JP2010259153A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトスタートを行なうことができ、安全な電源装置を提供する。
【解決手段】この電源装置のマイクロコンピュータ18は、入力電圧Vin、入力電流Iin、出力電圧Vo、および目標電圧Vtに基づいて目標デューティ比DUtを算出する目標デューティ比算出部31と、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比DUを算出し、入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えた場合は、現周期のデューティ比DUを前周期のデューティ比DUpよりも瞬時に低下させるデューティ比算出部33とを含む。したがって、デューティ比DUを目標デューティ比DUtに徐々に近付けている場合に過電流が流れたときは、デューティ比DUを瞬時に低下させるので、安全である。
【選択図】図1

Description

この発明は電源装置に関し、特に、アクティブフィルタを備えた電源装置に関する。
従来、空気調和機や冷蔵庫などの電源装置では、商用電源からの交流電圧をダイオードブリッジのような整流回路で整流し、コンデンサのような平滑回路で平滑化して直流電圧を生成し、その直流電圧をインバータで交流電圧に変換して交流モータに供給していた。
このような電源装置の力率の向上、電源高調波電流の低減化を図る方法として、整流回路と平滑回路の間にアクティブフィルタを設け、入力電流と入力電圧の波形および位相を一致させる方法がある(たとえば、特許文献1参照)。この文献1では、入力電流、入力電圧、出力電圧の検出、スイッチング素子の制御信号の生成は、全てハードウェア(電子回路)によって行なわれる。
また、スイッチング素子の制御信号の生成をソフトウェアによって行なう方法もある(たとえば、特許文献2参照)。この文献2では、目標デューティ比が内部メモリに記憶されており、アクティブフィルタの出力電圧のみを検出し、検出電圧が目標電圧に一致するようにスイッチング素子の制御信号を生成し、入力電流および入力電圧の検出は行なっていない。
特開2008−79474号公報 特開2004−260871号公報
しかし、特許文献1では、ハードウェアによってスイッチング素子の制御信号を生成するので、入力電流、入力電圧、および出力電圧の変化に応じた柔軟な制御が可能であったが、多くの電気素子が必要となり、それらを実装するための基板のスペースが大きくなり、コスト高になると言う問題があった。また、起動時における急峻なデューティ比の増加を防止するためのソフトスタート回路(たとえばRC直列回路)なども別途必要となり、さらにコスト高になる。
また、特許文献2では、デューティ比を目標デューティ比まで一定速度で変化させてソフトスタートを行なうことが可能である。しかし、デューティ比が目標デューティ比に到達するまでの期間において、スイッチング素子などが破壊されるような電流、電圧が検知された場合でも、直ぐにはデューティ比は下がらず、危険な状態がしばらく続くと言う問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ソフトスタートを行なうことができ、かつ安全な電源装置を提供することである。
この発明に係る電源装置は、第1の交流電圧を整流する整流回路と、整流回路の次段に設けられたアクティブフィルタと、アクティブフィルタの出力電圧を平滑化して直流電圧を生成する平滑回路と、直流電圧を第2の交流電圧に変換するインバータとを備えたものである。アクティブフィルタは、一方端子が整流回路の出力電圧を受けるリアクトルと、アノードがリアクトルの他方端子に接続され、カソードが平滑回路に接続されたダイオードと、リアクトルの他方端子と基準電圧のラインとの間に接続されたスイッチング素子とを含む。この電源装置は、さらに、アクティブフィルタの入力電流、入力電圧、および出力電圧を検出し、検出結果に基づいて、入力電流と入力電圧の位相が一致し、かつアクティブフィルタの出力電圧が目標電圧に一致するようにスイッチング素子をオン/オフ制御するマイクロコンピュータを備える。このマイクロコンピュータは、入力電圧、入力電流、出力電圧、および目標電圧に基づいて目標デューティ比を算出する目標デューティ比算出部と、目標デューティ比算出部によって算出された目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比を算出し、入力電流が予め定められた第1のしきい値電流を越えた場合、または出力電圧が予め定められた第1のしきい値電圧を越えた場合は、現周期のデューティ比を前周期のデューティ比よりも瞬時に低下させるデューティ比算出部と、デューティ比算出部によって算出された現周期のデューティ比に基づいて、スイッチング素子の制御信号を生成する信号生成部とを含む。したがって、目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比を設定するので、ソフトスタートを行なうことができる。また、ソフトスタートにおけるデューティ比の変化速度を柔軟に設定することができる。また、入力電流が第1のしきい値電流を越えた場合、または出力電圧が第1のしきい値電圧を越えた場合は、現周期のデューティ比を前周期のデューティ比よりも瞬時に低下させるので、安全である。
好ましくは、デューティ比算出部は、入力電流が第1のしきい値電流を越えた場合、または出力電圧が第1のしきい値電圧を越えた場合は、現周期のデューティ比を目標デューティ比に瞬時に低下させる。
また、この発明に係る他の電源装置は、第1の交流電圧を整流する整流回路と、整流回路の次段に設けられたアクティブフィルタと、アクティブフィルタの出力電圧を平滑化して直流電圧を生成する平滑回路と、直流電圧を第2の交流電圧に変換するインバータとを備えたものである。アクティブフィルタは、一方端子が整流回路の出力電圧を受けるリアクトルと、アノードがリアクトルの他方端子に接続され、カソードが平滑回路に接続されたダイオードと、リアクトルの他方端子と基準電圧のラインとの間に接続されたスイッチング素子とを含む。この電源装置は、さらに、アクティブフィルタの入力電流、入力電圧、および出力電圧を検出し、検出結果に基づいて、入力電流と入力電圧の位相が一致し、かつアクティブフィルタの出力電圧が目標電圧に一致するようにスイッチング素子をオン/オフ制御するマイクロコンピュータを備える。このマイクロコンピュータは、入力電圧、入力電流、出力電圧、および目標電圧に基づいて目標デューティ比を算出する目標デューティ比算出部と、目標デューティ比算出部によって算出された目標デューティ比が前周期のデューティ比よりも高い場合は、目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比を第1の速度で上昇させ、目標デューティ比算出部によって算出された目標デューティ比が前周期のデューティ比よりも低い場合は、目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比を第2の速度で下降させ、入力電流が予め定められた第1のしきい値電流を越えた場合、または出力電圧が予め定められた第1のしきい値電圧を越えた場合は、第2の速度を瞬時に速くするデューティ比算出部と、デューティ比算出部によって算出された現周期のデューティ比に基づいて、スイッチング素子の制御信号を生成する信号生成部とを含む。したがって、目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように、現周期のデューティ比を第1の速度で上昇させるか、第2の速度で下降させるので、ソフトスタートを行なうことができる。また、ソフトスタートにおけるデューティ比の変化速度を柔軟に設定することができる。また、入力電流が第1のしきい値電流を越えた場合、または出力電圧が第1のしきい値電圧を越えた場合は、第2の速度を瞬時に速くするので、安全である。
好ましくは、マイクロコンピュータは、インバータを制御し、入力電流が第1のしきい値電流よりも大きな予め定められた第2のしきい値電流を越えた場合、または出力電圧が第1のしきい値電圧よりも高い予め定められた第2の電圧を越えた場合は、インバータを停止させる。
以上のように、この発明によれば、ソフトスタートを行なうことができ、安全な電源装置を実現することができる。また、ソフトスタートにおけるデューティ比の変化速度を柔軟に設定することができる。
この発明の実施の形態1による電源装置の構成を示す回路ブロック図である。 図1に示した信号生成部の構成を示すブロック図である。 図2に示したデューティ比算出部の動作を説明するための図である。 図2に示した記憶部の動作を説明するための図である。 図1に示したマイクロコンピュータにおけるゼロクロス検知信号の生成方法を示す図である。 実施の形態1の変更例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による電源装置の要部を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による電源装置の要部を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4による電源装置の要部を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5による電源装置の要部を示すブロック図である。 図10で説明したマイクロコンピュータの動作を示すフローチャートである。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による電源装置の構成を示すブロック図である。図1において、この電源装置は、整流回路2、分圧抵抗器7,15、電流検出抵抗器8、アンプ9、アクティブフィルタ10、平滑コンデンサ14、インバータ16、およびマイクロコンピュータ18を備える。
整流回路2は、ブリッジ接続された4つのダイオード3〜6を含み、交流電源1からの交流電圧を全波整流する。交流電圧は、ダイオード3,4のアノード間に与えられる。ダイオード3,4のカソードはともに正側出力ノード2aに接続され、ダイオード5,6のカソードはそれぞれダイオード3,4のアノードに接続され、ダイオード5,6のアノードはともに負側出力ノード2bに接続される。
分圧抵抗器7は、整流回路2の正側出力ノード2aと基準電圧のラインとの間に接続され、整流回路2の出力電圧すなわちアクティブフィルタ10の入力電圧Vinを分圧し、入力電圧Vinを示す信号を生成してマイクロコンピュータ18に与える。
電流検出抵抗器8は、インバータ16の負側入力ノード16bと整流回路2の負側出力ノード2bとの間に接続され、アクティブフィルタ10の入力電流Iinを示す信号を出力する。アンプ9は、電流検出抵抗器8の出力信号を増幅してマイクロコンピュータ18に与える。インバータ16の負側入力ノード16bは基準電圧のラインに接続される。
アクティブフィルタ10は、リアクトル11、ダイオード12、およびIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)13を含む。リアクトル11の一方端子は整流回路2の正側出力ノード2aに接続される。ダイオード12のアノードはリアクトル11の他方端子に接続され、そのカソードはインバータ16の正側入力ノード16aに接続される。IGBT13のコレクタはリアクトル11の他方端子に接続され、そのエミッタは基準電圧のラインに接続され、そのゲートはマイクロコンピュータ18からの制御信号φCを受ける。
平滑コンデンサ14は、ダイオード12のカソードと基準電圧のラインとの間に接続され、アクティブフィルタ10の出力電圧Voを平滑化して直流電圧を生成する。分圧抵抗器15は、平滑コンデンサ14に並列接続され、アクティブフィルタ10の出力電圧Voを分圧し、出力電圧Voを示す信号を生成してマイクロコンピュータ18に与える。インバータ16は、アクティブフィルタ10の出力電圧Voを3相交流電圧に変換し、その3相交流電圧を交流モータ17に与える。
マイクロコンピュータ18は、インバータ16からの直流電流信号やモータ17からのモータ位置信号に基づいて、インバータ16を制御する。また、マイクロコンピュータ18は、入力電圧Vin、入力電流Iin、および出力電圧Voに基づいてIGBT13をオン/オフ制御し、入力電圧Vinと入力電流Iinの波形および位相を一致させて力率を1に近付けるとともに、出力電圧Voを目標電圧Vtに一致させる。また、マイクロコンピュータ18は、入力電圧Vinが低下したことに応じて目標電圧Vtを低下させる。また、マイクロコンピュータ18は、入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えたことに応じて制御信号φCのデューティ比DUを低減させ、入力電流Iinがしきい値電流Ith1よりも高いしきい値電流Ith2を越えたことに応じてインバータ16の制御を停止する。
すなわち、マイクロコンピュータ18は、電圧検出部20,22、電流検出部21、目標電圧設定部23、および信号生成部24を含む。電圧検出部20は、分圧抵抗器7の出力信号に基づいて、アクティブフィルタ10の入力電圧Vinの波形、位相、振幅などを示すデジタル信号を発生する。電流検出部21は、アンプ9の出力信号に基づいて、アクティブフィルタ10の入力電流Iinの波形、位相、振幅などを示すデジタル信号を発生する。電圧検出部22は、分圧抵抗器15の出力信号に基づいて、アクティブフィルタ10の出力電圧Voのレベルを示すデジタル信号を発生する。
目標電圧設定部23は、電圧検出部20の出力信号に基づいて目標電圧Vtを生成する。目標電圧Vtは、アクティブフィルタ10の入力電圧Vinが低下するに従って低下する。信号生成部24は、入力電圧Vin、入力電流Iin、出力電圧Vo、および目標電圧Vtに基づいて制御信号φCを生成し、IGBT13をオン/オフ制御し、入力電圧Vinと入力電流Iinの波形および位相を一致させて力率を1に近付けるとともに、出力電圧Voを目標電圧Vtに一致させる。
信号生成部24は、図2に示すように、交流電流比較部30、目標デューティ比算出部31、記憶部32、デューティ比算出部33、および信号波形生成部34を含む。交流電流比較部30は、図1の電流検出部21の出力信号に基づいて入力電流Iinを求め、その入力電流Iinと予め設定されたしきい値電流Ith1,Ith2(ただし、Ith1<Ith2である)とを比較する。交流電流比較部30は、Iin<Ith1の場合は信号φI1,φI2をともに「L」レベルにし、Ith1<Iin<Ith2の場合は信号φI1,φI2をそれぞれ「H」レベルおよびL」レベルにし、Iin>Ith2の場合は信号φI1,φI2をともに「H」レベルにする。
マイクロコンピュータ18は、信号φI2が「L」レベルの場合は、インバータ16を制御し、信号φI2が「H」レベルになった場合は、インバータ16内の全トランジスタをオフさせてインバータ16の制御を停止する。
図3に示すように、入力電圧Vinおよび入力電流Iinの1周期は、(N+1)区間(Nは正の整数である)に分割され、区間毎にデューティ比DUが設定される。目標デューティ比算出部31は、入力電圧Vin、入力電流Iin、出力電圧Vo、および目標電圧Vtに基づいて各区間の目標デューティ比DUtを算出する。
図4に示すように、記憶部32のアドレス0〜Nには、前周期の全区間のデューティ比DUp0〜DUpNがそれぞれ記憶されている。デューティ比算出部33は、信号φI1が「L」レベルの場合は、現区間の目標デューティ比DUtと記憶部36に記憶された前周期の対応する区間のデューティ比DUpとの偏差が予め定めれた数の周期の間に徐々に無くなるように、現周期の現区間のデューティ比DUを算出する。
なお、デューティ比DUは、フィードバック制御技術であるPID制御を用いて目標デューティ比DUtに近付けてもよいし、偏差の所定の割合ずつ目標デューティ比DUtに近付けてもよいし、他の方法を採用してもよい。
また、デューティ比算出部33は、信号φI1が「H」レベルの場合は、現周期の現区間のデューティ比DUを予め定められた十分に低いデューティ比に瞬時に低減させる。すなわち、信号φI1が「L」レベルである場合、デューティ比算出部33はデューティ比DUが目標デューティ比DUtに徐々に到達するようにデューティ比DUを算出するので、何らかの原因により、大きな入力電流Iinが検出された場合には危険な状態が続いてしまう懸念がある。
IGBT13に過電流が流れると、IGBT13の短絡破壊が起こる場合がある。IGBT13の短絡破壊が起こると、電源ラインと基準電圧のラインとが短絡され、大電流が流れて回路が破壊される危険性がある。そのため一般的な回路ではヒューズなどによって回路が保護がされている。しかし、空気調和機のような製品の回路では、電源ラインのヒューズが分断されて運転不可能な状態になることはできるだけ避けなければならない。そこで、デューティ比算出部33は、信号φI1が「H」レベルの場合は、インバータ16を制御しながら、デューティ比DUを十分に低いデューティ比に瞬時に低減させる。
信号波形生成部34は、デューティ比算出部33で生成されたデューティ比DUに基づいて制御信号φCの波形を生成する。制御信号φCは、入力電圧Vin、入力電流Iin、および出力電圧Voの関数であり、φC=x(Vin,Iin,Vo)である。また、出力電圧Voは、目標電圧Vt、出力電圧Vo、および入力電圧Vinの関数であり、Vo=y(Vt,Vo,Vin)である。入力電圧Vinと出力電圧Voは一定の関係になるように制御される。また、入力電圧Vinが下がっても電力損失が変化しないように、入力電圧Vinの低下に伴って目標電圧Vtが下げられる。
制御信号φCによるIGBT13のオン/オフの周期は、マイクロコンピュータ18に記憶された任意の設定値によって決定される。たとえば、データの書換えが可能なフラッシュメモリを用いて任意の設定値を記憶することにより、任意の設定値を変更することが可能となる。騒音や雑音端子電圧の問題から、一般的にアクティブフィルタ10のスイッチング周期は15kHz〜20kHzに設定される。
また、この制御信号φCは、図5に示すような入力電圧Vacに基づいてマイクロコンピュータ18によって生成されるゼロクロス検知信号φZCをトリガとして生成される。電圧Vacは、正弦波形の交流電圧を全波整流したものである。マイクロコンピュータ18は、入力電圧Vacをサンプリングし、入力電圧Vacが予め設定されているしきい値電圧Vth以下になったときにゼロクロス検知信号φZCを「H」レベルに立ち上げ(時刻t0,t2,t4)、入力電圧Vacがしきい値電圧Vth以上になったときにゼロクロス検知信号φZCを「L」レベルに立ち下げ(時刻t1,t3,t5)、ゼロクロス検知信号φZCをソフトウェア的に生成する。
なお、抵抗素子、ダイオード、およびフォトカプラを組み合わせた回路や、コンパレータなどのハードウェアを用いてゼロクロス検知信号φZCを生成し、その信号φZCをマイクロコンピュータ18に入力し、制御信号φCの出力トリガとしてもよい。
この実施の形態1では、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比DUを設定するので、ソフトスタートを行なうことができる。また、ソフトスタートにおけるデューティ比DUの変化速度を柔軟に設定することができる。
また、IGBT13が破壊される過電流レベルIth2よりも低いしきい値電流Ith1を予めマイクロコンピュータ18に設定しておき、入力電流Vinがしきい値電流Ith1を越えた場合は、瞬時にデューティ比DUを低減させる。したがって、回路に素子破壊を起こすような大電流が流れることを防止することができ、安全である。
なお、「瞬時」とは、たとえば次の制御定数変更時、たとえば20kHzのキャリア周波数で制御を行なっている場合は50μsec後である。また、50μsec後ではなく、たとえば次の電源電圧ゼロクロス点からデューティ比DUを低減させてもよい。
また、その際にシーケンス制御を停止させると製品としての機能性が悪くなるため、しきい値電流Ith1は安全に運転が可能な値を設定しておき、このしきい値電流Ith1以上の電流を検知すると、シーケンス制御を停止させずにデューティ比DUを低下させて素子破壊および回路破壊を防ぐ。したがって、製品としての機能性を損なわずに安全性を確保することができる。ここで「シーケンス制御」とは、製品としての目的を果たすための制御のことである。たとえばエアコンの場合は冷暖房を継続的に行なう制御であり、冷蔵庫の場合は庫内を冷やし続ける制御であり、洗濯機では洗濯槽を回すためのモータを駆動し続ける制御である。
なお、この実施の形態1では、信号φI1が「H」レベルの場合はデューティ比DUを予め定められた十分に低いデューティ比に瞬時に低減させたが、記憶部36に記憶された前周期の対応する区間のデューティ比DUpにK(Kは、0よりも大きく1よりも小さな実数である)を掛けた値を現周期の現区間のデューティ比DUとしてもよい。ここで、Kは一定値でもよいし、入力電流Iinとしきい値電流Ith1の差(Iin−Ith1)が大きいほどKを大きくしてもよい。また、記憶部36に記憶された前周期の対応する区間のデューティ比DUpから一定値を減算した値を現周期の現区間のデューティ比DUとしてもよい。
ここで、デューティ比DUを0(ゼロ)にしてしまうと、入力電流Iinの波形がコンデンサ・インプット型の電源装置における入力電流の波形と同様になり、結果的に入力電流Iinの最大値が検知された入力電流値よりも大きくなってしまう懸念がある。したがって、デューティ比DUが0にならないようにデューティ比DUを設定する必要がある。
なお、このようにして算出されたデューティ比DUは記億部32に前周期のデューティ比DUpとして保管され、それ以降に出力されるデューティ比DUは低減制御が行なわれた後のデューティ比DUからから徐々に目標デューティ比DUtに近付くので、直ちに低減制御が行われる前のデューティ比DUに戻ることはない。
また、IGBT13を内蔵し、IGBT13に過電流が流れた場合に過電流検知信号を出力するIGBTモジュールがある。そのようなIGBTモジュールをIGBT13の代わりに使用した場合、IGBTモジュールから過電流検知信号が出力されたとき、マイクロコンピュータ18は異常と判断し、インバータ16のシーケンス制御を停止する。
ただし、一般的な製品では度々運転が異常停止になってしまうと、製品としての機能性が悪くなるので、可能な限りシーケンス制御を停止せずに保護制御を行なうことが望ましい。IGBTモジュールを用いる場合、IGBTモジュールが過電流検知信号を出力するときのしきい値電流Ith2よりも低いしきい値電流Ith1をマイクロコンピュータ18に持たせておく。マイクロコンピュータ18は、入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えた場合は、シーケンス制御を停止させずにデューティ比DUを瞬時に低減させ、IGBTモジュールから過電流検知信号が出力された場合は、インバータ16のシーケンス制御を停止する。したがって、この場合は、交流電流比較部30は、入力電流Iinとしきい値電流Ith2との比較は行なわず、信号φI2も出力しない。
図6は、この実施の形態1の変更例を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図6において、この電源装置が図1の電源装置と異なる点は、IGBT13の近傍に温度センサ35が設けられ、マイクロコンピュータ18に温度検出部36が設けられている点である。温度センサ35は、IGBT13の温度Taを検出し、検出した温度に応じたレベルの信号を出力する。温度検出部36は、温度センサ35の出力信号に基づいて、IGBT13の温度Taを示すデジタル信号を生成し、その信号を目標電圧設定部23に与える。目標電圧設定部23は、入力電圧Vinの低下に応じて目標電圧Vtを低下させ、入力電流Iinの上昇に応じて目標電圧Vtを低下させ、IGBT13の温度Taの上昇に応じて目標電圧Vtを低下させる。
IGBT13の温度は、入力電流Iinが大きく、IGBT13に流れる電流が大きいほど上昇する。IGBT13の温度上昇を抑えることができれば、入力電流Iinに基づく目標電圧Vtの制御と合わせることで、雑音端子電圧レベルを減少させながらIGBT13の高温破壊の危険性が低減し、安全性が増す。また、安価なIGBT13を採用することが可能となり、コストダウンにもつながる。
[実施の形態2]
図7は、この発明の実施の形態2による電源装置の要部を示すブロック図であって、図2と対比される図である。図7において、この電源装置が実施の形態1の電源装置と異なる点は、デューティ比算出部33がデューティ比算出部40で置換されている点である。デューティ比算出部40は、信号φI1が「L」レベルの場合は、デューティ比算出部33と同様に、現区間の目標デューティ比DUtと記憶部36に記憶された前周期の対応する区間のデューティ比DUpとの偏差が予め定めれた数の周期の間に徐々に無くなるように、現周期の現区間のデューティ比DUを算出する。
また、デューティ比算出部40は、信号φI1が「H」レベルの場合は、現周期の現区間の目標デューティ比DUtが小さくなるので、現周期の現区間のデューティ比DUを現周期の現区間の目標デューティ比DUtに瞬時に設定する。したがって、入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えた場合は、次の制御定数変更時、たとえば20kHzのキャリア周波数で制御を行なっている場合は50μsec後にデューティ比DUを低減させる。また、50μsec後ではなく、たとえば次の電源電圧ゼロクロス点からデューティ比DUを低減させてもよい。
この実施の形態2でも、実施の形態1と同じ効果が得られる。また、デューティ比DUを強制的に低減させる実施の形態1に比べ、出力電圧Voが制御値から大きく外れることなく、実施の形態1と同様に素早く安全な交流電流Iinを得ることができる。
[実施の形態3]
図8は、この発明の実施の形態3による電源装置の要部を示すブロック図であって、図2と対比される図である。図8において、この電源装置が実施の形態1の電源装置と異なる点は、デューティ比算出部33がデューティ比算出部41で置換されている点である。デューティ比算出部41は、現区間の目標デューティ比DUtと記憶部36に記憶された前周期の対応する区間のデューティ比DUpとの偏差が徐々に無くなるように、現周期の現区間のデューティ比DUを算出する。ここで、デューティ比算出部41は、目標デューティ比DUtに向かってデューティ比DUを増加させる場合のゲインGUと、目標デューティ比DUtに向かってデューティ比DUを減少させる場合のゲインGD1,GD2(ただし、GD1<GD2)とを有する。
デューティ比算出部41は、信号φI1が「L」レベルの場合は、現区間の目標デューティ比DUtと前周期の対応する区間のデューティ比DUpとの偏差が徐々に無くなるように、ゲインGU,GD1を用いて現周期の現区間のデューティ比DUを算出する。また、デューティ比算出部41は、信号φI1が「H」レベルの場合は、現区間の目標デューティ比DUtと前周期の対応する区間のデューティ比DUpとの偏差が徐々に(または迅速に)無くなるように、ゲインGU(またはゲインGD2)を用いて現周期の現区間のデューティ比DUを算出する。
したがって、入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えた場合は、次の制御定数変更時、たとえば20kHzのキャリア周波数で制御を行なっている場合は50μsec後にデューティ比DUを低減させる。また、50μsec後ではなく、たとえば次の電源電圧ゼロクロス点からデューティ比DUを低減させてもよい。
換言すると、デューティ比算出部41は、目標デューティ比DUtが前周期のデューティ比DUpよりも高い場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比DUを第1の速度で上昇させ、目標デューティ比DUtが前周期のデューティ比DUpよりも低い場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比DUを第2の速度で下降させ、入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えた場合は、第2の速度を瞬時に速くする。
この実施の形態3では、目標デューティ比DUtをデューティ比DUに直接代入する場合のような急峻な出力変化が起こらず、危険な状態で留まる時間も短くて済み、より連続性のある制御が可能である。
なお、実施の形態2では、デューティ比DUを比例制御する場合について説明したが、これに限るものではなく、入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えた場合に第2の速度を瞬時に速くするのであれば、どのような方法でもよい。たとえば、ゲインGを一定に保持し、ゲインGの加算を実行するための積分感度を小さくして制御速度を速くするような積分制御方式でもよい。
[実施の形態4]
図9は、この発明の実施の形態4による電源装置の要部を示すブロック図であって、図2と対比される図である。図9において、この電源装置が実施の形態1の電源装置と異なる点は、交流電流比較部30が直流電圧比較部42で置換されている点である。
直流電圧比較部42は、図1の電圧検出部22の出力信号に基づいて出力電圧Voを求め、その出力電圧Voと予め設定されたしきい値電圧Vth1,Vth2(ただし、Vth1<Vth2である)とを比較する。直流電圧比較部42は、Vin<Vth1の場合は信号φV1,φV2をともに「L」レベルにし、Vth1<Vo<Vth2の場合は信号φV1,φV2をそれぞれ「H」レベルおよびL」レベルにし、Vo>Vth2の場合は信号φV1,φV2をともに「H」レベルにする。
マイクロコンピュータ18は、信号φV2が「L」レベルの場合は、インバータ16を制御し、信号φV2が「H」レベルになった場合は、インバータ16内の全トランジスタをオフさせてインバータ16の制御を停止する。
また、デューティ比算出部33は、信号φV1が「H」レベルの場合は、現周期の現区間のデューティ比DUを予め定められた十分に低いデューティ比に瞬時に低減させる。すなわち、信号φV1が「H」レベルである場合、デューティ比算出部33はデューティ比DUが目標デューティ比DUtに徐々に到達するようにデューティ比DUを算出するので、何らかの原因により、大きな出力電圧Voが検出された場合には危険な状態が続いてしまう懸念がある。
一般に、過電圧によって回路素子が破壊されるのを防止するため、しきい値電圧を設定し、検知電圧がしきい値電圧を越えた場合に回路の動作を停止させる。アクティブフィルタ制御では、電源クロック全域でリアクトル11にエネルギーを蓄積させるようなスイッチング動作を行なっているので、たとえば制御タイミングの誤検知など、何らかの影響を受けた場合に出力電圧Voが上昇し易い。しかし、検知電圧がしきい値電圧を超える度に製品を異常停止させると、製品の機能性が悪くなるので、できる限りシーケンス制御を停止せずに危険な状態を脱するような保護制御を行なうことが望ましい。
そこで、この実施の形態4では、シーケンス制御を停止させるしきい値電圧Vth2よりも低いしきい値電圧Vth1を設定しておき、出力電圧Voがしきい値電圧Vth1を超えた場合は、デューティ比DUを瞬時に低減させる。ただし、デューティ比DUの低減制御が頻繁に行なわれると、所望の出力電圧が得られないので、しきい値電圧Vth1は高めに設定する必要がある。
この実施の形態4でも、実施の形態1と同じ効果が得られる。
なお、図7の交流電流比較部30を直流電圧比較部42で置換してもよい。この場合、デューティ比算出部40は、信号φV1が「L」レベルの場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に無くなるようにデューティ比DUを算出し、信号φV1が「H」レベルの場合は、デューティ比DUを目標デューティ比DUtに瞬時に設定する。また、マイクロコンピュータ18は、信号φV2が「L」レベルである場合はインバータ16を制御し、信号φV2が「H」レベルになった場合はインバータ16の制御を停止する。
また、図8の交流電流比較部30を直流電圧比較部42で置換してもよい。この場合、デューティ比算出部41は、信号φV1が「L」レベルの場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に無くなるようにゲインGU,GD1を用いてデューティ比DUを算出し、信号φV1が「H」レベルの場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に(または迅速に)無くなるようにゲインGU(またはゲインGD2)を用いてデューティ比DUを算出する。また、マイクロコンピュータ18は、信号φV2が「L」レベルである場合はインバータ16を制御し、信号φV2が「H」レベルになった場合はインバータ16の制御を停止する。
[実施の形態5]
図10は、この発明の実施の形態5による電源装置の要部を示すブロック図であって、図2と対比される図である。図10において、この電源装置が実施の形態1の電源装置と異なる点は、直流電圧比較部42が追加されている点である。デューティ比算出部33は、信号φI1,φV1がともに「L」レベルである場合は、現区間の目標デューティ比DUtと記憶部36に記憶された前周期の対応する区間のデューティ比DUpとの偏差が予め定めれた数の周期の間に徐々に無くなるように、現周期の現区間のデューティ比DUを算出する。
また、デューティ比算出部33は、信号φI1または信号φV1が「H」レベルになった場合は、現周期の現区間のデューティ比DUを予め定められた十分に低いデューティ比に瞬時に低減させる。また、マイクロコンピュータ18は、信号φI2,φV2がともに「L」レベルである場合は、インバータ16を制御し、信号φI2または信号φV2が「H」レベルになった場合は、インバータ16内の全トランジスタをオフさせてインバータ16の制御を停止する。
図11は、この実施の形態5のマイクロコンピュータ18の動作を示すフローチャートである。このフローチャートはキャリア周期毎にデューティ比DUを設定する動作のみを示すものであり、IGBT13をオン/オフ制御するか、IGBT13の制御を停止させるかを切り換える制御は別途行なわれる。
マイクロコンピュータ18は、ステップS1において入力電流Iinおよび出力電圧Voを検出し、ステップS2において入力電流Iinがしきい値電流Ith2以下か否かを判別する。Iin≦Ith2の場合は、ステップS3において出力電圧Voがしきい値電圧Vth2以下か否かを判別する。Vo≦Vth2の場合は、ステップS4において入力電流Iinがしきい値電流Ith1以下か否かを判別する。Iin≦Ith1の場合は、ステップS5において出力電圧Voがしきい値電圧Vth1以下か否かを判別する。
ステップS2において入力電流Iinがしきい値電流Ith2を越えた場合(Iin>Ith2)、およびステップS3において出力電圧Voがしきい値電圧Vth2を越えた場合(Vo>Vth2)は、ステップS6において制御信号φCの出力許可フラグをクリアし、制御信号φCの出力を停止してインバータ16の制御を停止する。ステップS7においてデューティ比DUを最小値に設定し、ステップS10に進む。
ステップS4において入力電流Iinがしきい値電流Ith1を越えた場合(Ith1≧Iin>Ith2)、およびステップS5において出力電圧Voがしきい値電圧Vth1を越えた場合(Vth2≧Vo>Vth1)は、ステップS8においてデューティ比DUを予め定められた低減値に設定し、ステップS10に進む。
ステップS5において出力電圧Voがしきい値電圧Vth1以下であった場合(Vo≦Vth1,Iin≦Ith1)は、ステップS9においてデューティ比DUを通常算出値に設定し、ステップS10に進む。ステップS10では、ステップS7,S8またはS9で設定されたデューティ比DUを出力し、ステップS1に戻る。
なお、ステップS6の出力許可フラグは状態制御関数(記述せず)内にて使用するフラグであり、出力許可フラグがクリアされた場合はシーケンス制御が停止される。ステップS7では、既に出力許可フラグがクリアされているので、デューティ比DUを設定しなくてもよいが、タイミングや時間によりシーケンス制御が直ぐに停止されない場合のためにデューティ比DUを最小値に設定している。デューティ比DUの最小値は、マイクロコンピュータ18内に持たせた固定値であり、直流電圧昇圧能力や交流電流波形形成に影響しない程度の微小出力時間に設定されている。デューティ比DUが最小値の場合は、ほぼ制御信号φCの出力が停止されたような状態となる。したがって、制御信号φCの出力が直ぐに停止しなくても、過電流または過電圧を検知した時点よりも電流値や電圧値が小さくなるため安全である。
この実施の形態5でも、実施の形態1と同じ効果が得られる。
なお、図7の電源装置に直流電圧比較部42を追加してもよい。この場合、デューティ比算出部40は、信号φI1,φV1がともに「L」レベルの場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に無くなるようにデューティ比DUを算出し、信号φI1または信号φV1が「H」レベルの場合は、デューティ比DUを目標デューティ比DUtに瞬時に設定する。また、マイクロコンピュータ18は、信号φI2,φV2がともに「L」レベルである場合はインバータ16を制御し、信号φI2または信号φV2が「H」レベルになった場合はインバータ16の制御を停止する。
また、図8の電源装置に直流電圧比較部42を追加してもよい。この場合、デューティ比算出部41は、信号φI1,φV1がともに「L」レベルの場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に無くなるようにゲインGU,GD1を用いてデューティ比DUを算出し、信号φI1または信号φV1が「H」レベルの場合は、目標デューティ比DUtと前周期のデューティ比DUpとの偏差が徐々に(または迅速に)無くなるようにゲインGU(またはゲインGD2)を用いてデューティ比DUを算出する。また、マイクロコンピュータ18は、信号φI2,φV2がともに「L」レベルである場合はインバータ16を制御し、信号φI2または信号φV2が「H」レベルになった場合はインバータ16の制御を停止する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 交流電源、2 整流回路、2a 正側出力ノード、2b 負側出力ノード、3〜6 ダイオード、7,15 分圧抵抗器、8 電流検出抵抗器、9 アンプ、10 アクティブフィルタ、11 リアクトル、12 ダイオード、13 IGBT、14 平滑コンデンサ、16 インバータ、16a 正側入力ノード、16b 負側入力ノード、17 交流モータ、18 マイクロコンピュータ、20,22 電圧検出部、21 電流検出部、23 目標電圧設定部、24 信号生成部、30 交流電流比較部、31 目標デューティ比算出部、32 記憶部、33,40,41 デューティ比算出部、34 信号波形生成部、35 温度センサ、36 温度検出部、42 直流電圧比較部。

Claims (4)

  1. 第1の交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の次段に設けられたアクティブフィルタと、
    前記アクティブフィルタの出力電圧を平滑化して直流電圧を生成する平滑回路と、
    前記直流電圧を第2の交流電圧に変換するインバータとを備え、
    前記アクティブフィルタは、
    一方端子が前記整流回路の出力電圧を受けるリアクトルと、
    アノードが前記リアクトルの他方端子に接続され、カソードが前記平滑回路に接続されたダイオードと、
    前記リアクトルの他方端子と基準電圧のラインとの間に接続されたスイッチング素子とを含み、
    さらに、前記アクティブフィルタの入力電流、入力電圧、および出力電圧を検出し、検出結果に基づいて、前記入力電流と前記入力電圧の位相が一致し、かつ前記アクティブフィルタの出力電圧が目標電圧に一致するように前記スイッチング素子をオン/オフ制御するマイクロコンピュータを備え、
    前記マイクロコンピュータは、
    前記入力電圧、前記入力電流、前記出力電圧、および前記目標電圧に基づいて目標デューティ比を算出する目標デューティ比算出部と、
    前記目標デューティ比算出部によって算出された目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比を算出し、前記入力電流が予め定められた第1のしきい値電流を越えた場合、または前記出力電圧が予め定められた第1のしきい値電圧を越えた場合は、現周期のデューティ比を前周期のデューティ比よりも瞬時に低下させるデューティ比算出部と、
    前記デューティ比算出部によって算出された現周期のデューティ比に基づいて、前記スイッチング素子の制御信号を生成する信号生成部とを含む、電源装置。
  2. 前記デューティ比算出部は、前記入力電流が前記第1のしきい値電流を越えた場合、または前記出力電圧が前記第1のしきい値電圧を越えた場合は、現周期のデューティ比を前記目標デューティ比に瞬時に低下させる、請求項1に記載の電源装置。
  3. 第1の交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の次段に設けられたアクティブフィルタと、
    前記アクティブフィルタの出力電圧を平滑化して直流電圧を生成する平滑回路と、
    前記直流電圧を第2の交流電圧に変換するインバータとを備え、
    前記アクティブフィルタは、
    一方端子が前記整流回路の出力電圧を受けるリアクトルと、
    アノードが前記リアクトルの他方端子に接続され、カソードが前記平滑回路に接続されたダイオードと、
    前記リアクトルの他方端子と基準電圧のラインとの間に接続されたスイッチング素子とを含み、
    さらに、前記アクティブフィルタの入力電流、入力電圧、および出力電圧を検出し、検出結果に基づいて、前記入力電流と前記入力電圧の位相が一致し、かつ前記アクティブフィルタの出力電圧が目標電圧に一致するように前記スイッチング素子をオン/オフ制御するマイクロコンピュータを備え、
    前記マイクロコンピュータは、
    前記入力電圧、前記入力電流、前記出力電圧、および前記目標電圧に基づいて目標デューティ比を算出する目標デューティ比算出部と、
    前記目標デューティ比算出部によって算出された目標デューティ比が前周期のデューティ比よりも高い場合は、目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比を第1の速度で上昇させ、前記目標デューティ比算出部によって算出された目標デューティ比が前周期のデューティ比よりも低い場合は、目標デューティ比と前周期のデューティ比との偏差が徐々に小さくなるように現周期のデューティ比を第2の速度で下降させ、前記入力電流が予め定められた第1のしきい値電流を越えた場合、または前記出力電圧が予め定められた第1のしきい値電圧を越えた場合は、前記第2の速度を瞬時に速くするデューティ比算出部と、
    前記デューティ比算出部によって算出された現周期のデューティ比に基づいて、前記スイッチング素子の制御信号を生成する信号生成部とを含む、電源装置。
  4. 前記マイクロコンピュータは、前記インバータを制御し、前記入力電流が前記第1のしきい値電流よりも大きな予め定められた第2のしきい値電流を越えた場合、または前記出力電圧が前記第1のしきい値電圧よりも高い予め定められた第2の電圧を越えた場合は、前記インバータを停止させる、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の電源装置。
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