JP2010264881A - エアバッグモジュールの配設構造 - Google Patents

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【課題】フロントピラを細くすることで視界をよくしたエアバッグモジュールの配設構造を提供する。
【解決手段】エアバッグモジュールの配設構造11は、車両12のルーフサイドレール及びフロントピラ17に沿って折り畳まれた状態で収納されているエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14と、エアバッグ14を折り畳んだ状態で保持する形状保持部材51と、エアバッグ14をカバーしているカバー体(プロテクタガーニッシュ)45と、を備える。形状保持部材51は、エアバッグ形状保持本体52と、エアバッグ形状保持本体52に連なり、長尺部品(ハーネス)15を係止している係止部54と、を備える。長尺部品(ハーネス)15とエアバッグ形状保持本体52との間のフロントピラ17の一部55にカバー体45を固定する固定部56を設けている。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗員とドアとの間に展開されるサイドカーテンエアバッグ本体及びハーネスなどの長尺部品をフロントピラの内部に配設しているエアバッグモジュールの配設構造に関するものである。
エアバッグモジュールの配設構造には、サイドカーテンエアバッグ装置のサイドカーテンエアバッグ本体を畳んでドアの上方のルーフにハーネスとともに収納しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来技術(特許文献1)は、乗員とドアとの間に展開されるサイドカーテンエアバッグ本体をフロントピラの内部にも畳み込んでいるため、ハーネスや管などの部品を含めるとフロントピラが太くなり、視界をより大きくすることが問題となっていた。
また、サイドカーテンエアバッグ本体を収納しているエアバッグ形状保持本体(カバー部材)にハーネス用のクランプ(ホルダ)を取付けるため、クランプ(ホルダ)を取り扱う必要があり、ハーネスの取付け作業を簡単にすることが問題となっていた。
特開2008−179273号公報
本発明は、フロントピラを細くすることで視界をよくし、ハーネスの配設作業が容易なエアバッグモジュールの配設構造を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両のルーフのルーフサイドレール及びフロントピラに沿って折り畳まれた状態で収納されているエアバッグと、エアバッグを折り畳んだ状態で保持する形状保持部材と、フロントピラに含まれ、少なくともエアバッグをカバーしているカバー体と、を備えたエアバッグモジュールの配設構造であって、形状保持部材は、エアバッグを保持しているエアバッグ形状保持本体と、エアバッグ形状保持本体に連なり、フロントピラに沿って配設した長尺部品を係止している係止部と、を備え、車両側面視で、長尺部品とエアバッグ形状保持本体との間のフロントピラの一部にカバー体を固定する固定部を設けていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、車両のルーフのルーフサイドレール及びフロントピラに沿って折り畳まれた状態で収納されているエアバッグと、エアバッグを折り畳んだ状態で保持する形状保持部材と、フロントピラに含まれ、少なくともエアバッグをカバーしているカバー体と、を備えたエアバッグモジュールの配設構造であって、形状保持部材は、エアバッグを保持しているエアバッグ形状保持本体と、エアバッグ形状保持本体に連なり、フロントピラに沿って配設した長尺部品を係止している係止部と、を備え、車両側面視で、係止部とエアバッグ形状保持本体との間のフロントピラの一部に係止部及びエアバッグの端を固定するエアバッグ端固定部を設けていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、車両側面視で、長尺部品とエアバッグ形状保持本体との間のフロントピラの一部にカバー体を固定する固定部を設けていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、エアバッグを折り畳んだ状態で保持する形状保持部材は、エアバッグを保持しているエアバッグ形状保持本体と、エアバッグ形状保持本体に連なり、フロントピラに沿って配設した長尺部品を係止している係止部と、を備え、車両側面視で、長尺部品とエアバッグ形状保持本体との間のフロントピラの一部にカバー体を固定する固定部を設けているので、形状保持部材で長尺部品(例えば、ハーネス)を係止することによって、車両側面視で、折り畳んだエアバッグ(エアバッグ形状保持本体)と長尺部品(例えば、ハーネス)とを固定部を挟んで配置することになり、固定部の車両前後方向の空間を小さくでき、カバー体の車両前後方向の長さ(幅)を小さくすることができる。従って、乗員の視点に対し、カバー体を細く形成することができる。
また、エアバッグ形状保持本体から長尺部品(例えば、ハーネス)まで延ばして長尺部品(例えば、ハーネス)を固定する係止部(フック)を一体に設けたので、長尺部品(ハーネス)をフロントピラに止めるクリップを省くことができる。その結果、クリップを取り扱う必要がなくなり、長尺部品(ハーネス)の配設作業は容易になる。
請求項2に係る発明では、エアバッグを折り畳んだ状態で保持する形状保持部材は、エアバッグを保持しているエアバッグ形状保持本体と、エアバッグ形状保持本体に連なり、フロントピラに沿って配設した長尺部品を係止している係止部と、を備え、車両側面視で、係止部とエアバッグ形状保持本体との間のフロントピラの一部に係止部及びエアバッグの端を固定するエアバッグ端固定部を設けているので、エアバッグ形状保持本体に一体に設けた係止部によって、長尺部品(ハーネス)をフロントピラに止めるクリップを省くことができる。その結果、クリップを取り扱う必要がなくなり、長尺部品(ハーネス)の配設作業は容易になる。
また、フロントピラのエアバッグ端固定部にエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ袋体)の端を強固に固定することができ、同時に、エアバッグ端固定部に係止部を介して長尺部品(例えば、ハーネス)を強固に固定することができる。
さらに、予め長尺部品以外の部品(例えば、ドレン管)をエアバッグやエアバッグ端固定部より車両上方へ組み付けることができ、エアバッグ及び長尺部品の組み付け性を向上させることができる。
加えて、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ袋体)を展開したとき、エアバッグ形状保持本体に発生する展開反力をエアバッグ形状保持本体からフロントピラのエアバッグ端固定部に伝えることができ、エアバッグ形状保持本体から係止部を介して長尺部品(例えば、ハーネス)へ伝わる展開反力を低減することができる。
請求項3に係る発明では、車両側面視で、長尺部品とエアバッグ形状保持本体との間のフロントピラの一部にカバー体を固定する固定部を設けているので、形状保持部材で長尺部品(例えば、ハーネス)を係止することによって、車両側面視で、折り畳んだエアバッグ(エアバッグ形状保持本体)と長尺部品(例えば、ハーネス)とを固定部を挟んで配置することになり、固定部の車両前後方向の空間を小さくでき、カバー体の車両前後方向の長さ(幅)を小さくすることができる。従って、乗員の視点に対し、カバー体を細く形成することができる。
本発明の実施例1に係るエアバッグモジュールの配設構造の概要を示す図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線断面図である。 実施例1に係るエアバッグモジュールの配設構造の斜視図である。 本発明の実施例2に係るエアバッグモジュールの配設構造の断面図である。 図5の6−6線断面図である。 実施例2に係るエアバッグモジュールの配設構造の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例1、実施例2で詳細に説明する。
実施例1に係るエアバッグモジュールの配設構造11は、図1、図2に示すように、車両12のサイドカーテンエアバッグ装置13に採用され、サイドカーテンエアバッグ本体14及び長尺部品15(図2参照)を車体16のフロントピラ17に収納したものである。以降で具体的に説明していく。
車両12は、図1〜図3のように、車室21と、車体16と、左前ドア23と、右前ドア24と、フロントガラス25と、ルーフ27から車両12下方へ延ばして水を導く図2のドレン管31と、電線33を複数束ねたハーネス(長尺部品)15と、を有する。
車体16は、左のサイドボデー35と、右のサイドボデー36と、ルーフ27と、左のサイドボデー35に含まれる左のフロントピラ17と、右のサイドボデー36に含まれる右のフロントピラ17と、を備え、ほぼ左右対称である。
左のフロントピラ17は、図2、図3のように、鋼製のフロントピラパネル37(アウタパネル41、インナパネル42と、補強パネル43)と、フロントピラパネル37に取付けられフロントピラ17の内装をなす樹脂製のプロテクタガーニッシュ45と、を備え、エアバッグモジュールの配設構造11が配置されている。
次に、実施例1に係るエアバッグモジュールの配設構造11を主体に図1〜図4で説明する。
エアバッグモジュールの配設構造11は、車両12のルーフ27のルーフサイドレール47及びフロントピラ17に沿って折り畳まれた状態で収納されているエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14と、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14を折り畳んだ状態で保持する形状保持部材51と、フロントピラ17に含まれ、少なくともエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14をカバーしているカバー体(プロテクタガーニッシュ)45と、を備える。
形状保持部材51は、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14を保持しているエアバッグ形状保持本体52と、エアバッグ形状保持本体52に連なり、フロントピラ17に沿って配設した長尺部品(ハーネス)15を係止している係止部54と、を備え、エアバッグモジュールの配設構造11は、車両12側面視(矢印a1の方向(図3の視点))で、長尺部品(ハーネス)15とエアバッグ形状保持本体52との間のフロントピラ17の一部55にカバー体(プロテクタガーニッシュ)45を固定する固定部56を設けている。
なお、長尺部品をハーネス15としたが、長尺部品がドレン管31でもよい。
エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14は、端に形成されている取付け部57をエアバッグ形状保持本体52を通して車体16に、具体的にはフロントピラ17のインナパネル42のエアバッグ端固定部61にボルト58で締結している。サイドカーテンエアバッグ装置13のインフレータ62のガスでエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14を展開した際に、端が取付け部57でエアバッグ形状保持本体52内に保持される。
なお、サイドカーテンエアバッグ装置13は、インフレータ62やインフレータ62を作動させるためのセンサーなどの部品や情報は既存のものと同様である。
エアバッグ形状保持本体52は、断面U字形に形成され、バッグ展開口64を車両12下方へ向け、バッグ展開口64に対向している上部65にエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14の取付け部57を通す取り出し口66を開けている。そして、上部65に長尺部品(ハーネス)15をクランプする係止部54が所望のピッチで形成されている。
係止部54は、エアバッグ形状保持本体52に連ねて板状の接続板部68が形成され、接続板部68の端にハーネス15固定用のフック71が形成され、接続板部68にリブ72を直角に立設して、リブ72の一端をエアバッグ形状保持本体52の上部65に接続し、リブ72の他端をフック71に接続している。
フック71は、長尺部品(ハーネス)15の位置にドレン管31を配管し、長尺部品(ハーネス)15の位置を変えた場合、必要に応じて内径など寸法を変更することで、ドレン管31の固定にも使用可能なものである。
その場合には、当然、ドレン管31とエアバッグ形状保持本体52との間にカバー体(プロテクタガーニッシュ)45を固定する固定部56が位置することになる。
固定部56は、フロントピラ17のインナパネル42に形成され、図2のインナパネル42の幅に対する中央を車室21の内方へ向けて二点鎖線で示すように膨出させ、高さを高く形成している。その結果、ハーネス15とドレン管31を乗員の視点に対し、重なるように並列に配置することができ、乗員の視点に対し、カバー体(プロテクタガーニッシュ)45を細く形成することができる。
エアバッグモジュールの配設構造11は、より詳しくは、乗員の視点の高さでフロントピラ17の長手方向に直交する断面視(図2の視点)で、フロントピラ17の内部に、サイドカーテンエアバッグ本体14を収納・保持しているエアバッグ形状保持本体52が配置され、エアバッグ形状保持本体52の車両12上方へ向いている上部65の上面に近接させてカバー体(プロテクタガーニッシュ)45のクリップベース74及びクリップベース74に挿入してフロントピラ17のインナパネル42に設けた固定部56に嵌めることでカバー体(プロテクタガーニッシュ)45を固定するクリップ75が配置され、クリップベース74並びにクリップベース74近傍のカバー体(プロテクタガーニッシュ)45の裏面に近接させてハーネス15が配設されて、ハーネス15がエアバッグ形状保持本体52に連ねて設けられた係止部54に把持されることで固定されている。また、ハーネス15の軸線77に対し、ドレン管31の外面を車両12の外側に配置して、ドレン管31がフロントピラ17のインナパネル42にクリップ78で固定されている。
言い換えると、フロントピラ17の長手方向に直交する断面視(図2の視点)で、ハーネス15は、ハーネス15の半径中心Chとドレン管31の半径中心Cdを通る線Lcが前座席側へ指向(矢印a2の方向)するように配置されいる。左のフロントピラ17では、線Lcを助手席側へ指向させ、右のフロントピラ17では、線Lcを運転席側へ指向させている。
なお、ハーネス15とドレン管31の位置関係は、任意であり、逆でも可能である。例えば、係止部54でドレン管31を支持する。
次に、本発明の実施例1に係るエアバッグモジュールの配設構造11の作用を説明する。
エアバッグモジュールの配設構造11は、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14を保持する形状保持部材51のエアバッグ形状保持本体52から長尺部品(ハーネス)15まで延ばして長尺部品(ハーネス)15を固定する係止部54(フック71)を一体に設けたので、任意の位置に長尺部品(ハーネス)15を固定することができ、フロントピラ17を細くすることができる。
すなわち、カバー体(プロテクタガーニッシュ)45を固定するクリップベース74をエアバッグ形状保持本体52とで挟む位置に長尺部品(ハーネス)15を配置することにより、クリップベース74及びインナパネル42の固定部56に近接させて、長尺部品(ハーネス)15及びドレン管31を配置し、固定部56の車両前後に位置する空間を小さくすることができ、カバー体(プロテクタガーニッシュ)45の幅を小さくすることができる。
また、エアバッグ形状保持本体52から長尺部品15(例えば、ハーネス)まで延ばして長尺部品15(例えば、ハーネス)を固定する係止部54(フック71)を一体に設けたので、長尺部品(ハーネス)15を止めるクリップを省くことができる。その結果、クリップの成形や管理などのコストを抑えることができ、且つ、クリップを取り扱う動作が必要なくなり、長尺部品(ハーネス)15の配設作業は容易になる。
次に、実施例2に係るエアバッグモジュールの配設構造11Bを図5〜図7で説明する。図5は図3に対応する図である。上記図1〜図4に示す実施例1と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
実施例2に係るエアバッグモジュールの配設構造11Bは、形状保持部材51Bと、エアバッグ端固定部61Bと、を備えていることを特徴とする。
すなわち、エアバッグモジュールの配設構造11Bは、車両12のルーフ27のルーフサイドレール47及びフロントピラ17に沿って折り畳まれた状態で収納されているエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14と、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14を折り畳んだ状態で保持する形状保持部材51Bと、フロントピラ17に含まれ、少なくともエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14をカバーしているカバー体(プロテクタガーニッシュ)45と、を備える。
形状保持部材51Bは、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14を保持しているエアバッグ形状保持本体52と、エアバッグ形状保持本体52に連なり、フロントピラ17に沿って配設した長尺部品15(例えば、ハーネス)を係止している係止部54Bと、を備え、エアバッグモジュールの配設構造11Bは、車両12側面視で、係止部54Bとエアバッグ形状保持本体52との間のフロントピラ17の一部55に係止部54B及びエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14の端を固定するエアバッグ端固定部61Bを設けていることを特徴とする。
なお、長尺部品をハーネス15としたが、長尺部品がドレン管31でもよい。
車両12側面視で、長尺部品15(例えば、ハーネス)とエアバッグ形状保持本体52との間のフロントピラ17の一部55にカバー体(プロテクタガーニッシュ)45を固定する固定部56を設けていることを特徴とする。
係止部54Bは、エアバッグ形状保持本体52に連ねて板状の接続板部68Bが形成され、接続板部68Bにエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14の取付け部57を重ねる凹部81が取付け部57の厚さより深く凹状に形成され、凹部81にボルト82を通す孔83が開けられ、接続板部68Bの端にハーネス固定用のフック71が形成され、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14の取付け部57に中央を重ね、端部を接続板部68Bに重ねた押さえ部材84が形成され、押さえ部材84、取付け部57及び接続板部68Bをボルト82及びナット86でエアバッグ端固定部61Bに締結している。
押さえ部材84には、ボルト用の孔88が開けられ、両端にそれぞれ掛止爪91が接続板部68Bに掛止するように形成されている。
なお、押さえ部材84を省くことも可能である。
ボルト82は、おねじ部93に連ねて軸部94がおねじ部93の呼び径より大きく形成されて、軸部94の端面95をエアバッグ端固定部61Bに当接させている。その結果、凹部81や押さえ部材84との協働によって、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14の取付け部57は自由に動くことができる。
エアバッグ端固定部61Bは、インナパネル42に、形状保持部材51Bの位置に一致させて凸部を形成したもので、凸部に孔97が開けられ、裏にナット86が同心に取付けられている。
実施例2に係るエアバッグモジュールの配設構造11Bは、実施例1に係るエアバッグモジュールの配設構造11と同様の作用・効果を発揮する。
また、エアバッグモジュールの配設構造11Bは、インナパネル42のエアバッグ端固定部61Bに形状保持部材51Bの接続板部68B及びエアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14の取付け部57を取付けているので、エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)14及び長尺部品15(例えば、ハーネス)を強固に取付けることができる。
尚、本発明のエアバッグモジュールの配設構造は、実施の形態では車両のフロントピラに採用されているが、車両のルーフにも採用可能である。
本発明のエアバッグモジュールの配設構造は、車両のフロントピラに好適である。
11…エアバッグモジュールの配設構造、12…車両、14…エアバッグ(サイドカーテンエアバッグ本体)、15…長尺部品(ハーネス)、17…フロントピラ、27…ルーフ、31…ドレン管、45…カバー体(プロテクタガーニッシュ)、47…ルーフサイドレール、51…形状保持部材、52…エアバッグ形状保持本体、54…係止部、55…フロントピラの一部、56…固定部、61B…エアバッグ端固定部。

Claims (3)

  1. 車両のルーフのルーフサイドレール及びフロントピラに沿って折り畳まれた状態で収納されているエアバッグと、該エアバッグを折り畳んだ状態で保持する形状保持部材と、前記フロントピラに含まれ、少なくとも前記エアバッグをカバーしているカバー体と、を備えたエアバッグモジュールの配設構造であって、
    前記形状保持部材は、前記エアバッグを保持しているエアバッグ形状保持本体と、該エアバッグ形状保持本体に連なり、前記フロントピラに沿って配設した長尺部品を係止している係止部と、を備え、
    前記車両側面視で、前記長尺部品と前記エアバッグ形状保持本体との間の前記フロントピラの一部に前記カバー体を固定する固定部を設けていることを特徴とするエアバッグモジュールの配設構造。
  2. 車両のルーフのルーフサイドレール及びフロントピラに沿って折り畳まれた状態で収納されているエアバッグと、該エアバッグを折り畳んだ状態で保持する形状保持部材と、フロントピラに含まれ、少なくとも前記エアバッグをカバーしているカバー体と、を備えたエアバッグモジュールの配設構造であって、
    前記形状保持部材は、前記エアバッグを保持しているエアバッグ形状保持本体と、該エアバッグ形状保持本体に連なり、前記フロントピラに沿って配設した長尺部品を係止している係止部と、を備え、
    前記車両側面視で、前記係止部と前記エアバッグ形状保持本体との間の前記フロントピラの一部に前記係止部及び前記エアバッグの端を固定するエアバッグ端固定部を設けていることを特徴とするエアバッグモジュールの配設構造。
  3. 前記車両側面視で、前記長尺部品と前記エアバッグ形状保持本体との間の前記フロントピラの一部に前記カバー体を固定する固定部を設けていることを特徴とする請求項2記載のエアバッグモジュールの配設構造。
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