれば、各キャパシタによってDA変換された、シリアルデータに基づく出力が画素電極に供給される。よって、読出走査信号線を、反転信号ライン1本とすることが可能となり、1画素当りの信号線数をさらに削減することが可能となる。また、低フレームレートとすることが可能であり、低消費電力化が可能である。
さらに、本発明の表示装置は、上記各D型フリップフロップに用いる高側参照電源および低側参照電源は、上記画素電極の出力に設定された最大値および最小値に合わせて設定されていることが好ましい。
上記の構成によれば、画素電極の電位振幅を、この差分内で調整することが可能となる。さらには、各D型フリップフロップの出力が画素信号値となるので、余分にVCOM同相信号やVCOM逆相信号を用意する必要が無い。その結果、1画素当りの信号線数が、ビット数によらず6本となり、多階調とした際の高精細化の困難を解決することが可能となる。
また、本発明の表示装置は、上記画素電極は、抵抗を介して参照電位に接続されていることが好ましい。これにより、所望の信号中心電位を中心に画素電極の電位を変化させることが可能となる。
また、本発明の表示装置は、一方の端子が上記画素電極に接続され、他方の端子が上記各D型フリップフロップに用いる低側参照電源に接続される調整用キャパシタをさらに備えることが好ましい。これにより、調整用キャパシタのキャパシタンスを変更することで、画素電極の信号振幅を調整することが可能となる。
本発明の電子機器は、上記課題を解決するために、上記表示装置をディスプレイとして備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、高開口率で画素サイズを小さくすることが可能な表示装置を備えることにより、高画質で画像を表示することができる電子機器を提供することが可能となる。
以上のように、本発明の表示装置は、1ビットのデータを保持する1ビットメモリ回路をN個(N:2以上の整数)有する画素と、画像データがNビットのシリアルデータとして供給されるデータ信号線と、上記画素の各1ビットメモリ回路と上記データ信号線とを電気的に接続するための書込信号が供給される書込走査信号線と、上記画素の各1ビットメモリ回路にそれぞれ書き込まれた各ビットデータを読み出すための読出信号が供給される読出走査信号線とを備える表示装置であって、クロック信号が供給されるクロック信号線を備え、上記1ビットメモリ回路は、上記書込信号が供給されているときに上記クロック信号のタイミングに基づいて、入力データを取得して保持するD型フリップフロップであり、上記各D型フリップフロップは、上記書込信号が供給されているときに最前段のD型フリップフロップの入力が上記データ信号線と電気的に接続されるように、縦続接続されている構成である。
それゆえ、書込信号が供給されているときにN個のクロック信号が所定のタイミングで供給されることによって、データ信号線に供給されているシリアルデータが、各D型フリップフロップに1ビットずつ保持されることにより、各D型フリップフロップへのシリアルデータの書き込みは、クロック信号で制御することが可能となる。よって、各D型フリップフロップへシリアルデータを送るタイミングを制御するために、書込走査信号線をD型フリップフロップ毎に設ける必要がない。
したがって、書込走査信号線を、ビット数に関わらず、1画素当り1本とすることが可能となり、1画素当りの信号線数を減少させることが可能となる。それゆえ、高開口率で画素サイズを小さくすることができるという効果を奏する。
本発明における表示装置の実施の一形態を示すものであり、画素の構成を示す回路図である。 上記画素を駆動しているときの各信号の波形を示すタイミングチャートである。 上記表示装置の全体構成を示すブロック図である。 上記画素に構成されるD−FFの一構成例を示す回路図である。 上記画素に構成されるD−FFの他の構成例を示す回路図である。 上記画素に構成されるD−FFのさらに他の構成例を示す回路図である。 本発明における表示装置の他の実施の形態を示すものであり、画素の構成を示す回路図である。 上記画素を駆動しているときの各信号の波形を示すタイミングチャートである。 Nビットのデータを、N個のキャパシタによりDA変換する様子を示す回路図である。 上記画素における画素電極の電位変化を示す図である。 従来の表示装置の画素の構成を示す平面図である。 従来の別の表示装置の画素の構成を示す回路図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図3は、本実施の形態の液晶表示装置21の一構成例を示すブロック図である。
液晶表示装置21(表示装置)は、例えば携帯電話などの携帯端末(電子機器)に搭載されているディスプレイデバイスであり、図3に示すように、表示パネル21a、およびフレキシブルプリント基板(FPC)21bを備えている。
フレキシブルプリント基板21bは、アプリケーションプロセッサなどのCPUに制御される3線のシリアルインタフェースバスI/F BUSを通したシリアル伝送によって、シリアルデータSI、シリアルチップセレクト信号SCS、および、シリアルクロックSCLKを受け、これらをFPC端子21cを通して表示パネル21aに供給する。このシリアル伝送は、マイクロコントローラなど他の制御手段によって制御されてもよい。また、フレキシブルプリント基板21bは、外部から供給される高側電源VDD、および、低側電源VSSを、FPC端子21cを通して表示パネル21aに供給する。
表示パネル21aは、各種回路がモノリシックに作り込まれたものであり、アクティブエリア22、バイナリドライバ23、ゲートドライバ24、タイミングジェネレータおよびI/F部25、並びに、Vcomドライバ26を備えている。バイナリドライバ23、ゲートドライバ24、タイミングジェネレータおよびI/F部25、および、Vcomドライバ26は、表示ドライバを構成している。
アクティブエリア22は、RGBの画素10が、n×RGB×k(n,k:正の整数)のマトリクス状に配置された領域である。各画素10は、詳細には後述するように、供給された画像データ(表示データ)を保持するメモリ(画素メモリ)を有するように構成されている。
バイナリドライバ23は、画像データをNビット(N:2以上の整数)のデータ信号Data(シリアルデータ)として、データ信号線を通してアクティブエリア22に供給する回路であり、シフトレジスタ23aおよびデータラッチ23bを備えている。また、バイナリドライバ23は、タイミングジェネレータおよびI/F部25から供給される信号に基づいて、クロック信号CKを、クロックライン(クロック信号線)を通してアクティブエリア22に供給する。データ信号線は、水平方向1ラインの画素10の数に対応しており、n本備えられている。クロックラインは、各画素10にクロック信号CKを供給できるように配されていればよく、垂直ライン毎に備えてもよいし、各垂直ラインに対し共通に1本(枝分かれ状を含む)備えることもできる。
ゲートドライバ24は、アクティブエリア22の画像データを供給すべき画素10を、書込選択ライン(書込走査信号線)に通す書込選択信号Gate0(書込信号)によって選択する。書込選択ラインは、垂直方向1ラインの画素10の数に対応しており、k本備えられている。
また、ゲートドライバ24は、読出選択ライン(読出走査信号線)に通す読出選択信号Read1(読出信号)と、別の読出選択ラインに通す読出選択信号Read0(読出信号)とによって、画素メモリより画像データを読み出す。読出選択ラインおよび別の読出選択ラインは、各画素10に読出選択信号Read1・Read0を供給できるように配されていればよく、水平ライン毎にそれぞれ備えてもよいし、各水平ラインに対し共通に1本(枝分かれ状を含む)ずつ備えることもできる。
タイミングジェネレータおよびI/F部25は、フレキシブルプリント基板21bから供給される信号を基に、バイナリドライバ23、ゲートドライバ24、および、Vcomドライバ26に供給する信号を生成する。
Vcomドライバ26は、タイミングジェネレータおよびI/F部25から入力されるフレーム信号FRAMEと、高側電源VDDおよび低側電源VSSとから、コモン信号VCOM、VCOM同相信号、および、VCOM逆相信号を生成して、アクティブエリア22に供給する。コモン信号VCOMは、1フレームごとに正極性と負極性とが切り替わるパルス波形をなす。VCOM同相信号は、コモン信号VCOMと同相のパルス波形をなす。VCOM逆相信号は、コモン信号VCOMに対して位相が反転したパルス波形をなす。
次に、図1を参照しながら、アクティブエリア22に配置された各画素10の構成を詳細に説明する。なお、以下では、説明の便宜上、ある1つの画素10を参照してその構成を説明するが、アクティブエリア22に配置された各画素10は、同一の構成を有している。
図1は、画素10の一構成例を示す回路図である。
図1に示すように、画素10は、D−FF(Delay flip-flop:D型フリップフロップ)1、D−FF2、スイッチ回路11〜15、並びに、画素電極16を備えている。画素10は、2ビット階調に対応するように構成されている。
D−FF1およびD−FF2は、1ビットのデータ(1または0)を保持する回路(1ビットメモリ回路)である。D−FF1およびD−FF2は、スイッチ回路11がオンに切り替えられている間、クロックラインL2のクロック信号CKのタイミングに基づいて、D端子の入力データをラッチする。D−FF1およびD−FF2は縦続接続されており(D−FF1のQ端子はD−FF2のD端子に接続されており)、前段のD−FF1の出力が後段のD−FF2の入力となっている。
つまりは、D−FF1およびD−FF2は、データ信号線L1に供給される、画素10に対する2ビットのデータ信号Dataを、ビット毎に保持するメモリとして備えられている。D−FF1は上位ビット(2)のデータを保持し、D−FF2は下位ビット(2)のデータを保持する。
また、D−FF1およびD−FF2は、高側電源VDDと低側電源VSSとの間に挿入されており、「1」のデータとして、高側電源VDDに対応する高(High)レベルの信号を保持・出力し、「0」のデータとして、低側電源VSSに対応する低(Low)レベルの信号を保持・出力する。
スイッチ回路11は、ゲートドライバ24から供給される書込選択信号Gate0に基づいてオン/オフが切り替えられる回路であり、NMOSトランジスタM1・M2並びにPMOSトランジスタM3により構成されている。NMOSトランジスタM1は、データ信号線L1とD−FF1のD端子との間に挿入され、ゲートが書込選択ラインL3に接続されている。NMOSトランジスタM2は、クロックラインL2と、D−FF1のCK端子およびD−FF2のCK端子との間に挿入され、ゲートが書込選択ラインL3に接続されている。PMOSトランジスタM3は、D−FF1のCK端子およびD−FF2のCK端子と、低側電源VSSとの間に挿入され、ゲートが書込選択ラインL3に接続されている。
これにより、ゲートドライバ24によって書込選択信号Gate0が高レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM1・M2はオンになるとともに、PMOSトランジスタM3はオフになる(スイッチ回路11:オン)。よって、データ信号線L1とD−FF1のD端子とが電気的に接続されるとともに、クロックラインL2と、D−FF1のCK端子およびD−FF2のCK端子とが電気的に接続される。
一方、ゲートドライバ24によって書込選択信号Gate0が低レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM1・M2はオフになるとともに、PMOSトランジスタM3はオンになる(スイッチ回路11:オフ)。よって、データ信号線L1とD−FF1のD端子とが電気的に遮断されるとともに、D−FF1のCK端子およびD−FF2のCK端子と、低側電源VSSとが電気的に接続される。
スイッチ回路12は、ゲートドライバ24から供給される読出選択信号Read1に基づいてオン/オフが切り替えられる回路であり、NMOSトランジスタM4・M5により構成されている。NMOSトランジスタM4は、D−FF1のQB端子とスイッチ回路14・15との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL5に接続されている。NMOSトランジスタM5は、D−FF1のQ端子とスイッチ回路14・15との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL5に接続されている。
これにより、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read1が高レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM4・M5はオンになる(スイッチ回路12:オン)。よって、D−FF1のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路14・15とが電気的に接続される。
一方、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read1が低レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM4・M5はオフになる(スイッチ回路12:オフ)。よって、D−FF1のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路14・15とが電気的に遮断される。
スイッチ回路13は、ゲートドライバ24から供給される読出選択信号Read0に基づいてオン/オフが切り替えられる回路であり、NMOSトランジスタM6・M7により構成されている。NMOSトランジスタM6は、D−FF2のQB端子とスイッチ回路14・15との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL4に接続されている。NMOSトランジスタM7は、D−FF1のQ端子とスイッチ回路14・15との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL4に接続されている。
これにより、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read0が高レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM6・M7はオンになる(スイッチ回路13:オン)。よって、D−FF2のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路14・15とが電気的に接続される。
一方、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read0が低レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM6・M7はオフになる(スイッチ回路13:オフ)。よって、D−FF2のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路14・15とが電気的に遮断される。
スイッチ回路14は、D−FF1およびD−FF2の出力信号(Q,QB)に基づいてオン/オフが切り替えられるCMOS回路であり、PMOSトランジスタM8およびNMOSトランジスタM9により構成されている。スイッチ回路14は、VCOM同相信号が供給されるVCOM同相ラインと画素電極16との間に挿入され、PMOSトランジスタM8のゲートが、NMOSトランジスタM5・M7に接続されるとともに、NMOSトランジスタM9のゲートが、NMOSトランジスタM4・M6に接続されている。
これにより、NMOSトランジスタM4〜M7(スイッチ回路12・13)がオンに切り替えられている間は、D−FF1およびD−FF2の出力信号(Q,QB)に基づいて、PMOSトランジスタM8およびNMOSトランジスタM9が、オンまたはオフになる。オンになる場合(スイッチ回路14:オン)、VCOM同相ラインと画素電極16とが電気的に接続され、VCOM同相信号が画素電極16に供給される。
一方、NMOSトランジスタM4〜M7(スイッチ回路12・13)がオフに切り替えられている間は、PMOSトランジスタM8およびNMOSトランジスタM9は、スイッチ回路12・13がオンであった直前の状態を保持する。
スイッチ回路15は、D−FF1およびD−FF2の出力信号(Q,QB)に基づいてオン/オフが切り替えられるCMOS回路であり、PMOSトランジスタM10およびNMOSトランジスタM11により構成されている。スイッチ回路15は、VCOM逆相信号が供給されるVCOM逆相ラインと画素電極16との間に挿入され、PMOSトランジスタM10のゲートが、NMOSトランジスタM4・M6に接続されるとともに、NMOSトランジスタM11のゲートが、NMOSトランジスタM5・M7に接続されている。
これにより、NMOSトランジスタM4〜M7(スイッチ回路12・13)がオンに切り替えられている間は、D−FF1およびD−FF2の出力信号(Q,QB)に基づいて、PMOSトランジスタM10およびNMOSトランジスタM11が、オンまたはオフになる。オンになる場合(スイッチ回路15:オン)、VCOM逆相ラインと画素電極16とが電気的に接続され、VCOM逆相信号が画素電極16に供給される。
一方、NMOSトランジスタM4〜M7(スイッチ回路12・13)がオフに切り替えられている間は、PMOSトランジスタM10およびNMOSトランジスタM11は、スイッチ回路12・13がオンであった直前の状態を保持する。
画素電極16は、表示すべき画像(画像データ)に応じた電圧を、液晶容量17に印加するためのものである。液晶容量17は、画素電極16と、コモン信号VCOMが印加されるコモン電極との間に構成されている。
次に、図1および図2を参照しながら、上記構成を有する画素10の駆動方法について説明する。
図2は、画素10を駆動しているときの各信号の波形を示すタイミングチャートである。図2に示すように、1フレーム期間に、画素10へ画像データを書き込む期間T1と、画素10の画像データを読み出す期間T2とが設定されている。なお、期間T1では、画像データを読み出さない。
まず、画素10へ画像データを書き込む期間T1の画素10の駆動方法について説明する。
期間T1では、ゲートドライバ24は、書込選択ラインL3を1水平走査期間ずつ順次選択して、書込選択信号Gate0を高レベルに切り替える。書込選択信号Gate0が高レベルに変化している間、書込選択ラインL3に接続された水平方向1ラインの各画素10では、スイッチ回路11がオンとなり、D−FF1およびD−FF2に画像データが書込み可能となる。
そして、この1ライン内水平走査期間に、バイナリドライバ23は、データ信号線L1およびクロックラインL2を通して、選択されている水平方向1ラインの各画素10に対し、2ビット分のクロック信号CKおよび画像データであるデータ信号Dataを順次送信する。
具体的に説明すると、書込選択信号Gate0が高レベルに変化している間、バイナリドライバ23は、データ信号線L1を通して、2ビットのデータ信号Data(デジタル信号)を、下位ビット(2)、上位ビット(2)の順で順次送信する。またこのとき、バイナリドライバ23は、クロックラインL2を通して、下位ビット(2)のデータ信号Dataを送信している間に1つ目のクロック信号CKを送信し、上位ビット(2)のデータ信号Dataを送信している間に2つ目のクロック信号CKを送信する。
一方、D−FF1は、CK端子に供給される1つ目のクロック信号CKの立上りのタイミングに基づいて、D端子に供給されているデータ信号Data、すなわち下位ビット(2)のデータ信号Dataをラッチする。
また同時に、D−FF2は、CK端子に供給される1つ目のクロック信号CKの立上りのタイミングに基づいて、D端子に供給されているD−FF1のQ端子の出力データをラッチする。このときのD−FF1のQ端子の出力データは、前水平走査時の保持データである。
続いて、D−FF1は、CK端子に入力される2つ目のクロック信号の立上りのタイミングに基づいて、D端子に供給されているデータ信号Data、すなわち上位ビット(2)のデータ信号Dataをラッチする。
また同時に、D−FF2は、CK端子に入力される2つ目のクロック信号の立上りのタイミングに基づいて、D端子に供給されているD−FF1のQ端子の出力データ、すなわち下位ビット(2)のデータをラッチする。
これにより、画素10内部のD−FF1およびD−FF2によって、供給するクロック信号CKの立上りのタイミングで、画像データが取得され保持される。D−FF1のQ端子およびQB端子は、上位ビット(2)のデータを保持する2ノードとなる。D−FF2のQ端子およびQB端子は、下位ビット(2)のデータを保持する2ノードとなる。
水平方向1ラインの他の画素10に対して同時に画像データの書き込みを行った後、ゲートドライバ24は、書込選択信号Gate0を低レベルに切り替える。なお、図2は、水平方向1ラインの各画素10に対し、同時に画像データの書き込みを行う場合を示しているが、画像データの書き込みは順次行ってもよい。そして、次の水平方向1ラインを選択して、画素10内に画像データを書き込んでいく。その結果、全ての画素10に画像データが書き込まれる。
このように、液晶表示装置21では、画素10内部にD−FF1およびD−FF2を持つため、クロック信号CKによって画像データの書き込みを制御することが可能となる。それゆえ、図12に示した従来の画像表示装置のように、各ビット(2ノード、2ノード)へ画像データを送るタイミングを制御するための書込選択ラインL3を、ビット毎に設ける必要がない。
また、液晶表示装置21では、静止画のように画像データが変化しない場合は、書き込み操作を行わないことで、低消費電力化が可能となっている。
次いで、画素10の画像データを読み出す期間T2の画素10の駆動方法について説明する。
期間T2では、ゲートドライバ24は、読出選択ラインL4・L5をビットの重みに合わせたタイミングで走査し、VCOM同相信号・VCOM逆相信号をビットの重みに合わせて選択する。ここでは、2ビットであるので、ゲートドライバ24によって、読出選択ラインL4・L5を走査し、上位ビット(2)のデータを2/3フレーム期間、下位ビット(2)のデータを1/3フレーム期間、スイッチ回路14・15に送信する。
読出選択信号Read0・Read1が高レベルに変化している間、読出選択ラインL4・L5に接続された水平方向1ラインの各画素10では、スイッチ回路12・13がオンとなり、D−FF1およびD−FF2の保持データを読み出すことが可能となる。読み出したデータに応じてスイッチ回路14・15がオンまたはオフとなり、画素電極16に、VCOM同相信号またはVCOM逆相信号が供給される。
具体的に説明すると、まず、ゲートドライバ24は、読出選択信号Read1を高レベルに切り替える。読出選択信号Read1が高レベルに変化している間、スイッチ回路12がオンになり、上位ビット(2)のデータ(D―FF1の保持データ(Q,QB))がスイッチ回路14・15に供給される。これにより、上位ビット(2)のデータに応じて、スイッチ回路14・15のいずれか一方がオンとなる。スイッチ回路14がオンとなる場合はVCOM同相信号が、スイッチ回路15がオンとなる場合はVCOM逆相信号が、画素電極16に供給される。
例えば、読出選択信号Read1の走査時に、上位ビット(2)のデータが(D−FF1:Q=1、QB=0)の場合、スイッチ回路15がオンとなり、VCOM逆相信号が画素電極16に供給される。よって、2/3フレーム期間、液晶容量17には高い信号レベルが印加される。
続いて、2/3フレーム期間経過後、ゲートドライバ24は、読出選択信号Read1を低レベルに切り替えるとともに、読出選択信号Read0を高レベルに切り替える。読出選択信号Read0が高レベルに変化している間、スイッチ回路13がオンとなり、下位ビット(2)のデータ(D―FF2の保持データ(Q,QB))がスイッチ回路14・15に供給される。これにより、下位ビット(2)のデータに応じて、スイッチ回路14・15のいずれか一方がオンとなる。スイッチ回路14がオンとなる場合はVCOM同相信号が、スイッチ回路15がオンとなる場合はVCOM逆相信号が、画素電極16に供給される。
例えば、読出選択信号Read0の走査時に、下位ビット(2)が(D−FF2:Q=0、QB=1)の場合、スイッチ回路14がオンとなり、VCOM同相信号が画素電極16に供給される。よって、1/3フレーム期間、液晶容量17には低い信号レベルが印加される。なお、図2のように下位ビット(2)を表示する1/3フレーム期間に読出選択信号Read0・Read1を低レベルに切り替え、スイッチ回路12・13を遮断した上で、D−FF1・D−FF2へのデータ書込みを行っている。
このように、画素10において2ノードおよび2ノードに保持されているデータを、読出選択信号Read0・Read1が高レベルになる時間に重みをつけて、時分割駆動により読み出すことによって、画像データを2ビット階調で表現することが可能となる。なお、読出選択ラインL4・L5が共通に設けられている場合、読出選択信号Read0・Read1によって、期間T2で全ての画素10に同時に同じ電位を与えることが可能である。
以上のように、本実施の形態の液晶表示装置21は、D−FF1およびD−FF2を有する画素10と、画像データが2ビットのデータ信号Dataとして供給されるデータ信号線L1と、クロック信号CKが供給されるクロックラインL2と、D−FF1およびD−FF2とデータ信号線L1とを電気的に接続するための書込選択信号Gate0が供給される書込選択ラインL3と、D−FF1およびD−FF2にそれぞれ書き込まれた各ビットデータを読み出すための読出選択信号Read0・Read1が供給される読出選択ラインL4・L5とを備え、D−FF1およびD−FF2は、書込選択信号Gate0が供給されているときにクロック信号CKのタイミングに基づいて、D端子の入力データを取得して保持するとともに、書込選択信号Gate0が供給されているときに最前段のD−FF1のD端子がデータ信号線L1と電気的に接続されるように、縦続接続されている構成である。
これにより、クロック信号CKに基づいて、D−FF1は、データ信号線L1からデータ信号Dataを随時取得し保持するとともに、D−FF2は、D−FF1からデータ信号Dataを随時取得し保持する。それゆえ、書込選択信号Gate0が供給されているときに2個のクロック信号CKが所定のタイミングで供給されることによって、データ信号線L1に供給されている2ビットのデータ信号Dataが、D−FF1およびD−FF2に1ビットずつ保持される。
よって、D−FF1およびD−FF2へのデータ信号Dataの書き込みは、クロック信号CKで制御することが可能となるので、D−FF1およびD−FF2へデータ信号Dataを送るタイミングを制御するために、書込選択ラインL3をD−FF1およびD−FF2毎に設ける必要がない。
したがって、書込選択ラインL3を、ビット数に関わらず、1画素当り1本とすることが可能となり、1画素当りの信号線数を減少させることが可能となる。それゆえ、高開口率で画素サイズを小さくすることが可能となる。
液晶表示装置21では、1つの画素10に、2ビットのデータを保持する場合、縦方向のデータ信号線L1およびクロックラインL2と、横方向の書込選択ラインL3並びに読出選択ラインL4・L5との他、VCOM同相ライン、VCOM逆相ライン、高側電源VDDを供給する電源ライン、および、低側電源VSSを供給する電源ラインの計9本の信号線が接続される。
なお、上述した液晶表示装置21では、画素10が2ビット階調に対応するように構成されている場合について説明したが、これに限らず、画素10は、Nビット階調(N:2以上の整数)に対応するように構成することができる。
この場合、画素10には、D−FFをビット数分備え、各D−FFは、書込選択信号Gate0が供給されているときに最前段のD−FFの入力(D端子)がデータ信号線L1と電気的に接続されるように、縦続接続されている構成とすればよい。
また、1つの画素10に対し、Nビットの階調を保持する場合、計N+7本の信号線が必要となっている。これに対し、例えば、図12に示した従来の画像表示装置では、1つの画素110に対し、Nビットの階調を保持する場合、計2N+5本の信号線が必要となっている。
それゆえ、液晶表示装置21では、2ビットよりも細かい階調を画素10に保持する場合、従来と比較して、1画素に接続する信号線数を削減することが可能となる。よって、ビット数が高い場合であっても、画素10を小さくすることが可能となっている。
加えて、1水平ラインあたりの書込選択ラインを1本としたことで、アクティブエリア22外から画素10までの配線負荷を低減することが可能となり、画像データ書き込み時の低消費電力化が可能となる。
〔実施の形態2〕
上述した液晶表示装置21では、画素10にD−FFをビット数分設けることによって、画像データの保持を行っている。ところが、D−FFを用いる場合、一般的な単純ラッチ(SRAM)を用いた構成と比べて、1ビット当りのトランジスタ数が増加する。
図4は、一般的なD−FF1aの構成を示す回路図である。図4に示すように、D−FF1aは、スイッチ回路31〜34、並びに、インバータ回路35〜38を備えている。
スイッチ回路31〜34は、PMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタからなるCMOSスイッチ回路であり、クロック信号CKおよびクロック信号CKの反転信号に応じてオン/オフが切り替えられる。インバータ回路35〜38は、PMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタからなるCMOSインバータ回路であり、入力信号の反転信号を出力する。スイッチ回路31・32、並びに、インバータ回路35・36により、サンプル部30aが構成されている。
それゆえ、D−FF1aは、計16個のトランジスタで構成されている。また、この構成によれば、クロック信号の反転信号が必要であるため、さらにインバータ回路が必要となっている。
本実施の形態の液晶表示装置は、この点を改善するために、トランジスタ数を削減したD−FFを備えるものである。これにより、D−FFを用いるときのトランジスタ数の増加を抑制することが可能となっている。なお、本実施の形態の液晶表示装置は、D−FF以外は、前記実施の形態1の液晶表示装置21と同一の構成を有する。
図5は、本実施の形態のD−FF1bの一構成例を示す回路図である。図5に示すように、D−FF1bは、スイッチ回路31・33・34、インバータ回路37・38、並びに、キャパシタ39を備えている。D−FF1bのサンプル部30bは、スイッチ回路31・33、並びにキャパシタ39により構成されている。
D−FF1bでは、D端子からQ端子までの間に、D端子側から順に、スイッチ回路31・33、インバータ回路37が挿入されている。キャパシタ39は、スイッチ回路31とスイッチ回路33との間の経路上の一点と、低側電源VSSとの間に挿入されている。また、インバータ回路38が、インバータ回路37の出力からQB端子までの間に挿入されている。スイッチ回路34が、インバータ回路38の出力からインバータ回路37の入力までの間に挿入されている。
よって、D−FF1bは、計10個のトランジスタで構成されており、D−FF1aと比較して、素子数が低減されている。これは、D−FF1bは、初段サンプルメモリであるサンプル部30bが、SRAMでなく、キャパシタ39を用いてデータを保持(蓄積)するDRAMとして構成されているためである。
また、さらに望ましくは、D−FF1bにおいてスイッチ回路31・33・34を単一のトランジスタに置き換えた、図6に示すD−FF1cを備えてもよい。
図6は、D−FF1cの一構成例を示す回路図である。図6に示すように、D−FF1cは、PMOSトランジスタ31a、NMOSトランジスタ33a、PMOSトランジスタ34a、インバータ回路37・38、並びに、キャパシタ39を備えている。
この構成によれば、クロック信号CKの反転信号は不要となり、さらに、D−FF1cは計7個のトランジスタで構成されているので、トランジスタ数の増加の抑制に大きく寄与することが可能となる。特に、ビット数が高いほど、トランジスタ数の増大を防ぐことが可能となる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1,2と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1,2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の液晶表示装置(表示装置)は、前記実施の形態1の液晶表示装置21の構成のうち、画素10に替えて、画素40を備えている。また、本実施の形態の液晶表示装置は、画素40を備えることで、前記実施の形態1の液晶表示装置21と比較して、1画素当りに必要な信号線数が削減されている。なお、以下では、説明の便宜上、ある1つの画素40を参照してその構成を説明するが、アクティブエリア22に配置された各画素40は、同一の構成を有している。
図7は、画素40の一構成例を示す回路図である。
図7に示すように、画素40は、D−FF1、D−FF2、スイッチ回路11・41〜44、キャパシタ45〜47、並びに、画素電極16を備えている。画素40は、2ビット階調に対応するように構成されているが、勿論2ビットに限るものではない。
D−FF1およびD−FF2は、高側参照電源Vrefと低側参照電源Vref_lとの間に挿入されている。これにより、D−FF1およびD−FF2は、「1」のデータとして、高側参照電源Vrefに対応する高レベルの信号を保持・出力し、「0」のデータとして、低側参照電源Vref_lに対応する低レベルの信号を保持・出力する。
スイッチ回路41は、ゲートドライバ24から供給される書込選択信号Gate0に基づいてオン/オフが切り替えられる回路であり、PMOSトランジスタM14・M15により構成されている。PMOSトランジスタM14は、D−FF1のQB端子とスイッチ回路43(NMOSトランジスタM18)との間に挿入され、ゲートが書込選択ラインL3に接続されている。PMOSトランジスタM15は、D−FF1のQ端子とスイッチ回路43(PMOSトランジスタM19)との間に挿入され、ゲートが書込選択ラインL3に接続されている。
これにより、ゲートドライバ24によって書込選択信号Gate0が低レベルに切り替えられている間は、PMOSトランジスタM14・M15はオンになる(スイッチ回路41:オン)。よって、D−FF1のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路43とが電気的に接続される。
一方、ゲートドライバ24によって書込選択信号Gate0が高レベルに切り替えられている間は、PMOSトランジスタM14・M15はオフになる(スイッチ回路41:オフ)。よって、D−FF1のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路43とが電気的に遮断される。
スイッチ回路42は、ゲートドライバ24から供給される書込選択信号Gate0に基づいてオン/オフが切り替えられる回路であり、PMOSトランジスタM16・M17により構成されている。PMOSトランジスタM16は、D−FF2のQB端子とスイッチ回路44(NMOSトランジスタM20)との間に挿入され、ゲートが書込選択ラインL3に接続されている。PMOSトランジスタM17は、D−FF2のQ端子とスイッチ回路44(PMOSトランジスタM21)との間に挿入され、ゲートが書込選択ラインL3に接続されている。
これにより、ゲートドライバ24によって書込選択信号Gate0が低レベルに切り替えられている間は、PMOSトランジスタM16・M17はオンになる(スイッチ回路42:オン)。よって、D−FF2のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路44とが電気的に接続される。
一方、ゲートドライバ24によって書込選択信号Gate0が高レベルに切り替えられている間は、PMOSトランジスタM16・M17はオフになる(スイッチ回路42:オフ)。よって、D−FF2のQ端子およびQB端子と、スイッチ回路44とが電気的に遮断される。
スイッチ回路43は、ゲートドライバ24から供給される読出選択信号Read0に基づいてオン/オフが切り替えられる回路であり、NMOSトランジスタM18およびPMOSトランジスタM19により構成されている。NMOSトランジスタM18は、スイッチ回路41(PMOSトランジスタM14)とキャパシタ45との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL4に接続されている。PMOSトランジスタM19は、スイッチ回路41(PMOSトランジスタM15)とキャパシタ45との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL4に接続されている。
これにより、スイッチ回路41がオンに切り替えられているとともに、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read0が高レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM18はオンになり、PMOSトランジスタM19はオフになる。よって、D−FF1のQB端子とキャパシタ45とが電気的に接続される。
一方、スイッチ回路41がオンに切り替えられているとともに、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read0が低レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM18はオフになり、PMOSトランジスタM19はオンになる。よって、D−FF1のQ端子とキャパシタ45とが電気的に接続される。
スイッチ回路44は、ゲートドライバ24から供給される読出選択信号Read0に基づいてオン/オフが切り替えられる回路であり、NMOSトランジスタM20およびPMOSトランジスタM21により構成されている。NMOSトランジスタM20は、スイッチ回路42(PMOSトランジスタM16)とキャパシタ46との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL4に接続されている。PMOSトランジスタM21は、スイッチ回路42(PMOSトランジスタM17)とキャパシタ46との間に挿入され、ゲートが読出選択ラインL4に接続されている。
これにより、スイッチ回路42がオンに切り替えられているとともに、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read0が高レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM20はオンになり、PMOSトランジスタM21はオフになる。よって、D−FF2のQB端子とキャパシタ46とが電気的に接続される。
一方、スイッチ回路42がオンに切り替えられているとともに、ゲートドライバ24によって読出選択信号Read0が低レベルに切り替えられている間は、NMOSトランジスタM20はオフになり、PMOSトランジスタM21はオンになる。よって、D−FF2のQ端子とキャパシタ46とが電気的に接続される。
キャパシタ45は、上位ビット(2)のデータを入力するように構成されており、スイッチ回路41・43に構成されるトランジスタが全て導通状態のとき、D−FF1のQ端子およびQB端子に電気的に接続される。キャパシタ45は、キャパシタンス2Cを有しており、一方の端子が、スイッチ回路43に接続されるとともに、他方の端子が、画素電極16に接続されている。
キャパシタ46は、下位ビット(2)のデータを入力するように構成されており、スイッチ回路42・44に構成されるトランジスタが全て導通状態のとき、D−FF2のQ端子およびQB端子に電気的に接続される。キャパシタ46は、キャパシタンスCを有しており、一方の端子が、スイッチ回路44に接続されるとともに、他方の端子が、画素電極16に接続されている。
キャパシタ47(調整用キャパシタ)は、キャパシタンスC’を有しており、一方の端子が、低側参照電源Vref_lに接続されるとともに、他方の端子が、画素電極16に接続されている。キャパシタンスC’は、例えばキャパシタンスCとすることができ、任意に設定することができる。
なお、キャパシタ45〜47によって、画素40内に保持された各ビットデータがDA変換され、その変換により生成された出力が画素電極16に供給することになる。キャパシタ45・46は、各ビットの重みによってキャパシタンスが変化させられている。このキャパシタ45〜47によるDA変換については、詳細に後述する。
次に、図7および図8を参照しながら、上記構成を有する画素40の駆動方法について説明する。
図8は、画素40を駆動しているときの各信号の波形を示すタイミングチャートである。
画素40への画像データの書き込みは、前記実施の形態1で説明した画素10への画像データの書き込みと同様に行う。なお、画素40では、書込選択信号Gate0が高レベルに変化している間は、スイッチ回路41・42はオフになっている。
画像データの書き込みが終了し、書込選択信号Gate0が低レベルになると(書込選択ラインL3の電位が下がると)、スイッチ回路41・42がオンになる。このようにスイッチ回路41・42がオン状態のときに、画素40の画像データの読み出しを行う。
読み出し期間では、ゲートドライバ24は、読出選択ラインL4を1フレーム期間ずつ反転する。ゲートドライバ24は、読出選択ラインL4を通して、反転信号である読出選択信号Read0を出力する。読出選択信号Read0(反転信号)の信号レベルに応じて、NMOSトランジスタM18・M20、並びに、PMOSトランジスタM19・M21が、オンまたはオフとなることにより、画素40の保持データ(Q,QB)が、キャパシタ45・46の片方の電極へ送信される。その結果、保持データ(Q,QB)に基づきDA変換された信号が、画素電極16に供給される。
例えば、読出選択信号Read0が低レベルに変換している間(反転信号:オフ)、PMOSトランジスタM19・M21がオンとなり、NMOSトランジスタM18・M20がオフとなる。これにより、D−FF1およびD−FF2の各ビットデータのうち、Q端子のデータ(データに応じた電圧)が、信号V1・V0としてキャパシタ45・46にそれぞれ印加される(Qによる正出力)。その結果、キャパシタ45〜47によるDA変換によって、上記Q端子のデータに基づく信号が画素電極16に供給される。
一方、読出選択信号Read0が高レベルに変換している間(反転信号:オン)、NMOSトランジスタM18・M20がオンとなり、PMOSトランジスタM19・M21がオフとなる。これにより、D−FF1およびD−FF2の各ビットデータのうち、QB端子のデータ(データに応じた電圧)が、信号V1・V0としてキャパシタ45・46にそれぞれ印加される(QBによる反転出力)。その結果、キャパシタ45〜47によるDA変換によって、上記QB端子のデータに基づく信号が画素電極16に供給される。
ここで、図9を参照しながら、キャパシタ45〜47によるDA変換について説明する。
図9は、Nビットのデータを、N個のキャパシタによりDA変換する様子を示す回路図である。図9に示すように、NビットのデータのDA変換を行う場合、N個のキャパシタ51−n、…、51−2、51−1と、キャパシタ52とが備えられる。
キャパシタ51−n、…、51−2、51−1は、一方の端子が画素電極16に接続されるとともに、他方の端子には信号VN−1、…、V、Vが印加される。キャパシタ51−n、…、51−2、51−1は、印加される信号のビットの重みに応じたキャパシタンス2N−1C、…、2C、Cを有している。
キャパシタ52は、一方の端子が画素電極16に接続され、他方の端子が、D−FFの低電圧側と同一の電位である低側参照電源Vref_lに接続される。キャパシタ52は、任意に設定可能なキャパシタンスC’を有している。
これら構成によるDA変換によって生成される画素電極電位Voutを、下記に示す。キャパシタ52のキャパシタンスC’は、C’=Cとしている。
なお、図9に示す構成の場合、画素電極16はどの電極にも接続せず、浮遊電極となることがある。このため、画素電極電位Voutは初期電荷Qによって影響される。しかし、液晶容量17が有限の抵抗値を持つことから、液晶容量17に電圧を+−入れ替えて(AC駆動)印加すると、平均的な液晶容量17の印加電圧が0になるように初期電荷Qが変化し、画素電極電位Voutの信号中心電位は一定に落ち着く。
図10に、画素40における画素電極16の電位変化を示す。なお、図10では、2ノードおよび2ノードのQがともに、1(高レベル)を保持している場合を示している。
読出選択ラインL4には、反転信号である読出選択信号Read0が、コモン信号VCOMと同相で印加されている。これにより、内部保持データに合わせて、読出選択信号Read0が、高レベルのときにはNMOSトランジスタM18・M20がオンとなり、低レベルのときにはPMOSトランジスタM19・M20がオンとなることで、画素電極16への印加電圧が反転される。上述したように初期電荷Qによって画素電極電位Voutはシフトするが、AC駆動することにより、平均的な液晶容量17への印加電圧が0になるように信号はシフトする。
さらに必要に応じて、画素電極16を、高抵抗Rmを介して、目標信号中心電位Vref_m(参照電位)に接続してもよい。これにより、画素電極電位Voutは、信号中心電位が目標信号中心電位Vref_mになるように変化し、定常状態となる。よって、画素電極16の電位を、所望の信号中心電位を中心に変化させることが可能となる。
なお、高抵抗Rmは、液晶容量17の実効抵抗よりも小さく、かつ1フレーム表示期間内に画素電極電位Voutを保持できるように設定することが望ましい。但し、このような構成の場合は、目標信号中心電位Vref_mと送信するための配線が増加する。
以上のように、本実施の形態の液晶表示装置は、キャパシタ45〜47を備え、反転信号である読出選択信号Read0が供給されているときに、キャパシタ45〜47によるDA変換によって、D−FF1およびD−FFの保持データに基づく信号(電圧出力)が、画素電極16に供給(印加)される。よって、読出選択ラインを、反転信号ライン1本とすることが可能となり、1画素当りの信号線数をさらに削減することが可能となる。
さらには、前記実施の形態1の液晶表示装置21における、人の目の積分効果を利用した時分割による表示と比べて、本実施の形態の液晶表示装置の表示は、低フレームレートとすることが可能であり、低消費電力化が可能である。
また、D−FF1およびD−FF2に用いる高側参照電源Vrefおよび低側参照電源Vref_lは、高側電源VDDおよび低側電源VSSとしてもよいが、画素信号出力に合わせて設定することが好ましい。すなわち、高側参照電源Vrefおよび低側参照電源Vref_lは、画素信号出力(画素電極16の出力)に適した値として予め設定した、画素信号の最大値および最大値に合わせることが好ましい。これにより、画素電極16の電位振幅を、この差分内で調整することが可能となる。
さらには、D−FF1およびD−FF2の出力が画素信号値となるので、余分にVCOM同相信号やVCOM逆相信号を用意する必要が無い。その結果、1つの画素40に接続する信号線数は、2ビットのデータを保持する場合、縦方向のデータ信号線L1およびクロックラインL2と、横方向の書込選択ラインL3および読出選択ラインL4との他、高側参照電源Vrefを供給する電源ライン、および、低側参照電源Vref_lを供給する電源ラインの計6本に削減され、ビット数に依存しない。
よって、液晶表示装置では、1画素当りの信号線数が、ビット数によらず6本(目標信号中心電位Vref_mを用意する場合7本)となり、多階調とした際の高精細化の困難を解決することが可能となる。
また、上述した画素40では、キャパシタ45〜47を用いてDA変換を行う構成としたが、少なくともキャパシタ45・46、すなわちD−FFの保持データに基づく信号が印加されるキャパシタが備えられていればよい。
但し、キャパシタ47、すなわちD−FFに用いる低側参照電源Vref_lに接続されるキャパシタを備えることにより、そのキャパシタンスC’を変更することで、画素電極16の信号振幅を調整することが可能となる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、メモリ機能を有する画素を備え、高開口率で画素サイズを小さくすることが望まれる表示装置に関する分野に好適に用いることができるだけでなく、表示装置の製造方法に関する分野に好適に用いることができ、さらには、表示装置を備える各種電子機器に関する分野にも広く用いることができる。
10,40 画素
11〜15,41〜44 スイッチ回路
16 画素電極
17 液晶容量
21 液晶表示装置(表示装置)
21a 表示パネル
21b フレキシブルプリント基板
22 アクティブエリア
23 バイナリドライバ
24 ゲートドライバ
25 タイミングジェネレータおよびI/F部
26 Vcomドライバ
30a,30b サンプル部
39 キャパシタ
45,46 キャパシタ
47 キャパシタ
D−FF1,D−FF2 D型フリップフロップ(1ビットメモリ回路)
L1 データ信号線
L2 クロックライン(クロック信号線)
L3 書込選択ライン(書込走査信号線)
L4,L5 読出選択ライン(読出走査信号線)
Data データ信号(シリアルデータ)
CK クロック信号
Gate0 書込選択信号(書込信号)
Read0,Read1 読出選択信号(読出信号)
Vref 高側参照電源
Vref_I 低側参照電源
Vref_m 目標信号中心電位(参照電位)

Claims (7)

  1. 1ビットのデータを保持する1ビットメモリ回路をN個(N:2以上の整数)有する画素と、画像データがNビットのシリアルデータとして供給されるデータ信号線と、上記画素の各1ビットメモリ回路と上記データ信号線とを電気的に接続するための書込信号が供給される書込走査信号線と、上記画素の各1ビットメモリ回路にそれぞれ書き込まれた各ビットデータを読み出すための読出信号が供給される読出走査信号線とを備える表示装置であって、
    クロック信号が供給されるクロック信号線を備え、
    上記1ビットメモリ回路は、上記書込信号が供給されているときに上記クロック信号のタイミングに基づいて、入力データを取得して保持するD型フリップフロップであり、
    上記各D型フリップフロップは、上記書込信号が供給されているときに最前段のD型フリップフロップの入力が上記データ信号線と電気的に接続されるように、縦続接続されていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記各D型フリップフロップのサンプル部は、キャパシタを用いてデータを保持するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記D型フリップフロップ毎に設けられ、該D型フリップフロップが保持するデータのビットの重みに応じたキャパシタンスを有するキャパシタをさらに備え、
    上記各キャパシタは、
    一方の端子が、液晶容量に電圧を印加するための画素電極に接続されているとともに、
    他方の端子には、上記読出信号が供給されているときに、対応する上記D型フリップフロップの保持するデータに応じた電圧が印加されることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記各D型フリップフロップに用いる高側参照電源および低側参照電源は、上記画素電極の出力に設定された最大値および最小値に合わせて設定されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 上記画素電極は、抵抗を介して参照電位に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  6. 一方の端子が上記画素電極に接続され、他方の端子が上記各D型フリップフロップに用いる低側参照電源に接続される調整用キャパシタをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置をディスプレイとして備えていることを特徴とする電子機器。
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