JP2010120403A - 車両における車室備品構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】インスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かってインスツルメントパネルの内部側から延出するアンテナのフィーダ線を備えた場合において、車体に対するインスツルメントパネルの組み付け作業がより容易にできるようにする。
【解決手段】インスツルメントパネル13の側縁部13aと車体側部4との間に向かって延出し、その延出端部17aが車体側部4に係止されるアンテナのフィーダ線17を備える。インスツルメントパネル13の側縁部13aから上方に向かって突出し、車体側部4にフィーダ線17の延出端部17aを係止させる以前の延出端部17aを仮止めする仮止め突起37を設ける。ガーニッシュ31の下端縁部を係止部34に係止させようとして、係止部34の上方からガーニッシュ31を下方移動させるとき、仮止め突起37がガーニッシュ31の下端縁部を係止部34に向けて案内する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かって上記インスツルメントパネルの内部側から延出するアンテナのフィーダ線を備えた車両における車室備品構造に関するものである。
上記車両における車室備品構造には、従来、下記特許文献1に示されたものがある。この公報のものによれば、車両における車室備品構造は、車室に設けられるインスツルメントパネルと、トランクやウィンドガラスに設けられるアンテナと、このアンテナと無線機とを接続するフィーダ(給電)線とを備えている。
また、より具体的な従来の技術として、下記のようなものがある。
即ち、車両における車室備品構造は、車体内部の車室の前端域に設けられ、車体に締結されるインスツルメントパネルと、このインスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かって上記インスツルメントパネルの内部側から延出し、その延出端部が上記車体側部に係止されるアンテナのフィーダ線と、上記インスツルメントパネルの側縁部に形成された係止部に下端縁部が係止され、上記車体側部の車室側面を覆うガーニッシュとを備えている。
上記従来の技術において、車体に対するインスツルメントパネルの組み付け作業は、例えば、次のようになされている。
即ち、まず、上記インスツルメントパネルの側縁部のいずれかの部位に上記フィーダ線の延出端部を仮止めし、この延出端部が自由に動くことを防止する。そして、この状態で、上記車体に対する所定位置である車室の前端域に上記インスツルメントパネルを位置決めし、このインスツルメントパネルを車体に締結する。次に、上記インスツルメントパネルの側縁部に対する上記フィーダ線の延出端部の仮止めを解除し、この延出端部を上記車体側部に係止させる。すると、上記組み付け作業が終了する。なお、この後、上記フィーダ線の延出端部には、この延出端部に向かって延出する他のフィーダ線の延出端部が接続される。そして、これらフィーダ線により、アンテナと送、受信機とが互いに接続される。
特開2001−345620号公報
ところで、上記したインスツルメントパネルの組み付け作業では、通常、このインスツルメントパネルを車体に対する所定位置に位置決めする際、このインスツルメントパネルを車室の前端域にその後方から嵌入させる。しかし、この場合、このインスツルメントパネルの側縁部に仮止めされたフィーダ線の延出端部が上記インスツルメントパネルの側縁部と車体側部との間に挟み付けられ、この挟み付けの外力により、上記仮止めが不意に解除されるおそれがある。
そして、上記のように仮止めが解除されると、上記フィーダ線の延出端部側が落下してインスツルメントパネルの内部側に入り込んでしまうことがあり、この場合、この内部側からの取り出しが煩雑になるなど、上記組み付け作業が煩雑になるおそれがある。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、インスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かって上記インスツルメントパネルの内部側から延出するアンテナのフィーダ線を備えた場合において、車体に対するインスツルメントパネルの組み付け作業がより容易にできるようにすることである。
請求項1の発明は、車体2内部の車室3の前端域に設けられ、車体2に締結されるインスツルメントパネル13と、このインスツルメントパネル13の側縁部13aとこの側縁部13aの外側方に隣接する車体側部4との間に向かって上記インスツルメントパネル13の内部側から延出し、その延出端部17aが上記車体側部4に係止されるアンテナのフィーダ線17と、上記インスツルメントパネル13の側縁部13aに形成された係止部34に下端縁部が係止され、上記車体側部4の車室側面30を覆うガーニッシュ31とを備えた車両における車室備品構造において、
上記インスツルメントパネル13の側縁部13aから上方に向かって突出し、上記車体側部4に上記フィーダ線17の延出端部17aを係止させる以前のこの延出端部17aを仮止めする仮止め突起37を設け、
上記ガーニッシュ31の下端縁部を上記係止部34に係止させようとして、この係止部34の上方から上記ガーニッシュ31を下方移動させるとき、上記仮止め突起37が上記ガーニッシュ31の下端縁部を上記係止部34に向けて案内するようにしたことを特徴とする車両における車室備品構造である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体内部の車室の前端域に設けられ、車体に締結されるインスツルメントパネルと、このインスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かって上記インスツルメントパネルの内部側から延出し、その延出端部が上記車体側部に係止されるアンテナのフィーダ線と、上記インスツルメントパネルの側縁部に形成された係止部に下端縁部が係止され、上記車体側部の車室側面を覆うガーニッシュとを備えた車両における車室備品構造において、
上記インスツルメントパネルの側縁部から上方に向かって突出し、上記車体側部に上記フィーダ線の延出端部を係止させる以前のこの延出端部を仮止めする仮止め突起を設けている。
このため、車体に対しインスツルメントパネルの組み付け作業をする場合には、まず、上記フィーダ線の延出端部を上記仮止め突起に仮止めする。ここで、この仮止め突起は、上記インスツルメントパネルの側縁部から上方に向かい突出していて、上記仮止め突起に仮止めされた上記延出端部はインスツルメントパネルの側縁部よりも上方に位置させられる。このため、この後、上記インスツルメントパネルを車体に対する所定位置である車室の前端部に位置させるとき、上記仮止めされた延出端部が上記インスツルメントパネルの側縁部と車体側部との間に挟み付けられて、この挟み付けの外力により上記仮止めが不意に解除される、ということは防止される。
よって、上記組み付け作業においては、上記フィーダ線の延出端部は上記仮止め突起に仮止めされた状態がより確実に維持され、このまま、上記インスツルメントパネルは上記車体の所定位置に位置決めされる。そこで、この車体にインスツルメントパネルを締結する。また、上記した仮止め突起へのフィーダ線の延出端部の仮止めを解除して、上記車体側部に係止させる。すると、上記組み付け作業が終了する。
そして、上記したように、車体の所定位置にインスツルメントパネルを位置決めする際、上記フィーダ線の延出端部は上記仮止め突起に仮止めされた状態がより確実に維持されるため、その分、上記組み付け作業がより容易にできる。
また、ガーニッシュの下端縁部を上記係止部に係止させようとして、この係止部の上方から上記ガーニッシュを下方移動させるとき、上記仮止め突起が上記ガーニッシュの下端縁部を上記係止部に向けて案内するようにしている。
このため、上記車体へのインスツルメントパネルの締結後における上記インスツルメントパネルの係止部へのガーニッシュの係止は、上記仮止め突起を利用するという簡単な構成によって、容易にできる。
本発明の車両における車室備品構造に関し、インスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かって上記インスツルメントパネルの内部側から延出するアンテナのフィーダ線を備えた場合において、車体に対するインスツルメントパネルの組み付け作業がより容易にできるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、車両における車室備品構造は、車体内部の車室の前端域に設けられ、車体に締結されるインスツルメントパネルと、このインスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かって上記インスツルメントパネルの内部側から延出し、その延出端部が上記車体側部に係止されるアンテナのフィーダ線と、上記インスツルメントパネルの側縁部に形成された係止部に下端縁部が係止され、上記車体側部の車室側面を覆うガーニッシュとを備える。
上記インスツルメントパネルの側縁部から上方に向かって突出し、上記車体側部に上記フィーダ線の延出端部を係止させる以前のこの延出端部を仮止めする仮止め突起が設けられる。上記ガーニッシュの下端縁部を上記係止部に係止させようとして、この係止部の上方から上記ガーニッシュを下方移動させるとき、上記仮止め突起が上記ガーニッシュの下端縁部を上記係止部に向けて案内することとされている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、自動車で例示される車両であり、矢印Frは、この車両1の進行方向の前方を示している。また、下記する左右とは、車両1の前方に向かってのこの車両1の車体2の幅方向をいうものとする。
上記車体2の内部空間が車室3とされる。上記車体2は、上記車室3の前端域の左右側方における車体2の各車体側部4を構成するフロントピラ−5を備え、これらフロントピラ−5は車体2の骨格部材を構成している。上記各フロントピラ−5の後側には車室3の内外を連通させるドア開口6が形成されている。また、上記車室3の上部の前面を形成するようフロントウィンド7が設けられている。
上記車室3の前端域で、車体2の幅方向に延びるクロスメンバ9が設けられている。このクロスメンバ9の長手方向の各端部は車体2の左右各側部4にそれぞれ締結具10により締結される。上記クロスメンバ9はピラーツーピラーメンバといわれるもので、断面円形の金属パイプ製とされ、上記車室3の前端域に対応する車体2の部分を補強している。
上記クロスメンバ9をその後方から覆って、このクロスメンバ9に複数(左右一対)の締結具11,12により締結される樹脂製のインスツルメントパネル13が設けられ、このインスツルメントパネル13は上記車室3の前端域に設けられている。なお、図例では、このインスツルメントパネル13は、その基部を構成するコアパネルを示している。
上記インスツルメントパネル13の右側の側縁部13aと、この側縁部13aの外側方に隣接する上記フロントピラー5との間に空間16が形成されている。この空間16に向かって上記インスツルメントパネル13の内部から延出するアンテナのフィーダ線17が設けられている。このフィーダ線17における上記インスツルメントパネル13の内部側の一端部は、上記インスツルメントパネル13に取り付けられるラジオに接続される。一方、上記インスツルメントパネル13の他端部である延出端部17aはカップリングで構成され、この延出端部17aは不図示の他のフィーダ線を介してルーフアンテナに接続される。
上記フィーダ線17の延出端部17aは、上記インスツルメントパネル13の側縁部13aよりも上方で、上記フロントピラー5に対しクランプ20により係止されている。このクランプ20は、上記延出端部17aをバンド21により固定して支持する樹脂製のクランプ台22と、このクランプ台22と一体的に形成され、上記フロントピラー5に形成された係止孔23に係脱可能に係止されるグロメット24とを備えている。また、上記クランプ台22には、ウォッシャホース27の長手方向の中途部を着脱可能に挟持するよう保持する保持部28が一体的に形成されている。
上記インスツルメントパネル13の側縁部13aよりも上方に位置する上記フロントピラー5の車体側面30を車室3側から覆う樹脂製のガーニッシュ31が設けられている。このガーニッシュ31の下端縁部には、下方に向かって複数(3つ)の被係止部33が一体的に突設されている。一方、上記インスツルメントパネル13の側縁部13aには、上記各被係止部33を貫通させて係止させる複数の係止孔や係止切り欠きである係止部34が形成されている。
上記インスツルメントパネル13の側縁部13aから上方に向かい、かつ、上記車体側面30とガーニッシュ31との間の空間36に向かうよう突出する仮止め突起37が、上記インスツルメントパネル13の側縁部13aに一体的に形成されている。上記仮止め突起37は、上記インスツルメントパネル13の側縁部13aから前上方に向かって突出するようこの側縁部13aに一体的に形成される突起基部38と、この突起基部38の突出部の後面から後上方に向かって突出するようこの突起基部38に一体的に形成される突起本体39とを備え、この突起本体39は、その突出方向の各部断面が瓢箪形状とされている。
上記フィーダ線17の延出端部17aを上記クランプ20によりフロントピラー5に係止させる以前のこのフィーダ線17の延出端部17aは、上記クランプ20により上記仮止め突起37に仮止めされる(図1,3,4中一点鎖線)。より具体的には、上記クランプ20のクランプ台22に突設された上記保持部28が上記仮止め突起37の突起本体39に係脱可能に係止されて、上記クランプ20と共にフィーダ線17の延出端部17aが上記仮止め突起37に仮止めされる。
また、上記インスツルメントパネル13の側縁部13aには、上記フィーダ線17の長手方向の中途部を係脱可能に係止して、仮止めさせる切り欠き状の仮止め部40が形成されている。
上記仮止め突起37は、車体2の幅方向で、上記係止部34よりも上記フロントピラー5側である外側方に位置している。上記仮止め突起37の突起基部38の外面のうち、車体2の幅方向で上記フロントピラー5とは反対側の面は、下方に向かうに従い上記係止部34に向かうよう傾斜した案内面42とされている。
上記ガーニッシュ31の下端縁部の被係止部33を上記係止部34に係止させようとする場合には、まず、上記係止部34の上方にガーニッシュ31を位置させる(図5中一点鎖線)。そして、ここから、このガーニッシュ31を下方移動Aさせる。この際、このガーニッシュ31の下端縁部を上記案内面42に対し摺動させれば、上記ガーニッシュ31の下端縁部は上記係止部34に向けて案内され、この係止部34に被係止部33が円滑に係止可能とされる。
図5において、上記ガーニッシュ31の上下方向の中途部で、上記フロントピラー5側の面に突起43が一体的に突設されている。そして、図5中実線のように、上記ガーニッシュ31の被係止部33が上記係止部34に係止されて、上記ガーニッシュ31が上記フロントピラー5の所定位置に保持されたとき、上記突起43の突出端部は、上記仮止め突起37の外面のうち、上記案内面42の上端部に近接(当接含む)することとされている。
上記車体2に対しインスツルメントパネル13の組み付け作業をする場合には、まず、上記クロスメンバ9にインスツルメントパネル13を締結具11,12により組み付けて組立体(モジュール)44を形成する。また、上記フィーダ線17の延出端部17aを上記クランプ20を介し仮止め突起37に仮止めする共に、上記フィーダ線17の中途部を上記仮止め部40に仮係止させる(図1,3,4中一点鎖線)。次に、車体2の外部で、上記組立体44を組み付け作業の作業者45を補助する公知の助力装置46に支持させる。
次に、作業者45が上記助力装置46に外力を与えることにより、この助力装置46を介し上記組立体44を持ち上げ状態にすると共に、この組立体44を車体2に対する所定位置である車室3の前端域に位置させる。そして、この車体側部4の各フロントピラー5に上記組立体44のクロスメンバ9を締結具10に締結させる。すると、上記インスツルメントパネル13は上記クロスメンバ9を介し車体2に締結される。
次に、上記仮止め突起37と仮止め部40とへの上記フィーダ線17の各仮止めを解除して、このフィーダ線17の延出端部17aを上記クランプ20を介し上記フロントピラー5に係止させる。また、上記クランプ20のクランプ台22に突設した保持部28に上記ウォッシャホース27の中途部を保持させる。
次に、上記係止部34の上方にガーニッシュ31を位置させ(図5中一点鎖線)、ここから、このガーニッシュ31を下方移動Aさせる。この際、このガーニッシュ31の下端縁部を上記仮止め突起37の案内面42に対し摺動させ、この案内面42により上記ガーニッシュ31の被係止部33を上記係止部34に向けて案内させる。そして、この係止部34に上記被係止部33を係止させ、上記ガーニッシュ31により、上記フィーダ線17、クランプ20、ウォッシャホース27、および保持部28を車室3側から覆う。すると、上記組み付け作業が終了する。
上記構成によれば、インスツルメントパネル13の側縁部13aから上方に向かって突出し、上記車体側部4に上記フィーダ線17の延出端部17aを係止させる以前のこの延出端部17aを仮止めする仮止め突起37を設けている。
つまり、上記仮止め突起37は、上記インスツルメントパネル13の側縁部13aから上方に向かい突出していることから、上記組み付け作業時に、上記仮止め突起37に仮止めされた上記延出端部17aはインスツルメントパネル13の側縁部13aよりも上方に位置させられる。このため、この後、上記インスツルメントパネル13を車体2に対する所定位置である車室3の前端部に位置させるとき、上記仮止めされた延出端部17aが上記インスツルメントパネル13の側縁部13aと車体側部4との間に挟み付けられて、この挟み付けの外力により上記仮止めが不意に解除される、ということは防止される。
よって、上記組み付け作業においては、上記フィーダ線17の延出端部17aは上記仮止め突起37に仮止めされた状態がより確実に維持され、このまま、上記インスツルメントパネル13は上記車体2の所定位置に位置決めされる。そこで、この車体2にインスツルメントパネル13を締結する。また、上記した仮止め突起37へのフィーダ線17の延出端部17aの仮止めを解除して、上記車体側部4に係止させる。すると、上記組み付け作業が終了する。
そして、上記したように、車体2の所定位置にインスツルメントパネル13を位置決めする際、上記フィーダ線17の延出端部17aは上記仮止め突起37に仮止めされた状態がより確実に維持されるため、その分、上記組み付け作業がより容易にできる。
また、ガーニッシュ31の下端縁部を上記係止部34に係止させようとして、この係止部34の上方から上記ガーニッシュ31を下方移動させるとき、上記仮止め突起37が上記ガーニッシュ31の下端縁部を上記係止部34に向けて案内するようにしている。
このため、上記車体2へのインスツルメントパネル13の締結後における上記インスツルメントパネル13の係止部34へのガーニッシュ31の係止は、上記仮止め突起37を利用するという簡単な構成によって、容易にできる。
また、前記したように、ガーニッシュ31の上下方向の中途部で、上記車体側部4側の面に一体的に突設され、その突出端部が上記仮止め突起37の外面のうち、車体2の幅方向で上記車体側部4とは反対側の面、つまり、上記案内面42に近接(当接含む)する突起43を設けている。
このため、上記ガーニッシュ31に対しその外面に何らかの外力を与えた場合など、このガーニッシュ31が上記車体側部4側に向かって変形しようとしても、この変形は、上記突起43が上記仮止め突起37に圧接することによって防止される。よって、上記仮止め突起37を利用するという簡単な構成によって、上記ガーニッシュ31の外観上の見栄えが良好に保たれる。
なお、以上は図示の例によるが、上記仮止め突起37は、図示の突起基部38と突起本体39とのうち、突起基部38のみにより形成し、この突起基部38に案内面42を残したまま、この突起基部38の上端部を上記突起本体39の断面構造となるよう形成してもよい。
図4のI−I線矢視断面図である。 車室の前端域の斜視図である。 図2の部分拡大詳細図である。 車室の前端域の右側部平面図である。 図1のV−V線矢視断面拡大図である。
符号の説明
1 車両
2 車体
3 車室
4 車体側部
5 フロントピラー
9 クロスメンバ
10 締結具
11 締結具
12 締結具
13 インスツルメントパネル
13a 側縁部
16 空間
17 フィーダ線
17a 延出端部
20 クランプ
30 車体側面
31 ガーニッシュ
33 被係止部
34 係止部
36 空間
37 仮止め突起
40 仮止め部
42 案内面
43 突起
44 組立体
A 下方移動

Claims (1)

  1. 車体内部の車室の前端域に設けられ、車体に締結されるインスツルメントパネルと、このインスツルメントパネルの側縁部とこの側縁部の外側方に隣接する車体側部との間に向かって上記インスツルメントパネルの内部側から延出し、その延出端部が上記車体側部に係止されるアンテナのフィーダ線と、上記インスツルメントパネルの側縁部に形成された係止部に下端縁部が係止され、上記車体側部の車室側面を覆うガーニッシュとを備えた車両における車室備品構造において、
    上記インスツルメントパネルの側縁部から上方に向かって突出し、上記車体側部に上記フィーダ線の延出端部を係止させる以前のこの延出端部を仮止めする仮止め突起を設け、
    上記ガーニッシュの下端縁部を上記係止部に係止させようとして、この係止部の上方から上記ガーニッシュを下方移動させるとき、上記仮止め突起が上記ガーニッシュの下端縁部を上記係止部に向けて案内するようにしたことを特徴とする車両における車室備品構造。
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