JP2010260145A - 打撃工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 揺動部材を介して工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、制振性のより一層の向上に資する技術を提供する。
【解決手段】 モータ111と、モータ111により回転駆動される回転軸125と、回転軸125の回転動作に基づき工具ビット119の長軸方向に揺動動作を行う揺動部材129と、揺動部材129の、回転軸125の軸線と交差する方向の端部領域と連結されるとともに、揺動部材129の揺動動作によって工具ビット119の長軸方向に直線動作して当該工具ビット119を直線状に駆動する工具駆動機構141,143,145と、工具ビット119による加工作業時に生ずる当該工具ビット119の長軸方向の振動を抑制するべく動作する制振部材151と、を有し、制振部材151は、工具ビット119の直線動作線を挟んで回転軸125の反対側に配置されるとともに、揺動部材129と工具駆動機構141,143,145との連結部に接続されて駆動される構成としたことを特徴とする打撃工具。
【選択図】 図2

Description

本発明は、揺動部材によって工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具の制振技術に関する。
国際公開2005/105386号公報(特許文献1)には、制振機構が設けられた打撃工具としての電動ハンマドリルの構成が開示されている。この従来の電動ハンマドリルでは、ハンマ作業に伴うハンマビット長軸方向の振動を制振する手段としての動吸振器を有し、揺動部材の揺動動作を利用して動吸振器のウェイトを強制的に駆動することでハンマ作業時の振動を制振する構成としている。
上記構成によれば、打撃工具に作用する振動の大小によらず、動吸振器を定常的に作動させることが可能となる。しかしながら、従来の打撃工具は、制振性の点で更なる改良の余地がある。
国際公開明細書2005/105386号
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、揺動部材を介して工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、制振性のより一層の向上に資する技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る打撃工具の好ましい形態は、工具ビットが長軸方向に直線動作することで被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具において、モータと、回転軸と、揺動部材と、工具駆動機構と、制振部材とを有する。回転軸は、工具ビットの長軸方向と平行に配置されるとともに、モータにより回転駆動される。揺動部材は、回転軸の回転動作に基づき工具ビットの長軸方向に揺動動作を行う。工具駆動機構は、揺動部材の、回転軸の軸線と交差する方向の端部領域と連結されるとともに、揺動部材の揺動動作によって工具ビットの長軸方向に直線動作して当該工具ビットを直線状に駆動する。制振部材は、工具ビットによる加工作業によって生ずる当該工具ビットの長軸方向の振動を抑制するべく動作する。
なお、本発明における「打撃工具」としては、ハンマビットが直線状に打撃動作してハンマ加工作業を行う電動ハンマ、あるいはハンマビットが直線状に打撃動作しつつ周方向に回転動作してハンマドリル加工作業を行う電動ハンマドリルがこれに該当する。また、本発明における「回転軸の回転動作に基づき当該回転軸の軸線方向に揺動動作を行う」とは、典型的には揺動部材が回転軸の軸線に対して所定の角度で傾斜した状態で回転軸に相対回転自在に支持され、回転軸の回転に基づき揺動部材が回転軸に相対回転しつつ当該回転軸の軸方向に揺動する態様がこれに該当するが、揺動部材が回転軸の軸線に対して所定の角度で傾斜した状態で支持され、揺動部材が回転軸とともに一体に回転しつつ当該回転軸の軸方向に揺動動作を行う態様を好適に包含する。また、本発明における「制振部材」は、典型的には動吸振器、カウンタウェイトを包含する。
本発明に係る打撃工具の好ましい形態によれば、制振部材は、工具ビットの直線動作線を挟んで回転軸の反対側に配置される。そして、制振部材は、揺動部材と工具駆動機構との連結部に接続されて駆動される構成とされる。本発明によれば、工具ビットの直線動作線を挟んで回転軸の反対側に制振部材を配置する構成とすることで、制振部材が工具ビットの直線動作線、すなわち振動の軸線に近接した配置となる。このため、振幅の大きい位置で制振部材の制振作用が行われ、これにより制振性がより一層向上する。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、制振部材は、弾性要素による付勢力が作用した状態で工具ビットの長軸方向に直線運動するウェイトを有し、ウェイトを強制的に駆動することで工具ビットによる加工作業時の制振を行う強制加振式の動吸振器によって構成されている。本発明では、制振部材として動吸振器を設け、当該動吸振器のウェイトを積極的に駆動させる構成である。従って、作業工具に作用する振動の大小によらず、動吸振器を定常的に作動させることが可能となる。このため、例えば作業工具に強い押圧力を作用させながら加工作業を行なう等のように、制振の要請は高いにも拘らず、動吸振器に入力される振動量が小さく、当該動吸振器が十分に作動しないような作業態様においても、十分な制振機能を確保することが可能な作業工具が提供される。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、ウェイトは、揺動部材と工具駆動機構との連結部に接続された可動部材によって弾性要素を受ける弾性要素受部を強制的に加振することで駆動される構成とした。このように、弾性要素を受ける弾性要素受部に対して機械的に加振力を入力する構成のため、弾性要素受部の移動量を任意に設定することができる。このため、発生する振動の大きさに対応させてウェイトによる制振作用を最適な形態で遂行させることが可能となる。
本発明に係る打撃工具の更なる形態によれば、揺動部材は、回転軸に相対回転自在に支持され、当該回転軸の回転に基づき工具ビットの長軸方向に揺動する構成とされている。また、回転軸の回転動力を工具ビットに伝達する動力伝達機構を更に有し、工具ビットに対し動力伝達機構を介して周方向に回転動作のみを行わせるドリルモードでの駆動時において、弾性要素受部および可動部材を介して弾性要素の付勢力を揺動部材に作用させ、これにより当該揺動部材の回転軸の回転動作に対する追従揺動動作を抑制する構成とした。ドリルモードでの駆動時においては、回転軸の回転動作に伴い揺動部材と回転軸間には揺動部材を回転軸の回転動作に追従して揺動させようとする摺動摩擦が作用する。本発明によれば、このような摺動摩擦に対して弾性部材の付勢力を対抗させることによって回転軸の回転動作に対する揺動部材の追従揺動動作を抑え、工具ビットの不測の打撃動作を防止することができる。
本発明によれば、揺動部材を介して工具ビットを長軸方向に直線状に駆動する打撃工具において、制振性のより一層の向上に資する技術が提供される。
本発明の実施形態に係る電動ハンマドリルの全体構成を示す断面図である。 電動ハンマドリルの要部を示す拡大断面図である。 動吸振器を示す平断面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。
以下、本発明の実施形態につき、図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。本発明の実施形態では、打撃工具の一例として充電式の電動ハンマドリルを用いて説明する。図1に示すように、電動ハンマドリル101は、概括的に見て、電動ハンマドリル101の外郭を形成する工具本体としての本体部103、当該本体部103の長軸方向の先端領域(図示左側)において中空状のツールホルダ137に着脱自在に取付けられた長軸状のハンマビット119、本体部103の長軸方向における他端部(図示右側)に連接されたハンドグリップ109を主体として構成される。ハンマビット119は、本発明における「工具ビット」に対応する。ハンマビット119は、ツールホルダ137に対し、その長軸方向(本体部103の長軸方向)への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。ハンドグリップ109のグリップ部は、ハンマビット119の長軸方向と交差する上下方向に延びており、そのグリップ部の下側端部に駆動モータ111の電源となる充電式のバッテリパック110が装着されている。なお、説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換機構113、打撃要素115動力伝達機構117を収容したギアハウジング107とを主体として構成されている。運動変換機構113、打撃要素115動力伝達機構117は、本体部103内の上部側に配置され、駆動モータ111は、その回転軸線がハンマビット119の長軸方向と交差する上下方向に対して後側にやや傾斜した状態で本体部103内の下部側に配置されている。駆動モータ111は、本発明における「モータ」に対応する。駆動モータ111の回転出力は、運動変換機構113によって直線動作に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。また、駆動モータ111の回転出力は、動力伝達機構117によって適宜減速された上でハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が周方向に回転動作される。なお、駆動モータ111は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aの引き操作によって通電駆動される。
図2に示すように、運動変換機構113は、駆動モータ111(図1参照)により概ね水平面内にて回転駆動される駆動ベベルギア121、当該駆動ベベルギア121と噛み合い係合して鉛直面内で回転駆動される被動ベベルギア123、当該被動ベベルギア123とともに中間軸125を介して一体回転する回転体127、回転体127の回転によってハンマビット119の長軸方向に揺動される揺動リング129、揺動リング129の揺動によって直線状に往復移動する筒状ピストン141を主体として構成される。中間軸125は、本発明における「回転軸」に対応し、揺動リング129は、本発明における「揺動部材」に対応する。中間軸125はハンマビット119の長軸方向と平行(水平)に配置され、当該中間軸125に取り付けられた回転体127の外周面が中間軸125の軸線に対し所定の角度で傾斜する傾斜状に形成されている。揺動リング129は、回転体127の傾斜外周面にベアリング126を介して相対回転可能に支持され、当該回転体127の回転動作に伴ってハンマビット119の長軸方向に揺動される。回転体127および回転体127にベアリング126を介して相対回転自在に支持される揺動リング129によって揺動機構が構成される。
揺動リング129の上端部領域には、上方に向って一体に突設された揺動ロッド128が設けられ、当該揺動ロッド128が筒状ピストン141の後端部に設けた延出部124にピストンジョイントピン130を介して連結されている。ピストンジョイントピン130は、延出部124に対しハンマビット119の長軸方向と交差する水平方向(左右方向)の軸線回りに相対回動自在に取付けられた円柱部材であり、揺動ロッド128が当該ピストンジョイントピン130に対して径方向(交差状)に摺動自在に貫通されている。筒状ピストン141は、ツールホルダ137内に摺動自在に配置されており、揺動リング129の揺動動作(ハンマビット119の長軸方向成分)によって駆動され、当該ツールホルダ137の筒孔周壁に沿って直線動作を行う。
打撃要素115は、筒状ピストン141のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダ137に摺動自在に配置されるとともに、ストライカ143の動作エネルギーをハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト145とを主体として構成される。ストライカ143は、筒状ピストン141の摺動動作に伴う当該筒状ピストン141の空気室141aの空気バネを介して駆動され、筒状のツールホルダ137内に摺動自在に配置されたインパクトボルト145に衝突(打撃)し、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達する。筒状ピストン141、ストライカ143、インパクトボルト145によって、本発明における「工具駆動機構」が構成されている。
動力伝達機構117は、駆動モータ111から駆動ベベルギア121中間軸125を介して鉛直面内にて回転駆動される第1伝達ギア131、当該第1伝達ギア131に噛み合い係合する第2伝達ギア133、当該第2伝達ギア133と共に回転される最終軸としてのツールホルダ137を主体として構成される。そしてツールホルダ137の回転駆動力は、当該ツールホルダ137に保持されたハンマビット119に伝達される。なお、第1伝達ギア131は、中間軸125上の、揺動リング129の前方(ハンマビット119側)位置に長軸方向に相対移動可能に、かつ周方向には一体回転するよう取付けられている。また、第2伝達ギア133は、第1伝達ギア131と常時に噛み合い係合するとともに、ツールホルダ137の外周に同軸で一体回転するように取付けられている。
上記のように構成される電動ハンマドリル101において、駆動モータ111が通電駆動されると、その回転出力により、駆動ベベルギア121が回動動作される。すると、駆動ベベルギア121に噛み合い係合される被動ベベルギア123、中間軸125を介して回転体127が鉛直面内にて回転動作され、これによって揺動リング129揺動ロッド128がハンマビット119の長軸方向に揺動する。揺動ロッド128の揺動によって筒状ピストン141が直線状に摺動動作され、それに伴う筒状ピストン141の空気室141aの空気バネの作用により、ストライカ143は筒状ピストン141内を直線動作し、インパクトボルト145に衝突することで、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作を行う。
一方、中間軸125とともに第1伝達ギア131が回転されると、第1伝達ギア131に噛み合い係合される第2伝達ギア133を介してツールホルダ137このツールホルダ137にて保持されるハンマビット119が一体状に回転される。かくして、ハンマビット119が長軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、被加工材に加工作業(穴開け作業)を遂行する。
なお、電動ハンマドリル101は、上述したハンマビット119にハンマ動作と周方向のドリル動作とを行わせるハンマドリルモードでの作業モードのほか、ハンマビット119にドリル動作のみを行わせるドリルモードでの作業モード、あるいはハンマビット119にハンマ動作のみを行わせる、ハンマモードでの作業モードに切り替えることができるように構成される。このために、中間軸125上には、作業モード切替クラッチが配置されている。
作業モード切替クラッチは、運動変換機構113の回転体127と動力伝達機構117の第1伝達ギア131との間に配置されたクラッチカム146を主体に構成される。クラッチカム146は、中間軸125に対して長軸方向に相対移動可能に、かつ周方向には一体回転するように取付られている。クラッチカム146は、前側と後側の側面にそれぞれ駆動クラッチ歯146a,146bを有する。そして、前側の駆動クラッチ歯146aが第1伝達ギア131の側面に設けられた被動クラッチ歯147aと噛み合い係合することで中間軸125の回転動力を第1伝達ギア131に伝達し、当該噛み合い係合を解除することで動力伝達を遮断する。また、後側の駆動クラッチ歯146bが回転体127の側面に設けられた被動クラッチ歯147bと噛み合い係合することで中間軸125の回転動力を回転体127に伝達し、当該噛み合い係合を解除することで動力伝達を遮断する。なお、クラッチカム146の噛み合い係合動作と、その解除動作は、本体部103に備えられた作業モード切替部材の操作によって行われるが、このことについては、周知技術であるゆえに、その説明を省略する。
次に電動ハンマドリル101の加工作業時において、ハンマビット119の長軸方向に発生する衝撃的かつ周期的な振動を抑制するべく設けられる制振機構につき、図2〜図5を参照しつつ説明する。本実施の形態に係る制振機構は、揺動リング129によって強制的に駆動(強制加振)される動吸振器151を主体にして構成されている。動吸振器151は、本発明における「制振部材」に対応する。
ハンマビット119が直線状のハンマ動作を行なう際、本体部103には、ハンマビット119の長軸方向に振動が発生する。本実施の形態では、図2に示すように、動吸振器151は、ギアハウジング107の内壁107aとツールホルダ137の後側外面137aとの間に形成される内部空間のうちハンマビット119の長軸線(ハンマビット119の直線動作線)を挟んで中間軸125と反対側の領域、より具体的にはツールホルダ137に装着される第2伝達ギア133の後方領域であって、かつツールホルダ137の上部側領域に配置されている。これにより、動吸振器151は、ハンマビット119が直線状のハンマ動作を行なう際、当該ハンマビット119の直線動作線に沿って発生する振動の軸線に近接した配置とされる。
動吸振器151は、図2および図3に示すように、ギアハウジング107の内部空間に形成されたハンマビット119の長軸方向に延在する箱形のウェイト収容部152と、当該ウェイト収容部152内にハンマビット119の長軸方向に直線動作可能に配置された制振用のウェイト153と、ウェイト収容部152内に収容され、ウェイト153の前後に配置された前後の付勢バネ155を主体として構成される。付勢バネ155は、本発明における「弾性要素」に対応する。ウェイト153の側方には、当該ウェイト153を挟んでハンマビット119の長軸方向に並行に延在する2本のガイドロッド157が配置されている。ウェイト153は、左右の側面に突片153aを有し、この突片153aがガイドロッド157にスリーブ159を介してハンマビット119の長軸方向に相対移動可能に支持されている。これにより、ウェイト153を安定かつ円滑に直線動作させることができる。
2本のガイドロッド157は、その前端同士が前板161によって相互に連結されるとともに、後端同士が後板162によって相互に連結されている。そして、前板161とウェイト153の突片153aとの間および後板162と突片153aとの間には、それぞれ付勢バネ155が弾発状に配置され、ウェイト153がウェイト収容部152内においてハンマビット119の長軸方向に移動する際に当該ウェイト153に対向状の弾発力を付与する。前板161後板162は、本発明における「弾性要素受部」に対応する。前板161は、2本のガイドロッド157に対して固定されており、前側の付勢バネ155の付勢力によってウェイト収容部152の前壁に押圧保持される。一方、後板162は、2本のガイドロッド157に対して長軸方向に相対移動可能に取付けられており、後側の付勢バネ155によってウェイト収容部152の後壁に向って押圧される。
後板162の後面にはウェイト153の長軸線と略同軸で後方に延びる作動ロッド163が設けられている。作動ロッド163は、ウェイト収容部152の後壁を貫通してウェイト収容部152の外部(ギアハウジング107の内部空間)に突出されるとともに、その端部がジョイントアーム165を介してピストンジョイントピン130と接続される。
ジョイントアーム165は、動吸振器151のウェイト153を積極的に駆動させて強制加振するための加振力の入力手段として備えられており、本発明における「可動部材」に対応する。ジョイントアーム165は、ギアハウジング107に対し支軸167を中心として前後方向(ハンマビット119の長軸方向)に揺動自在に取付けられとともに、一端(下端)が二股状の係合部165aとされ、この係合部165aがピストンジョイントピン130を跨いで摺動自在に係合されている。従って、揺動リング129の揺動ロッド128が前後方向に揺動動作されることに伴いピストンジョイントピン130が前後方向に直線移動するとき、ジョイントアーム165は支軸167を支点として前後方向に揺動動作される。そして、ジョイントアーム165の他端部前面(支軸167を挟んで係合部165aと反対側の端部前面)が作動ロッド163の端部に当接されている。この他端部前面は、ピストンジョイントピン130が後方へと移動するとき、作動ロッド163を前方に加圧するための加圧部165bとして備えられる。この加圧部165bは、図2に二点鎖線で示すように、ピストンジョイントピン130が後方へと移動されたとき、作動ロッド163を前方へと加圧し、後板162および付勢バネ155を介してウェイト153を駆動する。すなわち、ジョイントアーム165は、筒状ピストン141の直線動作に対し概ね180度の位相差で付勢バネ155を介してウェイト153を対向状に直線動作させる構成とされる。
なお、作動ロッド163は、揺動ロッド128の長軸線上に配置されている。このため、本実施の形態では、図5に示すように、ジョイントアーム165につき、板材を概ねU形に折り曲げた形状に形成し、折り曲げ部分の前端面を作動ロッド163の端部に当接させるとともに、左右の平板部分を揺動ロッド128の両脇に位置するように配置している。これによって、ジョイントアーム165は、揺動ロッド128との干渉を回避しつつピストンジョイントピン130の直線動作を作動ロッド163に直線動作として効果的に伝達することができる。また、ウェイト収容部152には、ツールホルダ137の後端側を回転自在に支持するための軸受169を収容する軸受カバー部171が一体に連接されている。
上記のように構成される電動ハンマドリル101において、加工作業時にハンマビット119の長軸方向に発生する衝撃的かつ周期的な振動に対し、本体部103に設けられた動吸振器151が制振機能を奏する。すなわち、本実施の形態では、電動ハンマドリル101の駆動時において、揺動リング129の揺動に伴ってジョイントアーム165が支軸167を支点にしてハンマビット119の長軸方向に揺動する。そしてジョイントアーム165の加圧部165bが一方向への揺動時(本実施の形態では、前方への揺動時)に、動吸振器151の後板162を直線状に移動させて付勢バネ155を加圧し、これによってウェイト153を当該付勢バネ155の加圧方向へと移動させる。すなわち、ウェイト153を積極的に駆動して強制加振することができる。このため、本体部103に作用する振動の大小によらず、動吸振器151を定常的に作動させることができる。この結果、例えば作業者が電動ハンマドリル101に強い押圧力を作用させながらハンマ作業あるいはハンマドリル作業を行なう等のように、制振の要請は高いにも拘らず、当該押圧力のため動吸振器151に入力される振動量が小さくなってしまい、当該動吸振器151が十分に作動しないような作業態様においても、ウェイト153を積極的に駆動動作させ、十分な制振機能を確保することが可能となる。
特に、本実施の形態では、ツールホルダ137の後寄りの上部側領域、つまりハンマビット119の長軸線を挟んで中間軸125と反対側の領域に動吸振器151を配置する構成としている。これにより動吸振器151は、ハンマビット119の直線動作線に沿って発生する振動の軸線に近接して配置されることとなる。その結果、振幅の大きい位置で動吸振器151による制振作用が行われることとなり、制振性がより一層向上する。
また、本実施の形態では、ウェイト153に付勢力を作用する付勢バネ155を受ける後板162をジョイントアーム165によって機械的に加振する構成であり、ジョイントアーム165の支点(支軸167)の位置を変えることによって後板162の移動量を容易に調整することができる。すなわち、後板162の移動量の設定が自由なため、加工作業時に発生する振動の大きさに対応させてウェイト153による制振作用を最適な形態で遂行させることが可能となる。
ところで、作業モード切替用のクラッチカム146が、第1伝達ギア131に対しては噛み合い係合が維持され、かつ回転体127に対しては噛み合い係合が解除された状態で駆動されるとき、すなわち電動ハンマドリル101がハンマビット119にドリル動作のみを行わせるドリルモードで駆動されるときには、中間軸125の回転動作に伴い当該中間軸125と回転体127との間に生ずるすべり摩擦によって回転体127が中間軸125の回転に追従しようとする。つまり回転体127が中間軸125と共回りしようとするが、このとき、動吸振器151の付勢バネ155の付勢力が、作動ロッド163からジョイントアーム165を介して揺動リング129の揺動動作を抑える力、延いては回転体127の共回りを抑制する力として作用する。従って、この抑制力が上記のすべり摩擦よりも大きくなるように、付勢バネ155の付勢力を設定することで、ドリルモードでの加工作業時において、運動変換機構113が不測に動作することを抑え、ハンマビット119のハンマ動作を確実に防止できる。
ところで、ギアハウジング107の外郭形状、特にハンマビット119の長軸線を挟んで上方側の外郭形状は、ハンマビット119の長軸線上に配置される各部材のうち、最も径の大きい第2伝達ギア133を収容し得るような寸法に設定される。そして、第2伝達ギア133の後側には、当該第2伝達ギア133よりも小径のツールホルダ137が延在している。このため、第2伝達ギア133の後方には、ギアハウジング107の内壁と第2伝達ギア133の後側面とツールホルダ137の後側外面137aとによって囲まれる空間がデッドスペースとして形成されることになる。本実施の形態では、このデッドスペースを利用して動吸振器151を配置したものであり、これによってギアハウジング107(本体部103)を大型化することなく、動吸振器151の合理的配置が実現される。
なお、本実施の形態では、制振部材として動吸振器151を用いた場合で説明したが、動吸振器151に変えてカウンタウェイトを用いてもよい。また、本実施の形態は、揺動リング129が中間軸125の軸線に対して所定の角度で傾斜した状態で回転体127を介して中間軸125に相対回転自在に支持され、回転体127の回転に基づき揺動リング129が中間軸125の軸方向に揺動する構成としたが、揺動リング129が中間軸125の軸線に対して所定の角度で傾斜した状態で支持され、揺動リング129が中間軸125とともに一体に回転しつつ当該中間軸125の軸方向に揺動動作を行う構成であってもよい。
また、本実施の形態は、駆動モータ111の回転軸線がハンマビット119の長軸方向と交差する形式のハンマドリルの場合で説明したが、駆動モータ111の回転軸線がハンマビット119の長軸方向と並行する形式のハンマドリルに適用してもよい。また、本実施の形態は、打撃工具の例として駆動モータ111がバッテリで駆動される充電式の電動ハンマドリルの場合で説明したが、駆動モータ111を外部から供給される電力で駆動する形式の電動ハンマドリルに適用してもよい。
上記発明の趣旨に鑑み、下記のごとき態様が構成可能である。
(態様1)
「請求項1に記載の打撃工具であって、前記回転軸の回転動力を前記工具ビットに伝達する動力伝達機構を更に有し、当該動力伝達機構は、前記工具ビットの長軸線回りを回転動作するギアと、当該ギアと共に同軸で回転して前記工具ビットを回転させるツールホルダとを備えており、前記動吸振器は、工具本体に形成される内部空間のうち、前記ギアの後方側面と前記ツールホルダにおける前記ギアよりも後方の外面領域と前記工具本体の内壁面とによって囲まれる領域に配置されていることを特徴とする打撃工具。」
(態様2)
「請求項2または3に記載の打撃工具であって、前記ウェイトは、前記工具ビットの長軸方向に延在する複数のガイド部材(ガイドロッド)を介して直線動作が案内されることを特徴とする打撃工具。」
(態様3)
「請求項3に記載の打撃工具であって、前記可動部材は、支軸を支点にして前記工具ビットの長軸方向に揺動するジョイントアームによって構成され、当該ジョイントアームは前記支軸を挟んで一端が前記弾性要素受部に係合され、他端が前記揺動部材と前記工具駆動機構との連結部に係合されていることを特徴とする打撃工具。」
101 電動ハンマドリル(打撃工具)
103 本体部(工具本体)
105 モータハウジング
107 ギアハウジング
107a 内壁
109 ハンドグリップ
109a トリガ
110 バッテリパック
111 駆動モータ(モータ)
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット(工具ビット)
121 駆動ベベルギア
123 被動ベベルギア
124 延出部
125 中間軸(回転軸)
126 ベアリング
127 回転体
128 揺動ロッド
129 揺動リング(揺動部材)
130 ピストンジョイントピン
131 第1伝達ギア
133 第2伝達ギア
137 ツールホルダ
137a 後側外面
141 筒状ピストン(工具駆動機構)
141a 空気室
143 ストライカ(工具駆動機構)
145 インパクトボルト(工具駆動機構)
146 クラッチカム
146a 前側の駆動クラッチ歯
146b 後側の駆動クラッチ歯
147a 第1伝達ギアの被動クラッチ歯
147b 回転体の被動クラッチ歯
151 動吸振器(制振部材)
152 ウェイト収容部
153 ウェイト
153a 突片
155 付勢バネ
157 ガイドロッド
159 スリーブ
161 前板
162 後板
163 作動ロッド
165 ジョイントアーム(可動部材)
165a 係合部
165b 加圧部
167 支軸
169 軸受
171 軸受カバー

Claims (4)

  1. 工具ビットが長軸方向に直線動作することで被加工材に所定の加工作業を行う打撃工具であって、
    モータと、
    前記工具ビットの長軸方向と平行に配置されるとともに、前記モータにより回転駆動される回転軸と、
    前記回転軸の回転動作に基づき前記工具ビットの長軸方向に揺動動作を行う揺動部材と、
    前記揺動部材の、前記回転軸の軸線と交差する方向の端部領域と連結されるとともに、前記揺動部材の揺動動作によって前記工具ビットの長軸方向に直線動作して当該工具ビットを直線状に駆動する工具駆動機構と、
    前記工具ビットによる加工作業時に生ずる当該工具ビットの長軸方向の振動を抑制するべく動作する制振部材と、
    を有し、
    前記制振部材は、前記工具本体内の、前記工具ビットの直線動作線を挟んで前記回転軸の反対側に配置されるとともに、前記揺動部材と工具駆動機構との連結部に接続されて駆動される構成としたことを特徴とする打撃工具。
  2. 請求項1に記載の打撃工具であって、
    前記制振部材は、弾性要素による付勢力が作用した状態で前記工具ビットの長軸方向に直線運動するウェイトを有し、前記ウェイトを強制的に駆動することで前記工具ビットによる加工作業時の制振を行う強制加振式の動吸振器によって構成されていることを特徴とする打撃工具。
  3. 請求項2に記載の打撃工具であって、
    前記ウェイトは、前記揺動部材と工具駆動機構との連結部に接続された可動部材によって前記弾性要素を受ける弾性要素受部を強制的に加振することで駆動される構成としたことを特徴とする打撃工具。
  4. 請求項3に記載の打撃工具であって、
    前記揺動部材は、前記回転軸に相対回転自在に支持され、当該回転軸の回転に基づき工具ビットの長軸方向に揺動する構成とされており、
    前記回転軸の回転動力を前記工具ビットに伝達する動力伝達機構を更に有し、前記工具ビットに対し前記動力伝達機構を介して周方向に回転動作のみを行わせるドリルモードでの駆動時において、前記弾性要素受部および前記可動部材を介して前記弾性要素の付勢力を前記揺動部材に作用させ、これにより前記回転軸の回転動作に対する前記揺動部材の追従揺動動作を抑制する構成としたことを特徴とする打撃工具。
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